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風が ふいてきた ミントだ ミントの 風だ きみだ きみが やってきた きみ ほほえみ われ ほほえみを かえす
2025.06.30
どこかで だれかが よんでいる ワタリガラス ならば いっしょにゆくつもりだ どこまでも いっしょに とんでゆくつもりだ
2025.06.28
稚アユ 遡上するを みながら おもう あの人は もう いないんだ
2025.06.27
Jazzが きえる日 鉄人が やってきた Jazzは 空のかなたに きえてゆき とうとう 鉄人は われを つかまえる もはや あてどもなく 宇宙(そら) ただようことも かなわず
2025.06.26
あおい 雨が ふってきて なまあたたかい それに そめられる あおは しんまで しみこんで とうとう あおい 海に なっちゃった
2025.06.25
ねむりの神は いずこに おわす ときどき われにも ほほえんでくれ かならずや ほほえみを かえすから かならずや かならずや かえすから
2025.06.23
せかいは その色を かえてゆこうとしている その色に ふるえがとまらないのは なにゆえ なのか
2025.06.22
ふりかえれば きみが いた もっと はやく ふりかえれば よかった もう ふりかえることは ない
2025.06.21
ちいさく ねむり 息つくが 疲労感 たましいまで はいりこみ なかなか おきあがれない つぎの満月は いつなのか
2025.06.20
じゃあ、5年後に と 受話器 おく きょう 未来を やくそくした
2025.06.19
空 晴るる どんより雲は さってゆき ひらいた 空から きみの こえ かえってきたんだね 100万年先 だと おもっていたのに さ
2025.06.17
過去へ とどけたい手紙を 一通 むねのポケットに いれている 見えない ことば 世界中をとびまわっている というのに 過去へ とどける すべが ない
2025.06.16
しぼりだしたんじゃない あふれだしたんだ こんな 感情が のこされていたなんて また、夏が くる
2025.06.15
ぐっっと みがまえ バケツ一杯 真水 かぶり 海水ではない それに しあわせ 感じた 日々 ほのかに 湯気たつ ドラム缶に しずみて ごくらく感に ふるえた すぎさりし かつての 日々
2025.06.14
なにを ためらっているんだ 人生が よんでいる どっぷり つかって たっぷり たのしむが いい
2025.06.13
ずうっと先の未来まで ゆくだろう きみに あたたかな この風を おくりたい きみの 未来が どうか 晴れていますように きみが ずうっと先の 未来まで ぶじに ゆけますように
2025.06.12
過去から てがみ とどく 花鳥風月を 友にして 未来を あるいているけれど なみだ あふれるのは ねがっていた それが たなごころから こぼれてしまったからなのか
2025.06.11
地が ゆれているのか いいや マグマ噴出のごと 轟音が 体のなかから きこえてくる それは いかり なのか よろこび なのか それとも なにかが 生まれでようとしているのか
2025.06.10
かたすみに 生きる かたすみ ここちよくって さ いつも ここに すんでいる どまんなかじゃなくっても ここで 生きるは いと おもしろきかな
2025.06.08
Shi が ちきゅうに かえることならば こわくはないかもしれない と ふと おもった 水無月の 夕ぐれどき
2025.06.07
ある日、 めざめなかったなら それは それで いいんだけど 青空に ぽっかり白雲うかぶ こんな日には、 なんども なんども めざめたくなるんだ
2025.06.06
きみが このほしに ながく とどまっていられますように そっと 太陽にいのる きみが いってしまいそうで きみが いってしまいそうで ミルキーウエイにも そっと ねがいを ながしてみる
2025.06.04
去れ 去った者は 沈黙せよ
2025.06.03
宙 ただよう たましい ヒトであること 忘る のこされた ヒト型 飛雨に ながされゆき かえること かなわず
2025.06.02
雲間に 梅雨の星 みゆ きみ という きよらな星 おもいだされ 目を こらす その星 いまも そこに あるや せつな 風 ふき 天 とじぬ
2025.06.01
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