JINさんの陽蜂農遠日記

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2025.09.16
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カテゴリ: 海外旅行
さらに、 ダブリン城(Dublin Castle)のステート・アパートメント(State Apartments) 内の
見学を続ける。
Apollo Room(アポロの間) 」。
壁面の大きなレリーフ: 古代神話(おそらくギリシャ神話、音楽や芸術の神アポロやミューズに
            関する場面)が描かれた浅浮彫。
・18世紀風の室内装飾: 青緑色の壁、白いモールディング(額縁状装飾)、クラシカルな暖炉。
・赤いビロード張りベンチと金色の脚: ダブリン城のステートアパートメント特有の家具様式。
・シャンデリア: クリスタル製で、アイルランド18世紀貴族邸宅の象徴的要素。



古代神話を題材にした装飾パネルであり、石膏または漆喰の浅浮彫で、18世紀末から19世紀
初期の新古典主義様式が特徴。
左側のレリーフ
・雲の上に立つ人物が、片腕で子供(あるいは小さな人物)を抱え、もう一方の手を
 差し出している構図。
・背景にはもう一体の人物像が浮かび上がっている。
・構図的に、ギリシャ神話のヘルメス(マーキュリー)と幼児を救う場面や、神が人間を天上に
 導く場面を思わせます。
右側のレリーフ
・雲の上に座る半裸の男性神(筋肉質)が、周囲の人物や動物とともに描かれています。
・神の足元には翼を持つ馬(ペガサス)らしき姿があり、または四頭立ての戦車
 (太陽神アポロのチャリオット)を暗示している可能性があります。
・これらの特徴から、太陽神アポロの登場シーン、あるいはオリンポスの神々の集いを描いた
 ものと推測されます。



左側のレリーフ
・中央の人物は腕を高く掲げ、片足を大きく踏み出しており、飛翔感のあるポーズ。
・その足元には3人ほどの小さな人物(天使やプットー)が雲の上に座っています。
・背後には翼を持つ鳥(または神話の動物)を伴っているように見えます。
・解釈としては、勝利や栄光の女神ニケ(Victory)、または伝令の神ヘルメス(マーキュリー)を
 寓意的に描いている可能性があります。
右側のレリーフ
・Peter De Gree(1737–1817)作《Diana》(1786年)です。
・豊穣の女神(Ceres / Demeter) を描いたものと考えられます。
・ギリシャ神話:デメテル(Demeter)、ローマ神話:ケレス(Ceres)は
 農業と収穫を司る女神で、人間に穀物と耕作を与えた存在。
・中央の女性像(女神)は雲上に座し、右手には 小麦の束(sheaf of wheat) を持っています。
 左手には 果物の入った豊穣の角(cornucopia, ホルン状の器) を抱えています。
・周囲には愛らしい小天使、幼児像・プットーが描かれており、女神の周囲で飛び交い、
 麦の穂や果実を運んでいます。
 下方のプットーは大きな麦の束を持ち、さらに右下の雲には豊作を象徴する収穫物が
 表現されています。。



暖炉の上と両脇に配置されたレリーフが。
左側(大型・縦長)
・空を飛ぶ女性像が右向きに描かれ、手には弓を持っているようにも見えます。
・足元には2体のプットー(小天使)が雲の上で遊ぶ姿。
・弓を持つ女性神という点から、狩猟と月の女神アルテミス(ローマ名:ディアーナ)、
 あるいは春の到来を告げる神話的寓意と考えられます。
中央(中型・横長/暖炉上)
・左側で楽器(竪琴かリュート)を奏でる人物と、それを聴く複数のプットー。
・奥には半裸の人物(神話の登場人物)が座り、やや物語的な場面を構成。
・音楽演奏の場面はアポロとミューズの集い、または牧歌的な神々の宴を表す可能性があります。
右側(大型・縦長)
・雲の上に立つ人物が手を伸ばし、足元に小さな人物が浮かんでいる構図。
・背景にはもう一体の人物が飛翔する姿。
・構図から判断すると、天界での神の導きや英雄の昇天を表す場面で、
 寓意的には「栄誉」「勝利」を象徴。
右端(小型)
・小天使や人物が雲の上で戯れている場面。
・装飾的要素が強く、他の大型パネルのストーリーを補完する役割。



Upper Yard(アッパー・ヤード/上中庭) を、建物内の窓から見る。
アッパー・ヤードは、18世紀にジョージ王朝様式で再整備された際に整形された中庭で、
王権の威厳を象徴する空間であった。
歴史的には衛兵の閲兵や馬車の乗降、来賓の歓迎式典などに利用された。
現在も公式行事(国賓歓迎、記念式典など)の舞台になることがあるとのこと。
中央奥(西棟):
        現在は一部が展示施設として利用されていた。



左側に見えたのは、有名な「 Bedford Tower(ベッドフォード・タワー) 」。
1.中央:Bedford Tower(ベッドフォード・タワー)
・1761〜1771年にジョン・スマート設計で建設された時計塔。
・ジョージアン様式の象徴的建築で、かつては兵器庫や宝物庫としても使われた。
・上部の緑色のドーム屋根は銅葺きで、遠くからも城のランドマークとして目立ちます。
2.Bedford Gate(ベッドフォード門)
・時計塔の下部にあるアーチ状の門。
・馬車や兵隊の出入り口として使われた歴史を持ちます。 



イギリス国王ジョージ3世(在位1760–1820)
ジョージ3世は、アメリカ独立戦争やナポレオン戦争期の国王として知られ、
 アイルランド統治にも深く関わった人物
彼の治世下でアイルランド議会は1801年に廃止され、グレートブリテン及びアイルランド
 連合王国が成立 しました(連合法)。
・騎馬肖像は王の威厳と軍事的指導者としての役割を象徴し、宮殿や総督邸の儀礼空間に
 飾られました。



Synnott Family Collection
The portraits on display in this room are on loan to Dublin Castle from the Synnott family.
They depict figures connected with Irish political and cultural history over several
centuries, many of whom also had close links to Dublin Castle. To the left of the oval
portrait above the fireplace is a depiction of Robert Devereux, 2nd Earl of Essex
(1565–1601). Lord Essex was beheaded under the orders of Queen Elizabeth I following
his unsuccessful tenure as Viceroy of Ireland in 1599. To the right of the oval portrait is

against British rule in 1798. Having been wounded during his arrest on the eve of the
rebellion, he was briefly detained in Dublin Castle. He later died from his injuries
in Newgate Prison and is buried in the crypt of St Werburgh’s Church, which adjoins
Dublin Castle. Above the door to the next room is a portrait of the celebrated Irish
writer Jonathan Swift (1667–1745), author of Gulliver’s Travels, who was born


シンノット家コレクション
この部屋に展示されている肖像画は、シンノット家からダブリン城に貸与されているものです。
これらは何世紀にもわたり、アイルランドの政治史や文化史に関わった人物を描いており、
その多くはダブリン城とも深い関係を持っていました。
暖炉の上の楕円形の肖像画の左には、ロバート・デヴァルー(1565–1601)、第2代エセックス」
伯爵が描かれています。エセックス卿は1599年にアイルランド総督としての任務に失敗した後、
エリザベス1世女王の命により斬首されました。
楕円形肖像画の右には、エドワード・フィッツジェラルド卿(1763–1798)の肖像があります。
彼は1798年にイギリス統治に対するアイルランド反乱を計画しましたが、蜂起前夜に逮捕される
際に負傷し、短期間ダブリン城に拘留されました。その後、ニューゲート監獄で負傷がもとで
亡くなり、ダブリン城に隣接するセント・ワーバーグ教会の地下墓所に埋葬されています。
隣室への扉の上には、有名なアイルランド人作家ジョナサン・スウィフト(1667–1745)の
肖像画があります。彼は『ガリヴァー旅行記』の著者で、ダブリン城のすぐそばで生まれました。】



THE WEDGWOOD ROOM(ウェッジウッドの間)
1849年のセント・パトリック・デイ舞踏会での部屋の様子が描かれている と。



ネットから。

May be a doodle

THE WEDGWOOD ROOM
The so-called Wedgwood Room derives its name from the blue and white decorative
scheme that recalls the distinctive colours of Wedgwood pottery. It was completed
in 1777 as the lobby or ante-room to the adjoining Gothic Room. In 1849 it became
the Billiard Room, when a new billiard table of the best description was ordered
at a cost of £145.10s. The room is shown here as it appeared for the St Patrick’s Day Ball
of 1849. On that occasion, a Mr. Bergin disguised the billiard table by transforming
the room into an exotic indoor garden. The scene included a small fountain, vases filled
with brilliant gold fish, orange trees and ornamental cages, in which song-birds
heightened the décor with their warblings.」 

ウェッジウッドの間
通称「ウェッジウッドの間」という名称は、ウェッジウッド陶器の特徴的な青と白の配色を
想起させる装飾様式に由来します。この部屋は1777年に、隣接するゴシックの間への
ロビーまたは控えの間として完成しました。
1849年にはビリヤード室となり、最高品質の新しいビリヤード台が145ポンド10シリングの
費用で導入されました。
ここに描かれているのは、1849年のセント・パトリック・デイ舞踏会での部屋の様子です。
その際、バーギン氏がビリヤード台を覆い隠し、部屋全体を異国情緒あふれる室内庭園に
変身させました。
演出には小さな噴水、金魚を泳がせた壺、オレンジの木、そして小鳥たちがさえずる装飾用の
鳥かごが使われ、華やかさを一層引き立てました。】



左上:エンブレム・ヴィクトリア女王治世下の英国王室紋章
右下:
1897年当時のアイルランド総督であったGeorge Henry Cadogan,
   5th Earl Cadogan(第5代カドガン伯爵)の個人紋章



彩色エンブレム部分 に近づいて。
年代: 「1897」
・王冠: 上部に英国王冠(Imperial State Crown)のレリーフ。
・中央の盾形紋章(クォータリング)
1.第一象限(左上) :イングランドの紋章(赤地に金の3頭の獅子 passant guardant)
2.第二象限(右上) :スコットランドの紋章(黄地に赤の立ち獅子)
3.第三象限(左下) :アイルランドの紋章(青地に金の竪琴)
4.第四象限(右下) :再びイングランド紋章(対称配置のため)
・外周のモットー(青帯部分):
 "HONI SOIT QUI MAL Y PENSE"(悪意を抱く者に災いあれ)
 ※ガーター騎士団のモットー
・下部の金色文字: "GOD SAVE THE QUEEN"(女王陛下万歳)



「ON MARCH THE 15TH 1897
A BANQUET WAS GIVEN BY
HIS EXCELLENCY EARL CADOGAN K.G.
LORD LIEUTENANT OF IRELAND
IN ST PATRICK’S HALL
WHEN TWO HUNDRED AND FIFTY TWO GUESTS WERE PRESENT
TO CELEBRATE THE 60TH YEAR OF THE
REIGN OF
HER MAJESTY
QUEEN VICTORIA」 

【1897年3月15日
アイルランド総督
カドガン伯爵閣下(K.G.)によって
セント・パトリックス・ホールにおいて
晩餐会が催された。
出席者は252名にのぼり、
女王陛下ヴィクトリアの治世
第60周年を祝った。】



ここもダブリン城(Dublin Castle)の St Patrick’s Hall(セント・パトリックス・ホール)

Dinners and Receptions | Dublin Castle

・天井画: イタリア人画家ヴィチェンツォ・ヴァルドリーニ(Vincenzo Valdrè)が描いた
     新古典主義様式のフレスコ画で、ジョージ3世時代(1780年代)に制作されたもの。
     王政や騎士道の寓意が描かれています。
・シャンデリア: 豪華なクリスタル製で、ホール全体を均等に照らすため3基が吊るされています。
・壁面の色調 :上部が白と金の装飾、下部は紺色を基調にしており、鏡や旗が飾られています。
・旗(バナー) :左右に掲げられているのは、アイルランド聖パトリック勲章
        (Order of St. Patrick)の騎士の紋章旗。各旗は歴代騎士の個人紋章を
                       表しています。
・柱 :金色に塗られたコリント式の円柱がホールを区切り、上階のギャラリー部分を支えています。
歴史的役割
・アイルランド総督の就任式・晩餐会 :このホールはアイルランド総督の公式行事の中心舞台でした。
・勲章叙任式 :アイルランド聖パトリック勲章の授与式がここで行われました。
・祝典・舞踏会 :特に1897年のヴィクトリア女王即位60周年記念晩餐会
         (ダイヤモンド・ジュビリー)が有名です。



St Patrick’s Hall(セント・パトリックス・ホール)内部、 窓の上部に掲げられている
紋章旗(Heraldic Banners)の一部をクローズアップ して。
これらはアイルランド聖パトリック勲章(Order of St Patrick)の騎士(Knight)の個人紋章旗。



St Patrick’s Hall(セント・パトリックス・ホール) 天井画
18世紀末にイタリア人画家ヴィチェンツォ・ヴァルドリーニ(Vincenzo Valdrè)によって
描かれた新古典主義様式の作品。
この天井画は、ジョージ3世治世下のアイルランドを理想化して描いた寓意画の一つで、
アイルランド(Hibernia)が女神たちや人々に囲まれ、繁栄と平和を享受する姿
勝利・学問・芸術・商業が国を支える様子 を象徴的に表しているのだ と。



こちらは、 18世紀末にヴィチェンツォ・ヴァルドリーニ(Vincenzo Valdrè)によって制作された
新古典主義的な歴史画。
・中央人物 :古代ローマ風の甲冑を身につけた指揮官が、机上の地図や書類を指差しています。
・右側の人物群 :軍装の兵士や高官たちが、地図や作戦計画に注目している。
・左側の人物群 :市民風の服装の男性たちが、指揮官の指示を受けるような様子。
・背景 :樽や荷が積まれており、補給物資や港湾活動を示唆。
・全体構図 :戦役や遠征の前の作戦会議、または都市防衛の計画場面を描いているように見える。


ズームして。



奥側の長方形画
・翼のある人物と複数の人々が描かれ、穏やかな場面構成。
・アイルランドへの祝福や平和の寓意を示す可能性が高い。



St Patrick’s Hall(セント・パトリックス・ホール) で行われた アイルランド大統領就任式 の場面。
2004年11月11日に行われたメアリー・マッカリース大統領第2期就任式 を描いた作品で、
アイルランドの画家ジェームズ・ハンリーが制作 したもの
St Patrick’s Hall は、アイルランド大統領就任式の正式会場として使われてい るのだ と。
・中央の人物 :演壇に立つ女性は、アイルランドの 初の女性大統領 メアリー・ロビンソン
       (Mary Robinson) と思われます(在任 1990–1997)。
・周囲の列席者: 政治家、宗教指導者、司法関係者、外交官など、アイルランド社会の
          主要な代表者。
・背景の二階ギャラリー :制服姿の儀仗兵と音楽隊。
・上部左右 :St Patrick’s Hall の特徴的な金色のコリント式円柱と、壁面の紋章旗
      (Order of St. Patrick の騎士旗)。
・中央上部 :アイルランド国旗が掲げられています。



The inauguration of Mary McAleese
to her second term as President of Ireland
St Patrick's Hall, Dublin Castle
11th November 2004
Commissioned by the Office of Public Works
Artist James Hanley RHA」

アイルランド大統領
メアリー・マッカリース
第2期就任式
ダブリン城 セント・パトリックス・ホール
2004年11月11日
公共事業庁(Office of Public Works)委託
画家 ジェームズ・ハンリー(RHA)】 



ST PATRICK’S HALL
St Patrick’s Hall is one of the most important ceremonial rooms in Ireland and is where
the Irish President is inaugurated every seven years. In its origins as the mid-eighteenth
-century castle ballroom, English artist Vincenzo Waldré began the painted ceiling,
finishing the central panel in 1788. The surrounding panels were completed in 1790.
The hall represents the relationship between culture and politics in eighteenth-century
Ireland. As a venue for balls, banquets and meetings, it was an important setting.
In addition to hosting state functions, the hall was the meeting place of the Knights of
St Patrick, a chivalric order established in 1783 and modelled on the English Order of
the Garter.
Mounted perhaps on the platform at the far end of the hall are three thrones,
representing the King and Queen of the United Kingdom and the Prince of Wales.
Since independence, the thrones have been removed, but the hall remains the setting
for major ceremonial occasions, such as the inauguration of the President.」 

セント・パトリックス・ホール
セント・パトリックス・ホールは、アイルランドで最も重要な儀式の場のひとつであり、
アイルランド大統領の就任式が7年ごとにここで行われます。もともとは18世紀半ばの城の
舞踏室として建てられ、イギリスの画家ヴィチェンツォ・ヴァルドレが天井画制作に着手し、
中央パネルを1788年に完成、周囲のパネルは1790年に完成しました。
このホールは、18世紀アイルランドにおける文化と政治の関係を象徴しています。
舞踏会、晩餐会、会議などの場として重要な役割を果たし、公式行事のほか、1783年に
創設された聖パトリック騎士団(英国のガーター勲章を範として設立)の集会所でもありました。
ホールの奥の壇上には、かつてイギリス国王・王妃・プリンス・オブ・ウェールズを象徴する
3つの玉座が設置されていました。独立後は玉座は撤去されましたが、大統領就任式など、
主要な儀式の場として今日も使われています。】





ピーテル・アールツェン(Pieter Aertsen, 1508–1575) の作品で
マルタとマリアの家のキリスト(Christ in the House of Martha and Mary) 』を
描いたもの。
・前景の静物は肉・魚・野菜・パンなどの豊かな食材が前景を大きく占めている。
 アールツェンは「静物画の祖」と呼ばれ、宗教画の前景に生活感あふれる食卓や市場の品々
 描いています。
・背景の奥の建築空間に、イエスがマルタとマリアに語りかけている場面が小さく描かれている。
 マルタは食事や奉仕に気を取られ、マリアはイエスの話を聞いている。
 ルカによる福音書 10:38–42 の場面である。


ネットから。



「Dublin Castle was the seat of English, and later British rule in Ireland from 1204
until 1922. Created in the eighteenth century, the State Apartments served as a
residence for the Viceroy, who represented the British monarch in Ireland.
During the early months of each year, usually from January to March, the Viceroy,
and occasionally the visiting British monarch, played host to a series of entertainments
in the State Apartments. Known as the "season", these festivities included balls,
banquets and royal ceremonies.
On 16 January 1922, the last ever Viceroy handed Dublin Castle over to Michael Collins
and the government of the newly-independent Irish state. Since that historic moment,
a tradition of state ceremony has been maintained in these rooms. Successive Irish
governments have continued to use them for important national events, such as
state dinners and commemorations. Since 1938, each one of Ireland's presidents has
been inaugurated in St Patrick’s Hall, the grandest of these spaces. The image above
shows President Éamon de Valera outside the State Apartments after his inauguration,
in 1959.
Over the centuries, those entertained in the State Apartments have included Benjamin
Franklin (1771), the Duke of Wellington (1807), Daniel O’Connell (1841), Queen Victoria
(1849, 1853, 1861 & 1900), Charles Dickens (1858), Cumann Markievicz (1919),
Princess Grace of Monaco (1961), John F. Kennedy (1963), Charles de Gaulle (1969),
Nelson Mandela (1990) and Queen Elizabeth II (2011).」

【ダブリン城は、1204年から1922年まで、アイルランドにおけるイングランド、そして後には
イギリスの統治の中心地でした。18世紀に造られたステート・アパートメンツは、
副王(Viceroy)の公邸として使われ、副王はアイルランドにおける英国君主の代表を務めました。
毎年1月から3月にかけて、副王は(時には英国君主も)ここで一連の催しを主催しました。
これらの催しは「シーズン」と呼ばれ、舞踏会、晩餐会、王室の儀式などが含まれていました。
1922年1月16日、最後の副王がダブリン城をマイケル・コリンズと新たに独立したアイルランド
国家の政府に引き渡しました。この歴史的瞬間以来、この部屋では国家儀礼の伝統が守られ
続けています。歴代のアイルランド政府は、国賓晩餐会や記念行事などの重要な国家イベントで
この場所を使用してきました。1938年以来、歴代のアイルランド大統領は、これらの空間の
中でも最も壮麗なセント・パトリックス・ホールで就任式を行っています。上の写真は、
1959年の就任式後にステート・アパートメンツの外に立つエイモン・デ・ヴァレラ大統領を
写したものです。
長年にわたり、このステート・アパートメンツには数々の著名人が訪れています。
ベンジャミン・フランクリン(1771年)、ウェリントン公爵(1807年)、ダニエル・
オコンネル(1841年)、ヴィクトリア女王(1849年、1853年、1861年、1900年)、
チャールズ・ディケンズ(1858年)、コンスタンス・マルケビッチ(1919年)、
モナコ公妃グレース(1961年)、ジョン・F・ケネディ(1963年)、シャルル・ド・ゴール
(1969年)、ネルソン・マンデラ(1990年)、エリザベス女王(2011年)などです。】


そして見学を終え、 ステート・アパートメンツ(State Apartments)にある壮麗な大階段
(Grand Staircase)まで戻る



ダブリン城(Dublin Castle)の ビジターセンター(Visitor Centre)のチケットカウンター
再び振り返って。



ビジターセンターの入口付近にある 案内表示ウォール
・中央の壁面表示
 ・大きく「DUBLIN CASTLE」と施設名
 ・住所・連絡先
 ・開館時間(Opening Hours)
 ・ガイドツアー情報(Guided Tours)
 ・自由見学(Self-Guided Visits)の案内
 ・入場料金の案内
・アイコン案内
 ・左側にトイレ(Toilets)への案内矢印と、男女・多目的・ベビーチェンジ設備のピクトグラム
 ・車椅子マークからバリアフリー対応であることがわかる
・右奥の通路
 ・さらに奥に続く扉があり、恐らくスタッフエリアまたは別展示室への入口
・案内スタンド
 ・壁際に2つのパンフレットスタンド(イベント案内や特別展示のチラシなどが置かれる)
・右端
 ・現在開催中または直近の特別展ポスター



ビジターセンター付近にある男性用トイレの内部。



State Apartments(国賓室) 入口ロビー付近。





ダブリン城(Dublin Castle)の内部展示スペースの一角を撮影したもの。
中央の赤い円柱と左右の壁龕(ニッチ)に展示物が配置され、クラシックな建築装飾と
現代的な展示が組み合わさっていた。
Entrance Hall, Dublin Castle, Davison & Associates。



狩猟女神アルテミス・Artemis。



外に出てダブリン城(Dublin Castle)内の「 アーチ門(Main Gate/Civic Sword Gate) 」の
古代ローマの軍神 マルス(Mars)をズームして。



さらに。




                                    ・・・もどる・・・


                   ・・・つづく・・・








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Last updated  2025.09.16 06:42:50
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