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もうすぐ春です。毎日あたたかな日が続いて、僕の大好きな中野通りの桜も今が八分咲き。ピンクのぽんぽりのあかりに照らされた桜はなんだかピンクのライトをあてられて売られているスーパーの苺パックのようでなんだか少し寂しい気もするけれど、こんな夜中でもなお人を引き付けてしまうのは桜の持つ根本的な魅力の大きさというか心を動かさずにはいられなくする桜の底力を感じるのです。律令官制の平安の頃から歌によまれてきたこの花はやはり正しい日本の美しい季節空間の主役なのだろうなぁ・・・子供の頃の桜の記憶は小学校のプールと砂場の一角にある大きな桜で、縄跳びの検定試験をしたことやクラスのみんなと写真を撮ったこと。卒業して大学の頃、その母校である小学校に忍び込んで夜桜見物をしたことを思い出します。桜の木の下で仲間と話す。桜の老木はその一生でどれだけの人の言葉を聞き、包み込んできたのでしょう。花が集まり咲いて、玉のような一叢(ひとむら)をつくり、その一叢の玉が枝に鈴なりになり、またその枝が自然が創りあげる優美なバランスで広がると人々を魅了する大樹・桜が・・・その桜の木々を道沿いにずらっと並べてしまうのは単なる人間の植物や自然に対する傲慢さのあらわれであるけれどその人間の傲慢さもこの季節だけは少しだけ許してほしいなぁ・・・僕が好きなのは11分咲き。そんな言葉はないのかもしれないけれども、桜が散り始めてきてちょうど2日目くらいです。あちらこちらではらはらととめどなく舞い落ちる桜の花びらをみていると美しすぎていつでも涙が出そうになるくらいになるのです。誰もいないこの時期の長い長い桜並木をずっとずっとあるいてゆきたい。夜桜は人が少ないのでいろいろなことを考えながら・・・そして、ほんの少し笑みを浮かべながら桜を見上げて、ゆるりゆるりとあるきます。立ち止まって夜桜を見上げると、自分が薄い桃色の海底洞窟をふわふわと漂っているような錯覚におちいったり。また、自分が小さな妖精のようなものになって、この桜の枝々の間をすり抜けながら飛び回りたいなんて、幻想的で子供っぽい想像に心を奪われたりもします。そんな気持ちにさせるのも桜の持つ魅力、いや魔力なのかもしれないです。ゆっくりと小一時間の道程をあるいて、薄紅色の桜並木を振り返った時、きがつきました。もう春はやってきています。 合掌
2004.03.29
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ここの所、寒いやら雨がふるやらで桜のご機嫌もきっと悪いことでしょう。そんな状況に加えて今日は風が強かった・・・花屋の支店では風が強すぎて桶は倒れるわ、鉢は吹っ飛ぶわで難破船で花を売っているようなもんだと言ってました。確かに・・・仕事になりませんな。花束作ってもセロハンがいつまでたっても巻けずに四苦八苦だったり、アレンジ挿してもブンブン揺れるんだものね・・・で、そんなことを思いながら家に帰ってきたら玄関を開けるなりカミサンに「残念なお知らせが・・・」といわれドキがムネムネ。今日はどんな訃報が・・・「座布団が今日の風で吹っ飛んでしまいました。一枚は道路に落ちて盗まれ、一枚はほれ、あそこです」と指差す方に見慣れた座布団が。隣の家の駐車場のトタン屋根やんけ!ゴルァ!しかもド真ん中やんけ!と、いうことで0時14分。ワタクシ和製スパイダーマンよろしくいってまいりました。隣の家(大家さんの家)の塀によじ登り、トタン屋根にはいつくばって、梁の部分にだけ体重がかかるようにしかも四肢に体重を分散させるようにじりじりとぎこちないホフク前進・・・こんな時に限って一番高いジーンズ・・・(人生初17000円)そしてこんな時に限って飲み会帰りのOLが不思議そうに見ていたり・・・スパイダーマンも楽ではない。何とかして目標物にたどりつくも帰りは?方向転換できない・・・で、パックはいはいで無事脱出。今日の一仕事でした・・・風の日とカミサンから突飛にくりだされる訃報には気をつけろ! 合掌
2004.03.26
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つーわけで、今日はホワイトデーだったので予告どおり手作り「へなちょこティラミス」を手に会社に。はいっ。大好評!(ってほどでもないか・・・)自分で言うのもなんだが昼時に自分で食べて美味かった。あんまりこう期待したような反応ってないもんだね・・・そんな時思います。「自宅の夕食が美味かった時はちゃんと美味しいねといおう」と世の中の旦那衆、これ大事だわ・・・心のこもった言葉ってのは相手をワンランク上への意識状態へ導くね。子供は褒めて育てるべきだとこれまた思ひました。オイラなんか今でも褒められたいもんね。で、話は変わりますがワタクシ、とうとう春のお彼岸ウィークに突入。今月はすでにもう休みはありません・・・明日は明日で5時起きで市場へ・・・誰か・・・ちっとだけ変わって・・・
2004.03.14
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そう。明日はホワイトデー。みなさん会社が休みでしょうから、今日か昨日にお返しされましたかねぇ?ワタクシも微々たる物ですがいただきました。が。あれはどうなんでしょうか?みんなで(5人くらいで)1000円くらいのチョコにたいしてはいったいどうやってお返しを?なんかとーってもハイリターンな感じがいなめないなぁ・・・とかなんとかいいながらも今年のワタクシのお返しは!なんと手作り。お得意の「へなちょこティラミス」でございます。うーん我ながらうまくいったと思う。やっぱり手作りでしょ。まぁ、結局かかる費用はかかってしまったけれども付加価値的には横綱級であろう。ちなみに材料費&器代あわせて3000円也。すげーやすーい。しかし、根本的なところで間違っているのは「完全義理チョコ」であるのに入れすぎた力で手作りお菓子を作ってしまっている所だね。自分で言うのもなんだが「なぜにそこまで・・・」んっ?なんか肝心な所を忘れてる・・・げっ!かみさんの分がない・・・なんてこった・・・一人頭200円の輩たちの分は作ったのに。すまないかみさん。忘れていたわけぢゃぁないんだ。あぁ、なんということでしょう・・・肝心のかみさんの分を・・・あっ、でも今年かみさんからもらってないや。 合掌
2004.03.13
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華道家のカリヤザキショウゴという人がなんだかとてももてはやされている。正直、どんな人物なのかぜんぜん知らないので(どんな漢字を書くのかもわかりません・・・)こんなこといっては誠に失礼なのですが・・・なんだか大嫌いだ。まぁ、花屋なので興味を持たねばならない分野なんだけども、あの人はちょっとなぁ・・・ま、ワタクシはただの花屋で一生を終えたいので縁はないと思いますが・・・で、なんで嫌いなのかというとですね。テレビでドキュメントみたいなのをやるらしく、その番組のCMをやっていたのをちら見したわけなのですよ。情熱大陸かなにかだったかなぁ?まぁスポットで短いCMだったわけなのだけれど、その中のワンシーンでおそらく大作であろう大掛かりな花を生けている場面がでてきてそこでカリヤザキ氏が吠えているわけですよ・・・「こっちだって朝6時からこんな夜中までずっと作業してるんだよっ(怒)」と。ワタクシそれ見て思いましたね・・・「なに言ってやがるこのオカマ野郎!」と。これまた前後の背景とかまったくわからないまま(なんせCMであって本編でないからね)詳しく事情が理解されてないのにまたまた失礼なのだが、上記のように思ってしまったのですわ。おそらくその場面では1、自分の個展の花を生けていた2、誰かの依頼でどこかの会場に花を生けていた。のではあるまいかと思うのですね。ワタクシ的には。なのに上記の逆ギレ。あーもー逆ギレにもほどがあるさ。だってだって、1にせよ2にせよ自分が「よし!やりますよぉ!」ってことで企画やら依頼やらを引き受けたわけでしょう?何時になろうと飯を食わなかろうと、んなもん自分がやるって決めたことなのに誰に逆ギレしているのだと。ましてや華道家ってことで職業としてやっているのに。過去の自分自身の決定の積み重ねが現在の自分なのだということをこの人、こんな年になってもまーったく理解していないんだなぁと。創作にしても依頼花にしても華道家っていう職業にしてもすべて自分が納得して決定してきただろうに大人として社会人としてあるまじき逆ギレに対し、再び「なに言ってやがるこのオカマ野郎!」と再度思ったのでした・・・
2004.03.09
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先日、プーケットに行ってきた時の事。私、生まれて初めて「象」に乗ってきました。象はデカイね。全てが。タイには「象園」みたいな観光施設があってそこで観光の一環として(オプション観光ね)やってみたってわけ。どうせやるなら1時間コースってのにしようということで川を渡り、山の中に入っていくのにしてみました。ちょっとワクワク。その施設まではジープでいったんだけども施設近くになってくるといかにも「そこには象がいました」ってかんじに「象うんこ」がボトボト産み落とされている。なんだかもうその姿というか「モノ」はたくましいの一言で道路一面に「ドスコイ ドスコイ PS:今日も快腸です!」という手紙がばら撒かれているようで心強かった。なんかあそこまでデカく、たくましいと象の方も「あんまり大きいんで人に見せたいようなウレシハズカシ・・・」な気分だろう。そこのところドリトル先生に聞いてもらいたいもんだ。しかし、雨の日はどうするのだろう・・・と一抹の不安。でも、思ったほどというか全然臭くなかったのが不思議。不思議と言えばあの「犬」ね。おいらはどちらかと言うと「猫派」なんだけどもね・・・そんでなんで不思議かと言うと、犬ってものすごい嗅覚なのになんでマーキングの匂いをかげるんだろう?あなた鼻先で人のおしっこやらウンコやらの匂いかげますかっての。人が嗅いだって臭いのに、犬はさぞかし臭かろう。もう、その匂いに対しては長い犬の歴史の中でクリアされているのだろうな。きっと・・・で、象の事です。象はでかいね。とてつもなく。象さんといえばそう、「鼻」ですな。あの鼻で木の枝折ったり、バナナ食べたりするわけですが、あの鼻は匂いがかげるのだろうか?あの鼻から直結して水は飲めるのだろうか(←鼻ストロー)そして鼻くその行方は?などと興味と疑問はつきません・・・マンモスが先祖なんだよねぇ。もう絶滅してしまったけれど・・・そういえば高校の時にものすごく本を読む事が大好きになった時期があってもう毎日のように学校の図書室に通った事がありました。そこで見つけたのが題名は忘れてしまいましたが絶滅してしまった動物たちの図鑑で2冊くらいあったかな?これがもう一度見てみたい本ベストワンですな。見開きで絶滅した動物の絵と下の欄にはその動物のデータが載っていて、絶滅してしまった動物で有名な「ドードー」や「モア」や「リョウコウバト」などはもちろんのことですがこれまたびっくりな動物が大集合。「あれっ?普通のウサギじゃん」と思っていたら隣には背丈と同じくらいの木があって、体長を見てみると「3.5メートル」とかかいてあるわけ。ペンギンなんかも氷の上にぎっしりとペンギンが体を寄せ合って密集している絵が載っていて「昔こんな映像を「野生の王国」見た事あるよ・・・」と思っていたらこちらもびっくり。体長1.6メートル!おいおいこれじゃ南極の満員電車だってば。ってことでぜーったいに存在する本なので調べが付いたらまた報告しっまっす。嘘じゃないって。ほんとにあるんだって。いたんだって3メーター半のうさぎが!合掌
2004.03.04
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