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最近セミナーやコンサルタントにいろいろと指導を受けることが増えている。少し食傷気味である。セミナーは他業種のいろいろな職種や年齢の人が集まるので仕方がないが、理論や理屈ばかりで具体性のないモノが多い。
コンサルタントもそうだが、概念をいくら理解しても現実世界に落とし込んで行動する具体的な内容が決まらないと意味がない。
一番大事なこういう部分を「そこは自分で考えましょう」という内容になることが多くて飽きてきているのだ。もちろん自分で考えるのを否定しているわけでは無い。自分で考えることは最も重要な自分自身の仕事だとも思っている。
だがコンサルタントがお金をもらって会社内の指導をするとき、具体性のない話を聞くだけであれば、高いコンサルタント料を支払う必要をお父さんは感じない。本の数冊も買って勉強すればよいだけである。
今までまじめに仕事をしてきて、うまくいかない部分に悩み、それが大きくなって「自分で何とかしようと、考えても考えても先が見えない」という状態だからコンサルタントと契約しているのだ。うまくいった他社の具体例ではなくお父さんの会社でやるべき具体策を指導してもらう必要がある。
会社の経営者によくいるのだが、会社の指標に具体性がなく文章だけがだらだらと書いてあるものがある。頑張ってやろうでは人は動けない。明確な目標と手段が決まって、自分が何をいつまでにどうするのかが明確にならないと、きちんとした行動とそれに伴う結果は出ないのだ。
今上の文書を書いていて、そういえばそういうことを言っていたセミナーの講師がいたことを思い出してしまった。具体的に決めて動きましょうと。
コンサルタントはその具体的を現実にしなければならないのだが、今のところ概念ばかりである。そしてそれを社長が良しとしているので、手に負えないでいる。これではお父さんのやる気が出ないどころかそがれてしまう。