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1楽章の再確認したい部分と2楽章全体をやりました。前回の練習後、1stVnがスコアとパート譜を研究した結果、パート譜の演奏方法(弓順、強弱など)の指示の方が、より理にかなっているらしいことがわかりました。きっと、この曲を演奏してきた先人達の研究の成果が、そこには反映されているのではないでしょうか。そういう視点でみると、1楽章の練習番号12からは、パート譜の指示に従うと、音量を出すのが厳しい1stVaのメロディーが楽に弾けるようで、その練習をしました。また、練習番号3からの1stVn・Va・Vcのメロディーで、盛り上がった部分(例:1stVcの90・91小節目)でスラーを切るかどうかを検討しました。もともとVnが切ることを主張したのですが、Va的には問題はなさそうでしたが、Vcはスラーを主張(これは、楽器の構え方が違うことによるのかもしれません・・・)。結局、この場では結論は出ず、追々検討することとなりました。果たして、Vnは“自由かつ己の信念を曲げない気風の私立チェロ学園”と和解できるのか、また、中立的立場のVaがどう動くのか、今後の動向から目が離せません。2楽章は、フレーズごとに、mpでゆっくり弾くことで、縦の線や音程を丁寧に合わせました。1楽章と比べると、アンサンブルが複雑ではないので、さくさくと進めることができました。この練習はとても効果的で、冒頭のメロディーの裏の、四分音符の重音など、難しいところがかなりすっきりとしました。また、重音で難しいところなど余裕のない部分は、ゆっくりやっても慌てて他の音が聞こえなくなるようで、自分が走りやすい部分も自覚できました。最後に、30分ほど時間が余ったので、3・4楽章をひととおり通して終わりました。3月の先生練で1・2楽章を中心に見ていただくので、次回もまた1・2楽章中心の練習です。
January 27, 2007
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渋滞で遅れている1st Vcが到着するまで、5人で2楽章の2番の6連音符が続くところをていねいに合わせました。その後、前回の宿題となった、4楽章冒頭の1st Vc & 1st Vnのメロディーの弓順を調整しようとしたら、二人ともやりたい弓順はなぜか同じ・・・。まぁ、とりあえず、4楽章をひととおり弾いてみようということで、弾き終えたところ、二人のやりたい弓が同じだったのはどうやら1stVcの勘違いで、やはり二人の主張は違ったようでした。気を取り直して再調整し、解決しました。続いて、1楽章。頭から少しずつ流していきました。。冒頭のテンポ、1番のtranquilloのテンポを設定し、また、要所要所、同じ動きの者同士での弾き方や縦の線を合わせました。とにかく各楽器が複雑に絡んでいて、何かがおかしいと思うと、実は合ってはいけない楽器同士が同じ動きをしていることがありました。特に時間を割いたのは、7番の曲が非常に盛り上がる部分。盛り上がっているのはわかるけど、全体がどうなっているのかよくわからないという状態でした。原因は、メロディー組とシンコペーション組のテンポ感のずれで、どうやらシンコペーション組の感覚が早い部分があったようです。全く自覚がなかったのですが、初心に戻り、シンコペをすべて8分音符で刻んでみると、その違いがわかり、ちょっと目から鱗でした。基本は大事ですね。また、終盤の12番からも、1stVaのメロディーの音量を出すのはきついので、スラーを途中で切ったり、同じ動きの楽器はそれを助け、違う動きの楽器は少し押さえるといった調整に時間がかかりました。(しかし、あとから、実はみんな弾きすぎなのではないか?という疑いも浮上し、再度、確認・調整が必要そうです。)そんなこんなで、1楽章はやることが非常に多く、当初やる予定だった2楽章までは手が回りませんでした。
January 13, 2007
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今回は1楽章の後半(前回の続き)と3楽章をやりました。どちらも“mpでゆっくり弾く”練習が基本です。ただ、前回のように、音程にこだわるととても時間がかかってしまうので、これからは曲に慣れるまでは、音程よりも、お互いの音を聴き縦の線をそろえることを優先することにしました。(音程合わせを全くやらないわけではありません。)1楽章は、呼吸を合わせる場所を確認でき、そこを注意すると、だいぶすっきりと縦の線をそろえることができました。3楽章は、とにかくなかなか通らない楽章なので、スコアを確認して、曲の構造を理解しながら、進めました。初合わせの際は、自分が間違っているのかどうかがよくわからなかったのですが、そこを判断できるようになったので、一歩前進できたといえるでしょう。各自が間違えやすいポイントを把握できたと思います。また、途中、2ndとVcのリズムの難しい箇所がなかなかはまらなかったのですが、いろいろと方法を工夫しながら練習した結果、見事にはまるようになりました。粘って練習した甲斐がありました。その他、1st以外の3本のユニゾンの音程合わせなどをやりました。これらの練習の後、最後に一度通しましたが、間違えやすいポイントでまたひっかかってしまいました。練習あるのみです。
January 13, 2007
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今年もよろしくお願い申し上げます。4人そろって弾くのは今日が初めてでした。そのため、最初は、前回決めた弓 順の確認と2nd Vnの弓順の調整をしながら、1~4楽章を通しました。やはり 3楽章は、1拍目を正しく感じるのが難しく、途中で止まってしまいました。その後相談し、今日の残りの時間(1時間半弱)で1・2楽章を、次回(一週間後)3・4楽章をじっくり練習することにしました。昨年の「五度」で、七澤先生のご指導により、縦の線と音程をそろえるために “mpでゆっくり弾く”という練習を徹底的にやりました。なかなか根気がいり ますが、非常に成果があったので、今回のアメリカでも同じ方法で基礎を作っ ていくことにしました。まず、1楽章を“mpでゆっくり”弾きました。1楽章は、各楽器のリズムも音程も複雑で、この弾き方にもかかわらず、なかなか縦の線があいませんでした。もちろん、音程もしかりです(特に難しかっ たのは、練習番号4からのフレーズの音程)。しかし、焦らず、冒頭からフレ ーズごとに、ていねいに縦の線と音程を合わせていきました。結局、今日は1楽章の最初の3分の1までしか進まなかったので、次回は、1 楽章の続きから始め、2→3→4楽章とできるところまで“mpでゆっくり弾く ”練習を行う予定です。
January 6, 2007
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