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よく番組もみていないのにまた文句を言いたくなってしまったのは本日の日記のタイトルでもある24時間テレビ。小学校5年生の時、友達のシュウちゃんと一緒に生まれて初めて日本武道館に行った。目的はただひとつ。24時間テレビへの募金だった。ペットボトルに1円・5円・10円を詰めて向かうはいざ武道館。あの頃の24時間テレビには徳光さんがいた、ウィッキーさんがいた、そして欽ちゃんがいたのだ。募金している姿がTVに映ったのを覚えています。エンディングで照明の落ちた武道館で蛍光塗料の入ったプラスチックをみんなで振って、なんだか感動した記憶があります。欽ちゃんは全国をまわっていて、その年はエンディングの武道館に間に合わなかったのだけれど、それはそれでしょうがないよぉ。欽ちゃんがんばったんだもんと子供ながらにその時武道館で思いました。いまではまったくみなくなってしまった24時間テレビ。今年もとりたててみてはいなかったのだが、たまたま24時間テレビで走った「杉田かおるの舞台裏」というのを情報番組でやっていたのでみてみた。ところでいつから芸能人が走ることになったのだろう?これ疑問です。知っている所では間寛平さん、山田花子さん、研ナオコさん・・・あっ、スター錦野もいたなぁ。この人選もよくわからない。なのに一応の感動を得られるのはなぜなのか?芸能人の意外な一面みたいなカンジ?社会的に浄化されるための儀式?ちょっと屈折した解釈だなぁ・・・今回、杉田さんは何処からかは知らないけれども100kmの距離を走りとおしたらしい。もうボロボロになって走り、歩いていました。不倫、結婚詐欺、幼い頃からの業界生活・・・ワタシ酒断ち、オトコ断ちで今回のマラソンに挑みました・・・なのですが、なんだか番組をみて、やはりぼんやりとした不満というか悲しさというか、寂しさを感じてしまい、突発的にちゃぶ台をひっくり返してやりたいような憤りに襲われ、「あーぁ、こぉぉのぉぉぉ24時間テレビわぁ・・・」と思ってしまったのでありました。100km走ることは本当にすごい事だと思うんだけれども、まずはあの休憩所の至れり尽くせり加減がどうも・・・どかっと用意された椅子に座ればアイシングにテーピング、飲み物にマッサージ・・・なんだかなぁ・・・と感じてしまうのはやはりいけないことなのかなぁ?さらに舞台裏であると思われるロケバスでは走破距離とゴールである武道館までの到着時間とにらめっこのスタッフの姿が写し出されていて、なんだか興ざめ。「このペースじゃ、時間までに着かねーなぁ・・・」といいながら併走するパスの中でプカーッとタバコをふかすスタッフもいれば、「歩き出しました」との連絡に「ふざけんなよ・・・」といわんばかりの顔で進行表をみるスタッフ。視聴者の求めている舞台裏はアンタ達テレビマンのテレビ制作舞台裏ではなくて杉田かおるさんがどんな気持ちでこの企画に参加したのか、またこの企画に参加すると決めてからの彼女の心境の変化、また走っていた彼女の心境をより深く追うこと、伝えることではないのだろうか?少なくともオイラはそちらの方が見たいし、知りたい。「杉田さん!なんとかみんなが待っている武道館に!強い意志をもてばなんでもできるって。くじけそうなみんなに勇気をわけてあげましょうよ!」というのではなくて、「これ間に合わなかったら実際おれ始末書モンだもんね。減給かも・・・頼むよ、かおるちゃん・・・玄太もなんとかいってやってよ・・・」みたいな構図が画面からヒシヒシと伝わってきたのはオイラだけ?このことからもわかるように番組の意図がずれてきているのだなぁと思うのね。むかーしからあったテーマで24時間テレビはこれでしょ?「愛は地球を救う」今年の24時間テレビのプログラムをいまいちよくみていないのでなんともいえないのですが、耳にハンディキャップがあるみなさんが一生懸命ダンスを踊りきるというものがそのプログラムに含まれていて、その他にもハンディキャップの人達の何かに向かってやり遂げる姿が映し出されていた。本当に悲しいのはこれらのプログラムが発表会のように見えてしまうことなのだ。そう、見せてしまっていることなのだ。ハンディキャップをもっているみんなは本当に熱い気持ちで全てのことに打ち込んでいる。またその企画をやりましょうと企画提案しにいった担当者も熱い気持ちを彼らにぶつけたことだろう。その双方の気持ちに偽りなく、一心に目標に向けて突き進んできたことだろう。しかし、これはやっぱテレビ局の誰かがイカンのだろうなぁ・・・そんな熱い気持ちを商業主義に確実に変えている輩がいるわけですよ。見世物として視聴率という数字に変換しようとする輩が。杉田かおるさんの舞台裏がそうであったなら、ハンディキャップをもっているみなさんの舞台裏でも同じことが行われているであろう事は想像にかたくないよね。「おいおぃ、なんで踊りがそろわねーんだよ・・・本番まで日にちないって・・・」といっているスタッフがその舞台裏にいるであろうことが。「見世物商業主義」あふれる番組であることがモロに前面にでている。そのことが番組自体を根底からツマラナイものにしていることにきづかないのかなと思ってしまうのです。番組の方向性を打ち出すという大きな舵を握っている輩が熱い気持ちでなければ番組に参加している進行役の人、ボランティアの人々、番組宛に募金をしてくれる人々、そしてハンディキャップをおっているみなさんの熱い気持ちが中途半端な安っぽいものに見えてきてしまって、今のままでは差別やらハンディキャップについて考える機会自体を逆に奪ってしまう番組にもなりかねないとまで思ってしまうのです。昔みたいに目の見えない皆さんはこんなことに困っているのだよ。だから盲導犬を少しでも多くの人に!とか音のでる信号機がどれほど大切なものなのかとか移動式のお風呂が着いている車を少しでも多くのお年寄りに!とか。わかりやすくて「ごめんなさい。僕達本当に知りませんでした・・・これを機会に・・・」というようなシンプルで熱い気持ちのつまった番組であってほしいなぁ。出演の芸能人はやっぱりボランティアぢゃないよね・・・このこともなんだか悲しい・・・ 合掌
2004.08.27
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名前は知ってるけど、この人何した人だっけなぁ・・・と、ぼんやり考えていたのは「ナイチンゲール」のことで、看護婦さんだということ以外は何処の国でいつ頃どんな活動をして彼女が絶賛されるにいたったのか、実の所よくわからない・・・きっと兵隊さんを助けて助けて助けまくったのだろうなぁ・・・行きつけの焼肉チェーン「牛角」でかみさんと焼肉を食べながらふと思った。そういえば「ヘレンケラー」という方もいらっしゃった。この人は三重苦の人だ。見えない・聞こえない・話せない。想像を絶する世界を生き、時には健常者であるワタシ達以上に人間らしい生き方をまっとうした人だ。まさに「奇跡の人」。で、わたくし、かみさんに質問してみました。「白衣の天使・ナイチンゲール。では三重苦を背負いながらも人々に感動を与えた奇跡の人は?」と聞いたところ、ねぎタン塩を口にほおり込みながら、考えあぐねた末、でました。はいっ!こちら。 「サリバン先生・・・」あのね。こっちの方が難しいだろう・・・クイズ研?先生の方じゃねぇよと。その本人を当ててくれと。でも全然わからないようで、あーだこーだと言い訳をしながら焼肉をついばんでいるうち、ねぎ味噌チャックを食べているその瞬間に「ピーン!」ときたらしく。「あっ!わかちゃった!えへへ。」「その人さぁ、名前が ユリ・ゲラーに似てるでしょ?」といってました。たしかに似ている。「ヘレンケラー&ユリゲラー」 えっ?フォークデュオ?(三重苦さん&超能力さん)ってなカンジで一瞬錯覚。しかし、似てるも何もよりによってこのふたりを同じ土俵にあげなくても・・・同じなの最後の「ラー」だけぢゃん・・・としみじみつっこむとあっ、でも2人とも奇跡の人だ!といいながらカルビクッパの長いスプーンをこすりはじめる彼女であった・・・スプーン曲げるより、曲がった君の思考回路を真っ直ぐにしてみよう・・・。と「牛角」冷麺をすすりながら静かに誓った2004年・夏なのであった。合掌
2004.08.21
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ワタクシ、花屋で働くようになって早くももう3年もたってしまいました。相変わらず、ろくな花束もつくれず、四苦八苦しながら仕事に励んでおりますが・・・世の中、不景気だ不景気だと言いながらも「そーんな事ないもんね」っていう方も結構いらっしゃるもので、いまワタクシがやっている花屋っていうのは人が生きるために必要な「衣・食・住」には直接関係がなくて、「まぁお花がなくても生きていけるもんね。生活できるけんね」というものだんだけどこれまた売ってるほうも「ぶっくり」するぐらいに花を買っていく人がいるのですよ。世の中には・・・毎回来るたびに2万円くらい買っていってくれる方が数名。昨日きたお客様もつい半年前くらいから常連さんになってくれたご夫婦なのですがあっという間に6万円分のお花を買ってゆかれました・・・接客している方も「うーん、オソロシイ・・・このご夫婦は毎日何をタベテいるのだろう・・・」と興味津々になってしまひます。で、昨日は自宅用に洋蘭の鉢を4鉢お買い求めになられたので、国立まで配達に。以前にも配達で3回くらい行った事があるんだけども、新築のお家でこれまたこぎれいなカンジ。「では、以上で配達分はおろし終わりましたので・・・」と作業の終了を告げると奥様が「お茶をいかがですか・・・」というので「はい、いただきます」とソッコーで答え、仕事中でありながらもお家に上がらせていただき、お茶会開始。まずは席に着く前にお宅拝見。そもそもご夫婦でお花好きなので家の各所に置かれたお花とその解説(↑まぁ、全部自分が売ったヤツだから知ってるんだけどね・・・しかし部屋に飾られるとこれまたステキ。)玄関に胡蝶蘭と洋蘭3鉢、階段にデンドロビュームとシンビジュームという洋蘭5鉢、寝室にシンビジューム2鉢リビングにシンビジュームとエピデンドラムという洋蘭とその他の蘭が4鉢。プラース。今回の洋蘭4鉢。がーっ!全部で18鉢だよぉぉぉぉぉ。でもおそらくまだ他の部屋にもあるはずだ・・・おぉ、なんまいだぁなんまいだぁ・・・一般庶民からすると考えられない数でしょ?あーた18鉢ですよ、じゅーはっぱち。しかも、先日配達で自宅まで持っていった洋蘭4鉢は「すごく珍しい蘭が入荷したのでいかがでしょうか?」と電話で「ご来店してくだいねコール」をしたのですが「あっ、はいわかりました!今日は主人がいないんですけれどもとりあえず全部いただきますのでお持ちいただけますか?」といわれてこちらもぶっくり。おもわず「ご覧いただかなくてもよいのでしょうか?」とたずねてしまひました・・・・・・で即買いですよ。私どもと次元が違いますな。もうね。気持ちがデカイ。デカ過ぎ。豊かだとはこのような方のことをいうのですわ。しかし、「あなたが勧めてくれるのだから・・・」というのは花屋冥利につきますな。本当に感謝でゴザイマス。で、一通りお花の解説が終了し、リビングへ。こちらのお客様はご夫妻と娘さんがお2人の4人家族。なので、ご主人が男性ひとり。お仕事は水産関係で、海外に行くことが多いということもあり、お土産の置物などもこれまた一級品である上に見たこともないものばかりなのですた。しかもこれらの珍しい上に価値のある品々の貴重性を共感できる仲間(男性ね)が家にいないもんだからご主人、もう説明もフルパワー。まぁ、どんなものかといいますとですね。1、15センチくらいあるカブトムシの昆虫標本(←これねー。まーっつたく見たことないよう形の上、とにかく巨大。なんか新型の仮面ライダーみたいなカンジでした。しかも最終的にはお土産でいただいちゃいました・・・しかも4匹分。さらにアマゾンの蝶たちの標本も全部で20匹分くらいも・・・)2、アイスランドで買ってきたアンモナイトの化石。(←化石20種類くらい・・・)3、一角鯨の角。(←200本ある角の中から厳選した一本を買ってきたとの事・・・2メートル近くあった。)4、木彫りのライオンレリーフ(←普通の木かと思ったら、木の化石状になったものに彫りこんであるもので、南米だか北欧だかの博物館に展示してあるものを2週間通い詰めて譲ってもらったらしい・・・すげー・・・っていうかいいのか?)5、原人レベルの方々が使っていた矢じり(←こういうのって個人で持っていていいのだろうか?)と、まぁ、これはもう博物館です・・・他にも世界の貴重なのであろう民芸品や工芸品がでるわでるわのお宝ばかり。しかも「男のロマン系」の品々ばかりで出張お宝鑑定にきたビシバシステム住田君(←わからんだろうね・・・)のように大興奮。魂がシェイクされまくりでした。次回おじゃました際には、最大のお宝でいらっしゃる、ふたりのムスメさんを見せていただきたいなぁ・・・ナンテネ。てへ。 合掌
2004.08.05
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