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2013.05.08
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テーマ: ニュース(96636)
カテゴリ: その他
女性手帳:妊娠・出産指南 政府が配布方針 「一方的な押しつけ」批判も


会合では早い時期に妊娠・出産について正しい知識を身につけてもらうことが、将来的に希望する家族の形成に効果的との認識で一致。森少子化担当相は同日、会見で「中高生くらいから知識を広め、女性が自分のライフステージを選択、設計できるようにすべきだ」と説明した。
これに対し、昨年、交流サイトのフェイスブック上で“結党”した女性市民グループ「全日本おばちゃん党」(党員約2100人)は同日、「なんでもかんでも女性に押しつけすぎ」などとする声明を発表。同党代表代行の谷口真由美・大阪国際大准教授は「出産だけを女の価値とする価値観が透ける。安倍政権の女性政策はことごとくチグハグ。安倍(晋三)さんの頭の中の『女性』が現実とズレている」と指摘する。

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私は、少子化が必ずしも「とても悪いこと」とは考えていないのですが、あまりに急激過ぎる少子化は問題が大きいことも事実です。それはともかく、晩婚化、晩産化というのは、何も女性だけの問題ではありません。当然のことながら、人間は単為生殖が出来る生物ではないので、結婚も出産も相手(男性)が必要です。「知識を広める」ことが必要だとするなら、それは決して女性だけではないはずなのに、何故女性だけに「女性手帳」なのでしょうか。むしろ、男性にこそ、妊娠・出産の知識が必要なんじゃないでしょうか。

「妊娠数は35歳を境に減少。出産率は32歳から下がり始め、流産率は逆に上昇する」とのことですが、30代40代で出産するより20代で出産するほうがいい、という程度のことは、感覚的にはみんな分かっていることです(人生設計などの面も含めて考えて、ですが)。だけど、そんなことをいわれたってどうしようもないじゃないですか。
うちの子が生まれたのは私が35歳(相棒が37歳)のときです。あと2年でも3年でも早いほうがよかったところですし、そんなことは先刻承知でしたが、そんなことをいったって、その時期にはまだ相手がいなかったのだから、どうにもなりません。

人は必ずしも医学的に最適な行動を取っているわけではありません。それこそ喫煙から飲酒から、人は医学的に最適でない行動を多々取っているものです。出産に関してだけ、最適な行動を取れというのは無理があります。現状、30歳半ばまでの妊娠・出産を推奨すれば、逆に「じゃあ出産はあきらめます」と出生率が下がることだってあり得るだろうと思います。(実際には、そんな手帳に何が書いてあろうと、それによる影響は限定的だろうと思いますけど)

言外に「早く産め、早く産め」と言っているのに等しい手帳を出しておいて、「女性が自分のライフステージを選択、設計できるようにすべきだ」とは、いったい何のブラックジョークだよ、と思います。





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最終更新日  2013.05.08 23:02:53
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