inti-solのブログ

inti-solのブログ

PR

×

カレンダー

コメント新着

inti-sol @ Re[1]:目詰まりではなく不足だ(05/22) マルダリッグさん 商品がない、そういう…
マルダリッグ@ Re:目詰まりではなく不足だ(05/22) 昔ソ連など旧社会主義国が、商店に商品が…
nordhausen@ Re:その昔、公務員叩きが流行したことがありましたが(05/25) ところで、北海道新聞2026年5月12日記事で…
inti-sol @ Re[1]:富士スバルラインで五合目へ(05/17) マルダリッグさん いや、エンジンのない…
2013.07.13
XML
カテゴリ: その他
冷凍マンモス「ユカ」公開始まる…サイの標本も


ユカは2010年にロシア東部のサハ共和国・ユカギルで、3万9000年前の地層から発掘されたメスのマンモス。推定10歳、体長約3メートル。発掘地にちなんで「ユカ」と名付けられた。
会場には、別のマンモスの牙、体毛、歯などを直接触れるコーナーも設けられた。他にも、同時代に生息していたサイ「ケサイ」の冷凍標本も展示されている。

ーーー

冷凍マンモスはシベリアで数多く見つかっており、日本でも時々展示されることがあります。ところが、私は今まで冷凍マンモスの実物を見たことがありません。古生物学が大好きで、特に氷河時代には大いに興味があるのに、どうもタイミングが悪い。今回は会場が横浜なので、そう遠くないけど、見にいけるかなあ。子どもに聞いたら、「興味ない」と言われてしまった。

1万年から数万年も昔に氷漬けになったマンモスが、今でもシベリアの永久凍土には数多く埋まっており、特に20世紀初頭に見つかった例は、肉がそのまま食べられるくらい新鮮だったそうです。人間が食べたかどうかは知りませんが、少なくとも犬には食べさせている。冷凍保存の威力は凄まじいものがあります。
ちなみに、最終氷期には、マンモスは日本でも北海道でいくつかの化石が見つかっています。さらに、もう一種の象、ナウマンゾウが、日本全国に分布していました。私は長野県の野尻湖でナウマンゾウの発掘調査に参加したことがあります。野尻湖では、バラバラになった断片ばかりですが、非常に多くのナウマンゾウとオオツノシカの化石が見つかっています。
また、都営地下鉄新宿線浜町駅(中央区)をはじめとして、都心近辺の地下工事でいくつも化石が出土しており、氷期の東京ではナウマンゾウはかなりありふれた動物だったことがうかがわれます。浜町駅の化石は、以前は高尾山の麓の高尾自然科学博物館に展示されていたのですが、同博物館が閉館になった後は、どこに展示されているのかな。
前述のオオツノシカ(ヤベオオツノシカ)も、日本全国から多くの化石が出土しています。ひょっとすると、現生のニホンジカより化石は多かったりして。
さらに、バイソン(ハナイズミモリウシ)、ヘラジカなど現在の日本には生息しない大型動物、ヒグマ、エゾオオカミなど、北海道にしか分布しない(エゾオオカミは北海道でも絶滅しているが)動物が、本州でもかなり見つかっています。最終氷期よりは古い時代ですが、トラの化石も見つかっています。

最終氷期の日本は、今の日本とは比べ物にならないくらいの、大型哺乳類の宝庫だったわけです。今の日本で大型哺乳類と言えるのは、エゾヒグマくらいでしょうか。これらの大型哺乳類が滅亡したのは氷期終了後の海水面の上昇で、アジア大陸との動物の往来が困難になったこと、気温上昇による環境変化、そして人間に狩り尽くされたことなどが原因でしょう。前述の野尻湖では、ナウマンゾウとオオツノシカの化石が数多く発見されていますが、ほとんどがバラバラの状態で見つかっています。おそらく、人間に狩られて食べられたあとの化石じゃないかと言われています。
私は、そんな時代の日本列島、何となくロマンを感じてしまうのです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013.07.13 23:20:27
コメント(7) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: