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2週末連続でラデュレに行って来ちゃいました。かなり贅沢しちゃったな・・・・と反省。1回目は、銀座のカルティエに用事があったもので、その帰りに・・・オホホ。父からもらった古い時計をメンテナンスしに行ってきました。見積もりをしてもらったところ、メンテ代がオーバー5万円・・・金額を聞いた瞬間フリーズドライになりましたが、数年前から父に譲ってくれ~お願い~~と、しつこくねだっていた時計、愛用しないと怒られる・・・と思い、身銭を切って泣く泣くメンテをお願いすることに。でもまあ、新品みたいになって戻ってくることを考えるとちょっとウキウキです・・・。 その帰りに同行してくれたあみーごちゃんとラデュレでお茶。週末の午後でしたが、10分ほどで席につくことが出来ました。案内された席は、窓際の二人席。銀座を行き交う人々をマリー・アントワネット気分で眺めつつ優雅にお茶・・・。やっぱりこの空間は癒されるぅ・・・とホクホク顔の私たち。 ローズのルリジューズとお茶を頂きました(名前失念・・・渋めのお茶でした)。そして今週は、大阪から出張でやって来た友人umekoちゃんとラデュレに行って来ました。去年、umekoちゃんと会ったときにラデュレへ連れて行こうと思っていたのですが、そのときは時間がなくて行けなかったのです・・・。また同じくらい待って、同じ窓際の席に案内されました。迷った末、思い切ってアフタヌーンティーのセット(2名で7000円)を頼むことにしました。フレッシュジュース、暖かい飲み物、マカロン(1人2個)、サンドイッチ(1人2個)、ケーキ(1人1個、もちろん現品サイズ!)のお得なセットです!しかもマカロンとケーキはメニューから自由に選べます。 こんな風にしてやって来ます。私たち、お姫様?と思わず錯覚・・・。 ケーキは、サントノレ・ローズ・フランボワーズにしました。うほっ! サンドイッチはハム、チーズ、ツナからの選択。パンは普通だったけど、具はフランス産のしっかりとしたお味でした。ただ残念だったのが窓際で太陽が当たったせいか、マカロンとケーキのクリームがゆるくなってしまいました(後で店員さんに日よけを下ろしてもらいましたが、窓際で食べる場合はすぐに下ろしてもらったほうがいいですね)。あと、ケーキの隣にクッキーが2枚づつ付いていたのに感激!しかし、お腹がいっぱいになってしまい、クッキーは紙ナプキンに包んで持って帰りました・・・。 その日は実家に泊まったので、夜カバンからクッキーを取り出して「明日の朝た~べよっと♪」とテーブルの上に置き、就寝・・・。朝起きると、クッキーがどこにもありません。「誰か食べた?」と思いきや、母親に捨てられていました・・・。 「しっけていたし、バラバラになっていたので、捨てたわよ。紙ナプキンにくるんだまま捨てたから、食べたければ取れば?」と衝撃の発言。しかし一旦ゴミ箱に入ったものを食べる気にもなれず、やめました・・・。しっけてもラデュレのクッキーだったのに・・・。母親にはその価値がまったくわかっていないようです・・・。 余談:友人umekoによると、大阪でも限定でラデュレのマカロンを売っているらしいです。ひょっとすると大阪にも出店するのかもしれませんね。
2010.01.31
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ご無沙汰しております。しかし、1月前半の寒さったらなかったですね・・・。外も激寒だし、家の中も暖房きくまで激寒だし、風邪は引くしで、前半は会社に行く以外まったくお出かけせず、で家に引きこもってDVDばかり観ていました。まあ風邪といってもインフルエンザではなく、ちょっとノドの調子が悪かっただけなんですが・・・。おいしいサムゲタンを食べたりして凌いでいました。そんなダウナーな気分で、おしゃれを楽しむ余裕もなく、洋服はひたすら防寒と快適さを優先させていたわけです・・・。特に秋冬初めに買ったUGGの黒いショート丈のブーツが大大大活躍。暖かい、軽い、歩きやすい・・・・。どうしてあんなに流行っているのかがよーく理解できました。もう真冬はUGG履いたら、他の靴は履けませんね・・・。 黒いUGGが、少し不憫になるくらいヘビロテだったので、もう1足投入しようかな・・・・と、今度はロング丈のベージュのUGGを買ってみることにしました。ちょっと端を折り返して白いモコモコを見せる履き方も可愛いと思ったので・・・。やっぱりロング丈は暖かさが違う!ひざ下までバッチリ包み込まれ、まるで、大勢の羊さんから一斉に「メエメエメエ・・・」と押しくらまんじゅうされているかのような暖かさ・・・。極寒の日以外はちょっと暑いくらいです。 ベージュだと、全身黒の日とかにアクセントとして使ったりすると可愛いですよね。ただ、脚が太く見えそうなので、中にフラットブーツ用のシークレット底を入れて調節しています。完全にぺったんこよりも、3~4センチのかかとがある方が歩きやすいように思えます。しかし、やっぱり一番使えるのは黒かも・・・と思うので、来年は黒のロングを買ってみようかと考え中です・・・。 SPURの名作アイテム図鑑でも紹介されています
2010.01.31
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※原作がある映画なのでネタバレ前提です。 ♪その手~で その手~で 私を~汚して~ 何度~も 何度~も 私を壊して~♪ (平井堅「エレジー」)今回観たのは「エレジー」です。平井堅の歌が主題歌になった映画「愛の流刑地」的なイメージを持った邦題なのかな?と思ったら原題もElegyでした。ベン・キングスレーとペネロペ・クルス、実力派スターが演じる年の差愛の物語です。 大学教授で何冊も著書を出しているデビッド(ベン・キングスレー)は教え子のコンスエラ(ペネロペ・クルス)と親密な関係になるが、彼女は重病に侵されていたのだった・・・という、ざっくり言えばそんなお話です。男と女、年代によって観た印象がまるで違う映画だと思います。 老境の大学教授だけど、性的にactiveなデビッド、演じているベン・キングスレーはイギリスとインドのハーフなんですね。年をとるにしたがってインド人ぽくなってきているような気がします。そう見ると絶倫イメージも納得が行くような・・・。この映画は「氷の微笑」や「キリング・ミー・ソフトリー」みたいなエロティック映画ではないので、ベッドシーンはそこまでないんですけどね。結構綺麗目な演出でさらっとしてました。 そしてデビッドが年甲斐もなく?メロメロになる女子学生がペネロペです。ペネロペ、髪型がブルネットのセミロングやや長め、前髪ぱっつんのコンサバ清楚スタイルなのですが、ものすごく違和感があるというか・・・髪型はお硬いけど、夜はすごいんだろ、ぐへへ・・・(Inspired by浦鉄さん)という第一印象でした・・・。逆にエロいってこういうこと?学期終わりのホームパーティーでアプローチをかけ、芝居に誘い、観劇のあとは家飲み、ワインを片手にピアノを弾いたり、画集をめくったりしたあとベッドイン。あ~なんか書いてて恥ずかしくなってきた。人の恋愛の始まりをつぶさにWatchするのは、こうもお尻がムズムズするものなのか・・・。まるで女友達から先週末の報告を受けているかのようです。 この映画はデビッド寄り目線なので、デビッドがコンスエラといないときのシーンも多いのですが、デビッドの親友の詩人がデニス・ホッパーなんですよ。二人でジムに行ったりサウナに行ったり、行きつけのカフェでお茶したりしながら恋愛話をするんですが、えー父親世代のメンズもこんな話するんだ?!って新鮮でした。まるで、SATCのよう・・・。まあ、老いてなお盛んなシニアメンズだからなのでしょうが・・・。 自分に自信が持てなくなったデビッドは、コンスエラが若い男と浮気をするのではないかと妄想して、彼女が遊びに行ってるクラブに理由をつけて顔を出したりしてしまいます。当然、私のことが信用できないのかと怒るコンスエラ。あー、切ない・・・。おじいさんが自分の子供より若い世代の娘に本気で怒られているのは、なんか見てはいけないものを見てしまったようで、いたたまれません。でもまあ、そこまで夢中になれる恋を見つけられたのは幸せなことだと思うのですがね・・・。 そして彼女の家である卒業パーティーに招待されるも、バレバレの嘘をついてブッチするデビッド・・・。なんとなく行きにくいのはわからないでもないが、彼女が懇願していた約束をこんなチープなトリックで逃れようとは・・・。不倫カップルではないのだから、もっと堂々としていればいいのに・・・何をいまさら年の差とか体裁とか気にしているんでしょうか?そしてこの件が決定打になりコンスエラは離れていきます。 ここから、再会までの時間がどのくらいかかったかは映画を観て推し量ることは出来ないのですが、親友の詩人が急逝したり、実の息子が不倫の相談にやって来たりなどのエピソードがあります。特に身近だった親友の急逝は、デビッドに死を意識させる出来事として描かれています。そしてデビッドのもとに髪を短く切ったコンスエラが訪ねて来ます。乳がんの手術をすることになった彼女は、デビッドが褒めてくれた自分の胸がなくなる前に写真を撮ってほしいと頼むのですが、この願いもなんとも切ないです。 お話としては、陳腐になりかねないストーリーですが、これは俳優が上手くないと絶対にダメな映画ですね~。すべてのシーンが陳腐になりかねないリスクはあるものの、不思議と格調高い文芸感があり、そこが良かったと思います。原作は小説だからかな?とも思ったんですが、小説原作映画でもダメになったやつは多いと思うので、これはイザベル・コイシェ監督の力量なんでしょうかね?「死ぬまでにしたい10のこと」はいまいちな感想だったんですが・・・。この映画は主人公と同じアラ還男性が観たら、色々感じる映画なのではないかな~と思いました。
2010.01.23
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先日は父の還暦バースデーを祝うため、家族でイタリアンレストランのナプレに行って来ました。こんなこと書くと、こじゃれたファミリーみたいに聞こえますが、うちは全然そんなファミリーじゃないんです・・・。そもそも、家族そろっての外食自体が非常に珍しいし・・・。何年ぶりだろう?ということで、イタリア好きの父(今更LEONを購読・・・)のために頑張って人気店ナプレのディナーを予約しました。ナプレ、ランチは何度か行ったことがあるのですが、夜は初めてです。全伊ピザ選手権で優勝した職人さんが作る石釜焼きのナポリピザは確かに美味しい。ピザ好きのジェロームを連れて夜行ったときは、予約のお客さんで満席状態でした。平日の夜でも予約で満席!どんだけ人気なの?予約の電話も大変に繋がりにくく、ちょっと心が折れそうになりましたが、なんとか予約完了(1ヶ月前から受け付けているそうです)。当日・・・なんか家族で久々にお出かけ、恥ずかしいなあ~・・・と思いつつもナプレへ。奥のテーブルに案内され、まずはワインで乾杯。あ~こんなシャレオツなレストランで乾杯ですか!恥ずかしさでおしりのあたりがムズムズする・・・。Cコースのディナー(前菜、パスタ、魚OR肉料理、デザート、コーヒーOR紅茶)と私がおすすめのチチニエッリ(しらすのピザ)を頼むことにしました。前菜の酢漬けのお野菜が美味しかった。チチニエッリ大好き!ハムやサラミ系より軽くていくらでも食べられます。トマトとバジルのパスタ、野菜のパスタ。あとはニョッキとムール貝のパスタを頼みました。メインの魚料理は海老にしてみました。この時点でかなりお腹いっぱい!失望したデザート。どことなく盛り付けも適当感が・・・。うーん、ピザはいつも通り美味しかったけど・・・あとは、ぶっちゃけ「普通のイタ飯じゃね?」という感じでした。パスタはものすごくあっさりしていて、日本人好みという印象。私はオリーブオイルに浸ったようなパスタが好きなので、この点はかなり物足りなかったですね・・・。パスタはすぱじろうの方が美味しいと思います(コラ!)。反対に魚料理は、味付けが濃すぎるような印象・・・父のカジキマグロのステーキももらって食べたけど・・・トマトソースがケチャップみたいな感じだったし、別に感動はありませんでしたねえ・・・。お料理の中では前菜が一番美味しかったかなあ・・・それもどうかと思うけど。一番落胆したのはデザートです。チョコレートのケーキ、自家製じゃなくて業務用のデカイケーキ切っただけじゃない?って感じでした。最後まで気を抜くな!と言いたいですね。デザート良ければすべて良しになり得るんだから・・・。売りのピザが美味しい分、他の料理との落差が目立った印象でした。他の料理もピザレベルまで頑張って欲しいですね。量はイタリアレベルで盛りだくさん、お腹いっぱいになりました。って偉そうに上から目線で書いてしまいましたが、父は楽しんでいたようなので、まあ良しとするか!ちなみに、ギターを持った歌手のおじさんがやってきて、リクエストに答えてくれます。カンツォーネを歌ってくれるとのことで、父は「帰れソレントへ」をリクエストしていました。「娘さん?美人だね~」とお世辞を忘れないのはさすがイタリア人。しかし実感ゼロ(苦笑)
2010.01.19
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今年初のお買い物報告です!新年から風邪を引いてしまったので街に出かけず、もっぱらネットのバーゲンでポチポチと買っています・・・。今回はセレクトショップマナマナにてたくさん買ってしまいました。右から・ラメボーダーのワンピース(dictonary)秋の新作のとき、可愛いな~と思っていましたが、そのときは買えず・・・。冬のバーゲンで再会して買うことにしました!dictionaryはELLEやSPURにも取り上げられている、最近注目の東京ブランドなんだそうです。ベーシックな中にひとひねりあって、可愛いと思います。生地は結構薄めだったので、レイヤードスタイルか、もっと暖かくなってから1枚で着る感じですかね。・Vネックニット(dictionary)こちらのdictionaryです。普通のVネックニットにスパンコールとチュールのスカートみたいな飾りが縫い付けてあります。こういう重ね着風ニットを探していました!ニットもしっとりしてて、チクチクしないし合格です。ユニクロのヒートテックスキニーに合わせて楽チン普段着コーデ完成。・ドルマリンスリーブのワンピース(Juliana Jabour)大好きなドルマリンスリーブですが、実際に着て腕を広げるとテントのようなシルエットです。こういうブカっとしたのが本当に好き・・・・。裾もセンターが短くなっていてちょっとオシャレ。ベルトを締めて、茶色いロングブーツと合わせる予定です。こちらも生地は薄めなので、もうちょっと暖かくなってからかなあ・・・。ちなみにブラジルのブランドだそうです。・フリル袖のチュニック(drosofila)こちらのブラジルのブランド。地味色ばかり着ていたので、こういう柄が着たい~!と購入。drosofilaの今期のテーマは遊牧民の女性ということで、このボヘミア~ン♪テイストにやられました。てろんとした布地で着心地もいいです。今後、Juliana Jabourやdrosofilaなどのブラジルブランドは要チェックだな・・・と思いました。・バレエシューズ(repetto)ゴールドのレペットは持っていたんですが、サイズを間違えて買ってしまったので、あまり履かないまま靴箱のこやしに・・・友達に譲りました。やはり37でちょうどいい・・・(日本だと23.5です)。レペットは春夏秋に裸足でガンガン履くので、出番はまだまだなんですよね。レペットじゃなくてムートンブーツを買えばよかった・・・とプチ後悔。今は楽チンで暖かいUGGばかり履いています。 ピンクの薄紙につつまれたバレエシューズは女の子の夢・・・。
2010.01.17
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公式サイト:東南角部屋二階の女 ※うっすらネタバレしておりますので、未見の方はお気をつけください。最近洋画ばかり観ていたから久々に西島さんに会いたくなり、新作(でもないけど)を借りてきました。ボロアパートに集まったダメな男女三人のお話です。西島秀俊さん演じる野上は祖父と同居しており、すでに亡くなった父親の借金を肩代わりしつつ、サラリーマン生活を送っている青年。しかし、家を出たくて家付き娘とお見合いをする・・・というダメ男。しかも会社は退職予定。西島さんとお見合いをするのはフリーのフードコーディネーター涼子(竹花梓)。駆け出しなので貧乏だし、実家の親は帰ってきて結婚しろとうるさいし・・・ってことでお見合いをするダメ女。つか、お見合いサービスで西島さんが当たるって!?どんだけラッキーなの?!(まあダメ男っていう設定ですけど)と思わずいきり立つ私・・・(笑)。三人目のダメンバーは、野上の会社の後輩、三崎(加瀬亮)。会社を辞めるという野上の話を聞いて「それもアリっすね」となんとなく辞めてしまうダメ男。「~っすよ」という話し方の後輩キャラだけど、加瀬亮さんって74年生まれなんですね。すごい若く見える!お金がなくて今のマンションの更新ができない涼子と、彼女に追い出された三崎は野上のおじいちゃんのボロアパートに越してくることになります。このアパートが・・・本当にボロい!築40年くらいでしょうか。地震が来たら倒壊しそう。昭和な感じが好きな人は好きかもしれませんが・・・。このダメなドリカム状態の青春話か?東南角部屋二階の女ってのは涼子で、野上と三崎で涼子を取り合うのか?と思いきや、メインは野上のおじいちゃん(高橋昌也)とおじいちゃんの彼女、藤子さん(香川京子)のラブストーリーでした!いや~~~、泣いちゃいましたよ・・・。おじいちゃんってのが、台詞ひとつもなくて、でも表情にものすごく引き付けられるものがあって、「ハッ!」とする顔がすごくいいんですよ。そのおじいちゃんの世話をしに来ている小料理屋の女将、藤子さん(香川京子)。香川さんの美しさと言ったら・・・。窓の外を見つめている横顔や、和室に正座しているたたずまいなんかから、品のよさが漂っていて「綺麗な人だなあ~」と感心してしまいました。(Wikipediaによると、旧華族のご出身だとか・・・)ボロアパートの「開かずの間」になっている201号室。ある日台風で雨戸が飛んでしまい、窓から中へ入ることになったダメ男女三人。そこは昔、藤子さんが住んでいた部屋で、嫁入り箪笥や着物が大切に保管されているのを見つけます。箪笥は戦争で亡くなった藤子さんの許婚から贈られたもので、その許婚がおじいちゃんの弟だったのです。昔は兄が戦死すると、兄のお嫁さんが弟と結婚するなんてことがあったようですね。大切にしまってあった着物にはラブレターらしき手紙も添えてあったし、色々事情があったんだろうな・・・とそこは藤子さんの悲恋を匂わせる開かずの間でした。台風が去り、何かを決意した藤子さんは201号室の鍵を開けます。そこには三人が干した着物が掛けられていました。「ああ・・・」と思わず声を上げる藤子さん。ここで私の涙の防波堤が決壊・・・。着物はてっきり、戦死したおじいちゃんの弟から買ってもらったものかと思いきや、「これね、友さん(おじいちゃん)に買ってもらった着物なのよ・・・」と野上に告げる藤子さん。暖かい日が差し込む東南角部屋の二階で、白い着物を羽織り、庭にいるおじいちゃんに微笑む藤子さん。着物を見て、何かを思い出したかのように驚いて二階を見上げるおじいちゃん・・・・。そう、東南角部屋二階の女とは藤子さんのことだったんですね・・・おじいちゃんと藤子さんには、そんな歴史があったのですね・・・。少女のように微笑む藤子さんの清らかな美しさに心を打たれ、防波堤は全壊です・・・。このとき二階にいるのが藤子さんと涼子で、庭にいるのがおじいちゃんと野上だったので、この二人もおじいちゃんと藤子さんみたいになるのかな・・・という予感も感じさせる場面でした。しかし、人って清らかで美しいものを見たときにも涙が出るもんなんですねえ・・・。三人のダメ男女も最後でちょっとだけ成長して終わるんですが、最後も清々しさを感じさせる終わり方でいいんですよね。まるで希望でいっぱい、不安もちょっぴりあるけど頑張ろう!という新学期のようなエンディングでした。願いが叶う穴に手紙を入れたのは誰なんだろう?しかし本当に素敵な映画でした。監督さんはこれが初監督作品で、まだ27歳の女性なんだそうです。すごいな~。余談:西島さんの最新作は「サヨナライツカ」・・・・。原作:辻仁成、主演:中山美穂、監督:「私の頭の中の消しゴム」の監督・・・いや~な予感がするのは私だけですか???西島さんはミポリンの相手役、エリート駐在サラリーマンだそうで・・・・てか、キャスティングした人!西島さんの良さを全!然!わかってない。西島さんの真骨頂は、定職についていないダメ男設定でこそ発揮されるんですよ!!この映画だってそうだし、「純情きらり」とか「さよならみどりちゃん」みたいなさ~。
2010.01.16
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公式サイト:アフター・ウェディング ※うっすらとネタバレしておりますので、未見の方はお気をつけください。 以前観たデンマーク映画「しあわせな孤独」の監督(スザンネ・ビア)と主演(マッツ・ミケルセン)コンビによる新作なのでチェックしてみました。「しあわせな孤独」で、「うおお~!!なんて話だ!」と心を揺さぶられたのを覚えていたので、期待して観たわりには普通の映画だった・・・という印象ですね。 鳥顔のナイスミドル、マッツ・ミケルセンが演じるジェイコブはインドで孤児院を運営していて、予算をもらうため故国へ一時帰国することになり、お金持ちの企業家に会いに行きます。この企業家のおっさんが太っててブルドックみたいな顔をしてて、いかにも金満家!というオヤジ。慈善事業にもほとんど関心ナシなんですが、なりゆきでジェイコブのことを娘の結婚式に誘います。 しぶしぶ出席するジェイコブ。式で再会したのは・・・昔の恋人でした。彼女は花嫁の母として会場にいたわけです。式の途中で、お互いの横顔を認め「ハッ!!」となる二人。これは面白くなりますぞ~!さあどうなる??と観ていると、花嫁のスピーチ中に衝撃の告白が。実は、金満家のオヤジは実の父親ではないことが告白されるのです。「血はつながっていないけど、最高のパパよ!愛してるわ」・・・もしかして、自分の娘なのかもしれない・・・とその場を立ち去るジェイコブ。 その後、娘の出生の秘密がバレるかバレないかのハラハラがあるんだろう・・・と思っていたら、あっさりバレた(というかバラした)。日本やアメリカだったら、このへんをもうちょっとじらすストーリー展開で、「実はお前のお父さんは・・・」的なエピソードになりがちだと思うんですが、北欧はそこらへんドライなんでしょうかね? その後、ブルドック顔の父さんは実は不治の病で、自分亡き後はジェイコブに家族を支えてほしい・・・的展開があり、結局ジェイコブはインドに帰らないことになります。インドには自分を父親のように慕ってくれている孤児の男の子がいるのですが、やはり実の娘のことなどを考えると・・・難しいですよね。それに孤児院の予算を出す条件は、ジェイコブがデンマークに住み続けること。後ろ髪をひかれる思いでジェイコブは決断をします。 結局、結婚式や会食でしあわせなパーフェクトファミリーに見えていても、家族って色々あるんですよ~っていう映画なんでしょうか・・・。突っ込みどころとしては、新郎のツメが甘すぎるところ。自分の会社の重役の娘をもらって新婚ホヤホヤなのに浮気をしているんですが、どうしてホテルじゃなくて自宅で浮気をするのか?!(いや別に浮気や不倫を奨励しているわけではないですよ!) 不貞行為と言えば、以前に書いた「本当にあったコンナ話」のせいで、私のブログに表示される広告が「上手に離婚する方法」や、「不倫の清算と慰謝料請求」や「責任ある大人のSNS」(要は出会い系)みたいのばっかりになってしまいました・・・。ああ、アタシのおしゃれブログが・・・!!もっと「プラハの格安航空券」とか「海外セレブ愛用ブランド」とかあるんじゃない?!・・・ってこんなこと書くとまた文章解析されて、それ系の広告が配信されてしまう・・・。本当に困ったものです・・・。
2010.01.13
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マイケル・ケインと重労働ことジュード・ロウ、2大ブリテッシュ俳優競演のサスペンスです。70年代に作られた映画のリメイクで、そのときはジュード・ロウの役がマイケル・ケインだったんだそうです。そういえば「アルフィー」もオリジナルはマイケル・ケインで、ジュード・ロウリメイクでしたね。この二人、シンクロする部分があるんでしょうね~。 舞台はマイケル・ケインのお屋敷で、登場人物はこの二人だけです。マイケル・ケインは有名なミステリー作家。ジュード・ロウは駆け出しの俳優で、マイケル・ケインの奥さんの浮気相手・・・という設定です。奥さんをめぐって、二人が戦うわけなんですが、決闘とかそんな泥臭いものではなく、サスペンスなので騙し合いの高度な頭脳戦が展開されます。 一応ネタバレになるかもしれないから詳しくは書きませんが、サスペンスとして「えーっ、そうだったの?」とか「やられたー!!」という興奮はなかったですね。最後どうなってしまうのか?というドキドキ感もなかったし。ただひたすらモダンで冷たすぎる印象の都会派インテリアの豪邸で、名優二人の演技合戦を堪能させていただく・・・という趣旨の映画なのかな~と思いました。 しかし、騙し合いの演技合戦は迫力でした。大人の余裕をかますマイケル・ケインに、血気盛んなジュード・ロウという感じで、どちらかというと引きの演技のケインに対して、自身の天才ぷりを惜しげもなく出しきった感のあるジュード・・・。性格の悪い美男を演じさせたら天下一品ですね。途中、ジュードのあまりの色っぽさに「すわ、これから男色突入か?! 」という展開もあったりで、そういう意味では、ドキドキさせてもらいました(笑)。しかし、タイトルのスルースってどういう意味なんでしょう?探偵とは?探偵は出てこないんですが・・・。とここで辞書を引くと、Sleuthっていう単語自体が探偵という意味でした。邦題は英語に訳をつけたものだったんですね。相手の出方を読む的なところが探偵っぽいからなのかな? 余談:探偵で思い出しましたが、マイケル・ケインはホームズのパロディ映画「迷探偵シャーロック・ホームズ最後の冒険」でホームズ役をやっていました。ワトソンはベン・キングスレー。すごくくだらない(もちろんいい意味で)映画だったけど、豪華なキャスティングだったのですね・・・。映画ではホームズはただの俳優で、実際のブレインはワトソンだったという設定でした。
2010.01.12
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公式サイト:潜水服は蝶の夢を見る 私が借りるDVDに、この映画の予告編がよく入っていたので、「どんな映画なんだろう?」と借りてみました。ELLE編集長で、かわいい子供に恵まれていた男性が、突然の脳溢血に襲われ、ロックトインシンドローム(視覚、聴覚、意識はあるが、体が自由に動かせず話すことができない状態)状態の中で、自伝を書き上げていくお話です。動かせるのは片目のまぶただけ。まぶたの瞬きだけでアルファベットを指定して、単語を作り文章を綴っていく感動のストーリーなんですが、病気ものにありがちなウエットさはまったくありません。自由に動くことの出来ない重い潜水服を着てはいるけれども、想像力は蝶のように軽く、どこへでも飛んでいける・・・という主人公のイマジネーションが美しい映像になっていて、さらっとしたおしゃれ感覚で見ることができます。主人公のジャンさんによる場面の描写が、軽妙洒脱なのはさすがELLE編集長?といった感じなのです。ただ悲しいのは、子供の頬をなでたりできないことだ・・・というモノローグや、年老いた父親が涙ながらに電話をかけてくるシーンなんかは、とても切なく、なんともやり切れない。ジャンさんは本が出版されたすぐ後に亡くなったということですが、人間は死ぬまでに何か、やらなければならないことをやり遂げなければいけないんだろうなあ・・・。自分の死ぬまでに何かやらなければならないことって、いったい何なのだろう・・・と考えさせれれる映画でした。
2010.01.11
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ナタポー&スカヨハ競演の歴史物です。特に観たいDVDもなく、ブラブラとTSUTAYAを歩いていたら、目に付いたので借りてみました。重厚なイギリス歴史ものかあ~。ちょっと眠くなりそう・・・と思っていたのですが、結構面白かった・・・。観る前に想像していた教養っぽい重た~い歴史ものではなく、イギリス版「大奥」・・・だったんですね。ブルネットとブロンド、個性の違う美人姉妹が王を巡りドロドロした骨肉の争いを展開していく・・・寝取り寝取られ、まさにブーリン家の「姉妹」! (オヤジですみません・・・)「うわ~ナタポーえげつな!」という、とてもとても面白い映画でした!姉のアン(ナタリー・ポートマン)が、権力が好きな女性でのし上がっていくタイプ。妹のメアリー(スカーレット・ヨハンソン)は美しいけど、おとなしいタイプ・・・という事前情報ですが、「これって配役が逆じゃね?」と私も最初思いました。しかし、ルックスに限って言えばアンはブルネットのガリガリタイプ、メアリーはブロンドの豊満タイプで史実の通りなんだそうです。しかし私も姉なので、女として妹に出し抜かれる(しかも妹は別に意図してやってない)場面は「このやろ~!!」って思いましたよ。「見てろよ、絶対に見返してやる!」と復讐を誓う姉・・・姉の方が、いつまでも過去を根に持つタイプなんですよ、わかります!彼女が手練手管で王を落としていくさまは溜飲が下がりました。「え?そんな・・・お姉さまひどいわ!」とビックリ顔のスカヨハ(この映画ではビックリ顔のスカヨハが要所要所で見られます)。普段は出し抜く側の役が多い印象があるだけに、なんだか新鮮。しかしスカヨハはウイスキー飲みすぎっぽいハスキーボイスなので、もうちょっとかわいい声を出した方がよかったような。時代設定のせいか、「お姉さまに従います」とあっさり服従する妹。メアリーはアンと違って権力には固執しないタイプの女性だったんですね。そしてとどまるところを知らないアンの権力欲はイギリスを左右する歴史的大事件に!ヘンリー8世が離婚するため当時絶対的な権力を持っていたカソリックを離脱し、英国国教会を設立・・・これ世界史で習った習った!!これでしたか~と高校時代を懐かしく思い出しました。そして、アンが生んだ女の子が後のエリザベス1世(違う映画だけど、ケイト・ブランシェットですね)に・・・いや~歴史だなあ~。受験生の人はこの辺の映画を観て置けば中世イギリス、バッチリなんじゃないでしょうか。面白くてためになる映画だと思いました。余談:この映画の予告編、ナレーションは江守徹さんでしたね。よくシェイクピアの演劇とかやってるようなので、それつながりなんでしょうか。江守さんによる「愛は、分けられない」というコピーがかっこよかったです。
2010.01.11
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「ブリジット・ジョーンズの日記」から即次回作を鑑賞(シネフィル・イマジカで放映中なのです)。この映画はたしか、飛行機の中で見たんだけど、眠りながらだったのでまだら鑑賞・・・。通しで見たらまあまあ面白かったけれども、やはり1作目の方が負け犬の心理描写的には細やかだったかな~。今回は海外ロケもあってスケールは大きくなってるんだけど、ちょっと大味な感じは否めません。 めでたくマークと恋人同士になったブリジット。しかし、ハイソな弁護士のマークか所属している世界と自分のつりあいが取れていないのではないかと思い、苦しみます。ブリジットだってTVリポーターという花形職業なんだから、気負いすることないと思うんだけど、さすがにドイツの正確な場所を知らないのはちょっと・・・とビックリ。同じヨーロッパなのに!きっとチェコの場所も知らないのでしょう・・・(笑)。 一番笑ったのは、スキー旅行(スイス?)に来たブリジットが、妊娠したかも?とスキーを履いたまま薬局にズザザザザーッと滑り込むシーン。「えーっと、えーっと、キンダーが、私のおなかに・・・」といんちきなドイツ語を交えて妊娠検査薬を買うシーンがおかしすぎる!それでもわかってもらえなくて、「だから・・・男の子と女の子が重なってー、キンダーが出来る・・・」てか、スキー場の薬局の人なら英語くらい話せるだろ!!その前のスキーの試合に混じるあたりから悪のりしすぎです。 結局、妊娠はしていなかったブリジット。しかし、子育て感がマークと全然違うことが露見してしまい気まずい雰囲気になってしまいます。マーク、付き合う前は萌え~だったのに、付き合い始めると結構頑固なとこあるなーこの人・・・って感じです。なんか考えてることがよくわかんないっていうか、やっぱりエリートっぽいので気兼ねなく話せない感じもあり・・・前作ほどの魅力は感じずでした・・・。見せ場もあまりなかったからしょうがないのかな~。残念! タイに出張したブリジットは、またプレイボーイ、ヒューヒューとの腐れ縁が切れそうにありません。しかしよく考えたら二人とも出版社からTVリポーターに転職できるなんてすごいですね・・・。親友シャザー(口の悪いジャーナリスト)がはまったタイジゴロからの贈り物にコカインが入っていたせいで、つかまってしまうブリジット。ちょっと前にブロークダウンパレスっていう映画もありましたが、こんなこともあるんですね~。気をつけよっと。 タイの刑務所に拘留されることになったブリジットですが、マークの尽力のお陰で(このことは後から知ることになる)イギリスに帰れることに。1作目であったマークとヒューヒューによるお約束のファイトシーンもあります。ってか、マークは弁護士なのにこんな喧嘩して大丈夫なのか?そして、親友たちからマークのお陰で帰国できたことを知るブリジット。急いで会いに行く(服をとっかえひっかえした後)シーンにかかるのはビヨンセの「Crazy in Love」。ベタ~。でも好き。 そしてハッピーエンドですが、マーク本当にこんな変わったブリジットでいいの?もう続編の大詰めな時間帯だからしょうがないのかな。大団円に向けて映画がガーッと向かっていきます。そしてエンドにかかる曲はシャーデーの「Your love is King」・・・ベタ~。でも好き。私だったら「Kiss of life」がいいな~。ということで、2作続けてブリジットを観てみました。ネットのニュースで前見たのですが、3作目も予定されている?そうで、ブリジットが子作りに奮闘する話らしいです。どうなるんでしょうか?
2010.01.11
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2010年の初映画鑑賞は、ブリジットで幕開けです!ブリジットは32歳独身、奇しくも私と同じ!しかし、こんな負け犬映画を新年一発目で観てしまったら、モテない1年になったりしないだろうか・・・(こんなこと心配してると、まるでモテてるみたいですが、モテた1年など今までに1回もないです。テヘ!)と思わずにいられなくなりましたが、心配御無用、ブリジットはモッテモテなんです!!まったくタイプの違う男二人から取り合われる・・・そして何もしなくても「そのままの、ありのままの君が好きだ」と言われる(その相手とは第一印象最悪だった)・・・こりゃー、ふた昔前の少女マンガに恋愛感を刷り込まされてしまった人には身もだえする状況ですよ。公開時に観たんですが、観なおしてもやっぱり面白いですね~。ヒューヒュー(グラント)若~っ!シワがない!なんて発見もあったりで。あとブリジットの両親がかなりいい味だしてますよね。特にお母さん(ジェマ・ジョーンズ)。妄想結婚式のときの媚びたような表情と、暴走車中にいるときの引きつった表情が最高でした。にしても、マーク・ダーシー萌え~なんですよ。最初は全然かっこよくなくて、面白みのない男なんですが話が展開するにつれて、不思議とだんだんよく見えてくる・・・。ぶっちゃけマークはいったいどの時点でブリジットのことが好きになったのか全然わからないんですが、ディナーパーティー(ブリジットが既婚者からディスられる)の帰り際の告白シーン「そのままの君が好きだ」なんて最高ですよ。これぞシングルトンの夢って感じ。きっとマークは変わった女が好きなんでしょうなあ・・・。また、コリン・ファースの演技がいいんです。お堅い男なんだけど、瞳からブリジットのことが好きなのがジワ、ジワワ~ンと染み出ていて(笑)。マークがブリジットの家に来て(意外と積極的)、一緒に料理を作るシーンなんかイイ感じなんですよ~。ハーブをしばっていた紐(雑誌を捨てるときに縛るような裂ける青いひも)の色がスープに溶け出しても、「青い色の食べ物は少ない」なんてイギリスっぽい皮肉ギャグかましたりして・・・。マークいいじゃん、ブリジット、決めちゃいなよ~って、友達か私は(笑)。その後のヒューヒュー演じるプレイボーイとマークの決闘シーンもかなり受けるんです。ゲイの友達が、「おい喧嘩だぞ!みんな来い!」ってレストランに顔出すシーンなんか何度観ても笑えるなあ~。そしてマークへの誤解が解けて、ひと悶着あってのハッピーエンド・・・。「もう車にはスペースがないから!」って言う友達たちの思いやりもいいですよね。しかし、キャミとパンツにカーディガンを羽織っただけで爆走してきたブリジットをコートで優しく包むマークにまた萌え~。どうやら、変てこな振る舞いにドン引きしたりしない、かつそんな部分も全然アリだよっていう男の人が私のツボみたいです・・・。ブリジットの心情にあった音楽がかかるのもいいんですよ。ちょっとアリーっぽいんですけど、ベタな選曲がまたいいの。そういえば、私サントラ持ってましたわ・・・。原作本も読んだし(しかもがんばって原書)、どんだけブリジット好きなの?!って感じですね・・・。痛いかしら?ちなみに次の映画レビューは「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうな私の12ヶ月」です!
2010.01.05
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公式サイト:スペル※ライトなネタバレが含まれておりますので、未見の方はお気をつけください。クリスマスの夜にプラハで観た映画は、「PSアイラブユー」でも「きみがぼくを見つけた日」でもなく、ホラー映画の「スペル」!!映画評論家の町山智弘さんによるポッドキャストで褒められていたので、一定のクオリティーは保障済みなのです!いや~、あの伏線があのラストに繋がるとは・・・。単純な仕掛けなのに、まんまと騙されて、えー?!うわわわわ!!うそー!?!、と私も呪いババアの罠にどっぷりとはまってしまいました。思えばヒロインが彼氏のために古いコインをプレゼントする何気ないシーン(わりと最初の方)から、このギミックは始まっていたんですよ・・・。いやー、でもまんまと引っかかったおかげで最後まで楽しめました。町山さんのポッドキャストで聞いた呪いババアの、おどろおどろしくってねちっこ~い描写の方がインパクトがあり、実際映画でそのおばあさんを見たとき、「あ~、このババアね!町山さんが言っていたのは・・・確かにその通りだわ」という感じでした。ババアの死体から大量のゲル状物体が出てくるところは笑えましたね~。あんなに死体ひからびててカラッカラなのに、なんでこんなゲル状の水分が中に詰まってるの?!って・・・。そしてそのゲル状のぶよぶよを顔にかぶりまくるヒロイン。怖いんだけど笑っちゃう・・・これがサム・ライミ節なんですね!初体験でした。ヒロインの彼氏役で「そんな彼なら捨てちゃえば?」のバー店長ジャスティン・ロングと再会しましたが・・・。精神科の医者で実家は金持ちの彼氏で、格差恋愛という設定。「彼捨て」(なんか姥捨て山みたい)で、恋愛の駆け引きにたけた男という設定でしたが、なんでお前が、その顔で?!と魚の小骨がノドにささったかのような違和感をずっと感じていました。今回も高嶺の花的なメンズという設定なのがどうも腑に落ちません。どこかのブログで「海亀顔」とか「KANに似ている」と書かれていましたが、まさにその通り。しかも顔が長い。苗字もロング・・・。プライベートでは我らがドリュー・バリモアの彼氏らしいですが、こんなロングなやつと落ち着いてほしくないですなあ・・・(余計なお世話)。
2010.01.05
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ついにプラハにもプラダが! 一応、クリスマス休暇を過ごすという名目でプラハに来たのですが、イブまではクリスマスショッピングに追われる(プレゼントは1人につき1個ではなく、メイン1個プラス、サブ2~3個という感じ!)->クリスマス本番(親戚家族と食べて飲んで、ごろごろ・・・日本のお正月のような感じです)はいつも通り。去年とまったく一緒です。去年のクリスマス記事↓ 2008年プラハのクリスマス(お外編) 2008年プラハのクリスマス(お家編) 今回はクリスマス以外にも大きな目的が・・・。それは、プラハのプラダでお買い物をする!というメインイベントです。あれは去年の誕生日。新宿で「空気人形」を観る前に、伊勢丹でも軽~く流そうかな・・・とうろうろしていたときのことです。プラダコーナーで、とあるかわいい白バッグちゃんに一目惚れ。持たせてもらったところ、革のバッグなのにとっても軽い!(バッグの重量は本当に重要です。買ってもあまりの重さのためタンスの肥やしになっているバッグもあります・・・)そしてハンドとショルダーの2Way!いいな~。でも、買える値段じゃないだろうな・・・。私は「誕生日プレゼントの候補として考えておきます」と、なんだか金持ちそうなセリフと店員さんに言い、立ち去ろうとしたところ、店員さんはご丁寧にもショップカードに型番と値段を書いてくれました。お値段、194,250円・・・・。はああ~、思わずため息。 楽天で調べたところ、色違いのバッグが13万円くらいでありました。でも、どうしても白がいい。黒や茶じゃダメなんだ!!と、リサーチを調べるうちに、プラダの公式ページでも通販をやっていることを知りました。しかし、日本には通販を行っていませんでした。同じ型がUKのサイトにあり、お値段約14万・・・何?この違いは?!こうなったらヨーロッパで買うしかないじゃない!と思ったわけです。プラハにプラダ、あったっけ・・・と調べると、Parizska通り(一流ブランドが軒を連ねる通り)に出来ていました。去年はなかったので新しくオープンしたのでしょう。わくわく! プラハに着いた翌日、車を飛ばさせてやってきました、プラハのプラダ。1階はバッグと靴で2階はメンズとレディースになっています。ぐるっと見て回ったけど、お目当てのバッグちゃんは見当たりませんでした。ないかな~・・・と期待せずに、店員さんに伊勢丹でもらったカードを見せて調べてもらうことに。それを待っている間・・・奥に置かれた棚に、ひっそりと佇むバッグちゃんを発見!!しかも店員さんによるとラス1! お値段はやはりUK並みの@14万円。中をみせてもらったり、鏡に向かってポーズを決めてみたりしましたが、もう買うことはすでに心の中で決まっています。「I wil take it」とキャリーのように言ってみました。もちろん免税で!すると、@2万円のキャッシュバック・・・実質のお値段は@12万円!!免税ってすごいわ・・・と感激です(遅い?)。 念願かなってお嫁に来てくれたプラダちゃん。幸せにします。 色々なブランドショップがあるParizska通りですが、1年経って新しいお店もオープンしていました。ここでちょいと去年からのアップデートを・・・。 うちの母親の憧れブランド、ボッテガ・べネタ。 独立した路面店ではないけど、これらのブランドを取り扱っているショップもありました。ハイファッションとは程遠い(失礼)プラハにおいてこのセレクションはかなり通好み?クロエ、イブ・サンローラン、ディオール・オム、リック・オーエンス、ジバンシイ、アレキサンダー・マックイーン、ランバン、バレンシアガ、ヴァネッサ・ブリューノ、ディプティック(キャンドル)、クリード(香水)、等・・・(あとの2つは知りません、ごめんなさい) 別のショップではこんなセレクションも。 トッズ、ジミー・チュウ、フェンディ、バレンティノ・・・。ますますおしゃれになっていくプラハなのでした。
2010.01.03
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幻想的なプラハの夜。プラハには直行便が・・・・ありません。噂ではJALが直行便を就航する予定があったようですが、立ち消えになったようです。週に1回でもいいから飛ばしてくれないかなあ・・・(まあJALは今とっても大変そうだから、それどころではないでしょうが)。ちなみに、ソウルからは大韓航空の直行便があるそうです。「プラハの恋人」効果? ということで、4~5万の安いチケット(しかも英国航空)が売られていた夏の時点で「まだいいや~」と思っていたら、あっという間に時が過ぎ・・・毎年のことなのに、いつも出遅れる・・・クリスマス時期のヨーロッパ方面は、残暑のころに予約しないと厳しいですね。今回は燃油だなんだで合計13万円のチケット(!!) KLMでアムステルダム乗換えなのですが、乗り換えの時間が1時間しかなくて焦りました。成田で遅れたらもう、アウト・・・アムステルダムからプラハはチェコ航空なのですが、本数がいっぱいあるようなので、たぶん大丈夫とジェローム。 長時間フライトのお楽しみはなんといっても映画です。KLMのサイトでどんな映画があるかもしっかりチェック。楽しみだなあ~と、思っていたら座席に個人モニターがない機体でした。うおおおおお・・・・。エアロフロートの新しい機体だってしっかりモニターが付いていると言うのに! しかし、万一に備えてブックオフで買い込んだ100円の文庫本とアイポッドがあったので、まあなんとか大丈夫。特にアイポッドにはウィークエンドシャッフルの公式サイトにあるアーカイブを気合で全部落とし->同期してきたので、映画がなくても心強かったです。ラジオのポッドキャストは目が疲れないので、最高ですね♪ アムステルダム、スキポール空港に到着。プラハ行きの飛行機が定刻より1時間遅れになっていたので余裕でした。スキポール空港は、とっても広いんですがファッション系の免税店などが充実していないんですよね・・・。でも木靴やチューリップの球根、ミッフィーグッズなどのオランダ土産はたくさんあります。そしてやっとプラハ到着! ジェロームとはおよそ2ヶ月ぶりの再会なのでちょっとドキドキしながらExitを出ると、お出迎えの人の中にジェロームの姿が、ない・・・。あれ?妙~に変だな~。だっておかしいじゃない。ターンテーブルで荷物を待っているときに電話したら、「すぐ行くね!」と言っていたのに・・・(ちなみにジェロームの自宅から空港までは車で約10分)。妙だな、妙だな~と思っていたら、Exitの横にある自動販売機の前でしゃがみこんでいる、見たことのある男の後姿が。じっと見ていると、男は振り返って「お金入れたのに出てこない・・・」、と・・・私気づいちゃったんですよ。それは紛れもなく、リアル・プラハの恋人ジェロームでした。こんなボンクラな登場の仕方がいかにも彼らしく、本当に期待を裏切りません・・・。 しかし、到着したときのプラハは本当に寒かったです!雪も降っていたし、翌日は-12度。顔が痛いほどの寒さの中、裏の森で犬の散歩をしました。 ジェロ家の裏にある森。綺麗だけど寒い!寒さで顔が痛い! 飼い犬のシェリー(ラブラドールの男の子、7歳)は元気いっぱい!棒大好き!!
2010.01.02
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昨年中は大変お世話になりました!本年もどうぞよろしくお願い致します!!昨年は、念願のインド旅行、ロンドン、プラハにグアムと旅行の年でしたが、今年も海外に飛び出したいなああ~。行きたい国は、トルコ、韓国(2回目)、ニューカレドニアです。いくつ行けるかなあ~。(ちなみに、マレーシアとバリは既にブッキング済みです!)aitantanmen
2010.01.02
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