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2013.02.27
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アメリカ政府はシリアの反政府軍に対し、直接、防弾服や装甲車両を供給すると報道

 これまで武器を提供し、傭兵を雇っていた サウジアラビアは最近、クロアチアから武器を調達 しているとも伝えられている。昨年12月からヨルダン経由でシリアへ持ち込まれ、今年に入ってから戦闘で盛んに使われるようになったという。

 一時期、シリアの反政府軍をコソボで訓練するという話が流れたが、欧米諸国から支援を受けているコソボのKLAとクロアチアの民族主義者は関係が深い。KLAは麻薬取引や臓器の密売をしていたと言われるグループだが、その最高指揮官だったアギム・チェクはクロアチアの出身。1995年からクロアチアで実施された「民族浄化」を目的とする「嵐作戦」で中心的な役割を果たしたひとりとされている。

 ところで、アメリカがシリアの反政府軍に対する支援を強化しているということは、反政府軍が劣勢にあることを示唆している。「西側」ではリビアやシリアでの戦乱を「民主化運動への弾圧」だと宣伝してきたが、実際は外国に雇われた傭兵による軍事侵攻だと言われている。

 例えば、「西側」では政府軍によるとされたホウラでの虐殺も、 東方カトリックの修道院長 はサラフィ主義者や外国人傭兵が実行したと報告している。「もし、全ての人が真実を語るならば、シリアに平和をもたらすことができる。」と言うのだ。キリスト教の聖職者、 マザー・アグネス・マリアム は外国からの干渉が事態を悪化させていると批判している。

反政府軍が大きなダメージ を受けたと伝えられている。

 反政府軍には少なからぬアル・カイダの戦闘員が参加しているのだが、こうした人たちがシリア北部から数百人単位で国外へ出てアフリカのマリへ向かったともいう。フランスが軍隊を投入している国だ。そこではAQIMというアル・カイダ系の武装集団、そこから分離したMUJAOが活動している。アンサール・ア・ディーンというグループを率いている人物はAQIMの司令官の甥である。

 フランスはリビアやシリアで体制転覆プロジェクトに参加、トルコ側から シリアの反政府軍に多額の資金を提供 していると報道されている。そのカネで武器を購入した戦闘員がマリに向かい、フランス軍と戦うということになる。





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最終更新日  2013.02.28 01:05:36


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