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「平成の米百俵プロジェクト」 私たちの住む柏崎は中越地震と中越沖地震にあいました。こんな短い間に震災にあうことは思わないでいました。本当に大変な日々が現実としてありました。。そこで、全国の皆さんに大変お世話になりました、そのご恩を返すにはと仲間と考えました。私たち被災地には現実、お金はありませんでした。なら、どうするかと未来予想図プロジェクトが始まりました。 子どもたちに「未来の絵を描いて」もらい、それを展示会や本にして販売をしたりしました。そして、今年も、みんなで旨い米を作って皆に喜んでもらおうと、価格も通常でこの時期の新米は、通常市内で取引されている価格は最低1万5000円前後で 私たちは全国からのご支援で電気・水道・ガスもない中、沢山のご支援や毎日届く、おにぎりを食べさせて頂きました。そのご恩の分を考え、みんなで人力で動けばと、この価格設定にしました。 復興米として儲けよという業者もいましたが「知足」という私たちの想いは、そこにはありませんでした。そして、売上は全額途上国支援にまわります。世界の電気・水道・屋根もない地域に学校やシェルターなど作る支援をする事が私たちの恩返しだと思っています。もうすぐ、冬がきます。鵜川という地区は雪深く、人里はなれた地域ですが、心や優しい人・おいしい水・豊かな自然、その中でうまれたものが「私たちの平成の米百俵の精神です」そして、この鵜川という地域は、伝説の多いところで、国のむ無形文化財として伝承として、綾子舞という踊りが口頭による伝承で伝えられている所です。この時代であっても、お年寄りが子どもたちに「伝えていく」このコミニケーションが大切だと思っています。 今回のプランも最初、テレビ、新聞が取材をと申し出てくれたのですが、お断りをしたのですが、それは、私たちの伝えたいことは、もっと違うものなのです。お食べになりましたら、是非、この平成の米百表プロジェクトのことを、皆さんが、お伝え頂きたいと心よりお願い申し上げます。 未来予想図実行委員会 下條 茂
2015.09.29
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いくつかの災害支援をしてきて教訓として生かすこと、それは「大丈夫という人に気をつける事」 何か物音がするだけてドキドキしたり、パニックをおこしていたり、なんでもないのに涙が出たり・・この時期にこうゆう事は当たり前の事なのに、自分だけがおかしいと思い、隠そうとする人、特に高齢者に多いのです。そして、同じ被災をしても自宅に住んでいる人と仮設住宅に住んでいる人とは、PTSD程度も心の傷の深さも段違いに違います。 一見普通にみえて無口の人にも注意です。 今までは避難所でコミニケーションや第三者がいましたから、少しでも何かあればわかりましたが、それが隠れてしまう時期です。 人は人に伝えたり、人に話をする事でラクになります。それは、私がおかしいから・・と伝えないで人前では平然と装おうとする傾向があります。お酒を飲んで、お酒に弱い人は、自分が酔っているを誤魔化そうとドンドン酔っていくのに似ています。 逆にお酒に強い人は自分の限界やペースを知っています。 心もそうですね。 隠そうとするほど潜在意識下に入り込んでいきます。この時期に、体調が悪かったり、疲れているのは当たり前なんです。これをヘンと思わないでください。 大切な人がなくなった後でも、御通夜、お葬式、挨拶まわりなど、 数日間は忙しく、バタバタしています。そして、沢山の人が訪れたり声をかけてくれます。 自分や、その現実に向き合う事が出来ないのが今までの時期です。それが仮設に入り、ホッとした後、現実に対しての振り返りがおきて孤独感、悲壮感、喪失感が出てきます。一人でご飯を食べている自分・・・出てきたアルバム・・・電気を消した直後・・・復旧工事のトラックがとおる振動・・・ヘリコプターの音・・・ なんともいえない感情が浮かんできます。 実際に向き合ってきましたから生かさないと・・・
2015.09.18
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阪神大震災、中越地震、そして今回はまさに震源地の中越沖地震と何時も現場で活動をしてきました。 本当に卓上の理論や通常の感覚とは明らかに違います。最初は麻痺や悲しみ、切なさが出ますそして時期が立つと怒りや自分を責めるようになる人もいます。そして、ほっとし最初の一ヶ月は誰でもが怖さ、不安を覚えていますから様々な感情も出てくるのは、当然の反応です。うつでも疲れ、だるさ、やる気がないなどもそうですが、その感情が薄れる事なく、強くなったりして一ヶ月以上続くのをPTSDといいます。だから、教育機関で公的機関で現在あがってきているのは地震直後の アンケートですから、参考程度にして、これで安心などと思わないで欲しいのです。 本当はこれから調査を取るのが臨床では大切な事と思っています。これから、本当に病的な心理的なものが出てきます。(アルコール中毒、不眠、うつ、自律神経失調、暴力的行動、パニック障害 自己臭、登校拒否、引きこもり・・・)まず災害時のストレス反応への対処法・被災体験を誰かに話し、自分も聞く ・話す時には「出来事」「考え」「気持ち」の順にすると話しやすい ので質問も事実から聞いていく ・感情を抑えない、吐き出すことで整理されていく ・深呼吸・リラックス ・運動をして体をほぐす ・酒でまぎらわさない ・カフェイン、糖分を取り過ぎない ・栄養のバランスをとる ・計画を立て、無理をしない ・自分を責めない ・つらさを一人で抱え込まず、助けをまわりに求める ・子供には絵をかかせる。・絵をみながら、みんなで話し合う ・災害の記事や写真を持ち寄ってコラージュをつくる(自分で描くより子供は安心し手取り組める)◎グループトーキングをして、最後に今度地震がおきたらどうする?事実を聞き、考えをきき、感情を聞く・・・この手順みんな助けてくれたよね・・・どんな事と出来事の事実をとらえて、経験にしていく。ボランティアも第二次被災者として認識をしておく ・深呼吸をして落ち着きを取り戻す ・自分やボランティア仲間である周りを褒める ・同僚や周囲に経験をきいてもらう ・十分な栄養をとる ・好きな音楽を聴いたり、入浴したりしてやすむ援助のリーダーシップをとる方に・少したってほっとすると燃え尽き症候群が出始めます・自分で効率がおきてきたら、現場から少しはなれる。・常に情報を流し、自分で抱えず周囲に協力をもとめる・自分の限界、ペースを知っておく・ボランティアから帰ってきたら出来るだけ第三者に話をしましよう
2015.09.18
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私たちは、本当に現場で対応してきましたから、時期により幾つかの対応を変えていく事を知っています。少し落ち着きが出て緊張が取れてきてから、心理面が出てきますから子供のいる家庭では注意をしてみていてください。一年ほどたって「自己臭」といって、今回の水害や災害の時に友達に「くさい」と言われてから、それがトラウマとなって自分は臭いのではと気になり、過剰に手をあらったり着替えたり臭いは、自分から出ているからと家からまったく出れなくなったような子も私の所ですら数名いました。本当は臭くもなにもないのに、何気ない一言、何気ない行動は子どもたちの心を傷つけます。子どもたちどうしもやりきれない思いから攻撃をしてしまうのも遅れて出てきます。担当者や心理的な対応をする方々は注意をしてほしいと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 災害が心にもたらすもの災害に襲われた恐怖、愛する人を亡くした喪失感、家や財産を失ったショック。 災害直後の精神的ストレスは想像以上です。 一般的に、災害時のストレス反応として、以下のものがあげられます。 心理・感情面 睡眠障害・恐怖の振り戻し、不安、孤独感、疎外感、イライラ、落ち込み、 怒り、生き残ったことへの罪悪感 身体面 頭痛、手足のだるさ、虚弱感、喉のしこり、筋肉痛、胸の痛み、吐き気、 下痢、胃腸障害、食欲不振、呼吸障害、悪寒、のぼせ、冷え、ふるえ、めまい、アレルギー思考面 集中困難、思考力のマヒ、混乱、無気力、短期の記憶喪失、判断力や決断力の低下、選択肢や優先順位を考えつかない行動面 怒りの爆発、けんか、過激な行動、家族間のトラブル、ひきこもり、 社会からの孤立、飲酒や喫煙の増加、拒食、過食、子どもがえり これらは、災害という「異常な事態」に対する「正常な反応」といえます。ですから、感情を無理に押さえ込むのではなく、上手に吐き出すことが大切です。 自分でできるストレス対処法 被災体験を誰かに話し、自分も聞く。 話すときには、「できごと」「考え」「気持ち」の順にすると話しやすい。 感情は抑えない。吐き出すことで整理されていく。 体を動かしてリラックスする。 軽い運動や深呼吸で、こころとからだをほぐす。 ふれる、抱きしめるなどのスキンシップを大切に。 自分を責めない つらさを一人で抱え込まず、助けを求める。 楽しみをみつけ、気分転換する。 ○子供に対するケア子供が怖がったら、抱き寄せて「大丈夫、心配しなくてもいいよ」と安心させる。 子供の話を、うなずきながら聞いてあげましょう 「よくがんばったね」とほめてあげましょう。 急に良い子になってしまう場合も注意が必要です。これは高齢者でもそうですね。 「異常時の正常な反応」が出ない方にも目を配っていく事も大切です。 抱え込んでしまう場合が多いですから、吐き出している子供より後でストレスが出てしまう場合もあります。○高齢者に対するケア体が弱っている人や、一人暮らしの高齢者の場合、孤立感や無気力感を強く感じる可能性があります。 災害時に全てなんでもボランティアが料理や何でも運んだり援助ばかりしている と自分の必要性も否定してしまう場合もありますから注意が必要です。 安心させてあげることが最も大切です。 「自分は見捨てられた」という絶望感を持たないよう、適度に声をかけましょう。
2015.09.18
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ハチドリのひとしずく (アマゾンに伝わる神話、ハチドリの物語) 『ある時、アマゾンの森が燃えていた。 大きくて強い動物たちは我先にと逃げていった。 しかしクリキンディ(金の鳥)と呼ばれる小さいハチドリだけが、そこに残った。 そして、 口ばしに1滴ずつ水を含んでは、飛んでいって燃えている森の上に落とした。 また戻ってきては、水滴を持ってゆく。 それを繰り返すクリキンディを見て、大きくて強い動物たちは、 馬鹿にして笑った。 「そんなことをして、森の火が消えるとでも思っているのか」。 クリキンディはこう答えた。 「私は、 私にできることをしているの」
2015.09.12
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震災直後は、自衛隊、警察、消防などの専門家が動きますが、この後は一般の方々などが現実と向き合うことになります。なので、災害支援、ボランティア支援など準備を進めれる人は動きだす時期です。テレビなどで情報を得ても、現実はかわりません。各自が出来ることを無理せずに自分のスタイルでしていく事が必要です。水害等の浸水被害は、これからの跡かたずけが大切で、復旧、復興までが時間がかかります。私も様々な機関に働きかけをしてきますが「無理をしない」「被災者本位」「地元主体」のボランティア三原則を意識して動いています。 そんな中で地域としての心理的回復プロセスを意識しておくと動きや心のとらえ方で一つの指標になります。「傷つくのは、直接被災した人だけではありません」事態が刻々と移り変わる中、「この地域」が広くは日本全体をさすと考えていいかもしれません。 災害を受けた地域は、次のようなプロセスをたどると言われます。 期間はあくまで一般的なものです。 【英雄期……災害直後】 命を守るため、関係機関を含め、誰もが力を尽くす。 【ハネムーン期……6ヵ月まで】 衣食住が問題となり、生きのびた人が助けあい、外部からの援助も行なわれる。被災地は連帯感に包まれる。 【幻滅期……2ヵ月~1、2年】衣食住だけはどうにか確保されたところで、心の問題が徐々に目に見える形になってくる。人々は自分の受けたダメージに直面し、やり場のない不満と怒り、避難生活の疲れ、被害の程度の違いによる感情的な反目などが表面化。飲酒問題も出現する。この時期が終わるまでは、地域だけでなく外部からの物心両面の支援が欠かせない。 【再建期……数年間】 被災地に「日常」が戻り始め、被災者は自分の生活の再建だけでなく地域としての再建に参加。一方、復興から取り残されたり精神的支えを失った人に対しては、地域での長期の援助が必要。 災害の規模が大きく多数の死者が出てしまったような場合、住民のストレス反応はむしろ出遅れることが多く、その分だけ長引いたり、人によってはPTSDとなる可能性もあり、専門機関の受け皿を確保する必要があります。災害は何処にでも、誰にでもやってきます。私の所、私は大丈夫とか、日頃のおこないとかではありません。常日頃から防災や自分を自分で守る備えをしておく事が必要です。
2015.09.11
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避難所では 小さな赤ちゃんのいるお母さんが集まって安心して授乳したり、励ましあったりできるスペースを確保してあげてください。 プライバシーが守られた場所で授乳ができるような配慮をする。 授乳のために特別な場所を確保できない場合には、人目に触れずにすむようなスカーフや大判の風呂敷を貸し出してください 災害時、特にこの時期の場合や、台風が雨があがった後は様々な心理面、衛生面での問題が出てくる事があります。母乳育児中のお母さんは母乳育児を続けましょう この様な状況で母乳育児を続けることはとても重要です。母乳育児は赤ちゃんの命を救います。母乳育児は完全無欠の栄養を赤ちゃんに与えます。さらに、母乳の中の感染防御因子が、非常事態で流行する可能性のある下痢や呼吸器感染から赤ちゃんを守ります。一方、安全な水や、お湯を沸かす燃料のない場所での人口乳の使用は、栄養不良、疾病、乳児死亡のリスクを高めます。母乳育児を続けることで、お母さんも子どもも慰められ、心の支えが得られます。 ストレスで母乳が干上がることはありません! 極度のストレスや恐怖で一時的に母乳の出が悪くなる事はあっても、それは一過性のものです。母乳育児をすると、お母さんも子どもも落着き、実際に緊張が和らぐようなホルモンが作られるという医学的根拠が証明されつつあります。一時的に出が悪くなっても、赤ちゃんが欲しがる度に欲しがるだけあげているとまた母乳は出てくるようになります。 栄養状態の良くないお母さんの母乳にも、完全な栄養が含まれています! 母乳の栄養はいつでも完全です。お母さんが深刻な栄養失調にかかった時のみ、母乳の量が減ります。とはいえ、災害時は授乳中のお母さんが十分な栄養を取れるよう、人口乳の配給よりも、お母さんの食べ物や飲み物を優先的に確保するようにしましょう。お母さん自身が少しでも体を休めてリラックスし、きちんと食べて十分な水分を取るように気をつければ、母乳の出を良くする事ができます。 下痢の赤ちゃんでも母乳は続けられます! 母乳の中に免疫が含まれています。母乳で育てられていて、極度に下痢をしている赤ちゃんで、脱水症状がある場合は、医療を受ける必要があります。その場合も、母乳育児はやめたり減らしたりするべきではありません。非常事態では水が汚染される事が多く、哺乳瓶やおしゃぶりも汚染されている事が多いので、注意が必要です。母乳だけで育っている赤ちゃんにおしゃぶりは必要ありません。 母乳が足りないのではないかと思ったら、便や尿を確認しましょう月満ちて生まれた健康な赤ちゃんは、生後3、4日頃から1日に6-8回の尿をします。(紙オムツなら5ー6枚)。生後6-8週間くらいまでは、1日に3-5回の便がでます。欲しがるだけ欲しがる度に乳房を含ませましょう。新生児は1日8-12回飲むのが平均ですが、もっと飲む赤ちゃんもいます。赤ちゃんが欲しがるたびに授乳できていて、赤ちゃんの肌つやがよく手足を良く動かしていて、いつもの様に便や尿が出ていれば大丈夫です。 被災者の救援にあたっている方へ母乳で育つ赤ちゃんに一番必要なもの=「母乳」を赤ちゃんにあげられるように母乳育児を支援してください! 母乳で育つ赤ちゃんにとって何より必要なのは母乳です母乳育児中のお母さんが安心して授乳を続けられるような支援をぜひともお願い致します母乳で育つ赤ちゃんにとって、何よりも必要なのは母乳です。これはたとえ自身など大きな災害に遭ったときでも変わりません。赤ちゃんにとってかけがえのない食べ物である母乳を、お母さんが安心してあげられる為に、以下のような方法で支援する事が効果的です。 救援物資については 母乳で育てているお母さんに、安易に人工乳を勧めない。むしろ、災害時に母乳で育てる事のメリットを伝える。 授乳に必要な分も考えて、授乳中のお母さんには特に十分な食料を配分する。 授乳中のお母さんの中には、赤ちゃんだけでなく、他にも小さな子どもを抱えている人が多いでしょう。そのためにも、お母さんが十分な休養と栄養が取れるように特に配慮をお願いします。 授乳期のお母さんと赤ちゃんへの支援 授乳中のお母さんは接種カロリーが極端に不足すると、母乳の分泌が低下する事があります。ストレスで一時的に母乳の出が悪くなっているお母さんには、精神的なサポートをお願いします。母乳が足りなくなって、人工乳が必要になると、避難中の貴重な水や燃料、消毒のための資源を消費することにもなります。そして、人工乳は本当にそれが必要な赤ちゃんにきちんと行き渡るようにお願いします。 紛争や災害を抱える多くの国で支援活動をしている国連児童基金(ユニセフ)と世界保健機構(WHO)が出した「乳幼児の栄養に関する世界的な運動戦略」では、緊急時の乳幼児の栄養について、次のような点に留意するようにと促しています。 『乳幼児は、自然に、もしくは人為的に引き起こされた災害の際はもっとも弱い犠牲者となります。母乳育児の中断や不適切な補完食(注:離乳食の事)は、栄養不良、疾病、死亡率のリスクを増加させます。たとえば難民キャンプで無差別に母乳代用品(注:粉ミルクや哺乳びん)を配布するような行為は、早期かつ不必要な母乳育児の中止をもたらしかねません。ほとんどの乳幼児に対しては、母乳育児の保護、推進、支援、および適切な時期に安全で適切な補完食があたえられるという保証に重点が置かれなければなりません。母乳代用品で育てなければならない乳児も常に少数は存在するでしょう。適切な代用品が供給されなければなりません。そして、それが通常使用される一連の食品や医薬品の一部として、調達され、配布され、安全に与えられなければなりません』 (日本ラクテーション・コンサルタント協会訳) 2004年10月31日作成:災害時の母と子の育児支援 共同特別委員会 「災害時の母と子の育児支援 共同特別委員会」は、日本ラクテーション・コンサルタント協会、ラ・レーチェ・リーグ(LLL)日本、母乳育児支援ネットワークの協働により運営しています。★日本ラクテーション・コンサルタント協会(JALC):母乳育児援助のための専門的な知識と技術を持つ「国際認定ラクテーション・コンサルタント(IBCLC)が運営している、母乳育児支援にかかわる専門職のための団体です。★ラ・レーチェ・リーグ(LLL)日本:母乳で育てたいお母さんのための集いを開き、相談活動などを行なっている、母親によりボランティア団体です。世界66カ国に活動グループがあります。★母乳育児支援ネットワーク日本(BSNJapan):ユニセフや国連の協議団体であるWABA(世界母乳育児行動連盟)やIBFAN(乳児用食品国際ネットワークといった団体と連携をとって広く母乳育児に関する情報の提供などを行なっています。)
2015.09.11
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私は阪神淡路、中越地震、中越沖地震、東日本大震災、海外支援をしてきました。東日本大震災の時は防災カウンセラーとしてラジオのFM東京から全国に被災地に40本近く御話をさせて頂きました。日本では危機管理として教育をマインド・メンタル・フィジカル・経済・行政などにたいしてのノウハウや学問的な理解はあっても経験値が不足していますから、出来る限り経験者が伝えいければと感じています。「学問やマニュアルと実際の現場は違います」そんな中で災害時に伝える事を整理して書いていきます。◎アクティブ・リスニングを使ったアウトリーチ当初、多くの人は感情がマヒした状態にあります。このときに「どんな気持ちですか?」と聞いても意味がなく、むしろ、マヒによる防衛の壁を無理に崩さないことが大事です。話を聞くには、「何が起きたのか」という事実から質問を始めます。「震災があったとき、どこにいましたか?」「まず何をしましたか?」「誰と一緒でしたか?」など。 次に「何を考えたのか」を質問します。「震災の時、何を考えましたか?」「このところ、どんなことを考えていますか?」「ずっと頭から離れないことはなんですか?」など。多くの人は、考えを話すうち自然と感情を表現しますが、場合によってはやわらかく質問を向けます。被災者が感じていることは、ストレスへの正常な反応であり、時とともに薄らいでいくことを伝えます。語りたくない人に対しては、その気持ちを尊重してください。「今、話したい気分ですか?」と聞いてみるのもいいでしょう。◎メンタルヘルスの領域で援助を行なう方へ アウトリーチのスタッフは「カウンセリングをしましょう」などと切り出すべきではありません。「心理学」などの専門用語もタブーです。心のケアをすると気負うことなく、食事運びや片づけの手伝い、書類を書く手伝いなど、その場で役立つことをしながら、「大変でしたね」「何か私にできることは?」と自然に声をかけます。感情が高ぶっている人はさりげなくケアし、手続きがわからない人には説明し、特別な援助が必要なら紹介・手配します。そのため、メンタルヘルスの援助者は、他部門の動きや、公的手続き、交通手段の確保など、地元のあらゆる情報を知っておく必要があります。ひどいうつ状態や不安、精神障害の悪化、アルコール依存など、日常生活が困難な被災者は、専門治療機関につなげます。現実には起こっていないことが起こっているかのようにふるまう、極度の興奮状態にある、表情がまったくない、ストレスによる身体症状が深刻、自殺の恐れが感じられるなど、反応が激しいときは、早期に専門機関につなげる必要があります。◎被災者の怒りへの対応「幻滅期」の怒りが家族に向かったり、権利の放棄にならないよう、現実的な手助けが必要です。 目の前に怒っている人がいたら、反論や議論は避け、具体的に何に一番腹が立っているのか、聞きだします。援助機関の窓口などで応対する場合、集団を相手に話すのはタブー。行動がエスカレートする危険があるからです。代表者に出てきてもらい、「こちらでゆっくり話を聞きましょう」と、場所を設定しましょう。まず、スタッフ自身が深呼吸して心を落ち着けます。怒っている人は、あなた個人を責めているのではありません。弁解せず、じっくり話を聞き、相手の感情が出つくした後で「お気持ちはよくわかりました」と言い、相手が落ち着いていたら具体的な話に入ります。◎被災者の深い悲しみへの対応「悲しまないですむようにしなければ」「泣くのをやめさせてあげなければ」と思う必要はありません。周囲の人や援助者にできるのは、基本的には、そばにいてあげることだけです。落ち着ける場所を探し、すぐに手が届くぐらいの距離をとって座りましょう。泣いている人には、質問やアドバイスをすべきではありません。人は泣くだけ泣くと、たいてい気分が楽になったと感じます。話をしたいようなら、静かに話を聞きます。「それはつらいですね」「本当につらかったでしょうね」というように、悲しみの感情を受けとめます。肉親を失うなど、大きな喪失の悲しみが癒されるまでには、ショック~怒り~深い悲しみ~受け入れ、といったプロセスをたどり、その人なりの時間が必要です。◎子どもへの対応子ども、高齢者、心身の障害を持った人は、自分で行動できる範囲が限られるため、不安が高くなります。 災害の正体がわからないことも、恐怖を強めます。多くの場合、子どもは災害後に、夜泣き、おねしょ、甘える、だだをこねるなど、赤ちゃん返りのような反応を示します。 これは一時的なもので、心配する必要はありません。幼い子どもは自分中心の世界観をもっているため、「自分がいけない子だったから、こんなことになった」という考え方をしがちです。「あなたは悪くない」と納得させてあげてください。 子どもの行動を叱ったり責めたりすると、こうした考え方を強めてしまうことがあります。 家庭、あるいは周囲の大人が子どもに対してできるのは、以下のことです。 *なるべくそばについていてあげる。 *十分に温かくして、栄養をとらせる。 *恐がったときは「一緒にいるから。大丈夫」と安心させる。 *災害について教える。 *体験を話す場をつくる(強制はしない)。絵を描かせたり、絵を前にしながら話を聞く。 *年齢に応じ役割を分担し、責任を果たしたら心からほめる。 子どもは強靭な復元力をもっています。 周囲の支えが得られれば、大人よりも早く立ち直ります。◎.子どもに家族の死をどう伝えればいいか?事実を伝えてください。亡くなったときの様子を事細かに教える必要はありません。また、大人にしばしば言うように「苦しまなかった」などの慰めもいりません。たとえば「地震で家が倒れて死んでしまった」のように、事実を説明します。小さい子どもに対して「お母さんはお星さまになった」のような幻想的な説明は禁物です。もう生きている人のようには動いたり話をしたりできないこと、お墓に入れることなどをわかりやすく説明します。家族の死について子どもが自分を責める考え方をしないよう、「あなたのせいではない」ときちんと伝えることを忘れずに。 死を受け入れない場合、無理に事実を突きつけるのは避けるべきです。子どもの要求にできる範囲で応えつつ、誰かが一緒にいて状況を見守ってください。◎.高齢者への対応これまでの生活が変化する苦痛は、高齢になるほど強くなります。日常が崩壊し、住み慣れた所から離れなければならないこと、新しい事態に適応しなければならないことは、高齢者にとって非常につらいものです。 高齢や、心身の障害によって自力で対処できる範囲が限られる場合、恐怖や無力感も強くなります。 感情的にひきこもったり、「子ども返り」をするのは、こうしたストレスへの反応です。 気がねして助けを頼めなかったり、援助を受けるのが申し訳ない、あるいは恥だと感じる人もいます。 援助者や周囲の人がまずできるのは、以下のことです。 *理解できるよう状況を知らせ、今後のプランを話し合う。 *非論理的なこだわりは修正し、安心させる。 *混乱しているようなら、日付や時間や状況を繰り返し説明し、認識を助ける。さまざまに違った説明をせず、できるだけわかりやすい言葉で、繰り返し話す。 *頻繁に声をかける、名前を呼ぶ、「肩をもみましょうか」など自然に身体にふれる。 *心身の状態に注意する。 *話を聞き、気持ちをくみとり、できる範囲でニーズに応える。 「もう生きていたくない」など救援や支援を拒む場合には、「あなたが現にこうして生きていること」「生き残ったこと」には何か特別な意味があるはずだと、心から伝えてください。 以上、『災害と心のケア』デビッド・ロモ著より
2015.09.11
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