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Gママさん
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隠居人はせじぃさん
noahnoahnoahさんCalendar
夕方東京を発って来る同僚を迎えるために、現場から青森空港に向かっていると、
次第に空が赤くなり綺麗な夕焼けを見ることが出来ました。

空港の駐車場に車を止め、刻々変化する空の色に魅入ってしまいました。

その内に駐車場の管理人のオジサンや多くの客が、私と同様にデジカメ片手に
同じ方向に向いて、シャッターチャンスを狙っていることに気がついたのでした。

夕焼けに関して、昔から「夕焼けの翌日は晴れ」ということわざがありますが、これは
比較的正しいと言えるのです。日本上空では、偏西風の影響により雨雲は南西から
北東へと移動していくのです。そのため、夕方に西の空が晴れ渡った夕焼けの翌日に、
雨雲が来る可能性は低くなるからである。
また、「夕焼けの翌日は晴れ」から派生したことわざとして「夕焼けに鎌を研げ」が
あります。これは夕焼けがでると晴れるため、翌日の農作業に備えよという意味
なのです。最近の私はこの後者のことわざの方が好きになったのです。
それにしても美しい夕焼けでした。心洗われる感動でした。

そして気がついてみると空港のネオンが光っていましたが、何故か空しく目に
映ったのでした。

それにしてもデジカメの力とは言え、私にしては素晴らしい夕焼け写真が撮れたのです。
そしてカレンダー、天気予報の無い中で、古代人は身の回りの自然の変化を
肌で感じ、目で確認し行動を起こしたことに驚愕と尊敬の念を禁じ得ません。
文明の発展と共に我々現代人は、この様な自然の変化の中を生き抜く知恵を、
いつの間にかどこかに忘れてしまったのでしょうか。
牛久大仏へ(その3) 2025.11.19
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