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2013.04.29
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相次ぐ遭難事故、4人死亡2人不明…北アなど
大型連休中の27日から28日にかけて、長野県の北アルプスや富士山などで遭難事故が相次ぎ、4人が死亡、2人が行方不明となっている。
北アルプス・白馬(しろうま)岳(2932メートル)の大雪渓で27日に発生し、1人が行方不明になった雪崩事故の現場付近では28日午前、新たに別のパーティーのものとみられる赤色のリュックサックなどが見つかった。長野県警大町署は、いずれも山口市の50歳と32歳の男性が行方不明だと発表した。2人は26日に入山したが、下山予定の27日になっても戻らず、家族と連絡が取れないという。同署は雪崩に巻き込まれた可能性があるとみて29日以降も捜索する。
また、県警などの捜索隊は28日朝、27日から行方不明だった病院職員(56)を雪の下から発見。搬送先の病院で死亡が確認された。
また、28日午後には、同県茅野市の八ヶ岳連峰・赤岳(2899メートル)山頂付近の登山道から約400メートル下の沢で、男性の遺体を県警ヘリが発見し、収容した。茅野署の発表によると、東京都の会社員(57)で、滑落死とみられる。嶋田さんは26日から1泊2日の予定で1人で入山していた。
28日夕には、北ア・杓子岳(2812メートル)を登山中の男性から「仲間が落ちてしまった」と大町署に通報があり、県警ヘリが捜索。山中で男性を発見し、搬送先の病院で死亡を確認した。同署で身元を調べたところ、京都市自営業(57)と判明した。
富士山では28日朝、山梨県側7合目付近の吉田大沢で男性が倒れているのが見つかり、防災ヘリで搬送されたが、病院で死亡が確認された。富士吉田署の発表によると、東京都会社員(53)で、27日から入山していた。滑落したとみられる。

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残念なことに、この連休中も山岳遭難が続発してしまったようです。
特に最後の富士山の例。 山梨県側7合目付近の吉田大沢 ですか!!一昨日富士山に登ったばかりですが、 その記事の中 で、
登りは、途中から登山道を外れて、その右脇の谷筋を歩いていたのですが、風がやや強くて、上からいろんなものが落ちてくる。氷の破片や雪玉、小石まで落ちてきた。さすがに大きな石が落ちてくると困るので、途中で谷筋はやめて、夏の登山道に合流。
と書きましたが、その「登山道を外れて、その右脇の谷筋」というのが、吉田大沢なのです。昭文社の登山地図には、名前が出ていないので、帰宅後にネットで写真などを調べて、それと分かりました。しかも、27日から入山ということは、私とほぼ一緒に登り始めたということではないですか。ひょっとすると、この人とどこかですれちがったかもしれません。
確かに、途中からは硬いアイスバーンだし、上からいろんなものが落ちてくるので、このルートをずっと上まで登るのはキツイなあと思い、途中から夏道の吉田口登山道に合流したのですが、まさか人間まで降ってくるような場所だったとは。
厳冬期より気温が高いとはいえ、7合目あたりから上はカチカチのアイスバーンだったので、滑れば危険な場所ではありますけど、たとえば穂高の涸沢からの登り(ザイテングラード)ほどの斜度ではなかったので、命の危険がある場所とは考えなかったなあ。(もちろん、上に登ればさらに斜度が増しますが)


6~7年前のゴールデンウイークに白馬方面を目指したこともありますが、栂池から入りました(悪天候のため、あえなく撤退)。
実際、2年前のゴールデンウィークにも同じ白馬大雪渓で雪崩による遭難死が出ています。涸沢でもゴールデンウィークの時期の雪崩は、皆無ではないけれど、発生頻度は相当低い。それでも、何年かに一度は、涸沢より上部への登山は自粛を求められることがあります。私も、一度吹雪の中涸沢まで登ったら、翌朝「新雪で雪崩の危険があるので、今日はここから上は入山禁止です」と言われたことがあります。もちろん、素直に従いましたとも。命は惜しいですからね。
そのかわり、その日は快晴になり、ふかふかの新雪をまとった穂高の山々はとてもきれいでした。

で、最後に赤岳からの滑落です。赤岳も、2月とに登ったばかりです。うーーーーん。別の記事によると、「立場沢」で発見とのことです。登山地図で見ると、立場川というのは、赤岳と阿弥陀岳の間を南西に下る沢です。文三郎尾根から南側に滑落したか、または赤岳から南の権現岳を目指していて、西側に滑落したか、いずれかでしょう。27日は、風が若干強かった(富士山では)けれど、2月の猛烈な季節風に比べればそよ風みたいなものだと思いましたが・・・・・・。

いずれにしても、今後も安全には充分気をつけて山登りをすることにします。

さらに追記

北アルプス奥穂高岳で男性転落、意識不明の重体
29日午前9時45分頃、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂の北アルプス・奥穂高岳(3190メートル)で、標高2983メートル地点にある穂高岳山荘の従業員が、近くの岩場に男性が倒れているのを見つけ、県警山岳警備隊に通報した。
男性は神奈川県伊勢原市の会社員(36)で、病院に運ばれたが、意識不明の重体。
岐阜県警高山署によると、会社員は山荘南側の急な岩場で、約30メートル下に転落したという。会社員は27日に妻(35)と長野県側から入山。この日は1人で奥穂高岳に登頂後、下山する予定だったという。

ーーー

30メートル転落して意識不明の重体だそうですが、実際のところ、この場所で転落したら、数百メートル真っ逆さまに転落して即死が普通ですから、まだしも運が良い、と・・・・・言えるかどうかは、今後命を取り留めるかどうかにかかっていますね。
現場はこんな場所です。

12042907.jpg

2012/4/29 OkuHodaka2-1.JPG
雪面の下部にワイヤが張ってあります。これに引っかからないと、数百メートル真っ逆さまにになります。私も、この場所で登山者が滑落して、このワイヤに引っかかって命を取り留めたのを、目の前で目撃したことがあります。
今回の滑落は想像するにこの雪面を滑落したのではなく、左側の岩場で落ちたのではないかという気がします。




富士山で滑落2件 富士宮口登山道
5合目以上が冬期閉鎖されている富士山富士宮口登山道で28日、登山者の滑落事故が2件相次いだ。男女2人がけがをしたとみられる。
富士宮署によると、午後2時45分ごろ、9合5勺(しゃく)付近で、「登山者が滑落した」と別の登山者が110番した。県警ヘリが7合目付近で、滑落した千葉県松戸市の男性会社員(40)を見つけた。顔面に軽いけがをし、自力下山した。
午後3時55分ごろには9合目付近で、埼玉県の40代女性が滑落して、同伴の男性が110番した。県警山岳救助隊が現場付近に向かった。

ーーー

これは富士山といっても富士宮登山道なので、私が登った富士吉田口とはちょうど反対側になります。一件は命には別条なく、もう一件はよくわかりませんがとりあえずは亡くなったわけではなさそうです。これだけ滑落が頻発すると、やっぱりゴールデンウィークでもかだ富士山は危険と考えた方がよさそうです。次は山頂までと思っていましたが、ゴールデンウィークとはいえ、雪山は雪山。やっぱり山頂を目指すのは子どもが成人してからにしておこうかな・・・・・・。





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最終更新日  2013.04.30 00:16:34
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