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2025.08.02
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カテゴリ: エッセイ

 お父さんは昔からデンタルフロスというものを使っている。30代になったころから食事をした後歯の隙間にモノが挟まることが多くなったからだ。虫歯予防という意味もある。デンタルフロスを使うと使わないのでは、虫歯になる確率が大きく変わるというのを何かで見たからである。

 今は50歳を越えて、ますます歯に挟まることが多くなってきている気がする。歯茎が弱ってきているのだろうか。少し心配である。

 昔は歯ブラシで歯を磨けば歯の隙間に挟まったものもそれなりに取れたのだが、最近はがっちり挟まっていて、歯磨きぐらいでは取れないことが多い。デンタルフロスを常に携帯していないと、口の中の違和感で仕事が手につかなくなってしまう。

 昔はあまり気にしていなかったが、歯に挟まりやすい食べ物というのは確実に存在する。まずお父さんの好きな肉類である。とんかつを食べた後とか、鳥の唐揚げを食べた後、牛丼を食べた後など大体歯に肉が挟まってしまう。

 野菜ではホウレン草とか小松菜みたいにおひたしにする葉物野菜が危険である。大体どこかに挟まってしまいフロスの出番となる。

 夏の時期、一番危険なのはトウモロコシではないだろうか。夏になると結構あちこちからトウモロコシを貰うことが多く、我が家ではよくゆでたトウモロコシを夏場に食べる。トウモロコシは一口目から歯に挟まるくらいがっちり入り込んでくる。

 トウモロコシを食べて歯に何も挟まっていないということは絶対にないと断言できるレベルで厄介な食べ物である。

 一年中食べているもので、もう食べる前から歯に挟まるとわかっていて食べているのがえのきである。これはもう100%歯に挟まる。日本ではしょっちゅう食べるものではないが、ベトナムではかなりの頻度でエノキが食事に入っている。ここでもフロスの出番である。

 昔はフロス単体で引っ張り出して切り取るタイプを使っていたが、最近は「糸ようじ」タイプを使っている。フロス単体では口の中に指を突っ込むので人前では使えないが、糸ようじタイプだと口元を隠して使うことができる。

 さらに糸ようじタイプの方が的確に歯の隙間を狙って挟まっているものを取ることができる。糸ようじは画期的な発明だとお父さんは思っている。

 今日もお弁当に鶏肉が入っていたのだが、食べた後にきっちり歯に挟まっていた。糸ようじがなければ取れないレベルである。昔の人はつまようじだけでこれを取っていたのだろうが、本当にきれいになっていたのだろうか。糸ようじの手元はつまようじのようにとがっているのだが、こちらでやっても上手に取れることはほとんどない。






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最終更新日  2025.08.02 00:10:07
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