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ジンギスカンの征服欲を心理学してみる!
井上靖の『 蒼き狼 』を読んで、
ジンギスカンの征服欲って異常だって思ったわ!
男性が読んだら、 男のロマン だって思ったかもしれないけど・・・。
男は、 狩猟本能 があって、何かを勝ち取ると ドーパミン が出るらしんだ。獲物は価値の高いものほど喜びが大きいわ。狩猟では、瞬時に目で 獲物 を判断する。目で良し悪しを判断するので、 美人に弱い 。
男は、本能的に強くなりたい・地位を上げたい・戦おうと 闘争心 を燃やしているわ。弱かったら、 妻も持てない、子孫も残せない から。経済的にも強くなろうと感じ、毎日誰かと 戦い・競争することを意識している。
征服欲・支配欲・闘争心 は、 本能 なんです。征服して支配して独占したいと思うのは、自分だけのモノ にしたいという気持ちが強いからです。 独り占めにしたいという気持ちも本能なんです。
しかし、ジンギスカンのように 少しでは満足できない ということは、それだけ" 愛情に飢えて "いるのでしょう。
心に大きな悲しみがあり 満ち足りた気持ちになれない のです。
苦しくて、どんどん欲しがるのです。
・・・追加予定・・・
アレキサンダー大王 も 満たされない愛情を世界征服に向けました。
マケドニア王フィリッポスとオリンピアスとの王子アレキサンダー。荒々しく粗野な父と 気性が荒い母は 仲が非常に悪かった 。母は、「父はお前に 王位を継がせるとは限らない 。しかし、お前が世界の頂点に立つのだ。」と語っていて、 不安な少年時代 を過ごした。
アレキサンダーは武芸に優れ、学問も励んだ。ヘファイステイオンとの 同性愛 的感情も持つ。父フィリッポスは新しい妻を迎え、母は、アレキサンダーの王位継承の危機を感じる。父は、何者かに暗殺され、アレキサンダーは若干20歳でマケドニア王となる。
アレキサンダーは、ただちにギリシャやエジプトを征服し、逆らう者には虐殺従うものには慈悲をあたえ、 人々からゼウスの子と崇められた 。次に最強のペルシア帝国を滅ぼした。アレキサンダーは、ペルシャ人にもギリシャ人と同じように接したので市民には受け入れられたが、将軍・部下たちは強く不満を持ち 命も狙われた。
インドにまで達したが将軍や部下達に阻止され、バビロンに戻ることになった。バビロンに戻ったアレキサンダーは、地中海に進もうとしたが、突然の病に倒れた。
大王はマケドニアの王ですが、ギリシャ人からは 野蛮人扱いされる国 でした。王となったアレクサンダーは、豊かな金保有のリディア・黄金好きのミダス王の都も占領し・金属の貿易国家フエニキアペルシャ軍を破り、さらにエジプト・ペルセポリスへ進み、同じように富が集積された都市を次々に攻め落としながら、北西インドまで征服します。それら征服の拠点はすべて金に関係のある場所だったのです。当時の戦争が傭兵によって戦われていたので、多くの軍勢を集め、敵よりも優れた戦術を発揮するために 金が必要 だったのです。
アレキサンダーの征服欲は、 父 フィッリポスの征服欲、 母 オリンピアスの我が子が世界の頂点になることへの期待と邪念、 恩師 アリストテレスの世界観などが影響している。また ヘファイスティオン に世界征服し、国々・人々を解放し学問を広め精神も解放する と話している。
また、 最も偉大な征服者 だともてはやされると 自分を神だと言い始める。
みんなの期待に応えようとして、自分の限度が分からなくなって誇大妄想的になってきた。
じつは、空虚な心を埋めるために 泥酔したり、激高したり、女性に関心がなかったり、自分を神だと言ったりしている。人間的な楽しい暮らしを感じずに、世界征服だけを目指してきたいびつな心だったことが分かる。
ナポレオン もまた貧しい育ちから強い屈辱感を味わい 誇大妄想があった。
・・・工事予定・・・・・・・・・・・・
今夜はここまで
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