てにをは

2004.07.11
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この日記をつけている1から4の間にも、色々自分の中に変化があって、少しづつ現実に戻ってきて、グロいどろどろが減ってきた。

そういえば、本番の兄ちゃんはすっごくすっごくカッコよかった。
えらく時間かかってると思ったら、髪もセットして、ビシッと決めてた。
司会も、突然だったのに、すごくきちんとやってくれた。前振りも面白かったし。何気にハムレット・・・。
私も姫にかわいい服を借り、いい気分になって、何度も腕を組ませてもらった。私的にすごいノーブルな夫婦って感じで、帝国ホテルで行う同窓会でも、腕を組んで、「結婚したんです~」って言ったりしてたんだけど・・・はるかに一言。「夫婦ってより、お嬢様とボディガードだよ」・・・はい。
公演後。
にこにことはしゃいで集合写真を撮るみんなへの、どうしようもないグロい気持ち。お腹がすごく重くて、重くて、吉原幸子の詩が、溢れるように出てきた。自分じゃ絶対いえないと思ってた詩が、どうしようもなく、でてきた。「言えた」ってこのことなんだなぁ、とどっかで冷静に思ってしまった。何よりも、このグロさが、役者に向かってしまっているエゴに、吐きそうになった。
その後、帝国ホテルに同窓会2次会に招待されたので、行った。

同窓会に来ている卒業生からの、どうしようもない批評。確実に理解されてないことは、流してもいい、と、葵にも言われ、分かってもいたけど。駄目だしは受け止めるけど、的外れのものは、理解され難い部分の作品だったことだけを知ろうとしてたけど。批評に、私がどうしようもない重くなって、無表情でうなずくので、周りにいた役者達が代わりに「はい、はい、」って頷いてくれてて、どうしようもない気分になった。何を私は役者にやらせてるのだろう。笑顔を作れ、駄目だしに感謝してる顔を作れ、って何度も思うのだけれど、ぼろぼろで、どうしようもない。その後、会長とか色んな人の挨拶が長く長くあって、空気に耐えて立っているのがやっと。顔のパーツ一つ動かすのも億劫。そんな自分の弱さに腹が立つ。皆に申し訳ない。色んな感情がぐるぐるする。黒い感情。倒れそうなのを、姫がずっと、支えてくれてて、
なのに。
いざ、食べれる時間、となったとき、姫が私に一言、「ゆり杏、よく頑張ったね、頑張ったから今日は甘い物いっぱい食べてもいいよ。今日は栄養のバランスとか考えなくていいからね、スキな物をスキなだけ、だべていいよ」って、優しく言ってくれたから、耐えられなくなった感情が関を切って流れてしまった。黒い感情は、下に、下に、負の感情で出るはずだったのに、姫の優しい一言で、ぽんと上に押し上げられて、どうしようもなくなってしまった。
葵に助けを求めて、控え室を使わせてもらった。何が何だか分からない感情で、涙が止まらなかった。
結局壇上で挨拶する予定が無理になってしまい、幹事の方に更に迷惑をかけてしまった。様子を何度も見に来てくれたし、お茶もいれてくれた。葵はずっと側にいてくれて、甘いものを何度もとってくれた。兄ちゃんまで、ずっと、いてくれて、ご飯を取ってきてくれた。ひぃつんに挨拶をかわりにしてもらった。みんなに心配をかけた。申し訳ない。最低な自分。
終わる頃、出ていったら、姫とはるかも大泣きだった。彼女達は、歯車の合わなさを感じて、つらくて、耐えてるって気付いてたけど、人の批評で、強く持っていたものが、壊れてしまったのだろう。早く、この空気から逃がしてあげたくて、「早く帰ろう」というと、泣きながら必死に頷くはるかが、すごく痛かった。
どうして、守れる存在になれなかったのだろ。
その後、御茶ノ水に戻り、反省会。
みんなの気持ちに触れて、ますます、色んな感情や、色んな思い。もう、自分では整理がつけられなくなっている。役者さんたちから、手紙をもらった。粋なことに、チラシに書いてあった。私も前日に寝ずにジョナサンで篭って書いておいてよかった。書く言葉と、話す言葉は違うから。
バラシを続行。
途中何度も、トイレで、葵と、はるかと、姫と、話し、泣いたり、どうしようも無い感情で、ぐるぐる。

そして、「また一緒に芝居したい」って言ってくれて、涙が出そうになった。一度は辞めたいと思ったけど、今はまたしたいと思う。それくらい芝居がスキ、 すごい嬉しい。幸せ。私は彼と芝居をするのは最後だと思ってて、制作の子に、よく愚痴ったりしていたから。そして、凹ませてるうちに、もう、一緒に芝居したいとは言ってくれないだろうと思ってたから。今でも涙が出る程の、大切な言葉です。





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Last updated  2004.07.12 00:50:30
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