2004年02月01日
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カテゴリ: 食生活
朝から大阪までクルマを飛ばして、休日出勤。あまりに天気が良かったので、すこし虚しい気分になりながら、懐かしきNew OrderのBizarre Love Triangleを大音量で聴きながら走る。


夕方まで集中的に仕事をこなし、ほぼ予定通りに作業を終えて再び帰途に着く。帰り際、オフィスの近くにあるので以前から気になっていたものの、なかなか行く機会のなかった「PAUL」というパン屋に立ち寄る。ここはパリに本店を置くフランチャイズのパン屋で、日本では敷島製パンが運営しており、大阪・東京・名古屋など最近次々に店舗を拡大しているので知っている人も多いだろう。ワタシは、神戸でパティシエをしている妹から以前話を聞き、職場の後輩でフレンチテイストのファッションに造詣の深いD君からも美味しいと聞いていたので、期待して店に入った。

そもそも我が家は、パンを食べる頻度がかなり高い。それよりも、実家ではもっと食べる。というか、実は関東に比べて関西の方が、圧倒的にパンを食べているのだ。
以前、総務省の「全国消費実態調査」というので見たのだが、1ヶ月に1世帯が支出するパンの消費額では、全都道府県中、上位8位以内に近畿の2府4県がすべて入っていた。そうなった理由は、かつて神戸の開港と同時に西洋人と西洋文化がドッと流入し、それがやがて根付いて現在の阪神間のパン屋やケーキ屋の大量発生へと発展したのがそもそもの流れだ、というのを聞いたことがある。なので、関西人は意外とパンにウルサイのである。

てなワケで、パンにも厳しい心斎橋先生が今回買ってみたのは、まずはお試しということでささやかに、ハード系のパン2種類と、一口サイズのピッツア3種類だけ。ハード系は、まず「セイグル・オ・レザン・ノア」という黒いパンで、胡桃とレーズンと乾燥イチジクが入っている。食感はしっとりモチモチ。もうひとつは「アンシェン・2フロマージュ」という白いパンで、上部にチーズをかけて焼いてあって、切ると中にもチーズのカケラが入っている。こちらはあまりシットリ感はなかったが、チーズの風味が香ばしい。いずれも驚くほどではないけれど、まあ普通に美味しいかな。一口ピッツアは、直径15センチほどのを4分の1サイズに切った物で、アンチョビ、ジャンボン(ハムね)、シャンピニオン(キノコね)の3種。ワタシはアンチョビしか食べてないが、旨かった。
けど、オフィス街で日曜の夕方のせいか今回は品数も少なくあまり選択肢がなかったので、ハッキリ言って「ええ店」なのかどうかは判断つかないな。平日昼間にもういちどトライしてみるか。ヒマがあれば。
商品写真は、下の関連情報サイトを参考にしてください。ちなみに左の写真をクリックすると、本国フランスのサイトに飛びます。お洒落。


◆パンマニアの方のページ<その壱>
◆パンマニアの方のページ<その弐>
◆パンマニアの方のページ<その参>
◆敷島製パンの店舗紹介ページ





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最終更新日  2005年08月25日 18時04分09秒
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