JINさんの陽蜂農遠日記

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2009.09.29
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カテゴリ: JINさんの農園
我が養蜂場へ向かう途中のご近所の方の農園で『ヘチマ』が大きく成長している
のに気がつきました。
この『ヘチマ』の本来の名前は果実から繊維が得られることからついた
糸瓜(いとうり)で、これが後に「とうり」と訛ったとのことです。
「と」は『いろは歌』で「へ」と「ち」の間にあることから「へ  ち間」の意で
「へちま」と呼ばれるようになったのです。
今でも「糸瓜」と書いて「へちま」とよむのだそうです。
昔の人はこんな洒落た名前の付け方をしていたのですね。

沖縄ではナーベーラーと呼ぶそうですが、一説によるとこれは"なべあらい

(鍋洗い)"に由来するとのことです。

DSC00055_R.jpg

子供の頃、祖母からヘチマタワシの作り方を教わった記憶があります。

収穫した実を井戸の横の洗い場水槽にたっぷり水を貯め、へちまの実を

この水に漬けました。このままでは浮いてきますので、落としぶたの上に重石を

乗せるなどして、へちま全体が水に浸かるようにしたのでした。

1週間ほどするとへちまの皮・果肉が腐ってきます。腐ると共に腐敗臭が

すごかったことを思い出します。腐敗臭がし始めたら、水を全て取り替え、

その後もちょくちょく取り替えたのでした。また、水を換えるたびにへちまの

皮・果肉の腐った部分を取り除きました。臭いが手に付いてこの臭いを

消すのに石けんでしつこく手を洗った記憶があります。

当時はゴム手袋がなかったのでしょうか?

約3週間?経てば皮や果肉がなくなり、残った繊維を風通しのよい木の枝に

ぶら下げて乾かし、「ヘチマタワシ」を完成させたのです。

漂白も何もしなくても白い綺麗なタワシが出来たのは感激でした。

ヘチマの花です。雄しべでしょうか。10センチ以上の大きな花です。

img_1255_2_R.jpg

そしてもう一つ。ヘチマから採れるヘチマ水は、天然化粧水として 昔から愛用

されていたとのことですがこちらについては、未経験で知識が全くありません。

DSC00054_R.jpg

子供の頃はもっぱら風呂では、この『ヘチマタワシ』で体を洗っていたのでした。

そして台所でもこの『ヘチマタワシ』で母や兄姉が食器等を洗っていたのを

思い出します。

何故かその感触と肌触りがなつかしい『アラカンオジサン』です。






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Last updated  2009.09.29 06:17:50
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