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もうすぐ立春。冬枯れの庭の「春」を探しました。ー クリスマスローズたち ー↑↓ ヘレボラス・オリエンタリス葉の陰で、ひっそりと咲いていました。平凡な品種ですが、とても逞しいです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑ ↓ヘレボラス・アーグチフォリウス(原種)こちらは「有茎種」です。茎の先に葉と花を付け爽やかな黄緑色の花を咲かせます。山桃の根方に定植したら株が大きくなりました。蕾が膨らんで、もうすぐ咲きそう!楽しみ〜♪・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑ 多分、ヘレボラス・ステルニーこちらも有茎種。枯らしてしまったと思っていたらこぼれ種が芽を出して育っていました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑ 実生のクリスマスローズ今年初めて蕾をつけました。さて、どんな花を咲かせてくれるのか咲いて見るまで分かりませんがこれは、いま一つかも (´・_・`)・・・・・・・・・・・・・・・・・ー その他色々 -ん十年来、我が家に住み着いているビオラいま咲いているのは、地味な色だけですが、寒さにめげず元気です。・・・・・・・・・・・・・・・・・昨秋、タネを蒔いたルピナス去年はクレオメの種まきに挑戦したら順調に育ち、見事に咲いてくれました。今年はルピナスに挑戦です。タネはダイソーで買いました。ルピナスが群れて咲いている風景に憧れて何度も苗を買いましたが毎回ダメにしてしまいました。もしかして、種から育てれば丈夫に育ってくれるかもと期待しています。今のところ、順調に育っています。どんな色の花が咲いてくれるか楽しみです〜♪
2022.01.30
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↑ メジロがいっぱい・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑ ヒヨ残り少ない千両をめぐる戦いです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑ シジュウカラ↑ スズメちょっとしたはずみで腰を痛めてしまった夫は大事をとって卓球はお休み・・・。退屈しのぎに庭にくる鳥たちを撮ってます。部屋の中から飽きず眺めて癒されています。神奈川県の感染者数=4,794人横浜市内感染者数=1,802人(2022年 1月26日現在)神奈川県の人口総数:約923万人横浜市人口総数:約377万人(2021年12月現在、県と市のHPより)現時点の、人口比の感染者数は東京都や大阪府などに比べて少ないとは言うものの増えないという保証はありません。3回目のワクチンの接種券の発送は夫が2月4日、私は2月14日間に合うのかしら・・・。去年、絵の教室は半年以上休みでやっと11月から再開喜んだのも束の間。昨日、先生からもう少し様子を見た上で2月は中止もあり得るとの連絡が届いています。まだまだ我慢の日々が続きそうです。
2022.01.27
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ー 岡村天満宮〜 梅林 〜 岡村公園 ー竜吐水前の、大輪の紅梅このところ、寒い日が続いています。今週は曇り空が多く今日も太陽は顔を出してくれそうにありません。晴れるのが待てなくて梅を探しに、岡村天神〜梅林を一回りしてきました。天神様の境内の紅梅は思った以上に咲いていました。今日は1月25日、初天神で午後2時から横浜芸者さん達による舞が奉納されるとかで神楽殿には派手な幕が張られていました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ー 境内に隣接する梅林 ー日当りが悪い谷戸の梅林はまだ固い蕾でした。けれど、こちらの白梅は思ったより咲いていました(^∇^)・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡村公園の外れフェンス沿いに、ひっそりと和水仙(日本水仙)が群れて咲いていました。
2022.01.25
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今日は、買いたいものがありいつもと反対方向の昔ながらのマーケットへ行ってきました。途中、梅の木があったことを思い出し道路の反対側へ・・・。なんと!こんなに咲いていました。今日の横浜の最低気温は、マイナス1度最高気温も7度。今年一番の寒さです。日差しはありますが、空気が冷たいです。暗いニュースばかりの毎日ですがほんの少し、気持ちが明るくなりました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1月5日に掲載したアイスチューリップは、2週間以上経った今も元気いっぱい咲いていました。
2022.01.21
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ー 1月16日 朝の空 ー↑ 6:38↑ 滅多に遭遇しない、大好きな色合いの空。体操の最中にも、空の色がどんどん変わります。体操の途中にパチリ!周囲の人は笑って(呆れて?)います。↑ 6:39↑ 6:45ー 1月17日 満月の朝 ー今朝、家を出てしばらく行くと、大きな蜜柑色の月が!大急ぎで岡村公園へ残念ながら、黄色い色は既に消えていました。↑ 6:29↑↓ 富士山と月のツーショット。↑ 6:29月の右上、黒いシミのような物はカラス(ラジオ体操の前)↑ 6:42ラジオ体操が終わって、もう一度毎朝、空と、月と、太陽と、富士山の追っかけをしています(*^^*)ここまで見て下さった方お付き合い頂きありがとうございました m(_ _)m
2022.01.18
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↑♣︎ クリック or タップで拡大画像が開きます。お正月用に玄関に飾る絵が欲しいとの奥様からのリクエストに応えて描かれたとか。鈍色に光る東京湾の向こうに微かに見える房総半島その向こうから太陽が昇ります。見慣れた元日の日の出の風景が見事にキャンバスの中に切り取られていました。ミニ盆栽は奥様の作品お正月の玄関の設え素敵な鍋島のお皿と、日の出の絵と。お見事でした。
2022.01.16
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1月15日 6:46年末からずっと、6時50分台だった日の出の時間が、今日から、49分台になりました。日の出3分前の、今朝の西の空です。最初は雲にほんのりと赤みがさしみるみる内に、西の空が染まっていきました。美しい色が消えるのもあっという間です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑左=アリッサム右=オキザリス バーシーカラー(Oxalis versicolor)以前ご紹介した坂道の途中の家の花です。昨日通ると、縦長だったアリッサムが丸く刈り込まれ右側の門柱の上の花が変わっていました。‘オキザリスバーシーカラー’名前はkugurohさんが教えて下さいました。蕾が面白いんです。この植木鉢、かなり大きいんです。門柱の上まで持ち上げるのはさぞ大変だろうな、と思ってしまいました。
2022.01.15
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☆最後の証人・柚月裕子・宝島社・2010年5月24日、第1刷発行・佐方貞人シリーズの第1作目。♣︎佐方直人=弁護士。元検事。佐方が依頼を受ける基準は、報酬の多寡でもなければ、勝算のあるなしでもない。一言で言ってしまえば、事件が面白いか否かだ。♣︎高瀬光治=医師。43歳。岡崎内科クリニック院長。♣︎高瀬美津子=光治の妻♣︎高瀬卓(すぐる)=高瀬夫妻の長男、一人息子。交通事故で死亡。5年生。♣︎直樹=事故のとき卓と一緒だった唯一の目撃者。運転手が赤信号を無視して交差点に突っ込んで来たと証言するも取り上げられず、犯人は不起訴になった。♣︎島津邦明=島津建設社長。元公安委員長。交通事故を起こしたことにより、公安委員長を辞職。♣︎丸山刑事=島津の事故の実情を知るも、保身のため隠蔽に加担した。♣︎庄司真生(しょうじまお)=検察官検察内部で生じた事件を、表沙汰にせず、「真実を暴くことだけが正義じゃない」と言う上司に、「俺の正義は、犯した罪をまっとうに裁かせることだ」12年前、そう言って佐方は検事を辞めた。検察官になって5年目のことだった。若くして辞める検察官は少ない。しかも彼は優秀な検察官だった。佐方の許に、高層ホテルの一室で、男女間の愛情のもつれから起きた殺人事件の弁護依頼が舞い込む。佐方はいま、都内から新幹線で北に2時間ほどのところにある、米崎地裁にいた。かつて在籍していた地検の所在地である。佐方の弁護士事務所は中野にある。依頼の大半は都内からだが、時折、地方からも依頼がある。遠方の依頼人は、交通費や宿泊費まで支払える金銭的に余裕のある立場の人間が多かった。大半の事件は、起訴された時点で被告人に勝ち目はない。量刑が軽くなるか、執行猶予を勝ち取れるか、せいぜいそんなところで、テレビドラマのような冤罪が持ち込まれるようなことはまず無い。だが、今回の依頼人は、無罪を主張し、真実を暴いて欲しいと訴えた。事件現場は市内にあるホテルの一室。検察は、不倫関係にあった被害者と依頼人が交際を巡って口論となり、依頼人はそばにあったディナーナイフで被害者を刺殺。現場を立ち去った、と推察している。確かに筋は通っており、物的証拠、状況証拠はすべて依頼人には不利なものだった。世間もマスコミも依頼人が犯人だと確信している。しかし、佐方は依頼を引き受けた。今回の事件は、多くの人間が考えているような単純なものではないと、睨んだのだ。医師、高瀬光治、美津子夫妻の一人息子、高瀬卓は、塾の帰りに、飲酒運転、信号無視の男の車に跳ねられ死んだ。5年生だった。卓を死なせた加害者の身元は事故の翌日、自宅に来た先方の保険屋から聞かされた。島津邦明。51歳。地元の建設会社の社長であると同時に、県の公安委員長を務める男だった。聞いた瞬間、光治は嫌な予感がした。公安は地元警察の監督を務めている機関だ。警察と密接な関係がある。島津が公安委員長という役職の権力を使い、事件の真相を捻じ曲げようと思えば可能ではないか。事故の時、卓のすぐ後を走っていた友人直樹は、運転手が赤信号を無視して交差点に突っ込んで来たと言い、警察でも証言した。直樹の「卓は、あいつに殺されたんだ」という悲痛な声が部屋に響く。犯人は法が裁いてくれる。光治も直樹もそう信じて疑わなかった。地検からの通知書が届くまでは。いつまで経っても島津が起訴されたという通知が届かず、業を煮やした光治は事件の処分結果を通知する「被害者等通知制度」を申し込んだ。半年後、地検からようやく届いた通知書には、「通知、高瀬卓に対する業務上過失致死事件は、嫌疑不十分として不起訴が確定したので通知します」と記されていた。「新聞に名前すら出ない。1人の人間の命を奪っておきながらこの男は何も無かったように生きていくのよ。これじゃああの子は死に損じゃない」美津子は泣きながらテーブルを叩いた。テーブルから調味料や箸立てが落ちた。後ろから抱きしめるように止めたが美津子の怒りは収まらない。「出るところへ出てきっちり罪を償わせてやる」光治は床に落ちた紙の「不起訴」という文字に激しく胸が波打った。光治の必死の訴えを、地検も警察も取り上げようとはしない。門前払いのような警察の対応に怒り、光治と警官が激しくもみ合うところに、「放してやれ」という声が聞こえ、振り返ると1人の男が立っていた。くたびれたスーツに、捩れたネクタイ、ごま塩のヒゲが中途半端に伸びている、寝起きのような風貌だ。胸についている名札に、丸山とあった。事故の担当者だといい「あの事件の原因は、相手の過失じゃない。おたくの息子さんの信号無視だ」ありえないと叫んでも丸山は表情を崩さず、冷淡に光治の訴えを否定した。署内へ戻ろうとする光治に丸山が立ちはだかり「お前さんが捕まったら奥さんはどうなる。ひとりになっちまってもいいのか」と言い放った。その言葉に、光治は、はっとして立ち止まった。人間の感情は良くも悪くも長続きしない。それは光治にも言えることだった。長い間、望みが叶わないと絶望という感情が頭をもたげ、そして諦めを生む。事故から3度目の梅雨が訪れた頃には光治の中にも諦めに近い感情が芽生え始めていた。卓の7回忌の日、直樹が、「取り調べをした刑事に、事件のありのままを言ったら『それは君の見間違いだ』と言われた。自信がなくなり、何度も思い返した」と言った。その取り調べをした刑事の名を聞くと、丸山だと言い、「悔しくて心の中で『丸山のばかやろー』と、何度も繰り返していたから間違いない」と言った。光治の頭の中には、6年前に一度しか会っていない丸山の顔が鮮明に浮かんでいた。7回忌の翌日、光治は一人で飲みに出かけた。一人になり、ただ酔いたかった。酔いが回り始めた頭に、ひときわ高い笑い声が聞こえた。男を見た瞬間、光治の身体が硬直した。島津だった。この場で殴ろうか。しかし、その感情に歯止めをかけるだけの理性は残っていた。もう帰ろうと思ったとき、迎えにきた息子に言う島津の声が聞こえた。ーあれは運が悪かった。生きている人間が、有利に生きる道を選んで何が悪いーそのとき、光治は事故は島津が起こしたのに間違い無いと確信した。高瀬美津子は胸腺癌で余命1年の宣告を受けていた。光治を問い詰め、自らの病状と事件の事実を知った。美津子は「私、島津を殺す。このままにさせない」「島津に卓と同じ死をもって、罪を償わせるわ」「島津は私を知らないわ。私になら出来る」美津子の目は強い光を放ち、頬は興奮に赤く染まり、光治の手を握りしめた。殺人事件の裁判が始まった。被告人の名は、島津邦明。被害者は、高瀬美津子最終論告のあと、庄司真生(検事)は、裁判長の目をひたと見据えた。「被告人に懲役10年の求刑をいたします」「以上です」と言い証言台を離れ、席に着いた。判決は求刑通りだろう。しかし、今回の裁判は何かが違うと、真生の中で警鐘が鳴っていた。15分の休憩を挟み、法廷のドアが音を立てて閉まった。再開の時間だ。佐方がどのような最終弁論をするのか、法廷にいる人々の目が注がれるなか、佐方は、まず、と切り出した。「最終弁論に入る前に、裁判長にひとつお願いがあります。証人をひとり、この場に立たせていただきたいのです」公判手続きのときに提示されていない証人は異例のことであった。「その証人は、この事件にとって重要なものですか」という裁判長の問いに、佐方は、「この事件の動機に関わるものです」と言い、この証人の重要性と、証言すると決意するまでの証人の心中の葛藤をのべ、法廷内の人々に向かって訴えた。予定時間を5分オーバーしての協議の結果、異例として証人が証言台に立つことが認められた。佐方が証人を迎え入れたとき、島津が大きな音を立てて椅子から立ち上がった。男を凝視する島津の顔は青ざめ、唇は震えている。証人の尋問が始まると法廷内は騒然とした。島津は証人を睨みつけ、全身を硬直させて立ったまま、憎しみを込めた目で、証人と佐方を凝視している。尋問が終わったあと、証人は法壇に向かい「私は裁かれなくてはなりません」と言った。法廷のなかは一旦静寂に包まれ、やがて困惑と興奮に包まれた。判決が言い渡された。「被告人を無罪とする」島津の顔があからさまに綻んだ。裁判長は、最後に一言、と声を張り上げた。冷ややかに島津を見下ろし、「今の時点において、被告人は無罪ですが、これから本事件に深く関わっていると思われる7年前の事故の再調査が始まると思われます」静かだが重みのある声で判決を結んだ。
2022.01.15
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右から、クリスティーヌちゃんすずらんちゃんフランちゃん赤で統一した洋服がとってもお洒落です。ウイペット(whippet)はイギリス(イングランド)原産の犬種。フランとクリスティーヌはイギリスの国旗(ユニオンジャック)を編み込んだお揃いの洋服を着せてもらっています。聞いてみると、オーダーされたものだとか。とっても良く似合っています。以前にも書きましたが、イギリスにお住いのブロ友(ティンカーベルさん)のウィペット(トト君とジジくん)を見ているうちにすっかりウィペットのファンになりました。おとぎの国のガーデナー → 仲良しウィペット親子ラジオ体操のときは暗くて撮れないのですが昨日の午後、友人と一緒に岡村公園へ行くと嬉しいことに3匹揃って散歩していました。\(^o^)/なかなかじっとしてくれなくて3匹揃ってのカメラ目線はとでも無理。あっちこっち気ままに向いてますがなんとか撮らせてくれました(^^)v
2022.01.13
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↑写真の右上の方角から見えた菜の花散歩の途中、菜の花らしきものが見え行ってみると、菜の花が満開でした。ここだけ春爛漫〜♡日陰には未だ雪が残っていますが今日はポカポカ陽気でした。大根が立派!!!他にも5~6本育っていました。↑ニンニク?ここは、町内会で借り上げた土地に、町内会館を建て許可を得て一部を区切り菜園として会員の希望者に貸し出しています。最初は少なかった菜園の区画が久し振りに覗いて見るとステイホームの影響もあってかずいぶん増えていました。白菜、キャベツ、ブロッコリーもありました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お隣さんの水仙土に球根が埋もれていたのか自然に芽を出したようです。なかなか素敵です。
2022.01.09
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溶けた雪のしずくが凍って氷柱に…昨日の横浜は、この冬初めて本格的な雪が降りました。東京都心の積雪は10センチ横浜市内は5センチだったとのこと。今朝は道路が凍ってカチカチ。坂道が昇れないミニバスは早朝の便は運休です。チューリップの球根もダッチアイリスも水仙も、すっぽり雪の布団をかぶっています。嬉しくなってゴム長履いて庭に出て写しました(#^.^#)椿の写真を撮ったのは娘です。
2022.01.07
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クスノキの番人・東野圭吾・実業之日本社・2020.3.25 初版第1刷発行・書き下ろし♣︎直井玲人(なおいれいと)=クスノキの番人玲人は父親に認知されないまま、シングルマザーの母親の手で育てられた。その母は玲人が小学生の時に病死。以来祖母の冨美に育てられたが働き手を亡くした家計は苦しく、高校を卒業後は中古の工作機械を扱うリサイクル会社で働いていた。♣︎直井宗一=玲人の祖父柳澤家の長女恒子と結婚して千舟が生まれた。恒子の死後千舟を残して柳沢家を出た。姓を直井に戻し冨美と再婚。美千恵か生まれた。♣︎直井冨美=宗一の再婚相手、玲人の祖母♣︎直井美千恵=玲人の母 。♣︎柳澤千舟=玲人の伯母。母(美千恵)の異母姉。ヤナッツコーポレーション顧問直井玲人は一年ほど働いていたリサイクル業者から、不当な理由で退職金ももらえず解雇された。少しでも金になる物を持ち出そうと、後輩の情報を頼りに工場に忍び込み逮捕された。罪状は、住居侵入、器物破損、窃盗未遂だ。後輩が白状したと聞き観念した玲人は全てを白状し、速やかに逮捕され、起訴を待つ身となった。これで刑務所行きだなと観念しかけていた時、思いがけないことが起きた。立派な身なりをした弁護士を名乗る男性が接見に現れ、依頼人からの伝言を読み上げた。『もし自由の身になりたければ、全てを弁護士に委ねなさい。そして無事に釈放された際には速やかに私のところに来なさい。あなたに命じたいことがあります。命に従うなら、弁護士費用は全て支払います。依頼人より』玲人が指定された高級ホテルの部屋に行くと、現れたのは60歳より少し上だろうか、どこかで会ったことがあるような気がする女性だった。じっと玲人を見すえる目には威圧感があった。「入りなさい」という口調が柔らかかったことと、かすかに口元が緩んでいるように見えたことが、ほんの少しだけ玲人を安心させた。その女性は柳澤千舟と名乗り、玲人の母の異母姉で、玲人の伯母だと言った。そして、あなたにしてもらいたいこと (あなたにしかできないこと)がある。それはクスノキの番人です」と言った。翌日、玲人が連れて行かれた先は、電車で東京から一時間ほどの小さな駅だった。そこからバスと徒歩で着いた先が月郷神社(つきさとじんじゃ)だった。その日から彼は作務衣を着て、神社の境内の掃除とクスノキの管理をすることとなった。その月郷神社のクスノキは、願いを叶えてくれるという言い伝えがある木で、神社の管理は柳澤家に任されていた。これまでは千舟の祖父母が管理をしており、その祖父母の死後は千舟があとを引き継いでいた。クスノキの正式な『祈念 』は、夜に行われ、特に満月と新月の夜が適している。その際の一切の段取りをするのがクスノキの番人だった。クスノキの祈念にやって来る人々の様々な人間模様に触れ、千舟に叱られながら、少しずつ人間として成長して行く玲人。自分の「老いの現実」を突きつけられたとき、千舟のたった一つの後悔は、かけがえのない異母妹に手を差し伸べてやらなかったことだった。美千恵の死は千舟の心に深い傷を残したが、千舟は長い間その傷跡を見ないようにしてきた。依然として自分を偽り続けたのだった。だが玲人の存在を知り、千舟はじっとしていられなくなったのだ。今こそ、美千恵にしてやれなかったことをする時だと思った。玲人を救い、一人前の人間にすることで美千恵に詫びたかった。同時にクスノキの番人の後継者を育てるという問題も解決したかったのだ。クスノキに託した千舟の「祈念」を、きちんと「受念」した玲人に、千舟はクスノキの後を託そうと決めた。・・・・・・・・・・・・・・・☆ひとり言☆長い文章の要点を短くまとめるのは、私にとっては半端な作業では無く、脳みそをフル活動しないとできません。私があらすじを書くようになったのは、備忘録というより脳みその劣化防止のためなのです。この小説もあらすじを纏めようと、久し振りに悪戦苦闘しました。一読したときは不遇な育ちをした若者、玲人の話だと思っていました。ずいぶんシンプルな作品だなと拍子抜けした思いがしていました。ところが粗筋を纏めるために要所を再読している内に、若しかしたら作者は千舟のことを書きたかったのではないかと気付いたのです。千舟は結婚せず、子供も産まず、家庭というものを作れなかったが、それに代わるものをたくさん築き上げてきたという自負がありました。その彼女に突きつけられたのは、覚えておきたいこと、大切な思い出、そうしたものが指の間から砂がこぼれるように消えていく恐ろしい現実だったのです。作者(東野圭吾)は、1958年生まれ(63歳)。作中の千舟と近い年齢です。深読みし過ぎかと思いますが、自分自身のことと考え合わせて、勝手に納得しています。
2022.01.07
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メジロ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒョ椿の花を狙っています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ネットを外した途端、やって来てあっという間に千両の実を食べ尽くしてしまいました。他にも、お腹がいっぱいになった鳩が3羽仲良く陽だまりで日向ぼっこをしていました。( 写真は夫がガラス戸越しに撮ったものです )( 1月6日 横浜市磯子区 )weather newsを見ると10時ごろから20時ごろまでみぞれと雪の予報が出ています。予報より早く雪が舞い始めました。穏やかな晴天だった昨日とは一転今日は底冷えのする寒さです。
2022.01.06
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ー 散歩道のアイスチューリップ ーいつも行く散歩道にある花壇です。一昨日、車で通ったときチューリップが咲いているのが見えました。車窓から見えたのは上の花だけでしたが行ってみると、他にもたくさん咲いていました。思いかげず、こんな近くでアイスチューリップに出会えて ラッキーでした。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ー 公園の蝋梅(ロウバイ) ー( Tコミニュティセンター横 )↑ 去年の実が残っていました。今年こそ見に行けると期待していた鎌倉鶴岡八幡宮の「ぼたん苑」は休園。西方寺の満月蝋梅も未だ早そうです。さて、どこへいこうかと思案・・・。アイスチューリップと蝋梅のことを思い出し午後から、近場を一回りしてきました。穏やかな晴天で、気持ちも晴れ晴れしました。
2022.01.05
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ー 岡村公園 ー↑ 6:47↑ 6:48↑ 6:49↑ 6:50昨日の夜明けの空です。元旦とは大違いで、写しているのはラジオ体操のメンバーくらいでした。空の色が刻々と変わり、あっという間に色あせてしまいます。昨日は雲がありましたが 空の色は、むしろ雲があった方が面白いです。これから1月14日まで、日の出は6時50分。15日は6時49分少しずつ日の出が早くなります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑公園の 花壇のアネモネこの寒空に、アネモネが元気に咲いています。庭が寂しいこの時期来年は我が家の庭にも植えようと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ー 岡村天満宮 ー2日の午後、天神様にお参りしようと行ってみました。参拝の列が、写真手前の階段を降り鳥居を潜り道路に出ても延々と続いていていて、諦めました。鳥居の前に住む友人の話では元日は夕方5時頃になってももっと列が長かったそうです。
2022.01.03
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どうかどうか、今年こそは穏やかな日常の暮らしが戻って来ますように心から願っています。皆さまは、どのような新年をお迎えでしょうか。我が家は昨年の新年会はリモートで開催。今年こそ皆で心置きなく集まれると楽しみにしていました。ところが、オミクロン株の登場でそうも言ってられなくなりました。孫たちの、会いたいとのリクエストもあり思案した結果、食事は無しケーキや果物などデザートのみいつものように 一部屋に固まってテーブルを囲む形にせずリビングと和室の仕切りを全開。L字型の22畳の中に、三々五々思い思いの場所に散らばっての午後の「ティータイムパーティ」という形に決めました。なるべく短時間で切り上げる予定です。2時ごろにはみんなやってきます。ではでは、ひとまずこれにて(╹◡╹)♡昨年末にやっと描きあげた「冬青」の絵を使い年賀カードを作りました。ー初日の出 ー2022年1月1日 日の出の時間=6時50分私が岡村公園に到着したのは6時25分日の出の25分前です。既に大勢の人が日の出を待っていました。↑ 6:50↑ 6:51↑ 6:53↑↓ 6:55
2022.01.01
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