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「古文をちょっと見てもらえませんか?」久しぶりにあるお母様からお電話を頂く。このお母様はご自身も英語の塾の先生をなさっていて、縁あってウチにお子さんの理数をお願いされていた。今回お願いされたのは、以前教えていたお子さんではなくその下のお子さんであった。超有名人気校に通うそのお子さんは期末試験が近いらしく、その試験に向けて、1・2回ほど苦手な科目を教えて欲しいという依頼だった。具体的な内容をお聞きした後、ふと、この学校にお子さんを入れるまでどうやって勉強をされていたんだろうと思い、お母様に小学生の頃の勉強内容を伺った。あの小学生の頃、塾はどちらに通わせていらしたんですか?「ウチは、○○○○です(実際の塾名と伏字の文字は一致しません)」あっつ、そうだったんですか。「あの当時は、○○○○が良くて、最初は真ん中のクラスだったんですが、最後の方は上のクラスにあがりましたから。」「あと、国語は家庭教師をつけましたね(中学受験専門にやっていらっしゃるプロの人である)」お母様の話は非常に具体的で、しかも小学校低学年のうちから長期戦略でどの段階で何をやるかを考えて、勉強をしていらっしゃった。もちろん情報量もすごい。あ~、なるほど。と思うことをとてもよくご存知である。やっぱりこういった情報は、インターネットには出てないよなと改めて実感。でも、中学受験はお家の方がどこまでやっていたかがかなり影響するよなぁ、とも思う。このお母様も、お家で相当やっていらっしゃっていた(もちろん計画もきちんとされていたのだが)。塾の言いなりにはなってらっしゃらない。結局はそこだ。そうか、ウチには私立の生徒さんが多いから、こういったことをお母様にお聞きしてもいいんだな、と感じた。でも、まずは生徒さんの成績をきちんと上げてからだね。
2005/01/31
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この「ぷろのかてきょの日記」を、2004年1月29日に立ち上げてから、昨日で無事、1周年を迎えることができました!(パチパチパチ!)日記といえば、過去を振り返ると、ほとんどが3日坊主で終わっていた私にとって、アップが遅れるとはいえ、なんとかほぼ毎日書いてこれたのも、このHPをご覧になっている方のおかげだと思います。本当にありがとうございます。ちょうど1周年にあたる昨日には、無事「オフ会」も開催でき、まさか自分が「オフ会」をやる日が来るだなんて、日記を書き始めた頃は思いもよりませんでした。もともとは、こんなに毎日しかも1年続けるとは思わないで、「楽天日記おもしろいからやってみれば」と知り合いの方の勧めで、軽い気持ちで書きはじめたのが最初でした。それが、1年も続けているとは!そこで、いつもこのHPをご覧になっている方へ何かプレゼントが出来ないか、と思い、記念日である1月29日にちなんて、「0129」番をキリ番とさせて頂き、この番号を踏まれた方には、「プロがお子さんのために選んだ塾用教材(問題集)」を1冊プレゼント致します!これが果たして良いのかどうか、判断に迷うところですが、塾用教材というのは一般の方はなかなか手に入りづらいと思われますし、非常にたくさんある教材の中からお子さんに合うものを1冊選ぶ、というのも難しいことだとも思いますので、「教材プレゼント」とさせて頂きます。今のアクセスからですと、「050129」番(ちょっとまだ先ですね)がキリ番となりますので、その番号を踏まれた方、ご連絡ください(メールを送ってください)。それでは、「祝!2周年」となるよう、またがんばります!
2005/01/30
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今日ははじめての「オフ会」!告知したときには、誰も参加されなかったら・・・と実はドキドキの告知だったのですが、無事開催できて一安心でした。「オフ会」には今まで行ったことも、やったこともなかったので、何をどうして良いのか、もたもたしたところもあって、参加された方にはご迷惑をおかけした点もあったかと思います。どのお母様も素敵なお母様で、お子さんのことを一生懸命考えていらっしゃって、私は感動しました!私が今までやってきた中で得た知識や、方法をお伝えすることで、皆さんのお子さんが充実した学校生活を送るお手伝いに多少なりともなっていれば、これほどうれしいことはありません。教材も以前に比べて多くの中から選べますし、学校外授業も選択肢が増えていて、「勉強しよう」と思えばいくらでもできる環境となっている今、お子さんの性格や目標にあった一つの判断基準となるよう、これからも情報を発信していきたいと思います。この場では、なかなか制約もあり詳しくお伝えしたくてもできなかったことが、今日のオフ会を通してお伝えできたこと、お母様と直接お会いすることで「生のお話」をお聞きすることができて、私はとてもうれしかったです(自己満足になっているかもしれませんが)。今日はご参加頂き、ありがとうございました。私の方こそお母様からパワーをいっぱい頂きましたので、お仕事がんばります!追伸:あの後打ち合わせがあったので(前日に急遽入ってしまったのです)、会社に戻り、夜の12時ごろに帰宅したのですが、なんと彼が「夕飯の準備」をして待っていました!(「オフ会」での話しをどこかで聞いてた?!)待つ身の辛さを感じたようです(笑でも、キッチンには山のような食器やなべが・・・私も一つずつ気長にやっていこうと思いました。
2005/01/29
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講師の応募で、最近はそういった塾が多いせいか「個別指導塾で1年の経験があります」など、「個別指導塾」の経験を、「経験」として言ってくる人が多い。「経験」があるのはいいことだが、だからといって、「個別指導塾」の場合、その経験が即「指導力がある」ことにはならない。というのも、まともな「研修」を塾で行っていないからだ。「研修」は費用も労力もとてもかかる。コストの面から集団塾(受験塾)はやれるのだが、個別指導ではとてもじゃないがそこまでやれない、という側面はある(完全にこれは「企業側の論理」であって、そこには「生徒さんにとってどうすることが良いのか」が抜け落ちている)。「連絡帳」などの事務的なことをざっと教えた後は、すべて丸投げ。私は「指導」には、「教え方の技術」が必要だと思っているので、そういった「技術」を伴っていない場合は、いくら「経験がある」といわれても、「ない」のに等しいと判断する。結果、「個別指導の経験あり」は、「経験なし」と同じになる。もっとも、もともと教え方が上手な人が、いくら「教え方の指導」を受けていなかったとはいえ、実際に生徒さんを指導していく上で自ら「技術」を身につけていく人も中にはいる。ただ、そういった人は会ったときにわかるので、それはきちんと「経験者」扱いである。他社さんでは、「塾経験」は全て「経験者扱い」になるところが多く、こういったウチの姿勢に文句を言ってくる学生は少なくない。納得がいかないなら他社へ応募すればよいだけだと、私は思うのであるが、文句を言って打ち負かそうとする人もいる。こういう講師応募者に会うたびに、採用する前にどういった人かがわかって良かったなと前向きに考えるようにしている(以前はカチンとくることも多かったが最近は慣れてきた)。家庭教師を個人契約しようとする場合、参考になさってください。
2005/01/28
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講師の人と話をすると、中学で「塾」に行っていた人が多い。が、君のレベルだったら、中学で「塾」なんていらなかったでしょ。というと、「そうなんですよね~、今から考えると塾なんて行かなくても良かったな、と思うんですよね。」とほとんどの人が言う。「『とりあえず行ってみようか』と行ったんですけど、でも『塾』に行ってたから成績が上がったなんてこともなかったですし。」まぁ、そのレベルだったらそうだろうね。でも君の合格実績は、『塾の実績』となっちゃてるんだろうね。「今から考えると、塾の宣伝になってただけでしたね。」よく、塾の合格実績に、県のトップ校に「○名合格!」と載っていますが、実態はこんな感じです。公立のトップは内伸書の評価も高くないと入れないですし、塾のカリキュラムが良かったから、というより、もともと受かるレベルだった、の方が大きいです。高校生になると、その授業は良いのか、自分には必要なのかの判断が出来るようになってくるのですが、中学生の時は客観的に自分で判断するのが難しいため、「必要かどうか」を判断するのは厳しかったと思います。ただ、塾に行けば受験情報が手に入るのもまた事実。「塾に行っていて安心だった」という講師ももちろんいます(「塾のおかげで受かった」とは言わない)。ですので、その塾の「合格実績」に惑わされないように。「その塾の実績がどうか」、というより「その塾はお子さんに何をしてくれるのか」で選ばないと、ただのお客さんになってしまいます。ちなみにちゃんと成績を上げて結果を出してくれる塾もありますが、そういった塾は宣伝をあまりしません。なぜか。宣伝しなくても生徒さんが入会してくるからです。広告は作るのも出すのもものすごくお金がかかるものなので、ワザワザお金をかけてまでそういったことをする必要性があまりありません。塾を選ぶときの参考にしてください。
2005/01/27
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ウチには、某公立高校で講師をしている人がいる。その人と話をしていたら、「教えている英語の内容が、今担当している(家庭教師で)生徒さんの中3英語より簡単なんです。」と言った。えっつ?中3より簡単?「えぇ、まぁ家庭教師で教えている子が私立というのもあるとは思いますが、高校でやっていることがもともとしっかり教えていないんですよ。」え~!正直かなり驚いた。いくら私立中といっても、あくまで中学である(ちなみに教科書は文部科学省から配られているものを使用)。中学を卒業した後にある高校が、中学よりも簡単とは、、、まぁ、大学受験で必要となる英語と、日常会話として使う英語には違いがあるから、高校の後に大学受験を考えないのなら、確かに中学で教えているような文法はいらないのかもしれないけど。。。その学校は、留学生や帰国生を受け入れたりしているようなので、コミュニケーションを重視しているのかもしれないね。公立も色んな学校があるんだなぁ、と思った一日だった。
2005/01/26
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「すごいひどい会社で!」とメールを頂いた。その方は、丁度、お子さんに家庭教師でもつけようか、と考えていたところ、電話で「無料相談をしています。お話だけでもどうですか?」と言われ、ちょっと話でも聞いてみよう、と思われたらしい。こういったかかってくる電話や、インターネットで調べてご家庭から直接お問い合わせの電話をした場合でも、詳しいことを聞こうとすると必ず言われるのが「ご自宅に説明に伺います。」のセリフ。いろいろと聞いても、「お子さんにも実際にお会いして学校の様子など聞きたいので」などと言われ、結局「自宅にお伺いして全て説明します」となる。もし、こうなったら、絶対に自宅には上げてはいけません!自宅近くまで営業マン(ご家庭にはアドバイザーと語るが)が来たら、自宅近くのマックなり、喫茶店に入るなりして、「自宅外」でお話を聞くようになさってください。なぜか。それは、「契約書にハンコを押すまで家から帰ってもらえない」からです。百戦錬磨の営業マンが来るのです。彼らは「契約してもらいに来る」のです。夜の10時だろうが11時だろうが、「ハンコ」を押すまで帰りません。お父様がいても、お子さんをうまく楯につかい、ねばります。「せっかくお子さんがやる気になっているのに」などとあらゆることを言われます。早く帰ってもらいたいからと、「後でクーリングオフできるからとりあえず契約してしまおう」と思われても、それも計算のうちに入ってます。ですので、もし検討されるなら、ご自宅には呼ばないでどこか近くの場所にした方が無難です。メールをくださった方は、まさに夜の11時を過ぎてもその営業マンが帰らなかったため、後でクーリングオフをしようと思って、とりあえず契約してしまった、とのこと(ちなみにこういった場合、消費者センターに相談されると良いです)。「どこもそうなんでしょうか?」とメールには書いてあったが、電話してくる会社は割とどこもそうです。ただ、電話して来なくてもそういった会社が多いのもまた事実。ちゃんとしている会社なら、電話で全ての質問に答えてくれますが、玉石混淆状態なので、「良い」と思えるまではとにかくご自宅にあげないことです。気をつけてくださいね。本当にすごいですから。
2005/01/25
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都立中学の応募倍率が発表された。14.26倍である。この応募状況を見ると、女子の応募人員が1,202人でかなりの高倍率。書類審査で一体何人が通るのか。公立の中高一貫教育校では学校教育法施行規定で、入学者を決定する際に、学力検査を行わないものとすることとなっているため、私立のようにペーパーテストがメインとはならないが、それでもこの高倍率では適正試験がかなり重要になってくるのではないだろうか。この適正試験の問題がHPで公開されている(H18年度開校予定の学校分)が、かなり難度の高い問題である。ある意味、非常によく出来ている問題だ。各校によって適正試験の問題が異なっており、どこの学校を受けるかによって、対策も変わってくる(あくまでも「例」としてのっているので、実際はちょっと変わってくる可能性もあるが)。「合格」するとなると、これはちょっとよく対策を練らないとダメだろうな(当たり前だけど)。しかし、この試験を突破して入ってくる生徒さん達ばかりなら、確かに「都立復活」はある得ると期待できそうだ。今後の動向を見守っていきたい。
2005/01/24
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今日は銀座にある「スイーツパラダイス 90min」に行ってみた。90分間、20種類以上のケーキやドリンクを食べ放題、飲み放題である。お値段は1,480円。ケーキの食べ放題は大学生の頃はよく行ったが、今はほとんど行っていない。久しぶりなので気合も入る。ちなみに彼は「ケーキ食べ放題」は初めて。行った時間が夕方の5時ごろだったので、すぐに入店できた。ケーキの種類が多いので、お互い同じものはとってこない、取るときも一つだけにする、というルール(?!)を決め、ケーキを取りに行く。ところがこのお店、パスタやスープも置いてあるのだが(もちろん食べ放題)、パスタの種類だけで6種類以上ある。しかも1種類なくなるたびに、新しい種類のゆでたてパスタが出てきて、いつ取りに行っても違うパスタが並んでいる。ちょうど小腹もすいていたため、ついつい手が出るパスタ。私も彼も、ケーキを食べるはずが、パスタとサラダばかり食べてしまい、これでかなり満腹になってしまった。しまった、ケーキが食べれないかも。頑張ってケーキにも手を出すが、パスタでかなり満腹になってしまい、アイスまで到底たどりつけそうにない。飲み物も想像以上に種類がたくさんあり(なんとワインまで並んでいる)、それもゴクゴク飲んでいたため、お腹ははちきれんばかり。ペース配分を間違えた私達は、結局「今日は『パスタを食べに来た』ってことで」と、ケーキグランドスラム計画はあきらめる。はじめての「ケーキ食べ放題 パスタ食べ放題」に来た彼は、とても満足したようで、「また来てもいいな」と言っていた。その意見に同感。「食べ放題」に興味がある方は行って見てください。かなり良かったです☆(ちなみにこのお店は関西にもあるらしい)
2005/01/23
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小学校低学年の子供を持つ友達から問題集の件で相談を受ける。久しぶりにあっていきなり仕事モードとなる私。「このプリントを使っているんだけど、どう思う?」大きめの用紙に問題がのっていて、それと同じサイズの解答がついている「プリント」であった。「とても安くて、ビデオとかいらない教材がついていないから、いいかな、と思ったんだけど」一ヶ月に一度届くというそのプリントは、値段を聞くとものすごく安い。確かに「ちょっとやって見ようか」という金額である。一ヶ月にどのくらいのプリント数あるの?「国語と算数は8枚ずつで、その他の科目もついているの。一日一枚って感じ。」8枚!8枚しかないのか!出来る子なら一週間で終わってしまう量である。少なすぎる。この他には?「今のところこれだけ。」問題を作っている立場から見ると、確かに「問題作成のコツ」はおさえているプリントであるが、にしても、、、やはりここは思い切って言った方がいいか、いや、せっかくやっているのにかなり水を差してしまうが、、、やっぱり質問されたのだから、思い切って言おう。問題作成のコツはおさえてあるプリントなので、悪くはないけれど、量が少なすぎるよ。レベルも学校標準みたいだけど、小学生が学校でやっている内容は、「出来て当たり前」の内容だからね。このプリントが出来るから、と言って、安心していると中学に入ってから大変だよ。「えっつ、そうなの!」中学ではどのくらいのレベルにいて欲しいと考えてる?「出来れば上のレベルに」だったらなおのこと、このレベルは「出来て当たり前」と考えた方がいいよ。やらないよりは確かにやった方が良いのは事実だけど、「やれば良い」というものでもないし、やったら効果が上がるやり方じゃないと。それに教材作成は、結構手間ひまがかかるんだよ。塾用教材で非常によく出来ている問題集があって、小1用でも全部で6,400円ほどするから、値段も確かに高いんだけど、ただその問題集は、途中で「中学受験をしよう!」と思ったときについていけるレベルで勉強できる内容になっている。やはり高いのはそれなりによく出来ているんだよ。「そうなんだ。」せっかくやっているのに落胆していてちょっと可愛そうな気もしたが、事実だからしょうがない。まぁ、まだ小さいからこれからだよ!それに「勉強」なんて長期戦だから、じっくり取り組まないとね。色々と励まし元気づける。値段で割り切る分には悪くないプリントだったんだけどね。
2005/01/22
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先週、家の近くに分譲の家が出来るようで、ポストにチラシが入っていた。ちょっとどんなものかとチラシに書いてあった電話番号に電話したら、「資料を調べますので折り返し電話します」と言われ(このトークはわざとだった気が後になってする)、あろうことか携帯の電話番号を伝えてしまった。すると、その後から数日おきに営業マンから「どうでしょうか?」としつこく電話がかかってくる!仕事中のこともあり、「今忙しい。用事があればこちらから電話する」と言っているのに、電話をかけてくる営業マン。携帯の電話番号を伝えるんじゃなかった、ととても後悔する。もう電話してきて欲しくないので、急に主人の転勤が決まり、3月に引っ越ししなくてはならなくなったので(もちろんウソ)と言ったら、「そうですか。」とその営業マンが言い、かかってこなくなった。もうこれから何か問い合わせすることがあっても、絶対営業マンには電話番号を教えないゾ!
2005/01/21
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突然ですが、来週の1月29日(土)の昼間に「『オフ会』をしよう!」と思っています。現状では、私にメールを頂いても個別にご返事ができない状態ですし、また、本当はもっと詳しくお伝えしたくても言えなかったりしていますので、お聞きになりたいこと、お悩みになっていらっしゃることなど、直接会ってお話しませんか?裏情報満載(?!)の「オフ会」に、ご興味のある方、こちらまでメールください。追って詳しい内容をお伝え致します。場所は今のところ「青山」辺りを考えていますが、「新宿」になるかもしれません。なお、いらっしゃったから、といって、会社への勧誘は一切行いませんし、お知らせ頂いたメール等も、「オフ会」の連絡のみにしか使いませんので、ご安心ください。皆さんと楽しくお話できることを、とても楽しみに待っています!******************<追記>(1月26日)今回の「オフ会」は締め切らせて頂きました。参加申し込みをされた方、29日にお会いできることを楽しみにしております。なお、次回の「オフ会」は3月末ぐらいを考えております。「もっと早く言ってもらえれば」とのご意見も頂きましたので、次回の告知はもっと早めに致します。
2005/01/20
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今日は早めに帰ってこれたので、途中からではあったがトリビアの泉を久々にみる。へー と思いながら見ていたが、ふと、どうしてこれは面白いのに、学校の勉強はあまりおもしろくないんだ?という疑問が沸く。トリビアの泉も「学校の勉強」も「すぐに明日から役立つ」という即効性のあるものでもない。しかも、料理番組のように「○○を知りたい!」という最初から前向きな姿勢で見るものでもない。「導入」の時点では「学校の授業」とトリビアの泉は近い気がする。ん~、と考えていると、トリビアの泉は、一つの情報量がとてもコンパクトにまとめられている、ということに気づいた。最近は集中力のない生徒さんが増えている。10分もすると、もうぷちっと切れている。授業の組み方も、小ブロックごとに切っていった方が良いか。。。あとは、「へー」と思うことが「学校の勉強」だと少ないからか。「へー」と思う授業。理科や社会はやれそうな気がするが、数学は厳しいかもしれない。「小野妹子は男です。」「へー」ん~、今いちだなぁ。でも、ひきつける授業というのはやはり「へー」の回数が多いはずだ。目指せトリビアの泉のような授業!今度よく研究してみよう!
2005/01/19
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「子供と講師の人があまり相性が合わないみたいで。」あるお家の方からご連絡を頂いた。合いませんか。。。その講師はとても感じの良い講師で、やさしい印象を受ける者だった。こういった仕事を長くやっていると、「合う、合わない」はかなり分かるのであるが、あの生徒さんと「合わない」理由がよく分からない。一体どこに問題があったのか?私からみて、「合う」と思われる別の講師の人に教えに行ってもらった。一度「合う」と思って「合わなかった」ために、この講師でも果たして「合う」のか、今ひとつ自信がない。ところが今度の講師の人は「合った」ようだった。あれ?じゃぁ、前の講師の人は一体どこに原因があったの?今度担当になった講師の人に詳しく話しを聞いてみると、前回の講師の人の「授業のやり方」に問題があったようだった。授業のやり方?!ウチではおおよそベースとなる指導の仕方というものがあるのだが、前担当していた人は、授業中の「演習」をかなりこなしてもらうタイプの人で(家庭教師の仕事は授業中の演習をよくやってもらうことが大切であるのだが)、これが生徒さんに合わなかったようだった。今回の講師の人は、演習ももちろんやってもらうのであるが、コミュニケーションをとるのが抜群にうまい。生徒さんからしてみると、まずは「コミュニケーション」を大切にしてもらいたかったようだった。前の講師の人ももちろん「コミュニケーション」は取れるのであるが、多分教えていて「もっとやらないとこのままだと危ない!」と感じたのだろう。授業でよく演習するように指導をしていたようだった(テスト前ということもあったためと思われる)。そうだったのか。相性だけでもなかったりするんだなぁ。授業スタイルはこちらから押し付けるようにはしないよう、言ってはいるのであるが、ただ「点数を上げないといけない」という役目もあるため、時間的な問題から生徒さんに合わないことも多少やらざるを得ない。この度合いが今回は悪い方に影響していたようだった。前担当していた講師の人へフォローをしながら、改めて「生徒さんにあう家庭教師」の難しさを実感した日であった。
2005/01/18
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センター試験の国語で、教科書と同じ文章が出ていたとのこと。ものすごく初歩的なミスである。1点で当落が決まる試験で一体何をしているのか。大学入試の問題を作る際には、現在高校生が使っている教科書を全て調べて作成しているハズであるが、作成担当の教授がそのチェックを怠ったのか?それともレベルチェックの問題と入れ替えちゃったのか?センターでは、毎年10月ぐらい(だったかな?)に、東大生を集めて、センターの問題(といっても実際の試験に使われるものと全く同じ問題ではない)を実際の試験の時と同じように解いてもらい、レベルチェックをしているのであるが、そのときに使う問題と入れ間違ったのか?それにしてもあり得ないことをやっている。最近はセンター試験の得点だけで受かる私立大学も多く、もっと「きちんと」行ってもらいたい!
2005/01/17
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(今ではこのような画風の漫画はあまり見なくなりました)私が小学生の頃から連載している「王家の紋章」。すっかり記憶の片隅へといっていたこの漫画の最新刊をコンビニで発見する!あ~!まだ終わっていなかったんだ!49巻目にあたる単行本の中身を早速読んでみる(すみません立ち読みしてしまいました)。前回までがどんな内容だったかすっかり忘れていたが、それでも今回のストーリーに引き込まれていく。よく分からないが面白い。最後まで読んでしまったが、とてもじゃないがあと数巻で終わりそうな雰囲気ではない。この漫画は終わらないんじゃないか、という気がひしひしとする。メンフィス殺せないよなぁ、やっぱり。彼に私が小学校から連載している漫画なんだよ!と「王家の紋章」の歴史を教えると、「えっつ、小学校からやっているのに49巻なの?おかしくない?『こち亀』なんて、今143巻ぐらいまでいっているのに、49巻って、一体何年に一冊のペースで出ているの?」と、彼は『49巻しか発売されていない』という事実に興味を持ってしまった。ん~、何年に一冊なんだろうねぇ。なんか忘れた頃に発売されているような気が。。。「ふ~ん、そういう漫画ってあるんだ。ねぇ、それいつになったら終わるの?」それも疑問なんだよね。今回のラストではとてもじゃないけどあと1、2巻で終わるような内容ではなかったし。「ふ~ん。」確かに一体どういうペースで連載されているのか、私も不思議に思う。でも、おもしろいんだよね、この漫画。これ読むとエジプトに行きたいなぁ、って思うのは私だけ?!
2005/01/16
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今日はセンター試験日である。受験生の方は頑張っていただきたい。それにしても、何故かセンター試験の日はものすごく寒い日になってしまう。今日も東京ですら小雪が多少まっていた。そういえば、私のときも雪が降っていたなぁ。そしてセンターが終わった次の日は暖かくなるんだよね。今年もそうかもしれない。来年から傾向が変わると言われているセンター試験。冬の風物詩みたいな感じがするね。
2005/01/15
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今日、仕事の関係でお会いした方のお子さんの「学校選び」についてご相談を受けた。まだお子さんが幼稚園でいらっしゃるのだが、参考にされたいとのこと。とりあえず、お住まいの場所をお聞きする。「○○区です。」○○区。う~ん、その辺りは公立でも良さそうな気がするが、微妙なところである。都内なので、公立であるなら高校は「都立高」となるが、都立高は六年生一貫校に力を入れ始めているから、その学校に行くとなると、中学で受験をしないといけない。中学受験は、パパとママお二人の協力が必要である。「そこまでしないとダメですか。」ん~、お住まいの辺りだと公立でも良さそうではあるのですが、ただ、都立高が中高一貫に力を入れ始めている以上、どうしても公立といえども高校格差が出そうな気がするんですよ(現に今でもあるがもっと広がりそう)。普通の公立中学に行くと、確かに学費は安いのですが、その分、塾費が私立よりかかりますしね。学校によってご父兄のカラーが全く違いますので、カラーの違う方が多い学校に行かれると、お家の方もそれなりに大変かもしれません。「国立はどうですか?」国立はくじ引きが強くないと(笑、ただ、学校の先生も良いですし、私立に比べれば学費がかからないので、オススメではあるのですが、国立は「目に見えない負荷」が大きいということがあるので、その辺りをどう考えるかでしょうね。今まで関西の方にいらっしゃったその方は、「東京の教育事情はよく分からなくて」とのことなので、色々とお伝えする。奥様とよくお話なさって、どういった環境で育てたいかをお考えになられると良いと思いますよ。ご両親それぞれのお考えがあるでしょうし。学校選びは確かに難しいね。特に、ご両親の間で考えが異なるとさらに難しくなるからね。ちなみに彼と私とでは、「どの学校に通わせるか」で考えが違うので、子供が生まれたら多分もめると思います。(笑
2005/01/14
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今日、ダンスを教えていらっしゃるMさんにお会いした。舞台の振り付けもやっていらっしゃるプロの方である。あの~、前教えてもらった「二の腕を細くする腕立てふせ」を家でやってみたのですが、うまく出来なくて。もう一度詳しく教えてもらえませんか?「いいよ。」早速、詳しいやり方を教えてもらう。「まず、普通の腕立てふせのように脇をひらいてはダメで、きちんと脇をしめる。そして、腕の内側(右手なら親指の左側にそってそのまま脇までのライン)を体に接するようにするのがコツ。最初は、ひざをつかないと厳しいと思うから、ひざをつけてやって、あと、上から下にやるんじゃなくて、下から上に動くようにやるといいよ。」脇をしめて腕立てというのが今ひとつよく分からないのですが。。。「バッタの後ろ足みたいな動きかたにするの。横からみると『く」の字になっていて、伸びたり曲がったりしているでしょ。」なるほど。お会いした場所がちょうど飲み会の場所だったため、「じゃぁ、そこでやってみて」と言われる。えっつ?! ここでですか?他の方がワイワイ騒いでいるところでこっそり端っこに移り、教えてもらったとおりやってみるが。。。「あっ、ダメダメ、視点は前方を見て!(視点だけ前方にする)」「くねっと持ち上げちゃダメ!それだと腹筋でやってる!」さすがプロの先生、きびしー!なんとか形は取れるのであるが、下から上に自分の体を持ち上げることができない。持ち上がりません(T.T)「仕方ないなぁ。でも、毎日やっていると段々できるようになってくるからね。」励ましのお言葉を頂く。「一日10回と決めておいて、昨日15回やったから今日は5回にしよう、でもいいの。とにかく回数が減っても『毎日』やること!」勉強と一緒ですね。よく考えれば、自分が生徒さんに言っている内容とほぼ同じであった。家に帰り、早速教えてもらったやり方を彼に説明し、実際にやってみる。・・・ダメ、やっぱり上がんない。。。「えっつ、それってマジでやってんの?上がらないなんてウソでしょ。」ホントに上がらないんだってば!じゃぁ、やってみー!私はこの腕立てふせは「やり方」が難しいと思っていたので、彼にもやってもらうことにした。「だからこういうことだろ。」Mさんが見本をみせてくれた通りの動きが忠実に再現できる彼。ひょいひょいと腕立てふせをする。あれ?ひょっとして私が筋力がないだけ?「しかしこの腕立てふせは、二の腕に確かにきくなぁ!」一回もできないからきくかきかないかも分からないんだけど。「でもさぁ、『細い筋肉をつける』っていっても、多少は太くなるんじゃないの?」あっつ、Mさんがいうには「最初、筋肉がついた分、太くなるけど、そのあとはやせていくから」って言ってたよ。「ふーん、なるほど。筋肉で脂肪が燃焼するからか。」そうなのかなぁ。どっちにしても、ちょっとがんばって二の腕を細くするんだー!「まずは一回でもいいからちゃんとやれるようにすることだね。」うっつ、なんだかクヤシイ!いいもん、がんばるんだもん。
2005/01/13
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数学の指導範囲を確認する。私立によっては中学の学習内容に高校範囲を混ぜて教えているところもあるので、その対策を立てる。例年、高校範囲が入る場合は、その範囲だけ高校の問題集の該当ページを指定するのだが、高校も新課程になっているため、念のため新課程の問題集をチェックすると・・・あっつ!入ってないじゃん!高校の数学の授業時間減少が影響しているのか、前は1ページ割いて説明していた箇所がなくなっている。旧課程だとちゃんと問題があったのに。旧課程の問題集を生徒さんにすすめても、入手できるかどうか分からない。あ~、自分で作らないといけないのか。他の問題集にもあたってみたがやはりのっていないので、あきらめて作成にとりかかる。教えている内容が変わらないところもあるのに、演習が少なくなってるんだよなぁ。自宅学習が少ない高校生は、こりゃ大変だぞ。なんとか問題を作り終える。また作らないといけない範囲とかあるのかなぁ、結構大変なんだよね、問題作成。ちょっとブルーな気持ちになりつつ、生徒さんに作成ほやほやの問題を送った。
2005/01/12
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今日は「鏡開き」である。飾ってあったお供え餅を使って、お汁粉を作ることにする。お供え餅は、我が家ではキットになっていたものを使っていた。裏のシールをはがして、中身を取り出す。外見は大きめだったので、さぞ中に小餅がいっぱいつまっていることだろう、とワクワクしてあけてみたのだが。。。あれ?これだけ!!2個ずつパックになっている小餅が3パックのみ。合計6個しか入っていない。え~、信じられない!去年はプラスティックの外見であっても、外見通りの形のお餅がぎしっと入っていた。今年は違うメーカー品だったのであるが、ぎしっと入っていなくても、それなりには入っていると思ったのに。。。彼に、こんなに大きい外見なのに、中身はこれだけだった!というと、「そのキット自体にお金がかかりすぎてるんじゃないの」と言う。え~、そう? でも、メーカーは違うけど似たような感じだったけどぎしっと入っていたよ。「メーカー違うんじゃしょうがないじゃん。」・・・結局、小餅6個はお汁粉に全て入れ、一日で食べ終わってしまった。お汁粉を食べながら、確かに持った感じは軽かった気がしたことを思い出し、来年のお供え餅のキットは、昨年のメーカー品にしよう、と心にちかうのであった(おおげさな)。
2005/01/11
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今度新しく中学生の英語と数学の家庭教師をすることになった講師の人に、個別研修を行う。現在大学生である講師の人に、各科目ごとに注意点を伝えるのであるが、その中でもっともやっかいなものが、「英語」である。担当することになる生徒さんの学校で使っている教科書を実際に見せると、こういう場合一番早い。今、この学校で使っている教科書はこれなんだけど。「えっつ、今ってこんなに薄いんですか!」驚きの声をあげる講師。いやまぁ、驚くのはそれだけではないよ。なんと中身はフルカラーです。「ホントだ。絵ばっかりですね。あれ?中学の教科書って、前からこんなに絵ばっかりでしたっけ?」新課程になっているので、君がならっていたときとかなり違うんだよね。授業数も少なくなっているから、必須単語も減ってるんだよ。「そうなんですか。」しかも、教科書をみれば分かると思うけど、文法説明が少なくなっている。前は、教科書の後ろの方に、「文法のまとめ」のようなものがあったんだけど、今はそれすらもないから。「えぇ!じゃぁ、どうやって勉強しているんですか?」中学まででいわゆる「英語スクール」みたいな学校に通っていた子は、「フィーリング」で解いちゃうんだよ。「この場合は、Does って言わないような気がする」、「ここに not が入ると変な感じだ」って解いてる。フィーリングで解いていても、正解だった場合は、表面的には分かっているのか分かっていないのかも分からない。多少、間違えていても「ケアレスミス」と思ってしまうから、受身形や現在完了など複雑なものがでてきたときに、「あっつ、分かっていなかったんだ。」と気づく場合がほとんどだね。それ以外は、「暗記」かな。「暗記」も大切なことなんだけど、機械的に暗記しているだけでは、結局同じことだね。「学校で何しているんですか?」テープ流してたり、対話練習してたり、、、でも、この学校は私立だから、文法は別に教えているからいいほうだよ。公立は大変だね。「うわぁ。」地方公立出身の講師はびっくりしている。中学でなんとかなっても、高校だと「グラマー」の授業があるから、このままで行くと、高1で危ない。最終的に大学受験がある以上、中学で文法をちゃんとやらないと、高校で英語が分からなくなって、英語ができないから、受験も厳しい、という最悪の事態になっちゃうんだよね。なので、現行使われている教科書の実状をよく知った上で、「文法」を今からきちんと教えていかないと、学年があがるにつれてどんどんできなくなってくるから、注意してね。自分が習っていたときとかなり内容に違いがあることに、驚きのあまりかショックのあまりか、何も言わない講師。ただただ教科書に目を通すだけである。まぁ、問題点が最初に分かっていれば、それを踏まえて教えれば良いだけなので、高校で大変な思いをしない様、今からちゃんと教えてあげてね。「はい。」現状を憂いでいても仕方がない。私達にできることを精一杯するだけである。
2005/01/10
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江戸東京博物館でやっている「水木しげる」展を見に行く。企画展示物で明日までやっているのであるが、昨年「人体の不思議展」を最終日に見に行って、ディズニーランドより混んでいてびっくりしたので、その反省を活かし、最終日の一日前にした。初めていく「江戸東京博物館」。どこにあるのかと思ったら、両国国技館の裏にあった。お昼ぐらいに会場に行ったのだが、入場券を買うところですでに行列ができている。しまった。昨年の「人体の不思議展」の二の舞か。案の定、入場券を買ってからも実際に入場するまで延々に行列が続いている。私が思っていたより「水木しげる」は人気があった。1時間半待って、やっと展示物が見れた。が、中もものすごい人!水木しげるが書いた漫画を読みながら、水木しげるの歴史を知る、という内容であるため、展示物の前は特にすごい混んでいる。泣く泣く展示物全てをみることをあきらめ、人がすいている箇所を狙ってちょこちょこと見てまわる。30分程度で展示会場を後にする。入場するまではあんなに時間がかかったのに仕方ないね。あ~ぁ、もっと早く見に来ればよかったな。これからは、展示を見に行くときは、開催半ばで見に行こう(反省)。
2005/01/09
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彼が仕事の関係で私の恩師と会ったらしい。先生元気だった?「元気だったよ!」今何の研究をしているのか、彼伝えに聞く。あ~、おもしろそうな研究しているなぁ。恩師とあった際、先輩や後輩が今研究していることを聞いたようで、それについても色々と聞く(私は「建築学科」といっても「設計」の分野ではなかった)。あぁ、もうそういった研究内容に移っているのね。皆の活躍ぶりを聞くと、あのまま会社に残っていれば良かったかな、とチラリと思う。いまや全く畑違いのことをやっている私は、なんだか一人取り残されている感じがしないでもない。会社を辞める際、「今までやってきたことが無駄になるんじゃない?」と周りから言われたが、「研究」という観点で考えれば、そのときやっていた「手法」や「考え方」は今の仕事に生きているので、無駄ではなかった。きっと、皆がバリバリ研究しているのに、自分がなかなか「成果ブツ」を思ったほど出せていない、というあせりでそう思うのかもしれないな。私もがんばらねば!
2005/01/08
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指導時間が有意義なものにするには、生徒さんが「分からない」といっていることに関して、いかに一度の説明でその生徒さんに分かってもらえるか、というのがある。講師の人からの質問では、この「目に見えない」ものをどうやって上手く説明すればよいか、というのが一番多い。生徒さんによって「分かりやすい」と感じる説明は異なるので、なかなか難しいのであるが、一番良い方法は、「実感させること」だ。例えば、「圧力」は、絵をみて接している面積によってスポンジのへこみ具合が違う、と教えるよりは、ペットボトルを持ってきて、生徒さんの手の上にそのペットボトルをのせ、底の部分があたっているときと、キャップの部分があたっているときとでは加わる力が違う、ということで「実感」してもらった方が早い。小学校時代までで色々と体験していると、その体験から「実感」できることを例として持ち出して説明できたりするのだが、最近はその「実体験」が少ないことも多く、この方法が有効でない場合もある。暗記力でクリアーしてしまう生徒さんも中にはいるのだが、「暗記」に頼ってしまうと、今度は「応用がきかない知識」となってしまうため、「実感させる」ことはとても大切である。簡単に「実感させる」ことができない分野もあるので、なかなか難しいのであるが、講師の人の協力を仰ぎつつ、よりよい「説明」を模索していきたい。
2005/01/07
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今年の年賀状は、生徒さんへの熱い(?!)メッセージを「QRコード」にして頑張って作っていた。ある生徒さんに連絡をしたとき、そういえば、私からの年賀状の熱いメッセージは読んでくれた?と聞いてみたところ、「えっつ、あの四角いヤツですか。あれってauで読めるんですか?ドコモだけの機能じゃないんですか?」えぇ~!君は高校生だからもうQRコードを使えるんだと思っていたのに!「ドコモだけですよねぇ。」違うよ~!auでも使えるんだって!生徒さんにQRコードの読み方を教える私。ここで連絡していなかったら彼は一生読まなかったってこと?!くっつ、かなしー。
2005/01/06
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グラフが苦手な生徒さんにいかに教えるかを読んだ講師の人の中に、「あの教え方だったらグラフ用紙を使わない方が早い」と言ってきた人がいた。「『分からせる』という目的であるなら、グラフ用紙を使わないで、x軸、y軸を書かせ、そこから自分でおおよその目盛りをふって考えさせた方が早いと思います。」いかに短時間で生徒さんに理解してもらうことを常に念頭において指導しているので、う~ん、確かにその方が早いかもしれない。他の講師に、「グラフ用紙を使わない方が早いという意見があるので」と連絡をしたところ、別の講師が、「グラフの書き方の指導は、全くその通りだと思います。ただ、傾きや切片が分数などの場合であっても、目盛りを使ってグラフをかけるようにするなど、テストの時に解答用紙に目盛りが合った場合などに備えて、マス目にも慣れておくのも大事かと思います。」と言ってきた。うむむ、確かに。グラフがどんな形となるかイメージだけつかむなら、グラフ用紙を使わない方が早いけれど、テストにグラフ用紙がのっていてそれを使って書く場合は、升目に慣れておく必要がある。グラフが苦手な生徒さんは、升目の扱いに慣れていない場合が多く、指導において「升目の使い方」+「グラフの理解」の同時を行わなければならない。この二つをすぐ理解できる生徒さんなら良いが、両方一度だと厳しい、という生徒さんには、「最初にグラフをかかせる」ことに集中し、その後、「升目の使い方」に移った方がいいのかもしれない。なるほど。では、あの「教え方」に書き足しておこう。こうして意見が出てくると、全体的な指導力UPにもなりいいね。講師の人が遠慮なく、どんどん意見を出せる環境を作らないとだな。
2005/01/05
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昨日の2006年度問題を、今日もまた考える。昨日は高校までは色々と体験して、大学でしっかり勉強すれば、とも思ったが、日々、色々な生徒さんに接すると、「中学ではしっかり勉強した方が後々良い」と感じる。中学でしっかり勉強させる学校にいたか、もしくは自分でしっかり勉強した生徒さんと、そんなにしなくてもどうにかなった生徒さんとでは、高校に入ったときに違いがある。高校では、一つの問題を解くのに色々な解き方が存在するし、またじっとよく考えて、しっかり取り組まなくてはならない。中学でしっかり勉強させる学校にいた、もしくはしっかり勉強していた生徒さんは、これが「やり方さえ教えれば」あとは自力で解けるようになるし、ヒントも少しだけ教えれば済んだりする。ところが、そうではない中学時代を過ごしてきた生徒さんは、やり方だけ教えてもダメ、ヒントもたくさん教えないとダメだったりするので、時間がとてもかかる。時間がかかっても本人にそれを乗り越える力があれば、高2からぐっと伸びたりするのだが、勉強習慣がついていない生徒さんが、そうなるのはよほどの目標がないとなかなか難しい。こう書くと、「勉強しなくても多角的に物を見られる生徒さんはいる」という意見もあると思うが、そういった生徒さんは、机についての勉強はしないかもしれないが、普段から物事をよくみて考えている。部活や普段の生活を通して、「よくみて、よく考える」を実践している。「今の日本の総理大臣って誰?」と聞いて答えられないレベルにはいない。ただ、中学のときは、ものすごく周りの環境に影響されやすいので、本人の頑張りを期待するよりは、周りがするからやらなくちゃだな、という環境においた方が後々良いのではないだろうか。なんともうまく説明ができないのだが、中学でやったかやらないかで、高校生になったときに「えっつ!」というぐらい話し言葉に対しても、物事の取り組み方に対しても違うので、是非、中学ではしっかり勉強してもらいたい、と思う。
2005/01/04
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実家から電車で家に帰っているとき、電車の中で「2006年度問題」と書いてある塾の広告をみた。あぁ、今の高2から学習内容が違っているもんね。でも、「問題」というほど「問題」かなぁ。塾の広告は、学習内容が削減されているから、しっかりした学力をつけよう、という内容であったが、削減されていても教えているところは教えているからねぇ。私立なんかはもともと独自教科書を使っているし。私からすると学習内容云々より、学校間格差がひらいていることの方が問題だ、という気がする。でも、今の高校生はまだいいんだよね。問題は、新課程で大変なことになっている今の小学生が、高校生になったときの方が大変じゃないかと思う。「入試」という面で考えれば、少子化のあおりを受けて年々合格最低点は下がっているし、複数回入試やらAO入試やらで受かりやすくなっているから、大学受験はそれほど問題ではないだろう。ただ、大学に入ってから大学の授業についていけるか、となるとそれこそ「基礎学力」が備わっていないとかなり厳しい。就職のこともあるから、大学できちっと勉強していないとダメだと思うが(理系は)、果たしてやれるのかどうか。でも、私の友達でアメリカの大学で教えている人は、「入学当初、びっくりするぐらいできないんだけど(高校までで習っていない学習科目が日本に比べて多いから)、あっという間に解けるようになっていくんだよね。」と言っていたから、大学でやれば大丈夫ということか。そうなると、高校ぐらいまでで色々と経験して、大学でしっかり勉強するという、アメリカのような形に移っていくのかなぁ。
2005/01/03
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実家にお正月の挨拶に行く。部屋に入ってのんびりしていると、母が彼に「ちょっと見て欲しいところがあるんだけど」と言った。「何?」と私が答える。「1階の和室の壁の壁紙が変なのよ。どこかおかしいんじゃないかと思って。」気になっているという部屋の壁紙をチェックすると、確かによれているような感じになっていて変だ。中をざっとチェックした後に、外に出て行く彼。あれ~?ちょっと、ちょっと、どこ行くの?しばらくして戻ってくると「図面みないとはっきり分からないのですが、多分、東面の壁の量に比べて、西面が少ないので、多少、偏心しているんじゃないかと思います。」「じゃぁ、どうすればいいの?」「家が地震でつぶれる、ということはまずないと思うのですが、どうしても気になるようでしたら、駐車場のところの西面の開口部を鋼材でクロスでふさぐといいかもしれません(実家はビルトインガレージのような感じに駐車場がつくってある)。」施工不良かも、と思っていた母は、彼の説明に納得したようだった。その後も色々と家のことについて聞かれる彼。せっかくのお正月に仕事させちゃってゴメンネ。でもありがとう。
2005/01/02
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明けましておめでとうございます!今年も皆さんにとって素晴らしい1年となるよう、私も有益な情報を提供し続けていきたいと思います。本年もよろしくお願い致します。m(_ _)m
2005/01/01
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