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<抗炎症作用(その2)> 前回何らかの障害が生じると、その細胞からサイトカインと呼ばれる物質が分泌され、それが血液中の白血球(特に好中球)を引き寄せると書きました。好中球は病原菌と戦い次々と死んでいきます。皮膚の場合ならそれはウミとして観察できます。 さて、炎症というのは基本的には体の防衛機能が働いている証拠です。その際もう一つ重要な物質が作られます。それがプロスタグランジンという一種のホルモンです。 プロスタグランジンは不飽和脂肪酸を原料として作られますが、大きく3つの種類があります。オメガ6という系列のガンマリノレン酸から作られるI型、オメガ6系列のアラキドン酸から作られるII型、オメガ3系列のEPA(エイコサペンタエン酸)から作られるIII型です。 この中で炎症に関係するのはアラキドン酸から作られるII型です。一方、I型とIII型は炎症を抑える方に働きます。つまり、傷害の発生と治癒の経過に従って、作られるプロスタグランジンが異なってくるわけです。 ただここで問題になるのは、アラキドン酸は肉類に多く含まれる不飽和脂肪酸のため、現代の一般的な食生活を送っている人が原料不足になることはまずないのに対し、I型とIII型の原料であるガンマリノレン酸やEPAは摂取不足の人が多いということです。 ちなみに、ガンマリノレン酸を比較的豊富に含む食品は月見草油、EPAを豊富に含むのは青身魚です。もっともこれらを日常的に摂取している人は少ないと思います。私自身はサプリメントを併用しています。 横道にそれてしまいました。実はプロスタグランジンは必要なときに必要な場所だけに作られる特殊な物質です。必要なときに材料がない場合は、そのプロスタグランジンを作ることができません。これが、炎症が長く続いたり、炎症が収まらない原因の一つになっているのです。 私は以前からオメガ3系の不飽和脂肪酸の重要性を書いていますが、これは炎症への対処という観点からも大切なことなのです。 続きはまた次回! ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2007年01月29日
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<抗炎症作用> ステロイド薬は、他の薬では代用できないほどの優れた抗炎症作用を持っています。外の薬ではどうしても症状が好転しなかったのに、ステロイド薬を使ったらあっという間に苦しみが無くなるということも珍しくはありません。 病気の多くは何らかの炎症があるものですから、ステロイド薬は非常に多くの病気の症状を和らげる働きを持つわけです。病気に苦しんでいた人にとっては、あくまでも症状を抑える対症療法だということは理屈ではわかっていても、つい「治ってきた」と勘違いしてしまいがちです。 ところで「炎症」とは何でしょう? 一番身近かなのは、皮膚に怪我をした場合でしょう。傷がつけば当然痛いですし、赤く腫れてきます。熱も持ちますね。こうした現象が炎症です。体の中にきた炎症は目で確かめることはできませんが、基本的には同じ現象です。 炎症のきっかけは何らかの障害が起きることです。障害が起きたところは病原菌の攻撃を受けやすくなります。ですから早急に修復する必要があります。 さて、何らかの障害が発生すると、白血球の仲間である単球(特に好中球)がやってきます。これが免疫反応の中で最初に起こることです。 それではどうしてある細胞に障害が発生したとわかるのでしょうか? 実は細胞に障害が発生するとサイトカインと呼ばれる高分子タンパクからできる物質が放出されるのです。サイトカインが発見されたのが1965年頃と、比較的最近です。もっともその頃はサイトカインとは呼ばれていませんでした。 サイトカインと言っても、あまりなじみがないでしょう。そこでよく知られたサイトカインとしてインターフェロンをあげておきましょう。サイトカインは現在判明しているものだけでも50種類以上あります。 いまやサイトカインが様々な生体防御・免疫機構においてなくてはならない物質であることがわかっています。ただ、このサイトカインの制御システムが様々な理由で正常に作用しないことがあります。本来は生体防御機能のはずが過剰に反応して炎症を引き起こすのです。 最近では多くの病気がサイトカインの制御異常から発生していることがわかっています。ちょっと難しい話になってきました。ステロイドはサイトカインの制御の逸脱によって引き起こされる炎症を抑えるために、非常な効果を示すわけです。 長くなりそうなので、続きは次回ということにしましょう。 なお、更新の間隔が開いています。大変申し訳ありません。現在仕事が忙しくてなかなか時間が取れない上に、「ステロイド」などという面倒な題材を選んでしまったのもなかなか更新できない理由ではあります。 どうか、気長なおつきあいをお願いいたします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2007年01月25日
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<ミネラルバランスの変化> 体内のミネラル(ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、等々)の濃度はある一定値に保たれていますが、ステロイドもその調節物質の一つです。 ステロイドの種類によっても異なりますが、この作用が大きいものもあります。ステロイド薬が使われ始めた当初は、副腎から分泌されるコルチゾールとほぼ同様の物質であるコルチゾンが使われていましたが、このステロイドはこの作用がかなり強く出ました。 しかし、その後ステロイド薬は改良が進み、現在では50年前の約半分の作用になっています。したがって、それほど心配することはありません。ただし、すでに体内ミネラルバランスが崩れている場合は、その作用が表に出てくることもあり得ます。 ステロイドはナトリウムを増加させ、カリウムを減少させます。ナトリウムが増加すると、その濃度を下げるために水分が吸収されます。そのため細胞内のミネラルバランスが崩れ、物質代謝に悪い影響が出ます。また、血液量も増加するため、血圧が高くなる傾向があります。 カリウムが減少すると、筋肉の収縮に影響が出ます。そのため、手足の脱力感が出てきます。カリウムの減少が大きくなると、心臓の筋肉(心筋)の収縮にも影響が出ます。最悪の場合は心不全から死亡することもあり得ます。 ただ、こうした影響が出やすい中程度以上の使用は、入院中、あるいは頻繁に通院しているときであることが多いので、医師がしっかりと診ているはずです。ですからまず心配はありません。もし通院中に体調の悪化が感じられた場合は、次の通院日まで待たずに病院に行くようにしましょう。 本日はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2007年01月16日
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<ステロイドはコレステロール等の脂肪の量を上げる> ステロイドは血中のコレステロールや中性脂肪等の脂肪分を上げる作用があります。これらの作用は、自然の状態であれば当然必要な作用です。しかし、薬としてステロイドを摂取している場合はそれが副作用として現れることがあるのです。 特にこの作用はステロイドを中程度以上使用した場合に徐々に現れてきます(1~3週間してから)。ただ、脂肪分が上がるためにはその材料が必要ですから、適切な食事を摂っていればこの作用は出にくいのです。 ステロイドの体内の脂肪分に対する作用は特殊で、単純に脂肪分を上げるとまではいえません。 ステロイドは、体の先端部分(手や足など)から脂肪分を放出させる働きがある反面、体の中心部では脂肪を蓄積させる作用があるのです。これを中心性肥満といいます。 ステロイド療法は、通常様々な療法を試みてうまくいかなかった場合に採用されることが多いわけですが、その時点では病気はかなり患者を苦しめています。従って、食欲もありませんし、栄養分も十分に活用されないでいることが多いのです。 しかし、ステロイド療法を続けていると、徐々に体の痛み等が減ってきて、食欲も出てきます。その頃には、摂取するステロイド量は減ってきているはずです。ところが、血中の脂肪分が上がってくるという現象がしばしば見られます。 この場合、しっかりと食事のコントロールを行っていれば、一時的に上がっていたコレステロールや中性脂肪値も落ち着いてきますので、それほど心配する必要はありません。 本日はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2007年01月15日
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<ステロイドは血糖値を上げる> ステロイドの副作用として、血糖値が上がるというのがあります。ステロイド治療発生時には全く正常な血糖値の方でもあり得ます。発生の割合は低いですが(10%未満)糖尿病になる可能性もあります。 ステロイドは、肝臓における糖の合成を高めるとともに、筋肉組織が糖を利用することを阻害し、その結果血糖値を上げる作用をします。 ところで、血糖値を調節するには複数のホルモンが関係していますが、血糖値を下げるホルモンはインスリンだけといってもよいのです。 これは以前も書いたことですが、自然界の動物は多くの場合常に飢餓状態にいます。これはヒトでも同じことでした。 エサは簡単には手に入らないのが普通です。そのため、いざというときに攻撃のパワーを得るために血糖値を上げる手段は複数あるのですが、血糖値を強制的に下げる必要はあまりないのです。 インスリンはエネルギーの基ともいえるブドウ糖(グルコース)を細胞内に送り込むために働くホルモンです。このホルモンを分泌しているのは膵臓ですが、インスリンが大量に必要なのはエサを食べた後の2時間程度であり、それ以外の時間は膵臓はインスリンを分泌する必要がなく休んでいます。 糖尿病(後天的に発生するII型)というのは、何らかの原因でブドウ糖濃度がなかなか下がらず、膵臓が過度に働き、膵臓が疲労してインスリンの分泌能力が下がってくることから発生します。 つまり、ステロイドはこの糖尿病発生の原因と同じ状態を作り出すわけです。治療を始めた時点で、すでに膵臓が過負荷状態にあったり(いわゆる糖尿病予備軍の状態)、すでに軽い糖尿病のある場合、また遺伝的にインスリン分泌が十分でない人の場合、ステロイドを使い始めるとすぐに血糖値が上がります。 また、はじめは血糖値の上昇が見られない人でも、大量のステロイドを使っているうちに膵臓が疲労し、徐々にインスリン分泌力が落ちて、血糖値が徐々に上がってくる場合もあります。 そのため、ステロイド治療時には常に血糖値を調べて、この副作用が強くなりすぎないようなコントロールが必要なのです。ただ、あくまでも治療の過程で一時的に血糖値が高い状態になるわけですから、過度に恐れる必要はありませんが、医師の指導をしっかり守ることが大切です。 本日はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2007年01月12日
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ホルモンは様々な臓器から分泌され、全身を巡ります。しかし、その効果は全身で発揮されるわけではありません。 実は、一般的なホルモンは、その作用を発揮する部位が限られています。どうして全身を巡っているにもかかわらず、局所的にしか作用が現れないのでしょうか? その理由が、細胞表面に数多く存在する「ホルモン受容体」です。この受容体はそのホルモンの作用を必要とする部分の細胞にしか存在しないのです。これが、ホルモン作用の実態です。巧妙ですね。 ところが、ステロイドというホルモンに関しては、その働きが多岐にわたるためですが、その受容体がほぼ全身にあるのです。つまり、ステロイドは多くの作用を一度の表すことのできる特異なホルモンなのです。 そして、これが治療薬としてステロイドを使用したときの副作用につながります。 今回はここまでとします。次回はステロイドの体内における作用にはどんなものがあるのかを考えてみましょう。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2007年01月10日
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ステロイドほど守備範囲の広い医薬品はほとんどありません。たとえば、リウマチ、膠原病、肝臓病、重度の喘息、原因がわからない発熱、その他いろいろあります。一般の医薬品でこれだけ広範囲に効果を持つものはまずありません。 では、ステロイドはなぜ多くの病気に有効なのでしょうか?ステロイドは確かに症状を劇的に治す力を持っています。しかし、それは病気の原因を治したわけではないのです。あくまでも症状を抑えただけなのです。 そうです。ステロイドは劇的に効果のある対症療法薬なのです。 ステロイドはもともと私たちの体から分泌されるホルモンで、非常に多くの作用を持っています。その作用は、体が受けるストレスに対応するためのホルモンである、と考えると良いと思います。 つまり、ストレスに対して速やかに体の各部分を調節する物質だということです。まず、体の各部が急速に調整機能を発揮させるためにはエネルギーが必要です。そのエネルギーの補給のために血糖値を上げます。 ステロイドの大量投与の副作用として知られているのが顔が丸くなるという現象です。これはムーンフェイス(満月様顔貌)と呼ばれるものですが、これはステロイドによる血糖値の上昇による副作用です。ただ、この副作用はステロイドの副作用の中ではもっとも軽いものです。 ステロイドの作用については別の稿で書くつもりですが、ステロイドの持つ非常に多様な働きが多くの病気の苦しい症状に効果を発揮するわけです。 確かに、対症療法ではありますが、病気による極度の苦痛は患者にとって非常に大きなストレスです。あまりのストレスは体がもともと持つ自己治癒力を抑えてしまいますし、他の療法を採りにくくさせたり、効果が出にくくさせたりします。 そういう意味で、様々な副作用があることは承知の上でステロイドが使われているのです。 今回はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2007年01月09日
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ステロイドというと、効果もあるけど、副作用も大きいというイメージがあります。医薬品には多かれ少なかれ副作用があるものですが、ステロイドの副作用は簡単に見逃すことができないレベルのものがあります。 なぜこうした副作用が出るのでしょうか?まず、ステロイドが体内の非常に多くの代謝に関係しているいうことです。ステロイドは抗炎症作用のみではなく様々な作用を持っていますが、それらの作用が副作用として現れるのだと考えられます。さらに、正常な自然の状態では、ホルモンは必要なときに必要なだけ分泌されます。しかし、医薬品として摂取した場合にコントロールできるのは総量だけで、細かなコントロールは不可能です。 ホルモンの分泌は結局脳の支配を受けていますが、外部からステロイドが入ってくると、この脳のコントロールが狂います。これも副作用につながります。 ステロイドを薬として使う場合は、副作用ができるだけでないように、また目的の結果がきちんと出るように投与量を決める必要があります。多すぎれば副作用が強く出ますし、少なすぎれば(言葉を換えれば、中途半端な使用量だと)効果は得られません。 今日はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2007年01月06日
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ステロイドという薬には様々なイメージがあります。実は薬とは言いますが、ステロイドはもともと私たちの体の中にあるホルモン(=体内で合成される生理活性作用を持つ有機物質)です。作られる場所は副腎(=腎臓の上にあるちっぽけな臓器)の皮質という器官です。副腎皮質ホルモンとも呼ばれます。 ステロイドは非常に重要な作用をたくさん持っています。特に、炎症や免疫反応を抑える強い働きがあるため、これらの症状が関わる様々な病気に薬として使われるようになったのです。 ステロイドの特徴に「即効性」というのがあります。それこそ見事に効きます。ひどい炎症が継続する病気(たとえば、リウマチ)、強い自己免疫疾患(たとえば、膠原病、ひどいアトピー性皮膚炎、悪性の喘息)などでは、治療の中心となっています。 また、ステロイドが不足するような病気では、補充するという目的でステロイド薬が使われます。 ただほとんどの医薬品がそうであるように、炎症や免疫反応を抑える目的でステロイドを使うというのは、まさに「対症療法」に他なりません。決してステロイドで炎症や異常な免疫反応の原因を取り除いているのではないのです。 そこにステロイドの副作用という問題が出てくるわけです。しかし、この話題についてはもう少し後になってから触れることにしましょう。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2007年01月04日
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年も改まったことですので、テーマを変えてみたいと思います。 前回書きましたように、かなりひどい状態になっていた母が原因はまだ判明しないながらも通常の、まあ70%程度にまで回復してきたのは、ステロイド剤のおかげだと思います。 もちろん、考えられる限りの原因を想定しそれらを一つ一つ検査しながらつぶしていってからの使用であり、その点ではかなりきちんとした手順を踏んでいると思われました。 ただ、「ステロイドを使う」と聞かされたときは、「えっ!」という気持ちはありました。「ステロイドは怖い」というイメージがあったからです。実際、ステロイド剤についてはこうした「怖い薬」というイメージを持つ人は多いのではないでしょうか? 実際、ステロイド剤は熟練した医師のしっかりとしたコントロールの下に使うことが必要で、医師の経験や熟練度が低い場合、患者が医師の処方通りに使用しなかった場合や指示された生活習慣を守らなかった場合などは、様々な問題が出てきます。その意味では「怖い薬」ということができます。 しかし、闇雲に怖がって、使うべき時に使わないというのもまた考え物です。 今回は、良い機会ですので、このあたりについて考えていきたいと思います。具体的なことは次回からと致します。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2007年01月03日
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新年明けましておめでとうございます。 お久しぶりです。突然更新が途絶えてしまい、「どうしたんですか?」というメールもいただいていました。 実は、80歳になる母がいるのですが、9月頃から手先がしびれる、微熱(37.4℃前後)が続くなどの状態が続いていました。近くにある地域の中核大病院(S医大病院)に行ったのですが、原因もわからず対応が良くないということで、隣の市にある別の病院(N病院)に移り、そこにしばらく掛かっていました。そんな中でトイレに行った帰りに転んだようなのですが、歩くこともできない状態になってしまいました。 そのため、いわゆる介護が必要な状態になってしまい、とても更新している余裕がなくなってしまったのです。 その後、N病院で整形外科から内科に移り、微熱の原因解明のためにできる限りの検査を続けましたが、どうしても原因がわからず、こうした場合体内炎症の発見に効果的と言われる「ガリウムシンチ」という検査をしたいがN病院にはその装置がないということで、さらに日赤病院に転院しました。 そこではガリウムシンチはもちろんのこと、その他考えられる限りの検査を行いましたが、原因はいまだ特定されていません。ただ、微熱=原因がわからない微熱の総称として「不明熱」と言われますが、効果的と言われるステロイド療法が採用され、そのおかげもあって、とりあえず体調はかなり良くなり、日常生活もある程度自分でできるようになりました。今後は通院しながらさらに原因究明をするということになりました。 私も介護状態からある程度解放されましたので、更新を再開できそうです。ちょうど年も明けましたので、これを機会に再開しようと思います。ただ、まだ万全の状態ではないので、前のようにほぼ毎日更新は難しいと思いますが、可能な限りやっていきたいと思います。 よろしくお願いいたします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2007年01月01日
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約1週間更新できませんでした。申し訳ありません。 実は、約2年半使っていたノートパソコンの画面表示がおかしくなって、使い物にならなくなっていました。そこで思い切って新しいパソコンを買いましたが、インターネットを通じたBTOのため発注から商品到着まで時間がかかりました。 また、データ移動とか、各種設定、ソフトのインストールなどで手間がかかりました。実はまだまだすべてが終わっているわけではありませんが、とりあえずブログやメルマガの更新はできるようになりました。今回はデスクトップ型でスペックも大幅に向上しましたので、作業は快適です。 そこで、本日かやっと再開できることになりました。それでは、始めます。◆消化管の中での食物繊維の働き(その2)3)いよいよ小腸です 十二指腸で食物を吸収できるところまで分解され、いよいよ小腸では吸収が行われます。小腸というのは、極めて効率的に栄養素を吸収できるような構造をしています。 中学校の理科の授業でもやったように、小腸には吸収上皮細胞というもので被われています。そしてこの細胞をさらに細かく見ていくと、毛のようなもので被われています。これは細胞膜の表面積を30倍以上に広げると言われています。以下はその顕微鏡写真です。 小腸というのは8メートルほどもある長い器官ですが、そこにこれだけの栄養吸収器官が存在するわけです。そして、なんと実際に食物と接する表面積は340平方メートルにも達するのです。 いかがですか?これだけの広さがあるからこそ栄養素がスムーズに体の中に入っていくのですね。 食物繊維というのは、まず食物が小腸に行くスピードを遅くします。これは食物繊維が水分を吸収して体積が増し、移動が遅くなるためです。結果的には食物繊維によって栄養素の拡散が押さえられ、吸収も遅くなります。つまり、血糖値の上昇も抑えられるというわけです。 もちろん、最終的にはきちんと吸収されるのですから、食べたものが無駄になることはありません。ご安心を! 再開初日はこんなところでどうでしょう。また次回をご期待ください。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年11月02日
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◆消化管の中での食物繊維の働き 食物繊維の効果についてはすでにまとめましたが、重複を恐れずもう一度見てみましょう。1)まず口です 食物繊維を豊富に含む食べ物(精製されていない穀類、野菜、海草類、等々)は噛みごたえがあります。そのため自然と何回も咀嚼(そしゃく)せざるをえず、早食いできません。当然唾液の分泌も多くなり、しかも食品と長い間接触するため、消化酵素の効果も大きくなります。 唾液には殺菌作用もあり、しかも食品がその唾液とからまり希釈されることにより、歯垢ができにくくなります。つまり虫歯ができにくくなります。2)次に胃です 胃に入った食べ物は上部にしばらく置かれ、その間食物に含まれる酵素によって自ら消化されていきます。 食物繊維の多い食べ物はすでに大量の唾液によってかなりかさを増していますが、さらに胃液によってかさが増大します。こうして食べ物を口に入れてから胃で消化されるまでに体積が大きく増え、さらに時間も多くかかります。 これによって満腹感が生まれ、必要以上に食べ過ぎることもなくなります。※「かさ効果」 同じリンゴを食べる場合でも生のまま食べる、ジュースにしたもの、裏ごししたもので比較すると、明らかに生のままで食べた方が満腹感は増大します。「かさ」という側面で見ても、生の場合がもっともかさが大きく、裏ごしの場合がもっとも小さいのです。食物繊維の豊富な食品は満腹感を得やすいということがわかります。 短いですが、今回はここまでにします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年10月26日
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食物繊維のことを考えてきましたが、今までの記述だけを読むと、食物繊維については良いことばかりあるように感じてしまうでしょう。 しかし、ものにはやはり限度というものがあります。食物繊維の持つ働きもそれが行き過ぎると問題が出てきます。ただ、現代日本人のほとんどが食物繊維が不足している現状があるので、過剰の場合の問題が浮き彫りにならないだけなのです。 本来食物繊維が豊富なはずの穀類を精製することによってほとんど食物繊維はなくなります。かつてはおやつとしてもよく食べていたサツマイモを今はあまり食べなくなりました。 野菜や海草類は食物繊維の宝庫ですが、いずれも現代食のメニューにはあまり載りません。果物類もジュースにすることにより食物繊維がずたずたに切り裂かれ、本来の働きができません。 あなたがこのような現代日本人として一般的な食生活を送っているのなら、たぶん食物繊維不足になっているでしょう。 しかし、あなたが意図的に豊富な食物繊維を取るようなダイエット食を食べており、さらにサプリメントで食物繊維を補っていたりすると、食物繊維摂取過多にになっている可能性もあります。◆食物繊維摂取過剰の障害 食物繊維が栄養の吸収を遅らせることによって血糖値の急激な上昇を抑えているということについてはすでに詳しく説明しました。前回はそれに関連してGI値(グリセミック・インデックス)について書いたわけです。 しかし、食物繊維は炭水化物の吸収のみを邪魔したり遅らせたりするわけではありません。その他の栄養素も同様なのです。 食物繊維は微量栄養素のビタミンやミネラルの吸収も阻害するのです。もともと微量なものですから、あまりに過度に食物繊維を摂取すると、微量栄養素の不足に陥る可能性もあります。 栄養素の代謝において微量栄養素の働きはかなり重要です。不足すれば多量栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)を効果的に利用することができなくなります。 この弊害は、豊富なバランスの取れた栄養素を必要とする成長期の子供や、もともと食物の摂取量の少ない高齢者に多く出てきます。 さらに、極端なダイエットを行っている人も要注意です。ダイエットというのはもともとはバランスの取れた食事という意味で、「やせる」ということが目的ではありません。ただ、結果としてやせるケースが多いだけです。 ダイエットをしてやせたと喜んでいる人の多くは、実は栄養素不足でやつれているに過ぎないケースが多いのです。 十分に食べてダイエットするという方法は食事量を減らすダイエットより人気があります。しかし、食べているのにやせるというのは、結果的には摂取した栄養素が活用されていないからだということです。 効果のありすぎるダイエットはたいていは何らかの栄養素不足によって実現しています。これが長い目で見て身体に良いとは思われません。 話が横道に逸れてしまいました。食物繊維の過度の摂取については、一部(成長期の子供、食の細い高齢者)を除けば、日本ではまず心配はいりません。しかしいずれにしても「極端」なことは避けるべきでしょう。 今回はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年10月23日
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前回、「同じカロリーでも、パスタとパンとでは食後の血糖値の上昇が全く異なります。これは、パスタには豊富な水溶性食物繊維を含んでいるからです。」と書きました。 今回は、食品別の血糖値の上がり具合を示す指標である「グリセミック・インデックス(Glycemic Index)」についてちょっと触れてみましょう。 同一の栄養素でも食品によって血糖値の上がり方が異なるということが発見されたのは、1982年で、意外と最近です。 炭水化物は最終的にはブドウ糖(グルコース)になるわけですから、ブドウ糖はもっとも基本的ということで、この指標(グリセミック・インデックス)を定める基準となっています。 ちょっと難しい単語が出てきますが、簡単に説明します。 ブドウ糖50gを摂取してから2時間までの血糖上昇グラフを描いたとき、その下の面積(=IAUC)を100とします。次に、ブドウ糖と同量の糖質を含む食品を摂取してやはり面積を求めます。この二つのグラフの面積を比較して数値化したものがグリセミック・インデックス(GI値)です。 次のグラフはGI値の算出方法を模式的に表したものです。具体的にはブロックごとの面積(最初の血糖値より高い部分のみ)を合計したものがGI値です。三角形、または台形の面積を求めて足すだけなので算出方法そのものは難しくないでしょう。 例えばブドウ糖と玄米を比較してみます。食品の摂取を始めてからの血糖値と時間との関係を表すグラフです。 これを見ればわかるように、ブドウ糖が急速に吸収され、血糖値も高くなることがわかります。一方玄米は、ピークも低く、ゆっくりと吸収されていることがわかります。つまり玄米はインスリンの分泌量も少なくて済み、膵臓への負担が少ないことがわかります。 実は、オーストラリアなどでは、このグリセミック・インデックス値(GI値)が糖尿病患者の食事指導などで活用されています。日本では研究が遅れており、食品別のGI値もまだ30品目程度しか発表されていません。 現在ダイエット系の書籍でしばしば目にするGI値はほとんどが海外で調査されてものであり、必ずしも日本の実情にあったものとは言えません。複数の書籍で同じ食品なのにGI値が異なっていることがあるのは、引用してくる海外のデータの違いです。 代表的な穀類・パン・麺のGI値をご紹介しましょう。書籍によって若干異なっているかも知れません。 ・ブドウ糖(基準):100 ・精白米:85 ・胚芽米:70 ・玄米:50 ・食パン:95 ・フランスパン:95 ・パスタ:65 ・全粒粉パスタ:50 ・ソバ:54 ・中華麺:61 いかがでしょうか?ご飯の場合で考えると、GI値という側面ではやはり玄米が最も低く、特に血糖値が気になる方はぜひとも玄米食に替えるべきでしょう。やはり玄米は栄養面も含めてダイエットに適した食品だと言えます。 前回触れたパスタですが、全粒粉パスタならば玄米と同等のGI値です。ソバもなかなかいいようですね。一方、パンは非常に吸収がよいことがわかります。フランスパンが通常の食パンと同じGI値というのは、意外でしたか? 今回はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年10月22日
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食物繊維の働きについて、皆様の関心の高い生活習慣病との関連を考えてみましょう。◆血糖値の急激な上昇を抑える…糖尿病の予防 玄米が素晴らしい働きをしていることはもうご存じだと思います。ただ、何回も掲載している以下の表をもう一度見てください。すると、昭和30年代の食生活において、特に玄米を食べていないにもかかわらず、生活習慣病は現代よりずっと少なかったのです。 これによると、昭和30年代の食生活は、炭水化物の摂取量が非常に多いですね。ただし、このほとんどは米・ソバ・パン・イモなどによるもので、砂糖はそれほど多くないことがわかります。 皆様もご存じのように、炭水化物は最終的にグルコース(ブドウ糖)にまで分解され、血液中に出ていき、さらに脳や体中の細胞に運ばれてエネルギー物質のATPに変換されます。 この時、血中へ出ていくグルコースが大量であったり、細胞の受け入れが十分でないと血中のグルコース含有量(=血糖値)が高まり、この状態が長く続くと糖尿病発症の危険性が高まります。 さてそこで食物繊維(この場合は、水溶性の食物繊維、例えばペクチンやグアーガム)が大きな働きをします。 水溶性の食物繊維は粘度が高いため、デンプンと炭水化物消化酵素の接触が妨げられます。その結果、デンプンの消化速度が遅くなります。それと同時に、分解されてできたグルコースが拡散して速やかに腸壁から吸収されなくなります。 以上のような大きく二つの理由で、グルコースの腸管からの吸収がゆっくりとなり、血糖値の急激な上昇が抑えられるのです。 そこで、上の表を見てみると、昭和30年代でも玄米を食べている人は少なく、白米が主食でした。これは現代とそう変わりません。違うのは、まず食物繊維の摂取量が大きく違っていること。もう一つは砂糖の消費量が全然違うことです。 御飯をたくさん食べるとダイエットできないと考えている人が結構多いようですが、実は食物繊維の過多がダイエットには決定的な側面を持っているということなのです。炭水化物の量を減らし、カロリーを減らすだけでは健康的なダイエットにはならないということをよく理解してもらいたいものです。 同じカロリーでも、パスタとパンとでは食後の血糖値の上昇が全く異なります。これは、パスタには豊富な水溶性食物繊維を含んでいるからです。 食品別の血糖値の上がり具合を示す指標として「グリセミック・インデックス」というものがありますが、これは糖尿病の食事指導にも使われています。当然、健康な人も大いに参考になる指標です。 今回はここまでとします。また次回をお楽しみに! ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年10月20日
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食物繊維の働きについてもう少し考えてみましょう。まず、前回5つの働きについて書きましたが、ポイントだけもう一度書いてみましょう。1) 食物繊維は腸のぜん動運動を促進し、そのためふん便が腸管内に長く留まることがなくなります。2) 食物繊維は腸内の有害物質を吸い取り、ふん便と一緒に外に出します。3) 特に水溶性の食物繊維は腸内善玉菌に良い環境を与え、逆に悪玉菌の働きを抑えます。また、善玉腸内細菌は有用な様々なビタミンを合成します。4) コレステロールから作られる胆汁は、胆汁酸とグリセリンに分解されますが、消化作業が終わると再び吸収されて肝臓に戻ります。また、食物繊維はコレステロール減少に効果があります。5) 食物繊維を豊富に摂っていると、体に吸収されるカロリーを抑えることができます。 以上の他にも大切な働きがありますが、今回は食べ物の入り口である咀嚼についての効果を挙げてみましょう。6) 食物繊維は咀嚼(そしゃく)の回数を増やします。現代人は早食いの傾向があると言われます。食べ物をゆっくりと咀嚼することによって、唾液に含まれる消化酵素が十分に効果を出します。御飯をゆっくりと咀嚼していると甘くなってきますね。あれは、消化酵素によってデンプンが消化されたことを意味しています。 ただ、唾液というと消化酵素だけが頭に浮かぶ人も多いのではないでしょうか。しかし、他にも重要な働きがあります。抗菌作用、粘膜保護作用、ph緩衝作用、歯の再石灰化、自浄作用などです。 高齢の方で唾液の分泌量が減ってくると、こうした作用も衰えます。舌がカビで被われている人もいるくらいです。医師が舌を診るときに、舌の色も見ているのですが、カビが巣くうようになると舌の色が変わるのですね。 こうなるとこのカビが常に体の中に入っていきます。これが様々な悪影響を与えるのです。老人がよく罹る肺炎の原因の一つは舌のカビにあるとも言われているくらいです。 ですから、口腔外科では舌の衛生が重要視されています。日常生活で柔らかい歯ブラシで、歯ではなく舌を消毒薬(イソジンなど)で洗浄するだけでも、体調が好転することさえあるのです。 咀嚼というのはこれほどに重要な働きをしています。食物繊維の多い食品は無意識に咀嚼回数を増加させるという効果があるというわけです。玄米が推奨される理由の一つは、栄養素の面だけでなく、咀嚼という面もあるのですね。 以上でもわかるように、食物繊維は腸内環境を良い状態に保つためになくてはならないものだということがわかります。 今回はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917
2006年10月19日
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激増している大腸ガンの直接の原因は、脂肪の摂りすぎと食物繊維不足とも言われています。ご存じの方も多いとは思いますが、そのメカニズムを考えてみましょう。1) 食物繊維は水分を含むことによりかさが増えます。このため、腸壁を適度に刺激して腸のぜん動運動を促進します。このため、ふん便が腸管内に長く留まることがなくなります。2) 食物繊維は腸内の有害物質を吸い取り、ふん便と一緒に外に出します。3) 特に水溶性の食物繊維は腸内善玉菌の食料となります。善玉菌は食物繊維を分解して有機酸を作り出すことにより、腸内のpHを弱酸性に保ち、悪玉菌にとって居心地の悪い環境にします。これによって、悪玉菌が作り出す発ガン物質などの生成を抑えることができます。 善玉腸内細菌は、そのほかにも様々なビタミンを合成してくれるのなど、私たちの健康管理になくてはならない働きをしています。抗生物質の大きな問題点が腸内善玉菌を弱らせてしまうという点にあることは意外と知られていません。4) コレステロールから作られる胆汁は、胆汁酸とグリセリンに分解されますが、消化作業が終わると再び吸収されて肝臓に戻ります。 食物繊維は、再吸収される前に吸い取り、再吸収の量を減少させ、結果的にコレステロール減少に効果があります。5) 食物繊維を豊富に摂っていると、体に吸収されるカロリーを抑えることができます。アメリカ国立栄養研究所の実験では、食物繊維を与えた場合のカロリー吸収率は約91%、食物繊維を与えない場合は96%と5%もの差が出ています。 こうした事実を知った上で前回の表をもう一度見てみましょう。 健康を維持増進するためには、まず三大栄養素の摂取比率を変える必要がありそうです。そして食物繊維がかなり重要な位置を占めていることがわかります。 表の中にビタミン・ミネラルがありませんが、実は自然食を食べていると、自然にビタミン・ミネラルが摂取できるということも行間に示されているのです。 日本では、昭和30年代の食生活は野菜中心のものでした。かく言う私もその頃小学生だったのですが、毎日のように野菜を食べていたと思います。肉類は滅多に食べず、動物性のものというと青身の魚(イワシ・サンマ・サバなど)が中心でした。 学校給食では時々クジラ肉が出たのが思い起こされます。納豆や豆腐は毎日のように食べていたと思います。 今考えると、決して理想的な食事内容だったとは思いませんが、その後洋風の食事が普通となり、加工食品の消費量が大きくなってきたその後の時代よりはマシな食事内容だったと思います。 食物繊維が豊富であったことは確かです。もっとも、その頃は食物繊維という概念自体がありませんでしたが。 今回はここまでにしましょう。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年10月18日
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今回から食物繊維について何回か書いていこうと思います。食物繊維が注目されるようになってしばらく経ちますが、まだまだ多くの人にとっては関心の薄い栄養素です。 そこで、枕として現状を考えてみましょう。 国民全体が栄養失調状態だった戦後は、三大栄養素と言われるタンパク質・脂質・炭水化物を必要なだけ補給することが関心の的でした。 その後高度成長期に至り、生活が楽になってきた頃、まずビタミンへの関心が高まり、ついでミネラルも注目されるようになりました。 20世紀末は5大栄養素の時代と言っていいでしょう。そしてその後関心を持たれるようになったのが食物繊維です。 かつては、というか今でも栄養というと三大栄養素がまず頭に浮かぶ人が多いでしょう。カロリーを気にする人は多いですね。これはまさに三大栄養素の摂取に関わる指標ですから、現代でも最も根強いのは三大栄養素なのは確かなようです。しかもそれはカロリーに代表とされるようなある意味偏った関心であるのです。 例えば脂質についても「あぶらはカロリーが高い」とか、「あぶらの摂りすぎは良くない」とか、「酸化したあぶらは食べない方が良い」程度の理解の人が大多数です。 もちろん、上に書いたことは概ね正しいのですが、しかし注意しなければならないこともあるのです。単純にあぶらは体に良くないと思い込んで健康を害している人も多いのです。つまり、実際は脂質一つ取ってもいろいろな側面があるのです。すでに私の記事の中でいくつかはご紹介していますね。 本題に移りましょう。 かつて食物繊維というと、おなかが膨れるだけで何の栄養もないと思われていました。確かに、栄養を消化されてエネルギーになったり代謝に直接関わったりするという点に限定すればそういうことになるかも知れません。 しかし、栄養を、体全体のバランスに関わるものと考えれば、食物繊維は重要な働きをしているのです。 現代の食事とかつて現代病がほとんどなかった時代の食事についての比較表を見てみましょう。 この表は、いわゆるマクガバン報告を作成する際、イギリス政府から派遣され、アフリカのウガンダ等で1930年~1960年の30年間にわたって現地医療に携わってきたトロウェル博士(イギリス王室医学会議)の報告によるものです。 この表を見れば一目瞭然ですが、現代人の栄養素の摂取内容が、かつて現代病の少なかった時代とは大きく異なってきていることを示しています。 注目していただきたいのは、いわゆる現代病がほとんどなかった半世紀前のアフリカや日本の食生活の特徴は1) 炭水化物が多く2) 脂質が少なく3) 砂糖が少なく4) 加工食品が少なく5) 食物繊維の摂取が多いことでした。 それでは、食物繊維は栄素バランスの上でどんな働きをしているのでしょうか。続きは次回ということにしましょう。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年10月16日
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◆ビタミンE ビタミンEは抗酸化ビタミンとして有名です。激しいスポーツをすると活性酸素によって筋肉組織がひどくダメージを被りますが、ビタミンEを事前にサプリメントなどで補給していると、その損傷が抑えられることはよく知られています。いまやビタミンEはスポーツ選手にとってなくてはならないサプリメントとなっているのです。 ビタミンEは脂溶性ですが、比較的代謝スピードが速く、過剰症の心配はほとんどありません。サプリメントして摂るときは脂質と同時に摂取した方が効果的です。 なお、ビタミンA,ビタミンC,ビタミンEを一緒に摂取するとより効果が高まるといわれ、ビタミンエース(ACE)とも呼ばれています。◆ビタミンK 心筋梗塞で手術を受けた術後に、血液凝固阻害剤のワーファリン(エイザイの商標、日本薬局方ではワルファリンカリウム)を処方される場合があります。その際、医師から納豆は食べてはいけないと言われます。 ワーファリンはビタミンKに依存した酵素を介して血液凝固を阻害します。つまり、ビタミンKを過剰に摂取すると、その働きが弱まるのです。 そして、納豆に含まれる納豆菌は腸内でビタミンKを大量に産生します。ワーファリンはその用量を常に血液検査をしながらコントロールする必要のある用法の難しい薬です。ですから、納豆を食べるのは控えなければならないのです。 患者さんは概ねこうした説明を医師から受けているはずです。多くの人が、この時はじめてビタミンKなるものがあることを知るようです。ですから、よほどビタミンについて勉強している人でないと、知らない方が普通かも知れません。 話が専門的なところに行ってしまいました。しかし、重要にもかかわらずあまり知られていないということは、その働きが専門的な分野に限られるからかもしれません。 そこを敢えて説明しましょう。ビタミンKは血液凝固因子のプロトロンビンの合成に必須です。もし不足すると出血したときなどに血が固まりにくくなります。 また、ビタミンKはビタミンDと共同して骨からカルシウムが流れ出るのを調整しており、欠乏すると骨がもろくなりやすくなります。そういう意味で、ビタミンDとビタミンKは骨の健康には必須のビタミンということになります。 ビタミンKは腸内細菌が作り出してくれるので、一般には不足するということはほとんどありません。ただ、幼児期や抗生物質などで腸内細菌叢が弱っている場合などは不足することもあるので、サプリメントでの補給が必要なこともあります。 今回は、ここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年10月15日
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脂溶性ビタミン(ビタミンA,D,E,Kなど)についても簡単に見ておきましょう。 脂溶性のビタミンの特徴は、体の中に貯めておけるということで、水溶性とは逆に過剰摂取に注意しなければなりません。◆ビタミンA かつてしばしばあった夜盲症という病気がビタミンAの欠乏によって起きることはよく知られています。 ビタミンAは網膜の杆細胞で光を感知する物質(ロドプシン)の一部となるため、ビタミンAの不足によって夜盲症が発症するのです。 このため、ビタミンAというと“目のビタミン”という点だけが知られており、その他の重要な役割はあまり知られていません。 特に重要なのは、正常な細胞に問題が生じたときにそれを補修してガン化するのを止める機能です。 なお、ビタミンAはそのままで摂取すると過剰摂取の弊害が出るので、一般的にはカロチン(アルファ・カロチン、ベータ・カロチン等)の形で摂取するのがよいとされます。カロチンは抗酸化作用も強く、緑黄色野菜に多く含まれています。◆ビタミンD ビタミンDの欠乏症として有名なのがクル病で、かつては結構あったものです。しかし現代では、加工食品ばかり食べて日に当たらない生活でもしていなければ、まずなる病気ではありません。 ビタミンDが重要なのは、腎臓で活性型ビタミンDとなり、腸管からのカルシウムの吸収を促進する点です。 そのほか、最近の研究ではビタミンDがガン細胞が増殖する際に作り出す新生血管を抑制する働きがあることがわかっています。つまり、ビタミンDはガン細胞の増殖を抑える働きがあるということです。 ビタミンDは紫外線に当たると皮膚で合成されます。ですから、1日5~10分程度でもいいので、外に出ることが大切です。 今回はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年10月14日
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ビタミンC、ビタミンB群は水溶性のビタミンです。水溶性のビタミンの特徴は、長く体の中に留まっていないので、食事毎に摂取していかなければならないということです。まとめて摂取しておくことはできないということからもわかるように、毎回の食事内容が大切だということがわかります。 ビタミンB群については前回書きましたが、特に栄養素の代謝に関わる生理活性物質なので、毎日の食事でしっかりと摂取していかないといけません。カロリーや量は十分だとしても、ビタミンB群が不足していると、エネルギーの生成に必須のTCA回路(クエン酸回路)が十分に回らず、思ったほどエネルギーが作れません。 すると、すぐに空腹感を覚え、過食傾向になってしまいます。しかも、TCA回路に行かなかったこれらの余った栄養素は脂肪としてため込まれます。過食傾向とあいまって、メタボリックシンドローム一直線ということになってしまいます。 ビタミンCは特に代謝が早く、数時間程度しか持ちません。もともと日本の厚生労働省が示している基準は先進諸国より低めの上に、野菜等の生鮮食品でさえ含まれるビタミンCが減少しているのが現状です。 野菜におけるビタミンCの含有量の変化については以下の表を見てください。 いかがですか?想像以上だと思いませんか?この表は食品成分表から作成したものですが、実際の生産物になると、もっと含有量の低いものもあります。ですから、この表は鵜呑みにできません。もっとずっと厳しく見ておいた方が安全です。 ビタミンCは特にストレスで消費量が多くなります。ストレスの中にはお酒やタバコも含まれます。特にタバコはビタミンCを大量に消費します。最近ではビタミンCが不足していると老化が促進されるということがほぼ確かになってきています。 こうしたわけで、よほど良質の(ということは価格も高めの)野菜や果物を豊富に食べているのでもない限り、あなたのビタミンC摂取量は十分とは言えないはずです。ですから、どうしてもサプリメントは必要です。 私は、サプリメントなどを利用して補うべきビタミンの筆頭がビタミンCではないかと思います。実は私もビタミンCのサプリメントだけは欠かしません。ただ何回も書くように、ビタミンCは消費が激しいだけでなく、水溶性ビタミンの宿命としてすぐに体外に排出されてしまいます。ですから、特殊な加工をして長く効果が続くようにしてあるビタミンCサプリメントを選択した方がよいでしょう。ただ、一般に売られているものはこの機能のあるものはまずありません。 今回はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年10月13日
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前回はTCA回路の図をご紹介するところまででした。今回はもう少し書くことにしますが、この回路についてあまりに専門的なことを書くのは記事の趣旨ではありません。しかし、覚えておいてもらいたいこともありますので、それらについて簡単に説明します。 まずもう一度図を表示します。 回路という名称は、図でもわかるようにクエン酸から始まり、クエン酸に戻るというループがあるからです。そして各ステップにおいて酵素が働いています。さて、ここで使われる酵素について重要なことがあります。 今、グルコースの代謝について書いているわけですが、これはビタミンB群の説明と連動していました。実は、ミトコンドリア内で行われるTCA回路の反応に使われる酵素は、ビタミンB群(ビタミンB1,B2,B6,B12,ナイアシン,ビオチンなど)が補酵素(つまり酵素の部品)として働いているのです。 つまり、こうしたビタミンB群が不足すると酵素の働きが十分でなくなるのです。このためエネルギー物質のATP(アデノシン3リン酸)の生成が不十分となり、身体の様々に深刻な影響を与えるのです。 通常はATP生成が不十分であることを実感することはありませんが、スポーツ選手の場合は明らかにわかるそうです。 さらに、TCA回路で働く酵素は基本的にすべてマグネシウム酵素だというのも注目しておきましょう。つまりマグネシウムが酵素の生成に不可欠ということです。現代人はマグネシウムが不足していることが多いので、これも重要なポイントです。 さて、今までの記述で、エネルギーを作り出すTCA回路(クエン酸回路)が十分に回るための条件がほぼ出てきました。それを簡単な説明付きでまとめてみましょう。◇酸素が十分に供給されることが不可欠です。酸素は体を酷使したり、ストレスに曝されたりすると、どうしても不足しがちです。⇒酸素が不足すると無酸素の解糖系からTCA回路に進まず、グルコースからは疲労物質である乳酸が生成されます。また、脂肪についてはアセチルCoAの供給どころか、逆に余ったアセチルCoAが脂肪として蓄積されてしまっています。メタボリックシンドロームとの関連も否定できません。◇水溶性で毎日摂取する必要があるビタミンB群が不可欠です。⇒加工食品、スナック、スイート、清涼飲料をたっぷりと摂る食生活によりビタミンB群の消費は非常に激しくなります。さらにこうした食品にはビタミンがあまり含まれていません。一度は解消したはずのビタミンB群の不足による様々な疾患がまた現れてきているのはこうした食生活にあることは明らかです。◇マグネシウムが十分に摂取できていることが必要です。⇒マグネシウムというミネラルはカルシウム摂取と関連が深く、一般的にはカルシウムとマグネシウムの比は2対1が理想的と言われます。ただマグネシウムは水に溶けやすく、さらにストレスによってもどんどん消費されてしまうので、マグネシウムが十分に摂れている人は現代人には少ないのではないかと言われています。 ビタミンB群について補足しておきましょう。 実は、アミノ酸の代謝にもビタミンB群が重要な働きをしています。 ビタミンB6はアミノ酸代謝(アミノ酸転移酵素や脱炭素酵素)の補酵素として働き、特に重要なビタミンです。 またナイアシンは特に多くの酵素の補酵素として働くビタミンとして知られています。 パントテン酸は脂質代謝に重要な働きをするだけでなく、糖質やアミノ酸の代謝にも重要な役割を果たしています。 ビオチンも脂質や糖質の代謝に関与しています。 葉酸は転移する酵素の補酵素として働いています。つまり、各種アミノ酸の生合成に必要です。つまり、必須アミノ酸から非必須アミノ酸を作り出す際に必要とされるのです。 以上のように、ビタミンB群は非常に重要な生理活性作用があるわけです。現代人はビタミンB群を大量に消費するライフスタイルを持っています。しかし、ビタミンB群の摂取は明らかに足りない人が多いのです。 マクロビオティックでは、主食は玄米が基本です。お米の胚芽部分は非常に豊富なビタミンB群を含んでいます。ですから、玄米(または発芽玄米)を食べていれば、ビタミンB群不足ということはほぼないはずです。 一方、白いご飯だけのおにぎりを食べても、ご飯の栄養素の大部分を占める炭水化物(糖質)を代謝するためのビタミンB群がほとんど含まれていないのです。そのため、食べたときの満足感だけで、エネルギーを十分に取り出すことができないということになってしまいます。食べたものが十分に活用されないで排出されてしまうということです。 今回は少々長くなりました。とりあえず終わりとしましょう。また次回をお楽しみに! ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年10月12日
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前回までで、グルコースが無酸素環境の解糖系でピルビン酸まで分解されることを説明しました。この過程で非常に多くの酵素が関わることも理解できたことと思います。 さて、ピルビン酸は酸素が十分にある環境(有酸素環境)でピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体という酵素によってアセチルCoAとなります。なお、アセチルCoAは 脂肪酸β酸化という反応でも生じます。 ここで寄り道をしてアセチルCoAという物質について簡単に説明します。アセチルCoAは以下のような様々な代謝系に用いられる汎用性のある物質です。 ・TCA回路(クエン酸回路)への組み込み ・アルコール発酵(エタノール、ブタノール、イソプロパノールなど) ・酪酸発酵 ・酢酸発酵 ・脂肪酸再合成 ・テルペノイド、カロテノイド、ステロイドの合成 このうち最も重要なのがTCA回路です。 今回はグルコースの代謝について考えていますが、今書いたようにTCA回路に入る直前の物質であるアセチルCoAはグルコースからだけでなく、脂肪からも生成されます。またまた横道にそれますが具体的に説明しましょう。 よく言われるように脂肪からは効率よくエネルギーが取り出せると言います。例えばパルミチン酸1分子から180個のATP(エネルギー物質)が作られます。一方グルコース1分子の代謝では38個のATPが作られます。つまり、脂肪の方が効率よくエネルギーが取り出せることとなります。 元に戻ります。ピルビン酸は細胞内のミトコンドリアに入りそこでアセチルCoAになります。ミトコンドリアでの反応は有酸素環境でないと進行しないので、酸素が十分にない環境だと、ピルビン酸から疲労物質と言われる乳酸が生じます。 アセチルCoAはクエン酸シンテターゼという酵素によって酸化されクエン酸になり、ここからクエン酸回路(TCA回路)になります。以下にクエン酸回路を図示しますので、参考にしてください。長くなりましたので、詳しい説明は次回に回します。 今回はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年10月11日
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前回は、グルコースの代謝の前半について簡単にまとめました。復習もかねてもういちど第一段階の解糖系の図を見てみましょう。 ここで一つ一つのステップについて理解する必要はありません。大切なのは、すべてのステップにおいて酵素が働いているということです。 酵素は細胞内でDNAの情報に基づいて作られますが、必要な酵素が必要なだけ正しく作られるには、まず酵素の原料が過不足なくあることです。例えば酵素を構成するアミノ酸が過不足なくあることが必要です。もし、特定のアミノ酸が不足していると、他のアミノ酸が十分にあってもそれらは無駄になってしまいます。 もう一つ部品(あるいは成分)として重要なものがあります。それはビタミンとミネラルです。 ビタミンというと、何を思い起こしますか?たぶんビタミン単体としての生理活性作用を思い浮かべるのではないでしょうか?例えばビタミンCやビタミンEは抗酸化作用を持っているというのは良い例でしょう。 しかし、実はビタミンは酵素の部品となってその酵素の働きを支えるという働きもあるのです。これの意味するところは重要です。もしビタミンが足りないと、酵素が活性を持つようにならないということです。 解糖系の図に従ってグルコースがビルビン酸にまで分解されていく過程がしっかりと進んでいくには背後にこうした事情があるということを知っておく必要があるのです。 次回はいよいよグルコース代謝の第2段階について書くつもりです。お楽しみに!それでは今回は失礼します。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917
2006年10月10日
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タンパク質の話を一時中断してビタミンを話題に文章を書いてきました。ビタミン・ミネラルの重要性は多くの人が感じているとは思います。しかし、最近ではそれ以外の栄養素が話題になることが多く、サプリメントでもそちらの方に向かう傾向があるようです。 しかし、ビタミンとミネラルはやはり最重要の微量栄養素です。他の栄養素を生かすも殺すもビタミン・ミネラルに左右されているのは確かです。そのあたりを理解していただければ、このテーマで文章を書いている最低限の目標は達成できたことになると思います。 話を元に戻しましょう。 前回、ビタミンB群は、グルコース、タンパク質(アミノ酸)、脂質等の代謝に深く関わっていると書きました。それは、こうした栄養素の代謝にビタミンB群が不可欠であるからです。 その中でもグルコース(ブドウ糖)の代謝は極めて重要です。なぜならグルコースは基本的にエネルギー物質であるATP(アデノシン3リン酸)の原料になるからです。ATPは細胞における物質の出入りにも不可欠な物質であり、これが十分に作られないと、生命活動そのものが危うくなるのです。 細胞に入ったグルコースの代謝は、大きく2段階に分かれます。第1段階は酸素を使わないでビルビン酸まで分解します。これを解糖系と呼びますが、図のように少しずつ変化していく様子がわかると思います。もちろん各段階では必ず酵素が使われます。 やっと時間が取れるようになりました。これかは更新をもっと頻繁に行うようにできると思います。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年10月08日
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前回まで欠きましたビタミンCが重要であることはよく知られています。お店でもビタミンCをイメージさせる様々な飲料が売られているのはご存じですね。 今回お話しするビタミンB群は、極めて重要なビタミンですが、最近はあまり話題にされないようです。かつては日常会話に「B1が足りないのかも知れない」などと言われるほど知名度の高かったビタミンですが、今では日常生活で言及することも少なくなったようです。 理由の一つは、戦後の混乱期から成長期に移り、食糧事情が改善し、栄養の失調というようなことがなくなったからでした。ところが、一見豊かに思える現代の食生活の中に、再び「B1が足りないのかも知れない」としか言いようがない事態が起き始めているのです。 というところで、本題に移りましょう。 ビタミンB群は、その発見の歴史からB1(チアミン),B2(リボフラビン),B6(ピリドキシン),B12(コバラミン)等が知られています。またビタミンBという名はついていませんが、ナイアシン・ビオチンもビタミンB群の仲間です。 ビタミンB群全体に言えることは、水溶性であるということです。これはかなり重要な事実です。体はほとんど水でできていると言えるわけですが、水溶性ということはビタミンB群は容易に体の中にとけ込むことができますが、同時に容易に体外に排出されてしまうのです。 これは何を意味するのかというと、食品から毎日摂取する必要があるということです。つまり、毎日の食生活が重要ということになります。 ビタミンB群は、グルコース、タンパク質(アミノ酸)、脂質等の代謝に深く関わっています。ビタミンB群が十分に摂取されていないと、どんなに栄養満点な食生活をしていたとしても、それらの栄養は十分には代謝されず、無駄になってしまうのです。 特に加工食品、清涼飲料水、スナック菓子を頻繁に食べる人は要注意です。 キリがいいので、今回はここまでとします。※当面多忙な状態は解消しそうにありません。毎日の更新はかなり難しいですが、何とか数日おきにでも更新していくように努力します。皆様のご理解をお願いします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年10月04日
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ビタミンCについてもう少し説明しましょう。 実は、ほとんどの動物は自分でビタミンCを作り出せます。ところが、人間は作り出せません。したがって、食事で摂る必要があるのです。 ビタミンCという物質は生物にとって非常に重要な生理活性物質なので、熱加工をする前ならたいていの食品に含まれています。ただ、加工すると失われてしまうことが多くなります。調理方法によってはほとんど完全に失われてしまうこともあります。 昔のイヌイットの人たちはアザラシや魚などの動物を生のまま食べていました。野菜類はほとんど食べていませんでした。それでも非常に健康で、いわゆる生活習慣病とは無縁でした。ところが、現在の現代生活になじんだイヌイットの人たちは、それゆえに生活習慣病で悩む人が多くなっています。 話が逸れましたが、つまり新鮮な生の食材なら、栄養に欠けるということはあまりないのです。それこそ大航海時代のような過酷な生活でもない限り、ビタミン不足で直接的に命の危険があるほどのことは、まずないといってよいのです。 しかし、これは最低限の健康を維持するだけです。実際は、十分なビタミンCを摂取していないと、様々な問題が蓄積していくのです。 ビタミンCといえば、活性酸素を消去する能力(抗酸化性)がよく知られています。 ただし、ビタミンC1個で1個の活性酸素しか消去できないので、これだけでは全く力不足です。これを補って持続的に活性酸素の消去活動ができるようにしてくれるのが、ビタミンB群の仲間であるニコチン酸(ナイアシン)を部品として持つ酵素です。この酵素は活性酸素消去で電子を失って酸化したビタミンCを還元してくれる働きがあります。 ビタミンCのもう一つ代表的な働きに、タンパク質の一種であるコラーゲンの形成に必要であることがあります。コラーゲンと聞くと、肌の健康を思い起こすかも知れませんが、実はコラーゲンは体の中では極めて重要な働きをしています。 まず動脈の柔軟性と保護を行っています。ビタミンCが不足すると動脈の柔軟性が失われ、動脈硬化にもつながるのです。 たばこを吸う人、ストレスの多い仕事をしている人はビタミンCを普通の人より多く消費します。したがって、意識的にビタミンCの補給を行わないと、それだけでも動脈硬化という現代病の最大要因の一つに対し弱い、ということになります。 コラーゲンは、各臓器をしっかりとつなぎ止めておくための繊維組織としても重要です。また、骨の形成にはカルシウムやマグネシウムだけでは不十分で、コラーゲンという結合組織がなければ骨の形成はなされません。 今回は、ビタミンCを中心とした話でした。ただ、ここで言いたかったことは、ビタミンCに限らず、ビタミンという栄養素が決して単一の機能を持つものではなく、様々な代謝活動で重要な働きをしているいうことなのです。 そして非常に大切なこと。それは、ビタミンは体の内部では作ることができず、食品から摂るものであるということです。 今回はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年10月01日
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私たちは、レモンジュースに含まれるビタミンCが壊血病に効果があったことがわかっていますが、当時はビタミンという物質そのものが知られていませんでした。 ビタミンCは1928年になって、ハンガリーのアルバート・セント・ジェルジュによって発見されましたが、まだ壊血病との関係はわかっていませんでした。 その4年後の1932年アメリカの2人の研究者によってビタミンCと壊血病の関係が明らかにされたのでした。ビタミンCは、壊血病(=scorbut)を治すものという意味でアスコルビン酸(=ascorbic acid)と名付けられたのです。 その後の研究で、合成されたアスコルビン酸より天然物から抽出されたアスコルビン酸の方が効果が高いことがわかりました。これは明らかに、壊血病の治療に際し、天然物に含まれているアスコルビン酸とは別の何らかの物質との相乗作用が重要であることを意味していました。 その後の研究でアスコルビン酸の効力を高める補因子があることも明らかになってきました。セント・ジェルジュはそれをビタミンPと名付けましたが、その後再現性がないということで、セント・ジェルジュの存命中はビタミンPは学会で認められませんでした。 現在では、ビタミンPが複数の微量物質によって構成されていることがわかっており、ビタミンCとそれらの微量物質の複合されたものを、ビタミンCコンプレックスと呼ぶこともあります。 少々長くなってきましたが、最も知られたビタミンCも、決して単体で有効性が大きく期待できるわけでなく、その他の微量な補因子との相互関係によって大きな働きをすることがわかったのです。 その補因子は、あるときは他のビタミン、ある時は他のミネラル、そしてある時は植物に含まれるポリフェノールなどのいわゆるファイトケミカル(植物によって生成される微量な化学物質、ファイトニュートリエントとも言います)だったりするわけです。ただし、この相関関係は現在でも完全に解明されているわけではありません。 現在ではビタミンCは抗酸化ビタミンとして知られていますが、その働きは決して抗酸化作用だけではないようです。 ビタミンCは特にストレスによってどんどん消費されることがわかっています。それがどこで使われているのかは、まだまだ解明されているとは言えません。 先日の報道では、ビタミンCが老化遺伝子に関係するタンパク質の働きに必須のもので、ビタミンCが足りないと老化が早く進むということです。すでに動物実験では実証済みだそうです。もちろん人間も同様とは即断できませんが、興味深いですね。 実際、ビタミン・ミネラルを十分に摂っている人は若々しいと言われています。私の印象では、これは真実だと思います。ですから、私個人としては、食品だけでなく、サプリメントも利用して積極的にビタミンミネラルを摂るようにしています。 以上、今回はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年09月30日
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記事の未更新が3日も続いてしまいました。病気に出もなったのではと心配してメールを下さった方もいます。大変申し訳ありません。体の調子は悪くないのですが、なにしろ複数の仕事が重なってしまい、どうしても記事を書く時間がなかったのです。しかも、タンパク質のお話しも佳境に入ってきていましたために、気楽に書ける状態でもなかったのです。言い訳になってしまいました。 タンパク質に関しては時間が十分に取れるときに続きを書くことにします。今回は、栄養素の中でも微量栄養素といわれるビタミンやミネラルの話に移りたいと思います。◆ビタミンは代謝に欠くことのできない生理活性物質 私たちが毎日食べるものはそのままでは体では使えないことが多いのです。そこで、すべて“代謝”という過程を経て人間が利用できる形になるのです。 逆に言うと、“代謝”がしっかりと行われなければいくらタンパク質等の主要栄養素を摂取しても役に立たないということになります。ではこの代謝を行うために必要なものは何でしょうか。その主役がビタミンとミネラルなのです。◆屈強な海の男たちの最大の敵はビタミン不足だった! 15世紀以降の大航海時代の海の男たちにとって最も怖い病気は壊血病でした。特に遠距離航海の場合は壊血病になる者が続出し、航海そのものの継続ができないほどだったのです。 あのバスコ・ダ・ガマが1498年に喜望峰を巡る航海に乗り出したとき、160人の隊員のうち何と60人も壊血病で失っているのです。 時には100人のうち10人しか生き残らなかったということさえありました。記録にはありませんが、たぶん全滅したこともあったでしょう。 この病気の対処法(レモンジュース)がわかったのは、何と18世紀になってからでした。1757年に英国海軍軍医のジェームズ・リンドが壊血病の治療法と予防法について発表し、1804年になってやっと英国海軍はレモンジュースを標準食料として備えるようになったのです。 つづきます。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年09月29日
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◆タンパク質のアミノ酸配列の意味 タンパク質の第一次構造は20個のアミノ酸の配列ですが、この組み合わせは極めて多様で、部分であっても一つとして同じ配列を持っているものはないと言えます。 他の動物と比較すると、同じ機能を持つタンパク質はアミノ酸配列がほとんど同じ(ごく一部違う程度)であり、この配列に大きな意味があるようです。 一部異なっている部分は重要な部分ではないようで、機能と関係する部分は種が違っても全く同じようです。 生体の酸化反応に関わるシトクロムCというタンパク質は約100個のアミノ酸でできています。ヒトとサルとでは1ヶ所違っています。しかし、酵母菌とでは44ヶ所も違っています。ところが、どの生物のシトクロムCでも27個のアミノ酸は常に存在しています。 つまり、この27個のアミノ酸がシトクロムCの機能を担っており、他は構造を維持するために存在する可能性が高いのです。逆に言うと、この27個のアミノ酸に変異が生じると、シトクロムCの機能が失われたり、異常な働きをする可能性があるということです。 タンパク質はこのようにかなりもろい部分を内包しています。そしてこのことは、健康を考えた場合、どんなところに注意を払うべきかを示唆しているとも言えるのです。 具体的なことは今後少しずつ書いていきたいと思います。 話は変わりますが、今非常に多忙で、今回も2日間連続で書けませんでした。今回は100号記念ということで、張り切って書きたいところですが、そのゆとりがなくて、むしろ普段より短くなってしまいました。しばらくこの状態が続くと思いますが、温かく見守ってください。がんばって継続しますから。 それでは、今回はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年09月25日
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◆簡単なまとめ タンパク質は生命の根幹とも言える物質であるだけに、非常に巧妙な構造を持っています。 ちょっと思い出してみましょう。まず、20もあるアミノ酸が複雑に結びついている一次構造。こうした複雑な配列を可能にしているのが、極めて単純なペプチド構造であることも興味深い点ですね。 次にαらせん構造、β構造等の二次構造。最後が複数の鎖が結びついてできる四次構造等の三次元立体構造でしたね。 さらにアミノ酸にはグリシン以外はL型とD型の区別があり、生命に関係するタンパク質はすべてL型のアミノ酸で構成されていることも興味深い点です。◆タンパク質と親水性と疎水性 さて、前書きはここまでとして、今回の話題は「親水性と疎水性」です。 ある物質の化学的性質を考える上で、水になじみやすい性質を持っているか、水となじみにくい性質を持っているかは大きな問題です。もともと生物は水の中で発生し、私たちの体の80%以上が水であるといわれているように、体の中の物質は基本的に水になじみやすい親水性です。 さてアミノ酸ですが、アミノ酸全体としては、共通に持つアミノ基とカルボキシル基をもっているため親水性です。つまり、アミノ酸は水によく溶けます。有機溶剤、例えばエーテルなどには溶けません。 ただし、タンパク質はこのアミノ基とカルボキシル基を使ってペプチド結合をするため、タンパク質に関しては側鎖の性質が表面に出てきます。つまり、側鎖が親水性か疎水性かが重要な問題となるのです。 そうした側面からアミノ酸を見たときの親水性と疎水性については、以下の表のようになります。かなり専門的な内容ですがアミノ酸の多様性を知るためのデータとしてご紹介します。 いかがでしょうか。ずいぶん多様ですね。 このアミノ酸の多様性が、タンパク質の複雑な性質を生み出しているわけです。一般に球状をしている酵素には、活性中心というものがあります。そこはくぼみのようになっています。このくぼみにあるアミノ酸の側鎖が影響を与えようとする分子を引き寄せ、また別の側鎖が一種の触媒作用を引き起こします。 酵素(タンパク質)全体としては親水性ですが、こうした活性の中心となるくぼみの部分は、疎水性となっています。試験管での化学反応の多くが有機溶媒(疎水性)の中で行われますが、水の中にある酵素は全体としては親水性の中にミクロの疎水環境を作り、そこで化学反応を行っているのです。 なんと巧みなやり方だとは思いませんか? いかがでしょうか?酵素というのが、いかに複雑な働きをしているのかがなんとなくでもわかっていただけたでしょうか? 今回はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年09月22日
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◆L型とD型…生物のタンパク質を構成するアミノ酸はすべてL型 実はアミノ酸の説明の時に書かなかったことがあります。それは、アミノ酸の三次元立体構造はL型とD型があることです。これはちょうど右手と左手との関係に似ています。ですから、決して重ね合わせることができません。これを光学異性体と呼びます。 以下の図でおわかりになるかと思います。 アミノ酸の中でグリシンだけはL型とD型の区別がありませんが、その他のアミノ酸はすべて区別されます。 L型とD型の物理的性質(融点とか溶解度)や化学的反応性は同じなので通常の試験管の中では区別がつきませんが、地球上の生物はすべてL型のみでできています。 タンパク質は三次元立体構造をとっているわけですが、それを構成する最小単位であるアミノ酸にも三次元立体構造があるわけです。そして、体の中の様々な情報交換、酵素反応等においてはL型とD型は厳しく区別されているのです。 例えば、うまみ成分として知られているグルタミン酸ナトリウムで私たちが「うまい」と感じるのはL型のみなのです。いかに物理的性質や化学反応性が同じでもも、D型のグルタミン酸ナトリウムにうまみを感じることはありません。 以上の例は、いかに三次元立体構造が決定的な意味を持つかの傍証となるでしょう。 人工的な方法によってD型を作ることができますし、意図せずにD型ができてしまうこともありますが、これらのアミノ酸によって作られたD型タンパク質がどんな働きをするのかは不明です。つまり、D型ができる可能性のある食品加工は避けるべきであるということにもなるのです。 今回はここまで。次回は生体内の反応に関して非常に重要な親水性と疎水性について書く予定です。お楽しみに! ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年09月21日
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◆タンパク質の三次元立体構造の姿 今までに、タンパク質についてはいくつかのレベルの構造があることがわかりました。 まず、アミノ酸の配列があります。この配列順序のことを一次構造と呼びます。 次にαらせん構造、β構造などのような構造を二次構造と呼びます。 そして、αらせん構造やβ構造を含んだ鎖が折りたたまれて球状になった構造を三次構造と呼びます。 それから複雑なタンパク質の中には、一本の鎖ではなく複数の鎖が集まって大きな構造になっているものもあります。この大きな複合構造体のことを四次構造と呼んでいます。この場合、一つ一つの鎖でできた三次構造のことを四次構造の中のサブユニットと呼びます。 こうしたタンパク質の中で皆さんもよく知っているものが、赤血球にあるヘモグロビンです。ヘモグロビンは4つのサブユニットが集まって四次構造を作っています。 ヘモグロビンは肺で酸素と結合して体中に運ばれそこで酸素を放出します。この機能は、四次構造によって実現できるものなのです。 ヘモグロビンは酸素濃度が高いところでは多くの酸素と結合し、酸素濃度が低いところでは酸素結合力が格段に低くなります。この機能を実現するのが四次構造なのです。 こうしたある物質による調節という機能は、四次構造を持ったタンパク質の特徴となっています。筋肉中にあってヘモグロビンと同様に酸素と結合するタンパク質にミオグロビンがありますが、四次構造は持ちません。 またまた面倒な話になってきましたね。短いですが、今回はここまでです。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年09月20日
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◆タンパク質の構造を安定にする秘密その2…β構造 前回はタンパク質の三次元立体構造の中でαらせん構造というものがあり、これが水素結合によってしっかりとした構造を保っているということを書きました。 今回は、まずもう一つの構造であるβ構造について簡単に触れてみましょう。 αらせん構造はアミノ酸のらせん構造の中で、わずか4つ離れたアミノ酸の間の水素結合が特徴でした。 一方、β構造は隣り合った鎖の間にできる水素結合のことを言います。この「隣り合った」というのは、別の分子の鎖との間にできる水素結合もあれば、同一の分子ではるかに隔たったアミノ酸の間にできる水素結合の場合もあります。 特に同一の分子の離れたアミノ酸の間にできる水素結合は重要で、特に球状のタンパク質(酵素に多い)が安定するためには、非常に重要な構造と言えます。 イギリスのベルツとケンドルーがこの構造の成り立ちを解明してノーベル化学賞を得たのは1962年のことでした。 彼らの研究によって、球状のタンパク質は、ある部分はαらせん構造を取り、ある部分ではβ構造を取り、最終的に球状にまとまっていることがわかったのです。 αらせん構造とβ構造が分子全体の中でどの程度存在するのかは、タンパク質の種類によって様々です。 いずれにしても、タンパク質は単なる化学式や構造式では表すことの出来ない三次元立体構造にこそ、その働きのポイントがあるらしいことはおわかりになったでしょうか。 今回はここまでとします。タンパク質はなかなか難しい物質です。一回に一つのことにした方が良いようですね。それでは! ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年09月19日
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◆タンパク質の構造を安定にする秘密その1…αらせん構造 前回はタンパク質の機能は、その三次元立体構造に潜んでいるということを書きました。図も載せましたので、だいたいのイメージはつかんでいただけたと思います。 ところで、三次元立体構造にタンパク質の機能の秘密があるとしたら、その構造はかなり確固としたもののはずですが、どうしたらそうした安定した構造を取れるのでしょうか?単なるペプチド結合のままなら、ふらふらと安定しないまさにヒモのようなものではないですか。 前回コラーゲンの立体構造をご紹介しましたね。左巻きのらせん構造が三本寄り合わされた構造をしていました。単なる一本のヒモは安定しませんが、らせん構造になると格段に安定するのはご存じの通りです。身の回りにもそうした構造を持っているものはいろいろありますね。 実は球状のタンパク質には部分的に何ヶ所もこのらせん構造があるのです。タンパク質のこのらせん構造を発見したのは、化学賞と平和賞と2回のノーベル賞を受賞したことでも有名なライナス=ポーリング博士たちです。ポーリング博士はビタミンCが風邪やガンに効くと提唱していることでも有名です。 さて、博士たちが発見した構造はαらせん(αヘリックス)と名付けられ、右巻きのらせん構造です。コラーゲンは左巻きでしたが…。 非常に専門的になりますが簡単に説明すると、3・6個のアミノ酸で一巻きし、その間に0.54ナノメートル進みます。さらに、ペプチド結合の中で4つはなれたアミノ酸のNH(イミノ基)とC=O(ケト基)の間に水素結合ができています。このような水素結合があるためにらせんが安定しているのです。 大変難しい話になってしまいましたが、要はらせんだけでなく、離れたアミノ酸が水素結合という形で手を結んでいる構造をしているということです。そのため、αらせん構造は極めて安定しているのです。 ここで出てくる水素結合は、普通の化学結合(共有結合)に比べると弱いですが、生体分子の立体構造、生体分子間の相互作用において大変重要な役割を持っています。 なお、水素結合がこのように弱いということは、タンパク質の立体構造が熱に弱いということを説明していることにもなります。 以上、今回はここまでにしておきます。次回も少々難しい話になりますが、β構造を説明する予定です。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年09月18日
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◆タンパク質の機能はその三次元立体構造と深い関係がある 前回はアミノ酸の結合方式がペプチド結合という方式であることをお伝えしました。この方式によって、アミノ酸は非常に長く連なりタンパク質となるわけです。 この長いものでは数千ものアミノ酸の鎖がどのようにまとまっているのか予想できますか?どう考えても秩序なくそれこそヒモのようになっているとは思えませんね。 そうです。アミノ酸は様々な形態をとることによりその働きが生まれるのです。具体例を見てみましょう。 まずは体中の組織(皮膚、腱、骨など)において弾力を生み出している重要タンパク質であるコラーゲンの外観を見てみましょう。一見してわかるように、繊維状をしていますね。 少々専門的になりますが、さらに細かく見てもると、左巻きのらせんが三本寄り合わされたような構造になっているのです。下の図の左側のらせんがまとまって右側のような構造になっている。これがコラーゲンの実像です。◆他種類のタンパク質の多くが酵素として働いている タンパク質の中でもコラーゲンやケラチンのような構造タンパク質は繊維状ですが、多くのタンパク質は酵素として働き、形状も球状をしているものが多いのです。下は重要な抗酸化酵素のカタラーゼの外観です。 こうした構造を取るためにはある特殊な構造が必要となってきますが、これについては次回ということにしましょう。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917
2006年09月15日
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◆タンパク質の結合=ペプチド結合 ちょっと面倒な話になりますが、タンパク質について理解するためにはどうしても知っておく必要があることに、アミノ酸の結合方式=ペプチド結合について書かないわけにはいきません。 次は、前回ご紹介したアミノ酸の基本構造です。 あるアミノ酸のアミノ基とカルボキシル基が反応して結合します。この結合方式をペプチド結合といいます。まず図を見てください。 四角で囲ってある部分がペプチド結合です。R1とR2はそれぞれのアミノ酸の側鎖を表しています。 なお、アミノ基とカルボキシル基が結合するときに水(H2O)が生成されます。逆にタンパク質分解酵素の作用でペプチド結合が切れてアミノ酸に戻るときは水が加わります。ですからこの時の分解を加水分解と呼ぶのです。 さて話を元に戻します。ペプチド結合がつながっていわば骨組みができます。もしその様子を見ることができるなら、その骨組みの外側に様々な側鎖が突き出していることでしょう。 どんなアミノ酸がどんな順序で結合しているのかを「タンパク質の一次構造」と呼びます。なぜ「一次」と呼ぶのかは、あとで説明します。 ところで、皆さんはペプチドというものを聞いたことがありますか? タンパク質はアミノ酸が少なくとも50個から多い場合は数千個もペプチド結合でつながったものですが、アミノ酸の結合の中には50個以下の短い鎖もあります。こうしたものはタンパク質とは呼ばず、ペプチドと呼んでいます。 大きなタンパク質が酵素などで切断されてペプチドができることもあります。例えばタンパク質は当然腸からは吸収できません。通常はアミノ酸まで分解されてから吸収されるわけですが、小さなペプチドの場合はそのまま吸収されることもあります。 ペプチドの中には生体内で重要な機能を持つものもあります。全く人工的に作られたものですが、アスパルテームというペプチドは砂糖の160倍も甘いので、よく「糖分ゼロ」などの清涼飲料水で使われています。 グルタチオンというペプチドは酵素の活性化や生体成分の酸化防止に役立っています。エンケファリンというペプチドはモルヒネと同様の鎮痛作用があります。 多忙のため、2日ほどお休みをいただきました。申し訳ありませんでした。 今回はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年09月14日
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◆タンパク質はアミノ酸の鎖で出来ている 巨大な分子量を持つタンパク質をもう少し詳しく見てみると、実はアミノ酸が鎖のように連なっていることがわかります。このアミノ酸の鎖は棒状になっていたり、丸まっていたりと、様々な外観をしています。 このタンパク質の外観というか立体構造は、そのタンパク質の機能に関係したもので、非常に重要なことですので、しっかりと記憶しておいてください。 アミノ酸というと、○○○は脂肪の燃焼に効果的だとか、△△△はスタミナが向上するなど、一部のアミノ酸の効果が話題になっています。アミノ酸が入っているだけで売れるというような現象さえ起きています。 しかし、アミノ酸の本当に大切なところは、タンパク質の構成単位であるという点なのです。ここでは化学式などは出しませんが、とりあえず20種類あるアミノ酸をあげてみましょう。(アイウエオ順) アスパラギン/アスパラギン酸/アラニン/アルギニン イソロイシン/グリシン/グルタミン/グルタミン酸 システイン/セリン/チロジン/トレオニン トリプトファン/バリン/ヒスチジン/フェニルアラニン プロリン/メチオニン/リジン/ロイシン アミノ酸を構成する原子は炭素、酸素、水素、窒素が主なもので、一部イオウ原子を持つアミノ酸もあります。 さて、アミノ酸はほとんどが同じ構造をしています。これについてはやはり図を見た方がわかりやすいでしょう。 この図でもわかるように、ほとんどのアミノ酸は共通する構造を持っています。 NH2はアミノ基、COOHはカルボキシル基と呼ばれます。Rの部分が側鎖と呼ばれます。実はアミノ酸が結びついたタンパク質で重要な部分は側鎖の部分であり、ここの性質を知ることはかなり重要なことなのです。 ただ、今は化学の授業をしているわけではないので、とりあえず、側鎖が重要であるということだけは覚えておいてください。 結構面倒な話になっていますので、少しずつやっていきたいと思います。今回はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年09月11日
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かつて栄養素というと、タンパク質、脂質、炭水化物のいわゆる3大栄養素くらいしか知られていない時代がありました。戦後の飢餓の時代は、まさにこうした現代ならまず不足することのない栄養素が足りなかったのでした。 現代は、こうした栄養素は当然摂れていると考える人が多いようです。そして、ビタミンやミネラル、あるいはその他の栄養素に注目が集まっています。 では、現代人は、本当に3大栄養素をきちんと摂取できているのでしょうか?もし、そうであるならば、もはやこのような文章を書く必要もないわけですね。つまり、多くの人は決して3大栄養素をきちんと摂っているとは言えないのです。 ある意味、かつてこれらの栄養素が本当に不足していた頃よりも悪い状況になっているとさえ言えるのです。今回のテーマ「3大栄養素を見直す」で、そうしたことが少しでもお伝えできればと思っています。 まずは最も重要な栄養素であるタンパク質から考えていきましょう。◆タンパク質とはどのような物質で、体の中でどんな働きをしているのでしょうか? タンパク質というと、筋肉という言葉もあるように、体の構造を作っている物質というイメージがある人が多いのではないでしょうか?もちろん、それも重要な働きではありませが、タンパク質はある意味生命活動そのものといってもよいほどに重要な働きをしていると言っても過言ではないでしょう。 ただし、これは食事としてタンパク質を食べなければいけないということではありません。極端な話、タンパク質を食べなくても私たちは生きていけます。 そこでまず「タンパク質とはどんな物質なのか?」から進めていきましょう。 実はタンパク質は極めて巨大な分子です。物質の大きさは普通分子量で比べます。身近な物質で言うと、水の分子量は18、酸素は32、砂糖は342です。これに比べ、タンパク質で最も分子量が小さいものでも5千位、普通のもので数万~数十万、大きなものには100万を超えるものもあるのです。 これだけの巨大分子でも、大きさはせいぜい直径は数ナノメートル程度です。そういう意味では、光学顕微鏡では見分けられない大きさと言えます。ただし、大きなタンパク質なら電子顕微鏡を使えば見られます。 ※1ナノメートル=1000分の1ミクロン=1000000分の1ミリメートル タンパク質のこの巨大さは、後で説明する脂質や炭水化物の遠く及ぶところではありません。なぜタンパク質はこんな巨大なのか?これはタンパク質の働きと大きく関係があるところなのですが、これについては次回以降ということにしましょう。 今回は、こんなとこにしておきましょう。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年09月10日
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◆前回のまとめ 糖鎖を構成する8つの単糖のうち、グルコースとガラクトースは通常不足することはありません。しかし、その他6つの単糖は、現代の一般的な食生活では不足しています。しかも必要量の20~30%程度しか摂取できていないのが実際なのです。 これら6種類の単糖はグルコースから肝臓で作られますが、その製造量は自ずから必要最小限となり、決して満足できる量ではありません。そのため、体に異常があった場合は十分対応できず、これが現代病の進行を早めている可能性があります。 実際、かつてこれらの単糖類が今よりもしっかりと摂取できていた時代、喘息やアトピー性皮膚炎などの現代病が今ほどなかったことは確かであり、私たちはこれら単糖類を積極的に取り入れる必要があるのです。◆単糖類の摂取方法 単糖類を必要十分なだけ摂取するためにはどうしたらよいのでしょうか? 最近はこれら不足している単糖類を補う糖鎖栄養素のサプリメントも各種販売されています。しかし、すぐに高価なサプリメントに飛びつかず、まずは身近な素材を充実させるのがよいと思います。 実はある意味簡単なことなのです。できるだけ多くの食材を利用した食生活を送ることなのです。特に植物系の食材を充実させましょう。 前回も書きましたが、伝統的な日本食は非常に優れています。中心になっているのは野菜類、海草類です。タンパク質の多くは豆腐や納豆のような大豆食品が中心で、そこに旬の魚(当時庶民が買うことができたイワシ・サンマ・アジ・サバ、等々)が加わっていたのです。 しかし、かつての日本食の調理方法は多くの方が忘れてしまっていると思いますので、比較的導入しやすいものをご紹介しましょう。 それが最近かなり知られてきた「マクロビオティック食」です。考え方やレシピが紹介された本もかなり出版されているので、まずここから始めてみてはどうでしょうか? 実は私もマクロビオティック食に近い食生活をしています。ただ、忙しい生活を送っていますので、毎日時間をかけて料理をするゆとりがないことも事実です。ですから簡単に実行できることは必ず実行するという考え方でやっています。 まず最も基本的な主食ですが、これは玄米です。圧力釜を使ってだいたい3合程度炊き、いくつかに小分けして冷凍したものがいつも冷凍庫に入っています。圧力釜を使えば、玄米を炊くのも全く難しくありません。 それからできるだけ複数の野菜類を食べるようにいつも準備しておきます。時間があるときは素材からじっくりと作りますが、毎日というわけにはいかないのでやむを得ません。◆サプリメントの利用 したがって、サプリメントのお世話にもなっています。ただ、いわゆる糖鎖食品はかなり高価ですし、含まれる栄養素も限られているので、様々な植物性栄養素を摂取しながら単糖類も摂取できるようなサプリメントを利用しています。 といっても、錠剤のようなものではありません。今まで何回もご紹介していますが、他種類の野菜・果物・海草・ハーブ等をブレンドしてパウダー状にしたものを豆乳に入れてシェイクして飲んでいます。 私個人はその他にもいくつか錠剤状のサプリメントも使っていますが、これらは必ずというものでもなく、他の食材で十分に摂れたなと思ったときはこれら錠剤状のサプリメントは利用しません。ただし、パウダーは毎日欠かすことはありません。 こうした食生活の注意と、パウダーのサプリという生活はもうかなり長いこと続けています。これが私の健康法の要になっています。栄養に関することを人に話したり、文章に書いたりしている人が、見るからに不健康では信用もされませんし、もし生活習慣病になったらこれも今まで書いてきたことが説得力を失うでしょう。 そうしたことがないようにしたいという思いは、ずっと持ってきました。そしてそれは今のところかなり成功しているようです。 健康の維持・増進というのは長い目で見る必要があります。目先の効果に飛びつくことのないようにするべきだと思います。 今回はここまで。次回からはすこしテーマを変えてみようと思っています。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年09月09日
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糖鎖を構成する8つの単糖は次の通りでした。 1 グルコース(ブドウ糖) 2 ガラクトース(乳糖) 3 マンノース 4 キシロース 5 フコース 6 N-アセチルグルコサミン 7 N-アセチルガラクトサミン 8 N-アセチルノイラミン酸 このうち、グルコース(ブドウ糖)が不足するということはほとんど考えられません。また、一部の極めて偏った食生活を送っている人以外、ガラクトース(乳糖)が不足している人もいないでしょう。 その他6種類の単糖類は、かなりバランスの取れた食生活をしていない限り、不足している人がほとんどだと思います。はっきり言って、必要量のせいぜい20%~30%程度しか摂取していないと思われます。 それでは大変ではないかと心配される方も多いでしょう。しかし、極端に心配する必要はありません。なぜなら、豊富にあるグルコースを原料として他の6種類の単糖を作り出すことができるからです。 でも、「なあんだ、心配ないじゃない。」と完全に安心しきることはできません。なぜなら、これら6種類の単糖を合成するためには、非常に多くの酵素を合成し、ビタミンやミネラルを使い、多くのエネルギー物質(ATP)を使って作り出さなければならないからです。 本来食品から摂取できていたはずのものですから、体にとっては余計な仕事です。しかも、その製造場所は肝臓。ただでさえ酷使されている肝臓はヒーヒー言いながら馬車馬のように働いているのです。 その結果として作られる単糖の量は、まさに必要最小限。とりあえず命を保つのに必要なだけということになります。つまり、多くの現代人の細胞の持つ糖鎖は、決して十分なものではないのです。これは正常な体の状態の場合はなんとか辻褄が合っていますが、いざ緊急事態になったときには、十分な機能を果たせるとは言い難いのです。 つまり、60兆の細胞のキャパシティ(許容量)がきわめて小さくなっているというのが現代人なのです。昔はほとんどなかった喘息やアトピー性皮膚炎のような自己免疫疾患が増加してきた時期と、食生活の欧米化が一般的になってきた時期とはだいたい一致しますが、これは糖鎖という側面からも説明できるのです。 1977年発表のマクガバン報告で世界で最もすぐれた食事として、日本の伝統的な食生活が紹介されました。このころの食生活を見てみると、やはり野菜を代表とした植物性食品の摂取量が非常に多かったことは明らかです。動物性の食品のほとんどは魚でした。肉はごくたまにしか食べませんでした。 私事にわたりますが、私が子供時代は、本当に肉を食べるということはほとんどありませんでした。ただし魚はアジ・イワシ・サンマ・サバなどが手頃な値段で頻繁に食べていた記憶があります。魚以外の肉類としてもっともよく食べたのは、たぶんクジラだったと思います。 いずれにしても、植物性の食材を様々に調理して食べていたのです。そのころ、私の身の回りに喘息の人、アトピー性皮膚炎の人は皆無でした。 こうした事実だけ見ても、植物性の食材を積極的に摂ることが大切であることがわかると思います。言い方を変えれば、多種多様な植物性の食材を使うことによって、必要十分な単糖類を摂取できるということなのです。 ただ、同じように見えても、今と昔では素材そのものが相当に変化しています。農薬の大量使用、栄養価の低下等です。これについては、また別の機会に詳しく書くことにします。 本日はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年09月08日
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▲同じ組織の細胞同士の連結器として働く ▲自己の情報を伝える情報装置としての働き ▲細胞外の様々な物質を見分けるアンテナとしての働き 以上が<糖鎖が担う機能の一端>でした。 つまり、糖鎖は体の中における情報処理の要とも言える機能を担っており、その異常は情報処理を狂わせ、その結果様々な問題を作り出しているということなのです。 本来ならば異常な糖鎖を持つ細胞は排除される仕組みになっているはずです。しかし、異常とまではいかなくても、体全体の細胞の糖鎖の働きが不十分になっているために、異常な糖鎖を見分ける力が弱まっているということがあり得ます。 一つの細胞には500~10万程度の糖鎖が林立しています。高倍率の顕微鏡で見れば、まるで羽毛のように細胞膜全体を覆っているのです。◆脂肪酸を例のとってみると… 細胞膜が様々な脂肪酸でできており、摂取する脂肪酸が偏っていたり、過度のダイエット等で脂肪酸そのものの摂取が不足していたりすると、細胞膜の機能が落ちるということはご存じだと思います。 例えば、DHA(ドコサヘキサエン酸)は脳細胞の構成要素として非常に重要であることがわかっています。現在の食生活で不足しがちなDHAを補うことで、頭の働きが向上することはすでに常識となっていますね。 またリノール酸等のオメガ6の脂肪酸ばかり摂取していると、細胞膜の健康度が落ちることもわかっています。やはりオメガ3の脂肪酸は必須なのです(DHAはオメガ3です)。 このように、食品から脂肪酸をバランス良く摂取するだけでも、60兆の体細胞の元気度が向上します。同様のことが、糖鎖にも言えないでしょうか?◆糖鎖原料を補う 前回も書きましたが、糖鎖はまだ研究が始まったばかりの分野で、基礎研究の段階のものがほとんどです。しかし、もちろん、糖鎖の原料である単糖の摂取と各種疾病との関連も研究されています。 私の知る限り、現時点でそれによって医薬品が作られるというところまではいっていないのではないかと思います。しかし、単糖の摂取と疾病の改善との関連についてはかなり研究されているのも確かです。 日本は糖鎖に関しては最先端を行く国ですが、この分野に関してはむしろアメリカの方が進んでいるようです。糖鎖を補う食品の開発に関しては、アメリカの方がずっと進んでいます。もっとも、最近になって日本でもそうした食品を販売する会社が増えているようです。 さて、このテーマの記事の第一回目(8月29日)に糖鎖を構成する8つの単糖をと紹介しました。再掲します。 1 グルコース(ブドウ糖) 2 ガラクトース(乳糖) 3 マンノース 4 キシロース 5 フコース 6 N-アセチルグルコサミン 7 N-アセチルガラクトサミン 8 N-アセチルノイラミン酸 これらの単糖類は基本的に食品から摂取できますが、中には摂りにくいものもあるのです。もし日常の食生活の中で特定の単糖の摂取が不足したりほとんど摂取できなかったりすると、問題が起きることは十分に考えられますね。 もし、外食お多いとか、とりあえずカロリー摂取が中心のものとなっていたり、肉食中心で野菜の摂取が不足していたりと、栄養摂取に問題がある場合、あなたの単糖の摂取が偏っている可能性が高いでしょう。 それによって、体細胞全体の糖鎖の状態が不十分な状態になっていることは十分に考えられます。 続きは、次回にしましょう。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年09月07日
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<糖鎖が担う機能の一端>をもう一度見てみましょう。 ▲同じ組織の細胞同士の連結器として働く ▲自己の情報を伝える情報装置としての働き ▲細胞外の様々な物質を見分けるアンテナとしての働き 3番目に書いた「細胞外の様々な物質を見分けるアンテナとしての働き」について考えてみます。 体の中では様々な情報が行き交っています。その中でもっとも直接的な情報伝達方法が神経を使う情報伝達であることは間違いありません。神経を利用すると、素早く確実に必要なところに情報を伝達できます。そのスピードは、感覚的には一瞬とも言えるものです。 この神経の機能は優れてはいますが、これだけでは情報伝達としては不十分です。例えば複数の箇所に一度に情報を伝達したい場合はどうしたら良いのでしょうか?そうした情報伝達方法として最も有効なのがホルモンです。 食事をすると膵臓からインスリンというホルモンが出てきますね。このインスリンによって、60兆の細胞はグルコース(ブドウ糖)を取り込むドア(チャンネル)を開くことができます。こうしたことは神経では不可能です。 さて、インスリンが来たことを細胞はどうして検知するのでしょうか? そうです。細胞表面にある糖鎖の中にインスリンを検知するアンテナの働きをするものがあるのです。これをインスリンレセプター(受容体)と言います。 もしこのインスリンレセプターが何らかの理由によって十分に機能しなければ、インスリンがあってもそれを受け入れるチャンネルが開かないことになります。もうおわかりになったと思います。これが糖尿病の原因の一つ(原因は他にもありますが)です。 さて、ホルモンの他にも重要な働きをしている体内物質があります。それがサイトカインです。サイトカインは一般にはまだあまり知られていませんが、ホルモンと同等以上に重要な機能を持っています。 ここではサイトカインについて詳しく書くわけにはいきませんが、代表的なものに、インターフェロン(IF)、インターロイキン(IL)、TNF(腫瘍壊死因子)などがあります。 これ以外にも植物から摂取する様々なファイトケミカル(phyto chemical)も重要な働きをしています。 そして、これらの情報を一手に引き受けているのが糖鎖で作られた多種多様なレセプター(受容体)なのです。どうでしょう。糖鎖というものが、ある意味体内の情報伝達の要(かなめ)とも言える位置にあることがわかると思います。 レセプターは体内情報をキャッチするだけではありません。体外から入ってくる多種多様な物質を見分け、受け入れるもの、排除すべきものを判断するという重要な仕事をしています。 また、体内で作られる有害なものや変異した細胞や寿命の来た細胞を検知します。そしてその情報は免疫細胞等に伝えられ、処理に回されるのです。 つまり、糖鎖は免疫機能の要ともなっているのです。 このように、糖鎖はちょっと挙げただけでも恐ろしく重要な機能を担っています。それだけに、糖鎖の異常が体内部の様々な不調に結びついていくであろうことは、容易に想像できると思います。 今回はここまでとします。最初に書いた機能ですが、この機能があるからこそ、組織が一体となって働くことができるのです。つまり単に自己の細胞というだけでなく、自分がどんな組織の細胞なのかということも糖鎖に示されているということですね。 それではガン細胞はどうなのでしょう。ガン細胞は際限なく増殖するということがまず大きな特徴ですが、もう一つの特徴は転移です。転移して元々の自己の組織とは異なった組織で再び増殖を始めるわけです。 本来なら異なった組織の細胞は受け入れないはずの他の組織の細胞がガン細胞を受け入れてしまう。なぜ正常細胞が自己とは異なる多細胞を受け入れてしまうのでしょうか?ここに転移の秘密が隠されていそうです。 ガン化した細胞は当然DNAが変質しているわけですが、この変質したDNAが正常な細胞なら当然持っているはずの糖鎖を変質させてしまうのです。さらに、正常な細胞の糖鎖を変質させる酵素が作られ、その結果転移が可能となるのです。 DNAの変質→自己細胞の糖鎖の変質+多細胞の糖鎖を変質させる酵素の合成という糖鎖を中心とした変化が癌の進行と転移を促進しているのです。 糖鎖は非常に重要な働きをしているわけですが、一面細胞外の環境に影響を受けやすいのです。糖鎖の先端についているわずか一つの単糖によって血液型が決まるように、何らかの酵素の働きで糖鎖が変質させられるということは十分に考えられるのです。 現在生化学の分野で糖鎖が最も人気のある研究分野である理由は、ガンに限らず多くの病気で糖鎖の異常が見られることがわかってきたからです。 ところで、糖鎖の異常が様々な病気に関係していることはわかりましたが、その糖鎖異常をどのように正常化していくかという点ではあまり研究されていないのが現状です。まだまだ糖鎖は基礎研究の段階と言えます。 では私たちはどのように対処したらよいのでしょうか?座して、糖鎖異常を放置するしかないのでしょうか?これについてはこれから少しずつ書いていきたいと思います。 今回はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年09月04日
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前回<糖鎖が担う機能の一端>をご紹介しました。 ▲同じ組織の細胞同士の連結器として働く ▲自己の情報を伝える情報装置としての働き ▲細胞外の様々な物質を見分けるアンテナとしての働き 最初に書いた機能ですが、この機能があるからこそ、組織が一体となって働くことができるのです。つまり単に自己の細胞というだけでなく、自分がどんな組織の細胞なのかということも糖鎖に示されているということですね。 それではガン細胞はどうなのでしょう。ガン細胞は際限なく増殖するということがまず大きな特徴ですが、もう一つの特徴は転移です。転移して元々の自己の組織とは異なった組織で再び増殖を始めるわけです。 本来なら異なった組織の細胞は受け入れないはずの他の組織の細胞がガン細胞を受け入れてしまう。なぜ正常細胞が自己とは異なる多細胞を受け入れてしまうのでしょうか?ここに転移の秘密が隠されていそうです。 ガン化した細胞は当然DNAが変質しているわけですが、この変質したDNAが正常な細胞なら当然持っているはずの糖鎖を変質させてしまうのです。さらに、正常な細胞の糖鎖を変質させる酵素が作られ、その結果転移が可能となるのです。 DNAの変質→自己細胞の糖鎖の変質+多細胞の糖鎖を変質させる酵素の合成という糖鎖を中心とした変化が癌の進行と転移を促進しているのです。 糖鎖は非常に重要な働きをしているわけですが、一面細胞外の環境に影響を受けやすいのです。糖鎖の先端についているわずか一つの単糖によって血液型が決まるように、何らかの酵素の働きで糖鎖が変質させられるということは十分に考えられるのです。 現在生化学の分野で糖鎖が最も人気のある研究分野である理由は、ガンに限らず多くの病気で糖鎖の異常が見られることがわかってきたからです。 ところで、糖鎖の異常が様々な病気に関係していることはわかりましたが、その糖鎖異常をどのように正常化していくかという点ではあまり研究されていないのが現状です。まだまだ糖鎖は基礎研究の段階と言えます。 では私たちはどのように対処したらよいのでしょうか?座して、糖鎖異常を放置するしかないのでしょうか?これについてはこれから少しずつ書いていきたいと思います。 今回はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年09月03日
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前回はの免疫機構の目を逃れてガンが増殖するケースとして、免疫機構が間に合わないほど多くの変質細胞が生まれた場合を考えました。その原因として考えたのが、持続的かつ強いストレスでした。 今回は別のケースを考えてみましょう。 それが糖鎖の異常です。現在生化学の学術論文の半数以上が糖鎖がらみであるということからもわかるように、今までどうしてもわからなかった様々な現象が糖鎖によって解明できることが数多くあり、多くの研究者が注目しているのです。 まず、現在糖鎖異常が原因あるいは関係していると考えられている疾病は非常に多く、その中には当然ガンも含まれているのです。 少し前にABO型の血液型も糖鎖によって決定されていると書きましたが、今日はもう少し具体的に説明しましょう。 まずO型が基本と考えてください。このO型の糖鎖にN-アセチルガラクトサミンが一つついているのがA型、ガラクトースが一つついているのがB型です。AB型はN-アセチルガラクトサミンとガラクトースが両方ついています。 はっきり言って、これだけの違いです。しかしこのわずかな違いで血液型を間違えた場合の輸血は人の生死に関わる問題となってくるのです。 このように、ある糖鎖のわずか一つの単糖の違いでその働きは全く違ってきてしまうのです。一つの細胞にはその働きによって500個~10万個の糖鎖が羽毛のように細胞膜上に生えています。 そのわずか一つの糖鎖が異常を起こすことによりその細胞は変質細胞となってしまう可能性があるのです。細胞内の核に守られているDNAはそう易々とは外からの攻撃を受けることはありません。 しかし糖鎖は細胞の外側をびっしりと被っているのです。当然外からの攻撃に常に曝されているのです。活性酸素はもちろんのこと、バクテリアやウイルス、変成したタンパク質、様々な毒素、有害な金属類などが常に細胞膜上の糖鎖を攻撃します。 もちろん、こうした異常糖鎖を持つ細胞がすべてガン細胞になるわけではありません。糖鎖には以下のような様々な働きがありますが、これらの働きがきちんと行われないために起きる疾病も非常に多いのです。 <糖鎖が担う機能の一端> ▲同じ組織の細胞同士の連結器として働く ▲自己の情報を伝える情報装置としての働き ▲細胞外の様々な物質を見分けるアンテナとしての働き 同一の人の異なる組織をバラバラにして混ぜても、時間が経つと組織ごとにまとまってきます。これも糖鎖の働きです。 血液型は自己の情報を伝えるものでしょう。 アンテナが確実に機能していれば、自己と他をきちんと区別できます。そうすれば、いわゆる自己免疫疾患(アトピー性皮膚炎、喘息、膠原病、等々)も起きないはずなのです。 今回はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年09月01日
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糖鎖は自己と他を区別する能力を持っています。ここでいう自己というのは、正常な自己細胞ということです。 もしその細胞が壊れていたり、変質していると、かつては自己とみなしていたそれらの細胞も他として認識されるのです。そうしたものはすべて免疫機構からは敵と見なされ、攻撃されます。 当然ガン細胞も他と認識され攻撃され排除されます。私たちの体では毎日非常に多くのガン化した細胞が生まれています。しかし普通はそれが増殖する前に処理されてしまうので、ガンにはならないのです。 それではどんなときにそれらの免疫機構の目を逃れてガンが増殖するのでしょうか? それにはいくつかのケースが考えられます。今回は、そのうち一つのケースだけを取り上げます。 まず、免疫機構が間に合わないほど多くの変質細胞が生まれた場合が考えられます。持続的な強いストレスが交感神経を高ぶらせた状態に保ち、このため顆粒球が異常に増殖することにより活性酸素が大量に発生し組織が攻撃される、ということを何回も書いてきました。 このような状態が続くと、免疫機構が間に合わないほどの変質細胞が生まれてしまうのです。強いストレスに特に弱いのは粘膜組織ですが、まさに粘膜被われた消化器官がストレスに弱いのはご存じの通りです。 そういう私も、もう10年以上前になりますが、急性の十二指腸潰瘍で緊急入院した経験を持っています。後で思い返せば、今までにない強いストレスとほとんど眠れないような忙しさが重なっていました。 このように、潰瘍などというのは一日でできてしまうものなのです。こうした急激な変化に対しては、さすがの免疫機構も間に合わないのです。 活性酸素が組織細胞を攻撃した場合に怖いのは、もう一つ理由があります。 活性酸素によって酸化させられた脂質が酸化脂質となり、これがとなりの脂質を攻撃する一種の活性酸素に変貌するという点です。こうして、細胞膜は次々と破壊されていくのです。 当然これらの細胞はもはや正常なものではないので処分の対象となりますが、もはや免疫機構が追い付くような状況ではありません。 異常な活性酸素の発生はその組織全体で同じような現象(カスケード現象)を起こします。そのため、その組織はあっという間に破壊されてしまうのです。 今回は糖鎖の話というより、活性酸素の害についての話になってしまいました。次回は次のケースを考えてみたいと思います。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年08月31日
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糖鎖が8種類の単糖の組み合わせでできあがっており、それによってできる情報は天文学的な数になるということを前回書きました。 それではなぜそんなに多くの情報を扱える構造をしているのでしょうか?それは、糖鎖が担っている働きと大きな関係があるからです。 糖鎖の働きの中でも最も重要と思われるのは、自己と他を見分ける働きでしょう。自らの細胞には、自己であるという様々な情報が糖鎖に刻みつけられています。 よく知られたものとしてはABO型の血液型(O型、A型、B型、AB型)が挙げられます。この血液型の違いはごくわずかな単糖の違いです。しかし、そのわずかな違いを私たちの細胞は検知しています。 同じ血液型なら受け入れますが、血液が異なれば他と見なして受け入れません。受け入れないばかりか、それを排斥しようとします。 もちろん、体の中には様々な物質が入ってきますから、それらをすべて排除しているわけではありません。それを受け入れるか受け入れないかは、たぶん長い進化の歴史の中で決定されいったのではないかと思われます。 他を見分ける糖鎖の力があるからこそ、体外から有害な病原体や有毒物質が入り込んできたときに、それをキャッチし適切な対応ができるのです。 実はこの他を見分ける糖鎖の力は、体外から侵入したものだけに働くわけではありません。変質した細胞(例えばガン細胞)をキャッチすることもできるのです。 今日はもう時間がありません。短いですが、ここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年08月30日
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前回まで「ガンを発症させないために」というテーマで10回ほど書いてきました。実は、今回のテーマもガンと大いに関係があるのですが、その他の病気との関連も多いので、とりあえず題を変えました。 さて「糖鎖」については以前かなり詳しく書きましたが、時間も経ったので、もう一度復習しておきましょう。 「糖鎖」とは細胞膜上に浮かんでいる主にタンパク質の外側の先端についている「単糖が組み合わさったもの」です。糖鎖を構成する単糖は以下のように8種類あります。 1 グルコース(ブドウ糖) 2 ガラクトース(乳糖) 3 マンノース 4 キシロース 5 フコース 6 N-アセチルグルコサミン 7 N-アセチルガラクトサミン 8 N-アセチルノイラミン酸 少し脇道に入ります。DNAはリン酸と糖でできている2重らせん構造をしています。そのらせん橋渡しをしているのが4種類の塩基(アデニン=A、チミン=T、グアニン=G、シトシン=C)の4種類、です。4つの塩基はそれぞれ組む相手が決まっています。AとT、GとCです。例えばAとGが組むことはありません。 この塩基対の配列が遺伝情報になるのです。人の塩基対は約30億個あると言われています。そして、あらゆる生命活動で、このDNAのデータが使われているのです。 様々な生計活動の基本になるのが酵素ですが、この酵素も当然DNAのデータを参照して作られるのです。 糖鎖の話をしていたはずがいつのまにかDNAの話になっていると感じた方も多いでしょう。実はDNAの話をしたのは、わずか4つの塩基の配列が膨大なデータを作っていることをまず理解していただきたかったからです。 その上で、8種類の単糖が自由に組み合わさることによってできている糖鎖がいかに天文学的な情報を表しているのかを理解して欲しいのです。 いわゆる「ヒトゲノム」の解読によって人間の設計図が明らかになりました。この計画が始まった頃は「ヒトゲノム」の解読は様々な病気の原因解明と治療に大きな前進をもたらすであろうとの観測があったのですが、ことはそう簡単ではなかったのです。 その理由が糖鎖です。糖鎖についての研究が本格化してからまだそれほどの年月は経っていません。ただ糖鎖の解明がなされない限り、様々な病気の原因解明や治療法の確立は難しいということだけははっきりしてきました。 あのノーベル賞受賞者の田中耕一さんも「次は糖鎖だ!」と言っていますし、今生化学関連の学術論文の半数以上が糖鎖がらみであることも事実です。 もちろんガンも糖鎖との関連で相当研究されています。その意味からも、糖鎖」について正しい知識を持つことは大切だと思います。 今日はここまでとします。 このところ私事でかなり忙しく、毎日の更新が難しいことがあります。できる限りは穴を開けないように努力しますが、現実的に難しいときもあります。その際はどうぞご容赦下さい。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年08月29日
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◆高齢者でガンが激増するのは薬が原因!?(2) 高齢者でガンで亡くなる人は非常に多いのが現実です。これは、遺伝子の異常が蓄積した結果であるという見方が有力です。 確かにこれは大きな原因でしょう。しかしもう一つ無視できない原因として薬があるのではないでしょうか? 病院に行くと非常に高齢者が多いことがわかります。やはり元気とはいっても、どこか悪いところがある人が多いわけです。例えば、腰痛や関節炎を持つ人が多いですね。 そうした痛みに対しては、よく知られたアスピリンやインドメタシン(外用の痛み止め)などが処方されます。これらは知覚神経を過敏にする一種のホルモンの働きを抑えます。そのため、痛みは和らぎます。 しかし、このホルモンは交感神経の緊張を調整しているので、働きが抑えられることによって、交感神経の昂進に歯止めがきかなくなります。 もう結果はおわかりになりますね。活性酸素の大量発生です。このため、体の各所で組織破壊が起こります。高齢者特有の様々な不快な症状との関連が疑われるのです。 高齢者は病院に行って、これらの症状を訴えます。その結果様々な薬が処方されます。こうして対症療法が際限なく続きます。一面で“毒”という側面を持つ薬ですから、継続使用が体に良いはずがありません。こうして、高齢者はいつまでも病院に通うことになるのです。 顆粒球の増加や薬の継続使用が活性酸素の大量発生を招き、それが発ガン遺伝子をオンにする危険性を高めることについてはすでにおわかりになっていると思いますから、ここでは繰り返しは書きません。 ただ、薬の継続使用はするべきでないということだけはよく理解しておいて欲しいと思います。そういう意味では、日本人はおしなべて薬に対して無神経な人が多いような気がします。 短期間の薬の使用は必要な場合がありますし、そこまで否定はしません。しかし長期間の薬の使用は、どうしてもやむを得ない場合を除き、できるだけ避け、他の方法を採るようにすべきでしょう。 例えば脳梗塞後の薬としてよく使われている塩酸チクロピジン(もっとも多く使われている商品名:パナルジン)、心筋梗塞の後に使われることの多いワーファリンなどはいずれも血栓をできにくくする薬ですが、副作用も心配ですし、食生活に制限が加わることもあります。 これはその人の考え方次第ですが、まず食生活を改めることが大切です。なるべく血栓ができにくい食事、血液をさらさらにする食事をすることが先決です。こうした病気になったということはそれ以前の食生活に問題があったわけですから、それを変えずに薬に頼るのはどうかと思います。 さらに、血栓を直接溶かす作用を持つほとんど副作用のない健康食品がありますから、それを利用したらどうでしょうか?すぐに全面的に変えるのではなく、少しずつ検査を受けながら変えていけば心配もないでしょう。 今日はここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします!★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp
2006年08月27日
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