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2004年01月17日
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カテゴリ: 読書





実は、今テレビで話題の「白い巨塔」の作家とは知りませんでした。
本の内容は、企業のために正しいことを行なおうとすると企業にとっては痛手となるため、自分の節を曲げない恩地元を、カラチ、テヘラン、アフリカへとたらい回しにします。

その企業が、日本航空の中での事のようで、事実に基づき、取材により作られた話でした。実際、巨大企業ならあるであろう、政治家との癒着、役員の私得の数々などがあからさまにつづってありました。

そして、話はあの有名な御巣鷹山事故が書かれています。御巣鷹山編は、本人や家族の承諾も得たうえで、実際の本名で書かれている方のお名前も多いようでした。

事故が起こっても、自分の保身やいく先ばかりを気にする変わらないトップの人々も書かれてあり、この会社は終わっていると思いました。

この本を読んだ後は、日本航空に乗る気がきっと誰でも失せると思いました。また、この本は、日本航空関係者なら、全員読むべきものだと思いました。

実際、筆者も終わりに「巨大な組織であり、政治と結びついている航空会社の力は、予想をはるかに越え、個人の力など巨象の前の蟻に等しい」といっていますが、現在を生きる作家の一人としての使命として書いたといっていました。

 私は、それならば、現在を生きるものとして、知るだけでもいいのでこういった不条理については、この本を読めば、それぞれがかなり深く考えたり、感じれると思うのでぜひ読んでもらいたいと思いました。






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最終更新日  2007年08月05日 21時20分15秒
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