全69件 (69件中 1-50件目)
もう7年ほど前に本帰国した知人から譲り受けた50冊ほとの本は結局17冊読む事が出来ず、ほとんどがその中の1冊「神の国に殉ず」のように戦争に関する本で、私が本帰国して果たして読むだろうか?と考えて14冊は「シンガポール日本人会」に寄贈する事にしました。 以前に日本人学校へ寄贈した時は郵送出来たのですが、日本人会は直接持ち込みがルールだそうでキャリーバックに入れて日本人会へのシャトルバスの中で知人との思い出を蘇らせながら行ってきました。原田マハ著「楽園のカンヴァス」を頂いたのが始まりでした。「自分は絵には興味はないけれど絵の好きな人だったらきっと嵌ると思う」と言って渡され、その言葉通りにすっかりその後原田マハに嵌ってしまいました。 受付で地下一階の駐車場内に古本コーナーがあるのでそこに置いてくださいと言われ、行ってみると思ったより乱雑に捨てられたように置かれた本が結構あって、ちょっと胸が痛くなりました。棚のような物があると思って紙袋も段ボールも持参しなかったので近くにあった空の段ボールに「誰か読んでくれますように」と思いを込めて入れました。 「本には魂が宿る」というような事を信じていて、調てみると古代ローマの政治家であり哲学者の「キケロ」が「本のない部屋は魂のない肉体のようなものだ」という金言を残しているそうです。 本帰庫後、楽しみにしているのは図書館通いで以前「図書館まで公共の交通機関を使って行き、本を読み、気になった箇所はメモする」のは健康にも脳の活性化にもとても良いというのをNHKの「あさイチ」で放送していました。 2023年は原田マハ著「リボルバー」や的場昭弘著「20歳の自分に教えたい 資本論」等々、興味深い本との出会いがありました。さて来年2024年はどんな本に出会るのか今からとても楽しみです。
2023.12.26
コメント(2)
昨年の自分へのクリスマスプレゼントの1つはラッフルズホテルの「ソムリエナイフ」だったので、今年は何にしようかとギフトショップに下見に行きました。昨年は目にしなかったクリスマス用のオルゴール等のグッヅがいくつかのコーナーにディスプレイされていて、すぐ側に南国ならではの「蘭」も飾られていました。 帰国して使えそうな物としてはテーブルクロス、室内履き、タオル、トートバック、エプロンなどで昨年とほぼ同じ品揃えです。どの品もホテルのネームバリューで高い(ちょっとした物でも2千以上です)ので今年はどこか他のお店でと思いながらも店内を物色していて「カヤジャム」を見つけました。そう言えば帰国を伝えた知り合いの方から日本でカヤジャムを探して何種類か試したけれどシンガポールのカヤジャムに勝る物は見つけられず、必ず買って来てとお願いされた事を思い出しました。 昨年の5月の日記にカヤジャムの詳細を書きましたが、ほんのり甘いトースト用のこのジャムは嵌る人は本当に嵌ってしまうようです(私も来星した当初は嵌りました) 老舗店の「Yakun(ヤクン)」の方が値段も手頃で美味だと思うのですが、やっぱりラッフルズホテルのカヤジャムは麻袋に入って高級感があります。2個購入して大きな紙袋に入れてもらい、今朝紙袋を開けてみるとラッフルズホテルのグリ―ティングカードが入っていて粋な計らいに得をした気持ちになりました。シンガポールの誇りでもあるラッフルズホテル、最後の友人達とのランチはこのホテルのレストランと考えていますが、帰国まで後1週間ほどで果たして実現できるでしょうか?シンガポールの朝ごはんの定番「カヤトーストセット」たっぷりめのバターとカヤジャムです。
2023.12.22
コメント(0)
日本の「キックバック問題」のニュースを見て、やはり考えるのはシンガポールでは政治家への賄賂が皆無である事と政治家はエリートが就ける魅力的な仕事と考えられている事です。その理由の1つに政治家の給与の高さがあります(僅かな賄賂を受けった後の懲罰が半端ではないから) そして大臣級の閣僚には「業績給」が導入されている事にも注目です。民間企業であれば当然のシステムですが政治の世界で業績給というのは珍しいのかと思います。国益を上げたり、公共サービスの施策など国民の利益に繋がる業績を上げた大臣は首相(現在はリー・シェンロン氏)の評価によって給与のアップがあります。 具体的にはシンガポールの政治家の給与は世界的に見ても破格で例えば大臣(M4クラスが最下位)で年収は約9,570万円(日本の大臣クラスは約2,940万円)です。 そしてM4クラスの大臣の給与の2倍相当が首相の給与と言われているので年収は日本円で約1億9,000万円(岸田首相は約4,000万円でその中から東日本大震災の復興財源確保のため約3割を返納)でアメリカのバイデン大統領の約4,760万円も超えてシンガポール首相の給与は世界一になっています(2022年統計) スポーツ界では大谷選手の高額契約は業績給の最たる例ですが、日本の企業でも浸透している業績給が政治の世界(いかに国を富ませて国民に少しでも豊かな生活を提供出来るか)にこそ適用されるべきものかと考えたりします。 日本の優秀な若者達が政治家を目指すためにはこの仕事がいかに魅力的であるかというアピールのためには給与というのも大きな要因になるはずだと思います(少なくても防衛費増額よりも意味があると)「国民の生活が苦しい中、政治家の給与を上げるなんて!」と思うのは当然ですが、国や国民の将来を考えたら日本の政治の世界は根本から考え直す必要があるのかと思います。
2023.12.20
コメント(0)
シンガポールに20年間住んで住みやすさを実感する1番目が「安全性」です。政府が「犯罪が少ないというのは決して犯罪がゼロではない」とビルや住居のセキュリテイの質を年々向上させています。そして2番目は「ゴミの分別がなくいつでも捨てられる快適さ」です。 12月に入り本帰国を控えて処分する大型の家具の事で不動産屋さんに確認すると4人掛けの食卓テーブル(椅子4脚)、ソファ、机はコンドミニアムの1階にあるごみ置き場には捨てられないので業者にお願いするしかないということで3つ合わせて100ドル~300ドル(1万円~3万円)くらいと言う事でした。不動産屋さんが業者を手配してくれるので問題ないのですが、政府系の住宅(HDB)に住む友人からHDBではどんな大型の家具でもゴミ置き場に捨てたり無料で回収をお願い出来ると聞き驚きました。住宅の種類によって粗大ごみの扱いが違うようですが、それでも日本に比べると手軽に捨てられるという感じです。 シンガポールのフリーペーパー「SingaLife」に「コンドミニアムの場合テーブル、椅子、戸棚などの粗大ごみは粗大ゴミ置き場に置いておくと契約している収集業者が回収してくれます」とあるのでもし費用が発生しても貸主の負担かなと思い、不動産屋さんに相談する前にこの記事を見ていたら無駄な出費が無かったのかなと後悔です。 粗大ごみは別として普段家庭で出るごみに関してはシンガポールは全く分別せずに各階にある「ダストシュート」にポンと捨てるだけでこの生活を20年間続けると帰国してからの事が大袈裟ではなくかなり心配になります。 検索すると日本では各地方自治体によって違いがあり、またダイオキシンを発生させない高額な焼却炉がある自治体はそんなに分別のルールが厳しくないというのもあり統一できないものなのかなぁと考えます。別の記事には分別が嫌であれば直接ゴミ焼却炉へ持って行く手もある等と書かれていますが、車が無い場合まさか地下鉄やバスに乗ってというのはあり得ないだろうなぁとか・・。各自がゴミを増やさない工夫をしながらも少しでも分別の負担を軽くするある程度国内で統一した方法を政府には是非検討してもらいたいです。 「追記」2024年2月28日 本帰国してほぼ2ヵ月が過ぎゴミの分別やごみ捨てのルールを少しずつ学んでいるという感じです。最初はきちんと出来るのだろうかという不安ばかりが大きかったのですが、意外に何だか人間らしい生活をしているような感じです。ゴミを減らすために極力食べ残しや捨てる食材を減らす事、不必要な包装はしてもらわない琴など考えさせらる事が多いです。 何でも楽しんだ者勝ちかなと思ってニトリの「分別ゴミ袋スタンド」をネットで見つけて購入しました。550円という安さも人気の秘密で品切れがで数日待って今日受け取りました。早速3種類のポリ袋をかけてみましたが、なかなかお洒落でこれからの分別も楽しくなりそうです(^^♪
2023.12.19
コメント(0)
本帰国前にシンガポールで口座を開いた2つ銀行に行って、最新の金利の情報を得たりシンガポールの銀行の口座をそのまま残した場合の事などを相談して来ました。短期(10ヵ月)の定期預金の金利ではシンガポールで一番高いと思っている「UOB(大华銀行)」の行員さんから先に「日本の銀行は預金の利子に課税するんだよね」とか「金利の低さはシンガポールに住む日本人からもよく聞いている」で話が始まりました。 シンガポールでは普通/定期預金に関わらず(投資も含めて)上限無く一切課税される事がないので、改めて日本の定期預金の課税率を調べてみると利子分について所得税と地方税合わせて一律20.315%の課税でした。100万円の定期預金、金利0.3%/年として利子が3,000 円で実際に受け取るのは2,400円ほどです。日本にいる時は課税に疑問を持つ事は無かったのですが、課税しない国に住んでみると「果たして利子に課税する意味って何なんだろう?」と考えてしまいます。それが来年の1月から始まる「新しいNISA(年間120万円から非課税で投資可)」に繋がったのかなぁと考えますが、NISAは飽くまでも投資なので「投資はちょっと・・」と思う人は課税されても銀行の預金の方がまだ安全と思うかもしれません。 具体的にシンガポールのUOB銀行で2万ドル(約200万円が最少の金額)を10ヵ月(12・15ヵ月もあります)の定期預金に入れた場合、今年の実績では2.425%~3.45%です。利子を計算すると約4万円~6万6千円で無課税です。シンガポールが金融政策を行っていない事、世界の銀行の競争力ランキングで4位(2022年調査)である事と関係があるのかもしれませんが、少なくても政府と銀行がタッグを組んで国民の資産を増やす事に真剣に取り組んでいるというのを行員さんと話していると痛感します。 将来的に日本の高齢化で税収入が減少する事を考えて利子だけではなく総貯蓄額に2%の課税があるかもという記事も見つけて、給与の上昇率が極めて低く、汗水流して貯めた貯蓄からも税金を取る国、政治家の賄賂(近々のキックバック問題も)が後を絶たない国(政府)にもっと声を挙げていかなければならないんだと怒りのようなものも感じます。来年の干支「辰の貯金箱」貯金箱やタンス貯金には勿論課税はありません💦
2023.12.17
コメント(2)
フリーペーパー「SingaLife」に「シンガポール生まれのジャイアントパンダ「Le Le(ルァルァ)」が今年12月下半期に中国返還」の記事が載っていて寂しい気持ちになりました。8月に2歳の誕生日を迎え、中国の「パンダ貸出協定」にある外国の地で誕生したパンダは通常2歳で中国に返還される決まりに基づいてという事です。 パンダ館がある「リバー・ワンダーズ」を経営するマンダイ・ワイルドライフ・グループはルァルァが2歳の誕生日を過ぎて益々独り立ちしてきた事と人生の次の段階となる中国に戻ってからジャイアントパンダの保全に寄与するという重大な任務を果たす事になるという声明を発表しています。陰ながらルァルァの中国本土での活躍を願います。 そして11月20日(月)にリバー・ワンダーズ内の「パビリオン・キャピタル・パンダの森」でお別れイベントが開催されるようです。何故月曜日?と思いますが、日本のパンダ熱とかなり違いがあるシンガポールなので平日なら更に混み合う事もなく最後の姿が見られると思うので都合をつけて是非参加しようと思っています。 両親の「カイカイ(雄 16歳)」と「ジアジア(雌15歳)」は11年前の2012年に中国からシンガポールに貸与され、元々レンタル期間契約10年になる昨年に中国に返還される予定だったところルァルァの誕生もあってあと4年間(2027年まで)延長契約が中国と結ばれています。もう2頭に赤ちゃんは出来ないのだろうなぁと思って検索してみると、2017年に中国で「海子 23歳(人間年齢で80歳)」が双子を出産したという世界最高齢の記録がありました。まだまだカイカイとジアジアにも可能性があるのかなぁと・・。
2023.10.20
コメント(0)
昨晩放送のNHKドキュメンタリー「老いる日本の住まい 第2回マンションに迫る2つの老い」は現在マンションに住んでいる人、子育てを終えて一戸建てからマンションに引っ越ししようとしている人に役立つ情報が満載でした。 マンションの設備は築50年以内に修繕が必要である事、コンクリート等は100年の寿命がある事、きちんと管理、修繕されていれば中古マンションの需要が高い事、ただ築40年を超えた物件の中にはそもそも管理組合や修繕積立金がなく、危険な老朽化状態に手つかずというケースもあるようで、実際に自治体が税金から1億円の費用をかけてマンションを解体したシーンも流れ、その費用をいかに回収するか検討中という事でした。 マンション住民の高齢化が進み年金生活者の割合が高くなれば突然管理費や修繕積立金のアップを通告されるのはかなり厳しく、国や自治体と一緒にこの問題を克服していく事の大切さを伝えていました。 日本のマンションと同じような位置付けにあるのがシンガポールでは「コンドミニアム」で通常ジムやプールの設備を備えた住居です。シンガポール人の8割が住んでいると言われる政府系の住居「HDB」は外国人が購入するのはハードルが高く(例えば夫婦2人が永住権(PR)を持っていれば可能性は若干あります)購入という事になればHDBよりずっと高価なコンドミニアムという事になります。 コロナ禍後のコンドミニアムの需要過多で昨年賃貸料が23.9%値上げになっているので、購入価格もこれに合わせて上がっているのかと思い調べてみるとCDB(セントラル・ビジネス・ディストリクト)と呼ばれる中心付近の2ベッドルームで2~3.5億円、チャンギ空港に近いイーストと呼ばれる地区でも最低価格が1.4億円でこの値段には改めて驚きです。国土の狭さが大きな要因ですが、シンガポールの不動産は世界で4番目に高いらしく、ただ売却する時に値段が下がる事はないという神話はまだ続いているようです。 築年数についていえば自然災害はほとんどない国でも暑さや高湿度で日本のような築年数でコンドミニアムの品質を維持するのは難しいらしく、賃貸の場合お薦めの築年数は3年から10年だそうです。新築だと建設技術の問題等で住んでから不具合が出る事があるらしく、3年くらい他の人が住んだ物件の方が安心という事です。 写真は現在賃貸しているコンドミニアムのちょうど真向いのコンドミニアムが昨年解体され、現在新築建設中の一枚です。政府の決まりによって築何年のコンドミニアムは解体という法律のようなものがあるのかもしれません。 余談ですが、知り合いのシンガポール人の会社の同僚が千葉県の一軒家を購入し、値段と品質に満足し2軒目も購入したと話を聞きました。シンガポールに比べると確かに手頃な値段で良い物件が沢山あると思うのですが、購入した家はどのように使われているのか一抹の不安もあります。
2023.10.09
コメント(0)
昨晩はシンガポールも晴れの天気で晩御飯の後散歩に出かけ空を見上げると真ん丸で大きな月が光り輝いていて、もう少し近くで見たいと思い自宅のコンドに戻り、14階のプール(一応360°のパノラマの景色が楽しめます)に上がると、1組だけ母娘がプールサイドのデッキチェアにゆったりと腰かけて空を見上げていました。私の「あれ?どこに?」の様子に「スーパームーン?あそこですよ🌔」と指さしてくれました。 写真技術が無くどうしても月が小さく‥💦 母娘の後ろ姿。ずっと月を眺めていました。 シンガポールらしく高層ビルが立ち並ぶ中、中秋の名月&満月が光り輝いていて今まで見た事がないほど大きく感じ、月の海の黒い部分(玄武岩)と白い部分(斜長岩)もしっかり確認出来た気がします。 ただ昨日の満月は地球からの距離が約35万㎞と言われる「スーパームーン(極上で特大の月)ではないらしく今年のスーパームーンは8月31日だった事を今日知りました。そして近々のスーパームーンを超える「エクストリームスーパームーン(地球からの距離は約30万㎞)」は2011年3月20日だったそうです。ふとこの年に起こった東北大震災の事に思いが及びました。 スーパームーンでないのなら「何ムーン?」と調べてみると「ネイティブ・アメリカン」が名付けた12ヵ月の満月の呼び名を見つけました。9月は「Harvest Moon・ハーベストムーン(収穫の月)」だそうで、月の満ち欠けで生活の色々な事を決めていた良い名残りだなぁと思いました。 2021年から3年連続で「中秋の名月&満月」の重なりを楽しんだ次回は2030年らしく、これはシンガポールではなく日本で見る事になるなぁと思い長く昨日の完璧な満月を眺めていました。 余談ですが、今年12月末で本帰国となり「星の国ライフ」も残すところ後3ヵ月となりました。明日から帰国の準備とかでブログも毎日更新という訳にはいきませんが、シンガポールの魅力を少しでも多く書くことが出来ればと思っています。日本に戻って落ち着いてからは新たな形でブログを続けて行こうと思っています。
2023.09.30
コメント(2)
今日は「育休を考える日」で、この記念日は2018年から積水ハウスが男性社員の育児休養1ヶ月以上の完全取得を制定した事に由来しているそうです。 共働き率が84%にも上ると言われているシンガポールで果たして「男性の育休」はあるのか調べてみると月収が2500ドル(約25万円)以上の父親を対象に2週間の育休制度があるようですが、生まれた子供がシンガポール国籍に限られているようです。 そして周りで「男性の育休」を取ったという話を聞いたこもなく、やはりシンガポールで高い共働き率を維持し、出産後退職せずにかなり早く職場復帰できる環境の元になっているのは「メイド・ヘルパー制度」です。シンガポールでは6世帯に1世帯がメイドかヘルパーを雇っているというデータもあります。 この制度は今から45年前の1978年にシンガポール政府が「女性の労働人口増加を目的」に「外国人メイド計画」を立ち上げた事に始まっています。採用される国籍はフィリピン、インドネシア、スリランカ、ミャンマー等で23歳から50歳未満の女性、既婚でも小さい子供がいても単身での来星が義務付けられています。住み込み、通い等の種類があり、住み込みの場合国籍によって賃金が違いますが、フィリピンの場合大体570ドル/月です。 日本のお手伝いさんと同じように家事全般や犬の散歩等もこなす他に私が一番驚いたのは雇い主の奥さんが出産した場合母乳を搾乳しておき冷蔵庫などに保管し、それをいつでも飲ませられるという体制を整えている事です。奥さんは夜中に起きて母乳をあげる事や夜泣きに対応する必要がないため、睡眠時間もしっかり確保でき社会復帰も早めに出来るというシステムです。子供の成長に合わせ保育園や学校への送り迎え、子供の勉強も手伝ってくれるケースもありメイドさんへの信頼度はかなり高いものがあるという印象です。 以前に在星していた日本人のご夫婦が小さな子供連れで本帰国し、子育てのため奥さんの仕事復帰が難しいという話が出た時「シンガポールのようにメイドさんを雇う事は日本では難しいのかな?」と言うと「出来なくはないけれど、他人が一つの家に同居するのは日本では難しいのでは・・」と言う事でした。 シンガポールは多民族国家で外国人と共存という意識が定着しているためメイド制度が上手く機能していると思うのですが、改めて思うのは政府の長いスパンで考え将来を見据えた「計画」や「制度」を作る頭脳や実行力です。 日本の風土や風習を考えた場合、外国の制度を導入するというのはかなり難しいと思いますが、だからこそきちんと機能する制度を作り上げる義務が政府にあると思います。
2023.09.19
コメント(0)
今日は「大統領選挙」のためシンガポールは祝日です。実は来星してからずっとシンガポールの大統領ってどんな役割があるの?という疑問を持ったままで今更ながらこの機会に調べてみました。 1.多様かつ多民族なシンガポールの象徴、そして国民統合者としての役割 2.シンガポールがこれまで築いてきた資産や公共サービスの管理者としての役割 「象徴」という言葉から日本の天皇が浮かびますが、シンガポール憲法が定める「共和制国家」の元首となる「大統領」は任期が6年、中華系、マレー系、インド系等の多民族国家のためそれぞれの民族から平等に役回りのように選ぶ特徴もあり、1991年の憲法改正によって「国民投票」で選出されています。 2017年から2023年まではマレー系の初女性大統領「ハリマ・ヤコブ氏」が8代目として就任し、対抗馬無しのため無投票で選ばれています。よって今回の大統領選選挙は12年振りとなるようです。 そして来星して驚いた事の1つは投票率の高さで「国会議員選挙」でも90%を超えています。実は理由は簡単で「罰金王国 シンガポール」らしく投票しないと罰金50ドルが科される上、永久に選挙人名簿から削除される危険性があるからです。その代わりにというか投票日は祝日となり無理なく投票出来る環境作りはしっかりしています。 ただシンガポールの議会のしくみは日本と違って「一院制」で選挙回数も4~5年に1回程度という少なさで、未だ強権国家で政府への批判やデモが禁止されている国の国民にとっては選挙を通して「自分達の意思をしっかり表明出来る貴重な日」という印象もあり、そのことも投票率の高さの理由なのかもしれません。 今回の「大統領選」の候補者は3人で、そのうちの1人はシンガポールがマレーシアから独立して58年間ずっと政権を担っている「PAP(与党・人民行動党)」出身者で(他の2人は投資ファンドと保険会社の元最高責任者)で有力候補となっていますが、どれほどの票差で当選できるのかはPAPにとっても国民の意見に耳を傾ける良い機会だと考えているようです。 日本で選挙のたびに投票率の低さや投票率を上げるための民間レベルの努力(投票会場の近くにイベントコーナーを設ける等)がニュースになりますが、選挙の回数がシンガポールに比べて断然多い日本でも投票率が高い他国の状況も参考にして何か一計がないものかと思います。国の明るい未来には「政治の力」は勿論不可欠で優秀な政治家を産み、育てるまず一歩が「投票」なのではと考えさせられます。
2023.09.01
コメント(0)
久々にシンガポールのチャンギ国際空港(ターミナル 2 & 1)とマレーシアのクアラルンプール国際空港(KLIA 1 & 2)を利用して、近未来と一昔前の空港体験をしたような気分です。 6月の日記に「シンガポールの出入国審査は2024年から自動化国境管理システム(ABCS)導入によりパスポート不要に」を書いて過渡期の現在はどのようなシステムになっているのか興味とスムーズに出入国出来るか心配の気持もありました。 まずはターミナル2でチェックインですが有人のチェックインカウンターの数が激減していて、ほとんどがマシンを使ってのチェックインになっていました(私が乗る飛行機の有人カウンターはスタッフ2人だけ)無事チェックインして出発ロビーに進みシンガポール人と外国人長期在留者が利用できる「自動レーン(パスポートを読み取る機器にパスポートを置き、親指を別の機器に押し付け指紋で本人確認)」は以前とほぼ同じで1分以内で終了しほっとしました。 クアラルンプールから戻ってターミナル1での入国審査ロビーも有人カウンターは僅かで自動レーンがずらりと並び、出国時と同じと安易に考えてマシンにまずパスポートを挿入するとNGで「スタッフに確認してください」と表示が出ます。 パスポート挿入後、指紋確認と顔認証。 「ICA」はイミグレ・チェックポイントの略 昨年3月から実施されていた「Arrival Card(到着カード)のQRコードをスキャンして必要事項を記入して送信」というのを初めて知りました。はるか昔に紙のArrival Cardという言葉があった事を思い出しました。記入するのは名前、生年月日、到着日、メールアドレスと健康申告(現在熱や咳があるか等)とアフリカや南アメリカの国に6日以内に滞在していたかどうかにYesかNoで答えるだけですが、初めての事で手間取りました。送信の後でマシンに進み何とか通過でしたが10分以上もかかってしまいました💦 2024年から出入国にパスポート提示の必要なくなるため、この電子訪問パスがが必須になると思うのですが、ご丁寧に「ICA」からすぐ登録のアドレスにメールが来て「到着カードの送付有難うございます」の後に「健康申告等について嘘の申告をしたら法律で罰せられますよ」と注意書きがあり、旅の疲れが一層増しました。 ところでクアラルンプール国際空港はというと、こちらは全くコロナ禍前と変わった様子がなく有人カウンターの数と入国のイミグレ審査の長い長い行列も同じです(運が悪いと最長1時間)でも何だか人間がいる事にほっとする気分で、これからマレーシアでもどんどんマシンが増えていくのかなと想像しながら短期間で近未来と過去を旅した気分になりました。 因みにチャンギ空港のターミナルは現在4つで2030年にターミナル5が完成予定です。空港の無人化は2017年の格安航空専用のターミナル4から始まり、徐々にターミナル1~3までその流れは加速しているという感じです。
2023.08.22
コメント(0)
昨年の2月から始めた保険会社「Manulife(マニュライフ)」が提供する「歩いてキャッシュを受け取りましょう!」に参加して今回4回目の50ドの小切手を一昨日受け取りました(半年間平均で1日7千歩で25ドル、1万歩で50ドル) 最終日の15日に一万歩達成! ATMの横にある「Cheque Box」に投入して口座に入金。 ウォーキングの効能は今更書く必要もない程ですが、週2回ジムのウォーキングマシンで30分歩く時は3分毎にスピードを変えています(4㎞と6㎞のように)これは友人から教えて貰った「インターバル速歩」という方法で速度を変えずに歩き続けるより筋力が10%、持久力が20%最大で向上したという結果もあるそうです。要はウォーキングも「量より質」という事のようで骨密度のアップ、認知機能の改善等々の効果が挙げられています。薦めてくれた友人の中には実際に効果があったという人もいるようですが、私の場合は効果は今のところ謎ですが何年か先の事を考え「継続は力なり」を信じて続けています。 ところで、50ドルのご褒美が無い時も歩く事を心掛けていましたが、やはり何かご褒美があると思うとモチベーションが違う事も実感です。達成のマークを見ると確実に「ドーパミン」が出るのが分かります。 そしてそのご褒美を何に使うかを考える時もドーパミンが出ている気がします。2回目と3回目は普段ちょっと手が出ない高値の「イタリアのアマローネ」と「ブルゴーニュの赤」を購入しました。 プイィ・フュメのイメージ 今回は友人から送ってもらったサプライズプレゼントの茅乃舎の「だし炊きパスタ~」に合わせてフランスロワール地方の「プイィ・ヒュメ」を考えています。ちょうど今日これから出張でマレーシアなのでチャンギ空港のDuty Freeでワイン探しがとても楽しみで久々に空港のショップでワインを見てドーパミンが出てくれたらと・・。
2023.08.21
コメント(2)
今年の「中秋の名月」は9月29日(金)で、シンガポールでは大切な行事「中秋節」のお祝いに家族や親しい友人へ贈る「月餅(ムーン・ケーキ)」の販売がホテルや特設会場で始まっています。中秋節は元々家族や親戚同士が集まり、秋の終わりの実りの時期と収穫を祝う中国本土の祝祭で起源は3千年前の殷王朝と言わているそうです。 家族の団結や再会の意味がある「丸い月」の形をした月餅は1個のサイズが大きく(カロリーも高く)4個入りが通常で、たくさんの人がいないと食べ切るのは大変です。そこで重宝するのが「スターバックス」や「吉兆庵」の小さい月餅で勿論1個から購入出来ます。 昨日吉兆庵で可愛い満月と兎の「観月うさぎ」を見かけ購入し、締めのデザートでニュージーランドのソーヴィニヨン・ブロンと一足先に「中秋節」の前祝をしました。一見、羊羹のようですが黒糖を使っているのでかなり歯ごたえやボリューム感がありますが甘さは程よく抑えられ、味といい繊細なデザインといい和菓子にはいつも感服させられます。月なので兎?と思いましたが、今年が兎年である事を食べている時に思い出しました。中秋節を祝う最高の年なのかもしれません。 吉兆庵で月餅を買った後に「マンダリン ・オリエンタルホテル」の出店ブースで月餅のカタログを貰いました。2箱購入で56.20ドル、4箱纏め買いだと95.10ドルです。たくさん配った方が縁起がいいのか纏め買いする人の姿もよく見かけます。そして毎年思うのは箱の豪華さです。素敵な収納箱になりそうですが、毎年捨ててしまうのかなぁと余計な事まで考えてしまいます。
2023.08.20
コメント(0)
昨日はシンガポールの58回目の「National Day(独立記念日)」で祭日のため、前から気になっていたカフェに読書のために行ってきました。 ポメロ入りマンゴ―サゴ 10ドル 漢字の店名は「怡」和らぐ、喜ぶ、楽しむの意味 オーチャードロードにある伊勢丹デパートを右折してすぐのスコットロードにあるお店で、気になっていた理由は通りに面したオープンスペースのカウンター席の木製のテーブルの奥行が広く気持ち良く読書が出来そうと思っていたからです。シンガポールでは読書にぴったりのカフェを探すのは結構難しいです。正面にはスターバックスがあって、ヨーロッパのオープンカフェのような雰囲気があります。 メニューをじっくり見てトロピカルジュース、シンガポールの地ビール「タイガービール」、グラスワインと迷いましたがメニューの写真に魅かれて「マンゴーサゴ」を注文しました。シンガポールでは一押しデザートですが、ずっと「サゴ」は「氷」でかき氷の上にマンゴーが乗っているような物と思い込んでいて一度も食べた事がありませんでした(日本ではかき氷を食べると頭がキーンとして苦手でした💦) 注文したのは「ポメロ入りのマンゴーサゴ」でポメロは日本では馴染みのない果物だと思いますが、東南アジア原産でグレープフルーツや八朔のような柑橘系の果物で細かく丁寧に割いて入っていました。そしてつやつや光り輝く小さい球状の物がサゴ(タピオカのようなデンプンの粒つぶ)である事を今更ながらに知りました。歯ごたえも絶妙でどうしてこんな美味しい物を今まで食べなかったんだろうと後悔の気持ちになるほどでした。氷は勿論入っていますが邪魔するような量ではなくそれが時間と共に溶けていくと最後はまるで「マンゴージュース」のようで暑い昼下がりに心も体もクーリングさせてくれる「天国のデザート」のような一品でした。思い込みは禁物ですね。 クーリング効果とカウンター席の重厚で素敵なテーブルとの相乗効果で思った以上に読書も進みました。
2023.08.10
コメント(0)
National Geographicの画像から 今日のGoogleの壁紙が5匹の可愛い動物でクリックすると「ビシャン・カワウソ(Bishan Otter)ファミリーを称えて」とタイトルが出て来て、背景がベイ・サンズなのでまさかシンガポールの「ビシャン?」と思って調べてみると正にその通りでした。 今日はカワウソの日?と調べてみると「世界カワウソの日」は5月31日でした。イタチ科の動物で南極大陸、オーストラリア大陸、ニュージーランドを除く世界全域に生息、泳ぎが得意で水中での生活に適しているけれど「ラッコ」以外のカワウソは陸上でも自由に行動する事が出来るようです。 何故シンガポールのカワウソに注目?と思って調べてみると「都会に適応したシンガポールのカワウソ」として「National Geographic」にも取り上げられていました。そして2015年10月に始まったらしいカワウソの「ビシャンファミリー」と「マリーナファミリー」の抗争の様子がYouTubeやFace Bookの映像にあり見てみましたが甲高いキィ~キィ~と激しい声を上げて戦っている様子は迫力満点です。どうもカワウソは縄張り意識が非常に強い動物で(勿論人間界でもたくさんの事例があります)今後も両ファミリーの抗争が手打ちとなる日は来ないかもしれないと映像の投稿者が書いていて、ふとやくざ映画の「仁義なき戦い」というタイトルが浮かびました。「 River Wonders」のカワウソ館 現在シンガポールのMandai(マンダイ)地区にある4つの動物園の1つ「River Wonders」でジャイアントバンダの赤ちゃんをを見た後で、カワウソ館にも立ち寄りましたがおっとりとした様子で泳いでいたりまったりと岩の上に寝そべっていたりで、今日はカワウソの「もう一つの顔」を見てちょっと驚いています。
2023.08.07
コメント(2)
住所はしっかり印字されていますが宛名は「The Resident(居住者)」となっています。 昨日郵便受けにシンガポール政府からの無料の「コロナ抗原検査キット」が入っていて、前回はいつだったか日記を見てみると昨年の12月でその前の8月にも今回とほぼ同じ時期に宅配がありました。来週の水曜(9日)はシンガポールの58回目のマレーシアからの「独立記念日(National Day)」で国を挙げての一大イベントが開催されるため、それに合わせてしっかり自分で検査して陽性であれば会場等に行かないようにというメッセージなのだと思います。ただ最近はコロナ感染者のニュースはシンガポールではほとんど目にすることがなく、公共交通機関でもマスクをしている人の割合は50%以下という感じです。 無料の「抗原検査キット(韓国製や中国製)」の宅配は2021年の9月に始まり、今回で5回目で韓国製です。宅配システムはとても便利で何故これが可能なのかと考え、昨年の8月の日記に下記のように書きました。 どうして抗原検査キットが全家庭に(勿論外国人も含めて)「Singapore Post(シンガポール郵便局)」で郵送可能かと考えると、人口が5百万人ほどで国土が東京23区とほぼ同じ広さであること以上に住所不定者がいないことが挙げられるかと思います。 初代首相のリー・クアンユーが57年前にマレーシアから独立する際に「全ての人が屋根のある家に住む」ということを目標の1つに掲げ、現在に至っています。また日本の「マイナンバー」に当たるIDカード等の番号によって政府がシンガポールに住む全ての人の情報を把握しているというのも大きいと思います。来星当時は政府に「個人情報が流れている・・」というのは正直怖いところもありましたが、普通に生活していれば害が及ぶこともなく、特にコロナ禍の危機の際には番号で管理してもらっていることでワクチン接種や無料マスクの受け取りの際は手間が省けてとても助かりました。特にワクチン接種に関しては紙面でのやり取りは無く、ID番号を携帯電話に入力、希望接種会場と日時を選んで送信するだけなので混み合って繋がらないという事も無く1分以内に予約完了です。 来週の水曜日(9日)でマレーシアから独立して58周年目という若い国で、国土も狭く資源も無く人口の少ない国ながら「名目GDP」は191ヶ国中34位「1人当たりのGDP」はスイスやカタールに次いで191ヶ国中6位というのはかなり健闘している国という印象です。IT技術を駆使した金融業、法人税を軽減し相続税を無くすなどして世界の富裕層を呼び込むという手法もあっぱれだと思いますが、先見性を持って国をリードしていく政治家達の手腕も大きいと在星20年目にしてしみじみ思います。
2023.08.03
コメント(0)
シンガポールの高嶋屋デパートで今日まで開催の「北海道フェア」で驚きの一品を目にしました。小樽の和スイーツ店「Maruamami(円甘味)」が販売する「Mochi Dorayaki(Pancake)」で何とマレーシア産の有名ドリアン猫山王(Musang King)」入りが1個7.50ドル(750円)で売られていました! 小樽のスイーツ店「ルタオ」はシンガポールにも1店舗ありますが「円甘味」のスイーツは初めて見ました。ちょっと迷って無難な小豆とクリームチーズ入りを買いましたが、小ぶりながらボリュームたっぷりでした。ドリアン入りは依然気になっています・・・。 「果物の王様」と言われながら独特の匂いから「食べず嫌い」な人も多いと思いますが、私はたまたま来星してすぐに連れて行ってもらった路上でお店が並ぶゲイラン地区(公認の売春地区でもあります)で食べた新鮮なドリアンの美味しさには目から鱗で「ドリアンは普通に美味しい果物」になっています。ただ何かにミックスしてあるのは苦い経験から抵抗があったのですが、先日初めて食べたドリアン入りアイスクリームはかなり美味で驚きました。そしてドリアンの旬は年2回、6月~8月と11月~12月なのでドリアン入りパンケーキに丁度良いタイミングだったのかもしれません。 左がドリアン入りアイスクリーム シンガポールに2店舗展開のうちのオーチャード店 そしてドリアン入りのデザートと言えば人気のローカルスイーツ店「AH CHEW DESSERTS」では定番の「ドリアン・サゴ」を含めマンゴー入りなど6種類あって未だに挑戦していないので近々に行って試してみようという気になってきました。「何事もトライ!」で小樽の「円甘味」さんのトライの成果も知りたいところです。
2023.08.01
コメント(0)
シンガポールのフリーペーパー「SingaLife」6月22/29日号にフィンランドのスタートアップ企業「Solar Foods(ソーラー・フーズ)」が開発した空気、水、電気と微生物で生成する粉末状のタンパク質「Solein(ソレイン)」のシンガポールでの販売を世界に先駆けて5月25日に許可したという記事がありました。 「Solein Chocolate Gelato」8ドル ネットの画像から。 同日、ソレインの正式な試食会がチャンギ空港に近いイーストコーストにあるイタリアンレストラン「FICO」で行われ、先月15日からソレインを使ったアイスクリームの店内での提供を始めたそうです。 ソレインについて特筆すべきは天然資源に依存しない事、天候や土地の有無に左右されない事、再生可能エネルギーを使用するため持続可能で環境負荷が低いタンパク質だという事です。ターメリックに似ていてカシューナッツやアーモンドのような香りでパンからパスタまであらゆる食品に使う事が可能だそうです。 コロナ禍で特に実感したシンガポール政府の良い点は「一院制」という事もあって決定が早い事かなと思っていますが、まずはソレインを使ったアイスクリームを試してみたいものです。 日本では少子化や人口減少が問題になっていますが、世界的には2022年に人口は80億人を超え2037年に90億人、2080年には104億人に増えると予想され人口増加に絡む大きな問題の1つは食糧問題ですが、ソレインのような食品の開発がこの深刻な問題を解決する一つの糸口になってくれればと思います。
2023.07.09
コメント(2)
「朝晩白湯を飲む効果」と「噛みビューティー」はどちらもNHK「あさイチ」の情報ですが、番組を見てすぐ「白湯」は5月中旬から「噛み」は6月初旬から毎日続けほぼ1ヶ月経過しましたが、個人的には効果を実感しています。 噛む効果については特にご飯(現在は白米と玄米が1:1)を噛む回数を意識して増やすことでご飯の量を2/3ぐらいに減らしても十分満腹感を感じ体重が1㎏弱、体脂肪率がマックスで1.7%減りそのお陰で体の動きも良くなったような気がしています。 9年前に購入のTANITAの「Inner Scan(体組成計)」で「計るだけダイエット」を信じてほぼ毎日起床時と晩ご飯前に計測し(ただ体組成計は棒状のレバーを手で握って足の裏と一緒に図る機器の方が数字の信憑性が高いと言われています)下記の7点をメモに残すようにしています。①体重 ②体脂肪率(%)③体内の水分量(%)④基礎代謝量&体年齢⑤筋肉量(筋肉率)⑥骨量 ⑦内臓脂肪レベル それ以外には1ヶ月分のメモを纏めて「BMI(Body Mass Index 肥満度を表す体格指数)」「体重÷身長x身長(メートル)」を計算しています。22という数字が一番病気になりずらいというのを頑なに信じています。 「白湯」や「噛み」を始める前は「今日は体脂肪率が~💦」と思っても即生活習慣改善!という気持ちにもならなかったのですが、白湯を朝晩飲む効果としては基礎代謝量の増加による内臓脂肪率の低下に効果が出ているようで、しばらくこの習慣を続けていこうと思っています。短期間でちょっとでも効果を目で見られるのは嬉しい限りです。
2023.07.03
コメント(0)
フリーペーパー「SingaLife」5月25日号に「シンガポールの出入国審査 2024年からパスポート不要に」の記事があり、2020年1月以降飛行機に乗っていないのでチャンギ空港でどのように出入国審査をしていたのか思い出すのに時間がかかりました。 シンガポール人と外国人在留者はともに有人カウンターではなく「自動レーン」と呼ばれるパスポートを読み取る機器にパスポートを置き、親指を別の機器に押し付け指紋で本人確認をしOKであればゲートが開き進むと空港スタッフがパスポートと航空券をチェックするというシステムで最速で1分以内だったと思います。 外国人旅行者はこの自動レーンは使用出来なかったのですが、JETROの記事によると昨年の5月から51ヶ国の国・地域からの渡航者はこのシステムが使用可能になっているので以前よりは行列があるのかもしれません。 そしてパスポート不要の新しいシステム「自動化国境管理システム(ABCS)」は2024年第1四半期(1月~3月)から約800基の導入予定で順次有人カウンターから置き換えて行くようです。顔や指紋などの生体情報に基づき本人確認する事で更なる効率性と高い安全性が可能になるそうです。 チャンギ空港の利便性については20年前に来星した時から既に実感していますが、世界中の主要な都市への直行便や便数が多い事、空港までの公共交通機関の充実やタクシー料金の安さもあります(重いスーツケースを持っている時には特に)同じくJETROの記事に今年度3月のチャンギ空港を利用した旅客数が463万人となり2019年3月の82%までに回復したとあります。ポストコロナで今後更なる旅客数の増加が見込まれるので空港での審査時間の短縮というのは世界各国の空港の大きな課題なのだと思います。空港はある意味その国の窓口で、以前に入国審査のあまりに長い行列に辟易したいくつかの国の記憶がありますが、これももうすぐ遠い昔話になるのかもしれません。 2024年の新しいシステム開始の時はちゃんと出来るかな?とかちょっと早い心配もありますがまずは年内中に飛行機に乗らなければと・・。どこの国も同じような状況と思いますが、毎日の生活の中でセルフレジがどんどん増え待ち時間が少なくなって良かったぁと思う反面、レジのスタッフは解雇されたのかなぁとか人が徐々に徐々に少なくなっていく事(キャッシュレス化も進み現金受け取りお断りの店も増えて来て)何だか一抹の寂しさも感じたりしています。
2023.06.04
コメント(0)
「Vesak Day(ヴェサック・ディ)という世界中の仏教徒にとって大切な日を来星してから知り(シンガポールは1955年からこの日が祝日)国によって祝日の日が違うようですが、シンガポールは今年は今日が祝日です。日本ではお釈迦様の誕生は4月8日とされていますが、ヴェサック・ディはお釈迦様の誕生、成道(悟りを開いた日)、入滅(亡くなった日)の3つを合わせた神聖な日で、シンガポールでは旧暦の最初の満月の日と決められているため毎年この祝日の日は違います。 昨年11月から今年3月まで「ACM(アジア文明博物館)」で開催されていたお釈迦様や仏教についての展覧会「Body & Sprit」を1月に見に行き、1898年にイギリス人のウィリアム・ペッペによって発見された「Piprahwa(ピプラワ)仏舎利塔」の中にあったキラキラと輝いている秘宝を初めて見ました(ピプラワはお釈迦様の生誕地から近い所にあるそうです)が、実は秘宝よりも驚いたのは仏像の「手」に込められた深い意味で今更ながらに仏教の奥深さを感じました。 タイでは長い瞑想の後のこの座像と手のポーズが一般的なようですが、右手が地上を指している意味がパネルで説明されていて「お釈迦様が地上の女神に彼の悟りを乱そうとする悪魔をマーラ軍によって打ち破る手助けの証言をお願いする」というような事が書かれています(訳が今一つですが💦)ちょっと私には難解です。 左の立像で上げた右手の意味は「Fearlessness(勇敢)」、右の座像で左手を下に右手を乗せたよく見るこのポーズの意味は「Meditation(瞑想)」です。他にもいくつかパネルで紹介がありました。 敬虔な仏教徒であればこの「手」の意味は当然知っている事なのだと思いますが、宗教心の薄い私には大袈裟に言うとカルチャーショックでした。因みにシンガポールは多民族国家で宗教も仏教、キリスト教、イスラム教、ヒンズー教など多様でお寺、教会、寺院が数多くあり観光名所にもなっていますが、日本に比べても熱心な信者が多いという印象です。今日は近くのお寺に行ってちょっと様子を見て、夜は満月を見上げてみようかなと思っています。
2023.06.02
コメント(0)
先週のNHK「あさイチ」にファッションモデルで女優の「富永愛」さんが出演し、健康と美容のため毎日の習慣として白湯を飲んでいる事を紹介していました。 白湯と言えばぬるいお湯で冷水より体に優しいというぐらいに今まで思っていましたが、白湯を検索してみるとその健康効果は思った以上にあるらしく早速寝る前に白湯を飲むようにして1週間になります。最初の夜飲んだ翌朝は「熟睡感」がアップしたような気がしましたが、それ以降は特にあまり変わりがないようですが今日から1日3回朝、昼、寝る前に継続して飲もうと思っています。 具体的な健康効果のいくつかの例としては ①基礎代謝アップ(脂肪燃焼効果) ②免疫力アップ(体温が上がるので) ③美白や美肌効果(体を温めるため動脈や毛細血管を広げ血液の流れをよくし体内の老廃物が排出されやすくなるから)等などです。 富永愛さんは鉄瓶でお湯を沸かしてマイボトルに入れ持ち歩いているようですが、我が家の鉄瓶は小さすぎてコンロに置くのは不安があるので(色付けもしているので)電気ケトルで沸騰させたのを鉄瓶に注いで冷ますようにしています。 そして「白湯」「お湯」「湯冷まし」の違いを初めて知りました。「白湯」は沸騰させた後50°C程度まで冷ました物(ぬるま湯ではなく熱いと感じるくらいの温度)「お湯」は沸騰までしていない熱い水の事「湯冷まし」は沸騰させたお湯を常温に冷ました物でした。 白湯を飲むというのは5千年の歴史を持つインド・スリランカ発祥の「アーユルヴェーダ」の伝統医療の1つらしく、お金をかけずに健康効果が得られるというのは嬉しい限りです。 あさイチでは白湯の他に「呼吸法」も取り上げていて、私はシンガポールに来てからヨガを始め呼吸や深呼吸の大切さを知りました。「4秒かけて肺を広げるようにしっかり息を吸い、4秒かけて吐く」とか「右手の親指で右の鼻を押さえ、左の鼻から息を吸い、次に薬指で左の鼻を押さえ右の鼻から息を出す」のような呼吸法もヨガのクラスで教えてもらいました。よく「怒りを鎮めるために深呼吸」と言いますが、正にストレスや怒りの対処法として呼吸は大切な物だなぁと痛感します。
2023.05.18
コメント(0)
昨日は久し振りに朝ドラ「らんまん」が始まってから初めてシンガポールの国立植物園(唯一の世界遺産)に散歩に出かけました。今までは「オーキッド・ガーテン(蘭園)」を除いては緑鮮やかな高い樹木に目が行っていましたが、「らんまん」効果で小さな花にも目が留まったり、数は少ないですが樹木や花々を説明するパネルを立ち止まって読んだりとのんびりと時間を過ごしました。 1894年 1904年にリドニーが名付けた「メンクラ」の木 パネルの1枚に植物園の初代園長を務めたイギリス人「Henry Nicholas Ridney(ヘンリー・ニコラス・リドニー 1855-1956)」のスケッチと緑の木「The Mengkulang(メンクラ)」の写真があり、朝ドラで目にする万太郎の標本に何か似ている感があって、標本は世界共通の物があるのかなぁと見入ってしまいました。年代的にも牧野博士(1862-1957)とほぼ同時代を生きています。 牧野博士が上京したのは1885年の22歳の時、そしてリドニーは1888年前職「大英博物館の植物部門」の職からシンガポールの植物園長に就任し23年間精力的に植物園のために働いたそうです。 そして何と言っても彼の偉業はシンガポール着任前には既に成長していた12本の「ゴムの木」を見てその将来性を見極め10年間ほどゴムの木の研究をし木に害を及ぼさずにゴムを採取する方法を発見した事にあるようです。当時はこのゴムの木の栽培推奨は周りからは「あり得ない!あいつは狂ったリドニーだとかゴムのリドニー」と揶揄されたようですが、後々自動車産業が発展してタイヤのためのゴムの需要が増えシンガポールに大きな富をもたらす事になったというのは驚きの事実で、これもまた植物の持つ力の一例かなと思います。 たくさん花の写真を撮った中で一番綺麗に撮れた1枚です。「Swan Lake(白鳥の湖)」という名前の池の前に咲いている花々で黄色と赤のコントラストが夕方の日差しに映えていました。「らんまん」効果で日本では今まであまり気に留めていなかった草花を立ち止まって見て癒されている人が増えているのではと思います。
2023.05.13
コメント(2)
昨日G7の軽井沢会場でのワーキングディナーの写真と料理の詳細がネットの記事にあり、長野県の食材を使った料理とお酒にほっこりしました。ワイン好きとしてはすぐワインに目が行ってしまいますが、赤は「井筒ワイナリーの「塩尻 2013年(メルロー/フルボディ)」のようで検索してもヒットするのは2018年で3万円ほどでした。ワーキングディナー ネットの画像から。 酒税の高いシンガポールではワインについては生産量と輸入量でどうしてもヨーロッパやオーストラリア、チリワインに比べて日本のワインは競争力がなく扱っているお店は極僅かです。 因みにシンガポールの酒税の計算は「S$70x重量(ℓ)xアルコール度数」でアルコール度数が関係するためウイスキーの酒税はかなり高くなります。それでも日本酒や日本のウィスキー人気は非常に高く酒税が高くても山口県の「獺祭」や「山崎」人気は不動です。長野県だけでなく全国の日本酒をもっともっとシンガポールに輸出して欲しいと思っています。 シンガポールで他に税率が高いのはお酒と同じ嗜好品に分類されるタバコ税で日本で500円~600円/箱がシンガポールでは850円~1200円ほどです。そして最高に高いと思うのは車にかかる税金です。国土が淡路島ぐらいと狭いため環境を考えて車の数を規制するのが元々の目的と言われていますが、車を買うためには「COE(権利書)」を購入しなければならず(3~4万ドル(300~400万円ほど)で10年期限で更新でこれは全て政府の財源になります。車は全て輸入車のため関税も加わり新車であれば1千万円以下の車は無いと言われています。 私のようにタバコを吸わず車を持っていない人間にとっては正直「取れる所(富裕層)からたくさん取って!」という気持ちです。そのお陰なのかこの国には住民税が存在せず、支払う税金は日本の消費税にあたるGST(8%)と所得税のみです。所得税も日本に比べてもかなり税率が抑えられています(特に低所得者の税率は低くなっています) ある意味効率良く税収を得て「格差が少なくなる社会」を目指している国と外国人の私には映ります。改めて日本の住民税は「区市町民税」と「都道府民税」で一律所得の10%なのでこれは平等なのかなと考えてしまいます。
2023.04.18
コメント(2)
昨日、大阪のIR(カジノを含む複合型リゾート)計画が国内初の認定を受け2029年秋~冬頃の開業を目指すとニュースがありました。 2年まえの2021年、候補地「横浜」での誘致については反対派が多数派を占め認定が受けられなかったというニュースの後はIR関連のニュースをチェックしていなかったので私にはビッグニュースでした。「マリーナ・ベイ・サンズ」のカジノ。喫煙と禁煙が階によって分かれています。 日本のIR開業、特にカジノについて興味があるのは、2010年にシンガポールの「セントーサ島(ゲンティン系)」と「ベイ・サンズ(ラスベガス系)」がほぼ同時に開業し、現在も政府の財源としてかなり貢献している感があるからです。 コロナ禍前2019年のカジノの実績ではマカオ、ラスベガスに次ぐ世界第3位の収益を上げていて、観光客は2010年の3倍の1900万人、観光収入は2兆円(8千億円のアップ)にまで増加しました。 そしてコロナ禍後のカジノの収益について四半期ごとのグラフがネット上にあって、2022年(右側の4点)はかなり回復基調にあり、計算してみると1千680億円の収益のようです(1シンガポールドルが100円のレート) シンガポールのカジノ誘致の歴史に関しては38年前に遡る1985年に構想が始まりその時は全て却下されたものの、2004年、現在の「リー・シェンロン首相」の時に再度構想が持ち上がりIR導入が即決定されたようです。 カジノに関しての最大の懸念はシンガポールでもやはり「ギャンブル依存症」への対応です。シンガポールではカジノ戦略の成功例を持つ外国企業に一任したこと、ターゲットを外国人観光客に絞りシンガポール国民や永住権(PR)を持つ人からは入場するだけで1万円ほどの入場料を取るという厳しい規制や政府の個人情報管理によるところも大きいです。それでも開業当時は貸金業者が増え、そこからお金を借りてカジノに行くという噂も結構ありました。「負」の要素をいかに押さえて日本の更なる財源確保に向けてどんな先手を打ち続けていくかはカジノを管理する団体、府や国の連携協力が必要になるのかと思いますすが、2025年「大阪・関西万博」の舞台「夢洲(ゆめしま)が2029年IR開業の舞台へと引き継がれ、少しでも日本の将来への「夢の実現」に貢献してくれればと思います。
2023.04.15
コメント(0)
今日4月7日は「Good Friday(聖金曜日)」でシンガポールは祭日です。毎年4月の第一金曜日がこの祭日でクリスチャンではない私は今までキリストの復活祭「Easter(イースター)」と同じだと思っていました。 改めて調べてみるとキリストが磔になったのが金曜日で「God's Friday(神の金曜日)」とかGoodがHolyの意味で「神聖な金曜日」という事から「Good Friday」と祭日名が付いているようです。 ヨーロッパ、南アメリカ、アフリカの多くの国でこの日を祭日にしているようですが、アメリカは州によって祭日かどうか違うようです。シンガポールは多民族国家で仏教、キリスト教、イスラム教、ヒンズー教などの宗教の行事は基本的に祭日となっていて、私の印象として宗教心が厚い国だと思っています。 磔の刑で処刑された3日後の日曜日にキリストの復活を祝うのがイースターで、この言葉の語源はゲルマン神話に登場する春の女神「Estore」に由来しているという説もあり春の訪れを祝う日でもあるそうです。 イギリス系の食材店「Marks & Spencer」ではこのイースターのための可愛いグッヅが売られていて、初めてキリストの復活を意味する「卵」の缶入りチョコを買ってみました。普通は絵を描いたりマスキングテープを貼った卵の殻をカゴの中に入れたり部屋に吊るすようですが、私は中がミルクチョコレートの卵を一日一個ずつ食べています。 血の上の救世主教会 ところで池上彰著「世界の大問題13」の中にキリスト教の「3大教派」を説明するページがあってプロテスタントとカトリックの他に「正教会」と呼ばれるギリシャ正教とロシア正教がある事を知りました。現在進行中のロシアのウクライナ侵攻の理由の1つになり得るのがこのロシア正教の原理(ウクライナ正教会はロシア正教会の管理下にあり、ロシア正教会のトップであるキリル総主教が侵攻を後押ししている)に由るものでもあると著書の中に書かれていて、宗教のもつ奥の深さと影響力の大きさを今更ながらに感じます。 2011年ロシアのサンクトペテルブルグを訪れた時は異彩を放つ教会の様子にこの教会がプロテスタントやカトリックと同じルーツを持つ宗教というのを私は全く考えていませんでした。
2023.04.07
コメント(2)
フリーペーパー「SingaLife」の記事にシンガポールへの観光客数が今年2023年には1200~1400万人になり、2024年には観光産業が完全復活し観光収入も180~210憶S$(シンガポールドル)と日本円で約1兆9千億円との強気の予測を12日に政府観光局(STB)が発表したとあります。 因みに昨年の2022年の統計では観光客数は630万人(日本での訪日観光客数が383万人)で、多い順にインドネシア、インド、オーストラリア、観光収入が140億S$に達したそうです。そしてこの数字自体はコロナ禍前の実績のごく一部に過ぎず、2019年の実績で1億9100万人、収入は277億S$でした。 シンガポールは観光の呼び物となる世界遺産が「Singapore Botanic Garden(国立植物園)」たった一つの国で、それだけに今の国の利点を最大限に生かしながら魅力ある観光設備の充実を政府主導で行っている結果なのだと思います。20年前に来星してからシンガポールは観光という意味でも日々進化し続けているのを実感します。 ちょうど昨日、中国へ返還するパンダ「シャンシャン」をニュースで見て改めてシンガポールの動物園施設の充実ぶりを感じました。現在はマレーシアとの国境に近いMandai Wild Lifeという敷地内に「Singapore Zoo」「Night Safari」「River Wonders」の3つの施設が隣接してあり(2~3年以内にBird Parkもジュロン地区から移設)公共交通機関の利用無しで、頑張れば1日でかなり満足度の高い動物との触れ合い体験が出来ます。 主役のオランウータンの登場を待ちわびる瞬間。 雄のLe Le(一歳半) 下記は一例ですが: ① 土日と祭日限定ですが「Singapore Zoo」で「オランウータンとの朝食(ホテル並みのビュッフェ式)」でスタート(早めに行って動物達を最至近で見られる席を確保)その後、アジア象のショーや檻のない自然な姿のアフリカの動物達を徒歩やトラムで観賞(餌やり体験も) ② 徒歩で移動して「River Wonders」のパンダ館の親子パンダの愛らしい姿を独り占め。国民性の違いかここが混雑していたのはLe Leが生まれて初お目見えの時だけで通常は予約券も必要なくガラス板もありません。 ③ そして陽が沈んだ頃に(大体7時半)夜行動物をトラムに乗って見る「Night Safari」へ。最後の締めは動物ショーのアトラクション。 一年中夏なので軽装でOK、地震や台風などの自然災害がほとんどない事、公共の交通機関が安く小さい国なので移動が簡単な事、女性の一人旅にもお墨付きの安全な国である事(むち打ちの刑があるためか痴漢、スリ、置き引きなどの犯罪もかなり少ない)、ただ難を言えば土地が狭いためホテル代が高い事でしょうか・・。 広い国土や資源が無くても国は発展し豊かになる事が出来るというのを実感します。
2023.02.20
コメント(0)
Manulife(マニュライフ)はカナダの生命保険会社でシンガポールではDBS(POSB)銀行と提携して様々な金融商品を提供しています。一昨年の8月にそのManulifeから「歩いてキャッシュを受け取りましょう!キャンペーン」のお知らせの手紙が来て、本当に貰えるの?と思いながらアプリをダウンロードして同月にスタートさせました。 詳細は半年間平均で一日7千歩で25ドル、1万歩で50ドル(円安で今は約5千円)で、それまでは特にそういうご褒美が無くても一日1万歩を心掛けていましたが、始めてからは若干のストレスを感じながらも意欲的に歩くようになりました。 過去一年半で始めた日から6回くらい途中経過も含めて日記に書いていて、1回目の50ドル達成が2022年の2月で達成日から2~3日で郵便で封筒に入った50ドルの小切手を受け取った時は流石に「やったぁ~!」と思いましたが何に使ったのかは覚えていません(多分貯金💦) 2回目の達成は昨年の8月で、この時はちょっと余裕の気持ちで自分へのご褒美で79ドルのワインを買ってお祝いしました。 2回目達成のお祝いはイタリアの赤「アマローネ」 そして3回目達成は昨日で一日1万歩達成の横に「Good Job」のマークと打ち上げ花火です。今回はどんなご褒美をと考えるのも楽しみです。ブルゴーニュの白が良いかなぁとか・・。 携帯のアプリには今日から4回目達成まで「後182日ですよ~!」とあって、一日の休みも無いけれど今度こそもっと余裕とリラックスの気持ちで達成できるようにと日々精進の予定です。
2023.02.14
コメント(2)
昨日シンガポール日本大使館から「コロナウィルスに関する注意喚起 その90」のメールで来週の月曜日(13日)から緩和される内容についてのお知らせがありました。 一番生活に密着しているのが「公共交通機関におけるマスク着用義務を廃止(2月13日から)」でこれで全ての場所でマスク着用の義務が無くなります。シンガポールの場合はマスク着用義務に違反すると罰金(300ドル)が科されるので、マスクの義務が無くなるとコロナ禍以前の社会にかなり戻る感があります。ローカルの知人から貰った「マーライオン ロゴ入りマスクは記念品に」 お知らせの中に「DORSCONレベルをイエローからグリーンに引き下げ(2月13日から)」というのもあって、このDORSCONは2003年の「SARS(サーズ)流行」の際にシンガポールが独自に定めた感染症のレベルで最高が赤→オレンジ→黄→緑なので危険性の少ないレベルになった事でこれも一安心です。 緩和の理由として世界的に2022年12月下旬以降、COVID-19の新規感染者数は減少傾向にあり重症度の高いウイルス変異株は出現していない事。北半球や中国での波も急速に収まって来ている事。シンガポールでは輸入症例数の大きな増加は見られない事。WHOは最近、パンデミックが転換点に近づいていることを認め、世界的なCOVID-19の緊急事態がまもなく終了する可能性を示唆している事を挙げています。 そしてメールは「国際的な状況が改善する中「最近、いくつかの国はCOVID-19対策を緩和し、COVID-19を風土病として扱うためのさらなる措置を示唆しています」と続き、風土病と言うとコレラやマラリアなど昔の病気のイメージの言葉なので気になって調べてみると、英語では「Endemic(エンデミック)で「影響範囲が狭い地方病」とあり「流行」ではなく「長期化する病気」という解釈のようです。それより影響範囲が広く「流行性」のあるものとして「Epidemic(エピデミック)」があり、コロナ禍にしっかり頭の中にインプットされた「Pandemic(パンデミック)」は全世界的に範囲が広がる流行病と3つの言葉がある事を今更ながらに知りました。 ちょうど今朝、日本では政府がマスク着用について3月前半にも屋内、屋外を問わず個人の判断に任せる方向で調整に入ったとニュースがあり、コロナと人類の戦いはほぼ3年でひとまずは全世界的に収束の方向になるのかとほっと胸を撫でおろしています。
2023.02.10
コメント(0)
先日のNHKのニュースで日本での電気料金の値上げについて特に大きく取り上げていたオール電化(3人家族)の家庭で12月の電気料金が約10万円には本当に驚きました。そこまでの値上げにならなくても平均で4月から1.5倍ぐらいの値上げになるのではと不安を煽るような内容でした。 シンガポールの電気料金はどうなるのかと流石に気になり、先月12月分の請求書を見るとそれまでとさほど変化がなく少しホッとしました(年中エアコンを使うので日本より少し高めです)そして来星当時、ショッピングモールは日本に比べ照明が暗く、エスカレーターも止まっていることが時々あってこの国の電力源は?と調べた事を思い出し(原発がないことだけ判明)改めてネット検索してみました。 2010年までは20%ほど石油をもとに電力を生産していましたが、現在はほとんどが天然ガスでパイプラインを通してインドネシアやマレーシアから輸入しています。近隣の国からの輸入でロシアのウクライナ侵攻の影響は少ないのかと推測します。 さらに調べてみると、シンガポール政府は2013年頃から天然ガスから再生可能エネルギー(太陽光発電)の導入を始め、2018年には全体の0.8%、4年後の2027年には15%、2030年までには年間で35万世帯への電力供給を目指しているようです。 具体的にはオーストラリアに世界最大の太陽光発電所と蓄電設備を設置し、そこからシンガポールまで約5千キロの送電システムで再生可能エネルギーを供給するという「シンガポール ・グリーンプラン2030」というものらしく、300憶オーストラリアドル(約2兆5千億円)以上が投じられ着実にプロジェクトは進行しているようです。 人口が5百万人程度の国だからこそ出来る国家プロジェクトだと思いますが、政府は「小国でも厳しい障害の中で野心的な行動を実行に移せる事を世界に示すことにもなる」とコメントしています。小国が世界6位の広さを持つ国オーストラリアとタッグを組んで産み出す「クリーンエネルギー」は明るいニュースで少なくてもこのプロジェクトによって電気料金の値上げに繋がる事はシンガポールでは無いのではと思っています。
2023.01.31
コメント(0)
「リバー・ワンダーズ」の「大熊猫(パンダ)館」の入り口に入るとすぐ高い木の枝に「小熊猫(レッサー・パンダ)」2頭がいてシンガポールでも人気者です。 今年は元気一杯で動き回っていました。 ちょうど一年前の写真で、ずっと寝ていました。 兎に角動きが早いので周りの人達もシャッターチャンスを狙うのに必死です。私も一番可愛い顔の瞬間をと思っていると、隣にいたカップルの男性が何回か「Pee(ピー)」というので、まさかと思い見上げると確かに「光り輝くような細長い一線」が頭上の近くを通り過ぎました。その正体は「おしっこ」で動きながらというのを初めて見ました。その後気を付けながら何とか横顔を1枚! 日本語で説明があるのが嬉しいです。 丸い顔、目、鼻の周りの白い毛や配置バランス抜群の耳、鼻と左右に伸びる髭、本当にこんな可愛い表情の動物が他にいるかなと思う程で高い人気に納得です。生息地はインド北東部、中国四川省、ネパール、ブータン、ミャンマーで、生息地の減少等で野生では5千頭以下と推測され絶滅危惧種に挙げられています。日本語の説明には「レッサー・パンダの学名は炎のように美しい赤色と特徴から炎色のネコを意味しています。ジャイアント・パンダよりもアライグマやイタチの近縁になります」と説明があります。 先日のNHKの「お金発見~」は「動物園特集」である日本の動物園でレッサー・パンダが歩く様子を下から見られるような設備に2憶7千万円をかけたと紹介していました。特にコロナ禍の中、動物園でより自然な動物の姿を見て癒されたいという気持ちの表れなのだと思います。 ところでふと気が付いたのはシンガポールのレッサー・パンダにはジャイアント・パンダの「Ja Ja」「Le Le」のような名前が無いことです。調べると例えば北海道の旭山動物園のレッサー・パンダには雌「桜桜(リンリン)雄「連連(レンレン)」と名前がついています。2016年に亡くなった象の「はな子」についてはニュースにもなった事を覚えています。シンガポールではジャイアント・パンダ以外には名前が付いていないと思うのですが、これもお国柄なのかなぁと・・。動物に名前を付けその動物への愛情や親しみをしっかり込める日本の良い習慣なのかなぁと思ったりします。
2023.01.30
コメント(2)
2021年8月14日に生まれたジャイアントパンダの雄の赤ちゃん「Le Le」は翌年1月末にガラス板越しの一般公開となり早速見に行きましたが、あれから1年経ってそろそろ親子3頭で仲良く竹を食べているかなと思い「River Wonders」へ行って来ました。 ほぼ一年振りで現在は新たな「Once Upon a Time」というテーマで世界各地の大型河川(ナイル川や長江等々)に生息する動物の大型展示を行っていて、それを見ながらお目当ての「大熊猫館」に向かいました。 親子3頭の姿がすぐ目に入れば・・と思いましたが、入り口に近いスペースには父親の「Kai Kai」が1頭だけでいつも通り完全リラックス姿で竹を食べていました。このスペースとは仕切りがある奥の方に進むとまた一頭だけです。 ちょっと「くまモン」を彷彿させる後ろ姿。 大きさから母親の「Ja Ja」と思い暫く様子を見ていましたが、兎に角ずっと竹を食べ続けています。最初は横を向いていましたが後はほとん背中を向けて「ムシャ・ ムシャ・ムシャ・・」。小さいLe Le(1歳半)はいつ出て来てくれるのかなと待ちましたがその様子はなく、ちょうどスタッフが通りかかったので「Le Leは?」と聞くと「あの子ですよ!」と笑顔で答えてくれました。横にいた人も「Le Leに間違いないですよ。ほら、足を見て。まだまだ小さいでしょう」と。お母さんは中でお休み中で、もう少し待てば2頭一緒の姿が見られたのかもしれませんが、昨日は残念ながら諦めました。 生まれたばかりの時の映像。River Wondersのサイトから。 掲示板にLe Leについて「遊び好きで好奇心が強く冒険家タイプだけれど父親似の冷静さ(Chill?)と母親似の「賢さ」を受け継いでいます。好物は若竹で母親が竹を食べているのを邪魔して奪っちゃったりするのが今のところ好きな事」と書かれています。そして背中の黒い帯状の形が完全に母親似だそうです。 当初は両親パンダの貸与は昨年までの契約だったのが2027年まで契約延長になったので、今度は「親子3頭一緒の姿が見られますよ!」という情報が入ったらゆっくり見に行こうかなと思っています。
2023.01.29
コメント(2)
昨日のNHK「お金発見突撃カネオ君」の「イメージ激変!ごみ処理場のお金の秘密」を見て今まで何となくモヤモヤしていた疑問がかなり解決された気がします。 モヤモヤの1つは2003年に来星してすぐシンガポールでは「ゴミの分別」の必要がなく、政府系の住居(HDB)でも民間のコンドミニアムでも各階にあるダストシュートにひと纏めでポンといつでも何でも捨てられ「何故こんな事が可能?(現在も同じ状況です)」という事でした。 日本ではゴミの分別やゴミの種類によって収集日が違い結構神経を使うことが多く、焼却した際に発生する「ダイオキシン」が特に生殖器に及ぼす影響が大きく取り上げられていました。シンガポールで何故このような事が可能なのか周りの人達に聞いてみると「凄く高価な焼却炉を使っているからダイオキシンは発生しないの」という答えで、それは一体いくら?とか何故日本にはないの?という疑問が続いていました。 広島市中工場 「ドライブ・マイ・カー」中工場での1シーン 番組では外観がテーマパークのような大阪のゴミ処理場や映画「ドライブ・マイ・カー」で注目を浴びた美術館のような広島のゴミ処理施設の「中工場」が観光の名所になっている事や工場内の様子が映し出されました。近代化したゴミ焼却や処理について説明があり、ダイオキシンが発生する原因が食べ物などの生ゴミが焼却炉内の温度を下げそれがダイオキシン発生の原因である事、高温維持できる焼却炉で発生がかなり抑えられ、その性能を持つ高性能焼却炉が1台220億円である事も知りました。具体的な金額が分かると納得の度合いも違ってきます。「セマカウ島」 ネットの画像から。 ただ高性能焼却炉(ドイツ製)を使用しているシンガポールでもゴミ問題は深刻になっているようです。焼却炉で灰にして90%ほどゴミを減らし、その焼却灰を近郊の「セマカウ島」に埋め立てていますが、これも近い将来限界があるそうです。日本ほど厳しくなくてもシンガポールでも分別によってリサイクルなど様々なゴミの活用法の必要があるのだと思います(最近は意識して街中にあるリサイクル用のボックスにプラスチック、衣類などを入れるようにしています) 世界の大きな問題「環境問題」「食料問題」と同様に「ゴミ問題」も一刻の猶予がないのかもしれません。番組では「ゴミから大金を生み出す国 スウェ―デン」のゴミ分別の様子も紹介され、各国の優れたアイデアを共有する必要があるのかと思いました。 ふと今年5月開催の「G7 広島サミット」の会場に「中工場」が使用されればと思いましたが「グランドプリンスホテル広島」に既に決定していました。ただ1人でも多くの首脳や関係者が訪れてくれて、世界各国のゴミ問題解決を共有する機会になってくれればと思います。
2023.01.15
コメント(0)
日本にいた時にテレビのコマーシャルで見た「Meercat(ミーアキャット)」を初めて間近で見ました。 体長が25~30㎝ほど体重は1㎏にも満たないマングース科の小動物ですが、木片にうすくまっていると思ったら突然スクっと立ち上がる愛らしい姿を何度も披露していました。コマーシャルでは巣穴からまずそっと顔を出してというシーンだったと思うのですが巣穴のような物は見当たりませんでした。 てっきり天敵の猛禽動物から身を守るために立ち上がって回りの様子を伺うと思っていたのですが、ウィキペディアで調べると「太陽に向かって尾を支えにして直立し体を温めるため」とありました。 食肉類に属するミーアキャットはアフリカの草原地帯、砂漠、サバンナが広がるアンゴラ、ナミビア、ボツアナ、南アフリカのみに生息し、主に昆虫やサソリ類、卵などを食べています。日本の動物園でも繁殖に成功していて絶滅危惧の心配はないようです。 説明版に「複合体穴システム(Complex Burrow System)」という言葉があり野生であれば穴の中にトイレや寝床も備えているとあり、出来ることなら穴の中を覗いてみたいものです。 そしてアフリカの動物と言えば気になるのはアフリカペンギンでここの「ケープペンギン」はしっかりと低温調節されガラス板で外部と仕切りのある中で飼育されていました。思った以上に体が小さくて驚きましたが、調べてみると一番大型の「エンペラーペンギン」で身長が90-110㎝、ケープペンギンは平均で60㎝に満たないようです。そして2000年に起こったケープタウン沖で起こった重油流出事故で油まみれになったケープペンギンの記事も見つけ、確かにその映像をテレビで見たのを思い出しました。油まみれになったケープペンギンを救うために世界中からボランティアが集まったと大きなニュースにもなりました。あれから23年、ケープペンギンも穏やかな生活をしていると思いますが、オーストラリアのフィリップ島で以前見た「ペンギンパレード」のようなパレードをケープタウンでいつか見られる事を願って・・。
2023.01.10
コメント(0)
昨年1年間お世話になったヨガのインストラクターへのクリスマスプレゼントに芦屋本店の「アンリ・シャルパンティエ」のイチゴのショートケーキを買いに行った時に、ショーケースにディスプレイされていた「シンガポール限定販売 Baked Singapore Sling Financier(シンガポール・スリング フィナンシェ) & PadanMadeleine(パダン・マドレーヌ)」です。 箱の上面 箱の側面 3個入りで10.50ドル パッケージも可愛らしくシンガポール発祥のカクテル「シンガポール・スリング」風味のフィナンシェ2個とパンダン(アジアやアフリカの熱帯地方の植物)マデレーヌ1個入りの小箱で、デザインの花模様も鮮やかで可愛らしくすぐに購入!と思ったのですが、その時は既に完売でした。もう一軒の方にも行ってみましたがやはり完売で「次いつ店頭に出るかは未定なんです・・」と言われてしまいました。 それが昨日お店の近くに行く用事があって取り合えずチェックと思ってお店に寄ってみると販売が開始されていてまずは1箱購入して試食です。シンガポール・スリングの赤色とパンダンの緑色を見るだけでも美味しさがアップする感じです。 試食後、ふと気になって果たしてフィナンシェとマドレーヌの違いって何?と検索すると回答がありました(ブログ グルットピからの引用) フィナンシェマドレーヌ由来「金融家」「お金持ち」という意味。金融家が背広を汚さずに急いで食べられるようにと作られた。このお菓子を初めて作った女性の名前が由来。形金塊をイメージしたと言われる、平たい長方形の焼き型(フィナンシェ型)ホタテ貝をイメージした焼き型(マドレーヌ型)、もしくは、カップケーキ型材料薄力粉、砂糖、アーモンドプードル、卵白、焦がしバター薄力粉、砂糖、ベーキングパウダー、卵、溶かしたバター味アーモンドの甘さと焦がしバターの風味が強い。表面がサクサクで中が柔らかい。バターの風味が甘く香る、しっとりとした食感。 フィナンシェの由来が「お金持ち」とは本当にお正月早々「縁起」が良過ぎです。大阪の知人へは毎年旧正月(今年は1月22日~24日)前後にカードと何か旧正月らしい小さなプレゼント(最近は金運を願って金貨の形をしたチョコレート)を送っていますが、今年はこの小箱をカードと一緒に送ろうと思っています。アンリ・シャルパンティエ好きの彼女がシンガポール限定という事も含めて絶対に喜んでくれると思うので、売り切れ!にならないうちに買いに行かねばと・・(因みに昨日購入の賞味期限は2月1日なので通常3週間くらいのようです)
2023.01.08
コメント(0)
「アジア象のショー」を堪能した後、トラムに乗ってアフリカ動物ゾーンへ行きました。まず立派な角が特徴の「Rhino(サイ)」が数頭見えました。 自分なりのベストショット(^^)/ 餌の匂いなのかバスケットを見てなのかゾロゾロと・・。 運良く「エサやりタイム」の数分前に到着したので、間近でエサ(果物だと思います)やりをしている人達の姿も写真に撮る事が出来ました。不思議だったのは柵からかなり離れた所にいたサイがスタッフがエサを入れたバスケットを入り口に運び始めると、ぞろぞろと柵の所に集まって来ることでした。 サイは「Southern White Rhino(南方白サイ)」でエチオピアや南アフリカ等の国に生息と地図(赤印が生息地)に示され、象に次ぐ陸上で2番目に大きな動物のようです。そして説明板で興味を引いたのは平均寿命で自然界(Wild)であれば39歳から43歳、動物園など人間が管理した状況下(Human Care)では45歳ということでそんなに違いはないようです。 やはり日陰が心地良い? 続いて「Grevy's Zebra(グレビー・シマウマ)」です。1882年、当時のフランスの大統領「Jules Grevy」がエチオピアの大統領から贈られたためこの名前になったようです。Wで12~13歳、Hで31歳とかなり違います(絶滅危惧種に指定されています)餌やりタイムと時間のお知らせ板で、餌やり料金は全て動物や動物園の保護のため使われるようです。 キリンの名前が「Rothschild's Giraffe」とワインのメドック格付け一級の「ロスチャイルド」になっていて惹かれました。高さは6mで陸上で一番背が高い動物だそうです。2千頭ほどしか確認されていないためこちらも絶滅が危惧されているようです。寿命も短くWで6~8歳、Hで20歳です。 いろいろなアフリカの動物の中でもやはり柵の前の人が多かったのは「African Lion」でした。 立っていても座っていても「王者」の貫禄十分です。ちょうどライオンの姿をうっとりと眺めていると鶏肉が入ったバケツを持ったスタッフがすぐ横に現われ、ブーンと鶏肉をライオンに向かって投げ始めて驚きました。流石にライオンへの餌やりは一般人は出来ないようです。口に咥える瞬間を!と思いましたが残念ながら上手に撮れませんでした。Wで14歳、Hで30歳です。 動物園の入場券もエサやりも全てネットのみの申し込みで「オランウータンとの朝食」がメインの目的だったので今回はやりませんでしたが、子供も大人もエサをやっている時の表情が本当に楽しそうでエサやりって世界的に動物園でのブームなのかな?とか考えたりしました。人間同士も動物達とも「ご飯」で最高のコミュニケーションが図れるという事なのでしょうか?
2023.01.04
コメント(0)
シンガポールのお正月というと旧正月(今年は1月22日~24日)ですが、やはり元旦には日本のお正月の定番「縁起の良い物」を一品でも多くと思います。 昨年末に日本の友人が茅乃舎出汁の「お雑煮のだしとつゆ」を送ってくれて、毎年お雑煮は用意しますが、今年は一味ランクアップの一品になりました。今更ながらですが縁起の良い訳を調べてみました。 縁起の良い食べ物 1. 「雑煮」は元々は年が明けて初めて汲んだ水と初めての火で豊作を願い「年神様」にお供えをし、そのお下がりを野菜などと共にじっくり煮込んで頂いたのが起源だそうです。 今朝はNHKの皇居からの中継「新年一般参賀」を見ながら「お雑煮」を頂いて、気分は完全に日本のお正月です。 黒豆と栗きんとんの小パックはスーパー明治屋で購入しましたが、様々な値上の影響でこんな小さな栗きんとんのパックを見たのは初めてです💦フジッコの「風味豊かな紅あずま餡」90gで700円くらいです。 縁起の良い食べ物 2. 「黒豆」は「マメに働く」「マメに心を配る」との語呂合わせで、また黒色が悪い気を払う色と考えられているそうです。 縁起の良い食べ物 3. 「栗きんとん」は材料の栗やさつまいもの金色が小判に見立てられ、また「勝ち栗」が戦の縁起物とされていたからのようです。今年の私の「金運」は小さいかなと・・。 縁起の良い食べ物 4. 「紅白蒲鉾」は半月形が日の出を表し、鎌(蒲)で悪を払い、矛で身を守るという意味でした。例年用意していたのに今年は1700円ほどになっていて諦めました。自力で身を守るしかありません💦 因みにシンガポールの旧正月で縁起の良い(人気の高い)食材は「鮑」で缶詰でも2万円を超える物もあります。普通は鍋の具材として海老や野菜などと一緒に食べますが、ローカルの知り合いからは「お正月に高い食材を食べるとその一年は食べる物に困らないと言われているのよ」と教えてもらった事があります。栄養価も高い鮑ですが、やっぱり「お金」の事が優先されるのはシンガポールならではかなと思います。 確か「ドンキ」で冷凍の鮑が比較的格安で売られているので「身の丈に合った」鮑で3週間後の旧正月をお祝いしようと思っています。
2023.01.02
コメント(2)
昨日はNHK「紅白歌合戦」の余韻のまま、カウントダウン会場のマリーナ・ベイに向かいました。シンガポールと日本の時差は1時間なので余裕で会場に到着です。コロナ禍で昨年、一昨年は中止とネットの記事にありますが昨年は規模を縮小して開催した記憶が・・。兎に角3年振りの開催と銘打っていて、詳細は明かされないまま最大級のカウントダウンの花火になるということで期待も膨らみました。いくつか有料の会場がある中、ジムの窓から確認したPV(パブリック・ビューイング)の場所に行くと、もう凄い人混みでピクニックのようにシートを敷き食べ物も用意して(お酒は禁止)場所が埋め尽くされていました。 例年通りカウントダウンの前からいくつか小さな花火も上がって空を見ていると、今まで見た事がない映像が次々に空に浮かび始めました。「マーライオン」が登場すると拍手喝采で、船の映像は1819年にラッフルズ卿がシンガポールに上陸してからのシンガポールの歴史を紹介し、その後にシンガポールの国旗が表れた時は雄叫びのよう声が響きました。 人混みに圧倒されました💦 そして2023年へのカウントダウンのため時計が登場し秒針の動きで確実にその瞬間が分かります。まず最初の花火、空に浮かぶ彩りと音だけでいつも「あぁ無事年が明けた」と嬉しさや安堵が入り混じった不思議な快感があってそれだけで大満足です。 果たしてあの「マーライオン’等の映像はどのようにして・・?」と今朝調べてみると、何と4千台のドローンを使っての物と分かりました。実は写真も携帯では全く撮影出来ずネットからの画像です。花火にはもう慣れてしまっていますが、ドローンが空を彩る様子には正直度肝を抜かれました。 花火は30分ほど続きますが、観衆はかなりのヒート・アップで私は花火を振り返り、振り返り見ながらMRT(地下鉄)駅に向かいました。 話は変わって、今朝自分のブログをチェックしていると6月に書いた「チャリティー曲 時代遅れのRock'n Roll Band」のアクセスがいくつかあって「誰かが読んでくれてる」と嬉しい気持ちになりました。 昨日の紅白では「時代遅れの~」を歌う前に今年の紅白が最後のライブとなる加山雄三さんの楽曲「夜空の星」をサプライズで5人が歌った時にはミュージシャンとして「一流の心遣い」のように思えて、勝手に優勝はこの曲にと思ってしまいました(総合優勝は司会の橋本環奈さんにという記事もありましたが・・) 下記は6月に書いた日記の最後の文で歌詞からの抜粋です。無事2023年になりましたが今年はウクライナ問題も含めて穏やかな世界が戻ってくれる事を切に願います。「いつの間にかドラマみたいに時代は変わったよ・・。子供の命を全力で大人が守ること、それが自由という名の誇りさ」
2023.01.01
コメント(2)
シンガポール動物園の「オランウータンとの朝食」の後、トラムに乗って1駅目(駅は4つ)で降りると「Asian Elephant(アジア象)」の案内板があり木製の遊歩道を5分ほど歩くと「アジア象のショー」会場に到着しました。 今までタイで2回象に乗りましたが、ショーを見るのは初めてで「果たしてどんなショー?」と思いましたが、なかなかのエキサイティングなものでした。 最初の1歩は恐る恐る・・・。 人工池の中に最初は恐る恐るのように足を踏み入れた後、泳ぎ出しちょうど係員の前まで来て雄叫びを上げるようなポーズを取って、これが自分で撮った一番良い写真かなと思います。この後クイズが出され一番早く手を挙げて正解した男の子がスイカをご褒美に貰い、それを象の口元にというパフォーマンスもありました。 ネットの画像 ネットの画像とほぼ同じショーの様子で結構迫力があり、池の周りに5ヵ所ほど東南アジア風の屋根の下にベンチが設置され座ってショーを見ることが出来ます。 シンガポール動物園で飼育されている象はマレーシアの「アジア象(インド象はアジア象の亜種)」雌の5頭で、そのうちの2頭がパフォーマンスをしてくれました。飼育の良さを感じさせる本当に綺麗な象でアフリカ象に比べて耳が短く、背中が丸いのが特徴だそうです。アフリカ象の雄の体重が6~7トンに対してアジア象の雄は4~6トンですが、雌の場合はアフリカもアジアも体重に違いはなく2~3トンのようです。 前後してしまいますが、ショーの始まりはまず係員が木の枝と白い籠を持って登場し、人工池の前に置かれた木片の穴に枝と大きな人参を5~6個挿しこみます。そして噴水が上がって象の登場で、上手に鼻を使って全ての人参を口にくわえます(口元に人参の端っこが見えます)近くの岩の中に隠されていた人参も無事見つけて・・何だかそれだけでも「凄い!」と思ってしまいます。この後が池でのパフォーマンスで大体30分くらいですが、特に象が泳ぐ姿を間近で見たのは初めてでかなり満足度の高いショーでした。
2022.12.30
コメント(0)
昨日、日本の友人からのサプライズプレゼントが郵便で届き、中に来年の干支「卯」の開運グッヅ「招福 まめ 熊手 なか卯」や絵葉書などなどが入っていました。 絵葉書「銭湯の富士山」 開運グッヅの説明には「小さな福までかき集める意味をこめた手のひらサイズの熊手です。卯は飛躍をあらわす動物と言われています~」とあり、熊手は竹、飾りの部分の材質は石膏(卯)麻(赤いひも)真鍮(鈴)です。熊手が指と同じ5本なのも可愛らしく左手に載せるとしっくりします(時々願いを込めて握りしめた方がいいのかと・・) 日本の開運グッヅのアイデアやデザインには本当に脱帽で、少なくてもシンガポールではこんな気の利いた粋なグッヅは見つけられないと思います。 富士山の絵葉書も初夢で「一富士~」が初体験出来るように、昨晩から枕元に飾っています🗻 写真のだるまは今年の初めに旅行会社のHISが高崎市の野菜や果物をシンガポールに直輸入して販売した時にお店で粗品としてもらった「高崎だるま」です。粗品と言っても髙島屋デパートでは30ドルほどで売られていて驚きました。久々にだるまを手にして気合を入れて左目を入れて飾っていましたが、そろそろ右目を入れようかと思っているところでした。「高崎だるまの特徴」の栞を読むと、目を入れる時に「願い事」をして、それが叶った時はいつでも右目を入れていいようです。願い事をするのを忘れていたけれど「一年間無事に過ごせた」と思った時に入れるのが一般的のようなので大晦日には感謝の気持ちで入れようと思っています。 因みに干支の4番目の「卯」は陰陽五行では「木の陰」で季節は春。木は天に向かって伸びる樹木のごとく成長を表し、陰は優しく穏やかな性質を表しているようです。優しく穏やかという言葉だけで今年起こった事を考えると何だかホッとします。 2023年は水を得て木が育つような年になる事を願って🐇
2022.12.29
コメント(0)
オランウータンについてウィキペディアでさっと予習して行ったお陰で、シンガポール動物園の「オランウータンとの朝食(Breakfast in the Wild)」は満喫感が倍増でした。 植物園入り口近くの屋外レストラン「Ah Meng 」で週末と祭日のみ9時から開催されるアトラクションで、コロナ禍の中3年振りの再開で私自身は初めての経験となりました。 レストランのビュッフェ式朝ごはん(ほぼホテルの朝ごはんと同じレベル)を食べながら9時半から1時間くらいのオランウータン等の動物達のパフォーマンスを楽しむ動物園一押しのアトラクションです。 動物の世界でも「前座」というのがあるのか最初に登場したのは大きな「イグアナ」と「アマゾンオウム」「アリクイ」で運良く最前列のテーブルに座ることが出来た人達はその表情や詳細もじっくり観察出来たと思います。 親子で仲良く。 オランウータン館は「スマトラ館」のみ。 そして真打「オランウータン」の登場です。テーブル席からでもかなりの至近距離で表情や手の動きもしっかり見ることが出来ます。子供の方はやはり活動的で枝にぶら下がったりしょっちゅう移動している姿を見るだけでほっこりします。スマトラとボルネオの大きく2種類のオランウータンに分類されるようですが、ここではスマトラオランウータンのみのようです。 両腕を伸ばすと2.2mになります。 私たちの朝食に合わせてスタッフから朝ごはんを細長い棒(右下から左手に向かっている棒)を使って手渡され、器用に手を使って食べている姿にやっぱり「森の人(Orang Utan)」と思いました。スマトラ館の近くにパネルがあって自分の両腕の長さを測ってみると1.5mで大人の人間の約1.5倍の長さです。 昨日の予習で人間と同じ雑食性で「イチジク、ドリアン、マンゴスティン、ライチ等の果実や植物の芽や葉、昆虫、鳥類の卵、小型哺乳類」等を食べる事を知りましたたが、実際に食べ物の模型の展示もありました。ドリアンの硬い殻を叩き割って食べる事も出来るそうですが、残念ながらその姿は見ることが出来ませんでした。 右上がドリアンの模型 食べ物以外にも実物大の手、足、頭蓋骨の模型や「どれだけ人間に似てる?」という展示があって、オランウータンってかなり面白い動物なんだと言う事に気がつきました。 上の中央がオランウータンで右側が人間 「How Alike?(どんなに人間に似てる?)」 オランウータンには人間と同じ32本の歯がありますが、ナッツ類を嚙み砕くために人間の歯よりも強いそうです。そして太陽の光の反射で見えずらいですが左がオランウータンの指紋で右側の人間のとかなり似ているようです。 アトラクションの後ゆっくりと動物園を散策、動物達を見て動物園って進化しているんだと何だか感動しました。象やライオン等など何回かに分けて日記にアップしたいと思っています。,
2022.12.27
コメント(0)
今日これからシンガポール動物園での「オランウータンとの朝食」に出かけますが、よく考えるとオランウータンの姿以外はよく分かっていない事に気付き、予習のためウィキペディアを見てみました。 オランウータンは「ヒト科オランウータン属(Pongo)に分類される総称で語源はマレー語の「orang(人)」と「hutan(森)」で「森の人」という意味で、これはどこかで聞いた記憶があります。 属名の「Pongo」は16世紀にアフリカ大陸で発見された人のような怪物(ゴリラもしくは原住民と考えられている)に由来するそうです。 インドネシアのスマトラ島北部とボルネオ島、マレーシアのブルネオ島にのみ生息するという事は初めて知りました。東南アジアに住んでいるのであれば必見の動物でした。 左からボルネオオランウータン、スマトラオランウータン、タバヌリという3種類に大きく分類されるようで、顔の表情や色も随分違います。 シンガポール動物園のホームページにある写真から顔つきが判明出来ませんが、何種類のオランウータンに会えるのか楽しみです。 オランウータンの体長は雄で97センチ、体重60~90㎏、雌が78センチで40~50㎏で人間より結構小さめです。そして興味深い食性は雑食で「イチジク、ドリアン、マンゴスティン、ライチ等の果実や植物の芽や葉、昆虫、鳥類の卵、小型哺乳類」等を食べるようです。独特の匂いがあるけれど果物の王様と言われるドリアンも食べるとは驚きでオランウータンに用意される朝食がどんな物なのか一層興味が湧きます。因みに私たちに準備される朝食はバイキングケ形式でローカル食や洋食など種類も豊富なようでこれもまたとても楽しみです。 朝食の後は久し振りの動物園を堪能して、写真もたくさん撮って明日日記にアップ予定です。
2022.12.26
コメント(2)
昨日のクロアチア戦は初戦のドイツ戦と同じ「Chijmes(チャイムス)」のPVスペースで熱い声援を送りました(シンガポールは11時キックオフ)今大会の日本チームの雄姿を見るのは最後になってしまうかもとも思い「国歌斉唱」に間に合うように家を出ました。 今大会初の先制で「華麗なゴール」を前田選手が決めた時は「このまま1点をキープして後半戦を乗り切って」と期待に胸が一杯になりましたが、ハーフタイムの後クロアチアがこれも華麗なヘディングシュートで一点。回りからも悲鳴の声が上がりました。そして120分を戦っても1対1のままPK線へともつれ込んでしまい、回りのサポーター達と一緒に一人一人ボールを蹴る選手やGKの権田選手に「止めて!!」と熱い声援を送り続けましたが「新しい景色」は2026年の23回「カナダ・メキシコ・アメリカ」大会へと持ちこされる事になりました。 因みに今朝ネットをチェックすると「賞金」についての記事がありました。賞金総額4億6千万ドル(約600億円)のうち日本の賞金は1,300万ドル(約17億6,800万円)で8強入りは約23億円、優勝は約57億円だそうです。意外に8強入りしてもそんなに賞金に大きな違いはないんだなぁ・・と。でもやっぱり日本の8強入りは悲願です。 余談ですが今回のチャイムスのPVスペースはテーブル席は300ドル(人数に関係なく)人工芝の席は30ドル/人、そしてビールが一杯15ドルでした。勿論人工芝の席に座り、ビールを飲みながら熱い声援を送り、ちょっと辛い展開になるとスクリーンの後ろに見えるチャイムスのチャペルの壁のライトアップやステンドグラスの明かりに癒されていました。2018年大会が終わった時は2022年はどこでワールドカップを見るだろうと思いながら、結局シンガポールで見ることとなりました。2026年もあっという間にやって来るのかと思いますが、コロナ収束やロシアのウクライナ侵攻も解決して全てに「新しい景色」が見られる世界と大会になることを願っています。『追記』 監督、選手達の帰国会見をNHK のニュースで見て、凄い試合をしてくれたんだと感動を新たにしました。次回の2026年の大会では32チームから48チームに増やすという計画が発表になりましたが、今回の4チームごとのグループステージが大きな盛り上がり(番狂わせも含めて)となった事からこの案は見直す可能性があるそうです。 そしてチャイムスの芝生席とビール代の合計が1人60ドルは高いなぁと思っていたら、芝生席に座るためにビール券(15ドルx2)を買うというシステム(1人30ドルのみ)だった事が後日カードの明細を見て分かり、何だかとっても得をしたような気分になりました\(^o^)/
2022.12.06
コメント(0)
「Standard Chartered Singapore」主催のハーフ/フルマラソンは雨の中、今日1時間遅れの朝5時半のスタートでした。 一昨日「お家ご飯」に来てくれたK子さんがハーフに参加するというので、彼女の応援も兼ねて久々にフルマラソンの最初のランナーがゴールするシーンを直に見たいと思い、Esplanade(エスプラネード)劇場近くに設置されたゴール会場へと朝6時前に家を出ました。起きた時は雷と大雨だったのでちょっと心配でしたが・・。 コロナ禍2019年から3年振りの開催で、2019年の男子/女子のフルマラソン1位の記録が2時間12分/2時間32分なので、それに間に合うようにと急ぎましたが、交通規制のため会場への到着が遅れ「間に合わなかった・・」と思いきやフルの選手がゴールしている気配がなく、ハーフの選手が続々とゴールしていて、雨のために1時間遅れでスタートした事を知って何だか得をした気分になりました。 奥がフルのゴールへのコースで未だ誰もいません。 マーライオンのある公園を右手に見ながらベイサンズまで来るとゴールまで数メートルです。全員ではないと思いますが、ゴールした人の名前、国籍がDJによって発表されるとやっぱりシンガポールは多国籍国家だと実感します。日本人がゴールした時は日本語で「お疲れ様!」と言ってくれて何だかほっこりしました。1階と2階の限られた応援スペース(ステージ)には結構な数の人達がいて傘をさしての応援です。相変わらずの元気をくれる大音響の音楽、そして選手の頭上を撮影のために飛ぶドローンを見た時には、私が最後に10㎞で参加した2011年から時代は大きく変わっているんだと何だかしみじみしました。 手前がハーフのゴールへ向かうコース。 スタートから2時間ほど経ってアナウンスで「後、何分くらいで・・」と情報が入ると、俄かに回りもフルのランナーの到着に期待が高まって来ました。2時間20分を切る時間で1位から3位まではほぼ同時到着で見とれているうちにシャッターチャンスを逃しました。少し間があいて黄色のウェアーの4位のランナーでやっと落ち着いて写真を撮ることが出来ました(結果については後日ホームページでチェックです) 笑顔や喜び一杯でゴールする人達、走るために日々の鍛錬の賜物である肉体美を見せてくれる人達、ちょっと辛そうに走っている人達からもたくさんの元気をもらい「至極の時間」を過ごさせてもらいました。『追記』後日ハーフを完走したK子さんから「おかげ様で2時27分でハーフのゴールをきりぬけることができました」とメールがあり、お祝いの会の際にメダルを見せてもらいました。当日は激しい雨のためスタートが1時間ほど延期になりその間ランナーの人達は雨に打たれっぱなしだったことを聞くとメダルの価値が一層増します。 左が今年のメダルで「マーライオン」のデザインがちょっと素敵です。右は昨年コロナ禍でも開催された10㎞完走のメダルです。人数を限定して4人ずつに分かれてスタートでマスクをして走ったという極めて貴重な体験だったようで、そのためかメダルもかなり大きめになっています。
2022.12.04
コメント(0)
昨日、郵便受けを開けたら無料の「MOH(保健省)からの抗原検査キット」が入っていて、今週の火曜日に髪を切りに行った時にローカルのスタイリストさんから「もうすぐ郵便受けに入っているはずよ」と言われた事を思い出しました。「SD Biosensor, Inc.」 2021年の9月に始まり、3回目が今年の7月で今回で4回目になります。韓国製の3回分の検査キットx4袋です。シンガポールは今年7月の感染者拡大の時には人口の8割が感染したのではと憶測がありましたが、政府の「コロナとの共存政策」で現在は感染者数を公表していません(軽症の陽性の場合、報告義務がないため正確な数を把握出来ない事も理由の1つです)公表しているのは死亡者数のみで今年の8月1日時点で821人です。 最近は特にコロナに慣れてしまったという感じもあり、多少熱があっても検査せず普通に外出している人が多いのではという政府の危惧とこれから年末年始で人と会う機会が増える時期、しっかり自分で検査して陽性であれば少なくても3日間は自宅待機というのを強く訴えるための措置だと思います。 マスクに関しては公共の交通機関以外では付けなくても罰金ではないため、マスクを付けない人が徐々に多数派になっている感じです(少なくても私が通っているジムで運動中にマスクをしている人はほぼゼロです) ところで以前の日記にも書きましたが、何故検査キットを郵便受けに配達が可能かというと、人口500万人ほどの小さな国である事、ホームレスがいない事と、もう一つ日本の「マイナンバーカード」に当たる「IDカード保持」が義務づけられているからです。来星当時はIDカード(外国人労働者の場合は就労ビザカード)には「高島屋デパートで年間いくら買い物をしているかという情報も政府に握られていますよ」と脅かされましたが、特にIDカードのために問題が起こったこともなく、逆にコロナ禍は無料マスクの受け取り、ワクチン接種などペーパーレス&迅速な対応でとても助かりました。 ただ「はて?」と思ったのは口座のある銀行でちょっとお金を増やす方法とかを銀行員に相談する時にまずID カードの提示を求められ、普通預金、定期預金から全ての金額がすぐ銀行員のタブレットの画面に出てくることです。今では「手の内は握られているから話は早いわ~」と開き直ったような感じになりましたが・・。 日本のマイナンバーカードにどれだけの個人情報が入れられるのか、私には良く分かりませんがマイナンバーカードに反対する人の気持ちも勿論分かります。番号で管理される事に対する漠然とした不安感や特にそれを管理する側のシステムへの信頼度とか色々あるのだと思います。ただシンガポールで20年間ほど生活して番号による管理にすっかり慣れて利点を享受している私にとっては時代の流れに沿うしかないのではと思ったりもします。
2022.12.02
コメント(0)
昨日の「日本対ドイツ」戦はシンガポールでは夜9時キックオフで、何とか1点という思いでPVスペースを下見済みのラッフルズホテルの隣にある「Chijmes(チャイムス)」に9時半ぐらいに到着しました。 まず驚いたのは「チャイムス」の入り口に大きな赤い「POLICE CAR」が4台も待機していたことで、こんな警察車を見たのは初めてです。そう言えば先月初旬にインドネシアのサッカー場で観客の暴動があり125人以上の死者が出たことを思い出しました。ただ建物の中に入るとワールドカップ一色の賑やかな雰囲気で、まずは通路から見えるスポーツバーの画面でスコア「0対0」を確認してひとまずホットしました。 すぐに先日下見した1階のPVスペースに行くと、最前列は子供も含めてドイツ人サポーターが占めていました。数人の日本人も「ニッポン!」と声援を送っていましたが、前半は何と言ってもドイツ優勢で過去の負け試合が頭をよぎります。そして1点決められ2点目は何とか防いだものの、あまり気分が良くないままハーフタイムに突入です。 ここで気分を変えるために他のスペースも探検しに行きましたが、同じ1階の一番大きなスクリーンが見える辺り(下見の時はありませんでした)は人工芝が敷かれその上でリラックスした雰囲気で観戦する人達で溢れかえっていました。ビールを買い求める人の長い行列も・・。地下1階の中庭テラスには3つの大型スクリーンがあるので、PV会場としてはシンガポールではここが一番大きいのかと思います。マスクをしている人は少数でゴールを決めたりナイスプレーの時の歓声や拍手はもうコロナ禍以前に戻ったという感じでした。 チャイムスの観戦は前半戦で切り上げてちょっと暗い気持ちで家に帰ると、何と後半戦で2点ゴールで逆転勝ち!今までのワールドカップ観戦で「予想通りの負け」「意外な負け」を幾度となく経験して、こんな劇的大勝利の時にスクリーンの前にいなかったとは・・。自分のジンクスとしてPVで熱い応援をすると負け試合にが今回も当たってしまいました💦 ところでワールドカップ予想の北海道の水凧君、昨日はドイツ勝利を予想していましたがハズレでした(^^)/コスタリカ戦は日本勝利、スペイン戦は引き分けとしていますが、昨日のスペイン対コスタリカ戦は7対0でスペインの勝利。果たして水凧君の予想は2勝1敗となるでしょうか?
2022.11.24
コメント(0)
来週には12月に入ってしまうので忘年会を兼ねてそろそろ「お家ご飯」とメールで日程の打ち合わせをしていると1人から「4日はマラソンなのでこの日は外してね」と返信が来て、シンガポールの12月の風物詩「Standard Chartered(スタンダード・チャータード)マラソン」の事を思い出しました。2018年大会 ネットの画像から。 2002年(私の来星の前年)に始まったこのマラソン大会は「赤道直下(北緯1度)」で開催という事で年々知名度を上げコロナ禍前は世界各国から約5万人が参加するほどになっていましたが、コロナ禍で3年間の中止の後やっと2022年に戻って来ました。 中心部のハイウェイを通行止めにしてシンガポールを代表するベイサンズなどのランドマークが楽しめることも売りでフル/ハーフ/10㎞/5㎞の4部門で開催され、特にフルマラソンは日中の高温を避けるために朝4時半のスタートです。 私自身は過去に「スタンダード~」の10㎞に1回、同じようなコースを走る女性限定の「Great Eastern」主催の10㎞に3回参加しましたが、朝7時くらいのスタートは思ったより涼しく赤道直下と言っても暑さを心配する必要は全くありませんでした。 来星してひょんなきっかけから10㎞レースに参加しましたが、自分でも驚いたのは「走る」と言う事がこんなに奥深いものかということでした。前日まで体調を整えながら練習をし、当日は途中で足を止めてしまいたくなる誘惑と戦い、そして完走した時の達成感や充実感はかつて経験した事がありませんでした。 その後10㎞はそこそこのタイムで走れるし、まだ余裕がありそうとハーフマラソンに申し込んだもののレース当日の1週間前にアクシデントで転倒し足の骨にひびが入ってしまい断念しました(レースパックは足を引きづりながら受け取りに行きましたが💦)それからずっと10年くらいレースには参加せずじまいでお家ご飯のメールのやり取りで走った事を懐かしく思い出しました。 走る事に結構一生懸命だった時、村上春樹著「走ることについて語るときに僕の語ること」を読みました。アスリートである村上春樹氏の実体験に基づく言葉には何度も頷きました。特に「少なくとも最後まで歩かなかった」という言葉は走る時の支えになりました。この本は当時「タマノイ酢」のシンガポール駐在員で競歩で北京オリンピックの候補にもなった方に差しあげてしまい、手元には残っていません。 この本を検索しているとシンガポールとの縁が深いイギリス人作家「サマセット・モーム」の哲学に村上春樹氏が賛同するという文を見つけました。 『サマセット・モーム」は「どんな髭剃りにも哲学がある」と書いている。どんなつまらないことでも、日々続けていれば、そこに何かしらの観照のようなものが生まれるということなのだろう。僕もモーム氏の説に心から賛同したい』 「観照」と言う言葉を調べてみると「対象の本質を客観的に冷静に見つめること/美を直接的に認識すること」だそうです。思えば毎日行っている事ってつまらない事が大半なのかなぁと思いますが、その積み重ねが大きな感動に繋がると思えば「継続」ってやっぱり凄いなぁと改めて思います。
2022.11.23
コメント(0)
明日はいよいよ「World Cup 2022年」の日本の初戦で、近づいて来ると今回はどこのPV(パブリック・ビューイング)に行こうかとソワソワします。 現在も結婚式などでチャペルは使われているようです。 前回ロシア大会で惜しくも一点差で負けた日本対ベルギー戦を見たラッフルズホテルの斜め向かいにある「Chijmes(チャイムス)」に今年もちゃんとPVスペースがあるかどうか昨日4年ぶりに下見に行って来ました。 「チャイムス」は1841年に建てられた元々は修道院ですが、現在はレストランやバーやショップ等が入った複合施設で、日本の「牛角」やお寿司屋さんも入っています。 ホッとしたのは地下の中庭テラスに数か所設置されていたPVスペースのテーブルやスクリーンの配置が4年前とほとんど変わっていなかった事で、昨日の夕方はカタール対エクアドルの録画を放送していてこの時間帯はお客さんは僅かでした。 2018年大会はコロナの被害が世界中に広がるなんて誰一人想像出来なかった、今思えば穏やかな生活の中の大きなイベントでした。確かシンガポール時間で午前1時スタートの試合で友人4人と深夜12時くらいから集まり(場所取り)最前列でたくさんビールを飲みながら熱い声援を送りました。私達の後ろのテーブルにはベルギーの大きな国旗を纏った集団もいて応援合戦となりました(シンガポールにこんなにベルギー人っているのというくらい)国際都市って面白いなぁと感じる瞬間でもあります。 一階に上がってみると「ご自由に・・」という感じでスクリーンが設置されていました(前回は気が付きませんでした)シンガポールで驚くのは例えば「ベイサンズ」の屋上のスカイガーデンでも持って来た缶ビールを普通に通路に座って飲んでいる人を見かけるということです。このスクリーンの前に座って缶ビールを飲みながら観戦していたら「私って結構強者かも・・」と思います⚽💦 コロナ禍になってワールドカップ応援仲間はほぼ日本へ帰国してしまいました。1人でもこの「熱いお祭り」を熱烈応援しますが、少なくてもワールドカップを放映しているドイツレストランには絶対に足を向けないつもりです。
2022.11.22
コメント(0)
31日にハロウィーンを控えて今週末の「渋谷での厳戒態勢」についてNHKのニュースでも何度か見ました。来星してから日本ではクリスマスを凌ぐ大きなイベントになっていると聞いた時は驚きましたが、日本では秋のイベントとして完全に定着しているようです。下記は昨年の10月にブログに書いた内容です。 『日本で小中学生に英語を教えていた時、10月になるとハロウィーンのキャラクターの塗り絵をしたり、外国人講師から子供の時のハロウィーンの思い出を話してもらったりしていました。その時は欧米諸国であればどこでも「ハロウィーン」をお祝いすると思っていたのですが、ある時オーストラリア人講師から「ハロウィーンの習慣はないので・・」と言われた時は驚きました。 そしてハロウィーンの起源がアイルランドのケルト民族の間で信仰されていた「古代異教」によるもので、主にアメリカでお祝いする行事だと知りました。アイルランドからアメリカに移住した人達によって広められた習慣かなと思います。 その古代異教では寒くなる季節の前に死者が生者の間を歩き回り交流すると信じられていたようです。生者は自分達が不気味な仮装をすれば自分達を仲間と思い見逃してくれる、そして甘いお菓子で死者の霊をなだめようとしたそうです。仮装とかお菓子をあげる意味がこれで納得です。因みに古代ケルト人は文字を持たず宗教は自然崇拝の多神教で、多神教という意味では日本と相通じるものがあるのかもしれません』 シンガポールのハロウィーンはというと日本の渋谷に当たる「オーチャードロード」で仮装パレードがあるかというと全くありません。多分政府によって禁止ではと思います(唯一の仮装パレードは旧正月の後に開催されるチンゲイパレードです)そしてセキュリティーが厳しいこの国で子供達が「Trick or Treat(いたずらされたくなかったらお菓子をちょうだい)」と近所の家のドアを叩くことも全くありません。 果たしてシンガポールではと調べてみると「USS(ユニバーサル・スタジオ・シンガポール)」では「Halloween Horror Nights」が9月から一ヶ月開催差されていて、コロナ禍で今年3年振りの開催だそうです。 イギリスの食材店「Marks & Spencer」ではお菓子等ハロウィーングッツの種類が豊富で見ているだけで楽しくなります。バタークッキーの入った缶「Light up House(中にLEDの電球が入っているらしい)」が一番目を引きましたが26ドルはちょっと高いですね・・。
2022.10.29
コメント(2)
今週号のフリーペーパー「Singa Life」にシンガポールのパンダの最新情報が載っていました。昨年8月に無事に雄の赤ちゃんパンダ「ルアルア」が誕生し、子供部屋を出て両親と3頭で仲良く「リバー・ワンダーズのパンダ舎」で暮らしている様子を見に行こうと思っていたところでした。 両親の「カイカイ(雄 15歳)」と「ジアジア(雌14歳)」は10年前の2012年に中国からシンガポールにやって来ました。元々レンタル期間契約10年になる今年に中国に帰る予定だったところ、今月2日に後5年間(2027年まで)延長契約が中国と結ばれたようです。 ルアルアの帰国予定が誕生から2年後の来年(2023年)なので、危うく親子が別れ別れになるところだったんだぁと延長のニュースにほっとしました。 これは近々にリバーワンダーズの再訪をしなければと思います。今年2月に人生初体験で赤ちゃんパンダを直に見て、それからもう8ヵ月経っているのでどれだけ大きくなっているのか楽しみです。 以前の日記にも書きましたが、シンガポールでのパンダ熱は日本とはかなりの温度差があり、パンダがかなりの至近距離から見られる所でもそんなに混雑していることはありません。流石に赤ちゃん誕生のお披露目の時は40分ほど行列し、保育室のガラス越しで見られるのは数秒でしたが、観客の人数制限をすることもありません。 今年2月。保育室内の隅っこで小さくなって寝ていました。母親のジアジアは保育のため外には出ていなくて父親のカイカイが手持ち無沙汰でポーズを変えて自由気ままに寝そべったり、木と戯れたり竹を食べたりしていました。私が一番気に入っているポーズです。 今回の契約延長の際に「この契約はシンガポールと中国との永続的な友好の証として」と謳っています。中国のパンダ外交は恐るべしですが、シンガポールは今回のロシアのウクライナ侵攻に際して東南アジアで唯一「経済制裁」に加わっている国です。友好を深め対話の機会を十分活用し、パンダの力も借りながら「中国へ物申す国」として世界平和への一端を担える国になってもらえればと願います。
2022.10.05
コメント(0)
全69件 (69件中 1-50件目)