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2009年07月25日
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カテゴリ: 読書




を読みました。

自分でもなんでこの本を読もうと思ったのか
忘れてしまっていたのですが、
多分日経新聞のおすすめ欄に
載っていたのでしょう。

内容は、タイトルどおり
アラブの大富豪の話なのですが、
テレビでよくやっているような

なぜそんなに大富豪なのか、という
アラブ社会の仕組みから説明されている
本でした。

私はありえないのですが、
アラブと商談がある方や
アラビア社会って何ぞや?と思う人にも
とっても分かりやすい本だと思いました。

サウジアラビアやヨルダンなどの
王政の仕組みもよく分かる本です。

そして、オイルマネーにより
潤っている国、湾岸産油国では、

国民からは所得税を取っておらず
医療費や教育費が無料のようです。
パンなどの食料品も驚くほど安く
生活にお金がかからないそう。

国がほとんどをまかなってくれるため

そのため、革命などが起こらないという話でした。

あちらの中流階級以上は
みんなお手伝いさんを雇って暮らしているようです。
ちなみにそのメイドはインドネシア人などのよう。

また、そんなに興味もなかったので
知らなかったのですが、
イスラム教を布教した人は
キリスト教のイエスキリストや
仏教のお釈迦様などいう俗世とは縁のない人とは違い
実在の人物でムハンマドという人だったというのが
知らなかった意外な話でした。

そのため、イスラム教のコーランでは
商売を推奨しているようで
そういう内容も意外な事実でした。

その他にも、
シティバンクを救った
ホワイトナイトが
アルワリード王子という
王族投資家の話など、
興味深い話がたくさんありました。

サブプライムローンから
始まって、リーマンショックと
アメリカの事件で
今建設がどうなっているのかわかりませんが
いつかは叶えば、ドバイにも行ってみたいなあと思うので
ドバイの建設の話も出てきたりして楽しい本でした。





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最終更新日  2009年07月25日 23時59分27秒
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