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次のお米の記事がかけていないので、ミニ更新です。タイトルの件は、といってもあくまで当社比です。毎日、楽天の甘めの機械訪問含めて100アクセスもいかなかったこのブログが、ここ数日1日300を超えるアクセスになってます。原因はまあ、間違いなく「令和の米騒動」以外の何物でもないかと思います。そして、どの記事が読まれているかという話になると、こちらです。オーストラリア米の「シェルパ」・・・いま、どこかで出回っているんですかね?業務スーパーなどで見かけた方が、その場でスマホ検索して辿り着いたりしているとかでしょうか。ちなみに、シェルパ卸売業者の「千田みずほ」さんのホームページを見てみました。シェルパに限らず、いまネット販売をほとんど行っていないようです。本日時点で販売品目を確認してみたら、30kg(5kg×6)の神奈川県産「はるみ」無洗米の売り切れ表示と、販売中のものとして300gの「カルローズ」があるだけでした。普段から店舗に流す商品確保に必死な状況だったりするのでしょう。卸が売り惜しみしているのではという論調はよく見かけます。もしいま、売り惜しみしている商品があるのであれば、それをネット直売をすれば相当利潤が取れそうな気がしますが、少なくともこの会社はそういうことはしていないようです。一応、そう書くのは店舗の入荷状況を見たためです。先ほど、「千田みずほ」さんの精米を東京南部の駅前型ドラッグストアで購入できています。いま、受取予定だった返礼品の発送が台風で2回延期されて、自分も在庫が心細い状況のため助かりました。その店舗には、私が購入した時点で、同社の製品の「R6ふさこがね」「R5新潟コシヒカリ」「無洗米ばかうけ米」とブレンド米1袋が少なくとも入荷していました。・・・ふさこがねの価格は税込で3218円、去年の1.6倍くらいの相場でしたが。おそらく、日配週配で普段から店舗に下ろす分量についてはきちんと出荷している(増産まではできていない)が、世間的にはパニックで需要が増加している状況なのかと思います。わざわざこのブログに来てくださった方のために、米ヲタ視点で自分の経験を書くと、ここ2週連続で土曜正午前後に店舗での入荷を確認できています。先週はスーパー(マルエツ)で、今週はドラッグストア(セイムス)で、この状況に遭遇しています。共働き世帯などで、限られた時間にしか店舗に行く余裕のない我が家の様なご家庭の方、探すのであれば、この時間に複数店舗を回るのがいいかもしれません。なお、私自身は今日(8/31)精米の販売に遭遇できたのはこちらのみで、マルエツ・まいばすけっと・東急ストアでは空の棚を眺めるだけでした。9/1 0:00追記なお、お米の入手で「いま」本当に困っている方へ。ふさこがねの記事を仕込んでいる中で見つけました。関東の大手米卸ミツハシライスさん、9/2(月) 8:00よりふさこがね新米の販売開始のようです。価格は高いですが、上記の店頭販売価格を考慮すると送料が加わった程度なので、緊急避難としては一考の価値があるかとは思います。一応、貼っておきます。(なお、例年だと千葉県産は9/10頃よりコシヒカリが出回り始めることも、追記しておきます)→9/1夕方、城南地区マルエツにて新米の千葉コシヒカリ(普通精米/無洗米)遭遇しました。例年より少し早いので、(価格面以外の)問題解消は近いかもしれません。新米 千葉県産 ふさこがね 5kg 10kg 20kg 令和 6年産 | 送料無料 ミツハシライス 一般米 精米 白米 国産 国内産 千葉 フサコガネ 安い 人気 おすすめ 美味しい おいしい 定番 5キロ 10キロ 20キロ ふっくら あっさり 食べやすい 千葉ふさこがね 幸浦価格:3,850円~(税込、送料無料) (2024/9/1時点)楽天で購入
2024.08.31
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6月にもう出てしまう沖縄県産の早場米は紹介しましたが、今回からは本土の早場米を順に紹介していきます。令和5年度産のものをこの先購入するか、すべて切り替えるかはまだ決めていませんが、相当面白いもの以外は令和6年度産になると思います。宮崎県の早場米去年、全国の早場米事情についての記事を、当時わかる限りの情報で紹介しました。早場米の産地は、鹿児島県の種子島から始まり一つ北の宮崎県でこのあたりはコシヒカリ主体、その後太平洋に沿って大分県よりも四国にわたった高知県では様々な品種開発が盛んで、徳島県ではハナエチゼンを栽培し・・・というのが産地の流れです。鹿児島県種子島のコシヒカリと高知県の早場米(よさ恋美人)は昨年購入していたことから、今年の早場米は宮崎県産を紹介しようというのは早い時期から決めていました。目を付けていたのは、宮崎県串間市のふるさと納税にもなっていた「松田農産」さんでした。宮崎県産の早場米の銘柄、「さきひかり」「夏の笑み」の両方の銘柄を取り扱っていたことが理由です。特に「さきひかり」は生産量が少ないのですが、松田農産さんはアドレスにsakihikari.netというドメインを使用していたことから、こちらから直接購入をするのが確実だろうと判断していました。が、こちらのホームページが今年に入ってからなくなってしまいました。同時期に、串間市のふるさと納税ホームページからもこの商品が消えたため、もう手に入らないくなったと考えていました。実は、「さきひかり」は宮崎県全体でも7トンしか生産していない品種です。何らかの理由でこちらの生産者のものが販売され無くなれば、今後入手するのは絶望的だと思っていました。諦めて、今年の宮崎県産の早場米は、宮崎で早場米として栽培されている九州唯一の「あきたこまち」を紹介して、あとは他の県の商品で早場米特有の品種を紹介、そのうち「夏の笑み」を他から購入して紹介すればいいかと予定を組み始めていました。7月に入ってから「打首獄門同好会」の記事を仕込んだ際に、彼らの楽曲「日本の米は世界一」の中に歌詞として入っている「さきひかり」を解説するために再検索してみたところ松田農産のホームページはダウンのままだけど、串間市の返礼品では復活してるじゃん!ということを発見してしまいました。金額が高かろうが(2袋15,000円)、計画を再度変更することになろうがいいやと、清水の舞台から飛び降りるが如く、「夏の笑み」と「さきひかり」のセットを注文です。こちらが到着した「夏の笑み」。注文日が7月25日で、到着日は8月10日でした。注文からちょうど2週間です。おにぎりを食らいつく、昭和テイストの少年がなかなかいいですね。ホームページやメールからはいつ届くかわからなかったのと、早場米ゆえの不確実性はあるかもと思いつつ、8月4日に前回紹介したひとめぼれ2kgを購入してしまいました。「さきひかり」との同時到着ですが、精米日がこちらの方が3日早かったためこちらより開封しました。なお、宮崎県の早場米として最もメジャーなのは、さきひかりでも夏の笑みでもなく、コシヒカリです。こちらは県南部の沿岸全域で栽培され、東京のスーパーでもほぼ8月限定で入手できます。息子の手が映り込んでいますが、8月5日に大森の東急ストアで見かけた、東光食品さんの宮崎県産コシヒカリです。こんな形で山積みになっているので、通販までは考えていないけど、早場米の新米が好きだというような方は、この時期に宮崎のコシヒカリを購入するのが最もいいかもしれません。別メーカー(伊丹産業)のものですが、マルエツとまいばすけっとでも見かけました。お盆の仏壇に新米をお供えしたいという場合(全国にはそういう地域が存在します)でも、対応できる時期です。「夏の笑み」の特徴下表は品種別の生産量ランキング(検査数量ベース)です。宮崎県で栽培されている米は、早場米として首都圏などにも出荷されるコシヒカリが全体の約40%、西日本ではこれまで広く栽培されてきたヒノヒカリが33%を占めています。3位の「み系358」および5位の「宮崎52号」は焼酎用米麹に使用される加工用米なので、「夏の笑み」は食用米としては4.4%のシェアで第3位となっています。「夏の笑み」は2001年に、宮崎県総合農業試験場で育成された品種です。それまで宮崎県とコシヒカリとの作期分散のために栽培されていた「さきひかり」が高温による品質低下を示してきたことから、高温耐性があり玄米の品質がさきひかりよりも良い品種を目指し、高温登熟性に優れる「西海115号」と、極良食味の「南海128号」を交配後に育成されました。コシヒカリより成熟が11日遅く、玄米収量はコシヒカリより15%ほど多い品種となっています。食味は粘りの面でコシヒカリよりも上、いもち病や白枯葉病には弱いという特徴があります。2011年に宮崎県において奨励品種採用され、2014年に品種登録されたとのことです。開封してみました次回紹介する「さきひかり」と一緒に入っていました。松田農産さんからの葉書大メッセージカードが入っています。裏面はコレ。「どこかで見たことがある」と感じる方もいるかもしれませんが、以前紹介した「福井県大野市産コシヒカリ」と同じものです。同じ袋メーカーなんでしょう。販売者名は、松田農産さんではなく、個人名になっていました。精米はこんな感じです粒はやや小さ目かもしれません。高温登熟性に優れているという特性からでしょうか、それとも今年の宮崎県はそこまで高温で花方からでしょうか、いずれにしても令和5年度米でよくみられるような白い部分の少ないお米でした。それでは、いただきます。新米だからなのか、もちもち感とみずみずしさが伝わってきました。もちもちは、夏の笑みの特徴でもあるそうです。食味はコシヒカリに近いという話もあったのですが、最初にお米だけで頂いた瞬間には自分もそう感じました。(が、多分ちょっと違います)開封初日は、子ども達が大好きな三色ごはん(豚挽肉、鮭、炒り卵)だったため、これに合わせて食べてみました。鮭や炒り卵との愛称は特に美味しく頂きました。これだけもちもちしていて鮭との相性が良ければ、パッケージの少年の右手にあるおにぎりも納得です。が、しょうゆ味の豚ひき肉と合わせたときに、「あ、コシヒカリと違う種類だ」と分かりました。一緒にすると、完全にお米の味が消えてしまいました。あっさりというか、濃い肉系統とは合わないんです。食感も、お米だけで頂いたときの感覚もコシヒカリっぽいだけに、驚きました。甘みがやや少ないのかな。この他の組み合わせとしては、朝食用にいただいた明太子との組み合わせが最も良かったです。とはいえ、さっぱりに強く振れているわけでもないので、朝食だけでなく他の食事との組み合わせも悪くないと思います。ごちそうさまでした。ふるさと納税での注文はこちらから【ふるさと納税】【数量限定】令和6年産 串間産のお米食べ比べ『夏の笑み・さきひかり』計10kg 食べ比べセット(合計10kg・5kg×2袋) 新米【松田農産】【T-B3】価格:15,000円(税込、送料無料) (2024/8/13時点)楽天で購入「宮崎県串間市ってこんなところ」については、次回「さきひかり」の記事を書く時に掲載します。追記:アクセス解析を見ていると、ついに外国産米の記事が1日閲覧数のトップになりました。 令和の米騒動から、国産米以外を考える人は増えているようです。 そして、8/17には、都内南部のマルエツの精米売り場の棚がついにこう↓なりました。 8/4にひとめぼれを購入した時には、まだ全品種2-3商品ずつはあったのですが。南海トラフ地震臨時情報も関係あるのかもしれません。水コーナーもこんな感じだったので。8/24に寄った時は、ちょうど入荷時で「ふさこがね」「宮崎コシヒカリ」「コシヒカリブレンド」か積まれ始めていました。価格はともかく、品薄に関しては「流通はきちんと回ってるので、パニックにはならないでお店をこまめに見てください。」と呼びかけたいです。
2024.08.24
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一応、変わり種の小包装品を今後紹介しようとは思っていますが、それを除くと新米移行前の最後のお米になりそうです。名古屋食糧さんとヤマタネさん令和6年度米の早場米は、以前紹介した石垣島のものを一度試していますが、それ以外は8月の中旬ごろから移行するつもりで、ふるさと納税での注文をかけていました。が、ふるさと納税ゆえに注文=即発送とは限らないわけで、到着前に前のお米(船方農場のコシヒカリ)を使い切るのでは?というペースになりそうだったことから、念のためのつなぎとして2kg購入しました。ちょうど、南関東ローカルのスーパー、マルエツで売っているもので、一度買ってみたかった商品があったのでそちらを購入して紹介します。名古屋食糧さんの、「特別栽培米 宮城県登米市産ひとめぼれ」です。東京に住んでいるからといって、店頭に並んでいる米がすべて関東(都内や横浜、埼玉県、千葉県など)の販売者というわけではありませんが、諸長さんのような産地立地型の会社や、大潟村カントリーエレベーター公社の様な生産者が販売者となっている例を除くと、まいばすけっとやオーケーで見かける伊丹産業さんとこの名古屋食糧さんくらいしか、地方に本社を置く米卸企業の商品は見かけません。名古屋食糧さんは、この商品の他にもマルエツで並んでいる「ゆめぴりか」も扱っているので、営業力で東京に入ってきているのかなと思っていました。が、店先で裏面を見て、「あっ!」と気づきました。特別栽培米のガイドラインのところです。栽培責任者、確認責任者は「JAみやぎ登米 営農部」になってますが、精米責任者の部分です。「株式会社ヤマタネ 食品本部」(東京都江東区)、となっています。東京でもサミットや西友などで強い棚のシェアを持つヤマタネさんの流通ルートを、使える関係がここにはあるんだろうということにここで気づきました。それ以来、このブログのネタにはなりそうなのでいったん購入してみようと思っていた商品です。ひとめぼれの特徴ひとめぼれについては、以前一旦購入の上で記事にしていますが、その時はフリマでの購入について書いてばかりで、品種としては触れていなかったようなのでここで触れてみます。ソースは、「ごはん彩々」さんのこの記事です。1980年の大冷害をきっかけとした東北地方の不作後、コシヒカリが冷害に強い品種だと分かったことからコシヒカリをベースにした耐冷品種の開発がすすめられました。1982年には、宮城県の古川農業試験場で、「コシヒカリ」と、コシヒカリの子にあたる「初星」をベースにした新品種、「東北143号」の交配が始まります。育成の目標は、耐冷性とともに、ササニシキの目標にはなかった良食味米という点もあったようです。1991年には、東北143号の名称が公募され、「ひとめぼれ」として晴れて岩手・宮城・福島の3件で奨励品種として採用されますが、ササニシキ王国、宮城県の農家の採用率は高いものではなかったようです。状況が一変したのは、平成の米騒動と呼ばれた1993年の東北大冷害でした。この年の宮城県の作況指数は37(平年と比べて37%しか米が収穫できない状況)でしたが、壊滅的だったササニシキと比較して、「ひとめぼれ」の被害は少なかったようで、翌1994年にはササニシキとひとめぼれの作付面積が逆転します。ササニシキとの比較という視点において、「粒が大きく、見栄えが良く、粘り、ツヤ、香りのバランスがいいことからどの料理にも合う」という評価を得ているようです。精米はこんな感じです令和5年度産ですが、それほど白くなっている部分は目立ちませんでした。それでは、いただきます。特別栽培米なのもあるかもしれませんが、甘味等もきっちりとある美味しいお米でした。komenuma嫁のリクエストがあり、おにぎりとして多くを多用してしまいましたがおにぎりとしては十分美味しいものを作れました。その他では、明太子などごはんが引き立つおかずとの相性も良かったです。ごちそうさまでした宮城県登米市ってこんなところ宮城県の最北部、岩手県と接する地区にある市で、平成の大合併で2005年に登米郡8町村と本吉郡津山町の合併によって誕生した広大な市です。市の名前は「とめ市」ですが、市内にある登米町は「とよま町」と読みます。明治期の古い町並みが残っていることから、「みやぎの明治村」をキャッチフレーズとしたまちづくりを行っています。登米市教育資料館 出典:写真AC
2024.08.17
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今回は、山口県からのご紹介になります。ただし、山口県のローカル銘柄ではなくコシヒカリです。瀬戸内海から島根県との県境まで、全国1,023㎢という広い面積を持つ山口県山口市(参考:東京23区が626㎢です)の、島根県境にある最も奥の阿東地区(旧阿武郡阿東町)に、「船方農場」という牛乳やチーズなどの乳製品などを総合的に生産する農場があります。ホームページの商品紹介を見ると、牛乳、チーズケーキ、プリン、アイスクリーム、ハム、ソーセージ、などがラインナップにあり、とても美味しそうです。これらの詰め合わせは、ふるさと納税にもなっており、見るだけで欲しくなる豪華さです。(一例として、高いギフトセットの商品紹介を貼っておきます)D081【ふるさと納税】船方農場のギフトセット1価格:23,000円(税込、送料無料) (2024/7/24時点)楽天で購入が、公式ECショップにはないラインナップとして「お米」があります。「トップページ→牛乳定期宅配」と進むと、牛乳宅配のパンフレットの中に、地味に「毎月お届け商品」という欄があり、ここに「阿東のコシヒカリ」という商品が掲載されています。さすがに定期宅配商品となると敷居が高いのですが、山口市のふるさと納税を活用すると、1袋単位でスポット購入のような形で返礼品として受領することができます。この商品を知ったきっかけも「ふるさとチョイス」で山口市さんのページをサラッと流し見していた時に、「あまり米袋っぽくないパッケージがあるぞ?」と気になったことでした。お米よりは、チーズなどに使われそうなデザインと色使いですよね。山口県の米作りと阿東地区下図は、山口県の品種別生産量です。山口県には、県内ローカル品種の生産はあまり多くなく、コシヒカリやひとめぼれの生産が主体です。最も多いのはコシヒカリで、全体生産量の4分の1がコシヒカリ、次いでひとめぼれ、きぬむすめ、ヒノヒカリの順となっています。山口県ローカルの品種というしては、第8位の「晴るる」がありますが、生産量はコシヒカリの1割強といったところのようです。この「晴るる」は楽天やJAタウンで手に入るほか、岩国市のふるさと納税では同じくローカル品種の「あきまつり」がラインナップにあります。JA山口県作成の地図(下図)によると、中山間地域が「こしひかり・きぬむすめ・晴るる」、中間・詠嘆地域が「ひとめぼれ」、瀬戸内海沿岸地域が「ヒノヒカリ」と地域ごとに品種は分かれているようです。出典:JA山口県 「山口県の農業」ページhttps://www.ja-ymg.or.jp/agriculture/rice/※この他、「せとのにじ」も山口県ローカルの品種のようですが、生産量13トンではほとんど情報がなく、唯一見つけられたのは同じJA山口県のコミュニティ誌「ぶちうまい。マルシェ」2021年夏号にあった「山口お米図鑑」の中で、周南地域で作っているという言及を見かけた程度です。コシヒカリの産地は中山間地域とありますが、今回紹介する山口市阿東地区は、朝夕の寒暖差が大きく、その気候から、「山口県の北海道」と呼ばれる地域であり、この地域で生産される「阿東コシヒカリ」は山口米の中でも高い評価を得ているようです。開封してみました船方牧場特製の箱に入ってました。農場の商品案内(ミルクとかハムとかの)が同封されてるかと思いましたが、それは特にありませんでした。裏面も、同じようなデザインでした。販売者表記は、船方農場の関連会社にあたる「株式会社 みるくたうん」となっています。精米はこんな感じです令和5年度産ですが、東日本ほど灼熱ではなかった山口県産のため、白い部分はそれほど目立ちません。それでは、いただきます感想としては、ややもっちり感が少なめな、典型的な西日本のコシヒカリでした。特徴というほどの特徴はあまりない、「無難で美味しいコシヒカリ」でした。口にした瞬間に、コシヒカリらしい甘さが口の中に広がります。家庭焼き肉とはよく合った他、komenuma嫁が希望していた学童弁当のおにぎり用としても良好な使い心地だったようです。他の料理でも、特に「合わないな」と思うもののないオールマイティなものでした。ゴーヤのお浸しだけは、米の甘味が際立ってあまり相性が良くなかったかもしれません。ごちそうさまでした山口市阿東地域ってこんなところ山口県は平成の大合併で市町村の合併が相当進んでおり、山口市自体が瀬戸内海から島根県境までの広域な市のため、ここでは山口市全体ではなく、旧阿武郡阿東町にあたる山口市阿東地区を中心にご紹介します。県庁所在地の山口市中心部から見て、北側に隣接する地域になります。山口市としては最北端の地域で、小京都で知られる島根県津和野町と接する場所にあります。「阿東」というのは、阿武郡の東という意味かと思われますが、語源の阿武郡は山口市を中心とする地域ではなく、日本海側の萩市を中心とする山口県の地域区分です。この町を流れている水系が、日本海側の萩市に流れ込む阿武川であることが同じ地域割りの理由と考えられます。一方で、道路や鉄道交通などは、それほど山の深くない隣の山口市を元々向いていたことから、生活圏として山口氏を向いていたことが山口市との合併となった理由と考えられます。距離も大体同じくらいです。どのような地域化を紹介する資料として、フリー素材の写真ACより阿東地区の写真を引用してきました。家並みを見る限り、この瓦の色は島根県石見地方(津和野も該当)の特産品である石州瓦を使用している屋根の色をしています。写真 AC-PHOTOこの地域を貫く山口線は、「SLやまぐち号」が走ってます。北海道で日本の(国鉄の)SLが廃止されたわずか4年後の1979年に観光用としてSL運行を復活させたのが山口線でした。写真 AC-PHOTO注文はこちらから楽天ふるさと納税での注文は、こちらからになります。D154【ふるさと納税】船方農場のこしひかり5kg価格:15,000円(税込、送料無料) (2024/8/12時点)楽天で購入
2024.08.11
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先週土曜日はお休みしました。すみません。このブログを始めてほぼ1年になります。一昨日、このブログが2万アクセスを迎えました。ブログを始めて9か月で1万アクセス、その後3か月足らずで2万アクセスになっています。ブログを始める時、「まず1年耐えろ」というアドバイスが多くの諸先輩方からありましたが、本当にその通りでした。といっても、楽天のカウンターはアクセス解析研究所と比較するとどう見ても甘めに出るようで、機械による訪問等も全部カウントしてると思ってあまりあてにはしていません。それでも、来てくれる人がゼロではなく着実に居るんだろうなという実感が湧く指標が2つあります。特定の記事へのアクセスと、アフィリエイト成果のクリック数(売上じゃないですよ。念のため)です。どの記事が閲覧されているのか、アクセス解析とアフィリエイト、傾向がやや違います。アクセス解析で高い数字を出していて、訪問者数が最も多いのはこの記事です。八十九ゆめぴりか 【No.28北海道産 ゆめぴりか 無洗米】アップ以来、圧倒的な人気を誇ります。今年限定なのか、来年以降も基準を外れる米が続出するのかで変わってくると思いますが、いつものお米が「八十九」となってしまったことで検索で来られる方が多いんだろうと思います。そして、2位と3位はアクセス解析でも、アフィリエイトの結果を見てもおおよそ同じでした。留学生の実力【No.40 オーストラリア産 シェルパ】そのうち買ってみたい外国産米そう、外国産米のレビューに対する関心が急激に上がってるようなんです。下の記事を見ると、去年の10月時点でオーストラリア米のシェルパは5kg1290円、令和5年の新米だと、ふさこがねが5kg1490円、茨城産コシヒカリが1590円だったようです。いずれも業務スーパー価格です。翻って昨日、近所のまいばすけっとで見た「はえぬき」が2199円、涙が出てきます。「国産米がどうも品薄だ」というのはここ1か月くらい記事にしていますが、この高騰だと外国産米へのシフトを真剣に感がる人が、個人なのか飲食店なのかわかりませんが居るのではないでしょうか。このブログのためにこれだけ米を検索していれば、AIだって「コイツは米の広告を提示した方がいい」ということは分かるようで、最近は、カリフォルニア産の短粒種米「カルローズ」の広告がかなり目立ちます。特に、楽天よりもyahoo!が多いです。目に見えて、去年の10月に記事を書いたときより取扱業者も増えています。試してみてレビューを書きたいところなのですが、実は現在komenuma嫁より外国産米の購入を差し止められています。「学童弁当でおにぎり🍙を握らないといけない時期に、外国産米の購入は却下!」だそうです。まあ、それはそれで納得します。とはいえ、この検索動向から記事ニーズはあるかと考えて、最近ネット上で扱いの増えているカリフォルニア産中粒種米、カルローズの商品紹介をしてみようと思います。まずは、「シェルパ」の記事で購入した千田みずほさん、と思いましたがまさかのページがありません。取扱い終了した、あるいは売り切れたということなんでしょうか。お米 カリフォルニア産カルローズ 300g×2袋価格:1,480円(税込、送料無料) (2024/8/6時点)楽天で購入300g米ならあるのですが、価格的にも参考までに。次いこ次、ということで紹介するのは、「ハーベストシーズン」さんです。楽天市場の無洗米ランキングで「売上NO1あきたこまち」を販売している会社なので、ご存じの方もいるかと思います。こちらが、まさかの無洗米カルローズを販売中です。[期間限定ポイント3倍] 家計応援米 無洗米 アメリカ産 カルローズ 5kgうるち精米北海道沖縄へのお届けは別途送料760円] [コンビニ受取 コンビニ決済 後払い 可]価格:2,790円(税込、送料無料) (2024/8/6時点)楽天で購入続いて、埼玉の業者さん2つ。以前埼玉米を紹介した、弁次郎商店さんが以前から取り扱ってます。【プレミアム カルローズ】 カリフォルニア 生まれのお米精白 FROM USA Rice 5kg価格:2,998円(税込、送料別) (2024/8/6時点)楽天で購入価格的メリットはあまりなさそう。同じく、川越市の内野米穀さんも以前より扱っていますが、こちらは5kgでは余り安くありません。アメリカ カリフォルニア産 カルローズ 精米5kg 2022輸入米※北海道・九州400円・沖縄1,800円割増価格:3,500円(税込、送料無料) (2024/8/6時点)楽天で購入あくまでご参考までに。あとは、Yahoo!で広告に挙がってきた店舗を紹介していきます。楽天ブログの仕様上、Yahooはアフィリエイトは貼れませんので、文字リンクになります。まずは、「岡山のお米と雑穀のお店スカイファーム」さんです。こちら、国内産のお米は大手木徳神糧さんの岡山県産の商品を扱っていますが、驚いたのはこの商品も木徳神糧さんのものでした。販売元に「木徳神糧中四国支店」と書かれています。会社が大手なら信用できるというのであれば、これが一番いいかも知れません。国内調整選別済 8kg 2023年産(令和5年産) アメリカ カリフォルニア産 カルローズ米8kgで3782円ということは、5kgで2364円です。悪くないですね。最近よくYahoo!の広告で見かけるようになったのは、福岡県の「九州うまかもん米市場」さんのこちらの商品です。米 お米 8kg (4kg×2) 米国産 カルローズ お徳用米 複数原料米 2023年産 送料無料お値段は8kg3780円なので、上の商品とほぼ同じですが、4kgごとに小分けできます。当初、komenuma嫁に「カルローズ買いたい」と相談したのはこれでした。2袋のうち1袋を、最近お米の在庫が厳しいらしいフードドライブに寄付することもできそうだったので。同じく、「桃太郎印の岡萬米市場」さんの広告も上がってきていたのですが、今見たところどうやら売り切れになっているようです。yahoo!からは削除されていますが、au wowmaにはまだ商品情報が残っているためリンクしておきます。10kgで4480円だったようです。この記事は、史料的な意味もありそうだからどこかで書こうと思っていましたが、まさかカルローズが2社で売り切れになるとは思っていませんでした。「令和の米騒動」、驚くばかりです。追記:BSN新潟放送さんのニュースによると、ついにベトナム産のジャポニカ米を扱い業者が出始めたようです。出典:https://newsdig.tbs.co.jp/articles/gallery/1342917これこそ、史料かなと思うので出典明記のうえで掲載しておきます。
2024.08.07
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