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木喰上人の故郷・身延町丸畑(まるばたけ)の麓、長塩(ながしお)の山百合が咲きました。 身延町の花(旧下部町の花)ヤマユリの群生地を地元の人々が大切に保護しています。花言葉は「人生の楽しみ」。R300の旧道の公民館の庭に車を置き、徒歩で昭和橋を渡ってお楽しみください。昭和橋からの群生地長塩川(常葉川)からの昭和橋。 本栖湖から富士川に注ぐ清流です。地元の通称「マキバシ」付近に馬頭観音。周りにもヤマユリが咲いています。環境整備だけでなく、猿や猪の獣害から地元の方が努力して保護しています。
2024.07.08
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「芦川のスズラン」が花の時期を終えようとしています。山梨県笛吹市芦川の標高約1,300mの芦川源流に群生する美しい原生林は、スズランの花のピークを過ぎても気持ちのいい散策が楽しめます。6月2日撮影の群生地をご覧ください。芦川のすずらん群生地ニホンスズラン:日本鈴蘭 ラン科別名は「君影草」・・・なんと美しい名前でしょう。花言葉は「幸福が戻ってくる」です。フィトンチッドのチッドは実はロシア語で「殺す」という意味。植物は自然界で傷つけられると殺菌力を持つ揮発性物質を放出し、これが人間に癒しの効果をもたらします。ギンラン:銀蘭 ラン科全開することのないつつましい花です。醍醐山にも自生しています。アマドコロ:キジカクシ科太い根茎の形がトコロ(ヤマノイモ)に似ていて、甘みがあることによります。地名の所沢のトコロも同じです。故・藤本義晴氏が長年にわたって守り続けた、日本すずらんの貴重な群生地です。
2024.06.09
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深山の雪が融けると渓流の瀬音も勢いを増してきます。雪解け水が山を潤し、花々が春の訪れを告げ、虫や鳥を誘います。「燕去り 山川も身をすばやくす」矢島渚男 ニリンソウ:二輪草 キンポウゲ科春山を代表する花のひとつです。「溶けてみどりの季節山川昂れり」 柴田白葉女ルイヨウボタン:類葉牡丹 メギ科葉の形がボタンの葉に似ているのでこの名がつきました。「何をして何を思ふも山残雪 」細見綾子アイズシモツケ:会津下野 バラ科会津で発見されたことからこの名があります。コゴミ:屈 イワデンダ科成長するとクサソテツ(草蘇鉄)になります。ヒメウツギ:姫空木 ユキノシタ科「うぐひすの 声さみどりや 花卯つ木 」渡邊水巴
2024.06.08
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どこよりも形の美しい富士山と八ヶ岳そして茅ヶ岳。釜無川の向こうに七里岩(しちりいわ)、ワニ塚の桜とのどかな田園風景・・・韮崎市神山はノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智さんの故郷です。ワニ塚の桜は盛りを過ぎましたが、野辺の花達が穏やかに迎えてくれます。ソメイヨシノと茅ヶ岳世界的な科学者を育んだ豊かな田園風景が広がります。ワニ塚の桜(4月初めの五分咲きの頃):日本武尊(やまとたける)の王子の武田王(たけだのきみ)がこの地域を治めた後に埋葬された場所なので「王仁塚」と呼ぶようになったと言い伝えられています。(他に王仁族が住んでいた等諸説あります)ワニ塚の桜(韮崎市天然記念物):推定樹齢300年、幹周り3.6m、樹高17mのエドヒガンザクラです。韮崎からの富士山:手前は蛾ヶ岳(ひるがたけ)荒倉山の入り口に上円井延命厄除け子育て地蔵尊(韮崎市円井町)が祀られています。上円井延命厄除け子育て地蔵尊:お地蔵様をお借りし、満願したら二体にしてお返しするという非常に珍しいお地蔵様です。江戸時代中頃の4月16日に地元住民によって祀られ、今でもその日には「延命子育て地蔵尊祭典」が行われています。また毎年2月14日にはお地蔵様の耳が開くと言われ、「厄除地蔵尊祭典」がおこなわれます。上円井延命厄除け子育て地蔵尊からの八ヶ岳
2024.04.13
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北杜市武川町の眞原(さねはら)地区(標高約680〜690m)には、花々が咲き乱れる牧草地の道路脇に約750mの桜並木があり、「眞原桜並木」と呼ばれ愛されています。戦後まもなく入植してきた人々が、土地の発展を願って昭和40年代に植樹したソメイヨシノが半世紀の時を経て美しいトンネルとなっています。今満開です。約750mの通りの両側にソメイヨシノ約200本が植えられています。左から薬師ケ岳、地蔵ケ岳、高嶺、雛山鳳凰三山上を向いて歩こう甲斐駒ケ岳カタクリ鳳凰三山
2024.04.12
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春の花には散ることの悲しみを詠んだ歌が多くありますが、その一方で、花は散ってもまた咲く・・・人の別れもそうあればいいのにと詠んだ歌もあります。「春くれば 散りにし花も さきにけり あはれ別れの かからましかば」具平(ともひら)親王今年もまた、華嶽山龍雲寺と身延山裏参道・杉山入口は花桃が見事です。身延山裏参道・杉山入口からの醍醐山色とりどりの花の一群は、富士川対岸の中部横断道下部温泉早川ICからも鮮やかに見えます。身延山裏参道・杉山入口からの醍醐山:奥に頭をのぞかせているのは左奥が市川三郷町の蛾ケ岳(ひるがたけ)、右奥は釈迦ヶ岳曹洞宗の名刹・華岳山龍雲寺(身延町下山)庭内からの三門:正面は五老峰華岳山龍雲寺、門前からの蝙蝠山:左から五老峰(1618m))、大ガレの頭(1904m)、毛無山(1964m)華岳山龍雲寺、鐘楼からの醍醐山と蝙蝠山モクレン(木蓮・マグノリア):花言葉は「持続性」なぜかというと恐竜の時代(約1億年前!)からず~っと存続しているから。神秘の花ですね。
2024.04.08
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あっという間に桜時(さくらどき)がやってきます。昨年までの写真をもとに名所をおさらいしておきましょう♪4月上旬には身延町下山の円崎工業周辺は富士川対岸の中部横断道下部温泉早川ICからも桃色の塊に見えるほど、桜や花桃が咲き乱れます。曹洞宗の名刹・華嶽山龍雲寺も山号の通りの美しい花のお寺です。富士川クラフトパークと共に楽しめるルートです。身延山の裏山道・杉山の入り口、円崎工業周辺からの富士川左岸:左が醍醐山(だいごやま)。右は蝙蝠山(左から五老峰・大ガレの頭・毛無山)。産宮神の祠(円崎工業上手):安産の神様です。ここからの富士川左岸の眺めは絶景です。身延町下山の曹洞宗の名刹・華嶽山龍雲寺。鐘楼からの蝙蝠山(五老峰・大ガレの頭・毛無山)椿・八重桜・米桜・レンギョウ・水仙・ハナモモ・ミツバツツジ・石楠花・ミツマタ・・・4月上旬には花々が次々に花開き、華嶽山の名の通りの花の寺となります。龍雲寺と円崎工業の間にある無住の小さな禅寺・菩提山長谷寺:十一面観世音菩薩と長寿の泉で知られるお寺です。長谷寺には世界でも珍しいオハツキイチョウ(御葉付銀杏)の古木があります。
2024.03.27
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木喰上人の故郷・身延町丸畑(まるばたけ)の麓、長塩(ながしお)。身延町の花(旧下部町の花)ヤマユリの群生地を地元の人々が大切に保護しています。道端の椅子、実はとても重要だそうです。ヤマユリの蕾は猿の大好物ですが、ここに人影があると猿が近寄らないとか。長塩川(常葉川)に下りると馬頭観音に出会えます。長塩川と新昭和橋★橋の手前の公民館の庭に駐車して徒歩で橋を渡ってください。★(山百合を観に行かれる方は)車で橋を渡らないでください。ヤマユリはいくつもの花言葉を持ちます。「荘厳」「威厳」「純潔」「飾らぬ美」「飾らない愛」「人生の楽しみ」「高貴な品性」どれもふさわしいように思います。mont-bell モンベル COOL ZONE ハイストレッチ ハーフジップ 半袖 Tシャツ カットソー 登山 トレッキング グレー S-01 M-03 L-02▲019▼00526k16価格:3,190円(税込、送料別) (2023/7/2時点)楽天で購入
2023.07.13
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春の富士五湖は、残雪の富士山を背景に、バラエティ豊かな美しい桜の風景が見られます。 富士河口湖町西湖西より光る西湖富士河口湖町精進より:精進湖富士河口湖町精進より:精進湖富士河口湖町本栖:本栖湖富士河口湖町本栖:本栖湖身延町中之倉:本栖湖身延町中之倉:本栖湖湖岸
2023.04.22
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河口湖は東京や甲府と比べて標高が高く平均気温も5℃ほど低いため、桜は平年4月中旬から咲きます。今年のように3月に桜が咲くことは珍しく、現在、山桜やミツバツツジと共に、枝垂れ桜や雪柳も咲き競っています。富士河口湖町浅川:旅館街から富士河口湖町産屋ヶ崎より:河口湖大橋河口湖円形ホール富士河口湖町河口より富士河口湖町大石より奥河口湖から
2023.04.21
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3000株の石楠花が咲き乱れる、奈良県の室生寺。680年(天武天皇9年)に天武天皇の勅命で、修験道の祖である役小角(えんのおづの)が創建し、弘法大師・空海が中興したと伝えられます。女人禁制だった高野山に対して、女性の参詣が許されていたことから女人高野とも呼ばれます。真言宗の重要な道場の1つで、多くの国宝、重要文化財を有する仏教美術の宝庫です。五重塔(国宝):800年(延暦19年)頃に建立された、日本で2番目に古い五重塔です。(最古は法隆寺)仁王門:元禄時代に焼失し、昭和40年に再建されました。古い美しさと新しい美しさがあることを教えてくれる、色鮮やかな美しい門です。ばん字池に映る逆さ石楠花:大日如来を表す梵字の「バン」の形の池です。参詣者が思わず歓声を上げる、金堂への花の階段金堂(国宝):本尊の釈迦如来立像(国宝)、十一面観音立像(国宝)・文殊菩薩立像(重要文化財)・薬師如来立像(重要文化財)・地蔵菩薩立像(重要文化財)を横一列に安置しています。弥勒堂(重要文化財):本尊の弥勒菩薩立像(重要文化財)や釈迦如来坐像(国宝)などを安置しています。本堂(国宝):内陣に如意輪観音坐像(重要文化財)を安置しています。灌頂(かんじょう)という密教儀式が行われたことから、潅頂堂とも呼ばれます。シャクナゲの開花状況は室生寺のFacebookで公開されています。〇春期金堂特別拝観~7月2日(日)9:00~15:30 受付は15:00まで 特別拝観料 500円 懐中守り授与
2023.04.18
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小山城址は、室町時代に河内領主・穴山氏の一族である穴山伊豆守が在城していたと記録にある古城の跡です。浅川扇状地北端の小丘を利用して構築された、約1350㎡の規模を有する城で、現在は高家小山城公園として整備され、周囲をめぐる土塁に沿って約100本ほどの桜が植えられています。久方の 光のどけき 春の日に 静心無く 花の散るらむ(紀貫之)桜と桃の競演花見にと 群れつつ人の 来るのみぞ あたら桜の とがにはありける(西行)世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし(在原業平)行き暮れて 木の下陰を 宿とせば 花やこよひの 主ならまし(平忠度)カラスの花見
2023.04.17
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★醍醐山を愛する会10周年記念総会で上映した醍醐山を愛する会10年の歩みを公開しています。約9分のビデオです。お手すきの時にご覧いただければ幸いです。今日は八代ふるさと公園の桜をご紹介します。八代ふるさと公園は笛吹市八代町の丘陵にあり、南アルプスの山々や甲府盆地を一望できる公園です。新日本夜景100選に選ばれた夜景も見事です。甲州蚕影桜(こうしゅうこかげざくら):養蚕守護の神様を祀った蚕影山(こかげさん)神社が木の下に祀られています。茅ヶ岳と甲府盆地盃塚(さかずきづか)古墳(笛吹市指定史跡):5世紀頃に造られた、このあたりの支配者層の墓と推定されています。坊が峰の夕暮れ甲府盆地遠望
2023.04.16
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ことしも生きてさくらを見ています韮崎市神山町:ワニ塚遠望ひとは生涯に何回ぐらいさくらをみるのかしら韮崎市神山町:ワニ塚の樹齢約330年のエドヒガンザクラものごころつくのが十歳ぐらいならどんなに多くても七十回ぐらい三十回 四十回のひともざらなんという少なさだろう北杜市須玉町:スモモと甲斐駒ケ岳もっともっと多く見るような気がするのは祖先の視覚もまぎれこみ重なりあい霞だつせいでしょう北杜市須玉町:ソメイヨシノあでやかとも妖しとも不気味とも捉えかねる花のいろ市川三郷町鴨狩津向さくらふぶきの下を ふららと歩けば一瞬名僧のごとくにわかるのです市川三郷町鴨狩津向死こそ常態生はいとしき蜃気楼と(茨木のり子「さくら」)
2023.04.15
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下部温泉駅前、佐野理容所・ミズエ美容室まえの八重桜が満開です。桜には約600もの種類があるといわれます。八重桜は山桜を母種とし、開花と葉が出てくるのが同時であまり大木になりません。八重桜と醍醐山の3つのピークの1つ・上の山普賢象:花の真ん中の緑のめしべを普賢菩薩ののってるゾウの鼻にたとえた名前です。ソメイヨシノが葉桜となり、山が萌黄色になり始めるころ、毎年下部温泉駅前を彩ってくれる名木です。昭和2年、開業間もない下部駅:奥が下部ホテルです。昭和初期には後藤新平も滞在しました。石原裕次郎が滞在していた昭和36年頃には、駅が人であふれるほどだったそうです。現在の下部温泉駅:この裏に間もなく【「武田信玄公かくし湯の里」ヘルシースパサンロードしもべの湯】がオープンします。
2023.04.11
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身延町道(みち)の巖龍山慈観寺は、寺記に天平勝宝年間(749~756)に行基自ら聖観音像を刻み安置して開いたとある古刹です。時代の変遷を経て14世紀半ばから曹洞宗の寺院となり、江戸時代には南明寺末の筆頭寺院として崇敬を集め、境内には堂々たる本堂をはじめ多くの堂塔伽藍が立ち並んでいました。この一帯の地名「道」も、お堂の堂が道となったという説があります。本尊の聖観世音菩薩は「火伏せ観音」として知られ、凝った意匠が美しい経蔵には輪転の書架に納められた一切経六千巻(身延町指定文化財)が収蔵されています。巖龍山慈観寺全景山門本堂鐘楼経蔵:輪転の書架に納められた一切経六千巻(身延町指定文化財)が収蔵されています。竜山水子地蔵富士見山
2023.04.10
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「瀬戸のお観音さん」として昔から地元に愛されている身延町瀬戸の龍湖山方外院。「龍湖山」という山号は、もともと本栖湖畔にあったことに由来し、雷雨を治めて三河に向かう武田信玄を助けたことから厚く保護されたと伝えられています。霊験あらたかな子授け観音・如意輪観世音菩薩をご本尊にいただく曹洞宗のお寺で、県の文化財の木造如意輪観世音菩薩坐像は、秘仏として毎年3月18日の一日だけご開帳されます。凶作の年に奉納された千匹馬の絵馬は日本最大と言われ、町の文化財に指定されています。山門水子地蔵尊と六地蔵総門と鐘楼堂千匹絵馬:総桐材造り。横19.42m、縦2.24m。本堂と庫裏左から武山(たけやま)、五老峰、三角山甲斐百八霊場九十八番:江戸時代には甲斐三十三観音霊場の1つとして信仰を集めました。
2023.04.09
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国道300号線の波高島トンネルを抜けると、富士川右岸正面にひときわ目立つ桜色。「町の中に、たくさんの満開のしだれ桜があったらすばらしい」という身延高校生の提案から生まれた「しだれ桜の里」です。富士川クラフトパークにはこれ以前にもソメイヨシノの森があり、公園の奥のエリアでもお花見が堪能できます。クラフトパークからの醍醐山クラフトパークからの身延山サバイバルの森と身延山:「しだれ桜の里づくり事業」で2700本のしだれ桜の苗が植栽され、すくすく育っています。芝生広場と醍醐山見晴らし広場より:左から醍醐山・武山・五老峰・大ガレの頭・毛無山、中央は中部横断自動車道下部温泉・早川IC見晴らし広場より:左から五老峰・大ガレの頭・毛無山・金山・雪見岳・五宗山・三石山芝生広場:左から醍醐山・武山・五老峰・大ガレの頭・毛無山自然観察の森のしだれ桜:また来年が楽しみです。
2023.04.08
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醍醐山の大子集落を檀家に持ち、醍醐山とは所縁あるお寺・金龍山常幸院。室町時代の正平7年(和暦南朝・西暦1352)年に開かれた曹洞宗の寺院です。 ゆるキャン△の聖地五条ヶ丘にあり、本栖高校(旧下部中学校)を訪れる人や地域の人々の拠り所となっています。「今・ここ・生きる・幸せ」を感じに、訪れてみませんか?常幸院と醍醐山明日8日土曜日は花祭りが開催されます。お誘い合わせてお出かけください。金龍山常幸院常幸院からの旧下部小学校(ゆるキャン△本栖高校)光明門境内:主な行事は、毎月の坐禅会、梅花の集い(梅花講)、4月8日花祭り、8月15日常葉川灯籠流し&花火大会、8月15日~16日1泊2日こどの禅の集い、12月31日こども除夜の鐘つき・除夜の鐘突きなどです。 桜の時期にはライトアップが行われていました。鐘楼の夜桜
2023.04.07
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身延町市之瀬にある法光山妙圓寺は、文永十一年(1274年)に創建された由緒ある寺院です。現在のご住職はなんと43代目!豊かな自然に囲まれた日蓮宗の古刹です。市之瀬と醍醐山国道300号からの妙圓寺入口本堂本堂と庫裏枝垂れ桜ごしに祖師堂と鐘楼正面は七面山祖師堂樹齢250年の枝垂れ桜
2023.04.06
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風格ある古刹・長栄山本国寺。山門:江戸時代、下山大工の名工・竹下源蔵が手掛けた高麗門です。無数の風鈴と鳥の声が別世界に誘ってくれます。ここは日蓮聖人が病気療養のために身延山を下りて常陸の国へ湯治に向かわれる際、最初に泊まったお寺です。(弘安5年・1282年)その時お手植えしたイチョウは樹高30mもの大樹となり、「本国寺のオハツキイチョウ」として国指定天然記念物となっています。仁王門と身延山国指定天然記念物「本国寺のオハツキイチョウ」:樹齢約750年、樹高約30m、幹周約6mイチョウの若葉と本堂仁王門と五老峰仁王門と醍醐山下山立正保育園入口:「しょうじき しんせつ」と刻まれています。下山立正保育園春の寺には、子供の声と姿が似合います。
2023.04.05
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身延町下山の法喜山上沢寺は、日蓮聖人毒難之霊場として有名です。三門本堂境内には聖人お手植えの銀杏の霊木があり、日本全国で7本指定されている国の天然記念物のオハツキイチョウのうちの1本として悠々たる姿が愛されてきました。(他に町内では「本国寺のオハツキイチョウ」と「八木沢のオハツキイチョウ」)残念ながら2018年(平成30年)秋の台風で倒れてしまいましたが、樹齢750年の老木は倒れた幹から新しい芽を伸ばし、たくましく命をつないでいます。国天然記念物のオハツキイチョウ倒伏直前の姿が掲示されています。鐘楼鐘楼からの醍醐山鐘楼からの五老峰紅枝垂れ桜と身延山
2023.04.04
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身延町下山の曹洞宗の名刹・華嶽山龍雲寺。椿・八重桜・米桜・レンギョウ・水仙・ハナモモ・ミツバツツジ・石楠花・ミツマタ・・・春の花々が次々に花開き、華嶽山の名の通りの花の寺となっています。鐘楼からの蝙蝠山(五老峰・大ガレの頭・毛無山)本堂:武田信縄(武田信玄の祖父)の家臣穴山信綱が開基で、屋根には武田菱が掲げられています。家庭からの三門:正面は五老峰花の彼方に富士川と富士川左岸の山々。醍醐山は花に隠れています。ミツマタ散る桜残る桜も散る桜
2023.04.03
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身延町には日蓮宗総本山身延山久遠寺をはじめ多数の寺院が点在します。身延山を借景に頂く正喜山常福寺(しょうきさんじょうふくじ)は「山梨の巨樹・名木100選」にも選ばれている、身延町天然記念物「常福寺の御葉つきイチョウ」のあるお寺です。正喜山常福寺案内板によると【本寺は、もと真言宗であったが 住職 浄蓮房の時、身延山十三代 日伝上人に師事して日蓮宗の教義を学び、日乗の名を賜って法華に帰した。天文五年(1535) 当時 荒町東にあった堂宇を現地に移した。なお、当寺には慶応四年(1866)二月三日、皇太后宮小進高松実村を甲州鎮撫、甲州城受け取りの勅使とし、その御後見役として京都からの長旅をつづけてきた小沢雅楽助一行が甲府に乗り込んで 城代佐藤駿河の守以下なす所を知らず困惑狼狽に陥った、いわゆる「偽勅使事件」の演出者であるといわれる 伊豆松崎町出身の彫刻師小沢一仙の墓があり、下山大工の棟梁 石川久左右衛門系の石川市作弟分、「朝仙院常信日秀」として葬られている。】常福寺のオハツキイチョウ:根元の周囲6.91m。幹高23m。目通り周4.35m。上沢寺・本国寺・長谷寺のイチョウと同じ樹齢と見られます。昨日一昨日とご紹介した国道52号線下山(しもやま)から杉山へ入る身延山へのアプローチは今花に覆われ、ここからの蝙蝠山(五老峰・大ガレの頭・毛無山)は絶景です。醍醐山とハナモモ ハナモモ(花桃):中国原産の花を楽しむための桃です。杉山からの醍醐山:奥 飯盛山・金ヶ岳・茅ヶ岳・観音峠・曲岳・黒富士・瑞牆山・金峰山、手前 下山工業団地・身延小・身延中(建設中)杉山からの蝙蝠山:武山・蝙蝠山(五老峰・大ガレの頭・毛無山)シキミ(樒):マツブサ科有毒で香りが強いため邪気を払うと信じられ、仏事に多く用いられます。モクレン:木蓮 モクレン科花言葉は「自然への愛」「持続性」です。
2023.04.02
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下山(しもやま)から杉山に向かって標高を上げていくと、一足ごとに花のある景観が少しずつ変化します。たくさんの柄杓が奉納された産宮神の祠にも手を合わせましょう。杉山橋からの蝙蝠山産宮神の祠前からの醍醐山産宮神の祠(このカーブの先の右手に駐車スペースがあります)昔々このあたりに住んでいた若夫婦が難産に苦しみ、旅の僧にすがりました。旅の僧は柄杓を用意させると、お教を唱えながら柄杓に穴を開け水を通しました。すると無事元気な男の子が誕生し、若夫婦は喜んで柄杓を祠に奉納したといいます。今でも安産を祈願して穴の開いた柄杓がたくさん奉納されています。花々の間からの醍醐山一足ごとに花の景色が変わります。
2023.04.01
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例年は桜が散るころ桃の花が開きますが、今年は3月中に時を同じくして咲きました。中部横断道下部温泉早川ICを出ると、富士川右岸の美しい花々が目に飛び込んできます。ひときわ色濃い一帯が身延町下山(しもやま)の円崎興業有限会社周辺です。身延山の裏参道・杉山の入り口を今年もハナモモが美しく彩ってくれています。シダレザクラ・ハナモモ・シダレザクラ:後方 醍醐山・五老峰、下山・富士川シダレザクラ・ハナモモシダレザクラ・ハナモモシダレザクラと五老峰ハナモモとシダレザクラ:後方 醍醐山 我らのシンボル 醍醐山山は萌黄色へ醍醐山とハナモモ
2023.03.31
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ある日の福寿草を追いました。福寿草も朝目覚め、夜眠ります。8:23 しほらしき誠や今朝の福寿草 土芳10:59 福寿草母なる子なる蕾かな 山田弘子12 : 21 非凡にも凡にもあらず福寿草 清崎敏郎13:26 ふゝと笑ふ夫婦二人や福壽草 正岡子規14:13 黄は日射し集むる色や福寿草 藤松遊子14:38 頬杖に昼を眠れり福寿草 岡本眸15:44 音もなく日はかがやけり福寿草 仙田洋子17:29 福寿草見てしづかなる命かな 清原枴童18:41 美しき老にありたし福寿草 串上 青蓑
2023.03.02
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華嶽山龍雲寺の作務(さむ)に行かせていただきました。萩と龍雲寺本堂龍雲寺は身延町下山(しもやま)の山の中にひっそりと佇む格式高い禅寺です。山名の通り春には花で埋まり、秋は美しい紅葉に包まれます。山門:この門から中を「家庭」といいます。「昨日より今日、今日より明日と、紙一重だけでも成長する、それが家庭です」ご住職のお言葉。「身体を動かして今日精一杯の生命を輝かせる。それをご先祖様に御照覧いただく。それが作務です。」と方丈様に教えていただきました。山門脇の彼岸花サルスベリ(夏祭り)と玄関:百日紅 ミソハギ科100日咲いているように見えて、実は1つ1つの花は一日花です。小さな花が次々に咲くことで、大きな花房を保っているように見えています。玄関を入ると大黒天と韋駄天が祀られています。大黒天は仏教の守護神で厨房神。ご住職の奥様が大黒様と呼ばれる由縁です。韋駄天は伽藍を守る神で、魔に悩まされると俊足で駆け寄って救ってくれます。ここを通って本堂へ進みます。白いサルスベリと蝙蝠山:左から五老峰(1618m))、大ガレの頭(1904m)、毛無山(1964m)鐘楼作務の後に、ご住職の奥様心尽くしの「稲荷寿司・煮卵・饅頭の天婦羅・茗荷の梅酢付け」を頂戴しました。無心に枯葉を拾い、「家庭」の中でその姿を見守る温かいまなざしを感じることができました。ありがたいひとときでした。
2022.09.18
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今年もまた、市川三郷町の富士川沿いの県道バイパスの美しい花畑が道行く人の目を楽しませてくれています。ヒナゲシ:雛芥子 ケシ科(花言葉「いたわり」「思いやり」)薄い和紙でつくったようなしわのある花弁が、風に揺られる姿に風情があります。毛の生えた蕾は、初めは下を向いており、咲くときに上を向き、蕾の先端が2つに割れて花が咲きます。 花の郷こせえるじゃん甲斐プロジェクト:"中山間ふるさと・水と土保全対策事業"(ふるさと・水と土基金、棚田基金)という国家プロジェクトによって、全国でそれぞれの県が主体的に持続可能な事業を行っています。 この花畑は山梨県農務部と峡南農務事務所の支援事業です。ヒナゲシ:虞美人草とも呼ばれるのは、項羽と劉邦の最後の戦いのとき、項羽の愛妻・虞妃(虞美人)が足手まといになることを恐れて自害し、そこからヒナゲシの花が咲いたという言い伝えに由来します。ネモフィラ:ムラサキ科今大人気の花ですね。北アメリカ原産の一年草で、和名を瑠璃唐草(るりからくさ)といいます。ハナビシソウ:ケシ科(花言葉「富」「成功」)盃状に大きく鮮やかなオレンジの花を開きます。財運がアップする花です。ルピナス:マメ科(和名はハウチワマメ 葉団扇豆)「ノボリフジ(昇り藤)」とも呼ばれ、品種によっては花穂が60~70cmほどになるものもあります。ムラサキツメクサ:紫詰草 マメ科シロツメクサはその名の通り箱の隙間に詰める草として日本に持ち込まれましたが、花も葉も一回り大きいムラサキツメクサは、明治の初めにヨーロッパから牧草として持ち込まれたのが野生化し、蔓延しました。チガヤ:千萱 イネ科イネ科の雑草ですが、根にはほかの植物が生えるのを妨害する成分が含まれており、ヒールな雑草です。
2022.05.30
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4月5日の華岳山龍雲寺です。これより山門春光日々新たなリ武田信虎に仕えた穴山信綱(梅雪の祖父)が開基の格式高い禅寺です。本堂桜と花桃の後はミツバツツジが美しい鐘楼左から五老峰・大ガレの頭・毛無山花の帰り道
2022.04.27
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「僕の我慢がいつか実を結び 果てない波がちゃんと止まりますように」(一青窈・ハナミズキ)この季節の甲府の名物の一つ、朝日通りのハナミズキが満開です。今日(4月24日)は3年ぶりにハナミズキ祭りが開催され、午前10時から午後4時まで歩行者天国となります。白とピンクの上品なコントラストが商店街を彩っています。甲府駅北口ペデストリアンデッキから朝日町方面:正面は甲斐駒ヶ岳甲府駅北口ペデストリアンデッキから藤村記念館と御坂山塊
2022.04.24
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果樹王国・山梨の峡東地方の春は、桜に加えて約30万本の桃の花で埋め尽くされます。八ヶ岳・茅ヶ岳とモモ・ブドウまさに桃色スモモとモモ桃色の彼方に南アルプス坊ケ峰と八ヶ岳八ヶ岳(左)と茅ヶ岳(右)ソメイヨシノとモモ
2022.04.15
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河口湖の湖岸の桜が今満開です。河口湖美術館の桜特に河口湖北岸にある河口湖円形ホール近くを中心に、湖畔のウォーキングトレイル沿いはさくら回廊と呼ばれ、約200本のソメイヨシノと湖のむこうの富士山を楽しむことができます。正面がさくら祭りメイン会場正面が河口湖大橋。その雲の彼方にうっすらと富士山現在さくら祭り開催中で、今月17日(日)まで、日没から21時まで桜のライトアップを行っています。道端には水仙や芝桜、たんぽぽやスミレも咲き乱れています。湖を見つめる女神はオルゴールの森裏手今満開です。
2022.04.14
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山梨県富士川町の大法師公園(おおぼしこうえん)は「日本さくら名所100選」にも選ばれ、ウェザーニュースの開花宣言の基準地になっています。富士山をはじめ、甲府盆地・遠く八ヶ岳や奥地秩父方面が一望できる大法師山(おおぼしやま)中腹の6.4haの敷地内に約2000本の桜が、花開き、舞い散る様は圧巻です。正面は茅ヶ岳1,704 m(日本二百名山・山梨百名山)富士川の対岸からも一帯が桜色なのがわかります。富士山左から八ケ岳、茅ヶ岳、観音峠(低い所)、曲岳1642m(山梨百名山)、黒富士1635m(山梨百名山)、金峰山2,599 m(日本百名山・山梨百名山)左 源氏山、右 櫛形山ソメイヨシノ
2022.04.13
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八代ふるさと公園には約300本の桜が咲き競う「桜の森」があります。人気ドラマ「逃げ恥」のロケ地としても有名で、夜景も美しい公園です。甲州蚕影桜(こうしゅうこかげざくら):かつて養蚕が盛んだったこの地域。養蚕守護の神様を祀った蚕影山(こかげさん)神社が木の下に祀られていることからこの名があります。八代ふるさと公園ユキヤナギ:雪柳 バラ科土質を選ばずやせ地でも育つ、とても丈夫な庭木です。
2022.04.12
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韮崎市神山町の「わに塚」に、「わに塚の桜」と呼ばれる1本桜があります。郵政省の「さくらメール」のポスターにも起用された日本を代表する名木の1つで、推定樹齢約330年、幹周り3.6メートル、樹高17メートルの見事なエドヒガンザクラです。わに塚の由来には、日本武尊の王子武田王(たけだのきみ)の墓、前方後円墳、王仁(わに)族が住んでいた所など諸説あります。韮崎市神山町 わに塚の桜わに塚の桜わに塚の桜わに塚の桜撮る人もいれば描く人も韮崎市清哲町 桜のある風景韮崎市神山町 竹林と桜北杜市高根町:甲斐駒ケ岳
2022.04.11
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身延町市之瀬・国道300号線沿いにある法光山妙圓寺(みょうえんじ)。現在のご住職はなんと43代目、歴史は文永十一年(1274年)に遡る日蓮宗の古刹です。境内の枝垂桜は樹齢250年。昔から「せんぶ」に集う善男善女を見守ってきました。濃く美しい桜色です。本堂から祖師堂と鐘楼祖師堂と鐘楼祖師堂から。中央奥に七面山。祖師堂
2022.04.02
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桜の名所としても知られる富士川クラフトパーク。広大な公園内に、実はこんな穴場もあります。人っ子一人いない桜の森。正面は身延山です。カヌー場を左下に見ながら車道を少し上がると、左側に「自然観察の森」という標識があります。(下の地図だと道の右に「自然観察の森」と書いてありますが、桜の森があるのは道(車道)の左上です)クラフトパークから離れて見ると、クラフトパークの上方に桜色の塊が見えるのですが、クラフトパークの中に入ってしまうと全く見えなくなってしまう不思議な森です。富士川クラフトパークは入場無料。無料駐車場完備です。
2022.04.01
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果てなき空のかなた いとしい鳥は飛ぶ丘に一人たたずみ 過ぎにし日を思う心にしみる鳥の声 白鳥よ鶴よやさしき人は今いずこ 教えておくれ夜霧にしずむ森よ ほの暗き谷間ようたごえ川面をゆく わが思いを乗せて鶴のうたごえによせて とどけよ愛の歌やさしき人は今いずこ 教えておくれ(「キエフの鳥の歌」訳詞:木内宏治)
2022.03.26
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春の光に追われ、近き山々からはすでに雪が濁った小川となり流れ出ずる水溢るる草地へと。明るい自然のほほ笑みで眠り覚めぬまま一年の朝を迎える。青く輝く蒼穹よ。まだ透んだ森たちが産毛のごとく新緑に染まりゆく。19世紀のロシアの小説家 アレクサンドル・プーシキン『エヴゲーニイ・オネーギン』より。進歩的な思想から、政府には終生疎まれた。
2022.03.25
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笑うがよい 邪(よこしま)な敵よ。それも長くは続くまいすべては滅び去るものだから……。だが栄光は滅びはしない滅びはせずに 語って聞かせるだろうこの世で何がなされたか真実が誰のものであり 邪悪が誰のものであるのかを。 またわたしたちは 誰の子どもであるのかを。わたしたちの歌 ふるさとの歌は滅びることなく 永遠に生き続けるであろう。 19世紀ウクライナの国民的芸術家タラス・シェフチェンコの詩(訳/藤井悦子)首都キエフには彼の名を冠した国立大学がある。
2022.03.24
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雪あたたかくとけにけりしとしとしとと融けゆけりひとりつつしみふかくやはらかく木の芽に息をふきかけりもえよ木の芽のうすみどりもえよ木の芽のうすみどり「ふるさと」室生犀星
2022.03.12
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富士八湖(富士五湖・四尾連湖・明見湖・駿河の浮島沼、後に泉端に変わる)のひとつ明見湖(あすみこ)。「はす池」と呼ばれ愛されている、小さく美しい湖です。蓮は泥沼に根を張り水上に美しい花を咲かせることから、古来より仏の悟りをあらわす仏教のシンボルとして親しまれてきました。ハスの見ごろは朝だそうです。これは夕方の写真です。蓮は花が散ると花托(花の付け根)の形があらわになります。これが蜂の巣に似ていることから「はちす」と名付けられ、やがて「はす」と呼ばれるようになったそうです。花と花托明見湖は周囲の清流を富士山の溶岩がせき止めてできた湖で、江戸時代には富士山麓を代表する景観の一つでした。葛飾北斎の「富岳百景」にも登場します。現在は周囲の里山が整備され公園となっています。人間を含めて多種多様な生き物が共存している魅力的な空間です。かつて富士山信仰の「垢離場(こりば)」(禊の場所)であったという言い伝えもうなづける、清々しい湖です。
2021.08.26
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市川三郷町の富士川沿いの県道バイパスでひときわ目を引く花畑。花の郷と身延線「花の郷こせえるじゃん甲斐プロジェクト」の皆さんが丹精した美しい花々が、通行する人々の心を和ませています。ヒナゲシ:雛芥子 ケシ科"中山間ふるさと・水と土保全対策事業"(ふるさと・水と土基金、棚田基金)という国家プロジェクトがあり、全国でそれぞれの県が主体的に持続可能な事業を行っています。ネモフィラ:又はルリカラクサ 瑠璃唐草 ムラサキ科山梨県では、山梨特有の農村景観等の地域資源を十分に活かしたふるさとづくりのため、耕作放棄地を活用し、四季折々の景観作物の種をまく活動が行われています。 ルピナス:和名はハウチワマメ 葉団扇豆 マメ科天に向かって下から順に花を咲かせる様子から、「昇り藤」という縁起の良い名前がつけられています。キンセンカ:金盞花 キク科冬から春にかけていち早くあたたかみのある優しい花を咲かせてくれます。ヒナゲシ:薄い和紙でつくったようなしわのある花弁が、風に揺られる姿に風情があります。ルピナスとキンセンカハナビシソウ:花菱草 ケシ科山峡(やまかい)の地の中でも、この辺りは空が広い所。花たちが伸び伸びと景観に溶け込み、ふるさとを彩ってくれています。
2021.05.22
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山梨県身延町の富士川クラフトパークのバラが見頃を迎えています。「ノックアウト」(左の濃いピンクのバラ)とインドラ(右の黄色のバラ)おなじみ薔薇の額縁の醍醐山(左から醍醐山(635m)と醍醐山のピークの1つ・西山。後ろの高い山は左から武山(たけやま・1470m)・五老峰(1619m)・大ガレの頭・毛無山身延山「ほのか」エントランス棟(レストラン)周辺に1,500㎡のバラ園があり約130種2,900株が咲き誇っています。レストラン「スヴニール」から(写真はローストポーク。おざらや蕎麦もあります)「アブラハムダービー」と醍醐山左から金山・雪見岳・五宗山。手前:三石山前衛峰。(ピンクのバラの向こうに中部横断道下部温泉早川IC)心に 薔薇を。
2021.05.15
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景色の中に溶け込んでいる花々。一つ一つに目をやるとちゃんと目が合うものですね。ミツマタ:三椏 ジンチョウゲ科和名の由来は、枝が3つに分かれるところから。江戸時代から製紙に使われるようになって各地で栽培されており、時に野生化しています。タチツボスミレ:立坪菫 スミレ科日本で、ごく身近に見られるスミレ類の一つです。ハート形の丸い葉と立ち上がる茎が特徴です。茎が立ち庭(坪)に咲くスミレの意があります。ヤマシャクヤク:山芍薬 ボタン科山地や深山の林床に生える野生のシャクヤクです。コガネネコノメソウ:黄金猫の目草 ユキノシタ科花は小さいものの鮮やかな黄金色で、ほかに見ない整った箱形の花で目立ちます。ネコノメソウ:猫の目草 ユキノシタ科湿ったところに群生します。ツバキ:椿 ツバキ科名前の由来には諸説があり、厚みのある葉の意味で「あつば木」、つややかな葉の「艶葉木(つやばき)」、光沢のある葉の「光沢木(つやき)」等、花より葉の美しさが由来となっています。ミツバツツジ:三つ葉躑躅 ツツジ科数多いツツジの仲間のうち最も早く開花し、早春の山を彩ります。タチキランソウ:立金瘡小草 シソ科山地の日当たりのいい林縁などに生える多年草で、草丈は3~20センチくらいです。花の上唇が大きくて、兎の耳状になるものです。
2021.05.03
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身延山は枝垂れ桜が有名ですが、桜の後にも次々に花たちが春を謳歌しています。ミヤマキケマン: 深山黄華鬘 ケシ科華鬘(けまん)とは仏堂の飾りに使う仏具のことで、花姿を同属のケマンソウにたとえてこの名があります。カントウミヤマカタバミ:関東深山酢漿草 カタバミ科関東地方南西部~東海地方の山地の林の中にはえる多年草です。丸味を帯びた三角形に近い小葉が、根本から出た長い葉柄の先に3枚つきます。シャクナゲ:石南花 ツツジ科シャクナゲの原種は19世紀中期、中国から西欧にもたらされ、その美しさと豪華さで当時の人々を驚嘆させ、数多くの交配が行われてきました。世界各地で5000を超す園芸品種が作られています。ミヤマシキミ:深山樒 ミカン科葉に毒を含み草食動物が食べないため、シカなど草食獣の多い場所では繁茂することがあります。シジミバナ(ユキヤナギ)ツバキ:椿 ツバキ科江戸時代から庶民に親しまれる、冬の代表的な花です。 シャガ:著莪 アヤメ科春に茎を斜めに伸ばして、その先に白地に青い斑点が入る花を多数咲かせます。ヤマブキ:山吹 バラ科『万葉集』にも詠まれるなど、古くから観賞されてきた花です。
2021.05.02
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山梨県市川三郷町の歌舞伎文化公園は、市川團十郎ゆかりの地に作られた、歌舞伎の文化と歴史を伝える公園です。開放的な芝生広場に、水遊びにもぴったりの小川、文化資料館などもあり、歌舞伎文化に触れながら、家族でゆったりすごすことができます。ランドマークのお城風建物(ふるさと会館)には、甲府盆地を一望できる展望台があります。モモとナノハナのハーモニー:市川三郷町歌舞伎文化公園:桜花爛漫歌舞伎文化公園:ふるさと会館歌舞伎文化公園:ふるさと会館金川農道沿いは花でいっぱい鴨狩のサクラ:市川三郷町
2021.04.13
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八代(やつしろ)ふるさと公園は山梨県笛吹市八代町の丘陵にあり、南アルプスや甲府盆地を一望できる眺望の素晴らしい公園です。甲府盆地・南アルプスの眺望 左下 坊ヶ峰リニア実験線とモモの花の絨毯古墳を有する「古墳広場」には甲州蚕影桜(こうしゅうこかげざくら)が咲き誇ります。 甲州蚕影桜(こうしゅうこかげざくら)甲州蚕影桜「桜の森」や美しい夜景など、ロマンあふれる公園です。
2021.04.11
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花に埋もれるようにある小山(こやま)城址。御坂路と若彦路にはさまれた浅川扇状地の北端に位置し、甲府盆地が一望できるため、武田時代軍事的に極めて重要な城でした。城主については、穴山伊予守が伝えられていますが、定かではありません。桜満開の小山城跡(3月31日撮影)モモも満開 後方・大栃山1415m小丘を利用して約1350平方メートルもの規模で構築され、周囲をめぐる土塁に沿って100本ほどの桜が植えられています。桜花爛漫 土塁に沿って土塁の上からは南アルプスの山々や八ヶ岳なども見渡せます。天正10年には徳川家康の命令で中道町の右左口(うばぐち)砦とともに修築し、鳥居彦右衛門が御坂峠の北条勢と対峙しました。有名な黒駒合戦はこの城の北東で行なわれた戦です。シダレザクラ巨木や、シダレザクラもあり、城跡散策と併せてお花見が楽しめます。
2021.04.10
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