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スーパームーン(Supermoon) 。
直訳すると、極上の月、特大の月という意味、その通り、通常よりも大きく光り輝く
月が見られる日が今年もやって来たのです。
地球から月までの距離は、楕円軌道であるために、約36万0,000(±4,000)kmから
40万5,000(±2,000)kmまで変化するのだと。
ここ数年ですと、2011年3月19日が356,577kmが一番近かったと。
当時、1993年・356,529 km以来の近い距離として、一部で話題になったと。
今年2016年のスーパームーンは、11月14日の月曜日。
この日の月と地球との最短距離は何と356,511 km!
そしてこの日のスーパームーンは月と地球の距離が68年ぶりに最も
接近しているのだと。
よって我一生(現在66歳)で最初で最後の最大の月の姿を見ることが出来るのです。
この日の満月は、普段の満月よりも最大14%大きく、30%明るいとのこと。
しかし天気予報によるとスーパームーンの11月14日の月曜日の我が家の近くの夜の
天気は小雨と・・・。う~~ん 残念。
よって前日11月13日の日曜日の月を楽しみ、写真撮影したのです。
満月前日の月は「小望月(こもちづき)」 。満月(望月)の前夜をこう呼ぶのです。
「待宵の月(まつよいのつき)」とも。翌日の満月を楽しみに待つ、という意味。
また幾望(きぼう)とも。幾は「近い」の意味だそうです。

満月と言われても判らないほど。
左側がまだ少し欠けているはずなのですが・・・。

右斜め上のクレーターは「危険の海」。
そしてその下の左側から「晴れの海」、「静かの海」、「豊穣の海」。

下部斜め右下には「ティコ (Tycho)」クレータ。非常に大きく直径85キロもあると。
その左に「雲の海」、「湿りの海」。

そして当日の11月14日は天気予報が当たり子雨で月は全く姿を現さなかった。
そしてスーパームーン翌日の昨夜の月。
十六夜(いざよい)の月と呼ぶのだと。
いや、十六夜には、2つの読み方があるのです。
一つはそのまま「じゅうろくや」と読むもの。(十五夜の翌日だから)
そしてもう一つは「いざよい」と読むもの。
月の出が十五夜よりやや遅くなっているのを、月がためらっていると見立てたと。
「十六夜」とは“ためらい”の意味を持つとのこと。
すなわち、躊躇う(ためらう)という意味の動詞「猶予う(いざよう)」の連用形から
名詞となったものと。
また、夜が明けてもまだ沈まず、西の空に残っている様子から、
「有明の月」とも呼ばれるのだと。
既に右側が少し欠け始めてているはずなのですが・・・。

もう一度前々日と較べてみましょう。

昨夜は雲も少なく、ズームで月面がはっきりと写りました。
「晴れの海」、「静かの海」、「豊穣の海」のそれぞれのクレータの姿も
前々日よりはっきりと。

ティコクレーターも。

ちなみに、さらに来年2017年は、スーパームーンが見られないのだと。
これを、シャイムーンイヤー(SHY MOON YEAR)と呼ぶらしいです。
そして2018年は、なんと1月1日! これまた盛り上がること間違いなし。
356,570kmまで近づくと。今年356,511 kmより59km遠いのですが。
更に今世紀最も近づくのは、2052年12月6日で、356,421 km と予想されているとのこと。
後36年、それまで皆さん長生きしよう!!
月までの距離が 更に356,400 km以下になるのは極めて稀で、
前回は1930年1月14日(356,397 km)、次回は2257年1月1日(356,371 km)
なのだと。五十歩百歩と言われればそれまでですが。
「アポロ計画」により月面に反射鏡がすえつけられたことにより、地球と月の距離が
正確に計れるようになり、月は1年に約3.8cmずつ遠ざかっているということも解ったのです。
現在の月と地球の『平均』距離は約38万4400kmですが、月の誕生直後は5000km程度だったと
考えられているのだと。
今回の月の姿は正しく百人一首で詠われている「月」
『月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月』(よみ人知らず)
そしてこんな秋の月の歌も。
『月見れば千々にものこそ悲しけれわが身ひとつの秋にはあらねど』(大江千里)
最後に『前夜』の反対は『後夜』なのでしょうか?それとも『翌夜』?
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