あなたが、もし、あと余命いくばくも無いとなったら、
何をしたいですか?
考えたくもないですけれど、もし、子どもが
あといくらも生きられないと、自覚していたら、
そのお子さんは、何をしたいと言うでしょう?
先日の障碍児医療などで有名な弓先生の講演で聞いたのですが、
早老病など、11歳くらいまでしか生きられないと自覚している子どもに
最も大きな希望は何か?と聞くと
決まって、「勉強したい」という答えが返ってくるんだそうです!
これは、どこの国でも同じだそうです。
じゃあ、普段、「勉強したくない!」と言っている
うちのガキどもは、一体何なんだって思っちゃいますよね。
でも、本来、子どもは好奇心の塊なんですね。
自然に育てれば、必ず自発的に勉強する本能をもっているということでしょう。
皮肉なことに、
いかに教え込むか、という技術よりも
意欲を阻害している要因を取り除いてやる技術が、
大人の第一の課題になってきています。
人をコントロールしようという思想。
これが癌だと思います。
人を解き放ち、内奥に閉じこめられている
自発的エネルギーを引き出してやること。
これが「Education]です。
事実、興味を示し、乗ってきたときの
子どもたちの集中力は、すさまじいものがあります。
あの津波のような激流の前には、ただただ、脱帽しながら
ガイドを務めさせていただくしかありません。
明治に、「教育」という言葉を使いだしたときも、
異論がありました。
「発育」にするべきだ、って意見もありました。
「開智」という案も。
子どもを、もっともっと、もっと! 信じるべきだと思います。
教育の常識を疑おう 2009.09.26
反抗的な子が、授業に参加した! 2009.05.26
PR
Freepage List
Category
Comments