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☆世界禁煙デー2018☆ 「世界禁煙デーだね」 「飛騨には関係ないね」 「喫煙は飛騨の文化だからね」 5/31は世界禁煙デーです。 今年の標語は「タバコと心臓病」です。 肺癌は、禁煙すれば、かなり防げますが、心筋梗塞は、1服で1発即死がありますので、危険です。 タバコは、血管収縮剤です。胃カメラで見ると、吸った瞬間にサッと胃粘膜が真白になります。 1服吸った瞬間に1発即死がありますので、1日1本減らすと1年間で365回死ぬチャンスが減ります。 禁煙外来?と聞かれると「無駄です」と説明します「すぐに生命保険に入り」「身辺整理をして」「遺書を書いて」「今から死ぬぞ~」と宣言して吸うことを、お勧めしております。 人間、死ぬのは、タバコと事故くらいでしょう。恐い恐い。
2018年05月31日
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「昼給食後口が腫れたんです」 「ハナノド赤いですね」 「以前も同じ状態で救急車で運ばれたんです」 「溶連菌(+)です」 生後1ヵ月から首部に水疱疹あり乳児湿疹と言われた男の子。保育園の粉ミルクで全身に蕁麻疹あり、8年前に1度だけ検査に来たことがありました。 生後4ヵ月:IgE:31、ミルク3(6.70)、卵白3(3.62)、小麦・大豆・米・ダニ≦0.34。 卵アレルギー+牛乳アレルギーであったにもかかわらず、結果も聞きに来ませんでした。 再検査もなし。 本日8年ぶりに来ました。なぜか、給食で、ピーナッツ除去しているそうです(ふだんは除去せず)。 後頚部・肩部・背部を診ると、AD+皮膚感染症っぽいです。 昼給食後咽頭痛、口周囲発赤プツプツあり「前回給食のピーナッツで同じ症状が出て救急搬送されました」との訴えです36.3℃、SpO2:98%、鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら溶連菌迅速(+)でした。 ここ数年の検査は?「ない!」 2年前の救急搬送時の検査結果は?「知らない!」とのことでしたので、救急外来に問い合わせました。 1年前でした。 7才2ヵ月:IgE?、牛乳0.20、カゼイン0.13、オボムコイド0.11、ピーナッツ・アーモンド・カニ・エビ・コムギ・ゴマ・ソバ・クルミ0.10 食物アレルギーはないにもかかわらず、漫然と給食で除去していたようです。 今回もピーナッツではなさそうです。 8才5ヵ月:IgE:88、杉4(21.4)、ダニ2(1.12)、HD2(0.84)、イネ科0.22、ブタクサ0.22、シラカンバ0.21、カシューナッツ・胡桃・ピーナッツ・ヨモギ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、溶連菌迅速(+) 症状は、AZM+アレグラで良くなりました。もちろん、除去食は不要です。 次回は、食物アレルゲンではなく、検査項目は、カビ・バイ菌ですね。恐い恐い。AD+皮膚感染症
2018年05月30日
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「麻疹抗体検査できますか?」 「今日からできるようになりました」 3/17に台湾人男性がタイから沖縄に麻疹ウィルスを持ち込んだため。沖縄はパニック。 亀クリでもパニック。 GWに「沖縄に遊びに行くので麻疹予防接種希望」の人と「沖縄に遊びに行くので麻疹抗体検査希望」の人が殺到して、製薬会社から「麻疹ワクチンありません」、検査会社からは「検査試薬ありませんので検査できません」。 麻疹ワクチン不足のため、本来打つべき乳幼児が打てません。 血液検査は、本日、検査会社から「PA抗体検査可能」の連絡が来ました。 宿泊施設に就職に当たり、麻疹抗体検査または麻疹予防接種を言い渡された34才の女性が検査希望です。 34才1ヵ月:麻疹/PA:2048 麻疹ワクチンもぼちぼち入ってきます。恐い恐い。
2018年05月29日
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「下痢が1週間続いています」 「便培養します」 「ブドウ球菌感染って言われてました」 「MRSA(2+)です」 生後1ヵ月から顔がジクジク・鼻汁・鼻閉あり、近くの病院でAD+ブドウ球菌感染症として加療されていた5ヵ月の女の子。父花粉症。兄卵× 下痢8~10回/日が1週間続くので受診しました。 生後5ヵ月:便培養:MRSA(2+) MRSAとびひだったのね、恐い恐い。AD+皮膚感染症
2018年05月28日
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「血液検査してください」 「3ヵ月前にも検査してますね」 「インタール+ラベンダーも処方してください」 生後1ヵ月から顔・首の発赤ガサガサに病院でキンダベート塗布している女の子。父海老×母犬×猫×。 生後8ヵ月:IgE:225、MAST:(卵白22.2、ミルク18.4、牛肉16.8)3、(大豆12.8、猫11.1、ピーナッツ6.27、米5.97)2、(サケ0.94、トマト0.61、豚0.51、HD0.48,コムギ0.48、犬0.36,キウイ0.27、エビ0.27、オボムコイド0.23、ゴマ0.19、カモガヤ0.17,ヨモギ0.14,杉0.14,ヒノキ0.12,ソバ0.11、オオアワガエリ0.08,カニ0.08、カンジダ0.07、アスペルギルス0.07、ダニ0.05,鶏肉0.05、ハンノキ0.02、マグロ0.01、ブタクサ混合物0.00、シラカンバ0.00、アルテルナリア0.00、ラテックス0.00、モモ0.00、バナナ0.00) 近くの助産師に、いろいろ吹き込まれ、除去食+インタール+強酸性水消毒+ラベンダーを勧められて、亀クリを受診しました。 生後11ヵ月:IgE:47、卵白3(7.91)、ミルク3(3.83)、牛肉2(0.94)、小麦1(0.49)、大豆0.26、トマト・リンゴ・ジャガイモ・ピーナッツ・サバ<0.10、TARC1538 症状も数値も改善しているので、除去小+インタール+強酸性水消毒+ラベンダー軟膏で経過観察中です。恐い恐い。
2018年05月26日
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「ヒトメタニューモウィルスの検査してください」 「MSSA(1+)です」 「CFPN-PI+吸入+吸引で良くなりました」 「H.influenzae(2+)です」 「まだ哺乳が」 「舌小帯ありますね」 「姉も舌小帯切ったんです」 2才の姉が2週間前に呼吸困難があり、近医でヒトメタニューモウィルス(hMPV)によるクループ症候群と診断されてから、姉とともに、鼻汁・咳嗽・喘鳴・眼脂の良くならない1ヵ月の男の子。父花粉症・蓄膿。 生後1ヵ月:鼻汁培養:MSSA(2+)、RSV(-)、FLU(-)、hMPV(-) メプチン吸入+鼻汁吸引+CFPN-PI+ザジテン+ムコダイン内服でかなり改善しましたが、また38℃出ました。 生後2ヵ月:鼻汁培養:H.influenzae(2+) メプチン吸入+鼻汁吸引+CFPN-PI+ザジテン+ムコダイン内服再開始で改善しましたが、哺乳力がいまいちとのことでした、舌小帯があるので「切りましょうか?」「姉も舌小帯があってM先生に切ってもらいました」「切ります」。 切ったら哺乳が少し良くなりました。恐い恐い。 舌小帯短縮・・・・・・・・・↑
2018年05月25日
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「犬の検査してください!」 「犬飼ってるの?」 「バスの中の猛獰犬で真っ赤になったんです」 「ハナノド真っ赤ですね」 「犬の検査してください」 乳児期に、牛乳と胡麻を除去していたことのある17才の洋弓娘。2才~喘息、3才~鼻炎。両親花粉症。 7才9ヵ月:IgE:727、ダニ6(171.0)、杉2(2.41)、イネ科2(1.12)、大豆1(0.46)、卵白・ミルク・小麦・胡麻・ソバ・ピーナッツ・サバ・エビ≦0.34 本日、通学バスに犬が居たら、四肢が真っ赤になったので、「犬の検査希望」で受診しました。36.7℃。SpO2:97% 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、感染性の蕁麻疹?と説明しましたが、否定されました「溶連菌じゃなくて犬!の検査」。 17才1ヵ月:IgE:276、ダニ4(42.5)、HD4(28.7)、杉3(5.13)、イネ科2(0.98)、犬<0.10、CRP<0.05、WBC6520(Baso0.6、Eos2.5、Lym43.1、Mono8.0、Neut45.8) 犬は陰性でした。バスの中に猛獰犬!。恐い恐い。
2018年05月24日
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「ハナと咳がひどいんです」 「ハナノド真っ赤ですね」 「明日からTDLとスカイツリーなんです」 「マイコ(+)溶連菌迅速(±)です」 「点滴してください」 5才頃から鼻炎の14才の排球娘。父猫×母鼻炎。 5才9ヵ月:IgE:102、ダニ4(21.9)、HD4(21.9)、杉3(3.98)、ヒノキ2(1.68)、猫2(0.94)、イネ科・犬・ヨモギ・カビ・卵白≦0.34 1週間前から鼻汁・咳嗽・倦怠、5日前から四肢発赤があるので、修学旅行までに治して欲しいと受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、溶連菌迅速(±)でした。 14才9ヵ月:IgE:234、杉4(29.1)、ダニ4(24.3)、HD4(19.7)、ヒノキ2(13.0)、犬3(4.67)、猫2(1.94)、ハルガヤ2(1.87)、イネ科2(1.85)、カモガヤ2(1.85)、蛾2(1.69)、CRP0.07、WBC6450(Baso0.5、Eos4.2、Lym47.0、Mono4.8、Neut43.5)、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、溶連菌迅速(±) CTRX点滴+TFLX内服で、無事TDLに行ってきました。 いずれダニ舌下かなと思いましたが、逆転!。いつのまにか杉でした。恐い恐い。
2018年05月23日
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「3日前から鼻汁・鼻閉・咳嗽が」 「ハナノド赤いですね」 「1週間後修学旅行なんです」 「マイコプラズマ(+)です」 5才頃から鼻炎の11才の男の子。両親鼻炎。 7日前から嘔吐下痢、3日前から鼻汁・鼻閉・咳嗽があるので「修学旅行までに治して欲しい」と受診しました。36.8℃SpO2:100% 鼻粘膜の腫脹と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 11才8ヵ月:IgE:2568、杉6(599.0)、HD5(82.6)、ダニ5(69.8)、イネ科3(9.80)、シラカンバ3(8.83)、ブタクサ3(6.83)、犬2(1.70)、蛾2(0.98)、猫0.26、カビ0.20、CRP0.20、WBC9610(Baso0.3、Eos7.9、Lym35.5、Mono4.4、Neut51.9)、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、溶連菌迅速(-) 毎春、ぶっ倒れるのは、学校行事による虐待、乗鞍研修虐待か、修学旅行虐待です。 FOM→TFLX+メジコン+ムコサール内服で無事修学旅行に行けました。 いずれ、杉舌下療法の適応かしら。恐い恐い
2018年05月22日
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「ヘルペスが治らないんです」 「鼻粘膜真っ赤ですね」 「???」 「溶連菌迅速(+)です」 「良くなりました」 6日前から後頚部に発赤ブツブツのある41才の女性。 ヘルペスの軟膏を塗っても治らないと受診しました。36.3℃ 鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので検査しましたが、溶連菌迅速(+)でした。 41才9ヵ月:IgE:18、ダニ1(0.45)、杉・ヒノキ・シラカンバ・イネ科・ブタクサ・カビ<0.10、CRP<0.05、WBC6830(Baso0.4、Eos10.5、Lym35.4、Mono4.1、Neut49.6)、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、溶連菌迅速(+) 溶連菌+マイコのダブルパンチでしたが。抗生剤は拒否されました。恐い恐い。感染性の紅斑
2018年05月21日
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「グリメサゾン効かないんです」 「これはトビヒですね」 「アトピーの検査してください」 「全部ゼロです」 生後8ヵ月から左頬の発赤ガサガサジクジクにステロイド(グリメサゾン)を塗っている男の子。父・兄・花粉症。 4ヵ月間↑↓繰り返しているので、亀クリを受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)でした。 1才1ヵ月:IgE:9、卵白・ミルク・小麦・大豆・トマト・バナナ・ダニ・HD・杉・黄色ブドウ球菌<0.10、TARC720、CRP<0.05、WBC11470(Eos5.0、Sta3.0、Seg32.0、Lym54.0、Mono5.0、Aty-lym1.0)、溶連菌迅速(+) CFPN-PI+セルテクト+カルボシステイン内服+強酸性水消毒+フシジンレオ+テラ・コートリル塗布でかなり改善も、再燃したため、再検査したら。 1才2ヵ月:鼻汁培養:H.influenzae(1+)、Moraxella catarrhalis(1+) CFPN-PI内服再開しました。 感染症にステロイド使うと、病原体が増える場合があります。恐い恐い。溶連菌性とびひ
2018年05月19日
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「眼が真っ赤に腫れました」 「ハナノド赤いですね」 「検査してください」 「マイコ(+)溶連菌(-)です」 1才から鼻炎・中耳炎、2才から喘息のある6才の男の子、鼻炎母、MDx1名 2・3日前から右眼周囲発赤腫脹あり、亀クリを受診しました。37.1℃ 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので検査しましたがイムノカードマイコプラズマ抗体(+)溶連菌迅速(-)でした。 6才3ヵ月:IgE:165、ダニ4(25.3)、HD4(23.1)、犬2(1.82)、杉2(1.60)、イネ科0.12、シラカンバ・ブタクサ・猫・カビ・黄色ブドウ球菌<0.10、CRP<0.05、WBC7790(Baso0.6、Eos2.4、Lym45.2、Mono4.5、Neut47.3)、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、溶連菌迅速(-) 眼と唇が腫れるのはマイコ>溶連菌が多いね。恐い恐い。
2018年05月18日
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「顔が赤いんです」「マイコ(+)です」 「AZMで良くなりました」 「ダニ(+6)は舌下療法しますか?」 「マンションに移ったら大丈夫です」 1週間前から顔の発赤、4日前から四肢に発赤ガサガサのある6才の男の子。4才~喘息。両親花粉症。 検査希望で受診しましたが36.4℃SpO2:98%、鼻粘膜の腫脹と咽頭扁桃の発赤腫大および胸郭変形を認めましたので、検査したら溶連菌迅速(-)イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 6才10ヵ月:IgE:849、ダニ6(210.0)、HD6(209.0)、杉5(64.3)、イネ科3(8.92)、犬0.33、シラカンバ0.31、ブタクサ0.28、蛾0.10、カビ・黄色ブドウ球菌<0.10、TARC3663、CRP0.09、WBC11190(Baso0.4、Eos9.2、Lym36.8、Mono3.6、Neut50.0)、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、溶連菌迅速(-) 感染に伴う紅斑と説明しましたが、抗生剤は拒否されました。強酸性水消毒+ラベンダーのみ。 重症ダニアレルギーに環境整備もダニ舌下療法も拒否されました。「マンションに移ったら喘息治りました」「ダニも大丈夫です」。 飛騨にきれいなマンションなんてあったっけ?。恐い恐い。
2018年05月17日
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「パッチテストしてください」 「歯科で言われた項目は?」 「項目は言われてません」 「金パラくらいにします」「・・・」 「金(?+)パラジウム(?+)です」 「説明は?」 「紹介状が必要か診断書が必要か聞いてきて」 「診断書書いてください」 高校生の頃からAD+鼻炎の53才の男性。母鼻炎。 歯科治療で「パッチテストが必要」と言われたとして受診しました。 検査項目を訊ねましたが「わかりません」とのことです。 紹介状と診断書のどちらが必要か訊ねましたが「わかりません」とのことです。 53才5ヵ月:パッチテスト:金・パラジウム・(?+)、銀・水銀・クロム・ニッケル・(‐)、IgE:1114、ダニ4(18.4)、杉2(2.87)、マラセチア2(2.70)、イネ科2(1.76)、カビ2(0.82)、黄色ブドウ球菌<0.10、TARC145 金属アレルギーよりもAD+カビの方が先だね。恐い恐い。AD+皮膚感染症
2018年05月16日
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「右脚が治らないんやさ」 「ハナノド赤いですね」 「早く治してくれんかな」 「点滴します」 44才からB型肝炎+DMで近医受診中の59才の男性。 1ヵ月前から右下腿の発赤ガサガサびらんがビダラビン軟膏とテラコートリル軟膏塗布で治らないので、亀クリを受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血咽頭発赤を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 59才0ヵ月:IgE:37、杉2(3.25)、HD0.13、ダニ・マラセチア・イネ科・シラカンバ・ブタクサ・蛾・黄色ブドウ球菌・カビ<0.10、TARC1163、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、CRP<0.05、WBC8310(Baso1.1、Eos6.7、Lym32.5、Mono6.3、Neut53.4)、ALT48、BS194、HbA1c6.8、TG282、L/H2.2 症状は、CTRX+ビクロックス+デカドロン+シーパラ+タチオン点滴+TFLX内服+フシジンレオ+ビダラビン塗布で良くなってしまいました。DM+全身感染だね。恐い恐い。DM+皮膚感染症
2018年05月15日
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「昨日から調子悪いんです」 「ハナノド赤いですね」 「明後日修学旅行TDLなんです」 「マイコプラズマ(+)です」 「行けるようにしてください」 「MINO点滴します」 生後3ヵ月からの全身ADが1才で改善するも、魚類(特に鮎)、あぶらえで蕁麻疹・OASが出るので除去中での男の子、父蓄膿、母AD 4才10ヵ月:IgE:299、ダニ5(73.0)、鰺3(5.06)、犬2(2.81)、胡麻2(1.30)、エビ2(1.01)、卵白・ミルク・小麦・大豆・ソバ・バナナ・キウイ・≦0.34 昨日から咽頭痛、鼻汁・咳嗽・頭痛・倦怠あり、明後日から東京方面に修学旅行に行くので、早く治して欲しいと受診しました。37.1℃、SpO2:99% 鼻粘膜腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したらイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 14才8ヵ月:IgE:282、ダニ4(44.2)、HD4(37.3)、杉3(8.99)、鮭2(1.44)、イネ科・シラカンバ・ブタクサ・蛾・黄色ブドウ球菌・カビ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、CRP0.28、WBC9350(Baso0.3、Eos1.6、Lym20.4、Mono5.1、Neut72.6) MINO点滴+AZM内服で、無事TDLに行きました。 毎春、最悪の学校行事(のりくらor修学旅行)で、たくさんの児がぶっ倒れて点滴に来ますが、たいていマイコです。 行く前に(ワクワク)ぶっ倒れる児と、行ってから(過労)ぶっ倒れる児が居ります。恐い恐い。
2018年05月14日
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「手荒れがひどいんです」 「久しぶりですね」 「介護士してます」 「職業病ですね」 「検査してください」 「カビっぽいですね」 乳児期からADにステロイド、14才に喘息のあった女の子。両親鼻炎。柴1名 15才の時に、ニキビの治療希望で受診したことがありました。 15才0ヵ月IgE:185、杉4(22.4)、ダニ4(24.5)、HD4(21.8)、イネ科3(3.56)、ヒノキ3(3.53)、猫2(3.44)、卵白2(2.41)、ミルク2(1.74)、バナナ2(1.43)、トマト2(0.81)、小麦2(0.76)、ジャガイモ1(0.58)、胡麻1(0.40)、犬1(0.38)、大豆・大麦・ソバ・ピーナッツ・サバ・メロン・マツ・雑草・カビ・黄色ブドウ球菌≦0.34 桂枝茯苓丸+ディフェリンゲルで改善。 今春から、介護士になったら、手荒れ、全身ガサガサがひどくなったので、9年ぶりに受診しました。 24才10ヵ月:IgE:395、杉4(25.8)、ダニ4(24.7)、シラカンバ3(8.62)、ヒノキ2(3.02)、イネ科2(1.54)、マラセチア1(0.39)、蛾<0.10、TARC261 ややかびっぽいので、強酸性水消毒+フェキソフェナジン内服+抗真菌剤(ケトパミンcr.)+保湿(スプレー)+ス剤(メサデルムorリドメックス)試用としましたが、もしかしたら、いずれ杉舌下療法かな?。恐い恐い。AD+皮膚感染症
2018年05月12日
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「ヒトメタニューモが治らないんです」 「鼻粘膜真っ赤ですね」 「なんなんでしょうか?」 「ヒブ(1+)です」 「CFPN-PIで良くなりました」 1ヵ月前にヒトメタニューモウィルス(hMPV)によるクループ症候群と診断されていた1才の男の子。父花粉症・蓄膿。 鼻汁・咳嗽が続き、2週間前から鼻汁・咳嗽・眼脂が再燃したため、亀クリを受診しました。38.1℃、SpO2:98% 鼻粘膜の腫脹充血を認めたため、検査しました。 1才5ヵ月:鼻汁培養:H.influenzae(1+)、Moraxella catarrhalis(1+) 症状は、抗生剤CFPN-PI内服で良くなりました。 hMPV単独で悪化することはまれです。たいていは混合感染がありますので、抗生剤が有効です。恐い恐い。
2018年05月11日
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「4月に岐阜→高山転勤で悪化しました」 「鼻粘膜真っ赤ですね」 「血液検査してください」 「杉(+6)です」 毎春鼻炎の29才の男性。母喘息、TP2名。 4月に岐阜→高山に異動になったら、くしゃみ・鼻汁がひどいとのことです。36.7℃、175/56mmHgP79。 鼻粘膜の腫脹充血が強いので検査しました。 29才10ヵ月:IgE:525、杉6(215.0)、ダニ4(22.6)、ヒノキ4(22.3)、HD3(15.6)、カビ3(3.89)、犬2(3.27)、イネ科2(0.87)、蛾2(0.72)、シラカンバ1(0.56)、ブタクサ1(0.35) 岐阜名古屋よりも花粉の少ない高山に来て悪化なんで!。危険。 杉舌下療法の適応だね。恐い恐い。
2018年05月10日
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「ハイデルマート+エキザルベ合わないんです」 「放射状亀裂はトビヒですね」 「とびひ?」 「ぶどう球菌感染は卵アレルギーです」 「検査結果は明後日出るんです」 「頬とジクジクと放射状はとびひ=卵です」 「卵でした」 生後7ヵ月から口周囲・顎部に発赤ガサガサ放射状亀裂のある男の子。父花粉症エビカニ×。母花粉症(春)。実家に柴1名 生後8ヵ月:IgE:33、オボムコイド5.50、卵白2.82、犬2.31、ミルク0.71、HD0.41、卵黄0.17、ダニ・鶏肉・カニ・エビ・小麦・大豆・リンゴ<0.10 ハイデルマートcr+エキザルベ塗布で改善しないため、亀クリを受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血と口周囲の放射状亀裂を認めましたので、検査しました。 生後8ヵ月:鼻汁培養:MSSA(1+)、Moraxella catarrhalis(2+) 放射状亀裂はSSSS(ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群)の特徴ですので、強酸性水消毒+CFPN-PI内服+フシジンレオで良くなってしまいました。 グリチルリチンはCr成分が合わないようなのでハデルマートcr→デルマクリン軟膏とし、ス剤(キダベート・ロコイド・アルメタ)はアルメタが合うようなので、アルメタ+デルマクリン2倍希釈としました。 除去食+インタールは希望されませでした。恐い恐い。AD+皮膚感染症
2018年05月09日
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「ガサガサがひどいんです」 「AD+とびひ(皮膚感染症)です」 「食物アレルギーでは?」 「ガサガサは小麦ジクジクは卵でしょう」 「検査は?」 「まず強酸性水+除去食+インタールで」 生後3ヵ月頃から耳・頬に発赤ガサガサジクジクのある5ヵ月の女の子。父杉・ヒノキ・HD・鼻炎・喘息、母杉・ヒノキ・HD鼻炎。実家に黒・灰・白・猫3名 食物アレルギーが不安として亀クリを受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので検査しました。 生後5ヵ月:鼻汁培養:MSSA(1+) 除去食+インタール+CFPN-PI内服+強酸性水消毒+ラベンダー+フシジンレオ塗布で改善しましたが、念のために血液検査 生後7ヵ月:IgE:42、猫3(5.56)、卵白3(4.21)、小麦2(0.78)、ミルク1(0.61)、大豆・ソバ・トマト・リンゴ・バナナ・キウイ<0.10、TARC:745、CRP0.10、WBC11100(Eos2.0、Stab1.0、Seg35.0、Lym58.0、Mono2.0、Aty-Lym2.0) 2才までが食物アレルゲンで、2才過ぎてから上昇するはずのダニホコリペットが7ヵ月で陽性になるはずがありません。 実家の猫3名で猫(+3)なんて!、よほどの猫汚染屋敷に違いありません。恐い恐い。AD+皮膚感染症vs猫
2018年05月08日
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「FAX・・・血液検査をご教示ください」 「当科にはその名前のカルテはありません」 1才頃から顔~体部~四肢カサカサにステロイド塗布している2才の女の子。母祖父花粉症。 1才頃血液検査?~アレルギーはないと言われた~結果は母紛失。 全身発赤ガサガサジクジク改善しないので、1ヵ月前に別の皮膚科に転院しましたが、さらに悪化したので、亀クリを受診しました。 鼻粘膜の強い腫脹充血を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)でした。 2才2ヵ月:IgE:50、ダニ3(5.53)、HD3(5.11)、卵白1(0.42)、カビ0.10、ミルク・小麦・大豆・バナナ・杉・黄色ブドウ球菌<0.10、TARC345、CRP<0.05、Hb11.9、Ht34.7、Plt25.9、WBC5670(Baso0.4、Eos1.9、Lym65.6、Mono5.6、Neut26.5)、溶連菌迅速(+) AD+皮膚感染症:溶連菌性のトビヒと思われましたので、AMPC+ビオフェルミンR+セチリジンds+カルボシステインds内服+強酸性水消毒+テラコートリル塗布としましたが、その後来ません。検査結果は、またまた紛失したらしいです。 GW開けと同時に、病院からFAX「S.R.様の検査結果をご教示ください」→FAX「その名前のカルテはありません」 どうやら名前が変わっているようでした。皮膚科には溶連菌は居ないからね。恐い恐い。溶連菌性のトビヒ
2018年05月07日
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「弟が38℃4日続いて頭痛頚部痛がひどいんです」「ふだんはどこに掛かってますか?」 「昨日救外に掛かったけどロキソニンと胃薬だけでした><」 「ミミハナノドクビ赤いですね」 「早く良くしてください」 乳児期から湿疹にベトノバール塗布し、4才から喘息に吸入している32才の男性。姉AD、姪AD(IgE:353、卵白5、オボムコイド5、牛肉4、卵黄4、小麦3、豚肉3、ミルク3、胡麻3)、甥AD(IgE:125、卵白3、大豆2、ミルク2、アーモンド2) 茶虎白1名 3日前から熱38.5℃、下痢1回/日あり、頚部腫脹疼痛自制できず救外受診したが、ロキソニンと胃薬処方されただけで苦しがるので、姉のTFLX内服させてから亀クリに休日受診しました36.8℃SpO2:97% 鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血および咽頭発赤と喘鳴および頚部の発赤びらんを認めましたので頭頸部蜂窩織炎としてCTRX点滴のうえ検査しました。 32才7ヵ月:IgE:7012、杉6(540.0)、ダニ6(372.0)、HD6(330.0)、猫6(292.0)、カビ3(12.1)、ブタクサ3(8.93)、黄色ブドウ球菌3(7.19)、蛾3(6.57)、イネ科3(4.55)、シラカンバ2(3.41)、TARC178 、CRP14.89、ALT134、ALP357、γ-GT184、WBC7530(Lym23.0、Mono4.0、Neut73.0)、Hb15.9、Ht45.9、Plt18.8 以前にも、飛騨からA県N市の皮膚科に通っていた4才の女児が「喘息になるくらい塗れば治るわよ!」と指導されてました。 喘息になるほど塗りこめましたね。 重症AD+皮膚感染症+喘息ですが、とりあえず、感染対策→30年塗布しているステロイド・strongの減量→杉orダニ舌下。かな?。恐い恐い。AD+皮膚感染症
2018年05月05日
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「血液検査してください」 「IgE591卵白6卵黄3小麦3ミルク3チーズ3です」 「インタールは?」 「続けてください」 生後1週目から顔の発赤ジクジクのある男の子。母AD・鼻炎。ヒルドイド塗布で良くならないので、亀クリを受診しました。36.9℃ 鼻粘膜の腫脹充血と、どう診てもAD+皮膚感染症と思われましたので、検査しました。 生後4ヵ月:鼻汁培養:MSSA(1+)、Moraxella catarrhalis(1+) 除去食+インタール+強酸性水消毒+レスタミン+ヒルドイド+アクロマイシン→テラコートリルで改善。 生後7ヵ月:IgE:591、卵白6(176.0)、卵黄3(15.4)、小麦3(12.8)、ミルク3(12.4)、チーズ3(3.80)、胡麻1(0.45)、イカ0.21、大豆0.16、ダニ0.13、トマト<0.10、TARC1041 母はス剤に抵抗があるので、今後NSAIDsなど試用する予定です。恐い恐い。AD+皮膚感染症
2018年05月04日
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「顔と四肢が真っ赤なんです」 「ハナノド赤いですね」 「なんなんでしょう?」 「溶連菌迅速(+)です」 3月からくしゃみ・眼掻痒のある12才の男の子。母花粉症。 3日前から顔・四肢が真っ赤になったので亀クリを受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら溶連菌迅速(+)でした。 12才4ヵ月:IgE:2853、杉6(2396.0)、ヒノキ6(444.0)、イネ科4(31.1)、シラカンバ3(14.7)、ブタクサ3(10.5)、ダニ2(2.80)、HD2(2.23)、蛾0.24、カビ0.23、黄色ブドウ球菌0.14、TARC498、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) CFPN-PI+内服処方しましたが、その後検査結果を聞きに来ません。飛騨だからね。 杉舌下免疫療法の説明したいんだけどな。恐い恐い。溶連菌性の紅斑杉花粉は5月いっぱい
2018年05月03日
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「2日に1回悪臭便秘でここ1週間出てません」 「腸内腐敗ですね」 「検査してください」 「SMSバイ菌だらけです」 「・・・」 「TELLLLバイ菌だらけです」 生後から、悪臭便秘の4ヵ月の男の子。母花粉症。 綿棒浣腸しても、ここ1週間、便がないので、亀クリを受診しました。 悪臭が強いとのことですので、検査しました。36.8℃ 生後4ヵ月:便培養:E.coli.(O-18)(3+)、MSSA(1+)、Enterococcus.sp.(1+) GE+FOM ds.+ビオフェルミンR+シンラック内服で、改善しました。 とりあえず、腸内腐敗による便秘と思われました。 電話で、しつこく呼び出したら、来ました。 今後、「食物アレルギーによる便秘」と「冷え症による便秘」も除外診断する予定です。恐い恐い。
2018年05月02日
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腹痛1ヵ月続くので便検査してください」 「O-25(3+)。腐ってますね」 生後11ヵ月のときに白色水様下痢10回/日が4日間あり。村の診療所で「胃腸カゼ」整腸剤処方されたが治らないので、亀クリを受診したことがある男の子。 生後11ヵ月:ノロ(+)ロタ(-)アデノ(-) 生後11ヵ月:便培養:MRSA(2+)、E.coli(O-25)(2+)、Enterobacter cloagae(1+)、Enterobacter aerogenes(1+)、Enterococcus(2+)、 ~FOM+ビオフェルミンR処方しましたが、その後来ません。飛騨だから。 4年半ぶりに来ました「下痢5回/日2日間」 5才4ヵ月:便ノロ(±)ロタ(-)アデノ(-)、便培養:E.coli.(O-25)(1+) ~FOM+ビオフェルミンR処方しましたが、その後来ません。飛騨だから。 1か月ぶり受診しました。「腹痛がずっと治らない」 5才5ヵ月:便培養:E.coli.(O-25)(3+) ~FOM+ビオフェルミンR処方しましたが、その後結果を聞きに来ません。飛騨だから。恐い恐い。
2018年05月01日
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