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青森・五所川原から青森空港に向かう途中、トイレタイムに立ち寄った公園の横の
池の畔に久しぶりに見る植物がたくさん。
蒲(ガマ)の穂。
「因幡の白兎」 の伝説で有名な植物で、古事記には 「ワニ(サメ?)をだました白兎が
皮をむかれて難儀しているのを通りかかった大国主命が哀れに思い、河口に行って真水で
洗い、蒲の穂の花粉の上に寝転べば元の肌に戻ると教えた」 とある植物。

子供の頃、『 大黒様
1.大きな袋を肩にかけ 大黒様が来かかると
ここに因幡の白兎 皮をむかれて赤はだか
2.大黒様はあわれがり きれいな水に身を洗い
蒲の穂綿にくるまれと よくよく教えてやりました
3.大黒様の言うとおり きれいな水に身を洗い
蒲の穂綿にくるまれば 兎は元の白兎
4.大黒様はだれだろう 大国主のみこととて
国をひらきて世の人を たすけなされた神様よ
この後、白兎が、助けてもらったお礼に・・・・???。忘れました。
太めのフランクフルトソーセージ、それともトッピングなしのチョコバナナ。

『ガマ』で検索してみると色々なことが解ったのだ。
1)「蒲団(ふとん)」の「蒲」の字は、
昔、ガマの綿毛を寝具に入れたことから。
2) 「蒲鉾(かまぼこ)」は、最初のころは
竹輪のような形をしており、ガマの花穂に
似ていたことから。
3) 「蒲焼(かばやき)」は、うなぎを筒状に
切って焼いていた形がガマの花穂に似ていたことから。
ガマの穂は、蒸して食用にできるそうなのですが、どの様な味?
秋が深まると綿をほぐしたようにほころびて,風に吹かれて綿毛のついた種が飛び出すのです。
「ガマの穂にくるまりなさい」と大黒様に教えられたのは,この綿のようになったころのガマの
穂なのであろう。 既にその準備が進んでいたのだ。

子供の頃、近くの境川の近くで群生していた蒲の穂を見た記憶があるが、久しぶりに
このユニークな蒲の穂を見て帰宅し、いろいろと学んだのであった。
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