ニャンコと綴る行政書士の日常

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2005/09/12
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ひそかな注目区であった東京18区。ふたをあけてみると、何とか菅さんが勝ったものの、今回の選挙結果を象徴する、予想外の僅差となりました。

そして東京の小選挙区(全25区)で唯一、民主党が議席を守った貴重な区となりました。

前回の衆院選では、自民党公認の鳩山邦夫氏を相手に、わずか3時間しか地元入りせずに、余裕の勝ちを収めた菅さん。

今回、まさかここまで菅さんが苦戦するとは、全く予想していませんでした。

要因はいくつかあると思います。

まず、自民党の候補が、新人とはいえ、市長を22年も務めた、市政のエキスパートであり、知名度も抜群だったこと。

そして、小泉さんが、この18区で衆院選の第一声を上げたこと。公示日の8月30日、小泉さんを見るために集まった、あの黒山の人だかりを見たとき、“小泉ショック”の予感はありました。


投票直前の金曜日、駅前で菅さんの演説を聴くことができました。今回はすでに5日間ほど地元入りしたようです。それだけ危機感を感じていたのでしょう。ご本人の顔を確認して初めて菅さんだとわかったほど、声がつぶれていらっしゃいました。

土曜日、菅さんの奥さんと思われる女性が、選挙カーの中から、「相手候補は比例の単独2位。もう当選は約束されている。だから小選挙区は、菅直人に一票を!」と声を張り上げていました。




菅さんはかろうじて面目を保ったとはいえ、民主党は惨敗。

小泉さんの勝因は、リーダーシップ、命がけの改革、戦略、演出、喧嘩のうまさなどと言われています。

それに比べ、岡田さんの愚直さが、今回は裏目に出たのでしょうか。

自民党幹部は「国民は賢いから、よくわかっている」と繰り返していましたが、本当でしょうか。少なくとも、私にはそうは思えません。


いずれにせよ、小泉さんの改革の手腕に、今後は期待したいです。

それから個人的に評価するのは、社民党や共産党の健闘。やはり大政党だけに任せてはいられない、という国民の声も、決して無視してほしくありません。






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Last updated  2005/09/12 10:29:53 AM


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19のままさ@行政書士さくら

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