夢と蝶と薔薇の日々

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July 26, 2006

7月2日　月曜日

　　　　　　　　　　病床の　　母の見る夢　　何ならむ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　安けく過ぎて　　ほほ笑みねむる

7月3日　火曜日

　　　　　　　　　　前置きし　　途切れたままの　　言の葉を

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　病む母語る　　続きをききたし

　　　　　　　　　　嫁してより　　伏したることの　　なかりせば

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長く病む母　　損したという

　　　　　　　　　　ノートの記　　マーコと呼べし　　母の声

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さがし求める　　四女の私

　　　　　　　　　　微笑みて　　眠れる母に　　涙して

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　見上げた空に　　つばめ窓切る

　　　　　　　　　　我名をば　　呼ばぬ闇夜に　　安堵せど　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　寝付けぬ夜に　　母の声探す

　　　　　　　　　　重ねる手　　母娘の爪を　　見て笑う

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　父へと誘い　　託せるものなら

　　　　　　　　　　病みてなお　　白き玉なる　　母の肌

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　盗みつけたる　　ワミレスの朝

　　　　　　　　　　お互いに　　母を詠みたる　　句にふれし

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　目頭熱く　　黄昏迫る

　　　　　　　　　　　我もまた　母の気合で　今日の日を

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最終更新日 July 26, 2006 04:35:53 PM
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[野草の会] カテゴリの最新記事

■コメント

Re:母と共に　○○病院422号室　7月2日(07/26)

tozyoko さん

読むほどに、うらやましい思いがこみ上げます。
なぜなら、私は生みの親を知らないからです。写真でしか見たことがない。3歳まで母親の手の中にいたのに、何の記憶もないのです。盲腸から腹膜炎になり、暑い夏になくなりました。8月17日、その日は私のただ一人の娘の誕生日です。だからどの歌も、心にしみて、ここまで、お母様に守られて、そして看病できていいなあーと思うのです。 (July 26, 2006 05:58:12 PM)

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Re[1]:母と共に　○○病院422号室　7月2日(07/26)

花菖蒲928 さん

tozyokoさん

＞読むほどに、うらやましい思いがこみ上げます。
＞なぜなら、私は生みの親を知らないからです。写真でしか見たことがない。3歳まで母親の手の中にいたのに、何の記憶もないのです。盲腸から腹膜炎になり、暑い夏になくなりました。8月17日、その日は私のただ一人の娘の誕生日です。だからどの歌も、心にしみて、ここまで、お母様に守られて、そして看病できていいなあーと思うのです。
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そうでしたか。
3歳では何も記憶にないし、どうにもすることが出来ませんでしたね。悲しかったことでしょう。
お嬢様はきっとお母様の生まれ変わり、不思議ですね。一年は365日あるのにその日にうまれ、どんなにか嬉しかったことでしょう。
tozyokoさんの今の生活はほんとにお幸せそうです。知性と教養があって、働き者、愛情溢れる方、御主人もきっと尊敬しておられます。
お母様もお喜びだと思います。

私たちは母の苦労も知っておりましたし、母性の強いひとでいつも支えてもらいました。
もっと一緒に居たくても叶いませんでした。みんなお母さんが恋しいですね。 (July 26, 2006 07:45:41 PM)

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Re:母と共に　○○病院422号室　7月2日(07/26)

Blue Hat232 さん

こんばんは！

私は父も母も亡くしてから、かなりの年月になりますが、

花菖蒲さんの詩を読んで、色々と思い出が蘇ります今一番悔やむ事は、

亡くなるまでに、親孝行が出来なかった事です。迷惑を掛けっぱなしでした。(ーー;)　
(July 26, 2006 09:46:59 PM)

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Re[1]:母と共に　○○病院422号室　7月2日(07/26)

花菖蒲928 さん

Blue Hat232さん
＞こんばんは！
こんばんは＞
＞私は父も母も亡くしてから、かなりの年月になりますが、
＞
＞花菖蒲さんの詩を読んで、色々と思い出が蘇ります今一番悔やむ事は、
きっとおしごとがお忙しかったのでしょう。＞
＞亡くなるまでに、親孝行が出来なかった事です。迷惑を掛けっぱなしでした。(ーー;)　
そうでしたか。私も心配ばかりかけました。夫が理解してくれて看ることが出来ました。 (July 26, 2006 10:08:58 PM)

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