ニャンコと綴る行政書士の日常

ニャンコと綴る行政書士の日常

2005/04/21
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カテゴリ: 日ごろ感じたこと
昨日病院に行ったら、単なる風邪と診断され、ホッ。

コメントいただいた皆さんのお心遣いを拝見して感激し、さらに良くなりました。
本当にありがとうございました!




ところでWライセンスについて、皆様はどう思われるでしょうか?

私はどちらかと言えば、反対派です。
以前行政書士の先生とお知り合いになる機会があり、「ファイナンシャル・プランナー」と書いた名刺をお渡ししたら、露骨にいやな顔をされたことがあります。

「FPなのに、行政書士も目指すの?どっちかひとつでいいんじゃない?」



だから、FPと行政書士を同列に扱う人がいるということに、まず驚きました。

私の考えるWライセンスとは、士業どうしのことを指します。

例えばFPでも「社労士」「税理士」「宅地建物取扱主任者」「キャリアカウンセラー」等々、やたらに名刺にたくさんの肩書きを並べている人を見かけますが、どう考えても、それが仕事に有利であるとは思えませんでした。

ある人にはこう言われました。

「あなたが仕事を依頼する側だったらどう思う? たくさんの肩書きを並べている人と、ひとつの仕事を専門に扱っている人と、どっちの仕事を信頼する?」と。

私はもちろん後者です。

ただ、決してWライセンスを否定しているわけではなく、いくつかの名刺を用意し、渡す人によって使い分けるなりすればよいと思うのです。


ところが数ヶ月前、行政書士業界では著名な丸山先生の講演会に参加する機会があり、ある人がWライセンスについて質問したところ、先生はこう答えました。

「売りがふたつになれば、それだけアピール度が高くなる。たとえば中小企業診断士とのWライセンスであれば『中小企業の相談ができる行政書士』など、他の行政書士との差別化ができるので、自分は賛成である」と。

なるほど・・・。

確かに食べていくのが厳しい行政書士の世界だから、差別化を図ることは、大事なことかもしれません。



逆に「入口を狭くしたほうが、行列ができる」とおっしゃっていました。

要は、Wライセンスを取得するとしても、手広く考えるのではなく、目標をひとつに定めて、両方を活かせる専門分野を身につけること。

これが成功への鉄則なのかもしれません。






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Last updated  2005/04/21 02:58:47 PM
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19のままさ@行政書士さくら

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