inti-solのブログ

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2012.01.26
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カテゴリ: 政治
選挙年齢引き下げ検討へ=来月から議論再開―政府


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今優先してやらなければならないことなのか、という気がしないではありませんが、基本的には18歳からの選挙権付与には賛成です。成立する成算がどこまであっての法案提出なのかは分かりませんが、記事にある国民投票法が可決成立したのは2007年のことです。つまり、当時の与党自民党も、投票年齢引き下げをある程度想定していたわけですから、そう公然と反対はできないのではないかと思います。
18歳で選挙権を認めてはならない理由がないと私は思うのです。ただし、問題になるのは、選挙権だけを18歳に引き下げるのか、成人年齢もセットで引き下げるのかという点です。私は、成人年齢もセットで引き下げるべきと思いますが、このあたりは意見の分かれるところかもしれません。

もともと、日本の成人年齢が20歳と定められたのは1876年の太政官布告によるそうで、その当時の欧米諸国は成人年齢が21歳とされる国が多かったので、日本の成人年齢は低い部類だったのですが、1960年代頃から多くの国が成人年齢を18歳に引き下げ、現在では成人年齢20歳(以上)という国はごく少数で、世界のほとんどの国が18歳成人となっています。(米国は州によって成人年齢が違うけれど、多くの州が18歳)
実際問題、日本でも法的には20歳が成人ですが、社会的には18歳(高校卒業をもって)は半ば成人扱いです。就職や一人暮らしは、基本的には高校卒業したときからですし、飲酒喫煙は、法的には20歳まで禁じられていますが、社会的には、高校卒業以降は実質公認でしょう。私も、高校卒業後は堂々と飲んでいました(小さな声で言うと、実は高校生のときも、こっそりと・・・・・・)。ま、飲酒喫煙年齢を18歳に引き下げるべきだとは、私も言いませんけどね。むしろ、社会生活のうえでは、20歳で身分や環境が変わる人は、そう多くはありません。高卒で就職しても、大学にいっても20歳は通過点に過ぎません。短大や2年生の専門学校、高校ではなく高専に行った人だけが、20歳が環境変化の年になります。

と、ここまで書いて、ふと思ったのですが、高校生で成人とは、という意見もあるでしょうから、成人年齢は18歳ではなく、18歳になった最初の4月1日とするのもひとつの方法かもしれません。





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最終更新日  2012.01.26 22:28:55
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