グーグルの携帯

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2015.07.17

テーマ：アメリカ生活のあれこれ・・・(2043)

カテゴリ：カテゴリ未分類

携帯をもっていないとヒトではないという古典時代はあっという間に終わり、今やスマホじゃないと携帯じゃない、よってスマホなしはヒトでなしというモダンタイムズになりましたね。いえ、まだもってません、スマホ。

10年ほど前、アメリカでスマホの先駆けを使ったことがありましたが、速度不足で、ウェッブサイトが徐々にダウンロードされて全画面がでる時には、何の用事でこのサイトに載ったのか忘れてしまうような、カロリーゼロ、実用性ゼロの代物でした。

今年の4月末頃、ヤフージャパンのニュースに、グーグルのプロジェクトFiのことが書かれてあり、これはグーグルが新規に始めた携帯事業のようで、電波回線を大手の業者から借りて（SprintとT-Mobile USAの2社）、使用料やデータ量を独自に設定する、いわゆるMVNO（Mobile Virtual Network Operator、仮想移動体通信事業者）というものです。グーグルのＥメール、Ｇメールの時もそうでしたが、まずは試験的に少数のユーザーから始めて徐々に拡大していく、というグーグルのユーザー・事業拡大方式ですので、まずは招待してくれるようにプロジェクトFiのサイトでサインアップしてみました。

まずはアメリカのユーザーだけに限られるようですので当面日本在住の方には関係ないとは思いますが、プランの内容をざっと紹介します。

料金は通話が月額20ドル（米国内かけ放題、SMSとテザリングを含む、国際通話は別料金）、データは1GBで10ドルから始まり1GB増やすごとに月10ドルずつ増加、購入したデータの未使用分は金額に換算して返金してくれます。更に、日本を含む海外で3Ｇデータが使えます（国際ローミングは約120ヵ国）。端末はグーグルが販売しているNexus 6というやや大きめのスマホのみです（約8.3ｘ15.9ｘ1cm、重さ184g、画面6inch、解像度2560ｘ1440）、これは別途購入しないとなりません。現在の価格は32ＧＢで499ドルです。

さて、そうこうしているうちにプロジェクトFiから招待状が届きました、およそ3か月かかりましたね。待っている間に、端末の値段も少し下がったようで、購入しやすくなりました。せっかくのご招待ですから、少々お高い遊びになりますが試してみようかと思います。アメリカと日本、高いローミング料金を払わずに一台の携帯で済むかもしれないし、データも両国で使える、という点が魅力です。

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