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お父さんは、星空を眺めるのが好きである。毎晩タバコを吸うために玄関の外に出ているのだが、天気の良い日は星をいろいろと眺めている。星空が好きと言っても天文的な知識はほとんどない。小学校などで習った星座や星の名前をいくつか知っている程度である。それでも星の観察はそれなりに楽しい。
北半球で一番明るく見える星は冬に見えるシリウスという星なのだが、夜空を見上げるとシリウスより明るい星が見えることがある。これらは金星、火星、木星など太陽系の惑星である。
金星は夜明け前や日の入り後によく見ることができる。火星は現在太陽の向こう側にあるのか昨年から見ていない。木星は昨年からずっと見えている。ちなみに太陽系の惑星で一番太陽に近いすい星は夜空で見ることはできない。何年かに一度、水星が太陽の前を横切るときに見ることができるのだが、お父さんは未だに肉眼で見たことはない。一度挑戦したがうまくいかなかった。
星座を見るのもそれなりに楽しい。特に家族の星座は見えると何となくうれしくなるものである。残念なことにお父さんの星座であるてんびん座は暗いほしでできている上に、他の星座に比べてとても小さいので、いまだにはっきりと認識したことがない。寂しいことである。さそり座の様に誰がみてもはっきりわかる星座だったらもっと楽しかったことだろう。
一番好きな星は北極星である。お父さんは生まれがネズミ年で方角が北出あるうえに、九星という生まれ年でも一白水星という北を定位置とする生まれである。夜空で北の象徴と言えば北極星なので、何となく親しみを感じているのだ。
北極星の周りにはあまり明るい星がないので、どこにいても割と簡単に見つけることができる。北の方向を知ることができるし、緯度の違いによって見える高さが異なるので、海外で見る北極星から自分が日本より北にいるのか南にいるのかを北極星を見ると感じることができる。
星空観察は月が出ていない時の方がよく見えるのだが、月も満ち欠けを見てるのが楽しい星の一つである。満月は美しいのだが、上弦や下弦の月もよいし、会社帰りに西の空に見える三日月もとてもきれいである。月の満ち欠けは、海の潮に影響を与えるし、その明るさはイカ釣りではかなりの影響力を持つ。月が明るいとイカが漁船の明かりに反応しづらいので、イカ釣りでは満月より新月のほうが釣果が良いとされている。
我が家ではお母さんは全く星に興味がないし、子供達もほとんど興味を示さない。昔キャンプに行ったときに、満点の星空を子供達と見たが、子供たちが星空を見上げて楽しそうにしていたのは、その時しか記憶にない。
お父さんの同僚に、星が好きで天体写真を撮るのが大好きな人がいるが、ここ 10 年で星の話をしているのは、その同僚とだけである。ただ彼はお父さんと違って、天文の知識が豊富なので、お父さんはついていけないことが多い。それでも彼からいろいろな星の話を聞いていると、ますます星空を見るのが楽しくなる。
子供達にももう少し星を好きになってほしいと思うが、一番好奇心が旺盛な 10 代で興味がなさそうなので、今後も子供達と星空を見上げて語り合うことはないだろう。そう思うと少し寂しい気分になる。
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