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2011.12.14
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テーマ: ニュース(96636)
カテゴリ: 戦争と平和
次期主力戦闘機:F35を選定へ 高いステルス性能
政府は13日、航空自衛隊のF4戦闘機の後継となる次期主力戦闘機(FX)について、米国を中心に9カ国が共同開発中の最新鋭ステルス戦闘機F35を選定する方針を固めた。敵のレーダーに探知されにくい高いステルス性を備えているのが特徴で、ステルス機を開発中の中国などに対抗する狙いがある。
16日に安全保障会議(議長・野田佳彦首相)を開いて正式決定し、閣議了解する見通し。16年度から導入を開始し、最終的に約40機を取得する計画だ。防衛省は12年度予算案の概算要求で4機分の取得経費551億円を計上している。
FXの候補だったのは、F35(米ロッキード・マーチン社)▽米国が開発したFA18(米ボーイング社)▽英独など欧州4カ国が開発したユーロファイター(英BAEシステムズ社など)の3機種。F35とFA18は米政府が、ユーロファイターは英政府などがそれぞれ提案していた。
防衛省は9月下旬から3機種の提案書について、ステルス性、電子戦能力、航空阻止能力などの性能▽導入から廃棄までのコスト▽製造・修理への国内企業の参画▽機体整備など納入後の支援態勢--の4分野で採点した。
F35は高度のステルス性能を備え、米軍も導入する予定。中国やロシアがステルス機を開発中であることや、日米同盟強化のため米軍との連携のしやすさを重視した結果、他2機種より得点が高かったとみられる。
F35は開発が遅れ気味で、防衛省が求める16年度中の納入に間に合わない可能性が指摘されたが、米側は間に合うと主張した。
現在、空自が保有する戦闘機はF4、F15、F2の3種類で計361機。配備開始が73年と最も古いF4は現在67機あるが老朽化が進んでおり、政府は11~15年度の中期防衛力整備計画(中期防)に「新戦闘機」12機の調達方針を明記した。

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航空自衛隊の次期主力戦闘機については、このブログでも何度か取り上げています。
そんなにF22が欲しいのか
立ち往生しているのは誰か
高価なオモチャなんかやめてしまえ
F2戦闘機が生産終了だそうです

これら過去の記事の中でも何度も書いてきましたが、私は基本的に次期主力戦闘機なんていらない、と考えています。冒頭の引用記事にもあるように、現在航空自衛隊の保有する戦闘機は、361機もあります※。内訳は、F15が201機、F2が93機、F4が67機です。

その全部を「いらない」とまでは私も言いませんが、361機(実質343機)のうちの67機分くらいは、減らしたってどうということはありません。
何も震災の復興費用をどうやって捻出しようかと国中が揉めているときに、こんなに高価で、戦争がない限り何の役にも立たないオモチャを買うことなんか決めなくていいのに。

※実際には、このうちF2戦闘機18機が今回の震災で津波によって壊れています。うち6機は修復される予定ですが、12機は修復不可能とのこと。

もっとも、次期主力戦闘機にF35を選定した時点で、実質的に自衛隊の戦闘機の数が減ることは確定的になりました。
何故かというと、F35の開発は遅れに遅れているからです。開発費もうなぎ登りに増大している。ただでさえ遅れているのに、日本がFXの選定結果を発表しようというまさにそのときに、こんな報道がありました。

F35 開発2年延長 米国防総省方針 日本2016年導入困難
航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)の選定作業が大詰めを迎える中、有力候補であるステルス戦闘機F35に多数の亀裂が見つかったのを受け、米国防総省がF35の開発調達計画を2年間遅らせる見通しとなった。複数の国防総省関係者が明らかにした。同省の諮問機関「国防調達委員会(DAB)」が来年1月の会合で延長を決める方針。
方針を受けてF35の運用開始は、当初の2017年から19年以降にずれ込むことが確実となり、日本のFX調達計画も抜本的な見直しが迫られそうだ。
(中略)
加えて、国防総省内には、当初6500万ドル(約48億円)とみられた調達費が「3倍近くになる」(関係者)との見方がある。同省は増加分の負担をめぐり、製造元のロッキード・マーチン社と協議中だ。
国防総省はこれまで、運用試験の開始が「17年春にずれ込む」(ギルモア装備評価担当局長)との見方を示していたが、DABの決定により、19年以降に延期となるのは確実だ。日本政府は16、17年度にそれぞれ4機ずつの導入を予定しているが、「共同開発国でもない日本が16年に導入できる可能性はほとんどゼロ」(米関係者)とみられる。

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一方、F35が代替する予定のF4EJ戦闘機は1971年に導入が始まり、1981年まで生産されています。様々な延命措置で退役を先延ばしにしていますが、さすがにあと10年も保つわけがない。つまりF4が退役するまでにF35の配備は間に合わないことが明らかなのです。それどころか、現在主力のF15のうち、初期に導入された機体の退役時期にさしかかる可能性があります。そうなったら、F35はF4の後継ではなくF15の後継になる。F4の後継は?そんなものはいらない、ということです。

それにしても、このF35、私は世界に数ある戦闘機の中でも有数の「かっこわるい飛行機」としか思えないんです。
不細工戦闘機F35
私の美的センスが変なのかどうかは分かりませんけどね。私の感覚では、近年の戦闘機の中では2番目にかっこわるい機体です。では一番かっこわるい戦闘機は何かというと、F35と採用を争った、試作戦闘機X32です。↓

超不細工戦闘機X32
未だ、こんなにかっこわるい飛行機を他に見たことがありません。まさか、かっこわるいから制式争いで敗退したわけじゃないでしょうが。

その他の候補機です。
ユーロファイタータイフーン
タイフーン

FA18ホーネット
FA18

そして、現在航空自衛隊主力のF15
F15
まあ、ここまでに挙げた飛行機の中では、タイフーンとF15が、一番見た目が美しいかなと思います。欲を言うと、F15はコクピットの後ろ、タイフーンはエアインテークが多少気に入らないですが。ホーネットは、まあF35よりはずっとマシという程度かな。





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最終更新日  2011.12.14 00:29:05
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