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いきなりな話でなんなんだけど、みなさんは顔を血まみれにしたことはあるだろうか?私は二度ほどある。1回は保育園の帰り道。砂利道で転んだとき、石かガラスで切ったんだろうなきっと。転ぶこと自体は何度もあるので別にどうってことなかった(と思う)けど、顔を上げた瞬間ポタポタとしたたり落ちるものが。持っていたサスケのハンカチ(絵柄も覚えてる)を当ててみると真っ赤に。これにはパニクったね。あわてて家に走った。親もさぞかし驚いただろうな。いきなり息子が泣いて帰ってきたと思ったら顔中血まみれだもんなぁ。もう1回は小学生のとき。ある日曜の朝、お使いで牛乳をひとりで買いに行った。その帰り。2本だったか3本だったか胸に抱え、早く帰ろうと走ったとき、またこけた。牛乳ビン=ガラス製。当然割れて、その破片でサクッと。またしてもブッチャーにやられたテリーファンクばりの大流血。胸元を牛乳と血で濡らし、泣きながら帰った。そしてふたたび親を驚かすハメに。ふたつの傷あと、額と眉毛の中に今も残っている…。まぁ子供のころはこれ以外にもよくケガをしたもんだ。手のひらには鉛筆の芯が未だに刺さったまま残ってるし、ストーブの上に手をついて片焼きするし、火傷といえば昔住んでた家は薪で沸かす風呂だったからたびたび罐に触れて足を根性焼き。保育園の遠足ではポケットに手を入れて歩いていたばっかりに、コケた(ホントによくコケたのだ昔は)拍子に鼻の頭を強打するわ、小学6年のプール掃除の際には友人とふざけていて水の張っていないプールに落ちる(小プールでまだよかった)、で、落ちるといえば講堂の舞台からも背中から落下(これも友人とふざけていたせいだ)。あとドーム型の回転式ジャングルジムから振り飛ばされて額に砂利や砂がめり込んだこともあれば、とどめは盲腸で入院したときなぜか手術室で今まさに執刀という間際に目覚めてしまい、素っ裸のまま手術台で延々暴れまくったあげく、手術を断念させたこともあるぜワッハッハ(おかげで今も私のお腹のなかには盲腸くんが鎮座している…ってこりゃケガとは関係ないか。けど、腹を切られてる最中に目覚めなくてよかった~)病気はともかく、大きな怪我をせずに済んだのは良いが、その分こんな小さなケガは日常茶飯事だったなぁ。先日、ネットのニュースで「高所平気症」なんて言葉を知った。文字通り、高さに対する恐怖心が薄くなる症状のことを言い、子供のマンションからの落下事故にも影響を及ぼしているとか。これ、「子供環境学会」副会長の織田正昭氏の説。で、織田さん、この高所平気症(ひいては転落事故)に対する予防策として、子供を外で遊ばせることが大切、と指摘している。ブランコやすべり台で遊ぶことで、高さに対する意識を養える。危険だからと子供を外に出さない、ではなく、「外」を経験させることが重要なんだって。無論、幼児のうちは親の監督が必要だけど…。ま、マンションの設計自体にも痛ましい転落事故の原因は潜んでいるだろうし、平行して考えていかなきゃいかんとは言うものの(織田さんも無論この点についても指摘しているが)、そうだなぁ、怖さを知るっての、必要だよなぁ。というか、なんかこの「高所平気症」っての、時代の合わせ鏡のようなところがあるな。痛みや怖さを知らないから行き着くところまで行ってしまう(大事故だったり事件だったり)。これってある面とても怖いやね。先に挙げた私のケガなどかわいいもんだ、と、これは今無事だから言えることなんだけど、でも何度となくケガしたおかげで「ああするとヤバイ」「こうすると危ない」ってのが身に染みたし(あと私はやっぱりおバカだってことも?)、万一ケガしてもこの程度なら大丈夫って判断がそれなりにわかるようにもなった。もちろん軽いケガに限るけど。そう、程度の問題はあるにせよ、怖くて痛い思いは子供のころにしといた方がいいかもね。特に男の子は。あ、ホントは一生まったく一度もケガなんぞしない方がいいんだけどさ。でもささきいさおも歌ってることだし。♪戦うからは傷もつく それが人生 生きがいじゃないか♪ってね…。
2007.06.29
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♪姿かたちは変わらぬが 鉄をも砕くこの腕さ 夢も希望も昨日に捨てて 戦うだけに生きてゆく ※おれはおれは 新造人間キャシャーン※ 風切るキックうなるパンチ 行くぞフレンダー負けないぞ 鉄の心に涙を隠し 向かうはロボット大要塞 ※~※ 夕陽をうけて指笛ふけば 廃墟の街に嵐呼ぶ たとえこの身が砕けて散ろうと それが定めだ俺の道 ※~※♪「新造人間キャシャーン」がタツノコアニメだなぁとつくづく思うところのひとつに、メカのスタイル、描写があるんじゃないだろうか?登場するロボットや兵器の、丸み(というか曲線だね)を帯びながらしっかり硬さをも感じさせるデザイン、色使いは、東映ロボット物のそれよりも明らかに鉄の塊に見える(スーパーロボットたるマジンガーZは別にして、敵対する機械獣ってどこか生物的なやわらかさがあるもんなぁ)「ゴワッパー5ゴーダム」のゴーダムや「宇宙の騎士テッカマン」のぺガス…しっかり丸くて硬そう。「科学忍者隊ガッチャマン」に出てくるメカの、あの丸さってやっぱり独特なタツノコ・タッチだ。そしてこのキャシャーン。劇中よく見られたが、無表情で一糸乱れぬ行進をみせるアンドロ軍団の戦闘ロボット(後にこの行進はタツノコアニメの代表作「ヤッターマン」でゾロメカの登場シーンに受け継がれることになる)。こいつらも丸かった。硬そうだった。この行進だけで、アンドロ軍団の強大さ、物言わぬロボットの恐怖とその数の脅威がひと目でわかってしまうという、実に上手い描写を見せたものだ。戦闘シーンも、また。キャシャーンが手刀でロボットの頭をかち割る。その時のつぶれ方。思わずキャシャーンの手は大丈夫かと心配してしまうほど、鉄の外装を感じさせた。こういうとこ、タツノコは上手いね。さて、ロボット兵の行進の様子はエンディングの映像でも印象的に見られる。実際には他の絵もエンディングに出てくるけど、インパクトが一番大きいんだな、あの行進。そこにかぶる歌が、OPと同じくささきいさおのハードチックなボーカルと活劇然としたアレンジだからたまらない。いや、一番ハードなのがそこで歌われている詞だ。“姿かたちは変わらぬが(←この“ぬ”がポイント高い) 鉄をも砕くこの腕さ”一見ヒーローソングにありがちな、自己能力誇示の詞でありながら、けっしてこれ、自慢しているわけではない。それどころか、己の改造された鉄の体を嘆いているのだ。それは次のフレーズで解る。“夢も希望も昨日に捨てて 戦うだけに生きてゆく”人の体に戻れない悲しみをしかしさだめ(運命)と捉え、アンドロ軍団殲滅を誓い、それを生き様にと決意するキャシャーンの心。その決意の叫びが結びのフレーズ。“おれはおれは 新造人間キャシャーン”おれは…と繰り返すところが胸を打つ。単なる自分の境遇に悲観するだけではなく、それを自分の道と捉える強さ。このあたり、重みを感じさせるな。2、3番も同じ構成のつくり。ちなみに私が特に好きなフレーズが、3番の“夕陽を受けて指笛ふけば 廃墟の街に嵐呼ぶ”ってところ。なんとも情景が目に浮かぶじゃないか。ふと思うが、夕陽が似合わぬ輩はヒーローと呼べないのかも…。アレンジもまた凝っている。演奏している楽器のすべてが猛々しい嵐のようにリスナーの耳を直撃する。激しく叩きつける音色は、キャシャーンの激闘ぶり、いやキャシャーンの心情すら表すかのようだ。♪夢も希望も昨日に捨てて…♪先にも挙げたこのフレーズの部分から二拍ごとに入るドラムの“タン タン タン…”が際立って良い。もう菊池俊輔さん、どうしたらこんな風につくれるんだ!的カッコよさがそこにある。曲中二回ある間奏の使い分けも手抜きなし。激しさの中に情感を織り込むのは菊池節の真骨頂だ。そして、イントロと同じメロディを使いながら、あえて最後の最後にちょっと崩す終奏の妙。匠だなぁ…。ささきも、ファーストアニソンがこのキャシャーンでよかった。同じ菊池作曲作品の「○○からの○。○ー○」なんかでデビューしていたら、その後の活躍はもしかしたら…(言い過ぎか)
2007.06.27
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昨日、家から歩いて30分くらいのところにある公園まで、ヨロタルを連れて妻と行ってみた。目的はふたつ。ヨロタルの散歩と、もうひとつはその公園にある鉄棒だ。前々から妻と「今でも逆上がりができるか?」ってな話をしていて、できるさ~なんて言いながらも、心の片すみに待てよ?ひょっとしたら…?という考えがわいてきて。小・中学生のころはあたりまえのように出来た。が、あれから30年近く経ってるしなぁ…。なかなか家の近所では見つからず、その黒雲のような思いを払拭することができなかったが、ついにある日、会社からの帰り道でその公園に鉄棒を発見。ついに「今でも出来るハズだぜ逆上がり」立証会となったわけ。目の前の鉄棒をつかむ。チトすべるな。手に砂をつけてつかみ直す。なんだい、余計すべるじゃん。まぁいいや。ちょっと緊張。なんとなく思い出す体育の授業と休み時間。そして地を蹴る。グルッ。できたー!昔のようにスムーズに華麗に回れたわけではないが、とりあえずボテッと落ちるような無様な格好を妻とヨロタルに見せずに済んで、ホッ。何度かやってみる。成功率100%!どんなもんよ。得意げになる私。しかし、逆上がりごときで調子にるところが、我ながら情けないぜ。久しぶりに掌(指の付け根)が硬くなった。おぅおぅそうだよなぁ。鉄棒をやるとこうなったよなぁ、なんて懐かしく思ったね。それにしても大人になると、怖がりになる。連続逆上がりが出来なくなってた。いや、2回ほどは回れたけど、その後がいけない。一度失敗すると、もうダメだ。妙に動きがぎこちなく、硬くなる。それに、変に理屈をこねたくなるから尚いけない。これで回れなかったということは、足がこうなって体重移動がうんぬん…ってことは、体を振ったとき足を曲げて腹を使って…。でも理屈じゃないよね、コツだよねぇこういうの。運動というにはおこがましく、ほんのお遊び程度だったけど、楽しかった。楽しかったけど、体力筋力の衰えも感じたりして、やっぱり運動不足はイカンね。連続逆上がり成功率100%達成は今後の課題となった。みなさんも機会があったらやってみるといいかもね。上手く逆上がり、できるかな?(ちなみに、妻もちゃんと回れたことを報告しておこう)さて、次は、なわとびの二重跳びに挑戦だ!あっ、キャシャーンのエンディングテーマは次回に…。
2007.06.26
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♪響けキャシャーン 叩けキャシャーン 砕けキャシャーン うわさに聞こえた凄いヤツ キック アタック 電光パンチ 生まれ変わった不死身の体 アンドロ軍団倒すまで 燃える怒りをぶちかませ 「フレンダージェット!」 ※新造人間キャシャーン キャシャーン キャシャーン※ 嵐呼ぶよな凄いヤツ パンチ アタック 流星キック 悪を恐れぬ不死身の男 アンドロ軍団倒すまで 鉄の砦を突き破れ 「フレンダーカー!」 ※~※ 響けキャシャーン 叩けキャシャーン 砕けキャシャーン カミナリ裂くよな凄いヤツ パルサーアタック フライングドリル 地獄に挑む不死身の心 アンドロ軍団倒すまで ガッツファイトだ突き進め 「フレンダーマリン!」 ※~※ ♪納谷悟朗のナレーションって、その声質ゆえか観る者に常時プレッシャーを感じさせるところがある。重すぎはしないものの、うっすらと低く垂れ込めた曇り空のようなテンション。作品の色すら決定付けてるかもしれない。そう思って振り返ると「サインはV」は、全編にわたる薄暗いイメージもジュン・サンダースの運命も、彼の語りでいっそう重圧なドラマになっていたし、「愛の戦士レインボーマン」も、死ね死ね団との戦いに勝利し、しかしどこか寂寥感をもたらしたのは、ヤマトタケシのキャラ以上に彼のナレーションが一役買ってるところ、大。余談だが、この点でレインボーマンって作品、どことなくキャシャーンと同じ匂いがする。普通ヒーロー物って、その回に出てきた敵キャラを倒せば一応はメデタシメデタシとなるはずなのに、戦いに勝ちながらどこか鬱屈感がつきまとうという点が…。で、そのキャシャーン。劇中のナレーションもさることながら、オープニング冒頭の前口上。“たったひとつの命を捨てて 生まれ変わった不死身の体 鉄の悪魔を叩いて砕く キャシャーンがやらねば誰がやる納谷悟朗の乾いたこの口上が、なによりキャシャーンを感じる。みなさん(特に同世代の男性)もこれ、マネしたでしょう?「キャシャーンがやらねば誰がやる 俺がやる」なんて勝手に付け足しながら。なんでレコード盤の主題歌に口上、入らなかったのかなぁ。ちと残念だ…。ということで、この「たたかえ!キャシャーン」。実はささきいさおのアニソンデビュー作なのである。しかし、そんなデビュー作とは思えない、堂々とした歌いっぷりは、さすがにロカビリー時代にその名を上げただけある。よく小説などでは処女作にこそその人の魅力が凝縮されているなんて言われるが、この曲にもそれが言えると思う。♪響けキャシャーン 叩けキャシャーアーン 砕けキャーシャーアンー♪繰り返しの言葉をしっかり歌い分けるテクニック。♪生まれ変わった不死身の体♪メロディアスなところをきっちりしっとり聴かせる職人技。♪ガッツファイトだ突き進め フレンダーマリーン!♪ささき節の真骨頂ともいえるこの部分のイントネーション(マリーンの部分は“リ”にアクセントを置くのがポイントだ)そして♪新造人間キャシャーン キャシャーン キャシャーーーーーン♪3番の終わり、最後の伸ばし方の気持ちよさ。終奏の一部となったかのようなそのボーカルは、最早帝王ささきの名称を決定付けたようなものだ。なんでもこの歌を歌う際、ささきは子門真人の歌唱法を参考にしたそうだ。それに加え、(私見だが)科学忍者隊ガッチャマン(コンドルのジョー)の声を演じて培ったタツノコキャラとの合致もあるだろう。まさに彼にしか歌えない作品がここに誕生したのであった。この曲の名作ぶりは、メロディ・アレンジ面でもうかがい知れる。菊池俊輔作曲のこの曲において、激しさ、軽快さ、重厚さを兼ね備えたリズム、曲調は、どこか映画「ウエストサイド物語」の名曲「クインテット」を髣髴とさせるものだ(しかもあの曲よりはるかに洗練されたアレンジ!)また菊池・ソングの大きな特徴に、イントロ・間奏・終奏の、しびれるほどのカッコよさが挙げられるが、無論この曲でもそれが堪能できる。よく思いつくよなぁこんな曲調!的な2パターンの間奏。イントロからずっと上がりっぱなしのテンションが、終奏まで一気に突っ走るあざやかさ。まさに、アニソンでしか表現しえない空気がこの曲の中に蔓延している。王道中の王道アニソンだ。それにしてもささきくん(←エラそう)、コンドルのジョー役をやっていてよかったね…。
2007.06.25
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俗に「イヤボーン」ってな言葉がある。SFアニメなどでおなじみ、というかもう使い古されたパターンだが、主人公の少女が何らかのアクシデントに巻き込まれ、今まさに絶体絶命の危機を迎えたそのとき!「イヤー!」思わず絶叫する少女!すると突然目の前まで飛んできた瓦礫はドカンと砕け散り、銃を構えた悪の手先はズババンとふっ飛ばされ、立ち並ぶビルはボーン!ボーン!と崩壊していく…。まぁその少女が極限まで追いつめられ、それがきっかけで自分の持つ超能力に気付く、って、たいていが物語の初期段階(第1話の終わり頃とか…)に見られる定番のパターン。これ、言い換えれば感情のうねりが超常現象を引き起こすということで、その昔のホラー映画(「キャリー」とかね)が元になっているんだろうけど、それを歌にするとどうなるか?こうなるのだ(笑)♪※おんぶ おんぶ おんぶ ラララ おばけのちびっ子おんぶおばけっけっけ おんぶが怒るとカラスが騒ぐ カァカァカァ おんぶが泣いたら子馬が跳ねる ヒンヒン ヒンヒンヒン おんぶが笑うとねずみが踊る チュッチュッチュ~※ おんぶ おんぶ おんぶ ラララ おばけのちびっ子おんぶおばけっけっけ おんぶが怒るとお鍋が騒ぐ グツグツグーツグツ おんぶが泣いたら火花が跳ねる パチッパチッパーチパチ おんぶが笑うと木の葉が踊る ザワザワザーワザワ ※~※ おんぶ おんぶ おんぶ ラララ おばけのちびっ子おんぶおばけっけっけ おんぶ おんぶ~♪それにしても恐るべし。なんたっておんぶの感情ひとつでカラスやお鍋が騒ぎ、子馬や火花が跳ね、そしてねずみや木の葉が踊っちゃうのだ。まさにホラー!まさに超能力ストーム!この世の者の仕業とは思えないぜ。あ、おばけだからいいのか。いや、もう全編がそんな「イヤボーン!」のみで綴られている歌なんて、ざらにはないぞ?「おんぶの脅威」「恐怖のおんぶ」とでも名付けたくなる、実にバイオレンスチックな曲だ。で、何かに(おんぶに?)憑かれたのか、前川陽子のボーカルにも鬼気迫るものがある。特に♪おんぶが泣いたら子馬が跳ねる ヒンヒン ヒンヒンヒン♪は、やばいよ陽子さん!的なシャウト(いや、いななき)を聴かせるのだ(詞を書いていて思ったが、ヒンヒンカァカァチュウチュウと、このOTAKEBIの連続ってバロム1の主題歌に通じるな)また、曲のアレンジもバイオレンスさでは負けていない。キーボード(なのか?あれ)のサイケで荒れ狂ったかのようなアドリブ全開のピャーピャーした演奏は、聴くもの全てをトランス状態に陥らせること間違いない。方向性としては「ひみつのアッコちゃん」の「すきすきソング」だろうか?イヤ、あれ以上に過激だ。こ~んなマイナーなアニメにこ~んなとんでもない主題歌。やっぱりアニソンって奥深いやね。あ、ちなみにエンディングテーマにも触れておくと、「おんぶはね」ってタイトルの曲で、歌っているのがある年代からの静岡人にとっては懐かしの、葉村エツコさんだ。「いちばん星みつけた」覚えてるかな?テレビでの、主題歌の終奏時に入るナレーション。「キラキラと輝く美しいヒスイ。緑の石から生まれたかわいい男の子おんぶ。おんぶはおじいと暮らすことになりました」かくておじいはおんぶおばけに捕りつかれ、暗黒の世界が始まったのである…。って、ウソウソ。実際の物語は誰もが知ってる御伽噺を題材にした、親子揃って見られるもので、けっしてホラーなジャンルじゃないからね…。
2007.06.23
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♪空手一代誓った日から 命も捨てた身も捨てた 空手ひとすじバカになり はてなき修行まっしぐら 見つめた星をつかんでやるぞ 天下無敵の空手の星を 天下無敵の空手の星を 人はバカだと笑おうが この世に利口はあふれてる 空手ひとすじバカになり 七たび転んで八度起き 誓った星を目指してやるぞ 天下無敵の空手の星を 天下無敵の空手の星を 醜い利口になるよりは 綺麗なバカで生きてやる 空手ひとすじバカになり 鉄の拳に火のファイト 仰いだ星にアタックするぞ 天下無敵の空手の星に 天下無敵の空手の星に♪梶原一騎・原作のドラマの主人公は、みんなバカである。世間での立ち回りはヘタ。不器用で猛烈なヤツ。己の信念に捉われ、まさに一直線。たとえ挫けても倒れても、這いずりながら“星”に向かって進んでいく。損得など範疇に無く、ただひたすら、ひたすら…。大山倍達と極真空手を一躍有名にしたメタフィクション漫画「空手バカ一代」もその例に漏れず、だ。空手の道に己の全てを捧げた愛すべきバカ、マス大山。その精神が、アニメ化の際主題歌となったこの曲にギュッと濃縮されている。そして、今この平成の世にこそ、強く訴求しえるものが確かにあるのだな。“人はバカだと笑おうが この世に利口はあふれてる”“醜い利口になるよりは 綺麗なバカで生きてやる”梶原節も極まるこの詞。やるせないニュースが連日報道されている昨今、思わず活目してしまう詞ではないか。私腹を肥やし、勝手な都合であれこれ弁明と言い訳を繰り返し、本来言い訳できぬような不祥事を度々起こし、不毛な議論を重ねるだけの“醜いお利口さん”たちの、なんと今満ち溢れていることか。無論、中には自分の職務を全うせんと日夜奮闘している方もいるだろう。が、悲しいことに、国が今向いている先はその努力も水泡になりかねんほど危うく、頼りない。今の日本に蔓延する、何重にも塗りたくられている不信感。これって“この世にあふれている”“醜いお利口さん”たちの所業の結果ではないのか?えっ?どうだい“でもしか”議員さんたち?よく「その議員を選んだのは私たち」と言われるが、ならば選ばれた者の責任は?辞職=責任を取るってか?いや違うぞ、断じて違う。クビを切られるのはあくまでも“処分”。自ら「辞職して責任を取ります」発言は、傲慢でしかない。醜い利口の小細工だそりゃ…。こんな世の中だから、“人はバカだと笑おうが”“綺麗なバカで生きてやる”この潔いほどの精神でいきたいものだ。醜いバカじゃイヤだけど。そして、政治バカ一代の登場が今こそ必要だな。民間の中にはそういう人、いっぱいいるのにね。とにかく噴飯ものの記者会見や出来の悪い場外乱闘のような審議会は見たくねぇ、っての。最近の戯けたニュースが続かなかったらこの歌も列伝入りしたかどうかはわからぬが、最近、先に挙げた2、3番のフレーズがリアルタイムで本作を見ていたあの頃以上に深く染み入って…。それにしても世界で一番強い動物って、本当にアリクイ(大山倍達:談)なのかなぁ?(笑)
2007.06.22
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その1 やったー!ついにスカパーでPプロが観られるー!今日知ったのだが、7月からチャンネルは別々なれど、マグマ大使とスペクトルマンと怪傑ライオン丸を放映とのこと。こりゃたまらん!うれしい悲鳴だ。この調子で、ゆくゆくは風雲ライオン丸、そしてタイガーセブン、電人ザボーガーなども放映してくれたらいいなぁ。で、そのスカパー。しばらく前から気になるCMが流れていた。どこかのスタジオで、金髪美人(この言い方、死語だな)をはべらせ(?)軽快な音楽…というよりリズムボックスのビートで蹴りやパンチを繰り出すマッチョな黒人。一見、別にどうってことないトレーニング教宣DVDの通販CMなのだが、なにかこう腹の底がムズムズするような(別なCMで例えるなら♪食ってみなけりゃわからない~♪の、○○○○の煮豆!を見てるみたいな)感覚に陥った。「飛行機、ブーンブーン」おいおい、ブーンブーンじゃないって。なんだこの歯がゆさ。軽いイラつき。しかしクセになりそなそのリズムボックス音楽&黒人の動き。それが、今話題の「ビリーズブートキャンプ」だった。その後、バラエティ番組などで芸能人の何人かがこのDVDでシェイプアップを図っていることが発覚。1週間で5Kgの減量?まぁ、あれだけ運動してりゃ、ね。くれぐれもリバウンドにご注意を、だ(おっと、決してケナしてるんじゃないよ、これ)そしてついに、話題の主ビリーが来日と相成った…。しかしなぁ、あれだけ騒ぐほどのものかぁ?別にビリー氏、ちょっと灰汁の抜けたボビーオロゴンみたいで、特にどうってキャラでもないのになぁ。くやしかったらマスコミもあの○○の煮豆のパフォーマンス男も取り上げてみろっての(なんだそりゃ?)状況その他から見て、しばらくすれば○○○○OFF等のリサイクルショップに大量に出回るだろうと予測されるが(そしたら買ってみてもいいかな?安ければ。一度通してあの映像を見てみたい気はするぞ)、よかったね~ビリー、有名になって。荒稼ぎして帰りなよ。けど、けっしてパート2や応用編など作らん方がいいと思うよ。きっとその頃にはあなたのブームも去っているだろうから…。その2それにしても、自分が子供の頃から売られている商品が今でも店先に並んでいるのって、それのファンでもないのになにかうれしいもので。大手ドラッグストアに行く。様々な種類の洗濯洗剤が陳列されてるなか、おっ!ブルーダイヤを発見!すると、あのCMソングが浮かんでくるんだなぁ。♪うれしい白でーすー ブルーダーイヤー 金銀パールプレゼント!♪それにしても小林亜星さん、良い歌声してるね。男性化粧品売り場に行けば、アゴに手をやり「ウ~ン、マンダム」気分はチャールズブロンソン(今の人は知らんだろうなぁ)入浴剤のコーナーでは「あ~りがとごじゃま~す」石鹸売り場では♪牛乳石鹸よい石鹸♪胃腸薬売り場(?)では♪パン~シロン~でパンパンパン♪(パンパンパンって、なんなんだ?)あるいは♪パッパカパッパ パッパカパッパ パーパパパパーン♪のトランペットの音色…。書き出しゃキリがないからこの辺にしとくけど、とにかく今時の○○成分配合、なんていう小洒落た商品に挟まれながら、しっかりどっこい未だに現役!ってのがなんかね、歴史を感じさせるほどにうれしくなっちゃうのだ。できれば、これからもずっとそこに居てくれよ。最新式のライバル達に負けんなよ~。なんてつい思ってしまうのである。ちなみに、今我が家ではそのブルーダイヤと牛乳石鹸が活躍している…。そういえば、これは静岡限定の話だけど、漢方薬の荷居屋(にいや、ってこんな字だっけ?)のCMを見ると、何かちょっと得した気分になってしまうのは私だけか?いや、音源その他が昔のまんまってCMは他にもあるけどさ、映像までまったく変えずにそのまま流してるのってこれだけじゃないかしらん…。
2007.06.21
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♪海の底の昼下がり そっと耳を澄ませてごらん 虹色の珊瑚礁の向こうから 聞こえてくるよ海の底のオーケストラ エレキギターはシビレエイ ドンドコ鯨のドラム缶 ピーヒャラ横笛ウナギ君 ノコギリ鮫はギーコギコ トリトンのタクトに合わせて さあ歌おう七つの海の音楽会♪「それで、西崎プロデューサー、僕らはどんな曲を作ったらいいのですか?」「こうせつ君。この『海のトリトン』という作品は、海洋冒険ファンタジーなんだ。海に関連する曲を作ってくれればいいんだよ」「海、ですか…。なるほど、わかりました」こんな会話があったのかどうか、誕生したのがこの「海のトリトン」って曲だ。作詞:伊勢正三、作曲:南こうせつ、歌うのは須藤リカとかぐや姫。もう、ものの見事にフォーク調なのだ。なんなんだ、この「GoGoトリトン」との落差は!?当初はオープニングテーマ、やがてエンディングに変更。さもありなん。ま、革新的っていや革新的だわな。曲が流れる際の、アニメと実写映像のコラボ。主題歌でありながらノンビリホンワカまったりとしたリズム。リカちゃん、歌のお姉さんよろしく振り付け(と言うほどでもないが)付きで歌ってるし。しかもセンターポジションで。知らぬ人が見たら絶対トリトンを誤解するぞ?最後に業を背負って旅立つトリトンのハードな物語とは、とても連想できない曲だしなぁ。耳ざわりはいいものの、どうしてもね、「GoGoトリトン」と比べちゃうと、子供(特に男の子)が聴いてパッと飛びつくのがどちらかと言えば…ね。1番は海の底の音楽会。2、3番はそれぞれファッションショーとオリンピックの様子が綴られる。が、全詞の中で“トリトン”の名前が出てくるのは1番の1箇所だけ。これってテーマソングというよりイメージソングの範疇だな。うむ、そう思えばこの曲も忙中閑ありといった感じですんなりOKだ。実際、今回取り上げるにあたって久しぶりに何度か聴いたけど、けっこうハマったしなぁ。「野菜畑の運動会」(ポンキッキ)か「岬めぐり」か、ってなもんだ。あ、あと「ゲゲゲの鬼太郎オリンピック」の匂いも少々あるかもしれない。ちなみに、トリトンのOP、EDってレコード会社が違う、ってのが特長。「GoGoトリトン」はコロムビア。この歌は日本クラウンだ。道理で当時、1枚のレコードでカップリングされなかったわけだ。「GoGoトリトン」には「ピピのうた」、そして「海のトリトン」には「海のファンタジー」って歌がカップリング。で、この「海のファンタジー」が隠れた佳曲なんだな。こんな歌だ。♪君は海の底をのぞいたことがあるか 貝がらの語る言葉を聞いたことがあるか 空の星が落ちて沈む海の底は 白いイルカが守る伝説の国 君は今何をしてるの 僕らには使命がある 海へ行こう 海を奪い取ろう♪「海のトリトン」同様フォーク調の曲なんだが、詞を見るとよっぽどトリトンの物語をイメージさせるじゃん。特に終わりの2行。なんでこっちをOPなりEDなりに起用しなかったんだろう? …謎だ。とにかく王道と認定するには首を傾げざるをえないものの、あのかぐや姫がアニソンを作り歌っていたという点で貴重なゆえに今回取り上げた次第。余談だが、伊勢正三ことショーヤンは、「みつばちマーヤの冒険」(歌うはチータ!うんにゃ!)のOP、EDも作詞作曲している。昔はかぐや姫もいろいろ手掛けてたんだねぇ…。
2007.06.20
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♪水平線の向こうには虹の橋があるのだろう 誰も見ない未来の国を少年は捜し求める ※広がる海の彼方から何が呼ぶというのだろう 希望の星胸に残して遠く旅立つひとり Go Goトリトン Go Goトリトン Go Go Go Go Goトリトン※ はるかな波の向こうには夢の世界があるのだろう 誰も見ない未来の国を少年は捜し求める 広がる海の彼方から不思議な歌が聞こえるだろう 明日の星胸に記して遠く旅立つひとり Go Goトリトン Go Goトリトン Go Go Go Go Goトリトン ※~※ ♪「海のトリトン」の最終回は、今でもアニメファンの中で語り草になっている強烈なものだった。そりゃまぁそうだよな。それまでトリトン族の末裔、トリトンが憎っくき相手のポセイドン族と戦いながら自分の種族の謎を追いかけていったら、実は…だもんなぁ。オリハルコンの短剣を手にひとり健気に強大な組織と戦うトリトンに、本放送当時から女の子のファンが多数ついたという。最終回、ひとりまた旅に出るトリトンを見て、彼女らはどう思ったんだろう…?な~んて作品解説はさておき、このテーマソングはまぎれもなく王道。素直に名曲の称号を授けようぞ。本放送は昭和47年4月。マジンガーZもデビルマンもガッチャマンも宇宙戦艦ヤマトも放送される前だ。ついでに言えば、特撮物ではウルトラマンA、スペクトルマン、ミラーマン、シルバー仮面、仮面ライダーにバロム1にライオン丸…が放送中、あるいは放送開始された頃。ふと思ったが、いわゆるアニソン(特ソン)が“らしさ”を醸し出しはじめたのが、この47年なんだなぁ。特にアニソン界では、それ以前にも名曲は存在していたにせよ、実質的なアニソン黄金期(他のジャンルにはないアレンジ、歌唱を用いてつくられた、もうアニソンとしか言いようのない歌)の幕開けが、この「Go Go トリトン」だったんだな。ブラスと生ギターとが織りなすウエスタン調のリズムに、ファンタジックで、しかし“少年”の旅立ちをシリアスに綴った詞が乗る。歌うは「この木なんの木」でおなじみのヒデ夕樹だ。アニソンにおける緩急のつけ方って、そのストレートさがもう“イカす”のひと言に尽きるのだが、この曲でも顕著に見られる。八小節ずつのメロディの交錯。♪だーれーもーみーないー みーらいのくーによー♪の間の取り方。そして♪遠く旅立つひとり♪からのうねる様な盛り上がり方。どこを切っても絶品としか言いようがない。さらに2コーラス後の半音上げての展開など、先のうねりがまたグンとバージョンアップし、メロディの気持ちよさをいっそう演出する。つくづく上手い技だねぇ。作品自体が、あまりといえばあまりなバッドエンドを迎えたにもかかわらず、30年以上も経た今でも聴くたび気分の高揚(と、ちょっぴり苦味)を押さえきれないのは、ひとえにボーカルを含めたこの曲の高い完成度ゆえ、だ。思えば、この歌がアニソン黄金期の幕開けとなったことは幸せだったかもしれない…。個人的な思い出だが、私の結婚披露宴の三次会でカラオケボックスに行った際、そのシメに仲間全員でこの歌を大合唱したことは良い思い出だ。メンバーの中にポリペイモスもいたし(って、わかる人はひとりしかいないか。でもいた)とにかく、イントロが流れ出すと、来た来た来たぁ~!と一気に曲に入り込んでしまう正当なる王道アニソン、それがこの歌なのである。
2007.06.19
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風呂場でジャンプーしているとなぜかいつもオバQの歌(♪あのねQ太郎はね~♪ってやつ)が頭ン中に流れてくる…ってな人の話を聞いたことがある。髪を洗う指の動きと曲のリズムがマッチしてしまうからなのか、それとも曲自体が何らかの脳内スイッチと連動しているのか、定かではないけどまぁそういうのってあるよな~。心にポッカリ綿雲が浮かぶようなとき(って、どんなときだ?)何気なく流れてくるフレーズや思わず口ずさんでしまう歌、っての。そんなとき、私の場合もその人と同じくアニソン・特ソンの流れる率が高いのだが、加えて最近はぜ~んぜん関係ない言葉が浮かぶことがある。ジンクピリチオンタウリン2000グリチルリチンサンジカリウムなぜか、な~ぜ~か、綿雲の発生と同時にこれらの言葉が頭の中をよぎるんである。前者ふたつは矢島正明(スタートレックのカーク船長)の声。あるいは彼に似た声で。最後のヤツは中村雅俊の鼻歌交じりが(♪グーリチールリチンサンージッカリーウムー♪)そう、これ全部、テレビCMからインプットされた単語なんだな。タウリン2000はともかく、あとのふたつはロングランCMというわけでもなく、従って深く静かにじわじわと心に浸透したわけでもない。たぶん。まぁ語感の響きと耳慣れない言葉ゆえの印象強さってことだろうと自己分析。それにしたってなぁ、別にカースケやカーク船長にそこまで肩入れすることもないのになぁ。しかも、だ。タウリン2000は(語感からミノタウロスを連想させるなこれ)リポビタンDなのはいいとして、残りのふたつは商品名が思い出せない。シャンプーと歯磨き粉だった気がするが。くそう、罪な言葉だぜジンクピリチオン&グリチルリチンサンめ(って、難癖もいいところだが)さてその中でジンクピリチオン。ふとどんなものなのか調べてみようとネットで検索してみた。すると、どなたかのサイトで恐るべき事実が。ゲッ!抗菌剤にして、これ有害物質だって!殺菌作用はあるものの、猛毒性、有害性が潜んでるんだって(低濃度でも高確率で魚類の背骨に奇形を起こすってのが、8年ほど前に国立環境研究所で発表されたそうな)やばいんでね~の?そんなものでシャンプーなんて作っちゃ。もっとも今時のシャンプー、他にも“実はあんまりオススメできない”成分配合のものがいろいろあるとか。この辺、いつもここに遊びに来てくださる愛羅さんのブログで私も勉強させてもらってるけど、いやしかし改めて、そんな有害など微塵も感じさせずに爽やかイメージで堂々とそれを謳い文句としてしまう、げに恐ろしきはCMだな…。ま、それはともかくとして、みなさんにも、こんな“心にポッカリ綿雲さん状態”(わかりにくいなぁやっぱり。つまり、先のケースのようにシャンプーしているときとか、顔洗っているときとか、単純な手作業しているときとか…)の際の、自分だけの定番ソングやフレーズってありますか?どうもこういうのって、私や“オバQ”さんばかりじゃない気がして…。
2007.06.17
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オペラ歌手と歯科医を営む沢野家に居候兼お手伝いとして住んでいるコメットさん。お手伝いゆえ立場は弱く、なにかと用事を押し付けられる。この日も夫妻の息子、弟の健一くんや隣家のおばさん(木内みどりが怪演)の娘の宿題を、またこの家に勤める歯科医助手でぶきっちょなチーちゃんからも恋人にプレゼントするハンカチの刺繍を“親友でしょ?”のひと言ですべて押し付けられてしまう。親友。本当の親友って、自分が楽をしたりいいかっこするためにわがままを言う相手のことじゃない、と、コメットさんはバトンを一振り。その魔法で、一見全部こなしてあるかに見えた諸々が、健一くんの宿題ノートは書かれた文字が風に飛ばされ白紙のページに。娘の宿題(風車か何かの工作)も風に乗ってどこかへ飛んでいってしまう。さらにはチーちゃんの刺繍もへのへのもへじ柄に。また、チーちゃんの彼氏の母親が、家にチーちゃんを訪ねてくる。彼女がデートで留守のため、コメットさんが応対するが、母親の「あの娘(チーちゃん)はどんな女性?」との問いかけに、ここでキレイごとを言ってもごまかしにしか過ぎない、ありのままの姿を受け入れてもらおうと、彼女の実の姿を伝えようとする(木内みどりに止められるが)押し付けたことをしっかりこなしてないのに逆ギレしたチーちゃんや健一くん、コメットさんを落とし穴に嵌め、泥まんじゅうをぶつけるという暴挙に。チーちゃんが「あなたには親友がいないから私たちの気持ちなんてわからないのよ」とひとこと。すると穴から出てきたコメットさんが答えた。「いいえ、私にも親友はいるわ。私の親友は、ウルトラマンよ!」なに言ってんだこいつ?ってな顔をするみんなをよそに、コメットさんが空を指差すと、なんと本当にウルトラセブンが飛んできた…。まあね、あの当時(放送は昭和53年~54年)はAもタロウもレオもみんなひと括りに“ウルトラマン”と呼ばれていたフシがあり、タイトルと違って登場したのはセブンってのも、許容範囲。その声が森次ダンじゃなかった、ってのもいたしかたなし、だ。前半辛い目に遭うコメットさん。だからクライマックスでカタルシスが生きてくる。また、大場久美子の拙い演技(あ、言っちゃった)がコメットさんの立場の弱さ(あれじゃヘタすりゃガキんちょにまでこき使われる召使だ)を結果的に上手い表現となっているんだな。何度でも書いちゃうが、このドラマでの大場久美子、爆発的にカワイイ!特にバトンを取り出すときの何気ない動きがもう、たとえセブンが客演しようともおまえはあっちに行ってろ!なんて気になる。セブンマニアな私でさえ、そう思うほどに…。物語ではこの後、ある事件が起きてコメットさんたちが本当に困ったとき(というか、ありゃ身の危険を感じたとき、だな)セブンが救いの手を差し伸べ、そこにもうワンエピソードが加わって、みんなが本当の親友とは自分勝手に都合を押し付ける相手のことじゃないと理解する…って展開になる。ベタといえばあまりにベタで、決してセブンが登場しなくても成立しそうな話ではあるけれど、なんかこのベタさが斬新に見えたな。変にひねらず、わかりやすく、おもしろい。もっともこの手の話を面白がるってのも、むかし私がホームドラマや学園物を散々観てきたからかもしれない、とも思う。○○とはこういうものだ(青春とか友情とか)、っていう主張をバーンと前面に押し出して、どうだ、わかったかー!と目の前で口角泡を飛ばされるようなドラマ。そのクサ味。覚めた目で観りゃこんなにあつかましいドラマもないわけで、あの当時と違い浮かれたフリしたみたいな今の風潮では、やっぱり受け入れられないかもしれないなぁ。(半年か1年か、それとも今月で終わっちゃうのか…なんてまったく解らないまま観ていた昔のドラマ。ストーリー性の高い作品ほど、「次はどうなる?」と期待に胸を膨らませていた気がする。それが今はアニメや特撮物、大河ドラマなど一部を除いて1作ワンクールが基本。あぁ、あと○回だから、そろそろ物語が取り込まれるな…なんて、こんなつまんないドラマの見方もないよなぁ)ま、話が逸れたが思いのほかこのコメットさんが面白く観られたってことなのさ、よ~するに。あと2回、ウルトラ兄弟が客演する話があるんだよなぁ。楽しみ、たのしみ…(って、結局それも期待してんじゃん!)
2007.06.15
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♪「コメットさーん」「ハーイ」 キラキラ愛の星 キラキラ光る星 トゥインクル トゥインクル コメットさん 幸せだと夜空だって明るく見える あなたのこと思い出すとまぶしくなる 私の星をあげる キラキラ星を上げる あなたが好きだから 誰にも見えないこの星 生まれたばかりのこの愛 私の心でそっと光ってます キラキラいつまでも♪大場久美子のコメットさんを観た。いやぁ、爆発的にカワイイよなぁこの頃の大場久美子。歌同様に演技もさほど上手くはないが、な~にアバタもエクボ、ノープロブレム。かえって流暢な台詞回しでなかったからこそ、その健気な演技に人気が集まった、っての、あるんじゃないだろうか?まったくこの頃のアイドルって、ナマグサイ話題が似合わない。ってか、ふれちゃいけないタブーって気すらする。神々しいってんじゃないけどさ、なんかこう、アイドルって絶対トイレとか行かない、そのくらいに思われていた(思い込もうとしていた)ぞ。いろんな意味で人間扱いされてなかったもんなぁ。(ちなみに、キャンディーズの「普通の女の子に戻りたい」は、決して名言なんかじゃない。ありゃ心の軋みから出た悲鳴だ)ま、それはともかく約30年ぶりに観たコメットさん、懐かしくも面白かった。内容については次回触れるとして、記憶の狭間に埋もれていたものが掘り起こされる感じ。コメットさんが魔法のバトンを手にするときの効果音“ティリリッ”って、お~そんな音だったな~。キューティーハニー、いや、「奥様は18歳」風なBGMも、時代を感じさせるもののあの作品世界には似合ってる。そういや困った問題の発生に不安が募ってコメットさんが顔を曇らせるときによく流れたスキャット入りのBGM♪シュワシュワシュワ~♪っての、一時期身の回りで流行った気がするぞ。出演者が若いなぁというのは昔のドラマを見返したときの定番な感想。このドラマでも真野順子や西川“はっちゃく”くんなど、うん、やっぱり若いね。で、そんな本編も観たかったところなのだが、主題歌の映像もまた“どんなのだっけ~?”と気になっていたものだ。みなさん覚えてますか?久しぶりに観て思い出した。そうそうこんな絵だった。ちなみに歌ってるのはもちろん大場久美子自身だ。最初の「コメットさ~ん」「ハ~イ」から歌の前半はアニメーション映像だったんだな。妙にふけ顔なコメットさんが宇宙空間を駆ける。と、いて座が実体化し矢を放つ。逃げるコメットさん。クロール、やがてスピードが上がって光の玉となり(おぉウルトラマン!コメットさんってウルトラ兄弟とは知り合いだったことが劇中のエピソードで語られるが、実はこんなところでヒントというか伏線が張られてたのか~…って、深読みしすぎ)、そして地球の野(と言ってもスタジオのセットだけど)に降り立つ。で、ここから実写にチェンジ。とたんに身長が縮むのにはつい笑ってしまうが、ま、微笑ましいやね。辺りを見回し、名犬カール号にも微笑むコメットさん。バトンを一振り。花々が咲きだす…ってところでクローズ。メルヘンチックな大葉久美子のプロモみたいだ。そんな映像ゆえか彼女の歌の下手さってあまり感じなかった。うぬ、ワシの耳もモウロクしたのかのぉ?元々が九重祐三子版のリメイクだし、不必要なまでの劇中の衣服のチェンジ(ヘタすりゃワンシーンごとに着ている服が変わってるかも?)も、大場久美子を売り出すための手段のひとつだったんだろう。とにかくリアルタイムで観ていた頃以上にハマりつつある自分がチト怖いのだが…。曲自体に耳をかたむけると、イントロのバラード調はともかく♪トゥインクル トゥインクル コメットさん♪からの緊張感あるビートがいい。ピアノの連打が気持ちいいんだな(♪しあわせーだーと 夜空だーって 明るくー見ーえるー♪のあたりが特に)Bメロの♪だ・れ・に・もーみえーないー こーのーほーしー♪からは、見事にThe歌謡曲だね。♪私のこころーでー♪の、チャカチャカっとした歌い方も彼女の持ち味だ(ホメ過ぎ)そしてレコード版フルコーラスでの終奏は、以前にも指摘したとおり八神純子の「ポーラー・スター」ばりに星の瞬きをイメージしたような、情感と緊張感を保ったファンタジックさが気持ちいい。ここ、私がこの歌で特に気に入っているところなんである…。それにしてもコメットさんって、「がんばれロボコン」だな…。
2007.06.14
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マナベ参謀から極秘指令を受けたアマギ、ソガ。ダンがポインターでふたりをとある海岸へ送ると、沖には新造原子力船マックス号が停泊していた。実は、最近連続して発生している不思議な船舶の失踪事件を調査するという指令だったことが、船内でタケナカ参謀より告げられる。しかしそのマックス号も謎の赤い霧で宇宙へと運ばれてしまう。一方基地へ戻る途中ダンは謎の女性にウルトラアイを奪われてしまった…。第4話であるこのエピソードで、セブン・ソングのうち2曲を初めて聴くことができる。ひとつは、名曲「ULTRA7」。ダンがポインターを運転~ふたりがマックス号へ乗り込むまでのシーンにかかった。しかもフルコーラスで。やっぱりこの歌、こんな絵に似合うなぁと実感。「ポインターのテーマ」と称してもいいくらいだ。なんてことない場面が一転して名シーンに見えてしまうのも、BGMとしてもムードいっぱいのこの歌によるところ、大。そしてもう1曲。物語のクライマックス、巨大化した今回の敵、ゴドラ星人とセブンが戦うときに流れる軽快なBGM。これこそ、NGとなったセブン主題歌のNG版メロオケなんである。その軽快さゆえにNGとなったという、皮肉な逸話あり。個人的には現主題歌と同じくらい好きなので、なんとなくもったいなく思う。今、CDでちゃんと歌入りのヤツが聴けるので、興味のある方は一聴を。ちなみに「ウルトラセブンの歌 パート2」ってタイトルだ。さて、タイトルにも出てきたマックス号。ちょっとマイティ号(マイティジャック)にも似たフォルムを持つこのモダンな戦艦、この回限りの登場ではもったいない。しかしなぁ、最後にこのマックス号って、なぁ…(後述)で、ふたりを送り届けた帰り道、またしてもダンはウルトラアイを盗まれる。路肩で往年の名車トヨタS800のボンネットを開け、立ち往生(の振りを)している女性。わざわざダンもポインターを停め「故障ですか?見てあげましょう」。まさに小さな親切大きなお世話。車の故障はJAFにまかせなさいって。ボンネットを覗き込むダンに、大きなスパナ(ホントにこのスパナ、ドリフのコント並にやたら大きいのだ)を振りかざして襲い掛かる女性。ピット星人といい今回といい、若い女性に弱いのは地球人ばかりじゃないんだねぇ(苦笑)この回登場のゴドラ星人。モノトーンな体色に赤いベストをまとった様な、センスのいいデザインだ。しかしその言動たるや…。基本的にこの手のドラマに出てくる○○星人っての、1体限りというのが定石。ま、ウルトラマンでもバルタン星人が二度目に登場したときには複数の個体が姿をみせているが、考えてみりゃこの方が自然だわなぁ。たったひとりでひとつの星を征服するってのもムチャな話で、例え尖兵として送り込まれたにしてもひとりだけってのはチト厳しい。ましてやそこに地球を守る○○マンが滞在してりゃ尚のことだ。このゴドラ星人も、ワンシーンで複数…ってシーンはないにせよ、けっこう多くの個体が登場。マックス号占拠部隊と地球侵略部隊に分かれ、組織立った侵略活動をしているのがわかる。そりゃいいのだが、ゴドラくん実は弱い!思いっきり弱い。セブンのチョップやキック一発で軽くのされてしまうほどに。せっかく変身能力まで持っているってのになぁ。しかも、変身した際その星の言語文化まで身につけてしまうのか、ついに言っちゃうんだあのひとこと。「飛んで火にいる夏の虫」内海-則巻センベイ-賢二の声で。はぁ~、やれやれ。ウルトラ警備隊基地の動力室へ潜入し爆弾を仕掛けるゴドラ星人の一体(ダンを襲った女性の姿で。どうやって潜入したんだ?)。この女性からウルトラアイを取り戻し、ダンはセブンに変身。いろいろあってキリヤマ隊長によって外された爆弾を手に、セブンは宇宙へ飛ぶ。マックス号に到着。「この船はゴドラ星人に占領された。脱出しよう」と、船内に残っていたU警備隊員&タケナカ参謀を連れて宇宙空間へ。するとマックス号は大爆発…。つまり、セブンが持ってきた爆弾でマックス号が破壊されたってことで、あのカッチョイイ船がこの先登場しなくなったのはセブンのせいだ!(笑)今回のこのひとこと。「これでよし、と。もう絶対乱暴しちゃいやよ!」女性に襲われた後、基地のメディカルセンターで手当て(といっても絆創膏を貼られただけだが)を受けながらダンがアンヌに言われたこの言葉。いや、乱暴したのは女の方で、ダンは明らかに被害者だっての。ダンはアンヌに受けた傷をどう説明したんだ?それにしても「乱暴しちゃいやよ」って、完全にダンを子ども扱い。いや~アンヌさんって、さすが防衛軍きっての名医?(フルハシ隊員・談)
2007.06.13
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タルさん、おまえにはいつも苦労をかけるよなぁ。何のか、って?そりゃヨロの面倒をみてもらってることさ。タルの方がホントは年下なのに、やってることはアイツの方が完全に子供だもんな。けど、ヨロはおとーちゃん、おかーちゃんでなくタルさんがいないとダメなやつだもんな。まったくお兄ちゃんのクセしてしょーがないぜアイツも。ま、天真爛漫なのがヨロのいいところだけどさ、それもタルさんがちゃんとおとなしい大人になってくれたから言えることだよな。ただ、おまえも女の子。食い気があるのは健康な証拠でうれしいのはヤマヤマなんだが、食い意地がはってるのはレディとしてチト困るぞ?おまえ、エサやオヤツを食べてるときが一番幸せそうだもんな~。ま、身近にいる男性がアイツじゃ、そりゃ色気より食い気に走るのもわかるけどな。おっと、今気付いてしまった。おまえが食べ物に執着する本当の理由。そうか、それはおまえの名前にあったんだ。「タルト」おとーちゃんもおかーちゃんも大好きな(それだけに最近は食べるのを自粛している)スイーツのと同じ名前だよ。初めはプリン、ショコラって名前も検討したんだ。しかしそれじゃちょっと普通すぎる、ってんで、他のスイーツの名前を挙げていって、それで決まったんだ。まだおまえが我が家に来る前の話だよ。けど、思えばそんなスイーツの名前からの引用を思った段階で、おまえが食いしん坊になることは確定したんだな。スマン、タルさん。原因はうちらにあったんだ。けど、やっぱり食いすぎんなよ。あと、海や山へ行っておまえやヨロの写真を撮るのが、いつのまにかおとーちゃんとおかーちゃんの趣味のようになってしまったが(もちろん。おまえたちの散歩が本当の目的なんだけどさ)、困ったことにカメラを向けると、おまえさんいつも眉間に皺寄せるんだよな。おかげで大量に撮ったおまえの写真、ほとんど疲れたような、不機嫌そうな顔のヤツばっかりだ。モデルとしての自覚が足りんぞなもし?レンズが怖いのかな?写真撮らないときはマジにいい顔して走り回ってるしなぁ。それでもこないだはおまえのいい表情のヤツが撮れたよ。やっぱり食べ物を目の前にすると、ちがうなタルさん。記念にみんなに見てもらおう。まぁともかく、これからもヨロの世話、頼むよ。アイツの心を一番理解してるのはタルさんだもんな。今度、みんなで川の字になって寝ような。あ、だけどヨロも一緒でいいか?仲間はずれにするとアイツ、うるさいからな。最後になったけど、ハッピーバースディ、2歳の誕生日オメデトウ、タルさん!
2007.06.12
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木曽谷に怪しい物体が落下したとの報告を受け、ダンとフルハシが調査に向かうと、川で不思議な少女と出会う。物体は異星の円盤で、中に潜入したふたりは謎の白煙で眠らされてしまう。そして、ウルトラアイが盗まれてしまった…。怪獣のアイデンティティって、まぁ角やら特殊能力やらいろいろあるけど、尻尾もそのうちのひとつに挙げられるだろう。たとえばゴジラやゴモラなどの、それ自体が強力な打撃系の武器となる尻尾は、己のパワフルさ、存在感を雄弁に語るものだ。逆に細い、短いなどの、おい、その図体でそりゃないよ、的な尻尾はいかんともしがたく存在感は薄い。で、今回登場のウルトラセブン怪獣中キングジョーと並んで最も有名なエレキングはというと、これがまたいいんだな。一見ムダに長いと思われるあの尻尾も、武器としての能力を考えると納得。相手に巻きつきバリバリと電撃攻撃。いいね、こういうの。怪獣かくあるべし。また、エレキングのスタイルって、その尻尾も合わせて不思議なまとまり感と美しさがある。顔の左右で回転する目(というか、アンテナというか…)、笑みを浮かべたような口、体の処々の黒い模様は皮をはいで今まさに揚げられようとする天ぷらナスのようだし、地の色の白はなんともいえない質感。登場するのがタイトルどおり湖のため、着ぐるみも水にぬれてテカっているシーンが多いのだが、実に見事な美しさ。ストーリーが進むにつれ、着ぐるみが汚れこの白色が黄色くくすんでしまい残念だ。思えばエレキング、モノトーンタッチな配色にもかかわらず、決して地味に見えない。怪獣としてのプロポーションと武器(尻尾の電気ショックに加え口からも光線状の飛び道具を吐く。遠近両方に対応するマルチ攻撃が魅力的だ)ゆえに、セブンの怪獣=エレキング、という図式を確立させたんだなぁ。さてストーリーだが、前の1、2話と違い、地球を侵略する宇宙人とそれに操られる怪獣、ってフォーマットが、セブンではこの回初めて見られる。ダンとフルハシが川で出会った少女は、実はふたりいて、その正体はエレキングを操るピット星人。ひとりは円盤でエレキングに指令を出し(ついでにウルトラアイを盗んでしまう)、もうひとりはダンたちとともに白煙にやられた振りをしてウルトラ警備隊の基地内に入り込み、隙を突いて基地の破壊活動を実行。で、この破壊活動ってのがまたわかりやすいというか、いい加減というか、基地のとある装置のスイッチをメチャクチャに押しまくるというもの。すると装置から火花が飛び、故障…したはずなのに、その後ウルトラホークは普通に発信するわ、作戦室も問題なく機能している(ように見える)で、いったい彼女は何を破壊しようとしてたんだろう?この回、初めて見られるシチュエーションがもうふたつあって、キリヤマ隊長の代名詞「なにっ!?」ってセリフ(しかしなぁ、こんな何気ないセリフが後々までファンの間で語られるとはなぁ…)と、ダンがウルトラアイを奪われるシーン。白煙に巻かれたダンが目覚めて胸に手を当てつぶやく。「敵は僕の正体を知り、秘密のウルトラアイを奪ったにちがいない。(略)なんとしても奪い返さなければならない。ウルトラアイは僕の命なんだ」ま、そりゃそうだ。それがなきゃセブンの姿に変身(というか、戻ることが)できないし。しかしそのわりに、あまり慌てた様子もなく、ストーリーの後半ピット星人のひとりと争った際、ピット星人がアイを落としたのを見てやっと「おっ!」という顔をするくらい。ウルトラアイの盗まれる場面がその後のエピソードでも何度か見られるが、ダンさんちょっとガード甘すぎでは?変身できないダンの代わりに、第二のカプセル怪獣ミクラス登場。力ではエレキングと互角。尻尾をつかんで振り飛ばしたり。しかし、必殺技を持たない悲しさか、エレキングの電撃で敗退…かませ犬だな。好きだけどさ。そのエレキング、セブンとのバトルではエメリューム光線でアンテナの目を折られ、アイスラッガーでぶった切られる。このシーン、懐かしのドラマ名場面なんて番組でもよく見られるけど(そういや最近この手の番組ってやらないな)、テンポがいいね。今回のこのひと言。「地球人の男性はかわいい子に弱いってことがわかったんだもの」物語の最後、ピット星人が円盤で地球を去ろうとする際のひと言。いやさ、そりゃごもっともなんだが、しかし劇中彼女らを見て鼻の下を伸ばしていた隊員、ひとりもいなかったぞ?このうぬぼれがピット星人敗退の原因だな(笑)
2007.06.11
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♪まわせまわせ地球を回せ コンピューターに天使は宿る 「レッツチャージ」 幸せを広げるアイテムで 夢と希望のエネルギー 止めろ止めろ地球を止めろ コンピューターに悪魔は宿る 「レッツチャージ」 憎しみをもたらすステージに 黒い野望のエネルギー 歴史をつなぐのか ピリオド打つのか ※タイムリミット タイムリミット タイムリミットは近い タイムリミット タイムリミット タイムリミットは近い※ つばさつばさ平和の翼 コンピューターに天使は宿る 「レッツメモリー」 安らぎを与えるイメージで 愛と自由のメカニック こわせこわせ平和を壊せ コンピューターに天使は宿る 「レッツメモリー」 絶望をもたらすオペレーション 闇と破滅のメカニック 歴史をつなぐのか ピリオド打つのか ※~※ ※~※♪水木一郎の持ち歌のなかに、世紀末を予見させる作品が2曲ある。そのひとつがこの「タイムリミット」(もうひとつは、よりストレートに1999年を歌った「グッドラック地球」だ)今、テレビのCMで顕著に見られるのが、その終わりにパソコンの検索画面が出るもの。15秒では伝えきれないので詳しくはネット検索を、ってことだろうか、こうなると最早パソコンって生活必需品の様相。年老いた人たちは切り捨てられてるんだなぁ、なんてふと思う。確かに検索エンジンってスゴイ。何でも調べられる。情報の洪水、いや情報の大津波だ、こりゃ。百科事典も売れなくなるわけだ。便利さという点では文句なく、その便利さの恩恵を受けているのも認めざるを得ない。がしかし、一方でPCがらみの、なんともやるせない事件が起きているのも事実で、万能なものほど使う人のモラルが問われるってことの証明だな。 “天使と悪魔”というと、最近ようやく私が読み始めた小説のタイトルだが、まさに表裏一体。古くは鉄人28号の「良いも悪いもリモコン次第」あるいはロボットアニメの最高傑作(と今でも信じて疑わない)「マジンガーZ」の“おまえは神にも悪魔にもなれる”のセリフにも見られるように、すべからくどちらにも転びえる可能性って、人も物も全てが持ち合わせている要素だ。幸いなことに鉄人は正太郎君、Zは熱血ほとばしりすぎの甲児くんの手によって正義の使者となったものの、これ、つきつめていくと「良いことはすなわち悪いこと、悪いことすなわち良いこと」「良いも悪いもなく、ただそこに事象だけがあるのみ」なんて、禅問答かどこかの経典みたいな話だね。あるひとつの見方として、人の歩みは歴史をつなぐこと。そしてそこにピリオドを打つ、ってのは破滅を意味する。で、さぁさぁどっちだ?この先も歩みの足は止まらないのか?それともフリーズ、リセット、データ消去で人の歴史に終止符が打たれるのか?ってのを、世紀末ムードの詞とフルオーケストラのキレのいい演奏で綴られているのがこの「タイムリミット」なんだな。水木一郎のボーカルも、どこか突っ放したような匂いが感じられ、タイトルと合わせて曲に緊張感を持たせているのが秀逸。西暦としては今、新世紀を迎えてまだ間もないけど、実際世の中を見るとなんかこう、モラルの低下などからクラッシュ(自壊作用)しそうな風潮がなきにしもあらず。ホント、「タイムリミットは近い」って気がするな。頼むぜメタルダー。生も死も解らず生まれたキミが、戦いと、人間やネロス帝国の心あるロボット達との交流から芽生えた正義と優しき心で、キミの、そして私たちの歴史を未来までつなげてくれ…。ということで、この歌も前回に引き続き、「超人機メタルダー」の、これはエンディングテーマ。無垢なロボット=無垢なコンピュータ=天使にも悪魔にも…って連想から歌か?それにしても、ささきと水木、両氏を用いた主題歌&副主題歌。つくづくメタルダーって豪華だなぁ…。
2007.06.10
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♪君の青春は輝いているか 本当の自分を隠してはいないか 君の人生は満たされているか ちっぽけな幸せに妥協していないか ※宇宙全体よりも広くて深いもの それはひとりの人間の心 愛がほしければ誤解を恐れずに ありのままの自分を太陽にさらすのだ※ 夢を果たすまで一歩も退くな 負けたと思うまで人間は負けない 人の運命は誰にも見えない 自分で切り開け甘えてはいけない 宇宙全体よりも広くて深いもの それはひとりの人間の心 友を裏切るな 自分をごまかすな 魂をぶつけ合い真実を語るのだ ※~※♪ある種のクサみも極めれば独特の輝きを放つものだ。ささきいさおソングのウィークポイント、“ミディアムテンポな説教ソング”は、彼の声質と相まって一度聴けばその毒下に当てられ(ひでぇ言い方だな)胸焼け胃もたれその他の症状を引き起こすものだが、ここまで示現流の太刀筋のごとく力任せの一刀両断を食らうと、むしろ爽快ですらある…。ジェームス三木によるこの歌詞。それこそ“ありのままの自分を太陽にさら”したかのようなフレーズの数々は、聴いててこそばゆさを感じるものの、それを乗り越えられたとき、球速160キロのストレートボールが心のミットのど真ん中にズバンと届くのだ。“君の青春は輝いているか 本当の自分を隠してはいないか”“君の人生は満たされているか ちっぽけな幸せに妥協していないか”大人になればなるほど、耳に痛い詞だ。ちっぽけな幸せをも幸せと感じられるのはすばらしいことだけど、そこに立ち止まってはいかん、さらに高みを目指せ(おぅ、これはドラゴンボールZの「ワンハート光年」ダダッダー)。そうだよなぁ、そこで満足してちゃダメなんだなぁ。私が特に心打たれるのは2番の詞。“負けたと思うまで人間は負けない”これがあるから、自然の法則のみに従って動いている宇宙全体のあらゆる事象を、人の心は凌駕することができる。そう、「あきらめない、そう信じる心が勇気になる」だ。この法則を超越した勇気、そして奇跡を引き起こせるのが人間の心。故に、宇宙全体よりも広くて深いものと説いているんだな。深い。深すぎるぜ。そして、“人の運命は誰にも見えない 自分で切り開け甘えてはいけない”流行のスピリチュアルを否定はしないが、結局、認識も納得も理解も行動も、すべては自分の心で決めること。くれぐれも過多な寄りかかりはせぬように、だな。“友を裏切るな 自分をごまかすな 魂をぶつけあい真実を語るのだ”いつか人から聞いた「一番大切にしなきゃならないのは親や会社の上司でなく友人だ」って言葉を思い出す。その友人に対し、見栄か妙なプライドか、弱みを見せたくないばかりに誤魔化しがちな自分の心。弱い故に、強くならなければ。いわゆる本音の付き合いで…。将来、学校の授業科目に「徳育」なるものを加えるって案があるそうで。そんなのいらないじゃん。この歌を聴かせれば十分だ。詞のすべてが、生きるために必要なことを語っている。ヘタな授業を受けるより、よっぽど身につくぞ?三木たかし、田中公平、両氏の作曲編曲による壮大なオーケストラサウンドも格調高く、ささきのボーカルと重なってそれこそオープニング映像にも出てくる波のうねりのように聴く者を圧倒する。ちなみにこの歌、昭和62年に放送された、東映メタルヒーローシリーズ第6弾「超人機メタルダー」の主題歌なんである…。
2007.06.06
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会社が休みだった昨日のお昼、「ごきげんよう」を見たらゲストでチンペイちゃんこと谷村新司が出ていた。今チンペイちゃん、定期的に中国で音楽の講師をしているとのことで、そんな話題の中から印象深い言葉が聞けた。「オーケストラでもバンドでも、演奏前に必ずチューニングをするけど、なぜみんな“ラ”の音で合わせるのか。ドレミファソラシドの“ソ”は、イタリア語の“ソル”つまり“デルソル”から太陽という意味。ではその上の“ラ”は?太陽の上、ということで、宇宙を表しているんですよ。で、最初の“ド・レ・ミ”は地上のもの(大地とか人とか)のこと。それじゃ“ファ”は?…地上と太陽の間、つまり“風”。“ファ=F(キー)”ということで、Fで曲を作ると風の音楽になるんです」「音楽にはキーとコードが存在する。なぜか?キーは“鍵”、コードは“暗号”。曲の中には必ず鍵と暗号が隠されてるってことなんです」こ~んな話を、あのやさしくもイヤラシイ(彼の場合これはホメ言葉になる)語りでとつとつと話されたら、そりゃ印象に残るってもんだ。「ごきげんよう」らしからぬ高尚な話に、思わず私も妻もうなってしまったのであった。さすがチンペイちゃんだね。その後、妻と社会保険事務所まで行ってきた。昨今のニュースから、一応念のために結婚して姓の変わった妻の年金データを確認してみよう、ってことで。思ったよりは混んでなかったものの、それでもやっぱりけっこう待たされた。で、その待ってる間、何気なく待合所で見ていたテレビで羽田健太郎氏の死去を知った。最近、著名な方のこんなニュース、続くね。先週は石立鉄男さん(なぜ“チー坊”と“奥様は18歳”と“スチュワーデス物語”と“トミーとマツ”の映像は流れて“事件狩り”“夜明けの刑事”が出ないんだ?無理な相談か?)、そしてこの日は羽田さんか。いつものことながら、うらさびしい気分だね。合掌。それにしても、だ。あの年金5千万件データ消失事件、あきれるしかないな。民間企業だったらもう、建て直し不可能なダメージを食らうほどの不祥事であるはずなのに、な~んかこう、与党も野党もその発言に緊張感が見られないのはなぜだ?裏で死ね死ね団でも暗躍してんのか?コンプライアンスの遵守を必死に追求している民間会社や個人商店の目からすると、どうもぬるい。甘い。ホントに失われたという5千万件のデータ、全件調査できるんかいな?散々人の金をむしりとって、証明がなけりゃ支払わないって、詐欺もいいとこだ(これは措置がとられるみたいだけど、それにしたってあの総理の「証拠がない人まで支払わなきゃならんのですか?」発言は最大の暴言と思うぞ)。あぁ、この先どうなる年金?憂う国、その名は日本、だ。ちなみに、妻の年金記録はしっかり事実のまんま残っていた。ひとまず安心、やれやれだぜ。あと、話は前後するが、午前中には久しぶりにウルトラマンの第2、3話を見た。ご存知バルタンと名怪獣ネロンガの出る話。ネロンガって、王道怪獣だよなぁ。その昔、「フランケンシュタイン対地底怪獣」って映画で銀幕デビューした東宝のミッキーマウス怪獣、バラゴン(だってあの耳…)の着ぐるみを改造したという、地底から出現する怪獣としては最大限の説得力を持つあのスタイル、造形。頭部のツノのギミックもいい演出。それにあの声。ホレボレしたなぁ。そしてバルタン。いやしかし、この第2話「侵略者を撃て」って話、バルタンのキャラクターとしての魅力もさることながら、ストーリーと見せ方が面白い。特に冒頭とエンディング、カメラ目線で視聴者に語りかけるイデ隊員がいい。ふつうこうした演出(なり、脚本)のエピソードって、もっと物語の後半、たとえばワンクールツークール過ぎたあたりでやるもんだろう。それを第2話というきわめて早い段階からやってしまうパイオニア性がスゴイのだな。あのメタ・ドラマ(脱・ドラマ)「お荷物小荷物」の先を行ってるじゃん。その、イデ隊員の時系列ハチャメチャなセリフも(ちょっと考えると、エンディングでのセリフはまさに時空を越えた発言だ)エピソード的にはまったくOK。本来シリアスなストーリーであるはずなのに(20億人対20億人の星間戦争だ)、こんなライトな結び方をするあたり、やっぱりすごいやウルトラマンって。粋と茶化しのギリギリなラインで綱渡りしているこの話、もっともっと評価されるべきだと思うゾ?さて、前回列伝の予告通り、次回はいよいよ「こいつぁスゴイぜ!」な歌を…。
2007.06.05
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♪胸につけてるマークは流星 自慢のジェットで敵を撃つ 光の国から僕らのために 来たぞ我らのウルトラマン 手にしたカプセルピカリと光り 百万ワットの輝きだ 光の国から正義のために 来たぞ我らのウルトラマン 手にしたガンがビュビュンとうなる 怪獣退治の専門家 光の国から地球のために 来たぞ我らのウルトラマン♪シリーズ物の第1作っての、やはり特別な味がある。基本的なフォーマットの確立、それまでにない斬新な設定や演出。2作目3作目と、それらを基にして発展させたり肉付けされたりしてその世界が広げられ、時にはどうしてそうなっちゃうの?的な失敗もあったりするんだけど、第1作ってそれらの評価とは別なベクトルで独自の風格があるもので。あくまでも私の場合だが、「ウルトラマン」という名前、言葉の響きのなかに、ワクワクする気分と同時に例えようのない郷愁を感じてしまう。たとえば子供の頃に住んでいた家を思い出すかのような、小さな頃聴いた母の子守唄のような(おっと「いい日旅立ち」だな)。これが、「帰ってきたウルトラマン」では感じない。今でも現役!燃えるぜ郷秀樹、ワンダバだぜMAT、ってなことで、懐かしさは熱いドラマとキャラクターのなかに埋没されてしまう。それが良いとか悪いとかではなく、印象の違いって意味で。これがAやタロウ、それ以降のウルトラ一族の名前ともなれば、郷愁などどこへやら、だ。元祖、原点、オリジナル、スタンダード…それが持つ深さというか、インパクト。これはもう、初代のみに存在するものだな…。私が「ウルトラマン」を、あぁこれがウルトラマンだ、と感じる部分って、実は怪獣とのバトルシーンではなかったりする。ハヤタがベータカプセルを掲げ、スパーク!赤い爆発(のような背景)のなかウルトラマンがググッググッと迫ってくる、その絵と音。カラータイマーの音。特に点滅が早くなりだすときの…。科特隊の制服、そのオレンジの色。逆ピラミッド型の科特隊基地。ビートル機の機首の丸さ。怪獣達の鳴き声。ウルトラマンのシュワッチ…。誰もが知っているこの主題歌では、歌入りの部分以上に、間奏こそ“ウルトラマンっぽさ”を感じてしまう。オープニング映像はご存知、色合成された噴煙(?)をバックに流星マークや怪獣達のシルエットが次々に映し出されるが、この間奏部分ではウルトラマンのバストアップが画面の下からスッと現れる(最初のワンクールのみ)。この音と画面が、実に“ウルトラマンらしい”んだな。あと、終奏時の「○○怪獣 ○○ラー登場」のテロップも。こんなところでウルトラマンを感じるの、きっと私だけなんだろうなぁ。それにしても、この「ウルトラマンの歌」って、詞もアレンジもきわめてシンプルだ。ティンパニの“ダン!”、ブラスの“パパパパーン”(×3回)、あとはひたすらズンズンタタズンズンタ…の平坦なリズム。詞もワンコーラスがたった2行で書けてしまう、しかも前半は科特隊、後半でウルトラマンと、それぞれひと口でしか語られていない単純明快さ。2,3番で“手にした”と韻を踏んでいるのはおもしろいところだ。この曲を聴いて、力が湧いてくるってことはないけれど、それでも捨て置けない曲であるってのも、私の中のウルトラマン像をその端々に感じるからだろう。…やっぱり特撮ヒーロー好きな私の原点だ、ウルトラマンって。そしてこの主題歌も。追記:後年、何話かのエピソードをオムニバス形式で編集されたものが劇場で上映され、この主題歌をささきいさおが歌っていた。昭和41年の頃のウルトラマンはその曲の中に存在していないものの、歌としてはイカスものだということは記さねばなるまい。「ザ・ウルトラマン」つながりの起用だったんだろうか。インチキくさいほどに(笑)朗らかなささきのボーカルが聴ける。思えば、ウルトラマンとセブンの主題歌(ついでに巨人の星も)、どちらもささきがカバーしてるんだよなぁ。これってけっこう凄いことかも?ということで、次回列伝はそのささきの厚かましいまでの説教ソングを取り上げよう…。
2007.06.04
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