Wai Ola 通信

私の大型連休は…

大型連休も終わり、世の中も日常に戻りましたね。 お仕事の方もいらっしゃったかもしれませんが、 私は今年はセッションはお休みして、たっぷりと自分の為の時間を楽しみました。前半4/29～5/2はアースマンシップの ​全体を学ぶ学校​ －春コース- に参加してきました。 テーマは 「世界を球体で観る〜全体ってなんだろう？」 山梨の里山で、江戸後期に建てられた古民家を再生した宿舎で薪ストーブを焚き、 外に出てそこに生きる動物や植物を観察し、 川に行き、水の声を聞き、 森に入り、森全体や木と対話し、必要な手入れをし、 沢に行き、水の流れを本来あるべき姿に戻す手助けをし、 からだと繋がり、探求し、 みんなで料理を作り、食べ、命を頂くことで自らをケアし、 アフリカの先住民の話を聞き、 古民家の再生と、家－住む空間の話を聞き、素材である材木に触れ、 社会を自分の目で見て、どう関わるか、どう責任を持つか？を聴き＆話し、 あれや、これやを沢山、この身で実践、体験、してきました。 プログラムは沢山あったけれど、緑の自然の中で新鮮な空気をたっぷりと呼吸し、 ゆったりと自分自身に触れその一つづつに時間と空間をとった贅沢な日々でした。 携帯やタブレットも基本は手元に持たずにいたので、ほとんど写真もありませんが、唯一窓からの景色、ちょうど額に入ったような木蓮が美しかったです。たくさん栄養を自分自身に与えた感じがします。主催してくださったアースマンシップの淳さん、直さん、講師のみなさん、 スタッフのみなさん、ご一緒させていただいたみなさん、に感謝です！後半は、１泊で足利へ。 初日は足利フラワーパークへ、まるで降り注ぐ雨かと思うような１０００㎡もの藤棚に圧倒され、 白藤の香りに酔い、ライトアップされた沢山の幻想的な藤を堪能してきました。　翌日はもう一つの目的だった、​足利美術館​でやっている 「世界を変える美しい本　インド・タラブックスの挑戦」を観に行きました。有名な手作り本 『夜の木』 だけでなく、沢山の展示も想像以上に素晴らしく、 本の展示だけでなく、本を作る過程や、 タラブックスの代表のギータ・ウォルフとⅤ・ギータ のインタビューなどの映像もとても興味深かった！一緒に行った娘は注文すると手元に来るのに何カ月もかかるという、 『夜の木』の エディション307/3000 をショップで購入してご満悦でした。私も本が無いといられないタイプですが、本当に本は人生を、世界を変えると思います。 ６月２日まで開催しています、興味があったら是非身もこころも英気を養った私の連休でした。