《櫻井ジャーナル》

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2011.11.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 ホワイトハウスの発表によると、 野田佳彦首相はバラク・オバマ米大統領に対し、貿易自由化のためにすべての物品およびサービスを交渉のテーブルに載せると語り、大統領は歓迎した

日本側は文書のこの発言部分について「事実無根だ」と抗議 し、アメリカ側も発言はなかったことを認めたと日本のマスコミは報道しているが、アメリカ側の発表は取り消されていない。アメリカ政府が発表した通りに野田首相は発言した疑いは濃厚だ。

 日本の政治家は国外に出ると口が軽くなるらしく、新自由主義を日本の持ち込んだ中曽根康弘首相(当時)も1983年1月、アメリカを首相として初めて訪問した際、日本列島を「不沈空母」(正確には「大きな航空母艦」だった)と表現、「四海峡封鎖」といった露骨にソ連を敵視する発言をしている。

 この発言を報じたのはワシントン・ポスト紙。当初、日本側は事実無根だと主張していたが、インタビューの内容を新聞社側は記録していたため、嘘がばれてしまった。

 同紙によると、中曽根首相は「日本列島をソ連の爆撃機の侵入を防ぐ巨大な防衛のとりでを備えた不沈空母とすべきだ」と発言、さらに「日本列島にある四つの海峡を全面的かつ完全に支配する」とし、「これによってソ連の潜水艦および海軍艦艇に海峡を通過させない」と語ったのである。

 この発言から3カ月後、アメリカ海軍は千島列島エトロフ島の沖で大艦隊演習「フリーテックス83」を実施、空母を飛び立った艦載機がエトロフ島に仮想攻撃をしかけ、志発島の上空に侵入して対地攻撃訓練を繰り返したとも言われている。

 その年の8月31日から9月1日にかけては大韓航空007便がソ連の領空を侵犯、重要軍事基地の上空を飛行した末に撃墜されたようだが、その前に007便はアメリカ軍が定める緩衝空域と飛行禁止空域に侵入、警告を受けずに横断している。






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最終更新日  2011.11.15 00:44:39


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