乱読・積んどく・お買い得!?

乱読・積んどく・お買い得!?

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2023.04.23
XML
カテゴリ: 文芸

 本著を読み始めて、しばらくしてから、
 「これは、やっぱり原作を読んでおいた方が良い?」と思い立ち、
『人間失格』 『グッド・バイ』 を読んでから、本著の続きを読みました。

   ***

「太宰治の5通目の遺書とみられる文書」が発見され、
文科省委託の筆跡鑑定家・南雲亮介が鑑定を進めていた。

李奈 は、警察の要請で南雲邸に向かい、そこに集っていた週刊誌記者たちに遭遇する。

南雲の前に科学鑑定をした元大学教授・吉沢は音信不通という状況の中、
李奈は、渋谷署の扇田刑事と共に南雲の妻・聡美や週刊誌記者、専門家らから話を聞く。
一方、李奈と同時に本屋大賞にノミネートされた柊日和麗(ひいらぎ ひかり)の失踪を、
鷹揚社で彼の編集を担当する小松由紀から聞かされると、柊の足どりも追い始める。

鷹揚社の文芸編集長・田野瀬抄造が、柊失踪を外部へ情報提供しないまま時は過ぎ、
やがて、柊の遺体が三崎港で発見されると、担当編集者・由紀は入院してしまう。
後日、由紀から柊のプリントアウトした遺作原稿を見せられた李奈は、
その内容に衝撃を受けるが、終盤には違和感をおぼえたのだった。

一方、南雲邸近隣に落ちていたビニール袋から南雲のDNA型が検出され、
吉沢元教授の居場所が判明、逮捕されると、李奈は全ての真相に気付く。

さらには鷹揚社一行を前にして、李奈が驚愕の事実を語り始めたのだった。

   ***

  「そうです。ゲラ直しにしても、自分が書いたときの記憶が消えるぐらい、
   日数を置いて取りかかったほうが、第三者に近い脳の状態でおこなえますよね。
   いわゆる原稿を”冷やす”ことに、無関係の趣味の本が重宝するんです。


由紀とのやりとりの中で、李奈が語った言葉です。
なるほど、です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023.04.23 13:26:29
コメントを書く
[文芸] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: