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日本の2年前のデータでは認知症が462万人、軽度認知症が400万人、65歳以上の高齢者の25%を占める結果が出ていて、今後共、急速に増えていくとの予測が出ています。予防が重要になってきています。ケアネットからの記事です。ウォーキングだけではなく、筋トレとバランス運動などを組み入れたサーキット運動も効果的とのことです。認知症リスクのある高齢女性に有酸素運動が有効 定期的な有酸素運動が、高齢女性の脳の記憶領域を広げ、認知症の進行を遅らせるのに有用である可能性が小規模研究で報告された。 カナダ、ブリティッシュ・コロンビア大学(バンクーバー)のTeresa Liu-Ambrose 氏らの研究で、「軽度認知障害」といわれる軽度の記憶障害のみられる70~80歳の女性86人を対象とした。軽度認知障害は、認知症の一般的リスクファクターとされている。被験者にはMRIを実施し、言語記憶や学習に関与する脳部位である海馬の大きさを評価した。 被験者は、1時間の有酸素運動(早歩き)、筋力トレーニング(ウェイトトレーニング、ランジ、スクワットなど)またはバランス・筋肉調整運動のいずれかを週2回6カ月にわたり実施した。この運動プログラムを完了した後、被験者のうち29人の海馬サイズを再度測定した。その結果、6カ月の有酸素運動を完了したグループでは海馬の有意な拡大が認められたが、他のグループにはそのような変化はみられなかった。 ただし、研究グループによると、海馬の拡大と言語記憶の低下との関連を示す知見もあり、脳の容積と知能の関係は複雑であることが示唆されることから、さらに研究を重ねる必要があるとしている。なお、この研究では有酸素運動と海馬サイズの間に関連が認められたが、因果関係は裏付けられていない。 それでも、この知見は認知症リスクのある女性の海馬の萎縮が有酸素運動によって緩やかになることを確かに示すものであると著者らは述べ、軽度認知障害を予防するために定期的な有酸素運動を行うことを推奨している。世界では4秒に1人が新たに認知症と診断されており、2050年までに認知症患者の数は1億1,500万人を超えると予想されるという。
2014/04/30
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ダイエットのためには、水を多く飲むように言われていますが、それ自体には科学的根拠は乏しいとの発表です。CARE NET からです。減量や水分補給など水の神話を再考 専門家によると、ダイエットをする人は多量の水を飲むように言われることが多いが、余分な体重を落とすのに役には立たないという。 米アラバマ大学(バーミングハム)栄養科学助教授のBeth Kitchin氏は、「水を飲むことによって減量が促進されるというエビデンス(科学的根拠)はほとんどない。水を飲むことがよくないというわけではない。より多く水を飲む人では余分なカロリーをわずかでも消費するということを示した研究はほとんどない」という。 Kitchin氏は、また、飲む水の温度が減量に影響するという誤解についても指摘。「よく冷えた水はカロリーを消費するのに役立つといわれる。余分なカロリーがごくわずかに消費されたかもしれないが、減量の努力をせずにすむほどでもない」と述べている。 多くの人が1日コップ8杯の水を飲む必要があると考えている。人は水分を摂る必要があるが、水である必要はない。かわりに、ダイエットソーダや緑茶、果汁を加えたミネラルウォーター、あるいはコーヒーやその他のカフェイン入り飲料でもよいという。
2014/04/10
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