inti-solのブログ

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2012.11.17
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カテゴリ: 政治
維新、太陽と合流=新代表石原氏、代行に橋下氏―基本政策で合意


石原氏は全体会議に出席し、「第三極では困る。第二極にならなければならない。小異を捨てて大同で団結し、最初の一戦を戦おう」とあいさつ。橋下氏は「石原総大将がわれわれのリーダーになったのだから、魂を込めて、あと1カ月、死に物狂いで戦っていく」と強調した。
全体会議では、松井氏が太陽と合意した基本政策を報告。消費税の地方税化や道州制の実現、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加、新しいエネルギー需給体制の構築―などを掲げた。ただ、維新が太陽との合流前に衆院選の公約として検討していた「2030年代の原発全廃」は、合意に含まれなかった。
この後、石原、橋下両氏は記者会見。橋下氏は「お互いに理解を深めて、最終的にグループ全体で一つの考えになった。自民党や民主党に比べれば、はるかにわれわれの方が考え方が一致している」と強調した。

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突然の衆議院解散からわずか1日、各政党の迷走が激しさを増しているようです。
太陽の党は解党とのことですが、そもそも結党と報じられたのが今月14日。たった2日で解党するなら、最初から結党などしなければいいのに。ちなみに、「太陽の党」で検索しても、グーグルでは「太陽の塔」に自動修正されちゃうくらいの状態です。
維新の会は脱原発、石原慎太郎は原発推進。この差はかなり大きいと私は思うのですが、「維新が太陽との合流前に衆院選の公約として検討していた『2030年代の原発全廃』は、合意に含まれなかった。」ということは、合同のために維新の会は脱原発方針をあっさり反故にした、ということなのでしょう。維新の会にとっての脱原発は、その程度の軽い主張だったようです。

この数日、みんなの党、維新の会、減税日本、石原新党(太陽の党)と「第三極」の各党がめまぐるしく集合離散を繰り返し、合併と報じられた数日後に白紙撤回とか、まるっきりわけが分からない状態になっています。昨日のこの報道だって、1週間後にはどうなっているのか、見当もつきません。
ただ、はっきりいえることは、いずれの党も「右派」という以外は個別の政策はバラバラだということ。前述の原発政策がその一例です。減税日本なんて党は「減税」が党名に掲げるほどの看板政策のはずなのに、その部分で政策が相容れない維新の会に一生懸命擦り寄っている。こんな各党が、大同団結の名の数あわせでひとつにまとまっても、それを野合と呼ばずして何と呼ぶのでしょうか。





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最終更新日  2012.11.17 23:01:22
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