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2013.09.26
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カテゴリ: その他
国語世論調査:ざっくり、きんきん…新表現が定着 文化庁
「ざっくりとした説明」「きんきんに冷えたビール」など、いくつかの新しい表現が定着しつつあることが24日、文化庁が発表した2012年度の「国語に関する世論調査」で分かった。また「噴飯(ふんぱん)もの」や「流れに棹(さお)さす」の慣用句を、半数が間違って理解していることも判明。7年前の調査でも同じ割合で誤解する慣用句が多くあり、文化庁の担当者は「誤って覚えやすい上、正しい用法を身につける機会が日常的に少ないからではないか」と話している。

 新しい表現で、使ったことのある人の割合は「ざっくりとした(大まかなの意)説明」38%▽「きんきんに冷えた(よく冷えたの意)ビール」34.3%▽「気持ちがほっこりする(温かくなりホッとするの意)」30.8%▽「パソコンがさくさく動く(快適に動くの意)」20.2%−−。年代別では30代が高く、特に「ざっくり」は7割が使っていた。「ざっくり」「きんきん」は7割以上が「聞いたことがある(使ったことがあるも含む)」と答えており、同庁はさらに定着するとみている。
言葉の意味では「流れに棹さす」を6割が、「役不足」と「噴飯もの」は半数がそれぞれ意味を間違えて理解していた。「流れに棹さす」と「役不足」は06年度調査でも、ほぼ同様の割合で間違っていた。
慣用句の言い方では、60歳以上を除く全年代で、正しい表現である「押しも押されもせぬ」よりも、「押しも押されぬ」を選んだ方が多かった。また、正しい表記の「伝家(でんか)の宝刀(ほうとう)」を選ぶ人は04年度調査より13.6ポイント増の54.6%だったが「天下の宝刀」を選ぶ人も6.3ポイント増えた。特に女性は「天下」(41.6%)の方が「伝家」(39.3%)よりも多かった。文化庁の岩佐敬昭国語課長は「『伝家の宝刀・フォークボール』などと野球でよく用いられる表現なので、野球をよく見る男性の方が正確に理解している割合が高いのではないか」と話している。

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なるほどね。私自身、「きんきんに冷えた」「ざっくり」は使うことがあります。「さくさく」も言いますね。しかし、「ほっこり」は、聞いた(読んだ)ことはあるけど、自分では使いません。
「的を射る」「伝家の宝刀」は問題ないですが、「役不足」は確か30歳くらいまでは逆に覚えていました。「流れに棹さす」「気が置けない人」は、正しい用法を知っていますけど、正直言って使わないです。おそらく、意味を間違えている人の大多数は、間違って覚えているというよりは、そんな言葉は聞いたことがないだけではないか、と言う気がします。実質的には、死語になりつつあるというところでは、という気がします。
「噴飯もの」は、わたしとしては「腹立たしい」という意味には使わないけれど、単純に「おもしろおかしい」というよりは、「馬鹿馬鹿しい、あきれた」というようなニュアンスで使ってしまう傾向があります。気持ち的には「腹立たしい」に近い要素を含む使い方をしているのは確かです。
「怒り心頭に達する」と「押しも押されもせぬ」は、多分正しい使い方をしている、かな。でも、たまに間違えた使い方をすることもあるかも。

この記事に出てくる言葉以外では、とっさに思い浮かぶのは「続柄」です。なんと読みますか?私は子どもの頃父に「つづきがら」と教わって、ずっとそう読んでいるのですが、あまりに「ぞくがら」と読む人が多数なので、ふと気になって調べたところ、やはり「つづきがら」が正しいようですが、しかしもはや「ぞくがら」と読む人が圧倒的多数派なのが現実です。岩波国語辞典ですら「ぞくがら」で引くことができる(「つづきがらを見よ」と表示されていますけど)
そういえば、「ググる」などはもう一般的な日本語として認知されているのでしょうか、それともまだなのかな。

まあ、でも言葉と言うのは時代に従って変わっていくものです。だから、大昔の言葉と現在の言葉は同じものではないわけです。
古語と現在で大きく意味が変わっている言葉としては、たとえば「さらば」があります。古語では「それでは」の意味ですが、現在では「さようなら」の意味ですね。「貴様」なんて言葉も、意味(二人称)は同じでも、ニュアンスがまったく変わってしまった。


ところで、この調査に関する記事で、一番笑ったのはこれです。

国語世論調査 「ほっこり」と伝え合おう
(前略)普段接する言葉の中で、カタカナ語が多いと感じている人は約75%と、5年前の調査に比べ約12ポイントも減少した。カタカナ語への抵抗感が薄れていることがうかがえるが、一方で「カタカナ語の意味が分からず困ることがある」と答えた人が8割近くもいる。言葉遣いは時代によって変わるものとはいえ、カタカナ語の乱用に歯止めが必要なことはいうまでもない。

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「カタカナ語の乱用に歯止めが必要なことはいうまでもない。」と書いた次の単語が「コミュニケーション」ときたもんだ。ま、これに限っては、産経の社説が悪いわけではなく、引用した文化庁の調査でそのように書かれているのでも仕方のないところなんでしょうがね(『会話』とか『意思の疎通』などの言い換えは可能と思うけど)。それだけカタカナ語が深く日本語に取り込まれているということでしょう。





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最終更新日  2013.09.26 22:40:55
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