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なんと うつくしいんだ この かがやきは いのち かがやき いのち かがやき いのちが かがやいている これに まさるもの ありや
2025.04.30
かつて ヒトの形をしていた 粒子は 大風に とばされゆく はるかなる大地に たどりつくのか 大海に しずみゆくのか このまま ずっと このほしの空 まわるのか
2025.04.29
なんにも ためらうことは ない 四月は いつも きみと ともに ある
2025.04.28
記憶は あたらしいステージへと むかう われは いったい どこに むかおうとしているのか せかいは いったい どこに むかおうとしているのか わかっているのは 遺伝子だけなのか かなたで 太古の火群 あがるを みる
2025.04.27
ずいぶん とおくまで 来ること できました こうして ここで 雲ながるるを みあげています 今はもう ここにはいない 人たち 思いだしながら 空 みあげています おかげさまで おかげさまで こうして ここに います
2025.04.26
なにも ためらうことはない わたしは ずっと そばにいる 四月の かぐわしき風が やんでも ずっと そばにいる だから、 むね はって すすむがいい
2025.04.25
1000年先を のぞいてみたら あらまあ、 えらいこっちゃ えらいことに なっていた
2025.04.24
さいごの 一滴が のどを おりてゆく セラミック ミルで 豆 ひいたから 刃の においは ない ここに とどまろうか いいや、 やはり ゆくとしよう
2025.04.23
大地のエネルギー もらって たちあがる きみは もう 無敵だ そんな きみを まっていたんだ ながらく ね ずうっと ね
2025.04.22
雨あがりの 朝 ただよう松の香 すいこめば わが黒髪を愛でし人 おもいださる 今はむかしの 名を そっと よんでみる
2025.04.21
きみの きおくのなかに いたんだ 花びら ちらす風に ふかれながら ちいさく かくしん す みえない星 みえた 春昼
2025.04.20
きみは ゆう いい人生を おくったんだね スマホ にぎりしめ ゆう おたがいに ね みあげた空には いってんの くもり なし
2025.04.19
晩春のあかつきに かえりつく からだに からみついた かの地は あらいおとして 排水口に ながす こころに とどまりし かの地は 牛のごと 反すうしながら たましいに しみこませる それから、 きみに あいにいく
2025.04.18
そうか、 この むかい風に のって とびたてば いいんだ ハゲワシ と サーマル いくつも はしごして きみ すむ 東へ と とんでゆこう
2025.04.17
また いっぽ また いっぽ 天空高原を ゆく ヒト ひとり ヤク いっぴき 東 めざして あるいてゆく 猛烈な東風 容赦なく じりじり おしもどされて へなへな すわりこむ いつになったら かえりつくのか
2025.04.16
数値が ならんでいる だれかが 声高に さけんでいる この理論が ただしいのだ という けれど、 ぼくは 信じない ぼくは きみを きみを 信じる
2025.04.15
こたえが こたえが きこえるはずなのに われには われには なんにもきこえない かれは かれは いった こたえは こたえは ここにある この地の 風のなかにある されど こたえ きこえず ただ たましい いたむ
2025.04.13
かみ様までの しろい はしご こっそり のぼりはじめたらば さ 天から こえが ふってきた 一方通行です しかたなく 大地に おりる のぼって いきたかったのに さ きみ すむ 天まで いきたかったのに さ
2025.04.12
あなたまでの キョリ あまりに とおく やっとこさ ここまで きたけれど 少々くたびれ へとへとだ あるくだけでも 息ぎれして はしったらば さ 天国の門 みえかくれ いつのまにやら おともの カモシカ いなくなり ひとりぼっちで あなた めざす すでに 7112メートル あなたまでの キョリ ちぢまった かもね
2025.04.11
いま とくべつな駅に いる ひがしに いこうか にしに いこうか いいや、ここに いよう 海抜4670メートルの この駅で いつまでも きみを まとう
2025.04.10
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