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朝焼けをバックに揺れる椰子の木々来たばかりだけど、2泊3日なので今日はもうクアラルンプール(KL)に帰る日。最終日はスパに行こうと思っていたのですが、時間も半端なので、ランカウイ空港でのお買い物に時間を裂くことにしました。到着時にチラ見していたんだけど、ここにはシャネルの化粧品があるんです♪物欲からは程遠かったランカウイ、最後に物欲がバーストしてしまいたくさん買ってしまいました。しかもチャイニーズニューイヤーセールで10パーセントオフ。 シャネルに♪ ビオテルムにランコム♪(ここに写ってないけど、クリニークのアフターサンローションも買いました) ゴシップ雑誌を熟読している間にKLに到着。友人Iのマンションまで帰り、軽く荷造り。明日は厳寒の東京へ帰らなければならないのです・・・。はあ~あ、どんなに楽しい旅行でも終わりが来てしまうものなのね・・・。友人Iも私が帰国してしまうので淋病(さみしい病気という意味)にかかってしまいました。とりあえず、最後の買い物とディナーのためにまたスリアKLCCへ。ところがスリアの三分の一の店舗が旧正月のためにクローズしていました!2日目にソロでうろうろしていたときに目に留まったアニヤ・ハインドマーチのパイソン柄クラッチ、まだあるかな・・・と覗いてみるも、アニヤも正月休み中。まあバーゲンでも@9万円の代物だったので、手が届かないけど・・・今パイソンが欲しくてたまりません。そしてぶらーっとロクシタンに入る私たち。別に何も買うつもりはなかったのですが、店員さんにすすめられたバーベナのボディーローションに釘付けになる私たち。それはアフターサンケアも出来るし、蚊も寄ってこないという南の島ラバーには一石二鳥のローションでした。「!!!」と見詰め合う私たち・・・。今度バリに行くとき使えるべ!!と「I will take it」を連発。今日メンバーズカードは忘れたが、マレーシアのロクシタンでメンバー登録をしているという友人Iのために店員さんたちが情報を探している間、またお店の中をぶらぶら・・・結局ディスカウントされているキャンドルとかメンズへのお土産のアフターシェーブとかをどんどんカゴ(ロクシタンのカゴって可愛いですよね)に入れてしまい、結構散財してしまいました。 久しぶりにロクシタン三昧・・・バーベナのローションは本当にツボでした。 あとマレーシアの特産品、ピューター(スズ)製品を扱っているロイヤル・セランゴールでフォトスタンドを購入。これは母親へのお土産です。フォトスタンドは結構モダンでシャープなデザインがおしゃれだったので、また来たら自分用に買おうと思いました。最後のディナーはおなじみのタイ料理、パッタイとグリーンカレー、シンハービールで〆。淋病(さびしい病気です)になった友人Iと一緒にカレンダーを見ながら次はいつ旅行するかを考えて夜は更けていくのでした・・・。余談:帰りの飛行機は、直行便ではなくコタキナバル経由でした!1時間半くらいコタキナバルの空港に降り立ったのですが、ネイチャーエコなパンフレットやオランウータンのぬいぐるみを見て、次はKKことコタキナバルに行きた~い♪と妄想中です。
2010.02.22
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朝は7時ごろ起床してホテルで朝ごはんを詰め込み、お迎えの車に乗ってマリーナまで。もちろん私は日本から持参したマイ・シュノーケリングマスクをしっかりと握り締めての参加です。ツアー代金は220リンギット(@6600円)でした。マリーナに到着後、高速船に乗り換えて約50分のクルージング。海の色がエメラルドブルーに変化して美しい~。結構ゆれたけど、それもまた楽しい!みたいな・・・友人Iと、次から次に沸いてくるボンクラ話をしているうちにパヤ島到着!こじんまりとしたマリンパークです。 波もほとんどない穏やかなビーチ。 桟橋の上から餌を投げるとお魚が寄ってきます。おニューのシュノーケリングマスクの首尾も上々で、エンゼルフィッシュやバラクーダ、リトルシャークと一緒にゆらゆらすることが出来ました。初めてクラゲに刺されることも体験・・・ピキピキッ!と痛みが走り、海から上がると、小さな傷跡がついていました。クラゲクリームを塗っていた友人Iは無事だったそうなので、今度はクリームを塗ろうと思いました。ランチはお弁当箱に入った大きなチキンカツとパン、茹でまくった味のないマカロニでした。マカロニはともかく、チキンカツは泳ぎ着かれた体に美味しかった・・・普通で食べると別段感激するような代物ではないのでしょうけど・・・。ランチを食べてまたひと泳ぎ。ふらふらと泳いでいると、お魚が異様に密集しているエリアにたどり着きました。ここは桟橋の下。上から餌が投げられるのでみんなそれを目当てにやって来ているようです。もう顔の前が魚だらけでちょっと怖いくらい!お魚がいっぱい見られるのは嬉しいけれども、その周辺は撒餌のせいでちょっと水がにごっていて「生態系を壊さないで~」と自分も観光客ながら、ちょっと思ったりしてしまいました。また海から上がり、パレヲを水着の上からひっかけてぶらぶらする私たち。すると、こんな光景に出くわしました。 一緒のツアーだったカップル。海の中にいる彼女を激写する彼氏。↓↓↓ 結局、勢いあまって海の中に入ってしまった彼氏。ラブラブ! 去年、グアムに行ったときも友達同士でグラビアごっこ@ビーチをやりましたが、やっぱりみんなやってるんですね~。欧米人カポーや中国系カポーは結構堂々と水着姿の彼女を激写していました。また彼女もいっぱしのグラビアアイドルみたいにポーズを決めていて(波打ち際でうつ伏せからちょい浮かせて、谷間見せ&上目遣いしたりして)、見ているこっちが恥ずかすい~・・・でもちょっと羨ましすい~・・・。すると友人Iが、「うちらもマーク・ジェイコブスごっこ※やるよ!」と言い、女二人で写真を撮りあいました・・・。※ゴシップ雑誌にマーク・ジェイコブスが夫とビーチで写真撮影している幸せそうな瞬間がパパラッチされていたのです。パヤ島を満喫し、ホテルに帰った後は身支度を整えてまたお買い物へ。友人Iが同僚に頼まれたグランマルニエを買うべく、タクシーを飛ばしてランカウイフェアまで。ガイドブックには一番大きいショッピングモールだと書いてあったけれど・・・ローカル向けの普通のモールでした。免税店はチョコと酒(グランマルニエはゲット)とタバコだけ!期待していた化粧品はなし・・・。あとはスーパーと妙に高いお土産屋さんだけ。ランカウイに物欲を求めてはいけないのね・・・。その夜はガイドブックに載っていたチャンポル・チャンポルというレストランでディナー。私は泳いだのでガッツリステーキを食べました!(5日目に続く)私が買ったリーフツアラーのシュノーケリングマスク。シリコンでフィット感抜群!
2010.02.22
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今日はランカウイへ出発する日です。友人Iが手配しておいてくれた航空会社はエアーアジア。マレーシアの格安航空会社なんだそうです。友人I宅からタクシーで、エアーアジアのバスターミナルまで行き、そこからまたバスでエアーアジアの空港まで。ちょうど旧正月の時期だったので、これからバカンスに向かうお客さんがいっぱいでした。コカコーラ風デザインなエアーアジアの飛行機。チェックインして(預け荷物は別途30リンギットかかります)、マレーシアのマックでクイックランチ。ちなみに、エアーアジアの空港のお店はまったく期待出来ません。飛行時間は約50分くらい。マレーシアとアラブ系のハーフっぽいスチュワードさんがすごいイケメンでドキドキしてしまいました・・・。彫りの深い人が、伏し目がちにしたときに出来る目の影フェチ(マニアック?)の私は、お客さんのお世話をしている彼をチラ見して萌えてました。ちなみに友人Iはセレブゴシップ雑誌に載っていたタンガリーシャツ姿のジョニー・デップを見て、「タンガリー萌え~」と言っていました・・・。そんなこんなで、ランカウイに到着。空港にお迎えが来ていたのでホテルまでは車です。窓から見た印象は、けっこう素朴~な島なんだな・・・という印象。私たちのホテルは友人Iが予約してくれたフランジパニ・ランカウイです。かわいいロッジ形式のフランジパニ。 部屋の中はこんな感じ。 ホテルの前はプライベートビーチ。 プールとプールバーもあります。 明日のアクティビティーを予約して、水着に着替えてビーチへ。タイガービールを頼んで、日本から持ってきたセレブゴシップ雑誌を読みながらリラックス・・・。はあ~幸せ 昼寝をしている友人Iを残し、ビーチコーミングなどをしてみました。こんなに取れた!穴の開いた貝殻はチェーンを通してネックレスを作ろうかな・・・。そんで、作ったネックレスが二コール・リッチーの目に留まって、大ブレイクしちゃったりして・・・などと妄想。しかし私が作るより友人の浦鉄さんに料理してもらったほうが可愛いのが出来るんじゃないか・・・ブランド名は「Langkawi2010」とか!などとまた妄想・・・(もちろんInspired by 「House of Harlow 1960」です。しかしLangkawi2010って・・・我ながら苦笑)。その夜は南の島来たんだからシーフードだべ!ということで、ゾン・ショッピングパラダイス(一応免税店もあるけど、香水とチョコレート、酒とタバコくらい。化粧品やバッグはありません。しかしパラダイスって・・・)の先にあるLuckyというシーフード中華レストランにてロブスター、春巻き、空芯菜の炒め物のディナーを食べました。美味しいし、お店の人もフレンドリーだしでおすすめです。明日はいよいよシュノーケリングです!(3日目に続く) 生簀から揚げたばかりのロブスターを蒸し焼きに!美味しかった・・・。
2010.02.21
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クアラルンプール(以下KL)の夜景を見下ろせる素敵な友人I宅で眠り、2日目を迎えた私・・・。本日友人Iは仕事なので、夜までソロ行動です。昼前までとっぷりと眠り、シャワーを浴びて取り合えず外をうろうろしてみることにしました。友人Iからもらったお土産の数々。アルマーニのハイレグ水着(要ダイエット)、縁起のいい旧正月パンツ、なまこ石鹸(これはランカウイ名物) 今日の朝食はピサンゴレン(揚げバナナ)。メニュー写真ではバナナ3本だったのに2本しか来なかった・・・。しかし・・・暑い!!炎天下の中、あまりわからない場所をうろうろするのもなんなので、取り合えずスリアKLCCに行きショッピングすることにしました。スリアの受付でパスポートを提示すると割引特典が受けられるトラベラーズカードを貰えるので、とりあえずカードをゲット。スリアの中にはザラやトップショップなどのファストファッション系からヴィトンやプラダなどの一流ブランドもガッツリ入っています。出発前にネットでマレーシアのショッピングについてリサーチしたところ、VINCCI(ヴィンチー)というサンダルのお店が有名なことをつかんでいました。ん?VICINI(ヴィチーニ)か・・・・?と一瞬、目をゴシゴシするようなブランドネームですが、VINCCIは安くて可愛いサンダルで有名なマレーシアブランドなのです。HPのカタログも結構気合が入った感じなので期待していました。お店に行ってみると・・・サンダルがいっぱい!!しかも安い!!ローカルの女子でいっぱいです。さっそく気になるペタンコ&ストラッピーなサンダルを見つけ、値段を見てみると33リンギット(約900円)・・・。や、安い・・・。ソールとかリアルレザーじゃないんだろうけど、結構作りもしっかりしている・・・・。「これ、履いてみたいんですけど!」と激混みの中、店員さんを捕まえるのにも一苦労でした。戦利品。タンガリーシャツはザラで。VINCCIのサンダルは安いので色ち買い。 ベトナム料理屋さんでランチ。フォーよりも、汁なしそばのボーブンが好き!そうだ、忘れないうちにお土産買っとかないと・・・と雑貨屋さんなどをうろうろ。ここで、超好みのインド雑貨屋さんKhazanahを発見!昨年インドに行ってから、こういうゴージャス系のエスニック雑貨に目がなくなってしまった私の心がガッチリロックされました。ピンクのサテンに女心が刺激されインドエレガンスなクッションカバーを購入。 友達のお土産、キラキラジュエリーボックス・・・だが、計算間違いが判明。「わー、このキラキラ可愛いな~」と、値段を確認すると29リンギットでした。リンギットは×30すると日本円と同じくらいになるのですが、勘違いした私は×3をしてしまい・・・コレ90円?安い・・・・!!とたくさん買ってしまいました。あとで友人Iに「戦利品見て見て~」と披露したところで、計算間違いが判明・・・。一桁、間違っていた・・・・ひとつ@900円・・・・ああああ・・・・。×の数字が二桁になるとどうもダメです・・・ベトナムドンとかインドネシアルピーとかもお手上げ。ドルだったら超わかりやすいのに・・・お馬鹿な私・・・。夜、仕事を終えた友人Iとその同僚女子Aさんとうさぎちゃんと合流し、インド系の食堂でご飯を食べました。Aさんとうさぎちゃんとは初対面だったのですが、かなりリラックスできて楽しいディナーでした。どうもありがとう!(しかし二人にもリンギット計算間違いはかなりびっくりされました、はは!)タンドリー&カレーセット。 カレーチャーハン(正式名称忘れ・・・)。中にゆで卵が入っています。 こちらがナシレマ庶民バージョン。ナシレマ庶民バージョンは2~3リンギット(約60円~90円)で売られていることが多いんだとか。バナナの葉っぱに包まれており、ほどく前の形はピラミッドの三角形をしており、ほどくと中から芸術的なナシレマが出現(肉は入ってませんが、にぼしのような小魚付き)。この配置、このコンビネーション、そしてラッピング・・・素晴らしいな・・・と思わず見惚れてしまいます。まさにナシレマはマレーシアの至宝!(大げさ?)日本にもテイクアウトであればいいのに~と思いました。その後、場所を移してマレーシアのSATC会は続くのでした・・・。(3日目に続く)
2010.02.21
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クアラルンプールのシンボル、双子のペトロナスツインタワー。「エントラップメント」でキャサゼタ姉さんがセンサーをなまめかしく避けながらお宝ゲットを試みた舞台です。 ご無沙汰しております!先日、マレーシアはクアラルンプールに赴任した友人Iを訪ねてマレーへ行ってきました。旅の準備:2月にマレーシア航空がバーゲンをやるから、予約するように!と友人Iに言われ航空券を購入。11月の時点で最安値チケットは軒並み売り切れでしたが、往復6.7万円くらいでチケットをゲットすることが出来ました。この時点でトラベルコちゃんでもチケットを探してみましたが、2月のは売り切れていました・・・もしかして、マレーシアは今、人気?友人Iのいるクアラルンプールを拠点にして、どこかビーチリゾートに行きたい・・・ということでベストシーズンのランカウイ島へプチトリップをすることにしました。ざっくりとした日程は以下のとおりです。1日目:朝、成田出発->夕方、クアラルンプール着(友人I宅泊)2日目:クアラルンプール観光(友人I宅泊)3日目:昼、クアラルンプール出発->午後、ランカウイ着(ホテル泊)4日目:パヤ島トリップ(ホテル泊)5日目:昼、ランカウイ出発->午後、クアラルンプール着(友人I宅泊)6日目:朝、クアラルンプール出発->夕方、成田着 今回のランカウイで楽しみにしていたのは、何と言ってもシュノーケリング。トラウマを克服してビーチガールに生まれ変わった私は、楽天で購入したマイ・シュノーケルマスクを持参しました。(やはり結構かさばる代物・・・)1日目:早朝5時に起床し成田へ。厳寒(大げさ?)の東京から常夏のクアラルンプール(以下KL)へ・・・。KLはその昔、トランジットで降り立ったことがあるのです。学生時代、KL経由でパリまで行ったことがあり・・・。今思うとすごい移動時間&距離。若くないと出来ない旅だったなあ・・・。KLの空港が広くて綺麗だったのを覚えています。飛行機はオンデマンドで映画も観られる機材でしたが、目が痛くなりそうだったのでずっとポッドキャストと文庫本で暇をつぶしていました。そしてKL到着!飛行機を出た瞬間から、「むを~ん・・・」と熱帯の重たい空気を全身に感じます。ああ・・・南国なんだねえ・・・とここで開放感を覚える私。服装はと言うと、Tシャツにパーカーを羽織り、ボトムはショートデニムの下に黒タイツ・・・という格好。アウターはダウンジャケットですが、KL到着時から無用の長物なので、たたんでバッグの底へ。トイレで黒タイツを脱いで素足にバレーシューズを履き、夏仕様へチェンジしました。空港から友人I指定の待ち合わせポイントKLセントラル駅までは、成田エクスプレスのような特急電車KLIAエクスプレスで移動。ひとりで初めて降り立った国は、いつでもちょっと緊張で♪Like a virgin(hey!)♪気分です。車窓からは、こんもりとしたやしの木のジャングルが広がり、牛がのどかに草を食んでいるのが見えます・・・。わあ~、来ちゃった南国☆と気分も上々↑↑無事、友人Iと再会。会ったのは去年の魚真以来・・・。Iの相変わらずの様子に一安心。しかし、初めての土地で頼れる人がいると言うのは本当に心強いです。タクシーで友人I宅へ移動し、旅装を解いてご飯を食べに出かけました。スリアKLCCというショッピングセンターの中にあるマレー料理屋さんMadam Kwan'sで、「高級ナシレマ」を食べようというのが本日の夕食のテーマです。 「これがマレーシアで一番やわらかい肉だからよろしく!」と友人Iナシレマというのは白いご飯におかず(チキン、魚、きゅうり、ゆでたまご)とサンバルソースがついた料理で、マレーシアのメジャーな国民食なんだそうです。タイガービールと共に乾杯!タイガーはシンガポールのローカルビールなんですが、さらーっとした軽いノド越しが暑い気候に合う合う!やっぱ旅行は最高だべ~~!!と一気に弛緩する私なのでした。(2日目に続く)
2010.02.21
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※ネタバレしていますので、未見の方はお気をつけください。ずっと観ようと思っていた蒼井優ちゃんの主演作です。ほっこりエスニック系雑貨屋さん、ホリデーアパートメントとコラボってたりしていたので、勝手に「ほげほげガーリーテイスト」の映画だと思っていましたが・・・結構ハードな話でした。優ちゃん演じるフリーターの鈴子が、刑務所から釈放される場面から始まります。ん?刑務所?これ夢なの?と思いきや、それは現実でした。刑務所に入ることになった事件のきっかけも、なんだか、ちょっと、重い!そして実家に帰っても家族とは行き違う・・・いわゆる腐った家族的な展開?と観ているうちに、今度はいじめ描写。スーパー帰りの鈴子はかつての同級生女子軍団にからまれ、いじめられますが豆腐とネギをぶつけて「調子にのんじゃねえ、ブス!」とドスの効いた声で撃退。ハードなんです。それを学校でいじめられている弟が見ていたんですが、そのときから姉と弟の絆みたいなものが出来てきます。そして苦虫女、鈴子は実家を出てバイトをしながら100万円貯まったら、また次の街へ行くという風来坊的生活をスタートさせます。まずは海の家でバイト。海の家だからノースリーブなのですが、優ちゃんの二の腕、細!!!驚異的な細さです。あんた、ちゃんと食べや!!とおばちゃんの気分に・・・。チャラい男にナンパされますが、しばらくしたら次の街へ。(てか、海の家のバイトで100万円貯まる・・・?)今度は山の中の桃農家で住み込みのバイトをすることになった鈴子。村おこしのために「桃娘」というキャンペーンガールをやってくれないかと村長さんたちにに頼まれます。もともと人と話すことが苦手だし、この村には長くいないし・・・と鈴子は辞退しようとするのですが、それが村人たちの逆鱗に触れてしまうことに。「おめえら都会人は『癒される~』とか言って、田舎さ来んだろうけど、おらたちはおめえらを癒すために桃さ作ってるんでねえ!バカにすんな!」・・・だんだんと多勢に無勢な勢いで暴走する村人たち。あー田舎のムラ社会って怖い!怖いっす!!とベタな演出だけど、なんとも嫌~な感じになりました。(鈴子をかばう桃農家の息子、ピエール瀧が普通に好演。結構いいですね)そして、鈴子は次の街へ。街へ移るタイミングで弟との手紙のやり取りがあり、現在の弟の様子が描かれているのですが、小学生なのにいじめの描写がけっこうハードなんです。鈴子の成長というのがテーマかと思っていたら、いじめと戦う弟と鈴子の絆というのも結構大きいテーマとして描かれています。そしてとある地方都市のホームセンターのガーデニング売り場でバイトを始める鈴子。そこで働く森山未来といい感じになり付き合い始めます。そうそう、海辺のチャラ男じゃなくてこういう草食系男子との方がお似合いだよ・・・と一安心。しかし、草食系男子は次第に鈴子に金の無心をするようになり・・・・ってこの話どこまで暗黒なの?!とビックリ。まあ、それには理由があったのですが・・・。そして弟からの手紙を読み、学校でいじめられていることを知って号泣した鈴子は、色々考えた末に街を去る決心をします。草食系男子は鈴子を追いかけますが、「来てるわけないっか」と言う鈴子の独り言で終わります。うーん、結局なにが言いたかったのだろうか。人は旅をして成長するってことなのかな・・・。でも、着地をポジティブ面に持っていっていないところがいいんです。精神的にひきこもり気味のヒロインが、旅先で出会った人たちとの心温まる交流を通して「成長」していく・・・人を愛するって素敵でしょ?人を信じるって素晴らしいでしょ?という、イイ話仕立てになっていないところはすごくいい!ベタな描写だったかもけど、いや世の中ってシビアだよね・・・という部分があるのは評価したいところ。でも弟よ、もういじめに対して頑張るのはおやめ。受験して違う中学に通いなよ!と思いました。
2010.02.07
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公式サイト:ザ・バンク 堕ちた巨像 こちらも母親が借りてきたDVDです。うちの母親は韓国ドラマとかラブストーリーがまったく興味がない人で(と言うか、そういう女性向け作品にアレルギーがあるみたい)、いつもサスペンスや法廷ものばかり借りてきます(ちなみに母のおすすめ映画は「フィラデルフィア」と「依頼人」・・・)。ということで、もらい鑑賞をしました。クライブ・オーウェンとナオミ・ワッツ共演の大企業クライムサスペンスです。渋いが、面白い映画でした・・・。話が、世界的大企業の悪事を暴く!という話で勧善懲悪的な世界観が、おバカな私にも分かりやすい!外国の組織的犯罪ものって、出てくるのがおじさんばっかだから、「え?この人誰だっけ?どっち側の人?てか、さっきの人死んだ?」と混乱して話を追うだけで必死になりがちなんですよね。でもこの映画は大丈夫!観ていて普通に付いて行けます。クライブ・オーウェンは「シューテムアップ」に引き続き、銃を撃ちまくるけど絶対に死なない役でした。まあ、あそこまで荒唐無稽な話ではないですけどね・・・。くたびれた中年役がセクシーなんです・・・久々におじさん俳優でいいと思いました。いまさらだけど007って、やっぱクライブ・オーウェンでもよかったのでは?!(てか「ピンクパンサー」で006役をやっていたのは、彼だったのですね・・・ええ人や・・・) 世界を飛び回って捜査っていう設定で007を思い出したのですが、華やかさよりも捜査への執念を感じさせるクライブ・オーウェンはかっこいい!(工事現場とか、建設現場とかにいそうな感じが、また萌え・・・)相手役ではないんですが、相棒役はナオミ・ワッツです。また地味なんだけどガッチリいい演技をする女優さんなんですよね~。モニカ・ベルッチでもなく、ニコール・キッドマンでもなく、あえてのナオミ・ワッツなんですよ!美人だけど地味だから、一気にリアリティーが出てくるんです(褒め言葉)。グッゲンハイム美術館での蜂の巣銃撃戦がヤマで、殺し屋を捕まえて終わりかと思ったら、その後も結構ありました。銀行側の人間を抱きこもうとしたり、クライブ・オーウェンが巨悪に独りで立ち向かうと決心したり。この場面もかっこいいんです。そしてイスタンブールでボスキャラと対決・・・するも、クライブ・オーウェンをヒーロー然と描かないところがまたいい。結局、悪い奴を消しても次から次に代わりは出てくる・・・が、それでも戦いは続く・・・というラストも渋くてよかったです。クライブ萌え必至、おすすめです。
2010.02.07
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公式サイト:バーン・アフター・リーディング こんな映画があるんだね~、と知ったのは地下鉄の窓に張ってあった広告(シール)。ジョジクル兄貴に、ブラピ、ジョン・マルコビッチ共演。女優陣はフランシス・マクドーマンドにティルダ・スウィントン・・・ちょっと地味だけど通っぽいキャスティング。コーエン兄弟の映画なのか、ふ~ん・・・とインプットしていました。しかしスターがいっぱい出るのに、思ったよりヒットしなかったようなイメージが・・・。そんなある日、実家に帰ったら、母が「これジョージ・クルーニーとかブラピとか出てて面白そうだから見ない?」とTSUTAYAの袋から取り出したのが、この作品。あんまり話題になってなかったようなので、きっとそんなに面白くないのでは・・・と思いきや、結構面白かったです!ストーリーは込み入っているしネタバレしそうなので省略ですが・・・、この映画で、初めてブラピのことが「いい・・・」と思えました。ブラピ・・・最高!筋肉バカで、いつもアイポッドで音楽聴きながら、スポーツ飲料を飲んでいるインストラクターの役なんですが、お前本当にバカだな!!(これ讃辞)と・・・。演技派ぽいのじゃなくて、もっとこういう役やってくれないかな~。♪I got his number♪っていちいち歌って情報伝達するところが受けました(元ネタは何?!)。あとよかったのが、フランシス・マクドーマンド(コーエン兄弟、ジョエルの奥さん)。出会い系で相手を探す痛い中年女の役なんですが、出会い系に潜む悲哀みたいなものがちらっと描写されてて、そこでの虚ろな表情がよかったです。しかし、出会い系でジョージ・クルーニーが当たるって・・・あり得ないでしょ(笑)お見合いサービスで西島(秀俊)さん紹介されるのと同レベルであり得ない!そしてジョージ・クルーニーが自宅の地下室で作っていた謎の機械は一体?!「たはは・・・」と苦笑でしたが、母親と一緒に観ていたのでちょっと緊張が走った瞬間でした(笑)。落ち込んだときに観ると、ちょっと元気になれる映画です!
2010.02.07
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