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「ウチドク」ってご存知だろうか? おいらの住んでる町だけのものかもしれないので、一応説明しますと、子供が読んでる本を、家族全員で読んでその感想を言い合う。と、いったものらしいです。まぁまぁ、学校の先生の考えることっていうのは、実に正しくて、立派で、建設的ですね。 ウチドクってのを勧めたり、毎月何日だか(忘れた)は、ゲームもテレビも見ない日にしようとか、次から、次から、色々なことを言ってきます。本当に、やってるご家庭はあるのかしら?だとしたらすごいわ、頭が下がる重いです。ほんとに 我が家では、同じ本を読んだりはしません。おいら、自分の読みたい本だって、死ぬまでに読めないかもしれんって、焦っているというのに(あー、そこまで焦っちゃいませんね)、他人の読書の心配なんか、申し訳ないけど、する暇ありません。ルギに本を読めなどと、言ったことないです。でも彼女、勝手に読んでます。で、テレビの音が邪魔だって、自分で消します。だからうちで、二人で同じことをするといえば、映画とか、アニメを見ることです。ここだけは一緒にしてます。おいら先週、「NARUTO」見て、涙ぐみました。あれはいいお話です。 とはいえ、おいらも一応ハハですので、映画もアニメも、殺戮シーンが沢山あるとか、リアルに描かれているものとか、ホラーとかスプラッタとかは、今は見るなと言ってます。それ以外は、見たければみせます。でも、こっちが先に寝てしまっていると、「ベルセルク」とか、こそっと見てる!あれはおいらでも気持ち悪いのに!まったく、肝の太い女です。 昨日は、ディズニーのお姫様映画の特集が、WOWWOWでありまして、二人で見ました。おいらが生まれる前に製作されたものも放映されて、久しぶりにみました「眠れる森の美女」とか。因みにおいらは、現役の子供のとき、オーロラ姫のことを 「老けてんな、これで16歳はねぇだろ」 と、思っただけでした。あらまーひねた子!でも、あの当時のアメリカの「ビューティー」が、ああだったのよ。で、40過ぎてみると、また違います。今回の感想は 「これの主役って、実は、三人のおばさんじゃないのかしら?」 でした。三人のおばさん妖精ね、あの三人に注目してみると、単なるお姫様映画じゃなくなります。映画ってほんといいわ、何度でも見られる。 ルギとおいらじゃ、見えている世界が少々違いますから、感想を言い合いはしますが、批評はしません。ただ、お互いに、お互いのことを面白がってはいます。ルギはおいらのことを 「何言い出すかわかんない大人。」 だと思っているんだそうですよ。わはは、そうか、そうきたか。よしよし、いい傾向! おいらが子供のとき、まだまだ世間の大人たちは、生活でいっぱいいっぱいでした。おいらは親が本を読んでいる姿なんか、見たことないです。 最初のうち、母親はそれ相応の本を買い与えてくれましたが、ある時期から買ってくれなくなりました。なぜか?女の子が本を読んでいると家事をしなくなるからだって!ははは、うちの母親は、むかつくけど、ある意味賢い!読書はためにならんとわかったわけです。実に慧眼だ、あんたの言うとおりだよ。 でもまぁ、それ以来、親はおいらがなんの本を読んでいるか、わかんなくなったので、結果的に、おいらとしては好都合でした。図書館に行きまくって、あやしいの、いっぱい読ませていただきましたぜ。映画もあやしいの、いっぱい見ました。おかげさまで、こういう人間になったけど、今の自分、嫌いじゃないです。 あのとき、親から読む本やら映画まで気にされていたら、こうはならなかったでしょう。正しくて、立派で、建設的な大人になってたかもね?ひゃーっ! お姫様は16才。 老けてる。
November 18, 2013
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最近、日韓の関係は、なんか悪い。悪いっていうか、一方的になんかカリカリしちゃっている感、ありです。自国内でも心配されるほどの、大統領の暴走ぶり。まさに、「見てて恥ずかしくなる」全開ですが、まぁ、こんなもんだな。 文句言ってはいますが、今日は韓国映画のお話です。おいらはやっぱり好きなのでした。元も子もねぇな、こんなんじゃ。 WOWWOWは、映画ばっか流すチャンネルがありますが、日本で公開されてない韓国映画が、けっこう放映されています。DVDはもちろんあります。 ちょっと前に見たのは「火車」。宮部みゆきの原作で、おいらこの作品がすごくすきなのですけど、へー、韓国で映画化されたんやねぇって思って、軽くみました。 詳しいあらすじは省きます。興味をもたれた方は、この記事読んでみてください。宮部みゆきって、実は、人の悪意を書かせたらすごいです。桐野夏生ほど悪どくないって、皆さん思うかもしれませんけど、宮部みゆきの悪意は地雷みたいです。うわっ!踏んじゃった!うわっ!こんなとこ仕込んでやがったっって感じです。情け容赦ないです。この情け容赦なさの描かれ方、すごいもんです。このお話は、貸金業者に対する法律が厳しくなる前に書かれたもので、まだまだ町金が好き勝手できてたときだからこそ、成立した話です。ま、今では闇金みたいのが昔の町金の役割を果たしているのかもしれません。日本ではこうですが、韓国では多分、まだまだ金貸しはえげつない取立てをしていることでしょう。こういう話は、枚挙に暇がないはず。なにしろ、まぁ、えげつないですよ、暴力の描かれ方ねぇ!血とか死とか暴力とかが、これほどえげつないのは、韓国映画ならではです。 映画では、原作とはもちろん設定やら結末とかが違います。しかしまぁ、韓国の映画の俳優さんは、いい味出してる人が多いです。今回も、いい味だしてました。おいらは韓国のドラマ嫌いなんです。なんでかっていうと非現実的なのもいいかげんにしろよっていうくらい、非現実的だからです。これで夢見たりできるほど、おいらも若くはないんでね。 そこを行くと映画は、いきなり「甘くない現実」のオンパレードで、ま、おいらが見てる映画が全部そうなのかもしんないけど、実際、韓国社会は甘くないから、それを惜しげもなく披露してくれるのが、いっそ気持ちいいです。 映画の副題は「helpless」。まさに、これってhelplessだよって、見ながら思いました。程度の差こそあれ、人はみんな、それぞれ、どうしようもないものを抱えていますよね。 ところで、この火車、日本でもドラマ化されました。が、全部ダメでした。一番大事な役どころが、ミスキャストもいいところ。韓国映画のヒロインも、原作のイメージとはちがいますけど、少なくとも、彼女は「どうにもならなさ」が感じられました。原作者も、韓国映画のほうの出来にはご満悦だったみたいです。機会があれば、ぜひ。
November 12, 2013
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あー、ここもばれちゃったか 昨今の「車えびって書いてるのに、本当はブラックタイガー使ってましたっ」的な事件が方々で露見するにつけ、そう思います。あ、以前に吉兆さんもやってましたよね?ささやき女将っていたじゃない?結局、船場の吉兆さんは廃業したんじゃなかったかしら? おいらが昔いたところでも、この手のことはよくある話でした。たとえば九州ですから、関アジとかいましょ?関アジのマリネと称して、関アジなんか使ってなかったし、自家製ナントカが自家製でないのも、当たり前でした。もちろん、賞味期限をごまかしたりとかは、論外ですけど、あと、つかいまわしとか。 みなさん、ご存知でしょうけど、いわゆる大衆居酒屋やら、お弁当のおかずなんか、ほとんど冷食ですし、若い女性の大好きな某カフェの食事とデザートもしかりです。だって、あれだけの種類をこなすだけの技術と力量を、時給でやとってるアルバイトに求めることは難しいですし、仕込みの時間も相当かかります。 もし、全部を自家製にしてたら、今の倍以上の人数、厨房に必要です。ところで、某カフェのバイトの人って、冷食仕事しかしてないのに、えらい居丈高で気取ってます。冷食なのに、ブランドバリューだけで単価がお高め。なのに、みんなオシャレとか言って、ありがたがってる。この世界は奇妙だよな、おいらあんな店行くくらいなら、コンビニのコーヒーとお菓子を買って、外で食べるよ。冗談じゃねぇぜ はっきりいって、外食産業とは、うさんくさいものなのです。あー、こういうことをいうと、方々から文句言われるかもしれないけど、ほんとそうです。誠実にちゃんとした仕事をしてらっしゃる方も、もちろんいます。だけど、それじゃぼろ儲けはできませんし、店を大きくするというのも、なかなか難しいです。 世に一流どころと呼ばれるホテルや百貨店で、こういうことが行われていることが露見しちゃったら、この先、外食産業は、今までの形態ではやっていけなくなるかもしれません。それに、提供される側のおいらたちも、自分がなにを求めるのかを考えてみる必要がありそうです。おいらですか?おいらは外食には誠実を求めてない。そうしたいのなら、自分でやります。おいらは外食に非日常を求めてるので、へんな店に行きたがる(笑) 昭和歌謡しか流れてない店とかねではまた
November 8, 2013
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