全234件 (234件中 51-100件目)
大嶽山那賀都神社は、昨日までご紹介してきた西沢渓谷の南方、埼玉県との境の深山幽谷にある神社です。木花開耶姫の父神で開運福徳の神・大山祇命(おおやまつみのかみ)、稲妻が稲を孕ませる五穀豊穣の神・大雷命(おおいかずちのかみ)、薬仙の神・高龗命(たかおかみのかみ)の三柱を御祭神に祀り、霊験あらたかな神社として全国から参拝者が集まっています。温絵文さんが奉納した鳥瞰図参道の入り口・大都彦命象:社殿の大造営があった明治時代の宮司・日原彦太郎氏の像が参拝者の安全を見守ります。「この山路(参道)を行楽と為れば辛く、行と思えば又楽し」 天渓の路:拝殿まで約1km、約20分ほど渓流沿いの散策コースを歩きます。刀剣碑:もともとこの神社は日本武尊がその佩剣を国司ヶ岳(2,159m)にとどめて三神を祀った事にはじまるといわれます。大鳥居笛吹川支流の赤ノ浦川を渡ります。大嶽山は「大嶽山鳴渡ヶ崎」と呼ばれ、このあたりの渓谷は鳴渡渓谷といいます。役行者小角が修験道場としていたころは、連日、山が鳴動していたと言い伝えられています。右大臣・左大臣
2023.05.24
コメント(0)
法隆寺は昨日までご紹介してきた西院伽藍と、夢殿を中心とする東院伽藍に区画されます。周辺には多数の子院が存在し、非公開の数々の子院と築地塀と瓦屋根、小径と堀の風情は格別です。東院から西院へそれぞれの子院に凝った飾り瓦や紋があります。瓦美術のショールームのような小径です。築地塀と堀の美しい小径。なんと車道です!【国宝】夢殿:東院伽藍の本堂にあたる八角円堂です。聖徳太子の住まいだった斑鳩の宮の跡で、太子信仰の聖地です。本尊の救世観音像は毎年春と秋のみ公開されます。【国宝】西円堂:夢殿と同じ八角円堂の建物が、西院伽藍を一望できる高台にもあり、拝観料なしでお参りできます。本尊の国宝・薬師如来像は「峯の薬師」と呼ばれ、国内最大級の乾漆像として知られています。そして西円堂の脇にある小さな鐘楼。これこそが、正岡子規の「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」の鐘です。(国宝の鐘楼は別にあります)現在も1日5回、2時間おきに時刻の数だけ撞かれています。ちょうど正午の鐘が斑鳩の里に響き渡るのを聴くことができました。【国宝】聖霊院(しょうりょういん):堂内には3つの厨子があり、中央には本尊である聖徳太子像、向って左の厨子には長男の山背大兄王などの像、右の厨子には太子の兄弟皇子など像が祀られています。全て国宝です。【国宝】食堂:軒を接して建つ「双堂」という奈良時代の建築様式です。もともと寺務所として建てられたものが、平安時代に改良されて僧が食事をする食堂となりました。大宝蔵院:国宝の百済観音像、玉虫厨子など、法隆寺の寺宝を収蔵、公開しています。まさに宝庫です。金堂の火災の際に難を逃れた「飛天図」もここにあります。広大な法隆寺内には地元斑鳩の方たちがたくさん働いています。地元愛溢れる方々と会話をすることで、7世紀から愛され護られてきた法隆寺の魅力をより体感することができました。
2023.05.04
コメント(0)
聖徳太子は601年、斑鳩の里(いかるがのさと)の妻の実家近くに住まいを構えました。その斑鳩宮を中心に、亡き父・用明天皇の供養のために造営したのが法隆寺です。世界最古の木造建築群として現存している西院伽藍は、奈良時代の初めごろまでに飛鳥時代の様式で復興されたものです。約300年に1度大規模な改修が行われ、その時代の最先端の技術がつぎ込まれて護持されてきました。総門からの西院伽藍:世界最古の木造建築群です。【国宝】金堂:世界最古の建築群の中でも最も古い建物です。一般のお寺の本堂にあたり、本尊である【国宝】釈迦三尊像をはじめ、四隅に【国宝】四天王像、東の間に【国宝】薬師如来像、西の間に【重文】阿弥陀如来像などの諸仏が安置されています。金堂は、「文化財防火デー」制定のきっかけとなった、昭和24年1月26日の火災で壁画が焼損しましたが、内陣頭貫上の飛天図は修復のため取り外されていて難を逃れました。これからもみんなの宝として大切に守っていきたいものです。【国宝】金堂:軒を支える組物は雲形組物、上層は卍崩しの高欄がめぐっています。斑鳩の里の7世紀独特の様式です。(支柱の飾りは江戸時代の改修時に加えられたもの)【国宝】五重塔:基壇上からの高さは32.5m。世界最古の木造塔です。仏舎利塔に当たる建物で、心柱(しんばしら)の基部には実際に舎利が納められています。相輪:上から宝珠、竜舎、水煙、九輪、請花、伏鉢、露盤。屋根の真下からは桧(ひのき)の心柱が通ります。心柱は建物の重量を支える16本の柱とは独立しており、東京スカイツリーの地震対応にも採用されている構造です。講堂からの中門:左から金堂、灯籠、五重塔。なぜこの位置に葵の御紋の灯籠があるかというと・・・。灯籠:法隆寺は約300年に1度大改修が行われてきました。直近は昭和ですが、その前は江戸時代、生類憐みの令で知られる五代将軍・徳川綱吉の母・桂昌院の尽力で大改修が行われました。それを顕彰する葵の御紋と桂昌院の実家・本庄家の家紋「繋ぎ九つ目」が刻まれた灯籠です。【国宝】回廊:中門から鐘楼、大講堂、経堂を結び、金堂と五重塔を囲みます。国宝の美しい回廊を歩きながら伽藍を堪能できるのが法隆寺の醍醐味です。【国宝】回廊:東西の微妙な違いも見どころの一つ。五重塔と金堂のバランスを考えて、あえて均等にしなかったと考えられています。
2023.05.03
コメント(0)
飛鳥時代の伽藍は、南大門(総門)よりも中門(仁王門)が大きくどっしりと作られています。中門の左右にあって外敵から伽藍を守る金剛力士像(仁王像)は向かって右が阿形(あぎょう)、左が吽形(うんぎょう)で、今でも「あうんの呼吸」という言葉があるように、対をなすものの象徴です。【国宝】西院伽藍中門:軒下の雲形の組もの、エンタシスの柱、卍崩しのデザインと人字形の割束(わりづか)など、飛鳥時代の建築の当時最先端の様式美が見られます。【重要文化財】法隆寺金剛力士像 阿形(あぎょう):711年に制作された塑像で、頭部は天平時代のままです。高さ約3.8m。迫力があります。 口元にご注目ください。「あ」と発声しています。「阿」は、サンスクリット語の最初の音です。背中のカーブに怒気を感じます。塑像、つまりは粘土造りなので、補修の度に少しずつマッチョになってゆくそうです。地元のガイドさんに「写真を撮るなら足の血管をお忘れなく」と教えていただきました。確かにっ!【重要文化財】法隆寺金剛力士像 吽形(うんぎょう):高さ約3.79m。阿形と同じく711年に制作された塑像ですが、16世紀前半の補修で体部が木彫に置き換わっています。口元にご注目ください。「うん」と発声しています。「阿吽の呼吸」の「吽」は、サンスクリット語の最後の音です。阿吽は一対を表す言葉でもあり、万物の始まりと終わりを表す言葉でもあります。粘土の補修によってマッチョになっていった阿形に比べ、木彫で補修された吽形は、背中がややスリムに感じます。金網で覆われた金剛力士像が多い中で、法隆寺の阿吽の像は天平時代からほぼ吹きさらしの状態で寺を守っています。たくましい仁王様です。
2023.05.02
コメント(0)
世界最古の木造建築群が建ち並ぶ奈良県斑鳩(いかるが)町の法隆寺は、聖徳太子を宗祖とする聖徳宗(しょうとくしゅう)の総本山です。正式名は斑鳩山法隆學問寺といい、仏教の最高研究所として別格の存在で、檀家はありません。1400年の時を経て日本で最初に指定された世界遺産は、今も世界中の人々を魅了し続けています。【国宝】南大門(総門):室町時代に焼失し再建されました。三間一戸の八脚門(やつあしもん)です。この総門を皮切りに、法隆寺はひたすら瓦だけ等、何かにこだわって眺めても、様々な時代の当時の最先端の技術と流行が見られる建築美術の宝庫です。総門からの伽藍:世界最古の木造建築群が見えます。写真上部に見える御簾の紋は、金堂の多聞天の光背がモチーフになった多聞天紋で、日本の紋のルーツです。西院伽藍の西門:中門までは自由に通り抜けられ、地元・斑鳩(いかるが)の方たちにたくさんお会いしました。門のむこうの西里地区には、かつて法隆寺の作事に携わった大工が住んでいたそうです。西院伽藍の東門:南大門(総門)と同じ三間一戸の八脚門です。この門から東院までの道は瓦美術のショールームと言われるほど見ごたえがあります。【国宝】中門:ギリシャのパルテノン神殿のような(上が細くなっている)エンタシスの柱が印象的です。【国宝】回廊からの【国宝】五重塔:雨の法隆寺を少しずつご紹介します。
2023.05.01
コメント(0)
北アルプスに抱かれた安曇野には、19もの美術館があり、19の点を線で結んで「安曇野アートライン」と呼ばれています。目的に合わせて様々なモデルコースがありますが、アートラインのほんの一部をご紹介します。アルプスあずみの公園インフォーメーションセンター:長野県内をはじめ広く人々の多様なレクリエーション需要にこたえる都市公園です。アルプスあずみの公園レンタル棟:良好な自然環境を保全しながら学び、体験し、参加できる拠点となる104haの公園です。 安曇野ちひろ美術館:1997年、「ちひろ美術館・東京」の開館20周年を記念して開館しました。安曇野は、ちひろが幼いころから親しんだ心のふるさとです。安曇野ちひろ美術館エントランスホール:木造の屋根に独特の特徴があります。安曇野ちひろ美術館:黒柳徹子さんの自伝的物語「窓ぎわのトットちゃん」は、日本の戦後最大のベストセラーです。世界35か国で翻訳され累計販売は2300万部以上。いわさきちひろさんのイラストとともに世界中で愛されています。安曇野ちひろ美術館:現代につながる願いです。安曇野ちひろ美術館:周囲には北アルプスを望む安曇野ちひろ公園(松川村営)が広がり、清流、乳川(ちがわ)が脇を流れています。北アルプス展望美術館(池田町美術館):正面に北アルプス連峰と安曇野の広大なパノラマを一望できる丘の上にあります。
2023.04.30
コメント(0)
奈良県明日香村は約1400年前の飛鳥時代、日本の政治の中心地であった「飛鳥京」があった場所です。現在は国営飛鳥歴史公園として、緩やかにおおらかに温かく人々を迎え入れています。国営飛鳥歴史公園「石舞台地区」の国特別史跡・石舞台:墳丘は1辺50mの方墳で、周囲には幅8.4mの濠がめぐります。「石舞台」は6世紀に造られた日本最大級の石室古墳です。盛り土が失われたことで露わになった巨大な天井石が、まるで石のステージのように見えることから石舞台と呼ばれます。飛鳥時代に4代の天皇に仕え絶大な権力を誇った蘇我馬子の墓という説が有力です。大小30数個の石で構成されており、石の総重量は推定2,300tもあります。最大の巨岩である天井石は、南側が約77t、北側が約64tです。一体どうやってこんな巨岩を積んだのか?入口に分かりやすい看板がありました。真ん中の溝は排水溝です。約11.5mの道の先に幅3.4m、長さ7.8mの玄室(死者を安置する部屋)があります。何と玄室に歩いて入れます。死の部屋から見た明るい生の世界。計141tの天井石を下から。まさか隙間から日光が差し込む日が来るとは・・・。昭和8年の発掘調査では石棺は発見されませんでしたが、調査結果等をもとに復元された石棺が展示されています。周囲は芝生広場になっており、そのまま緩やかに周囲の自然とつながります。
2023.04.24
コメント(0)
約50年前、明日香村の地元の方が生姜貯蔵用の穴を掘ったことが、考古学史上戦後最大の発見といわれる極彩色壁画の発見につながりました。特に色彩鮮やかな西壁の女子群像は有名です。高松塚古墳:藤原京期(694年 - 710年)に築造された、直径23 m(下段)及び18 m(上段)、高さ5mの二段式の円墳です。被葬者は特定されていません。高松塚古墳と明日香村の家並み:2007年に古墳全体を覆う断熱覆屋が完成し、内部の温湿度は10℃、90%に保たれています。国宝・極彩色壁画・西壁の女子群像:大規模な修復作業の後、引き続き文化庁による保存管理が行われいます。5月20日から国宝高松塚古墳壁画仮設修理施設の作業室が公開されます。事前申し込みは今日(4月23日)までです。周辺は国営飛鳥歴史公園です。高松塚壁画館星宿(星座)の広場:高松塚古墳の石室の天井には星宿が描かれています。国営飛鳥歴史公園館広大な国営飛鳥歴史公園は緩やかでおおらかで上品です。ゆったりと散策し、遥かな飛鳥京に想いを馳せてはいかがでしょうか?
2023.04.23
コメント(0)
御在所岳の登山道の中には「表道」「裏道」などと呼ばれる道があります。かつての山岳信仰の修行場の名残で、国見岳、御在所岳、鎌ヶ岳の三山を巡る登拝が盛んに行われました。誰もが山頂まで気軽に行ける山でありながら、凛々しく神々しいオーラは昔のままです。御在所ロープウェイからの湯の山温泉郷と伊勢平野。春霞の彼方に伊勢湾。御嶽神社国交省御在所レーダ雨量計:ドーム内の回転アンテナから半径200キロの雨に向けて電波を発し、反射波の強弱によって雨量を観測。台風や豪雨の予報に役立っています。中央は鎌ヶ岳。後ろの山は左から入道ケ岳、野登山、仙ケ岳。手前右手・カモシカ広場、その右側に三重県唯一のスキー場があります。山腹で可憐なピンク色を見せてくれたアカヤシオが山頂ではまだつぼみでした。これからシロヤシオ、タテヤマリンドウ、ホンシャクナゲ、ベニドウダンなどが次々に花開きます。麓の湯の山温泉峡:中央は旅館寿亭の昭和4年に建てられた別館「水雲閣」。国登録有形文化財です。
2023.04.20
コメント(0)
鈴鹿山脈の主峰・御在所岳(ございしょだけ)は、三重県と滋賀県の境にあり、鈴鹿国定公園の中に位置します。その昔、倭姫命(やまとひめのみこと)は、天照大神の神霊を伊勢へお遷しする際、休息のため仮の在所(御座所)を山上に設けたそうです。その伝説がうなずける、花崗岩の巨岩・奇岩を美しい植物が彩る絶景の山で、特にこの季節、ツツジがアカヤシオからシロヤシオ、ベニドウダン、サラサドウダンと麓からリレーのように次々に花開きます。いくつかの登山道のほかに、山麓の湯ノ山温泉と山上公園を結ぶロープウェイがあり、老若男女が楽しめる山です。新名神・菰野(こもの)IC付近からの鈴鹿山脈:左から雲母峰(きららみね・888m)、鎌ケ岳(かまがたけ・1,161m)、武平峠(ぶへいとうげ・880m)、御在所岳(御在所山・1,212 m)、国見峠(1170m)御在所ロープウェイ:湯の山温泉から山上公園まで約15分の絶景の旅です。1分間隔のゴンドラで、グループごとに気軽に空の旅が楽しめます。6号支柱(通称白鉄塔・高さ61m):標高約943m地点。ロープウェイの鉄塔としては日本一の高さです。周辺では鷹見岩、恵比寿岩などの奇岩が次々に目を楽しませてくれます。中央の岩場に登山者の姿が見えます。緑の中に点々とベニヤシオが紅を添えています。大黒岩(だいこくいわ)高さ10m:後ろの山は鎌ヶ岳(かまがたけ・1,161m)往きのロープウェイから、すごいなぁ、とても行けないだろうなぁと眺めていたら・・・何と帰りのロープウェイから、悠々とご飯を食べている方を発見!思わず手を振ったら振り返してくださいました。ありがとうございます!お気をつけて。。。花崗岩の巨岩・奇岩を美しい植物が彩る絶景の山です。御在所ロープウェイ山上公園名物「御在所カレーうどん」:伊勢うどん、鰹出汁の濃厚カレー、豚の角煮。窓から絵のような鎌ヶ岳
2023.04.19
コメント(0)
国の特別名勝・御岳昇仙峡。南北に長い甲府市の北部に位置する渓谷で、「日本一の渓谷美」と謳われる観光の名所です。 長い歳月をかけて削り取られた花崗岩の断崖や奇岩・奇石と清流が織りなす渓谷美を、遊歩道から間近で楽しめます。昇仙峡の主峰「覚円峯と天狗岩」:花崗岩が風化水食を受けてできたもので、急峻な直立の180mの奇岩は大迫力です。昇仙峡ロープウェイ:ロープウェイ山頂からは、山梨にる日本一の高峰・富士山、2位の北岳、3位の間ノ岳(あいのだけ)が一望できます。羅漢寺山(1,058m・山梨百名山)とヒガンザクラ(彼岸桜 バラ科):羅漢寺山は昇仙峡の右岸にあり、弥三郎岳など連なる3つの峰の総称です。昇仙峡からの鳳凰三山:奇岩と遠く鳳凰三山の雪景色がマッチします。クリスタルファウンテン(水晶の泉):水晶が発掘されたことから山梨に宝石研磨の技術と文化をもたらした昇仙峡。今も天然石のショップが多く、クリスタルファウンテン(水晶の泉)は「水晶街道」のシンボルです。千代田湖からの眺望:左から笹山・大籠岳・広河内岳・農鳥岳 千代田湖からの金峰山遠望武田の杜からの甲府盆地:夜景が素晴らしい場所です。
2023.03.18
コメント(0)
いよいよ本日♪午後1時半から身延町常葉の下部地区公民館で、醍醐山を愛する会10周年記念式典・総会・三枝亭二郎落語会を開催いたします。13時半からの記念式典では、醍醐山を愛する会の10年を振り返り、ご協力くださった方々への感謝状の贈呈を行います。その後、総会を行い、15時半から「三枝亭二郎落語会」を開催します。演目は「醍醐山」他です。会員以外の方も大歓迎!入場無料です。多くの皆様のご参加をお待ちしています。お誘い合わせてお出かけください。午後1時半からの醍醐山を愛する会10周年記念総会にもぜひご出席をお願いいたします。5月・富士川クラフトパークからの醍醐山
2023.03.05
コメント(0)
きらびやかな欄干、細やかな階(きざはし)、豪華絢爛な衣装、格式高い道具類・・・雛飾りは、今も昔も女の子の胸をときめかせます。古代中国の上巳の日の風習と平安貴族の子女の人形遊びが融合し、歴史の中で様々な祈りをこめて進化してきたひな祭り。現在、富士川クラフトパーク内の「道の駅みのぶ富士川観光センター」で、企画展「ひなまつり交流展」が開催されています。(3月19日(日)まで)ひな人形を手作りする趣味の会や個人の愛好家が作った、色とりどりの吊るし雛など200点余りの雛飾りが展示されています。左が道の駅みのぶ、右がレストラン スヴニール。山は左から醍醐山・醍醐山のピークの1つ西山・武山(たけやま・1470m)左手前が中部横断自動車道下部温泉・早川IC、後ろの高い山が・五老峰(1619m)・大ガレの頭・毛無山・雪見岳・金山・猪之頭峠・五宗山(ごそうやま・1634m)蝙蝠山(五老峰・大ガレの頭・毛無山)芝生広場と醍醐山「ひなまつり交流展」は、富士川クラフトパーク内の「道の駅みのぶ」で今月19日まで開かれています。
2023.03.01
コメント(0)
身延駅の表通りは中小企業庁の「新・がんばる商店街77選」に山梨県内から唯一選ばれた「しょうにん通り商店街」です。「ゆるキャン△」のロケ地としても有名で、富士川のむこうに広がる南山梨の山々のおっとりとした姿に癒されます。北沢下踏切:昨日ご紹介した天神社側から身延線を渡って「しょうにん通り」に出る踏切の中で、最も小さな、人ひとりがやっと渡れる踏切です。しょうにん通りから西側の山を望む:奥が七面山(三角点 1965m・希望峰1980m・七面山1989m)、手前の左は536mピーク、右が大野山401mしょうにん通りから西北側の山を望む:大野山401m・367mピーク、右奥 身延山1153mJR身延線身延駅しょうにん通り子神社(ねのじんじゃ):御祭神の大国主命(おおくにぬしのみこと)は「因幡の白兎」の話で有名な心優しい神様です。大黒様とも呼ばれ、五穀豊穣・商売繁盛や縁結びなど、庶民の幸せに寄りそってくれる神様です。紅梅がしょうにん通りへ花びらを散らしています。
2023.02.24
コメント(0)
身延駅の表通り「しょうにん通り商店街」から身延線の踏切を渡ると、気品ある小さな天神様「角打(つのうち)の天神社(てんじんしゃ)」があります。しょうにん通りを散策したら、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?線路脇の通りからの天神社まさに「天神様の細道」を行きます。小さいながら凛とした佇まいです。正面には、御祭神 菅原道真公がなんと11歳(!)の時に詠んだ詩が掲げられています。「月夜に梅華を見る」月耀如晴雪(げつようせいせつのごとく)梅華如照星(ばいかはしょうせいのごとし)可憐金鏡転(あわれむべしきんきょうてんじて)庭上玉房馨(ていじょうにぎょくぼうのかおれるを)(・・・すみません、筆者が勝手に訳します)晴れた日の雪のように月がこうこうと輝き、梅の花はまるできらめく星のようだ。ああ何て素敵なんだろう。金の鏡のような月が庭に降り立って、宝石のような花たちを香らせている。桜の老樹:ひと月後には可憐な花を咲かせます。桜の木の下で椿が咲いていました。身延町角打(つのうち)からの三石山北沢川:線路の下をくぐって富士川に注ぎます。奥は三石山。
2023.02.23
コメント(0)
湯之奥の石畳の道の上には、村を守る「湯之奥山神社」があります。参道の東斜面には町指定文化財ウラジロガシの群生があり、七面山、身延山と並んで、ウラジロガシ(裏白樫)の群生の北限となっています。巨樹で歪んだ石段の奥に湯之奥山神社神殿はこのさらに奥です。湯之奥に行ったらぜひお参りしましょう。身延町指定文化財ウラジロガシの群生上がウラジロガシ、下がカシ願掛け地蔵:右後方は大ガレの頭茅小屋沢:正面奥 大ガレの頭(1904m)大ガレの頭県営林道・湯之奥猪之頭線の山梨側は現在通行止め(冬季封鎖)です。湯之奥から先は交通規制情報を確かめてからお出かけください。問い合わせ先(問い合わせ先がそれぞれ異なりますのでご注意下さい)山梨側~県営峡南林務環境事務所治山林道課(施設管理担当) 電話番号:055-240-4148静岡側~富士宮市営富士宮市役所環境森林課 電話番号:0544-22-1153
2023.02.13
コメント(0)
武田信玄の隠し湯と言われる下部温泉郷の奥にその名も「湯之奥(ゆのおく)」と呼ばれる集落があります。室町期の古文書にも記されている歴史ある村で、多くの金を産出し武田軍を潤した湯之奥金山の麓の村として栄えました。石畳の道は地蔵峠越えの間道で、多くの人々が往来した風情ある道です。かつては水車を回した清流が今も勢いよく流れています。金山採掘は戦国期は穴山氏の配下にありました。その穴山氏のもとで金山や山林を管理してきたのが門西家(江戸時代までは佐野姓)です。国指定重要文化財・門西家江戸時代中期の上層農家建築の遺構として大変貴重な事から国の重要文化財に指定されています。県営林道・湯之奥猪之頭線の山梨側は現在通行止め(冬季封鎖)です。湯之奥から先は交通規制情報を確かめてからお出かけください。問い合わせ先(問い合わせ先がそれぞれ異なりますのでご注意下さい)山梨側~県営峡南林務環境事務所治山林道課(施設管理担当) 電話番号:055-240-4148静岡側~富士宮市営富士宮市役所環境森林課 電話番号:0544-22-1153
2023.02.12
コメント(0)
山深い山梨県早川町の春は、赤沢宿の福寿草から始まります。赤沢宿は伝統的建造物群保存地区に選定されている、江戸情緒漂う美しい宿場町です。 赤沢宿:奥中央 大黒山、集落 奥 江戸屋・中央 大阪屋・右 清水屋フクジュソウ(福寿草):キンポウゲ科年の初めにめでたく咲き始めることから元日草、朔日草(ついたちそう)とも呼ばれます。スプリングエフェメラル(春の妖精・春植物):福寿草など、春浅い温帯の落葉広葉樹林でいち早く春を告げ登山者を喜ばせてくれる花たちをこう呼びます。「福寿草 日をいっぱいに 含みたる」高浜年尾赤沢宿からの七面山早川:早川町初鹿島布引山(左)と笊ヶ岳
2023.02.11
コメント(0)
「厄除け地蔵さん」として古くから信仰されている山梨県甲府市湯村温泉の福田山塩澤寺。弘法大師が1200年前に開いた古刹です。塩澤寺のお地蔵様は毎年2月13日正午から24時間の間、耳を開き、善男善女の願いを聞き入れて、厄難を逃れさせてくれるといわれています。開催中は毎年全国から5万人以上の善男善女が訪れ、開運厄除、家内安全を祈ります。山門:大同3年(808年)、真言宗の祖・弘法大師空海上人によって開創されました。山門の大わらじ 舞鶴松(県指定天然記念物):樹齢450年以上のクロマツで、東方枝長14m、西方枝長15m。鶴が両翼を開いて舞い上がる姿に似ています。秘仏祈祷殿:二体のご本尊(秘仏808年建立・開扉仏1050年建立)のうち、地蔵堂に安置されている石造地蔵菩薩座像(県指定文化財)が2月13日正午から翌14日正午までの24時間だけ耳を聞き、善男善女の願いを聞き入れ厄難を逃れさせてくれます。 社務所と地蔵堂(国の重要文化財)西堂と地蔵堂 お砂踏霊場:四国八十八ヶ所霊場からそれぞれの「お砂」を集め、そのお砂を踏みながらお参りすることで四国八十八ヵ所巡りと同じご利益があるといわれています。大祭当日は周辺道路の交通規制が行われます。確認してからお出かけください。
2023.02.04
コメント(0)
根古屋神社は獅子吼城の守護神として天児屋命(あめのこやねのみこと)を祀った神社です。境内には「田木」「畑木」と名付けられたケヤキの巨木があり、地元の人々は古くからその芽吹きでその年の豊凶を占ってきました。千年以上も戦乱や平和な世を見続けてきた2本のケヤキは国の天然記念物に指定されています。根古屋神社の大ケヤキ(右が畑木、左が田木):田木の芽吹きや葉の繁りが良い年は稲作が、畑木が良い年は畑作物が豊作になると、いわれてきました。畑木と鳥居根古屋大明神 鳥居:奥は神社本殿畑木:幹囲11.90m、樹高21.0m、枝張り東西22.0m田木:幹囲10.10m、樹高23.0m、枝張り東西14.5m 畑木:狭い道端近くにあり、その大きさには驚嘆します。冬の風物詩・渋柿の熟し向かいのお蔵の鏝絵(こてえ)
2023.01.27
コメント(0)
兎藪の登山道は、根古屋神社から茅ヶ岳に向かう古道の途中から始まります。この辺りは武田家の軍事上の重要地点で、狼煙(のろし)の情報網の中継基地・武田安芸守信満の三男江草兵庫助信泰の居城獅子吼城がありました。城山(獅子吼城址・788m)は塩川の左岸に位置し、甲斐から信州峠を越えて信濃川上に繋がる小尾街道を見下ろす位置にあります。ピークの主郭に加え、急峻な尾根筋に段郭群が構築されています。城山の城塞:急峻な地形の上に獅子吼城がありました。石祠:今でもきちんと祭事が行われていることが伺えます。城山山頂:後方 行人山・兎藪・金ヶ岳「すさましや 此山奧の石佛」正岡子規城山山頂:南アルプス等を一望できます。「城址とは風の遊び場 木の実落つ」山田暢子
2023.01.26
コメント(0)
6月には2万株ものあじさいが咲き競うあじさい寺・山梨県富士川町の小室山妙法寺。持統天皇7年(693年)に役行者(えんのぎょうじゃ)によって開かれた古刹です。日蓮宗寺院としても約750年の歴史がある荘厳な造りの寺院で、山梨県一といわれる素晴らしい三門があります。三門の両脇には鎌倉中期作の仁王像、また楼上には十八羅漢像が奉安されていて、あじさい祭りの期間中は登楼して参観することができます。あじさいの時期の三門(間口23メートル、高さ25メートルの堂々たる構えです)本堂への石段:擦り減り、歪んで、歴史を感じさせます。鐘楼本堂:本尊は大曼陀羅です。風情ある渡り廊下祖師堂と庫裏子安八幡総門:下を県道が通っています。
2023.01.17
コメント(0)
令和3年8月17日、大雨の後に国道300号線の中ノ倉地内で土砂崩落がありました。雨量規制で通行止めとなっていたため人的被害はありませんでしたが、復旧工事のため国道300号線の中之倉峠は2022年2月28日まで全面通行止めでした。その後片側交互通行期間を経て、昨年12月6日、全面開通しました。この約9か月の片側通行期間に、私たちは国道300号線の中之倉峠部分がいかに難工事であったかをまざまざと見ることになり、苦難を乗り越て道を拓いた先人達と、そして現代の技術に敬服しました。難工事を経て、中之倉バイパス共用開始と共に、下部温泉郷や身延山から本栖湖への道は安全で便利になりました。崩壊地:2022年3月(片側交互通行中)つづら折りの道を突き抜けて、折れ曲がった下の道まで土砂が落下しました。崩壊地:2022年12月修復完成国道300号中之倉地内・南アルプス展望台からの南アルプス:左から七面山・青笹山・青薙山・稲又山・布引山・笊ヶ岳・偃松尾山・伝付峠・別当代山、奥 赤石岳・荒川岳・塩見岳、手前 富士見山 南アルプス展望台からの木喰(もくじき)上人生誕地・丸畑(まるばたけ):木喰上人は享保3(1718)年丸畑に生まれました。93歳で入定するまでに全国で千体を超える仏像を彫り続け、独特の柔らかな笑みを浮かべたその仏像は「微笑仏」と呼ばれ愛されています。本栖湖からの冬富士:今年は富士山に雪が少ない年です。 本栖湖からの冬富士:ゆるキャン△の聖地として冬もキャンパーが絶えず、全国のキャンプブームの先駆けとなりました。本栖湖からの富士山のアーベントロート冬の下部温泉郷:湯冷めしない鉱泉で温かな冬を。国道300号を使えば本栖湖まで約30分です。
2023.01.03
コメント(0)
2022年12月18日、国道300号(本栖みち)の中之倉バイパス第1期分(延長5キロのうちの1.8キロ)が共用開始されました。道路新設による改良工事と、灯(とぼし)第一トンネル・灯第二トンネルにより構成されています。中之倉バイパス第1期共用開始部分:道路構造物ジャーナルより本栖みち・古関(ふるせき)分岐付近:すでに古関バイパスと常葉バイパスが開通しています。本栖みち・中之倉分岐付近:ここより中之倉バイパス第1期分になります。道路改良された中之倉バイパス灯第二トンネル入口灯第一トンネル入口灯第一トンネル内:珍しいループ状のトンネルです。中之倉バイパス第1期分終了部分国道300号線は山梨県の国中(くになか)地方と郡内地方を結ぶ重要な道で、この道によって富士北麓とみなみ山梨とが観光ルートとしてつながります。2期工事(標高の高い側)にも期待が膨らみます。
2023.01.02
コメント(0)
冬のみなみ山梨を暖かく彩る、身延町の西嶋イルミネーションが3年ぶりに行われています。地域の子供たちのためにと始まった小さな光が、今や全国的に有名な地域おこしイベントとなりました。夕方5時に防災無線から身延町の歌「おかえりなさい 少年たちよ」が流れると、約500メートルの道沿いに様々なイルミネーションが一斉に輝き始めます。点灯は1月3日まで。主催してくださる地元の皆さんに感謝しつつ、安全にお楽しみください♪お車の方は西嶋和紙の里の駐車場をご利用ください。
2022.12.30
コメント(0)
富士川クラフトパークの栴檀(せんだん)が綺麗な実を付けています。栴檀(せんだん)と醍醐山「栴檀は双葉より芳し」の栴檀は、日本でいう白檀のことで、日本の栴檀は古くは楝(おうち)と呼ばれました。万葉集にも登場するほど、古くから愛された花です。千もの珠のような実をつけるところからセンダンとも呼ばれるようになりました。栴檀の実実の核は数珠にも使われます。センダンと五宗山(ごそうやま・1634m)薔薇(ジプシー・ボーイ)の実と醍醐山醍醐山と醍醐山のピークの1つ西山正面が中部横断自動車道下部温泉・早川IC、後ろの高い山が五老峰・大ガレの頭・毛無山・雪見岳・金山・猪之頭峠本郷 新作「太陽の母子像」と五老峰・・・今年もあと6日になりました。
2022.12.26
コメント(0)
誰もが知っている千円札の富士山と本栖湖。この絶景が楽しめるのが、国道300号線です。本栖湖岸・国道300号線(身延町)からの富士山国道300号は、富士北麓地域とみなみ山梨を結ぶ主要幹線道路です。富士吉田市の上宿交差点 (国道138号起点、国道139号上)を起点とし、身延町の上沢交差点 (国道52号交点、山梨県道37号南アルプス公園線終点)を終点としますが、本栖湖東側の国道139号分岐点(本栖交差点)から身延町までの26kmが単独区間です。季節ごとに美しい景観が楽しめる道でありながら、しかし中之倉峠の今までのナビ画面はこんな感じ・・・急峻な地形をめぐってヘアピンカーブが連続する交通の難所でした。(今回の工事区間はこの画面よりも下の部分です)こうした難所を解消しようと進められてきた延長5キロの工事のうち、中之倉バイパス1.8キロ区間が本日(12月18日)ついに開通、供用開始となりました。開通を前に、五条ヶ丘活性化推進協議会では、峡南地域への来訪者を綺麗な国道でお迎えすることや地域の賑わい創出に向け、開通前日(12月17日)に清掃活動を行いました。子供たちを含む総勢40名が参加今日から五条ヶ丘活性化推進協議会では、道の駅しもべ、三沢屋石油、下部薬局(※日曜定休)で1,000円以上のお買い物をした方に記念ステッカーを無料配布しています。是非、国道300号沿線で遊び、買い物をし、ガソリンを入れ、そしてステッカーをゲットして、祝賀ムードを共に盛り上げましょう♪中之倉バイパスによって中之倉峠の通行は格段に楽になり、富士五湖と下部温泉郷、身延山などの観光拠点を結ぶ広域周遊ルートとして活用できます。下部温泉に泊まって富士山へ、あるいは富士五湖から足を伸ばして身延山へ・・・富士北麓西麓とみなみ山梨をお楽しみください。
2022.12.18
コメント(0)
冬のみなみ山梨を暖かく彩る、身延町の西嶋イルミネーションがいよいよ明日(12月1日)から始まります。地域の子供たちのためにと始まった小さな光が、今や遠くから多くの見物客が訪れる地域おこしイベントとなりました。主催してくださる地元の皆さんに感謝しつつ、安全にお楽しみください♪お車の方は西嶋和紙の里の駐車場をご利用ください。FBで公開されている試験点灯のごく一部です。冬の寒さが人と人とを近づける・・・今年も暖かい冬がやってきます。
2022.11.30
コメント(0)
夕暮れの富士川クラフトパークにはまだまだ子供たちの歓声が響いています。正面は身延山。バラの実はジプシーボーイ。右手のバラはマダム・アルフレッド・キャリエール。左から五老峰・大ガレの頭・毛無山。手前は中部横断道下部温泉早川IC小原島(おばらじま)大露頭(だいろとう)の化石群の一部が展示されています。海なし県の山梨が、約700万年前には海の底だったことを物語る貴重な化石群で、県の自然記念物に指定されています。砂岩の塊の中に、タマキガイ、フスマガイ、スダレガイなどのたくさんの化石が入っています。メタセコイヤの並木道の駅みのぶと醍醐山白雪姫が眠っていそうな小屋。一心にドングリ拾いをしている子がいました。葉を落とした桜はもう春の準備を始めています。
2022.11.29
コメント(0)
市川三郷町大塚地区の丘陵地帯は、「のっぷい」と呼ばれる肥沃な土壌に恵まれ、昔から品質の良いにんじんやごぼうなどの根菜類、近年ではとうもろこし・甘々娘の産地として全国的に有名です。の栽培に適した地域です。ここからは南アルプス・八ヶ岳・奥秩父・大菩薩の山々と甲府盆地が一望でき、眺望抜群のみたまの湯などがあります。山の先生之碑:山の先生と呼ばれ親しまれた地元の偉人・丹沢 正作の記念碑です。明治後期に上野村役場に勤務し、平民学校、信用組合、小作組合などを作りました。徳富蘆花の随筆にも登場します。イロハモミジツバキとツタ南アルプスと大塚ニンジン八ヶ岳と甲府盆地:奥秩父と甲府盆地歴史と文化の薫り高い豊かな農村地帯です。
2022.11.26
コメント(0)
観光客でにぎわう箱根湯本。あじさい橋:芦ノ湖を源とし相模湾に注ぐ早川に架かる橋です。人力車が停まり、和服の若い女性が行き交っていました。箱根湯本ホテルここに明治から大正にかけて活躍し、関東大震災で30代にして妻子とともに命を落としてしまった世界的登山家・辻村伊助の遺したヒマラヤ杉があります。辻村伊助のヒマラヤ杉辻村伊助は東大入学前の1906年、日本初の登山団体「山岳会」(のちの日本山岳会)に入会し日本アルプスを踏破しました。スイスのグロース・シュレックホルンに登頂した際に雪崩で重傷を負い、入院先の看護師と国際結婚しました。帰国後箱根湯本に植物園を造りましたが関東大震災で被災し、生き残った貴重なヒマラヤ杉が今もこの地に息づいています。辻村伊助は比叡山延暦寺に眠っています。夕暮れの仙石原:ススキの中の小径にたくさんの観光客がいました。夕暮れの芦ノ湖
2022.11.24
コメント(0)
山梨県甲州市勝沼は日本有数の葡萄とワインの産地です。勝沼は今、ブドウの季節からヌーボーの季節へ。甲州市民バスやタクシーを使ってワイナリー巡りが楽しめます。ワインツーリズムHP富士の国やまなしモデルコースワイナリーをめぐり、作り手と会話をしながら試飲し購入する、そしてまた翌年新酒を味わいに行く・・・そんなワインのある暮らしを楽しみませんか?勝沼ぶどう郷駅原茂ワイン葡萄棚から青空を仰ぐ勝沼ぶどうの丘の紅葉の下でワインまだ稔っている葡萄畑もありましたルミエール前の屋外テーブルにて勝沼ぶどうの丘からの夕暮れ:恋人の聖地と呼ばれています。健康的な飲み歩き、これぞ大人の遠足です。
2022.11.19
コメント(0)
市川團十郎ゆかりの地につくられた歌舞伎文化公園は、資料館を備え、歌舞伎文化の拠点となる公園です。建物が目立ちますが、実は総面積約2万平方メートルにも及ぶ広大な敷地を持ち、周囲の豊かな丘陵地帯と調和しています。市川三郷町歌舞伎文化公園 由緒「当公園は曽根丘陵の最南端に位置し、海抜287mにして、西に白根三山など南アルプス連峰を、北に八ヶ岳金峰山など秩父の峰々を望し、釜無川・笛吹川・芦川など富士川支流を眼下に甲府盆地を一望する景勝の地にあります。古くは、縄文・弥生の時代から人々が居を構え。古代ロマンに彩られた地であり、その遺構は、狐塚・大塚・伊勢塚・エモン塚など数多く、史跡として現存しております。近世においては、甲斐の守護職であった武田信玄公の異母弟で武田二十四将の一人、一条右衛門信龍がこの地に上野城を構え騎馬武者二百騎を擁して甲斐南領の守りを固めておりました。往時、武田家の能係をつとめたとされる堀越十郎式部、さらに、その孫堀越十郎家宣が、相模北条氏との戦いで、武功を立て上野の地に百五十貫の地の領地を拝領、信龍の家臣として居を構えました。勝頼の代、武田氏は織田信長・徳川家康の連合軍に敗れ、十郎家宣は下総の国幡谷、現在の千葉県に逃れました。即ち、江戸歌舞伎、初代市川團十郎の曽祖父であります。現、十二代市川團十郎丈こと、堀越夏雄氏が三珠町名誉町民として本町と深い縁で結ばれる由縁であります。当歌舞伎文化公園は、面積二万㎡に、既設の歌舞伎資料館の他、考古資料館、歌舞伎ホール、芝生広場、散策の庭などを新設して構成し、三珠町民の文化・憩いの拠点として、「文化と青空のまち、歌舞伎のふるさと三珠町」が、ふるさと創生事業を機に企画・建設したものであります。 平成6年4月27日 三珠町」ふるさと会館と文化資料館ふるさと会館ふるさと会館の紅葉秋山喜蔵君壽像:山梨初の発電所・芦川第一発電所(明治33年・1900年)の建設に尽力した甲府電力の創業者 秋山喜蔵氏を顕彰する像です。ここは市川團十郎家発祥の地であり、また「水力発電発祥之郷」でもあります。一瀬桑(いちのせくわ)蹴裂神社:武田信玄の異母弟・一条右衛門大夫信竜の塁城跡です。信竜は、息子の上野介信就と共に、武田家滅亡まで甲南の守りを固めていました。上野城址跡の大ケヤキ
2022.11.18
コメント(0)
~なぜ市川三郷町が市川團十郎発祥の地と言われているのか~『勧進帳』市川團十郎「初代市川團十郎の本姓・堀越家は、3代にわたり武田家に仕えた家柄です。この堀越家が合戦の手柄から「おっこし」と呼ばれる現在の(市川三郷町)上野地区に土地を与えられ、そこに住むことになりました。この手柄を立てた武将が、初代市川團十郎の曾祖父、堀越十郎家宜でした。」(2013年の市川三郷町広報誌より)歌舞伎文化公園にある市川團十郎発祥の地の記念碑には先代(12代)団十郎の想いがよく表れています。「碑文市川團十郎発祥之地抑々 我が市川家発祥の地は何処なるや 探し求めて長きに亘る 時至 り昭和七年 市川三升事十代團十郎来甲の砌 石原家に三百有余年秘蔵せ し古文書並に系図一巻閲覧 書中に曰く 堀越十郎家宣 元武田家に仕え 後下総国幡谷に移る 其の孫堀越重蔵江戸に出づ 其の一子即ち初代市川 團十郎也云々と 三升狂喜し 直ちに銅像建立を思い立ちしが果さず 父 十一代團十郎志を承け 此地に木標を建つも既に朽つ 不肖此の処に佇み 父祖の遺志を憶い 一碑の建立を発願するに 幸いなるかな普く甲州有志 の賛同を得 今茲に 市川團十郎家発祥顕彰碑の成就を見る 歓喜無量 感悦天翔る如し 此の挙に惜みなき芳庇を賜りし後援各位の御恩顧 市川 家一家一門子々孫々まで 永劫忘れまじきもの也昭和五十九年十一月吉日十代 市川海老蔵 敬白」十三代市川團十郎白猿襲名および八代目市川新之助初舞台を祝って、市川三郷町は祝い懸垂の掲示や祝い打上花火の打ち上げ、歌舞伎鑑賞バスツアーの実施など、お祝いムードに包まれています。團十郎家とのご縁を丁寧に紡いでいる市川三郷町に敬意を表します。『外郎売』市川新之助歌舞伎座の「十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台」の公演は12月28日まで開催されています。歌舞伎座世界的アーティスト・村上隆の「祝幕」:中央は『暫』の鎌倉権五郎。『勧進帳』の弁慶、『助六由縁江戸桜』の助六、親子の『外郎売』等、幅約32メートルに「歌舞伎十八番」の演目がすべて描かれています。十三代目市川團十郎白猿襲名披露興行は再来年まで続きます。是非、市川團十郎発祥の地・市川三郷町を訪れてほしいですね。
2022.11.17
コメント(0)
「西嶋和紙の里」は、身延町の特産品「西嶋和紙」の伝統にふれられる施設です。多目的施設である「みすきふれあい館」、紙漉き体験工房「漉屋なかとみ」、おみやげ処「紙屋なかとみ」、身延の郷土料理が味わえる「味菜庵」の4つで構成されています。西嶋和紙の里全景:左から漉屋なかとみ・紙屋なかとみ・みすきふれあい館・味彩庵西嶋村蔡倫宮碑:中国では、前漢時代(紀元前140~120年)の遺跡から、麻でできた紙の実物が発掘されています。その後、『後漢書』に、宮廷で使う器物を作る役所の長官であった蔡倫(さいりん)が、木の皮、麻の繊維、古布、麻の魚網等を原料として紙を漉き、人々がそれを『蔡候紙(さいこうし)』と呼び讃えたと記されます。西嶋和紙の由来碑:西島和紙の始まりは、武田信玄公の家臣、望月清兵衛が1570年(永禄13年)伊豆にて「修善寺紙」の製法を学んで持ち帰ったことに由来しています。紙漉き体験「字漉き」【臨時休業のお知らせ】西嶋和紙の里は空調改修工事を行う為、しばらくの間休館します。体験施設、売店:11月20日(日)~12月15日(木)。通常営業は12月16日(金)から。みすきふれあい館:11月20日(日)~1月31日(火)。展示開始は2023年2月17日(金)から。味菜庵:11月15日(火)~11月30日(水)。通常営業は12月1日(木)から。
2022.11.08
コメント(0)
山梨百名山の一つ・富士見山(標高1,640m)の麓、久成地区(旧・中富町)には、約1Kmにわたる道路沿いに、全国の俳句愛好家等から寄せられた俳句や短歌を刻んだ石碑が1,000基以上点在する句碑の里があります。春には千本桜が咲き誇り、秋には美しく紅葉します。春の句碑の里休憩舎手作り郷土賞受賞「芭蕉も山頭火も来なかったけれど 中富町は地球の眞中 句碑の里」永六輔句碑の里から:毛無山・五宗山・三石山等が眺望できます。「ひげなぜる 孫の両手が 生きておる」實シュウメイギク:秋明菊 キンポウゲ科「秋に咲いて明るく彩る菊の花」
2022.11.07
コメント(0)
「みのぶ自然の里」は、「cultivate the life=人生を耕す」ことを目的としています。安心安全な無農薬の野菜を自ら作り、食べて、人と語り、学ぶことで笑顔になれるコミュニティ施設です。人との絆、自然との絆が希薄な現代社会で、自然の中で人間の本質を見つめ直し、新たなライフスタイルを見つけるヒントがあります。エントランス外観:屋根が特徴です。建物からの眺望・毛無山山塊(天子山地):左から 雨ヶ岳・毛無山・大ガレの頭・五老峰・五宗山南東側からの外観(HPより):何棟もあり、渡り廊下でつながっています。食堂(HPより):地元山梨県でしか味わえない食材がメインです。特産のあけぼの大豆を使ったあけぼの大豆カレー客室(HPより):全室日当たりが良く自然と一体化しています。山梨県南巨摩郡身延町平須238-1TEL:0556-42-3181FAX:0556-42-3182mail:info@minobunosato.com休館日:水曜
2022.11.05
コメント(0)
身延町八日市場にある身延町歴史民俗資料館は、西嶋和紙に関する製造道具や、真言宗の古刹大聖寺ゆかりの文化財、富士川舟運の古文書等を中心に、町内で発見された化石や縄文土器、中富地区に伝わる民具を収蔵・展示しています。身延町歴史民俗資料館:大聖寺と隣合わせにあります。富士川水運と高瀬舟:山梨県富士川町の鰍沢と静岡県富士市の岩淵を結ぶ物資の輸送の手段として、江戸時代初期から昭和初期までの約300年間に渡って隆盛を極めた富士川の舟運です。醍醐山 天然記念物 屛風岩:富士川の東岸にそばだち高さ218m、幅136m四十四折に折れて、あたかも屏風に似ていることから名付けられました。富士川有数の景勝地であると共に、富士川通船の三大難所の一つでした。帆掛け船屛風岩(醍醐山)地図:鰍沢から岩淵までの絵地図巻物に屛風岩が描かれています。屛風岩が富士川舟運の名所だったことが伺えます。 展示室:この地で人々の営みを支えた資料が展示されています。収蔵物 縄文式土器:醍醐山周辺の平須と五条ヶ丘からは遺跡が出土しています。大昔から住みやすい土地だったことの証明です。シキザクラ:四季桜 バラ科春と秋の年二回開花する珍しい桜です。豆桜(マメザクラ)と江戸彼岸桜(エドヒガンザクラ)の種間交雑種といわれています。
2022.11.04
コメント(0)
明日11月3日(木・祝)、3年ぶりにみのぶまつりが開催されます。日時:令和4年11月3日(木・祝)9時~14時場所:身延町総合文化会館(駐車場)そして今度の日曜11月6日には、お隣のハンコの里六郷で「はんこ日本一六郷の里秋祭り」が開催されます。無料でハンコの作成体験ができたり、人気のヨギボーや折りたたみ自転車などが当たる(かもしれない)抽選会も!!日時:令和4年11月6日(日)10時~13時場所:六郷庁舎・六郷町民会館ステージプログラム10:00 オープニングセレモニー10:10 篆刻体験表彰11:00 六郷太鼓響×リベルタ演奏11:30 全日本逆さ文字 字入れ大会12:00 抽選会秋はふるさとのお祭りを楽しみましょう♪
2022.11.02
コメント(0)
秋のクラフトパークには楽しみいっぱい♪芝生広場・遊具・ドッグラン・カヌー場などがあり、広い無料駐車場も魅力です。バラ(ジプシー・ボーイ)の実と身延山秋薔薇のむこうに道の駅みのぶがあります。道の駅みのぶでは、大人気のあけぼの大豆の枝豆を本日10時から15時まで販売!最高の枝豆を最高の時期に最高の状態でお届けします。希少なあけぼの大豆の枝豆は数に限りがあります。お早めに~♪ブルーフォーユーパット・オースチンイングリッシュヘリテージ
2022.10.23
コメント(0)
富士川クラフトパークの空に羊の群れ・・・。背景は左から醍醐山・醍醐山のピークの1つ西山・五老峰。広大な敷地の中に道の駅みのぶがあります。道の駅みのぶ:彫像は「飛翔」垣内 治雄。バラは「ひなあられ」道の駅みのぶでは今日(22日土曜日)と明日(23日日曜日)の午前10時から午後3時まで、曙(あけぼの)大豆の枝豆の直売を行います。あけぼの大豆の枝豆は今が旬♪最高の枝豆を最高のこの時期に❗️売り切れ必至ですよ〜お早めに〜❣️ティージング・ジョージア
2022.10.22
コメント(0)
本谷川(ほんたにがわ)は「金峰山・瑞牆山源流」として、環境省の「平成の名水百選」に認定されている美しい渓谷です。上流には様々な淵があって紅葉とのコントラストが美しく、下流域には、下部温泉と同じく高浜虚子や井伏鱒二などの文人墨客に愛された増富ラジウム温泉峡があります。本谷川おろち滝周辺「とふとりのこゑもきこえぬ奥山の ふかき心を人はしらなむ」(古今和歌集・よみ人しらす)「瀬をはやみ岩にせかるる滝川の われても末にあはむとぞ思ふ」(崇徳院)「山川に風のかけたるしがらみは 流れもあへぬ紅葉なりけり」(春道列樹)本谷川鯨石周辺増富ラジウム温泉峡:ラジウム含有量が非常に多い療養泉として知られます。増冨の湯:4種類のかけ流しの源泉温泉がある日帰り温泉施設です。斑山(正面奥)1,115m、左の山は公式には無名。1,071m。「さびしさはその色としもなかりけり 真木立つ山の秋の夕暮れ」(寂蓮)
2022.10.20
コメント(0)
真冬の、まだ鳴き方がおぼつかないウグイスのことを笹子(ささこ・ささご)といいます。笹子峠は、山梨県大月市と甲州市の境にある標高1,096mの峠です。古くから交通の要所であり、また甲州街道一の難所でもありました。笹子峠自然遊歩道笹子峠には、合戦に赴く武士が必勝を祈願して矢を射たてた「矢立ての杉」があります。樹齢は1000年を超え幹の中は空洞化しています。 源頼朝もここを通った際に矢を射たと伝えられます。県指定天然記念物「笹子峠の矢立の杉」:富士の国やまなしHPより杉良太郎さんの「矢立の杉」の歌碑と杉さんが寄贈した「身代わり両面地蔵菩薩」:両面地蔵の表の顔は杉さん、裏の顔は奥様の伍代夏子さんをモデルにしています。笹子峠を越えるために昭和13年に開通した笹子隧道は、昭和33年に新笹子トンネル(国道20号)が開通するまでの戦中を含む20年の間、東京への幹線道路として山梨の経済発展を支えました。現在峠道は山梨県道212号日影笹子線となり、笹子隧道は山梨県内交通の近代化の様子を示す施設として”登録有形文化財”に指定されています。笹子隧道・大月市側:大月市側の坑門は風情ある洋風建築的なたたずまいです。両脇の2本並びの柱形装飾や上部の持送状装飾などの意匠に特徴があります。笹子隧道・甲州市側南アルプス残照
2022.10.16
コメント(0)
様々な山の「役に立つ鳥瞰図」の作者・温絵文(ぬくえもん)さんの原画展が、山梨市牧丘町の「古民家ギャラリー縁」で開かれています。(10日月曜日13時から18時まで)温絵文(ぬくえもん)さん:「古民家ギャラリー縁」にて玄関を入ると制作中のイラストが。(販売中の手作り味噌も大好評)温絵文さん:精密でありながら、血の通った温かい鳥瞰図を描く方です。われらが醍醐山はもちろん、県内の名峰が詳細な鳥瞰図となって新たな魅力を発揮しています。築約200年の古民家の趣と共にご堪能ください。温絵文作「醍醐山」古民家ギャラリー縁は、山梨市牧丘町西保中の長松山西源寺の近くです。西源寺を目指して行くと案内板が出てきます「古民家ギャラリー縁」と今井さんご夫妻:素敵な骨董の数々が展示販売されています。温絵文作「身延山」2023年の温絵文さんのカレンダー(1500円)が販売されています。(身延山が掲載されています)よろしかったら醍醐山を愛する会事務局事務局にお申し付けください。磯野澄也 isonos@peach.ocn.ne.jp
2022.10.10
コメント(0)
★大山詣り(3)は明日掲載します。なぜかというと・・・今日(6時5分頃)、身延山山頂(東側展望台)から、ダイヤモンド富士が見られるから!富士山と身延山とそしてご来光の3つのパワーを浴びられる究極の瞬間です。身延山ロープウェイも早朝運行を行っています。そして昨日今日、同じ身延町の五条ヶ丘(旧下部小中学校)では、「校庭キャンプ2022秋」が行われています。美しい歌声を響かせてくれた地元出身のヴォーカリスト・ちづほさん。醍醐山を愛する会周年記念TシャツのPRありがとうございます!ゆるキャン△の聖地で志摩リンちゃんの誕生日をお祝い♪巨大みのぶまんじゅうバースデーケーキ♪主催者・五条ヶ丘活性化推進協議会の皆さんこの秋は1度きり。外で思い切り楽しみましょう。
2022.10.02
コメント(0)
初秋の夕暮れ時、富士川クラフトパークを歩きました。著名な5人の彫刻家の作品が風景と見事に調和しています。「飛翔」垣内 治雄:背景は左から醍醐山・醍醐山のピークの1つ西山・五老峰「和」橋本 次郎:背景は身延山「太陽の母子像」本郷 新:左は五老峰「草原」山田 良定:足元の薔薇は「うらら」「みどりのリズム」清水 多嘉示:奥正面は醍醐山「1番いいとき」は人それぞれだと教えてくれます。咲き残った「ほのか」「ジプシーボーイ」の実と身延山コキアの紅葉と五老峰:中央は中部横断自動車道下部温泉早川IC
2022.09.08
コメント(0)
(北岳シリーズは明日再開です)甲府の山梨県庁舎別館 (旧本館) と山梨県議会議事堂。「東洋味ヲ加ヘタル近世式」のこの2つの建築は、90年以上の歳月を経て今なお現役であり、山梨県の有形文化財となっています。山梨県庁舎別館 (旧本館):正面から見ても上から見ても「山」の字をかたどっています。山梨県議会議事堂:外壁の一部とポーチには塩山産の花崗岩が使われています。山梨県庁舎別館 (旧本館) と山梨県議会議事堂は渡り廊下でつながっています。奥に見える塔は甲府城跡内にある謝恩碑です。謝恩碑は1922年(大正11年)の建設で、地上からの高さは約38mあり、山梨県の県有林のシンボルとしてなじみ深い塔です。度重なる水害によって荒廃した山梨県に、明治天皇から御料地の下賜が行われたことに対する謝恩碑で、大水害の教訓や森を守る決意の象徴でもあります。中庭:のんびり散歩する人の姿が見られました。誰でも入れます。別館(旧本館) の大理石の階段:別館内には山梨ゆかりの人物の功績を紹介する「山梨近代人物館」があります。山梨近代人物館撮影スペース(館内撮影禁止)展示室では、明治時代から戦前までの間、山梨県の発展に貢献した人物や国内外で活躍した山梨県ゆかりの人物を紹介しています。山梨県庁本館山梨近代人物館は入館無料です。・開館時間:午前9時00分~午後5時00分・休館日:第2・第4火曜日及び年末年始
2022.09.04
コメント(0)
春の「富士芝桜まつり」で有名な富士本栖湖リゾートで、現在「虹の花まつり」が開催されています。(10月10日まで)「富士に咲く、七色の絶景」のテーマのもと、ルドベキア、ジニア、ベゴニア、サルビア等の10種7色8万株の花々が、虹のように鮮やかに、一面を埋め尽くしています。花々と富士山のコントラストをお楽しみください。富士本栖湖リゾートの「虹の花まつり」10月10日(月祝)まで。 8:00 ~ 16:00 ※時期により変動あり
2022.08.22
コメント(0)
氷河の浸食でできた谷状の地形をカール(圏谷[けんこく])といいます。丸い底が特徴です。室堂平は、幅約400m、長さ約600mの小さな圏谷で、発見者・山崎直方(やまさきなおまさ)博士の名を冠して山崎カールと呼ばれます。この発見によって日本列島にも氷河時代が存在したことが証明されました。立山の山崎カール:別山・真砂岳・富士ノ折立・大汝山・雄山・一ノ越池塘(ちとう):山上の湿原で見られる池塘は高山植物の宝庫でもあり、独特な湿原風景を作り出しています。地獄谷と雷鳥荘:雷鳥荘は雷鳥沢と地獄谷が直下に見える高台にあります。地獄谷:地獄谷は立山信仰の中心的存在で、恐山(青森県むつ市)、川原毛地獄(秋田県湯沢市)と並ぶ「日本三大地獄」のひとつです。雷鳥沢ヒュッテ:施設は快適で、評判のいい温泉があります。雷鳥沢キャンプ場:野営場管理所があり、キャンパーに人気があります。ホソバトリカブト:細葉鳥兜 キンポウゲ科山地の日当たりのよい多湿地に生え、茎の先に紫色の花を咲かせます。有毒です。キオン:黄苑 キク科シオン(紫苑)の紫色に対して、黄色の鮮やかな花が咲くのでこの名があります。
2022.08.14
コメント(0)
室堂平(2,450m)はアルペンルートの中心地であり観光の拠点です。 眼前には有名な剱岳、立山三山をはじめ、3,000m級の雄大な山々が迫り、日本アルプスで最も 深い高山湖 である「みくりが池」や、火山活動など、迫力ある大自然を体感できます。ミクリガ池(みくりが池)標高2,405 m:国土地理院の地形図や当地の看板などではミクリガ池と表されます。タテヤマリンドウ:立山竜胆 リンドウ科基準標本の一つが立山産です。チングルマ:珍車、稚児車 バラ科代表的な雪田植物の一つです。高山帯や亜高山帯の地形的に緩やかな凹地では遅くまで雪が溶けずに残り、植物たちは雪解け直後から生長を開始し、花を咲かせます。イワイチョウ:岩銀杏 ミツガシワ科葉がイチョウの葉に似ていることからこの名があります。秋には美しく紅葉します。ミヤマリンドウ:深山竜胆 リンドウ科フデリンドウの高山種で、名の通り深山に生えるリンドウです。 地獄谷:立山信仰の「地獄」を象徴する存在です。平成23年(2011)から通行禁止になりました。火山ガス情報ステーション:環境省がガス情報ステーションを開設し、常時監視を続けています。ガス警報器:硫黄濃度5PPMを超えると警報が発せられます。警報が出たら、濡らしたタオル・ハンカチで口・鼻を覆うのが有効です。
2022.08.13
コメント(0)
全234件 (234件中 51-100件目)