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なんだかよくわからないA夫とのディナー後、私は彼におすすめの転職サイトのリンクをメールで送り、またそれに返信が来ていました。「リンクありがとう、久しぶりに会えて楽しかったよ」と・・・。そして数ヵ月後、彼の出身地で災害があったというニュースを見た私は、「実家大丈夫?」とメールをし、「大丈夫だよ、ありがとう」とA夫から返信が来ていました。彼との接触は結局それっきりになり、また没交渉になりました。 そして、また時が流れ・・・。A夫と渋谷でタイ料理を食べてから約1年が経過したころ。仕事中暇になった私は、Linked In(ビジネス系のSNS)で知っている人たちを検索していました。「あのころ、一緒に働いていた人は今何をしているのかな?」という好奇心からです。そういえば、A夫はあれから転職したのだろうか?と検索すると、どうやらまだ同じ会社にいるようでした。 そういえば、前にA夫の名前でググったとき、Linked In以外にもA夫が地元メディアのインタビューに答えている記事なんかがヒットしたな・・・。まだあの記事読めるんだろうか・・・。と、暇にまかせてグーグルで彼の名前を検索してみました。すると・・・・・。 「○○ちゃんの日記」というブログがヒットしました。「え???」とクリックしてみると、A夫の面影を持つ赤ん坊の愛情あふれるショット満載の育児ブログ・・・・。え????子供????A夫の????クラクラする目を一生懸命に凝らして、ブログのプロフィールを読んでみると、「A夫とB子の間に○○年○月○日に○○○○グラムで、元気に誕生した○○ちゃんのブログです」と書いてありました・・・・。 えー?えー??えええーーー????結婚してたの??そして子供も???つかいつ生まれたのよ?いつの子供よ?つか渋谷で会ったときは子供がいたのか?・・・と私は混乱の中で、プロフィールに書いてある子供の生年月日を逆算・・・子供は作ってから生まれるまでに10ヶ月かかるからー、えーっと・・・・。チーン!弾き出された真実は・・・・私と渋谷でタイ料理を食べた時点で、嫁のB子は妊娠5ヶ月・・・・(安定期ですか?)はあ???いったいどういうことコレ・・・。その時点で結婚してるかしてないか知らないけど、なんで嫁の存在と妊娠を私に隠していたワケ?!やましいから?つかウチら付き合ってたわけじゃねーし!!それに慶事を完全に秘密にするなんて、妙によそよそしいのがイラっとくる・・・。私が逆上、もしくは傷つくとでも思ったわけ・・・・??(ちなみに、奥さんのB子さんは私の全然知らない人でした) 粗熱を冷ました私は、落ち着いて考えてみました。渋谷で会ったとき、A夫は指輪をしていませんでした(まあ、はずしていた可能性もあるけど)。ということは結婚する前だったのだろうと思われます。もしかして、できちゃった結婚する前に私に会っておきたかったんだろうか・・・それで、「やっぱコイツより嫁が好きだわ・・・」と再確認しておきたかったとか?もしくは、嫁の妊娠中の浮気相手として候補に挙がっていたけれども、再会してみて私のことをそれほど魅力的に感じなかったため、ただの御飯に終わったのか?クー、どっちにしろ残念な私・・・。 しかも、ブログにアップされている写真を見る限り、嫁のB子さんと私にはまったく類似点がありません(まあ、がっつり自分とタイプが被っている女性を選ばれても、それはそれで微妙なんですが・・・)。ふーん、こういう女性を奥さんに選んだのねえ・・・(やや?上から目線で恐縮です)という感じでした。しかし子供は可愛いですよ。誕生から、順調に大きくなっているのが記録されていて、会ったこともないのに親戚のオバチャン気分で、「あらー、まあ、大きくなって~」という感じです・・・。この大事件(グーグル事件、と呼んでいます)のことを、私は友達に話しまくりました。「あんたに、浮気相手としての魅力がなかったのや・・・」とバッサリいく友人、「え~?!なにそれ~!!」とひたすら驚く友人、「もう絶対に奴と連絡は取るな!」と怒る友人・・・。その中で、前の会社時代からの友人エミリーたん(仮名。A夫とも社内で顔見知り)が、「そういえば、ちょっと前にA夫が結婚したって聞いたな~。できちゃった結婚だったのか」とポツリ。そうでしたか・・・。それにしてもグーグル先生は本当に色んなことを教えてくれる人である・・・(検索したのは、私ですが)。IT革命ってすごいね・・・とため息をつく私。しかし、A夫の事件はこれで終わったわけではなかったのでした・・・。(続く)
2009.11.30
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A夫から1.5年振りのメールを受信。しかしそのメールの内容は、「元気?しばらくだね。今どうしてるの?僕は相変わらず。またね」といった、超スーパーフェイシャルな内容でした。そして自分に超都合がいいように解釈する私。これは、一般的なセイHelloメールを投げて、こちらがどう出るのかを伺っているのか・・・? しかし、メールに返信しないというのも、これはこれで失礼な話だしー(ちょっと浮かれ気味)、ということで返信してみることにしました。「メールありがとう。元気だよ。今、○○区にある○○の会社で働いているよ。じゃまたね!」・・・これまたスーパーフェイシャルな内容に終始したメールです。私も相手の出方を伺っています。 そしてA夫から返信がやって来ました。「元気そうでよかった。今、出張中なんだけど週末には戻る予定なんだ。飲みに行く時間があれば、金曜とか、都合のいいとき教えて」・・・キター!引っかかった、引っかかったでえ!(ライカ漁師)・・・って、ジェロームがかわいそうだろ!でもこのときジェロームはまだ祖国にいて、なかなか日本に来るメドが立っておらず暇をもてあましていたのです、私・・・。それに、A夫から何かお誘いらしきことがあっても断れる自信が100パーセントあったので、金曜日に渋谷で会うことにしました。 ふたりで出かけるは、およそ3年振りくらいです。昔のようにHMVのR&Bコーナーで待ち合わせをし、そこらへんのタイ料理屋さんへ入りました。「全然変わってないね」とA夫。1.5年でそんなにババアになるわけないだろ!(転職で苦労はしましたが)と思いつつ、そうそう、彼はこういうちょっとした褒めがうまい人だったな・・・と懐かしく思う私。A夫も全然変わっていませんでした。 そのとき、どんなことを話したのかあまり覚えていませんが、今自分が働いている会社のことや、「そろそろ転職したい」とA夫が言っていたので、この転職屋がよかったとか、同じチームだった○○さんは今どうしているとか・・・そんな仕事まわりの話でした。私が彼氏とどうなっているのか、結婚するのかとか、逆にA夫はどんな恋愛ステータスなのかとか、そういう話は一切出なかったし、探るような質問もありませんでした。 タイ料理屋を出て(割り勘)、カフェに入って少し話し(ここはA夫がおごってくれました)、それじゃあ!と別れました。・・・あれ?なんか肩透かしをくらったような気分でしたが、まあ、何もなくてよかったような、ちょっと残念だったような。しかしA夫は相変わらず穏やかで優しい男でした。もしジェロームと出会っていなかったら、きっと私はA夫と付き合っていたんだろうな・・・。運命って不思議なもんだな・・・とセンチメンタルな瞳(そして、ちょっとイイ女気分)で、夜のスクランブル交差点を見つめる私・・・。そのときは、まさか後になってあんなことになるとは知る由もない夜だったのでした・・・。(続く)
2009.11.29
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以前、とても仲良くしていた男友達がいました(仮にA夫とします)。A夫とは職場で知り合い、一緒に出張へ行ったことをきっかけに親しく付き合うようになりました(男女の関係ではありません)。「僕たち、付き合ってるよね!」というコミットメントを取っていたわけではないのですが、よく二人で映画を見に行ってはご飯を食べたりというような感じで出かけていました。 A夫と仲良くなったきっかけは音楽で、私が「J-HIP-HOPを聴く」と言ったのが意外だったらしく、「これいいよ」とA夫おすすめのR&Bなんかを色々と教えてもらいました。アリシア・キーズ(Songs in A-minorのころ)やアシャンティ、メアリー・J・ブライジなんかを勧められ、よく聴くようになりました。また観たい映画のテイストも似ていて、「キル・ビル」や「ラブ・アクチュアリー」、「真珠の耳飾の少女」なんかを一緒に観に行っていました。 毎週のように出かけようと誘ってくるA夫の好意には、なんとなく気が付いてはいたものの、私は職場にいる別の人のことが好きで、しかも元彼(ジェローム)にも未練があるという中途半端な状態でした。A夫は非常に優しく大らかな人だったので、私は気兼ねなく遊びにいけて、孤独を癒してくれる彼に甘えていたのかもしれません。 A夫とは、映画や音楽の好みも似ていたから一緒にいて楽しかったし、なにより彼自身がすごく優しい人だったのです。職場の悩みや愚痴を延々と聞いてくれたあと、「aitanなら大丈夫でしょ」と一言はげましてくれたりして、暖かくて癒される、まるで温泉のようなメンズでした。きっとこういう人と結婚したら、幸せになれるんだろうな~と思ってはいましたが、他に好きな人がいたし、彼を恋愛の対象としては見られなかった部分もあったんですね。しかし、私にとって居心地のよい期間は長くは続きませんでした。A夫から「そろそろコミットメントを取って、カップルになりたい」的なことを言われましたが、「やっぱり元彼(ジェローム)のことがまだ忘れられないから無理だ、ごめん」と断ってしまいました。これを境にしてA夫とは次第に没交渉になっていきました。それからしばらくして私は元彼(ジェローム)と復縁し、A夫には彼女が出来たらしいと風の噂で聞きました。また職場で会っても、以前のように打ち解けて話し込むということはありませんでした。その後、私はその会社を辞めたので、A夫とは本当に音信不通になっていました。辞めるときに私の連絡先を渡したものの(よくある、「みんな今までありがとう!」という連絡先付きの退職メール)、もちろん連絡が来ることはなく、私も自分からA夫にコンタクトを取ることはありませんでした。それからまた時が流れ、私は次の会社を半年で辞め(ここの詳細については、カテゴリー「転職びんびん物語R」を参照していただけたら・・・と思います)、今の会社に入ったばかりのある日・・・。 メールボックスにA夫からのメールが届いていました!!一緒に働いていた会社を辞めてから約1年と半年振りのメールです。 ずっと連絡のなかった友達からのメールっていうと、「今度結婚します!」報告か、はたまた「旧交を暖め合おうよ!」という建前のネットワークビジネスOR新興宗教の勧誘かに決まっています。どうせだったら、勧誘の方がまだいいか?いやしかし上手に断るのも骨が折れるしな・・・。い、一体なんなんだろう・・・とドキドキしながら読んでみると 「元気?しばらくだね。今どうしてるの?僕は相変わらず。またね」 といった本当に他愛のないメールでした。でも、なんだろう、この探るような感じ・・・。私はメールの行間を読みに読みました。 「今どうしてるの?」->彼氏とはうまくいってるの?結婚したの?それともいまフリー?「僕は相変わらず」->僕は結婚もしてないし、今フリーなんだ・・・。 「これは、きっと、まだ私に未練があるに違いない・・・」と都合のいいように脳内処理をしました。そして吹き出る女性ホルモン・・・。ここ最近、ジェローム以外の男性から好意を寄せられることが全くなかったので、久々の異性からの接触(つかメールだけど)に体内から、色々と美容に良さそうな諸成分が分泌されているのを感じました。そしてその日の夜、A夫から薦められて聴くようになったR&Bの曲を久しぶりにPLAYしながら、思い出にどっっっぷりと浸ったのでした・・・。やっぱり音楽っていいよね!Love R&B!! (続く)
2009.11.28
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公式サイト:マイ・ブルーベリー・ナイツ この映画を観終わったあとのぶっちゃけ感想は、「結局、ノラ・ジョーンズはなんでこんな遠回りをしたのか??」ということ・・・。カフェオーナーのジュードといい感じで、このままイケる!(寝ているときキスまでされていたのに!)ということは、わかっていたことなのに、なぜに田舎なんぞでバイトをして遠回りをしているのだ・・・・。だって、世紀のイケメン、ジュード・ロウが好意を寄せているんですよ?!しかもキスっていっても、ただのチュッ!っていうキスじゃない。口の周りについているブルーベリーパイのパイかすを、綺麗にこそげ取って、そのまま食べちゃうようなキスなんですよ!こんなの、無条件の愛情を子に注ぐ母でないとできないレベルのキスですよ?!それにノラ・ジョーンズは歌っているときは、魅力的かもしれないけど、映画ではただの普通のお姉ちゃん。スクリーンでは全然ジュードとつりあい取れてないんです。しかもジュードのカフェオーナーなんて客との出会いは死ぬほどあるだろうし、ましてやジュード目当ての客も多いだろうに、この余裕!!のんきに文通なんかしてる場合じゃないですよ?映画初出演で朴訥としたヒロインのノラ・ジョーンズは、悪くはないんだろうけれども、やはりレイチェル・ワイズやナタリー・ポートマン(二人ともそりゃあ綺麗に撮れてます)と比べたら・・・。やっぱ映画女優ってすごいんだなって思いましたよ。演技力はもちろん、カメラに愛されているというか、華があるというか・・・。しかし、ノラ・ジョーンズをヒロインに大抜擢したのは誰なんだろうか。・・・ここで公式HPを見ると、監督のウォン・カーウァイだそうです。うーん、そうでしたか・・・。しかもベタ褒めしている・・・。しかしアップの数は圧倒的にほかの俳優の方が、ヒロインのノラより多かったように思えたぞ。ジュード・ロウは本当にいつ見てもカッコいい。あんまりカフェのオーナーには見えないけれども、髪をぐちゃぐちゃにして働いているところなんかはどこをどうしたって、セクシーなのです。今年のセクシエストマン・アライブのナンバーワンがジョニー・デップだろうと、関係ありません。(そういえば、ジュードはセクシエストマン・アライブに選ばれたことはないのだろうか?)そんなジュードが田舎に電話をかけまくり、ノラを探す・・・。途中でジュードのロシア人元カノも出てきたりするんだけど、あんまり美人じゃないんですよね。ロシア人って言ってたから、どんな美女が出てくるんだろうと思ったんだけど。顔よりも内面重視なのかしら。そして、ニューヨークに帰って来たノラをわざわざ外(極寒)の中で待つジュード・・・。最初のキスシーンの状況に戻り、クリームをつけたまま眠るノラにキスのハッピーエンド。あなたは、恋人や配偶者にこんな母性あふれるキスができますか?とウォン・カーウァイ監督に試されているような気がする不思議な映画でした。余談:ちょっと前に、ジュード・ロウの隠し子騒動がありましたね・・・。DNA検査の結果、ジュードの子供だったということがわかったわけですが、もう4人の子持ち!まあ美男子の遺伝子を残すことはいいと思うんですがね・・・。以前、ゴシップで読んだのですが「僕は慰謝料と養育費でお金が全然ないんだよ」というつぶやきをしたとか、しないとか。友人Iによる、「ジュード・ロウ、重労働」と言うくだらないダジャレが真実味を帯びてきて、ちょっと心配です。
2009.11.24
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今日は何を借りようか・・・とウロウロしていたら、シャルロット・ゲンズブールが少女時代に出演していた映画、メルシー・ラ・ヴィがあったので、ちょっとおフランス気分になれるかしら~と思って借りてみました。暗い海をバックにしたシャルロットが、鳥とドレス姿の女の子をスーパーのカートに入れて運んでいる写真もなんか芸術映画っぽい。シャルロットとドレス姿の女の子が知り合って、親しくなって一緒にひと夏を過ごし、夏が終わったころには、ほろ苦い思い出とともにちょっと大人になった私がいる・・・的映画。いいじゃないか、いいじゃないか~。またタイトルもいいですよね。「メルシー・ラ・ヴィ」。これが「サンキュー・ライフ」とかだったら、女の子二人のひと夏ものでも、妙に教育的な説教くさい話に終わりそうだし。「ありがとう、人生」だったら病に冒された老人が余生をどのように過ごすか・・・みたいな話になりそうだし。まさにフランス語マジックですな。そんなオリーブっぽい話を期待して観ていたら・・・なんじゃこりゃー!!現在から、急に映画の撮影になり、戦時下のフランスになり、また映画になり、ナチスドイツが出てきたり、シャルロットのお父さんが老人からミシェル・ブランに変わったり、ドゥファミリーの春夏カタログみたいな映画かと思ったら、かなり実験的な映画でびっくりでした。あー、この映画は失敗したなあ・・・とあきらめて途中で昼寝でした・・・。目覚めた後、残りを鑑賞しましたが、やはり私には難しすぎる映画でした。
2009.11.23
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ずっと観たかったジュノをやっとレンタルすることが出来ました~。ティーンネイジャーの女の子が予想外の妊娠・・・どこかで聞いたような話ですが、女の子が、さもありなん的なヤンキーでもなく、「え?どうしてこの子がそんな?!」的な優等生でもなく、B級ホラーと70年代ロックを偏愛するサブカル少女・・・というところが、なんかイイ・・・ですね。親に反抗しての不順異性交遊とかでもなく、同級生となりゆきでHしたら、ポッコリできちゃったんすよーっって言う。10代の妊娠に対して、いい意味でウェットなシリアスさがない。すごくカラッとしている、例えるならよく揚がった唐揚げのような映画です。冒頭の田舎の何でも屋みたいなドラックストアの店員(ビンス・ボーン?似てたけど自信なし)とジュノの掛け合いからしてテンポよくって笑える。妊娠テストの結果、赤いプラスが出てしまったヒロインは、ハンバーガー型の電話で親友に報告。「激ヤバじゃん!てかあんたアイツとデキてたの?マジ笑える~」って親友そこかよ?!みたいな。両親への告白も、父ちゃんが逆上してちゃぶ台を投げるわけではなし、母ちゃんが「娘が傷ものに」と泣き崩れるわけではなし。「産むと決めたのなら、いい病院を探さなくちゃね」と超現実的なんです。アメリカってみんなこうなの?!とカルチャーショックです。お父ちゃん役の人がハゲてて、ギョロ目で、いかにも頑固そうな親父・・・という感じなんですけどね。「このおっさんどっかで見たことある・・・」と思ったら、スパイダーマンに出てた鬼編集長でした。ジュノは、お金持ちで美男美女のカップルのもとへ養子縁組に出すことにします。オフホワイトでまとめられたハイソなインテリアのおうちに住むパーフェクトカップル。しかし、ジュノの家に比べるとちょっと寒々しいような印象を受けます。お金、家、仕事、完璧な配偶者、なんでも揃っているけど、たりないピースは子供だけ。どうしても子供が欲しい、母親になりたいと願う奥さんはジェニファー・ガーナーです。子供部屋をカスタードクリーム色に塗る奥さんと、お菓子色に塗るのはちょっと、という旦那さん。ここはこの後の伏線になっていますが、インテリアに関する違和感が家庭の違和感につながっていて、切ないんです。一方、「今はまだミジンコだけど、可愛く育ったら届けるんでよろしく!」というジュノのお腹はどんどん大きくなっていきます。子供まで作っているのに、同級生(お腹の子の父親)に素直に好きって言えなかったりするんですなあ・・・。そんなある日、美男美女カップルが離婚することを知りショックを受けるジュノ。家で「私の大人度を越える出来事があった」と話すジュノに、お父ちゃんがかける言葉に思わず涙がポロリ。ありのままのお前を、愛してくれる人が必ずいる・・・みたいな、ありがちと言えばありがちな励ましなんですが、ハゲでギョロ目の強面のお父ちゃんが言うとちょっと泣ける。そしてついに迎える出産のとき。病院で、元気な赤ちゃんを出産したジュノに、「今度は自分の子供のために、ここへ戻ってくるんだぞ」というお父ちゃん。またこのお父ちゃんに泣かされました。ジュノ・・・本当にいいお父さんとお母さんだねえ。あんた幸せものだよ!とまるで、ホッカイロを懐に抱いたような気分に。全然ウェットじゃないと言いましたが、ちょっぴり涙ぐみながら食べる唐揚げも塩味がきいていて、なかなかいいもんです。余談:ジュノ役のエレン・ペイジはドリュー・バリモア監督の映画に主演するそうです。ドリューとエレン・・・子役出身だし、出てる映画なかなか面白いしでなんか繋がる感じがします。ドリュー大好きなので、どんな映画になるか楽しみです。
2009.11.23
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ジェロームが借りてきたので、興味がなかったけど一応トム・クルーズ主演作だし、見てみるかあ・・・と消極的な態度で鑑賞でした。ナチス・ドイツ時代のヒトラー暗殺計画がテーマのサスペンス・・・ふーん・・・(やっぱりあまり興味なし)。つまらなかった・・・・。なんか・・・計画雑じゃね?そもそも世界中の全員の観客が、ヒトラー暗殺は失敗に終わることはわかっているので、どうなるのか?のサスペンス要素もなく、あまりハラハラしないし・・・。レコードでワルキューレがかかる演出も別に・・・てかダサくない?という感じでソファからずり落ちそうになり・・・。そもそも、ドイツの話なのに主要キャストがアメリカ人とイギリス人で英語しゃべってるし・・・(まあSAYURI状態なんですね)。まあハリウッド映画だからここはつっこんでも、どうしようもないんですけどね・・・。英国のおじさん俳優(ワタシは、ベック大佐役のテレンス・スタンプ萌え。軍服じゃなくて平服で作戦に参加することに意義を見出しているのがいい)は頑張っていたと思うけど、この中にリーダーとしてトム・クルーズがいるというのも、どうも浮いている気がする。トムもトムで、計画が雑だったとしても、なんとかしてヒトラー暗殺するぞ!頑張ってドイツ変えるぞ!オイお前らやるぞ!!というウザささえ感じさせるほどの意気込みがあるキャラクターにしたほうが、爆発->実はヒトラーかすり傷->バレて処刑・・・の対比がついて、よかったような気もしました。そういう意味では、家族や夫婦の描写をもっと掘り下げてもよかったのかも。しかし、主演はトム・クルーズである意味が全くないような・・・。トムとヨーロッパって合わないと思うんですよね。だってトップガンでしょ。7月4日に生まれてでしょ。やっぱユナイテッドステイツオブアメリカでしょ・・・。
2009.11.23
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ジューシーロックでアクセサリーを買いました。・Indulgemsの飴ちゃん色石ネックレス飴ちゃんみたいな色石のネックレスは、夏のバーゲンでゲット。Indulgemsというアメリカのブランドで、ローズクオーツ、シトリン、グリーンアメジストの石が・・・キラキラしていて・・・なんて可愛いの・・・・。と、バーゲン価格(@2,3000円)でもちょっぴりお高かったんですが、思い切って買いました。ちょうどインドに行く前で、宝石はジャイプールで買うし・・・と思っていたんですが、こういう爽やかな色石を使ったものは見なかったので、やっぱり買ってよかったです。春夏っぽいので、来年ガンガン着けたいです。ワタシの光る胸元を見て!(チェーンはそこまで長くないので、乳間ネックレスは出来ないんですが) ・ジューシーロックオリジナルのネックレスエスニック風のゴールド飾りがついたネックレスはジューシーロックのオリジナルで@8,000円でした。ジューシーロックのオリジナルは、インポートのデザイナーブランドのエッセンスにインスパイアー感じのデザインで、安い、でもちゃんと10Kのコーティングが施されているので、普段使いにはいい感じのものが多い・・・と思います。エッセンスにインスパイアーとは、コレも含みをもたせた書き方ですが、「えっ、これバイ○ーのピアス?」みたいな、そこで販売されているブランドのものとそっくりさんなアクセサリーもたくさん見つかります。でも、一度見るとやめられない止まらない・・・。お手ごろな色石アクセが可愛い!
2009.11.15
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最近買ったものをまとめてみました。完全なる買い物の備忘録です。右上から・ブラックファーの帽子(Delphine Quirin@IENAにて購入)ベルギーのインポートブランドのキャスケット風帽子です。バッキンガム宮殿の兵隊さんの帽子を小さくした感じ。ショートなので、これを被ったら髪の毛が見えません・・・。 ・レースのワンピース(@ローリーズファーム)ロマンチックなレースのワンピースは5000円台で買えました。色違いで黒もあったけど、ピュアな白で勝負!!しかし本当にローリーさんは安いなあ・・・。 ・ノーカラーツイードジャケット(@Spick and Span Frame work)ずっと欲しかったノーカラーツイードジャケットを今年ゲット。トリミングや胸ポケットがついてたりする、なんちゃってシャネル風もかわいいけど、まずはシンプルなタイプを一着。やはりミックスでボロっぽいデニムやショートパンツなどのやんちゃ系ボトムと合わせると、バランスよさそう。 ・シルクのブラウス(@IENA)よく見えないけど、黒いラインが入ったチュニック風ブラウスです。最近、モノトーンが好き・・・「今年の流行色は、モノトーン」と田村正和がCMで言っていたのは何年前でしょうか・・・。・フェードラ帽(Corti@IENA)こちらはイタリアのインポートブランド。黒いつばのついた帽子は着まわしきくし、重宝します。・ボーダーワンピース(@IENA)この中で今一番ヘビロテしているのがこちら。ボーダーのセーターがそのまま伸びたようなデザインと、大きなポッケがかわいいんです。ウールなので暖かい。・茶色い帽子(@H&M)昭和のサラリーマンみたいな帽子はH&M(オープンしたばかりの渋谷店。広い!)で。4500円くらいでした。私はショートなので、意外性はあまりないけど、ロングの女の子が被っていたら可愛いかも!・赤いブラウス(@H&M)こちらも4000円くらいでした。しかし、H&MにしろZARAにしろEU圏のトップは、胸のざっくり具合が深すぎやしませんか?深めは好きだけど、私にはちょっと深すぎでした。重ね着向き?・UGGのシープスキンブーツはい、私もウググブーツことUGGのブーツデビューです。3万円くらいの品を楽天で19800円にてゲットいたしました。納品までに1ヶ月待たされたのは、最近厳しいという噂の成田税関で引っかかっていたかららしいです・・・まあ無事に届いてよかった。サイドにボタンが付いていて、折り返してもはけちゃうのです。そして中はモッコモコ!!超あったかい・・・。来年はベージュ買おうかな・・・。横の子鹿物語については、こちらの日記を
2009.11.14
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久しぶりにユニって来ました。その日は気温がグン!と下がった休日の午後・・・。ユニクロには老若男女、お客さんがいっぱい。みなさん、何を買っているの?と手元を見ると、ヒートテックでした。去年は大人気で、売り切れて買えない人も続出したという、あのヒートテック。今年はドカーンと生産して、宣伝にもお金をかけているようです。スパモ勢ぞろい!ココ、サーシャ、セシリア・ロペス、リリーD、タオちゃん、エリン・ワッソン、カーリー・クロス・・・豪華! リリーDがポーズを決めていると、ユニクロもバーバリーのよう・・・。スキニーデニムを探していたら、ヒートテック素材を生地に織り込んだスキニーを発見!それにグレー色のテーパードデニム、あったかお部屋靴下、柄タイツ(友人Aゆみんおすすめ)を買いました。休日のパンツ2本まとめ買い割引で、合計9600円!安い・・・。 これ全部で9600円! ヒートテックスキニーはさすがに暖かく出来ていて、まるで下にストッキングをはいているかのようでした。冬の旅行なんかにいいんじゃないでしょうか・・・。
2009.11.10
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ペイズリー柄が可愛い・・・キャスの枕カバーが欲しい~!!ある日、発作的にキャスの枕カバーが欲するようになった私・・・。今はロンドンで買ってきたキャスの小花模様の枕カバーがあるんですが、問題はこれを洗濯しているときの替えのカバー。替えとしてMUJIのシンプルなやつがあるのですが、もうキャスの花柄じゃないと快眠できない!!と思い込んだ私は、代官山のキャス・キッドソンまで行って来ました。 残暑のため汗を拭きつつ(9月中旬でした)、久しぶりの代官山詣で。学生のころはたま~に来ていたけど、今はさっぱりです。ジャン・ポール・ゴルチェはもうなくなっていたんですね・・・。今はソニア・リキエルになっていました。キャスの2階建ての小さなおうちのようなショップは、休日のせいか大混雑していました。1階はポーチや小物類、2階は布とインテリアファブリック・・・枕カバーは2階だろうと思って行ってみるも、ファブリック自体の品数が少なく閑散とした印象。ローズがバーンと入った柄が欲しかったのですが、シーツしかありませんでした・・・。残念・・・。 あーあ・・・としょげて、本国のサイトを見るも、こちらも品切れのよう・・・。ああ、欲しい欲しい欲しい・・・手に入らないとますます欲しくなるのが人間のサガ。仕方なくメールマガジンに登録し、フリーで届けてくれるカタログを注文しました。そして、日本で出ているキャス本も初めて買ってみました。大きなバッグが付いていて、これはなるほど得した気分。街でもたまに使っている人を見かけますね。 数週間がたったある日、キャスから秋冬新柄とか、新しい在庫がいっぱい入ったよ!というメールが来ました。そして・・・念願の枕カバーはじめインテリアファブリックと友人から頼まれたあひるのポーチなどを注文。色々買って、日本円で20,000円くらいになってしまいました・・・。そして送料50ポンド(@7,500円)・・・そして関税が1600円かかり、実家へキャスの荷物が届きました。 キター!はるばるイギリスからいらっしゃ~い。 ロンドンのキャスに行ったときも、ここぞとばかりに買いまくり、妹に「買いすぎて引く」と言われましたが、今回も買ったものを写真を撮ってみました。あ~、でも本当に安らぐ・・・キャスの癒しパワー・・・。 今回やってきたキャスご一行様。秋冬の新柄、りんごの椅子用クッションを4つも買ってしまいました。ダイニングテーブルまだないのに・・・。でも、ダイニングテーブル買ったら、テーブルクロスもキャスにするのが夢・・・そしたらきっと料理するかな~・・・。そのときは、ティータオルやカトラリーなんかもキャスで揃えちゃったりして・・・(妄想) 今回、一番買ってよかったのは、このベット下収納袋です。毛布やシーツ、布団カバーなんかを入れて押入れへ・・・今まで100円ショップの収納袋を使っていましたが、キャスへ昇格。押入れを開けるたびに可愛いです。2個注文したけど、すぐれものなのでもっと頼めばよかった・・・。 かさばるタオルケットやシーツ、布団カバーなんかを可愛く収納! キャスのバッグは可愛すぎてあまり興味ないんですけど、インテリアファブリックの可愛さは本当にヤバイです・・・。家中の布インテリア製品と寝具はキャス以外のものは欲しくない・・・くらいの勢いです。はぁぁ・・・。 今まで買いためたカバーの一部。一番のお気に入りはピンクのペイズリーです。今度のクリスマス時期にプラハへ行くときに、またロンドン経由でわざわざ1泊してキャスに行こうと思っていたのです。送料と関税が痛かったですが、キャスのインテリア系は楽天でも取り扱いが少ないんですよね~。あったとしても、法外なお値段がついてるし・・・。本国からの通販の方が直接買い付けより、まだちょっと節約できるからまあよかったかな?キャス・キッドソン@ロンドンでのお買い物はこちら余談:本国のサイトで知りましたが、なんとカーテンもオーダーできるそうですよ・・・♪もしも~私が~家を~建てたな~ら~・・・ぜひ取り付けたいです・・・(ここからまた妄想 goes on and on・・・)
2009.11.09
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トム・クルーズが来日したら必ずご飯を食べに来ると言う、セレブなステーキハウス ハマ・・・。非セレブのaitantanmenも、たま~~~にランチしに行きます。ランチは結構リーズナブルなんですよ。こちらはハマ六本木店。心が折れそうなとき、折れてしまったとき、肉欲(そっちの方ではなく、単に肉をかっ食らいたいという欲望)に溺れたいとき・・・美味しいお肉を食べると胃袋から元気になれるような気がします。この日は、よく友人Iのリクエストで六本木店に行って来ました。ロバート・ダウニー・Jr.ファンで「こんな映画も観てないのによくブログやってんな」と、無理やりおすすめ映画をねじ込んでくる友人I・・・。そんな友人Iがなんと今度マレーシアに赴任することに!週に1回は会ってランチをしていたのに、しばらく会えなくなるなんて・・・私はいったい誰とセレブゴシップ話をすればいいの?!時を同じくして、ジェロームもチェコへ一時帰国・・・深まってくる晩秋の寒さが身にしみます。(「ジェロームは、いるとうっとおしいけど、いないと寂しいよな」とは父の言葉)そんなしょげた心をなぐさめてくれるのは、日本にいる友人たちと・・・美味しいものです!ハマの店内はカウンター形式になっていて、目の前の鉄板でシェフの方が調理してくれます。ランチ限定のハンバーグステーキ(1500円)はすでに売り切れだったので、国産牛サーロインステーキ150グラムのランチセット(2100円)をオーダー。本当は200グラムでもバッチコーィ!でぺロリなんですが、その夜は別の友達とご飯の予定だったので、その分お腹をあけておくことに・・・。 「とろろ」がかかったサラダ、さりげないけど美味しい。 和牛サーロイン150グラムの定食。ご飯はお代わり自由です。うちら向き!シズル感を出すため、サーロインちゃんに寄ってみました。じゅるり・・・。シェフの鮮やかな手つきでほうれん草と霜降りのサーロインがソテーされていきます・・・じゅるり・・・。刻みタマネギが入ったおしょうゆベースのソースをつけて、いただきます!!う・・・う・・・うま・・・い・・・やわ・・・ら・・・か・・・い・・・やっぱ和牛は違うわねえ~、アウトバックの肉(オージービーフ)とは違うわ!と、もぐもぐ・・・とあっと言う間にぺロリでした。「これから来日したときのランチはハマで」とトム・クルーズばりにリクエストっする友人I。しかし海外に友人がいるということは、遊びに行けるということですね。さっそく「わがまま歩き マレーシア」を購入し、妄想にふける私なのでした・・・。余談:ランチの後はコーヒーorティーが付いてきます。
2009.11.08
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Incredible !ndiaはインド政府観光局のスローガン。ガイドさんの名刺にも印刷されていたなあ・・・ 随分前になってしまいましたが、9月下旬に代々木公園で開催されていたインドフェスに友人の浦鉄さん、ジェロームと共に行って来ました。旅行以来、インド熱冷めやらぬ私はインドで買ったパシュミナを巻き、額にはビンディーを光らせて参上!・・・しかし、会場には自前のサリーやパンジャビスーツを着こなした女子(お店の人じゃなくて、お客さん)がたくさんいました。私なんか、私なんかまだまだにわかインド好き・・・とヒザを付いたのでした。会場はカレー屋さん、インド服、雑貨の出展がいっぱい!インド人の方もいっぱいで、まるでインドを再訪しているかのよう・・・。物販以外にも、パンフを置いてあるだけのやる気のないエア・インディアのカウンターやマッサージ・リラクゼーションのお店、そして占い(手相ではなかったようですが・・・もちろんスルー)なんかもありました。 中央ステージではインド舞踊や音楽の演奏が ここのカレーやさんに並んでみました。私たちが行ったのはちょうど昼時で、どこの食べ物屋台も大混雑!自由に使えるテーブルと椅子も一応おいてはありますが、かなりの混雑ぐあいで、空きを見つけるのも至難の業。なんとかグットタイミングで隅のテーブルをゲットし、ベジタブルカレーとチキン、マンゴージュースを頂きました。今度からフェスの時はレジャーシートを持ってくるといいかも~。食欲を満たしたあとは・・・もちろん物欲です。チャイを飲みながら、エスニック雑貨のお店を物色・・・。インド旅行のときは、ツーリスト向けの高級お土産屋さんにばかり連れて行かれ、お手ごろな雑貨を全然見られなかったんです。 キラキラバングルがいっぱい~♪ こういうのが欲しかった! ずっと買いたかったバングルをゲット!6連で、1セット500円でした。縁起の良さそうな白いゾウさんの飾りは1000円(ちと高いが)。窓辺にぶら下げてエキゾチック気分を楽しんでいます。 インドフェスの戦利品たち 真ん中にあるのは、皮製のランプシェード2000円。すかし模様が入っていて、光が美しくもれる仕様・・・。うちのランプは無印のものなんですが、頑固なまでにシンプルな白いシェード。ずっとカスタマイズ用の可愛いランプシェードを探していたのです。でも、電球を入れる部分のサイズが合うかどうか・・・とちゅうちょしている私に、「世界中同じサイズだから大丈夫」と店員のインド人のおじさん。おじさんの言葉に押され、こういう雑貨との出会いは一期一会だし・・・と購入しました。家に帰って、ルンルン気分(死語)でシェードをチェンジし、電球を差込みスイッチオン!・・・明かりつかない。電球の差込口が狭すぎて、ジョイントしなければいけない部分に電球の下の部分が届いていません・・・・あーあ・・・とまたヒザを付く私。しかし、ジェロームが「ノコギリで余分なプラスチックの部分を切れば大丈夫」とDIYなことを言っていたので、ちょっとチャレンジしてみようと思います・・・。余談:代々木公園ではタイフェスやベトナムフェスなんかも開かれているんですよね(今年はもう終わっちゃったけど)。こういう外国フェスはちょっとした海外旅行気分が味わえるし、これから積極的に出かけてみようと思いました。 帰りに渋谷のお祭りに遭遇!子供ガン泣き
2009.11.05
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※うっすらネタバレしてますので、未見の方はお気をつけ下さい。公式サイト:ラースと、その彼女この前「空気人形」を観たので、人形つながりで「ラースと、その彼女」もチェックしてみました。こちらの人形は人間になったりしませんが・・・。周囲の人の人形カップルに対するリアクションのあり得なさ度はかなり高めです。主人公は27歳独身彼女なしの内気なラース(ライアン・ゴスリング)。自分のことを気にかけてくれる女の子がいないわけじゃないんだけど、繊細な性格ゆえに、殻に閉じこもってしまい他人とうまくコミュニケーションが取れない青年です。またこのちょっかいを出してくる女の子役の女優の不細工加減が絶妙・・・。どこにでもいそうなちょっとおブスで地味な女の子なんですよね。隣の家に住む兄夫婦もそんなラースのことを心配しています。兄嫁はエミリー・モーティマーで、はじめラースと彼女が血縁関係にあると思っていたんですが、ガスという兄とラースが兄弟なんですね。顔全然似てないどころか、ちょっと人種の系統が違う気がしますが。兄嫁は一生懸命、ラースのことを食事に誘ったりしますが内にこもったラースはなかなか来てくれない・・・という関係です。そんなある日、珍しくラースから「彼女が来ているんで紹介したい」と言ってきます。インターネットで出会った、ハンディキャップのある外国人なんだけど・・・ということを言いますが、「そんなの全然かまわないわよ!ぜひ連れていらっしゃい!」と兄嫁。場面が切り替わって、ラースの隣に座っている彼女、ビアンカは・・・空気人形でした。すごいオチ、笑っちゃったけど当事者にしてみたら笑える状況ではありませんね・・・。しかし兄嫁は本当に動じないというか、偉いんです。「病気になっちまった!いかれちまった!」と動転する兄をいさめ、空気人形にもちゃんと話しかけたりして。こういう状況ではたぶんそうするのが一番いいんでしょうね。ビアンカはブラジルとデンマークのハーフという設定です。黒髪ロングでぷっくり唇のアンジェリーナ・ジョリー似。到着したばかりのころは、ボンテージっぽいボデコンを来ていますが、これは無料で付いてきたディフォルト衣装なんでしょう。話せない(もちろん・・・人形だから)ビアンカの顔に耳を近づけて彼女の言葉を代弁するラース・・・。「空気人形」でも板尾さんかなりキてるな~と思ってたけど、やっぱり人形相手に普通に話していたりするのはやっぱりものすごい違和感がありますね。ああ、これからが大変だぞ~と思いきや、街の女医さんやご近所さんはビアンカに対して思ったよりもずっとずっと普通の対応。まあ、街の人は遠巻きに「なにあれ、キモ~い・・・」とひそひそ言ってるシーンもちょっとあるんですが、ビアンカ、ウェルカム!という暖かい歓迎もあったりで・・・。こんなにも世の中の人は人形を恋人にしている男に優しいものでしょうか?私だったら、普通に「こ、こんにちは、ビアンカ」と言うことは出来ても、絶対顔がどん引きを隠せない張り付いたような笑顔になってしまうと思うのですが、みんなすごく優しい。この兄弟が生まれたときから住んでいる地元だから、というのもあるかもしれませんが・・・にしてもみんな優しすぎ。ラースに気がありそうだった女の子はさぞやショックだろう・・・なにせ人形に負けてしまったのだから・・・と思っていたのですが、驚いていたのは最初だけで、彼女もビアンカと友達になっていましたねえ。しかしラースよ、泣いている同僚ガールをユーモアで慰めるスキルを持っているのになぜ空気人形なんかに走るのだ・・・。しかし、次第にラースの中で何か変化が生じて行き、ビアンカを必要としなくなるときがやってきます。そして営まれるビアンカのお葬式・・・街の人、本当に親切だよ。こんな茶番に付き合ってあげて・・・と私はあきれてしまいますが。でもまあ、ラースのためにもケジメとしてやっておかなければならない儀式なんでしょうね。そして最後にちょっと成長するラース。本当に兄嫁はじめ、周囲の人の温かいサポートのおかげですよ。誰一人友達がいない都会でファミレス店員をやっている板尾さんは、永遠に空気人形から卒業できないでしょう・・・。となぜか板尾さんと比較を禁じえない私なのでした。
2009.11.03
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公式サイト:やわらかい手 しまった、この映画は随分前に観たのに記録するのを忘れていました・・・。この映画のDVDの予告編のナレーションは渡辺えり子さんで、なんだかぴったりの人選!日本版が作られるならきっとえり子さんがヒロインになるのでしょう・・・(余談ですが、えり子さんがトミー・リー・ジョーンズと共演しているBOSSのCMは最高でしたね。「ちょっとアンタ! 」とか怒鳴られていて、ジョーンズが尻にひかれている感が満載で・・・)そして本編前の予告編は、やはり「あの胸にもう一度」でした~。いや~時の流れは残酷だのう・・・。あの小悪魔セクシーだったマリアンヌ・フェイスフルが、おばあちゃん役で・・・感慨無量というか、光陰矢のごとしというか・・・。でも、おばあちゃん役のマリアンヌ・フェイスフルもすごく素敵なんですよ。重病の孫の手術代のために、がんばる祖母の深い愛情溢れる作品です。ずっと主婦だったヒロイン、マギーは孫の手術代のために仕事を探すんですが、もちろん年だしキャリアもないしでハローワーク的なところへ行っても、仕事がないわけです。街でふと目に付いた求人広告。「接客係 高給」・・・ハッキリ言ってかなり怪しい。しかしマギーはその張り紙の店へ思い切って行ってみることにします。そこはストリップ劇場と風俗施設を兼ねたお店でした。そこでマギーに与えられた仕事は・・・(詳しくはHPを見てください)この設定、かなりドキツく、マギーも「無理・・・」と引いてしまうんですが、デビューを乗り越えて、単なる労働としてこなしてしまえば、割と普通の仕事に見えてくるから不思議です。さながら果物の収穫作業?!あれよあれよと売れっ子イリーナ・パーム(源氏名)になっていくマギー。オーナーのミキがこのシステム?は東京の風俗店にヒントを得たというという台詞がありましたね。日本ってこういうアンダーグラウンドなサービスがいかにも整っていそうな気がします・・・。職業に貴賎はない・・・というのは綺麗な建前だと思っていたけど、愛する孫のためにひたすら自分の技術を生かして真面目に働いているマギーの姿は本当に美しいです。労働は尊い。息子夫婦や地元の友達に仕事の内容がバレちゃったときも、堂々としていて軸がぶれないのは自分のしていることが正しいことだと自信があったからじゃないでしょうかね。東欧系のオーナー(ミキ・マノイロビッチ)とのラブストーリーも、なんか渋くていいんですよね~。このオーナーのおっさんは、必要なことしかしゃべらないんだけど、静かにものを語っているような黒い瞳が印象的なんです。ラストで勢いあまってマギーにキスしていたのもなんか可愛かったです。
2009.11.02
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