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大好きな猫との暮らしの日々を綴っていきます
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2012.08.13
テーマ： 暮らしを楽しむ(388784)
カテゴリ： 暮らし
昨日、いつも使っているお椀よりも少しだけ大ぶりのものを買いました。
紀州の「根来塗り」漆椀です。
根来椀は、漆ですが日常使いができるようにと、
その昔、根来寺の僧が、自分のお寺で使うために作ったものだそうです。
毎日使うものなので、丈夫で使いやすいものということで、
補強として、ふちと底に麻布を貼り、黒漆で何度も重ね塗をして、
最後に一回朱漆で仕上げるそうです。
ですから、使う込むほどに下地の黒漆が少しずつ現れてきて、
それが趣きのあるものとして、人気があるとお店の方が説明してくれました。
もっと時をかけて作ったお高いものだと、朱漆がしっかり塗られていてこんなに黒漆は出てないみたいです。
でもこれはこれでいいような気がします。
それぞれの黒漆のラインが味わい深くて気に入りました。
お椀のそこには麻布が張ってあります。
最初知らなくて「この四角いのは何が貼ってあるんですか？」と聞いたら、補強のためと教えてくれました。
お正月にお雑煮を食べるときのお椀用に、と思っていましたが、普段からたくさん使ってもいいな。
色々便利に使えそうですし。
安かったものですが、大事に使っていこうと思います。
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